作中でも言っていますが、この状態でのエロは現時点では考えていません。
~白い亜人視点~
「「はあ・・・・・・はあ・・・・・・はあ・・・・はあ・・・・・・」」
瞳から光が消えたひかりとエルシアは、倒れた状態のまま息を切らせ動かなくなる。
「どうやらうまく作用したようだな、追加機能の一つである『傀儡』が。」
俺の合図一つでこいつらの意識を奪い、意のままに操る人形状態にしてしまえるのだ。
「このままの状態にし続けることも可能だが、それは俺の趣味じゃないからな。」
あくまでもこいつらの意思で快楽堕ちさせることが目的なのだ。
それにこの状態は魔力をより多く消耗してしまうので、今はまだ長時間は使えない。
「「・・・・・・・・・・・・・。」」
やがて息が整い、いよいよひかりとエルシアは物言わぬ状態となってしまう。
そんな2人に予備の制服と下着、そしてスマホを投げ渡す。
「そいつを着たら、そのスマホにある通りのルートを辿って指定した場所に来い。その場所に着いたら俺にメールをよこし、その場で傀儡を解除して眠っていろ。」
「「はい・・・・・・・。」」
抑揚のない返事をすると、2人はゆっくりと下着と制服を着ていく。
今は発情してもしょうがないので、到着時間まで媚薬が効果を発揮しないように一時的な中和剤を打っておく。
しばらくすると制服を着なおしたひかりとエルシアは、周りの目がないことを確認しながらゆっくりと出て行った。
「これで問題なく『例の場所』までたどり着くだろう。こちらも片付けておかないとな。」
ここで何かあったことが気付かれるとアシがつく恐れがあるので、こちらが運び込んだ道具は全て回収して魔法陣についても本来の形に戻しておく。
残りの細かい部分は来週からの解体作業と共に片付けられるだろうから、組織が証拠隠滅をしてくれるようなものだ。
片付けが終了し部下の亜人たちが個別に『例の場所』まで移動を開始し俺も移動している最中、ひかりたちからメールが入った。
「無事についたようだな、思ったよりも早かったな。」
後は俺たちが無事に到着すれば、組織からの目は完全に誤魔化せる。
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「よし、無事に2人は眠っているな。」
俺が到着すると、ひかりとエルシアは部屋の真ん中で倒れこむように眠っていた。
一足先に出ていた部下の亜人たちも、6人全員が無事にここに到着したようだ。
ここは廃工場から少しだけ離れた組織がある学園の街の中心である都市部の新築のテナントビルであり、ひかりたちが眠っているのは少し上の3階である。
ひかりたちの捕獲に成功した場合に備えて、ゆっくりと調教できるように場所を用意しておいたのだ。
ビルの管理会社の社長を侵食によって洗脳し、この階のフロアを貸切ったのである。
外からはばれないように窓はマジックミラーかつ強化ガラスになっており、壁・床・天井全体に防音魔法を施しているので大きな音が響いても心配ない。
しかもまだ出来立てなのでテナントなどは入っておらず、今週いっぱいは誰も出入りする心配がない。
さらに念には念を入れて、前後3階全体に同様の措置を施している。
ひかりや俺たちはここまで人の目が付かないように、地下などを経由してここまでたどり着いた。
俺たちは人間の姿になってしまえば問題ないが、ひかりたちは誰かに見られて目撃者を出すこと自体がまずいのでルートの選定にはかなり手間取った。
用心のために洗脳した人間を何人かに尾行を分担させて監視させていたが、誰かに見られた様子はなさそうだった。
「本来の予定では、こいつらは朝から出かける予定だったからな。寮のアリバイ工作さえしっかりしておけば、こいつらが見つかる可能性はほぼなくなった。」
ここでなら時間をかけて、遠慮なくゆっくりと調教できる。
「んん・・・・・・・んうう・・・・・・」
「ううう・・・・・・・んん・・・・・・・・」
