その日、来ているアリスという女性は、これまでとは違った女性だった。
ガブリエルの方が包み込むような優しさがある金髪の美女とすれば、目の前にいるアリスという女性はガブリエルとはまた違うタイプの人物である。
腰まで伸びている金髪なのは変わりないが、鋭い目などを含めて、まさに女騎士を思わせる女性だった。
きりっとした鋭い目つきや凛とした立ち姿は、彼女がただ者ではないことを物語っているように思えた。
アリスは僕にゆっくりと近付いてくると、腕組みをして見下ろしてくる。
「それで、既に準備はできているようだな」
「えっと、まぁ」
これから行う戦う為にも、目の前にいるアリスとの行為は避けられなかった。
その事でアリスは少し不満そうだったが、今から行う行為で彼女の怒りを鎮めるしかないだろう。
僕は苦笑いを浮かべてアリスを見つめると、彼女は真剣な表情のまま僕の頬へと手を伸ばしてきた。
そのまま両手で顔を挟まれると、僕の唇に柔らかい感触が伝わってくる。
これがアリスからの口付けだということはすぐにわかったのだが、いきなりの行動に驚いてしまった俺は目を見開きながら、自分の体に起こっている変化に戸惑うしかなかった。
俺の口内で絡み合っているアリスの舌は柔らかく温かいものだった。
ただ、そんなことよりも気になったのは、体が異常に火照ってきているということである。
まるでキスをしただけで体が熱くなってきたかのように思えるのだ。
しかし、アリスからこんなことをされるということは、まさか彼女は僕に対して発情しているということなのか。
「これは、あくまでも任務で必要な事だ。
だから、今はあなたに対して行っている行為も、あくまでも任務だ」
「そう、だよな」
これまで関わってきた誰もが求めるように行っていた事もあって、アリスもまた発情しているのかと思ってしまったが、彼女はあくまで任務の為だと口にしていた。
だが、それでもアリスの手つきは優しかった。
優しく触れてきているということもあって、俺の体はどんどんと敏感になっていってしまう。
それが証拠として、俺は思わず声を上げてしまった。
「あっ!」
アリスに触れられただけで俺は変な気分になってしまい、このまま続けていれば本当にまずいと直感的に思った俺はアリスから離れようとした。
しかし、俺の腕を掴む力があまりにも強く、離れることができないまま、俺は床に押し倒されてしまう。
そのまま上に覆いかぶさるようにして体を重ねてきたアリスによって、再びキスをされてしまった。
しかも今度は唇だけではなく、耳の方にまで触れてきていて、そこから聞こえてくる水音と共に全身に痺れが襲ってくる。
そのせいか段々と体の感覚がおかしくなり始めてしまい、視界さえもぼやけてしまっていた。
一体どういうことなんだと思っていると、ようやくアリスは俺のことを開放してくれる。
ようやく自由になったと思ったのだが、アリスは再び体を密着させてくると、そのまま耳元で囁き始めた。
「だから、私からこれから行う事も、あなたが気にする必要はない」
「あ、ああ、わかってる」
「なら良いんだ」
そう言いながら、アリスは右手で俺の股間を撫で始める。
服越しではあるが彼女の手から伝わってくる温もりが心地よくて、それだけで興奮してしまった俺はアリスの腰へと手を回してしまう。
だが、彼女も同じように俺の体に腕を回してきていた。
お互いに抱き合いながらの行為ということもあり、胸の辺りにある二つの柔らかい膨らみを感じてしまって、俺の心拍数は上がってしまう。
そして、それと同時に俺は我慢ができなくなってしまい、彼女のことを押し倒すようにして床へと寝かせてしまった。
その行動は予想外だったのか、アリスは驚いたような表情で見つめてきていたが、すぐに彼女は頬を赤くしながら笑みを浮かべてくれる。
