※この作品はR-18です。

天使を堕とさず、惚れさせろ   作:ボルメテウスさん

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メンバーが決定しました。
活動報告でリクエストを募集しています。
皆様の応募、お待ちしています。
ミカエル:ルシファー(モンスト)
ラファエル:アスナ
ウリエル:シノン
メタトロン:立華奏(AngelBeet)
ラミエル:立花響
サリエル:ムジナ
ラグエル:アリス(SAO)
ラジエル:八神はやて
サンダルフォン:シルヴィア・リューネハイム

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明かされる真実

その日、ついに目的地である天界に辿り着いた。

 

辿り着いた先の天界では、多くの天使達が俺を待ち受けていた。

 

その様子は、どこか期待に満ちた者もいれば、恐怖する者も多くいた。

 

それが何を意味するのか、これからの出来事で分かる。

 

俺はゆっくりと、そのまま導かれた場所に座る。

 

「ようこそ、君の来訪を心から待っていたよ」

 

そう言いながら、俺に挨拶してきたのはまさに天使だと思わせる人物だった。

 

端正な顔立ちをした青年の姿で、背中に12枚の金色の翼を持っている。

 

「私はミカエル。

ここの代表を務めている者だ」

 

「代表?」

 

その言葉に俺は首を傾げる。

 

「君にはおそらくはそう遠くない時期に発覚するので、今のうちに言っておこう。

既に我らの主、神は死んでいる」

 

「そうだったのか」

 

それには俺は思わず、驚きを隠せなかった。

 

「そして、それは、君の中にあるアポロニアスに大きく関係している」

 

「俺の?

一体、どういう事なんだ」

 

俺はそのまま尋ねてしまう。

 

「アポロニアスは太陽の翼として伝説に残している。

だが、その出身は天界ではない」

 

「う~ん」

 

先程から、どんどん話がとんでもない方向になっている。

 

だが、相変わらずついて来れずに、頭を捻る。

 

「アポロニアスはこことは違う世界の神であるメルヴァゾアの息子とされた」

 

「また聞いた事のない」

 

「私自身も、過去にアポロニアスから僅かに聞いただけだからな。

そこには自然もなく、ただ闘争しかなかった。

しかし、降り立った地球で始めて目にした、多くの地球の生き物達の生命の躍動する様に感動し、それを奪おうとする父であるメルヴァゾアの考えに対して疑問を抱いて、こちら側についた」

 

「・・・・」

 

未だに、天使という存在にはあまり信じられない中で、その話は、衝撃的すぎる。

 

「信じられないと思う。

それは私達も同じだった。

だが、彼は、その行動で、メルヴァゾアが率いる軍団を、ただ1人で止めた」

 

「メルヴァゾア達の強さははっきり言えば、異常だった。

あの頃、もしもアポロニアスが味方じゃなかったら、この世界は存在しなかっただろう」

 

「そして、アポロニアスは死んだ」

 

「あぁ、彼の希望を叶えるように、彼の力を神器にして。

そして、その時から、我々は彼に力を貸す存在を選んだ」

 

「子を作るのは」

 

「半分それも当て填まる。

けど、本命は彼の力を宿す君に力を貸す為だ」

 

そう言い、俺の創世の拳を見る。

 

「創世の拳は、擬似的にアポロニアスの身体を再現する神器。

だが、アポロニアス自身の強い力を再現するには、3つの力を取り込まなければならない。

それも並大抵の力では、話にならない」

 

「3つ?

俺自身は、これ以外には何もないけど」

 

「それは、どうだろうか?