すでに中和剤の効果が切れているのか、眠りながらも2人は悩まし気な声をあげ、股間をもぞもぞしている。
「へっへっへ、すでに我慢ができないみたいですね。」
「それでリーダー、これからどうするんですかい?」
「俺たちにも早くやらせてくださいよ。」
部下は早く2人をヤらせろとせっついてくる。
「今はまだ土曜の朝7時半だ、まだたっぷり時間はあるんだから慌てるな。」
2人への最後を仕上げを兼ねて、2人を仰向けに寝かせて額に手を当てる。
以前に居場所を感知するためにちょっとだけ行った侵食を本格的に2人に行うのだ。
と言っても、2人を洗脳したりどうこうはすぐにはできない。
まだ魔力は回復してはいないが、魔力体は魔法戦士だけあってさすがにガードが堅く容易に洗脳などできるはずもない。
しかし侵食用の魔力自体は注入したので、除去しない限りは2人の中に残り続ける。
快楽に溺れるほど侵食は進み、侵食が完了すると同時に完全に快楽堕ちしていることだろう。
この魔力は媚薬とは別に感じやすくする作用があり、薬ではなく魔力なので除去されることはない。
しかも麻薬以上の中毒症状を生み出すので、より快楽に溺れやすくなってしまう。
「一度覚えた快楽を忘れられずに悶え苦しみ、最後は快楽を貪るようになってしまう2人を想像するだけで滾ってくるぜ・・・・おっといけない、最後の仕込みをしないとな。」
2人の首を掴み魔力を注ぎ込むと首輪が輝き出し、その光は2人を包み込みしばらくするとひかりは消えてしまう。
「今のは何なんですかい?何かが変わったようには見えませんが。」
「なあに、すぐにわかるさ。さてと、こいつらに対する調教を開始するとするかな。」
俺は腕輪を取り出し2人にはめた。
これは『魔減の腕輪』の効果を打ち消す腕輪である。
こいつらの魔力が戻ってももはや何の問題もないし、むしろ魔力を取り戻して魔法戦士となって体力を強化してもらわないと調教についてこれなくなってしまう。
腕輪が消滅し効果が打ち消されると、魔力回復用の薬を注入し必要最低限の魔力を回復させた。
「これで最低限の準備は整った。さて、主賓の2人にお目覚め頂くとするかな・・・・・ほら、起きな。」
傀儡の解除によって眠っているだけなので眠りは浅く、軽く小突いただけで2人は目を覚ました。
「んん・・・・・な、なに・・・・・?」
「んう・・・・・な、なんなの・・・・・・?」
つかの間の休息から目を覚まし、頭の覚醒が追い付かず周りを見渡すひかりとエルシア。
「あれ・・・・・ここはどこ?たしか私たちは・・・・・エルちゃん、エルちゃんは!?」
「ひかりちゃん、私は大丈夫。でもここは一体・・・・。」
「ここは調教用の新しいステージだよ。ようこそ、ひかり、エルシア。」
俺の声に後ろを振り向くと、部下を含めた亜人たちが勢ぞろいしている。
「――――!!・・・・・貴方たち、まさかここは貴方たちのアジト?」
俺の姿を確認するや否や2人はこれまでのことを一気に思い出したようだ。
「そうなるかな、わざわざお前たちのために貸切ってやったんだよ。お前たちを眠らせてから下着と制服を着せてここに運び込むのは大変だったぜ。」
俺の説明を聞きながら自身の姿を確認した後、互いを抱き寄せつつ警戒心を怠らない2人。
とはいっても、そんなものは何の意味もないのだが。
「詳しい場所は教えてやれないが、この階だけじゃなくて前後の階の壁・床・天井・窓に至るまで防音魔法が施されているから、いくらお前たちが叫んでも無駄だぜ。それに、建物自体の人の出入りもないから誰かが気付くということもない。そう言うことを期待しないこったな。」
「「・・・・・・・・・・。」」
俺の言葉を2人は黙ったまま聞き続けている。
そのまま鵜呑みにするとは思えないが、こんなところにわざわざ運び込んでいるのだから、誰かが助けに来ることもここから脱出することも容易ではないことぐらいは理解できるだろう。
