オンラインサイン会を利用して推しのアイドル声優に憑依する 作:吉玉
翌朝、ママに起こされると既に朝食が出来ていた。
「雪葉、ご飯食べちゃいなさい。遅刻しちゃうわよ?」
「うん……」
昨日の晩御飯も美味しかったが今日の朝ごはんは更に美味しい気がした。
「ごちそーさまでした」
さて、仕事の準備しなきゃな。
男ならすぐでも女の子はそうはいかない。
まずはメイクから。すっぴんの雪葉ちゃんも十分かわいいのだが、今日はスタイリストが付く撮影とかはないので自分でしなければならない。俺としては初めての事に緊張しつつ化粧をしていく。
下地、ファンデーション、アイシャドウとチーク、リップとグロス、最後にマスカラを塗る。
鏡に映った俺はよくSNSで自撮りしてる雪葉ちゃんになっていた。
髪は少し巻いてハーフアップにし、耳にはイヤリングを付けている。
服装はこの前買ったワンピースにカーディガンを合わせたものだ。
ちなみに服を買うとき、雪葉ちゃんはいつもネットショッピングなので実際に店に行く事はあまりない。
靴下は白のレースが付いたものを選び、パンプスを履いて準備完了。
今日はレギュラーアニメのアフレコと、ライブのリハーサルだ。
もちろんリハーサルは麻弓ちゃんと一緒だから今晩はお誘いがあったし彼女の家に泊まることにする。
「ママ、今日麻弓ちゃんの部屋に泊まるからご飯要らない」
「本当仲良いわね。ちゃんとお礼言いなさいね」
「はーい。いってきます」
俺は雪葉ちゃんとしてそつなく仕事をこなし、日がくれる頃リハも終わって一緒に麻弓ちゃんの部屋へ向かう。
麻弓ちゃんの部屋は駅から歩いて5分くらいの所にある。
オートロックを解除してもらい、エレベーターに乗り込む。
「一人暮らしなんて良くできるねー。私には無理だよ」
「そりゃ都内に家があるならいいけどさ。こっちは東北育ちなの」
良いながら部屋に入る。
雪葉ちゃんとは違うが麻弓ちゃんの部屋良い匂いがするな。
帰りに買ってきたお酒や食べ物をテーブルに広げていると麻弓ちゃんがSNSに何やら投稿していた。
「『雪葉、お酒買うとき年齢確認されてんのウケる』、と」
「何勝手に呟いてんの」
「百合営業。仲良しアピール」
言いながらこちらを見る麻弓ちゃんの目は言葉とは裏腹に本気のものだった。
乾杯しながら適当に飯を摘まむ姿はお互いにアイドルとは程遠い、元の俺を彷彿とする仕草だ。
「で、麻弓ちゃんは知ってるの?元の俺が今日も普通に過ごしてる理由とか」
「あー、まぁね。簡単に言えば私と雪葉も元の俺も全部『俺』ではあるんだよ」
なんでも憑依した瞬間の『俺』の意識が上書きされてるという感じらしい。
「まぁ『俺』の誤算は私も雪葉も独立した『俺』になっちゃってるから自分に会いに行ったりしようとは思わないことかな」
確かに、いくら元の俺相手でも私は男性恐怖症とプロ意識があってコンタクトをとろうとは思わない。
それは麻弓ちゃんも同じみたいだ。
「ま、とりあえずほっといてもいいんじゃない?私たちはもう十分幸せだしね」
「そうだね。推しになれたんだからこれ以上の幸せはないよ」
あー、なんかふわふわする。
雪葉ちゃんはあまり酒強くないみたいだ。
「あはは、雪葉顔真っ赤じゃん」
「麻弓ちゃんはお酒強いんだ?」
「まぁフツーに飲めるくらいじゃない?女の子の酒の強さよくわかんないけどさ」
言いながらこっちの顔を覗き込みニヤリとする。
「キスしてみようか」
「えっ!?」
「だってほら、雪葉って私のこと好きなんでしょ?元のままの私なら無理だったけど今は俺と俺同士だし」
うわ、やばい。めちゃくちゃ嬉しくなって顔が熱くなってきた。
「百合営業から本当の百合を体験しましょ?」
