書くの久々でこの作品読み返してました!
眠り姫のお目覚め
「ざっけんなこのババァッ!!」
神門姫乃は目の前にいる女に怒鳴りつける。
姫乃の目の前に居るのは正しく全ての元凶だった。
今初めて対面し、僅かでも話を聞いたが嫌悪感しか沸いてこない。
ここまで拒否反応が出る相手は生まれて初めてだ。
こいつには悪意がない。
神門や悟堂。
その二つの家のモノは全て自分が好き勝手して良いと本当に思っている。
人も物も。
悪気がないから、どれだけこっちが拒絶しても何が悪いのか解らない。理解しようともしない。
「あんた、本当に気持ち悪いよ……!」
そう吐き捨てると怒りから肩で息をした。
細胞のひとつひとつがこの女を拒絶しろと訴えてくる。
姫乃の抵抗をどう受け取ったのか、哀しそうに姫乃を見る。
「哀しいなぁ……妾は哀しい……我が血縁にこうまで否定されようとは……」
袖で口元を隠し、目尻に涙を浮かべる。
桃色の髪の女は姫乃の額に手を触れた。
それだけで、姫乃の意識が遠ざかっていく。
「ち、くしょう……」
意識を失う寸前まで、彼女の反抗的な眼は変わらなかった。
神門と悟堂について聞き終えた四季は大きく息を吐く。
それ以降の、事については秋葉が簡潔に語る。
神門空と悟堂改め神門夏織は結婚後の生活が上手くいかず、後に離婚に至った事。
四季達は後妻との間に産まれた子孫である事など。
「ねぇ、四季様ぁ……ボクがどうしてこの話を四季様にしたかわかりますかぁ?」
身体を不必要なくらいすり寄せてくる秋葉。
スタイルの良い彼女にそうされると無条件でドキッとする。
「僕が知ろうとしたから……」
「それもありますけどぉ……ボクなりの目的もありますよぉ?」
「目、てき……?」
四季に密着する秋葉が耳元で囁く。
「四季様には、姫乃お嬢様を助けて欲しいんですよー……」
「姫乃……姉さん……?」
秋葉がなにを言ってるのか解らない。
神門姫乃。姉が亡くなったから、急遽跡取りとして四季が呼び戻されたのではなかったのか。
困惑する四季に秋葉は続ける。
「生きてますよー。お嬢様は今もあの屋敷の地下で、神門お抱えの専門医師と限られた人だけが会えるようになってます」
秋葉の言葉に四季の呼吸が荒くなる。
今日聞かされた真実で一番混乱している。
「お嬢様は“神様”の怒りを買ったんですよぉ」
「かみ、様? 僕達のご先祖様……の?」
「はいー。お嬢様がなにを言ったのから知りません。ただ、儀式を終えた後に倒れた状態で神様の居る
話している内に秋葉の声から段々と真剣味が増していった。
秋葉は四季の手を取って、その指を舐ってきた。
「実を言うと、世間にも濁しているだけで、お嬢様が死んだ、という情報は流してないんです。御葬式もしてませんし。一応、ですけど」
「一応?」
「はいー。ですから四季様……んっ」
突然秋葉は四季と唇を重ねてきた。
舌を軽く絡ませて顔を離すと、唾液の糸が引く。
「四季様にはぁ……神様に会ってお願いして欲しいんですよー。たぶん、お嬢様の目を醒まさせることが出来るのは、神様だけでしょうからー」
でも、と秋葉の視線が四季の瞳に移る。
その手が四季の眼球回りを指で撫でた。
「でもー、まだ四季様は“儀式”が出来ませんしぃ……だからぁ」
言うと、秋葉は書斎の床に四季を押し倒す。
「つっ……! 秋葉、さん……?」
シャツを捲るとブラ越しに自分の胸を触らせる。
つい、その大きな乳房を握ってしまう。
謝る前に秋葉が首を左右に振った。
「いいんですよぉ……これはお嬢様を助ける為に必要なことですからー」
熱っぽい声で押し倒した四季に跨がる。
「エッチをすると、それだけその瞳の朱も深くなる。そうすれば神様に会う為の儀式が行えますからー」
四季のジッパーを下ろし、中から肉棒を取り出すと手でシゴき始めた。
「だからぁ、その為にボクの身体をいくらでも使っていいですよー。痛いのはちょっと恐いですけどぉ、四季様が望むなら、頑張って応えますからぁ」
肉棒を包んでいる手を上下させる。
慣れに依るものか、的確に四季を絶頂させようと動く。
このままなら、そう時間も経たずに四季は射精するだろう。
しかし、四季はそれを許さずに、手首を掴んで外させる。
「四季様ー? キャッ!?」
上半身を起こした四季が逆にうつ伏せの状態で秋葉を押し倒した。
「尻を上げろ……ズボンを下げる」
頭の中でスイッチが入り、加虐性がます。
言われた通り秋葉が尻を上げるとベルトを外してズボンをショーツごと下ろす。