君の戦いを見させて貰った。

その戦いの最中、君の生命力の高さには驚きを隠せなかった。

だからこそ、おそらくは君の力はその高い生命力だと思う」

 

「生命力ね」

 

正直に言うと、あまりピンと来ない。

 

だが、そうしていると、創世の拳はまるで何かに反応するように震える。

 

「どうやら、既に次の刺客が来たようですね」

 

「刺客って、もしかして」

 

「えぇ、あの巨人と同じく、メルヴァゾアからの刺客です。

これまでは数百年に1度程度でしたが、おそらくは本格的に始まったのでしょう」

 

「けど、俺に頼らなくても、他の奴らでも」

 

「君が先日倒したあの存在は、これまで我々が対峙してきた存在の何よりも強力な存在でした。

それと同じ強さを持つ奴に対抗できる存在は、現状はあなたしかいない。

勝手かもしれませんが」

 

「あぁ、了解した」

 

どうやら、これ以上は断る事はできないだろ。

 

俺は覚悟を決めると共に了承する。

 

そして、その直後だった。

 

そのキスは、おそらくはほんの数秒程度だっただろう。

 

俺に近寄ったガブリエルさんは俺の頬に手を触れながら、そっと唇が触れあう。

 

柔らかな感触に、俺は思考を止めてしまった。

 

何が起こったのかを脳が理解できないのだ。

 

ガブリエルさんの吐息が口元から漏らしながら、舌と舌が絡まるように俺の口を犯す。

 

ぬるりとした舌先が俺の歯列に触れ、その奥にある口腔へと侵入する。

 

俺はそれを拒むことができない。ただただ為されるがままに口の中を蹂躙され、唾液を流し込まれる。

 

それらのキスは、僅か数秒程度のはずだが、永遠にも感じられる時間だった。

 

俺は混乱しながらも、必死に自分の状態を把握する。

 

同時に、俺の創世の拳に月の紋章が浮かび上がるのが、見て分かる。

 

「このような事に無理矢理任せてしまい、申し訳ございません。

 

ですが、あの存在と対抗できるのは、アポロニアスの力を受け継ぐあなたしか「あぁ、それは良い」っ」

 

「俺も、なんだかこれで良い気がする。

 

誰かに必要にされる。

 

そんな風に思えて、戦えるならば」

 

それだけ言うと、俺はゆっくりと構える。

 

「とりあえず、行ってきます!」

 

その言葉と共に、俺は創世の拳を完全に展開し、そのまま目的地へと向かう。

 

感覚で、分かり、辿り着いた世界には、青い炎の本体に金色の鎧を纏って存在が海の上に立っていた。

 

その存在が、敵であるのは、分かっており、青い炎の巨人は俺を認識すると共に、その口から俺に向けてビームを放つ。

 

瞬時にその攻撃を避けるが、俺の後ろにあった海が蒸発した。

 

しかしそれもまた敵の想定内だ。だから今度はこちらからと俺は足を踏み込み、青い炎の巨人に向かう。

 

ビームを避けつつ近づき、殴りかかろうとしたところで、相手が両腕を振り上げた。

 

途端、青い炎の巨人の腕が伸びて俺を捉えようとする。

 

だがこちらは既に回避動作に入っている。

 

だから俺は後ろに飛んで避けた。

 

「結構、厄介だな」

 

奴自身の身体は炎だからこそ、その射程は自在ということか。

 

青い炎の巨人の腕は海に沈み、そしてまた伸びる。

 

しかし俺の方が速い。相手の伸びてきた腕を掴み、それを引きながら懐に飛び込む。

 

そこで思い切り振り抜いた。すると青い炎の巨人は大きく跳ね上がり、だがすぐに落下してくる。なので更に蹴り飛ばした。

 

蹴ったことで相手が大きく跳ね上がる。だからそこをまた追撃し、海面に叩きつけた。

 

そしてまた跳ね上がったところで俺も跳び、一気に距離を詰めて、殴り飛ばす。相手はまた大きく跳ねるが、やはりそこから落ちてくる。

 

ならばと俺は相手の首根っこを掴むと、そのまま背負い投げを行った。

 

青い炎の巨人を海上に叩きつけ、バウンドしたところでもう一度首を掴んで放り投げる。

 

二度三度と繰り返す内に、青い炎の巨人が抵抗を始めた。

 

腕部のエネルギーを伸長させて刀身を形成し、俺に向けて、振り下ろす。

 

「っ」

 

同時に俺はその剣に何か危機感を覚え、避ける。

 