どうやらアリスも今の体勢に満足してくれているようだが、俺はアリスの首筋に舌を這わせていく。
最初は首回りから鎖骨に掛けて舐め回し、それから徐々に下に向かって舌を動かしていった。
そうすれば彼女の甘い香りが鼻腔を満たしていき、それだけで心が癒されていくように思えた。
もちろん匂いだけでなく、直接味わった肌の柔らかさも気持ちいいものではあったが。
だが、やはりアリスも女の子である。
こうして全身を舐めてあげれば感じてくれて、少しずつ息遣いが激しくなってきているのがよくわかる。
それに加えて、彼女は声を出すまいとしているのか必死に耐えているが、時折小さな吐息が漏れ出していることに気がついた。
しかしそれでもまだ足りないらしく、アリスはこちらのことを求めてきている。
そこで俺はアリスの下腹部に手を伸ばすと、指先でそっとなぞっていく。
「んっ!」
既に濡れ始めていたこともあり、指先にぬるりとした感触を感じた俺は、そこを中心に刺激を与えていった。
それによって更にアリスは感じてくれたようで、ビクビクと震えている。
その様子を見ているだけで俺はもっと興奮してしまい、アリスの体を抱き寄せた俺は下半身のモノを取り出そうとしていた。
だが、アリスもまた待てなかったのか、ズボンを脱ごうとする俺を止めようとしてくる。
「こ、ここでするつもりなのか」
「いや、悪いけど、もう我慢できなくてさ。
だから、ここだとマズイ?」
アリスの方は、俺と同じようにベッドで行為を行いたいようだが、残念ながらそこまで移動している時間がなかった。
それに今はもう抑えがきかず、俺は早くアリスの体を犯したいという衝動に駆られている。
なので、申し訳ないと思いながらも、ここは我慢して欲しいと告げると、彼女は恥ずかしそうな顔をしながら小さく呟いた。
「べ、別に、あなたが良いと言うのであれば、私は問題ないが」
「えっと、じゃあ、このままするよ」
そう言うと、俺はまだ返事を聞いていないというのにも関わらず、そのままアリスのことを押し倒してしまう。
すると、アリスは顔を真っ赤にして俯いてしまった。
そうしているアリスに対して、俺は再び口付けを行うと、同時に下半身の方に手を回す。
下着越しでも湿っていることが確認できたので、俺はそのままアリスの秘所へと触れた。
そこは先程よりも熱くなっており、そして濡れている。
俺が触れる度にアリスは体を震わせて反応しており、どうやら敏感になっているようだ。
そんなアリスの様子を見て興奮してしまい、そのまま肉棒を宛がうと一気に挿入する。
「んっ」
挿入した事に、驚きを隠せないアリスは一瞬、喘ぎ声を出してしまう。
そんな彼女の膣内は、初めてと言う事もあり、かなり狭いものであった。
ただ、痛みはそれほどない様子で、アリスも少し落ち着いたのか息を整えようとしている。
しかしそれも束の間であり、ゆっくりと腰を動かし始めると、アリスはすぐに快楽を感じ始めたようで、艶やかな声を漏らし始めた。
「あっ! はぁはぁ」
その様子は本当に気持ち良さそうで、俺はさらに興奮してしまう。
アリスは必死に耐えようとして、唇を噛み締めようとしていたので、それをさせない為にもキスをする。
「あん、ダメぇ、声が出ちゃう」
「大丈夫だよ、声が聞こえてしまってもね」
アリスの言葉に対し、俺は耳元で囁きながら腰の動きを激しくさせる。
それによりアリスの口からは大きな喘ぎ声が漏れ出していて、彼女の絶頂も近い事がわかった。それを証明するかのように、彼女の中はとてもキツくなり、そして俺も我慢ができなくなっていく。
「ああっ、だ、駄目、い、イクぅ!」
「ああ、俺も出そうだ」
アリスは限界を迎えてしまい、それと同時に俺も射精してしまう。
その量は尋常ではなく、彼女の中で収まりきらなかった白濁液が溢れ出てきてしまうほどだった。そして、その感覚を味わったアリスは放心状態になってしまい、しばらく余韻に浸っていた。