「逃げたきゃ逃げてもいいんだぜ。もっとも、その首輪をはめるという目的が達せられた以上はどこに逃げても一緒だけどな、へっへっへ。」
「「くう・・・・・っっ!!」」
どちらにしても2人は俺から逃げることはできない。
首輪がある限り、どこにいても俺の元にこなければならないのだから。
「それじゃあ、ここからお前たちへの本格的な調教を始めるとするかな。ひかり、エルシア、『命令だ』、今すぐに変身しろ。」
「なにを・・・・・・貴方たちのせいで、まだ変身なんて・・・・・っっ!?・・・・・・はい。」
「ひかりちゃん・・・・・っ!?・・・・・・はい、わかりました。」
俺の命令によって再び魔法戦士へと姿を変えるひかりとエルシア。
もっとも、今の2人は魔法戦士の衣装をまとってはいても戦う力などはほとんど残されてはいないが。
「どうして変身が!?魔力は全部なくなって、まだ回復しないはずなのに・・・・?」
「お前たちが眠っている間に効果を打ち消しておいて、少しだけ魔力を回復させておいたんだよ。元の姿のままでは、体力的にきつそうなのが廃工場でわかったからな。」
回復しているといっても元の魔力の10%ほどで、衣装をまとって運動能力とスタミナが向上したぐらいだが。
元の姿のままでは普通の女と大して変わらないので、体力的にこれから先の調教をするにはきついだろうからだ。
「・・・・・・エルちゃん!!」
ひかりは魔力が少し回復し魔法戦士へと変身できることを確認すると、いきなりエルシアに向けて魔力を放つ。
「む、一体何のつもりだ?」
「ひかりちゃん、なにを!?」
「エルちゃん逃げて!!今のでエルちゃんの魔力と体力が全快したはずだから!!」
どうやら、なけなしの魔力を使っての回復魔法でエルシアを回復させたようだ。
「ほう、この状況で回復魔法を使ってエルシアを回復させるとは。思った以上に冷静なようだ。」
まだまだ心が折れているところまではいなくても、すでに抵抗や逃亡の意思はなくなったと思ったが。
ひかりはエルシアの前になって盾になり、必死に逃がそうとしている。
「エルちゃん早く、今の私達じゃこいつらに攻撃できない!どっちかだけでも逃げて、助けを呼びに行かないと!」
「ひかりちゃんだけを置いていけないよ、先にひかりちゃんを!!」
だがエルシアは先にひかりをテレポートさせようとする。
その判断自体は間違ってはいない。
さっきの戦闘の時もそうだったが、逃がすことの考えに違いはあってもテレポートさせる側が先に逃がす方が確実だ。
「私のことはいいから、エルちゃん早く・・・・・!!」
「ダメだよ、まずはひかりちゃんを!!」
ひかりの言葉を無視してエルシアはひかりの腕をつかみ、一気にテレポートさせようとする。
(しかし、無駄な努力だ。)
エルシアの魔力がひかりを包み込み――――――――ひかりはそのまま、どこにも移動することはなかった。
「ど、どうして!?魔法は間違いなく発動したはずなのに・・・・・」
「だから言っただろ、首輪がはめられている限りは俺からは逃げられないんだよ。」
俺からの命令がなくても、俺の意に反する行為には無意識の内にストップがかかってしまう。
ひかりの回復魔法は俺的には何の問題もないので発動したが、エルシアのテレポートは一時的にでも逃げられてしまうので、自動的にそれに対するストップがかかったのである。
「そんな、私の回復魔法を使っても首輪の効果が消えないなんて!!」
自身の回復魔法を使えば、首輪の効果を無効化できるのではと考えていたようだ。
腕輪の効果は無効化できたのでそう思うのも無理はないだろうが。
「残念だったな、『服従の首輪』はお前の回復魔法でもどうにもならねえんだよ。」
ひかりの回復魔法は傷の回復や状態異常に対して絶大な効果を発揮するが、『服従の首輪』は外部から枷をはめて行動制限しているに過ぎない。