一瞬で避けた事で、ダメージは少なかった。

 

だが、俺の肩にある鎧が斬られている。

 

それだけでも、あの剣を受けていはいけない事が分かった。

 

故に回避し、そしてまた接近しようとすれば、青い炎の巨人は海中に沈んだ。

 

逃げたのではなく、潜航だ。青い炎を全身に広げて潜行しているのだ。

 

その姿が見えなくなった以上、迂闊には近づけない。

 

蒸発するはずの水は燃えず、奴の青い炎の身体と完全に溶けていた。

 

空を飛びながら、それを見やる。

 

すると、向こうがいきなり海面から飛び出して来た。

 

こちらに向かって飛び上がってくる青い炎の巨人を見て、即座に迎撃を行う。

 

俺も跳び、すれ違いざまに手刀を振るう。

 

だが、その攻撃は避けられ、青い炎の巨人はそのまま通り過ぎていった。

 

背後に降り立ち、再び対峙。

 

これまでは、格闘でなんとか戦えたが、目の前にいる敵には素手では対抗できない。

 

何か対抗手段は。

 

そう考えていると、創成の拳の紋章が光る。

 

それはこれまでの太陽ではなく、火星のマークが強く光っていた。

 

「試してみるか」

 

その覚悟と共に触れる。

 

同時に俺に纏っていた鎧は形が変わっていく。

 

それと共にその姿は、これまでは赤い武者を思わせる姿から、青い騎士を思わせる姿へと変わる。

 

姿が変わると共に、俺はこの姿の名を叫ぶ。

 

「アクエリオンマーズ!」

 

同時に青い炎の巨人が、俺の姿を見た。

 

何故なら俺もまた変化をしていたからだ。

 

まず背が伸びた。百八十センチ程ある俺よりもさらに高くなった。

 

また手足は長くなり、胸板も薄くなっている。

 

俺はそのまま手を前に出すと、そこにはまるで星を思わせる剣が現れ、掴む。

 

その剣を構えながら、青い炎の巨人を見据えながら、走り出す。

 

それと共に互いの剣がぶつかり合う。

 

非現実的な二つの剣の切れ味は互角だ。

 

透き通るような海の上で、まるでスケートを舞うように走る俺に対して、青い炎の巨人は荒々しくその炎の剣で薙ぎ払う。

 

それに負けぬとばかりにこちらも剣を振っていく。

 

力は、普段の俺に比べれば、確かに劣っている。

 

だが、それを補うように相手の動きが手に取るように分かり、先読みが出来る。

 

戦いの中で研ぎ澄まされた感覚。それが相手の動きを予測していく。

 

青い炎の巨人の斬撃を、俺は最小限の動きでかわすと、相手の首を狙って突きを放つ。

 

それに対して青い炎の巨人はその首を逸らしたと同時に、横薙ぎを放ってきた。

 

その一撃を避けきれず、俺は後方へ吹き飛ばされた。

 

「やっぱり、どうも違和感がある」

 

これまでの戦いの最中、奴には決定的なダメージを与えられていない気がする。

 

その最中で、俺の中で研ぎ澄まされるような感覚と共に、見つめたのは、奴の身体の中心となっている球体だった。

 

「もしかして」

 

その瞬間、俺は駆け出した。

 

青い炎の巨人は俺を捉えようと迫る。

 

その攻撃を避けつつ、相手の懐に入り込む。

 

青い炎の巨人は俺を振り払い、距離を取った。

 

だが、俺の方が速い。

 

同時に剣に宿る聖剣に似たオーラは更に増す。

 

そして、その切っ先が向かった先は、奴の身体の中心部にある球体に狙いをつける。

 

「ロングレンジセイバー!!」

 

叫ぶと同時に、剣から光が伸びる。

 

それは一直線に伸びていき、青い炎の巨人の身体を貫き、そして核となっていた球を両断した。

 

するとその瞬間、青い炎の巨人の炎が消えていく。

次回のヒロインは?

  • ルシファー(モンスト)
  • 立花響
  • 八神はやて
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