言いながら麻弓ちゃんが近づいてくる。
雪葉ちゃんの唇が触れ合う。柔らかい感触が気持ちよくて頭の中に桃色のモヤがかかる。
俺は雪葉ちゃんとして麻弓ちゃんの舌を受け入れる。
推しと推しがキスしているという『俺』としての気持ち。
ずっと秘めた気持ちを抱いていた麻弓ちゃんと念願のキスしているという雪葉ちゃんの気持ち。
二つの気持ちで身体の昂りが抑えきれない。
「ん……ぷはっ、雪葉の唾液美味しいね」
「麻弓ちゃんのも甘いよぉ」
息継ぎをしながら再び口を重ね合わせ、今度は麻弓ちゃんが口の中を舐め回してくる。
麻弓ちゃんのテクニックは凄まじいもので、俺の弱いところを的確についてきて、俺はすぐに蕩けてしまう。
「雪葉は可愛いね……。私だけのものにしたい……」
言いながら麻弓ちゃんが俺をベッドに押し倒す。
「ねぇ、雪葉。私だけのものになってくれないかな」
「うん。なるぅ♡麻弓ちゃんのものになるからもっとチューしてほしいな」
言うと、麻弓ちゃんは少し驚いたような表情を見せた後優しく微笑んだ。そしてまた俺の口に麻弓ちゃんの口が重なる。
お互いの吐息にアルコールが混ざっているのもあってどんどん体が熱くなってくる。麻弓ちゃんが俺の服を脱がせ始めると、俺も負けじと麻弓ちゃんの服を剥ぎ始めた。
「雪葉ったら積極的♪」
「麻弓ちゃんこそ」
脱いだ服を床に投げ捨てると、下着姿になった俺たちはお互いに抱きしめ合いながらベッドに倒れ込む。
そのまま何度もキスをして、胸を揉みしだいていく。
「んちゅ……れろ……雪葉のおっぱい小さい」
「麻弓ちゃんは大きいね」
麻弓ちゃんは俺の胸に手を伸ばしてきた。ブラジャーを外されると、小ぶりだが形のいい乳房が露わになり、麻弓ちゃんに弄ばれる。
「雪葉って感度高いね。乳首ビンビンだよ?」
「だってぇ、麻弓ちゃんの指使い上手なんだもん♡♡」
麻弓ちゃんの細く綺麗な指が俺の胸を這う度にゾクッとした感覚に襲われる。その快感に身を任せている。ずっと私はこうされたかったんだ。
「あはは、雪葉ってば腰浮いてるじゃん」
「だ、だってぇ……」
恥ずかしくて顔を背けると、耳元で囁かれる。ASMRなんて目じゃない。本物の麻弓ちゃんの囁きだ。
「ほら、ここ濡れてる」
ショーツの上をなぞられると、そこはもうぐしょぐしょになっていた。
自分でも分かるくらいにそこが湿っていて、少しの刺激でもビクビクと反応してしまう。
「まぁでもまずはこっちね♡」
麻弓ちゃんが俺の胸に顔を埋め舌で舐め上げる。
「ひゃっ!?ちょ、ちょっと待って!そんなところ汚いよ!」
「大丈夫。雪葉ならどこも全部綺麗だから」
麻弓ちゃんはそう言って舐めるのをやめない。
それどころか、さらに激しくなっていく。硬くなった乳首に舌を這わせられると体が勝手に跳ね上がる。
「ふっ……あっ♡んっ!!」
声にならない喘ぎが漏れ出す。
自分の体なのに全然言うことを聞かない。
「あー、雪葉の喘ぎ声サイコー♪」
「やっ、言わないでっ♡♡」
あぁ。私大好きな麻弓ちゃんと、一緒にアイドル活動してる麻弓ちゃんとレズセックスしてるぅ♡♡♡
乳首がかつてないほど敏感になって、麻弓ちゃんの舌が、歯が触れる度に気持ちよくておかしくなりそうになる。
「麻弓ちゃん、大好きぃ♡♡愛してる♡」
「雪葉、かわいい。好き。大好き。ねぇ、もっと可愛い雪葉を見せて♡♡」
麻弓ちゃんがパンツを脱がせて、私のおまんこを露にする。
そこはもうぐしょぐしょになっていて、ヒダからは蜜が溢れ出していた。
それを麻弓ちゃんはじっくりと見つめると、いきなりそこに吸い付いた。
じゅぷっと音を立てて麻弓ちゃんは私を責め立てる。膣内に舌を入れられ、中をかき回される。