肉体的・精神的に対して何らかの異常になっているわけではないので、ひかりの回復魔法は何の効果も発揮しないのだ。
しかも今回の首輪は改良版であり、魔力体の一部としてほぼ一体化している。
前にも何度か言ったが、魔力体とはある意味でその者の魂そのものである。
つまり、2人にはめている首輪は一時的に自身の魂の一部になっているとも言えるのだ。
それがその者の通常状態となってしまうので、ひかりの回復魔法は何の意味もなさない。
「細かい説明は省くが、腕輪の時と違ってその首輪がついていることが、今のお前たちにとっては普通の状態なんだよ。」
「そんな・・・・・そんなことって!!」
「ひかりちゃん・・・・・」
最後の希望が絶たれてしまい、ひかりもエルシアもその場に座り込んでしまう。
もっとも、仮に逃げられたところで誰にも首輪のことを言うことはできないが。
言えないだけでは誰かに何かを勘付かれる可能性があるが、首輪の効果なのか不思議と周りはそのことに気付くことができないという。
これに関しては技術畑の九条であっても解析不能なのだとか。
首輪のシステムの根幹に関わっているらしく、迂闊に解体することもできないのだとか。
「それこそ作った当人にでも聞かないと、現時点では再現はおろか解析も不可能だな。」とは九条の弁だ。
「しかし、この期に及んでまだ逆らおうとする意思があるとはな。大した奴らだ。」
これはからかっているわけでも皮肉っているわけでもなく、純粋にそう思っている。
一般人なら、廃工場での輪姦でとっくに絶望して、精神的に折れてしまってもおかしくないのに。
(魔法戦士としての力がただあるわけではない、そこに強い意志があることの証明だな。)
まだまだ折れるにはほど遠い、強い精神であるからこそ、これからの調教がより楽しめるというものだ。
「まずは自分たちの立場を理解させて、俺たちに逆らおうなんてことが欠片も考えられないようにしないとな。」
ニヤリといやらしい笑みを浮かべ、俺は2人に歩み寄る。
それに合わせて2人の顔には恐怖の感情が浮かび上がり、後ずさっていく。
(時間はたっぷりある、まずは1人ずつじっくりと立場をわからせてやるとするか。)
やはりまずはメインターゲットであるひかりから調教するとして、エルシアはその間に部下たちに遊ばせてやるとするかな。
「よし、まずはひかりから俺が直々に調教してやる。ひかり、こっちに来い。エルシアは上の階で部下たちと遊んで来い。『命令だ』。」
「な、なにをそんな・・・・・っっ!?・・・・・・はい。」
「はい、わかりました・・・・・・ひかり、ちゃん・・・・・っっ!!」
俺の命令に逆らえるはずもなく、ひかりは俺の近くに歩み寄ってくる。
「エルちゃん、うう・・・・・・・。」
エルシアは後ろ髪を引かれるように振り向いて階段を上がっていった。
「待たせたな、いいと言うまでエルシアで遊んでいていいぜ。魔法戦士になっているから体力的にはさっきよりはマシになっているとはいえ、俺がヤる前に無茶しすぎるなよ。」
「へっへっへ、わかってますよ。おい、お前ら行くぞ!!」
「やっとお楽しみの時間だぜ。じっくり可愛がってやるからな~。」
喜々とした様子で部下たちはエルシアの後を追って上の階に走っていく。
そしてここに残ったのは俺とひかりだけになった。
「さあてと、さっきは契約がメインでゆっくりと楽しめなかったからな。今回は時間をかけて、たっぷり楽しんでやるぜ。その前に、またお前の魔力を回復させなきゃな。ここからは無駄に魔力なんか使うなよ、調教のためのスタミナを維持できなきゃここから先はしんどいぜ。」
ひかりの肩をつかんで一気に引き寄せる。
「きゃあ!!・・・・・・・うう・・・・・・私は、貴方なんかに負けないから。」
「強気な態度、大いに結構だ。ではその態度がどこまで続くか、じっくり見せてもらおうか。」
~第30話・完~
「私は、貴方なんかに負けないから」
即堕ち2コマとまではいきませんが、典型的な負けフラグです。