犯されようが孕まされようが絶対生き延びてやるからなぁ! 作:宇迦之たま猫
今回は短め
お食事と娘ちゃんの名前を考える回
産まれてしまった可愛い娘に母乳を飲ませながら絶頂すること約1時間。
ようやく舞月さんが帰って来た。
………また腹を大きく膨らませて。
「お待たせ……はは…また襲われちゃった…」
「……大丈夫ですか?」
「うん……なんとかね……ふぅ……んっ♡」
どさりと缶詰やレトルトの食料がたくさん入った大きな袋を床に下ろすと、犯された余韻が残っているのだろうか小声で喘いだ。
「食料はたくさん見つけられたから、これでしばらく……は……?」
舞月さんの視線が私の胸に抱かれた娘に注がれる。
「えっと……この子は……?」
「あぁ、実は……」
私は事の経緯を簡単に説明した。
「そう……」
「はい、可愛いでしょう?」
「…っ、えぇ…そうね……。 ねぇ、リリーちゃん。その子の名前は考えた?」
「名前ですか?名前は…まだですね…」
「そう……じゃあ、私と一緒に考えましょうよ」
「良いんですか?」
「ええ、勿論」
舞月さんはそう言って優しく微笑んだ。
「うーん……」
私は娘を撫でながらうんうんと頭を悩ませた。
産まれたばかりの娘の名前を考えるのはとても難しい事だ。
「ねぇリリーちゃん、何か良い名前とか浮かんだ?」
「いえ、なかなか…難しいですね…」
「そう……」
「舞月さんは?」
「私?私も良い名前は思い付かないわね」
「そうですか……」
私達がうんうんと頭を悩ませていると、不意に舞月さんのお腹が鳴った。
「あはは……お腹空いたね……」
「そうですね……じゃあ、ご飯にしましょうか」
そう言うと舞月さんが袋の中からいくつかのレトルト食品と缶詰を取り出した。
流石にお湯を沸かす様な設備も道具も無いし、レンジなんかも無いから冷たいままで食べる事になる。
「じゃあ、食べましょうか」
「はい」
2人で床に座って、冷たく硬い缶詰の蓋を開ける。
「「いただきます」」
そして私達は夕食を食べ始めた。
開けた缶詰は鶏肉の水煮、グリーンピース、ヤングコーンの水煮、鯖の味噌煮の4つ。
レトルトは私がクリームシチュー、舞月さんがカレーだ。
使い捨てのプラスチックスプーンでシチューを掬い、口に運ぶ。
「美味しい……」
「うん、おいしいね」
2人で微笑みながら食事を進める。
味付けの濃いクリームシチューと鯖の味噌煮を食べると、ここに無い米が食べたくなる。
米が食べたい欲求を飲み込んで鶏肉の水煮を食べる。
しっとりとした柔らかさの鶏肉に、少し濃いめの塩味が口の中をさっぱりさせてくれる。
次に青臭さの残るグリーンピースを食べると、何処か懐かしさを覚える。
子供の頃はこの青臭さが苦手だったな……
最後にヤングコーンを齧る。
トウモロコシを育ち切る前に採取する事で芯まで食べれるのがヤングコーン。
甘さの少ないシャキシャキとした小気味良い食感が心地良い。
そして最後の1つを食べ終えた私は、舞月さんと一緒に手を合わせた。
「「ご馳走さまでした」」
2人でそう言うと、舞月さんが私に微笑んだ。
「ねぇリリーちゃん」
「はい?」
「明日になったら、ここを出て行こう」
「え?なんでですか?」
「ずっとここに居ても食料はいつか無くなるし、ここもボロボロだからもっと安全な場所を探そうと思うの」
「……そうですね、じゃあ後で荷物まとめないと……」
舞月さんの提案は尤もだ、私は舞月さんの言葉に同意した。
そして食事を終えた私達はある程度荷物をまとめて寝る準備を始めた。
ガラス片の無い床に店の中で見つけた毛布を敷いてその上に座る。
お腹の膨れた私は何となしに娘を見た。
……さっきまで生えていなかった髪の毛がある。
ふさふさとした柔らかな髪の毛が。
考えてみると、この子は子宮の中にいる時も明らかに成長が早く、犯されてから数時間で妊娠、出産した。
………この子は産まれてからも成長が早い…のか?
それじゃあ…この子は……
………嫌な考えは辞めにして、今は少しでも前向きな事を考えよう。
そうだ、名前…この子の名前だ。
うむむ……名前どうしようか…
そういえば私の咄嗟に名乗った名前はベラドンナリリーから取ったんだよな。
ベラドンナリリーには別種がいくつかあったな…
それから取るか、なら名前は……
アンケート!!!!!!
娘ちゃんの名前は?
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リリス・ベラドンナ(アマリリス)
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サクラ・ベラドンナ(ヤエザクラ)
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スワン・ベラドンナ(白鳥)
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ピクシー・ベラドンナ(ピンクシェード)