「ふぁぁぁぁああ!!ダメぇえ、イク、イッちゃうから!!!」
麻弓ちゃんの頭を掴んで引き離そうとするけど、力が入らない。
「麻弓ちゃん、イく、イッちゃうよぉおお!!」
ビクンッと体が跳ね上がり、絶頂を迎える。麻弓ちゃんは俺の秘部から口を離すと口の周りを拭った。
「雪葉、こんなにすぐイッちゃうなんてエッチだね」
「だってぇ、ずっとこうして欲しかったんだもん♡♡」
俺が夢見たA.G.E.の百合。私が望んだ麻弓ちゃんとのレズプレイ。望みが叶って俺と私が溶け合い一つになりそうだ。
「雪葉も知ってるかも知れないけど、女の子って何度も連続でイけるのよ」
麻弓ちゃんが俺の股間に手を伸ばす。そして優しく撫でられると、また身体が震えた。
「ひゃっ!?」
「ほら見て?クリトリス触るとすっごい感じやすいの。どう?」
麻弓ちゃんの細い指が俺のを擦り上げる度に快感が襲ってくる。
「あっ、だめっ!そこ弱いのっ!!」
快感から逃れようと腰を引くが、麻弓ちゃんに捕まれてしまう。
「雪葉ってば逃げようとして。ほら、ここもビンビンだよ?」
麻弓ちゃんはそう言うと俺のクリを親指で押し潰した。その瞬間、目の前が真っ白になるような感覚に襲われ、ガクガクと膝が揺れる。
身体中に電気が流れたように痺れ、一瞬意識が飛びかける。しかしすぐに快感によって現実に引き戻された。
「あっ、はぁ♡♡はぁ♡♡♡」
「ふふっ。雪葉ってほんとに可愛いよね」
麻弓ちゃんはそう言うと今度は俺の乳首をつまみ上げた。
「ひゃん!?♡♡♡」
突然の刺激に思わず声が出る。そのままコリコリと摘まれるたびに身体が跳ね上がる。
「あぁ♡♡やめ、て♡♡♡」
「そんなこと言って、体は正直みたいだけど?」
麻弓ちゃんの言葉通り、乳首はピンと張り詰めていて主張している。
麻弓ちゃんはブラを脱ぎ捨てると、その大きな胸を俺の小さな胸に重ね合わせる。
「ほら、おっぱい同士もキスしてるよ」
そう言って麻弓ちゃんは俺の乳首と自分の乳首を擦り合わせる。乳首同士が触れ合う度にピリリとした甘い電流が流れる。
それは次第に大きくなり、やがて全身を駆け巡った。
乳首が気持ちいい。乳首と乳房が重なり合って幸せな気分に包まれていく。
(もっと……)
気付けば自然と手が動いていた。俺は無意識のうちに自らの手で、麻弓ちゃんの大きな膨らみを揉んでいた。
「もう、雪葉ったら♪」
「麻弓ちゃんのおっぱい大きいから好きぃ……♡」
今までもおふざけで着替えの時に触ったり撮影の時に身体を密着させた時にも感じてはいたが本当に大きい。
流石88㎝の巨乳だ。
「んっ、ちょっと雪葉ぁ。くすぐったいって……」
麻弓ちゃんは身を捩らせる。その動きに合わせて柔らかい胸が形を変える。
「はぁ、はぁ……♡麻弓ちゃん、私、もう我慢できないの……おっぱい吸わせてぇ♡♡」
「ちょっ!?雪葉っ、まっ、待って!」
麻弓ちゃんは慌てて抵抗するが、俺は構わず乳首に吸い付いた。
「ダメっ、待てないのぉ!はむぅ♡♡ちゅぱ、じゅるるるるるるるる♡♡♡」
「やぁっ、雪葉っ、だめぇ♡♡」
口の中で転がすように舐める。舌先でツンツンすると麻弓ちゃんはビクビクと身体を震わせた。
「はぁ、はぁ♡おいしい♡♡」
麻弓ちゃんの味がする。甘くて美味しい。まるで麻薬のように脳を溶かしてくる。
もちろん実際に母乳が出るわけじゃないが、麻弓ちゃんへの俺と雪葉ちゃんの気持ちがそう感じさせる。
「雪葉、赤ちゃんみたいね」
「えへへ〜。ママのおっぱいだ〜」
「ふふっ、よしよーし」
頭を撫でられる度に幸せが押し寄せてくる。
でも、赤ちゃんはこんな舌使いはしないだろう。
麻弓ちゃんの声がどんどん艶を帯びていく。