既に濡れ始めている膣内に触れる。
「こんなに濡らして。姉さんの為とか言って、本当に自分の穴に僕のを突っ込んで欲しいだけなんだろ?」
その言葉に秋葉が四季の方を振り向く。
一瞬だけ傷付いたような顔をした後に、笑顔を作った。
「あはー。バレちゃいましたかぁ? せっかく、四季様を独占出来ると思ってたんですけどねー」
極めて軽く、おどけて返す秋葉に、違うと理解していながらその態度が無性に苛立った。
腰を掴んで秋葉の膣穴に肉棒を挿入する。
「あっ! そんないきなり……っ!」
「多少乱暴にしても良いって言っただろ……! 使い潰してやる……!」
容赦無く秋葉の奥に腰を打ち付ける。
「あ、ん……っ!? 床に、胸擦れて、痛、い……!」
四季が腰を打ち付けてくる度に硬い床に胸が擦れていた。
それを聞いて一旦、腰の動きを止め、秋葉の上半を起き上がらせると、窓の縁に手をかけさせる。
「これで満足、だろ!」
肉棒の注挿を再開する。
上半身を起こした事で、揺れていた両方の胸を弄る。
右手で乳首を抓み、左手で乳房を力任せに強く揉む。
「んっ、はぁ……あ、そんなに、揉まれると……ボクゥ……ひゃんっ!?」
乳首に爪を立ててやると、良い声で鳴いた。
肉棒を挿し込んでいる肉壺が締まり、蠢いて奉仕する。
「僕が望むなら、なんでも応えてくれるんだよね! なら、このまま裸で外を散歩したいって言ったら、やってくれるのか!」
やけっぱちのような問いかけ。
秋葉はその質問に一瞬だけそれは、と言い淀んだが、すぐに笑みを浮かべる。
「はいー。四季様が望むなら、首輪とか付けて、わんわんって言いながら散歩しますよー」
それは四季の望みだからではなく、神門姫乃の為。
姫乃を助ける為ならどんな恥辱も受けると宣言した。
「……っ!」
四季の腰の動きがより一層、激しさを増す。
「だめ」
「ふえ?」
「こんな秋葉さんの姿を見ていいのは僕だけだから。絶対に駄目」
支離滅裂だと思いながら乱暴に性の吐け口として秋葉を使う。
胸を辱め、クリトリスにも手を伸ばし、膣穴の奥の子宮口を強く肉棒で叩く。
「秋葉さん! 秋、はさん……っ!!」
まるで秋葉は自分の物だと言わんばかりにマーキングしようとする。
ここまで想われてる会った事もない姉に嫉妬しながら腰を振る。
それはきっと。
「秋葉! 僕、も、う……射精す。射精すぞ!」
「きてぇ! ボクも一緒、に……ハ、ンンッ!? あ、や……ン! は、あぁああああぁああっ!?」
熱い精液を秋葉の子宮へと送り、ドクドクと脈打って何度も何度も精を注ぐ。
射精が終わって肉棒を引き抜くと、窓の縁を掴んでいた秋葉ずり落ちて床に座り込む。
息を荒くする秋葉をこっちに向かせる。
「まだでしょ。僕のを綺麗にして。口だけじゃなくて胸も使って」
まだ萎えない四季の肉棒。
それを見た秋葉は乳房で挟み、微笑む。
「はぁい……四季様が望むなら……ん……」
亀頭を唇で包んで中の舌で舐める。
その懸命さを四季は複雑な顔で見下ろす。
きっと、神門四季は、悟堂秋葉が好きだった。
伝える事は全て伝えられて悟堂の家から出る二人。
秋葉が恋人のように四季の腕を組んできた。
「ふふ。すごいハッスルしましたねー」
「そう、ですね……はい……」
楽しそうにしている秋葉と違い、四季は何処か上の空で返事する。
「ねぇ、四季様……」
四季を呼ぶと同時に秋葉と携帯が鳴った。
相手は姉の冬雪だった。
悟堂本家に来てるのがバレちゃったかなーと、少しだけ嫌な汗を掻いてから通話に出る。
「あー冬姉? どうかしたー?」
当たり障り無い会話から始める秋葉。
しかしその表情はすぐに唖然となり、次に驚いた顔で目尻に涙を浮かべた。
「うそ……」
四季にはなんの事か当然解らない。
通話が終わるのを待っていると、秋葉が震える声で呟く。
「姫乃、お嬢様が……目を覚ました……?」
「ぐ、あぁ……!」
目が覚めると、僅かな光の筈なのに目に痛い。
手足を動かそうとすると、固くなっている痛みから顔をしかめる。
それでも我慢して天井に向けて姫乃は手を伸ばした。
「わ、たし、を……殺り、そこねた、わね……」
どういう理由かは知らないが、神様は神門姫乃の
姫乃は天井に向かって不敵に嗤う。
「ざま……みろ……クソババ、ア……がっ……」
次回はお姉ちゃんターンの予定。
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