それからしばらくして、ようやく落ち着いた俺たちは事後の後処理を行っていた。
とりあえず汚れてしまった床を拭いたりしてから服を着直し、それから二人並んでベッドに横になる。
その際にアリスが手を繋いで欲しいと言ってきたので、優しく握ってあげると嬉しそうに微笑んでくれた。
やがて、感じた感覚。
それは、既に機械生命体が迫っている事を教えていた。
「行くのか?」
「あぁ、怪我も十分に完治したからな」
その言葉と共に立ち上がる。
「無事を祈る」
「あぁ」
それと共に、俺は機械生命体がいると思われる場所に向かう。
空から真っ直ぐと俺に向かって、襲い掛かるのはまるで飛行機を思わせる龍だった。
機械で再現されたその龍は真っ直ぐと、こちらに向かって襲い掛かる。
ゆっくりと俺はその機械の龍に対抗するように構えながら、こちらへと近づいた瞬間、俺は勢い良く拳を突き上げる。
「なっ」
だが、俺の拳はその機械の龍を捕らえる事ができなかった。
一瞬、その機械の龍がぶれると共に姿を消してしまった。
疑問に思いながら、再び構えようとした瞬間、背中には強烈な痛みを感じた。
すぐに振り返ると、先程まで俺の目の前に迫っていたはずの機械の龍がおり、その口から熱線を放ち攻撃していた。
それと共に再び高速でこちらに近づいてくる機械の龍に対して、俺は再度攻撃するように拳で殴りかかるが、その攻撃は再び外れてしまった。
二度目となる事もあり、先程以上に注意深く見ていたが、機械の龍はまるで瞬間移動したようにしか見えなかった。
「いや、それが当たりかもしれない」
それと共に再び襲い掛かってきた熱線に対して、俺はいち早く、その場を避ける。
見ると、機械の龍はまるで瞬間移動しているかのように、俺が避けた場所に移動して、そのまま熱線を放とうとしていた。
すぐに俺はその場を動く事を止めて、その場で待ち構えるように立つ。
そして次の瞬間、熱線が発射されると同時に、俺は地面を強く蹴って駆け出す。
すると、俺の動きに合わせて熱線を避けていく。
だが、熱線は一発だけではないのか、何発も連続して放たれていく。
それに合わせるようにして、俺は回避を続けていった。
そして気づけば、いつの間にか俺の攻撃範囲に相手を捕える事ができない。
機械の龍は既に俺が瞬間移動がバレている事もあってか、それを隠す気はないように思えた。
だからと言って、それをどうこうできるわけではない。
「ふぅ」
俺はそのまま襲い掛かってくる機械の龍に対する対抗手段を考えた。
それと共に、俺は背中にある機械の翼を広げると共に、そのまま空を飛ぶ。
それによって機械の龍はそれを追って、飛んでくる。
瞬間移動は確かに厄介だ。
だが
「瞬間移動して、逃げるならば、それを何時までも追い続けるだけ!」
その言葉と共に、俺は拳を構える。
「無限拳!」
それと同時に俺は一気に飛び上がりながら、拳を振り下ろす。
同時に拳は機械の龍へと向かって伸びていく。
伸びていく機械の龍を避けるように瞬間移動を使う。
だが、無限拳はその拳の方向を変えながら、機械の龍を追っていく。そしてついに機械の龍を捉える事に成功した。
そのまま俺の拳は機械の龍を捉えると同時、地面に叩きつける。
同時に大きな衝撃音が鳴り響くと共に、地面は大きく揺れ動いた。
それにより、地面は大きな亀裂を走らせると共に、大地を大きく揺らす。
次回のヒロインは?
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ルシファー(モンスト)
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立花響
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八神はやて