「はぁ、はぁ♡雪葉ってば上手すぎ……♡」
どうしようもないくらいに興奮してしまう。
俺は夢中で麻弓ちゃんの胸を貪っていた。
しかし、胸だけでは満足できないらしい。
「雪葉ぁ♡お願い♡私のおまんこ♡弄ってぇ♡」
自分から脚を開いてそう懇願してくる。
麻弓ちゃんの蜜壺は既に洪水のごとく愛液を垂れ流し、太腿まで濡らしていた。
「うんっ♡分かったぁ♡♡」
俺はその光景を見て、より一層に興奮した。
そして、麻弓ちゃんの股間に顔を近づけると、一気に舌を突き刺した。
「あぁんっ♡♡♡いきなりっ♡♡」
麻弓ちゃんは身体を仰け反らせて快感に耐える。その姿はとても色っぽく、淫靡だった。
俺はそれに追い打ちをかけるようにクリトリスを甘噛みする。
「ひゃあんっ♡そこ噛んじゃらめぇ♡♡♡」
さらに激しく責め立てると麻弓ちゃんは腰を浮かせてガクガクと震えた。
俺はその姿を見て更に欲情していくのを感じた。
雪葉ちゃんになって麻弓ちゃんにクンニしているんだ。
A.G.E.にもいろんなファンがいる。
純粋に応援する者や、かつての俺のように彼女たち性欲を向ける者。
中には百合妄想していた者もいただろう。けれど当人になって実際に体験できるものなど他には居ないはずだ。
麻弓ちゃんのおまんこをじっくりと観察する。
男性経験がある麻弓ちゃんのそこは処女の雪葉ちゃんのものよりも幾分かは大人っぽさを感じる。
写真集も出しているだけあって陰毛は綺麗に整えてあるが、陰唇はビラビラが大きくてとても卑猥だ。
「はぁ、はぁ♡麻弓ちゃんのおまんこぉ、とってもエッチだね♡♡」
興奮して息が荒くなる。
思えば昨日のオナニーは鏡越しだったし女性器をじっくり見るのは初めてだ。
女性器を指でくぱぁ♡と割り開く。
すると中からはピンク色の肉壁が見えた。
膣内はうねっていてヒダが多く、まるで触手のような動きをしている。
「あっ♡さすがに恥ずかしいよっ♡♡」
「大丈夫だよ♡麻弓ちゃんの身体は全部私に任せて♡」
ああ、俺と雪葉ちゃんの心がどっちも興奮が止まらない。麻弓ちゃんの中をもっと見てみたい。雪葉ちゃんになった俺の身体でどこまで出来るのか試したい。
そんな思いが脳内を支配する。
「雪葉ぁ、指入れて♡じゅぽじゅぽしてぇ♡♡」
麻弓ちゃんが甘い声でそう囁いた。
「うんっ、いいよ♡♡」
雪葉ちゃんになった俺の細く指が麻弓ちゃんの中に入っていく。
「あぁんっ♡」
「俺の指細いから三本も入っちゃったぁ♡♡」
俺はわざとらしくそう言ってみせた。
膣中でバラバラに動かすと身体が面白いくらいにビクッと震える。
麻弓ちゃんの秘部に指を入れたまま、親指でクリトリスをぐりっと押しつぶす。
そうすれば、麻弓ちゃんはより一層喘ぎ声を上げた。
「あぁんっ♡そこっ♡♡クリトリスらめなのっ♡♡♡」
俺は麻弓ちゃんの言葉を無視してそのまま続ける。
親指の腹を使って円を描くように刺激を与え、大きな胸は舌でしゃぶり刺激を与える。上と下から与えられる快楽で麻弓ちゃんの身体が大きく跳ねた。
「あぁぁぁっ!雪葉にイカされちゃうぅぅぅっ!」
「ふわぁ、すごいぃ……っ♡」
麻弓ちゃんは腰を浮かせてガクガクと痙攣させながら絶頂を迎えた。
その光景を見て俺はより一層に興奮していくのを感じた。
俺は大好きな雪葉ちゃんになり大好きな麻弓ちゃんをイかせたんだ。
「はぁ、はぁ……私レズじゃなかったのに俺のお陰でもう雪葉じゃないとだめになっちゃったかも」
「俺は元々A.G.E.で百合妄想してたから実現して嬉しいよ」
俺はそう言い麻弓ちゃんの頭を撫でると彼女は気持ち良さそうに目を細めた。
「ねぇ、次は一緒に気持ちよくならない?」
「もちろん」
「ひゃあんっ♡おまんこぐちゅぐちゅしあうのきもちいいっ♡」
私たちは互いに互いの女性器を指でかき混ぜ合う。
元の俺と違い麻弓ちゃんの指は細くて長い。だから私の一番敏感な所を的確に攻めてくる。私はそれに負けじと麻弓ちゃんの女性器を弄り回す。
「雪葉のおまんこすごぉいっ♡こんなの初めてぇっ♡」
「あっ♡わたしもしゅごいのっ♡麻弓ちゃんのもしゅごくてっ♡♡」
お互いの性感帯を刺激し合いながら、私たちは顔を近づける。
「はぁ、はぁ……雪葉ぁ、キスしよう?ほら口開けて……」
「はぁ、はぁ♡うんっ♡んっ♡」
麻弓ちゃんに言われるがままに口を開けた。すると彼女の舌が入ってくる。歯茎をなぞられ、頬の裏を舐められ、舌同士が絡みつく。脳が蕩けそうなほどに気持ち良い。
私たち二人は互いの唇を求め合ったまま、片手を絡めあった。
「んっ♡んっ♡ぷぁっ♡」
麻弓ちゃんの口から透明な糸が引いた。それを合図にお互いの指の動きが激しくなる。ぐちゅぐちゅとアソコから卑猥な音が響き渡る。
俺はその音を聞くだけでどんどん興奮していった。
「んはぁっ♡ゆきはぁ、イクッ♡イッちゃうぅぅっ♡」
「うんっ♡わたひもイキそっ♡♡」
麻弓ちゃんの身体が一際大きく跳ね上がった。俺もそれに合わせるように指を動かす。
そして二人で同時に果てた。
「はぁ、はぁ……♡ゆきはぁ、もう一回するぅ?」
麻弓ちゃんが息を整えながらそう聞いてきた。俺は迷わず答える。
「うんっ♡おまんこ同士ぐちゅぐちゅしたいのぉ♡♡」
「あはっ♡いいよぉ♡いっぱい愛してあげるっ♡」
麻弓ちゃんが俺の上に跨ってくる。
雪葉ちゃんと麻弓ちゃんの貝合わせ。ファンならずっと夢見ていた光景を、自分で体験できるんだ!俺は期待しながら股を開いた。
「ふわぁ……♡麻弓ちゃんのおまんこと私のおまんこがキスしてるぅ♡」
「あはっ♡そんなに見られると恥ずかしいなぁ♡」
そう言いながらも麻弓ちゃんは腰を動かし始めた。
俺たちの陰核同士が擦れあい、ビリっとした快感が走る。
「あぁぁっ♡それいいっ♡」
「はぁ、はぁ……♡ゆきはぁ、これ気持ちいいね♡」
麻弓ちゃんの腰使いに合わせて腰を振ると、更に強い刺激に襲われる。
上になっている麻弓ちゃんのおっぱいがぶるんぶるんと揺れるのが視覚的にも最高だ。
「はぁ、はぁ……♡私もうだめぇ……我慢できないぃ♡」
麻弓ちゃんの喘ぎ声を聞いて、自分の女性器が濡れていくのを感じた。
麻弓ちゃんがいつもアニメやライブで聞いている声で喘いでいる。自分の口から雪葉ちゃんのイヤらしい声が出ている。
そう思うだけでどんどんアソコがきゅんきゅんしちゃう♡
「一緒に気持ちよくなろ?ほら手繋いで……」
「うんっ♡」
私は麻弓ちゃんの手を握った。そして二人で激しく腰を振り始める。
ぐちゅぐちゅという水音が部屋に響く。二人のおまんこが溶け合って一つになるような感覚に陥った。
A.G.E.の二人で貝合わせ、こんな完璧な百合営業(?)を俺と俺だからできている。
「はぁ、はぁ……♡麻弓ちゃんのもしゅごくてっ♡♡」
「雪葉の方がすごいよぉ♡わたしもイクッ♡♡」
「うんっ♡わたひもイッちゃうぅぅっ♡♡」
二人が絶頂を迎えた瞬間、同時に激しく潮を吹きだす。二人ともその勢いで仰向けに倒れ込んだ。
俺は麻弓ちゃんに覆いかぶさり、また唇を重ねた。そして舌を絡ませあう。
二人の口元から唾液が流れ落ち、胸へと伝っていった――
会場に響く大きな拍手。
まだ声は出せないがアンコールを求めるたくさんのファンの期待に応え、俺と麻弓ちゃんは再びステージへと飛び出した。
「アンコールありがとうございます!」
「まだまだ盛り上がっていきましょうね!」
登壇した俺たちを見て声は出せないはずなのに客席がざわついていることが感じ取れた。
その視線はきっと、繋がれている二人の手に注がれているのだろう。
俺が雪葉ちゃんと麻弓ちゃんになってから二人のスキンシップの機会が増えた。
ツーショットの写真の距離は今まで以上に近くなり、お互いの部屋に泊まることも多くなって。
掲示板などではもう百合営業を越えてるんじゃないか、なんて書かれていることも多い。
「何と今日はここで嬉しいお知らせがありまーす!」
「秋から始まるアニメ〇〇〇の主題歌をA.G.E.が担当することになりましたー!」
お知らせと共に抱き合うとまたざわついたような気配。
あとでチェックしたらここで潰された麻弓ちゃんのおっぱいがカメラにバッチリ映っていたらしく話題になっていたみたいだ。
「もちろん、ヒロインの声も担当させていただきます!」
「私たちがどのキャラの声を担当するかは続報をお待ちくださいね!」
ボルテージが上がる会場でアンコール曲を歌い終わると、ステージの端から端へ手を振ってファンに感謝を伝える。
そこに、元の『俺』がいたことに俺も麻弓ちゃんも気づいたがもちろんステージ上で何らかの反応をすることはできなかった。
ただ『俺』は目が合った!と喜んではいるんじゃないかな?
「麻弓ちゃぁん、もう我慢できないよぉ♡♡」
「分かってるって。いっぱい可愛がってあげる♪」
ライブの興奮冷めやらぬ、会場近くのホテルで俺たちは激しく求め合う。
ベッドの上で麻弓ちゃんと絡み合い、お互いに乳首を摘みあったり舐めたりして気持ちを高めていく。
女の子になってムードや気分を高めるということの大事さを知った。
男だったら絶対にこんなことはしないと思う。すぐにおっぱじめてたんじゃないかな。
でも女同士だと相手の気持ちを考えて気持ちを高めたりするんだよね。だから相手のために頑張れるっていうか。
「今日ホントすごかった!大勢の前でライブするのってあんなにドキドキするものなんだね」
「うん。記憶ではわかってたけど『俺』になってからは初めてで最初すごい緊張した……でも麻弓ちゃんのおかげで上手くいった気がする。ありがと」
「えっへん。もっと感謝してくれてもいいんだよ?」
『俺』同士、ダンスの息はぴったりでダンスの先生にも褒められたからね。
もちろん、身体の相性もぴったりだ。
「ファンの視線感じたらアソコ濡れてきちゃって大変だった」
「分かるー。『俺』もめっちゃ見てたもんね」
「だって麻弓ちゃん可愛いんだもん」
「もぉ、雪葉の方がずっと綺麗だよ♡」
二人で裸のままベッドの中でイチャイチャとじゃれあう。
そして。
「事務所の新人の田嶋由実(たじまよしみ)ちゃん、関係者席にいたの分かる?」
「あー、高校生で雪葉より小さいのにめっちゃ胸大きい子だよね?」
「そうそう。背の低さとおっぱいがコンプレックスで地味な格好しかしてないんだけど」
逆にそれを武器にできればすごく人気が出そうだと思っている。もちろん声優として役をつかむ必要はあるけど、由実ちゃんに必要なのはまず自信だ。
「どうにかして『俺』にできないかな?」
「って言ってもまだサイン会とかするほど売れてないし、そもそも元の『俺』は由実ちゃんのことチェックしてないでしょ?」
「そういえばさ、今憑依の秘術使ったらどうなるんだろ……?」
今の俺、雪葉ちゃんにはサイン会時点での俺の意識が憑依というか上書きされているようなものだ。
その前か後かは分からないけれど麻弓ちゃんも同様。
お互いの記憶を紐解くと『雪葉ちゃんになりたい俺』と『麻弓ちゃんになりたい俺』に分裂しているかのような感じだった。
そんな状態の今の俺が誰かに憑依した場合、その相手は『俺』になるのか『雪葉ちゃんと混ざった俺』になるのか……?