~白い亜人視点~
「いやああああ!!そんなのいやあああ、私を捨てないでええーーーーーひかりちゃあああん!!!うわあああああああーーーーーっっっ!!!」
これまでにないほどの大声で泣きじゃくるエルシア。
亜人によって家族を殺され父親が亜人となり孤独になってしまい、それをネタにして犯される日々。
一縷の望みにかけて日本に来たものの、こちらでも同じような目にあってしまいそこをひかりとの出会いによって救われたのだ。
それを幻影とはいえ、完全に決別宣言をされてしまっては受けるダメージも半端ではないだろう。
おかげで現時点でひかり以上に侵食が進ませることができた。
「こんなのいやあああ!!ひかりちゃんに捨てられたら、わたし・・・・わたし・・・・ひうううっっ!!うあああ!!や、やめて・・・・くださ・・・・そんな、急に・・・・・うあああっっ!!」
絶望の叫び声を上げ続けるエルシアに、不意に俺から刺激を与える。
ずっと同じ体勢で挿入し続けていたものの、エルシアはそれすら忘れて絶叫していたので今の状況を思い出させるために刺激を与えたのだ。
「何を見て叫んだのか知らねえが、こっちの奉仕を忘れてるんじゃねえぞ。」
何が見えていて心の中がどうなっているのかは俺にははっきりとわかっているが、素知らぬフリで奉仕を強要させる。
「ご、ごめん・・・なさい・・・で、でも・・・・ひかりちゃんが・・・・ひかりちゃんが・・・・・。」
「ここにひかりなんているわけねえだろ。お前が見たのは幻か何かじゃねえのか?」
「ま、まぼろし・・・・今のが・・・・まぼろし・・・・え・・・?」
そう言われて、ようやく今のが本物ではなく幻影であったと理解したようだ。
しかしすでに受けた心の傷は大きなものであり、侵食も一段階進んでしまった。
「そ、そうです・・・か・・・まぼろし・・・・よ、よかった・・・・・ふあああ!!い、いやああ・・・・そ、そんな・・・・急に・・激しく・・・・!!」
正気に戻ってきたエルシアに再度、腰を激しく動かして
「動きを止めていた分だけ、激しくしてやってるんだよ。どんな幻を見たのか知らないが、それを見たっていうことはお前がそんなものを見るだけのことをしたっていう証左じゃねえのか?」
「うう・・・んぐ・・・や、やっぱり・・・私は・・・魔法戦士・・・失格・・・なの・・・?」
改めて俺に言われた言葉の数々が、エルシアの頭の中を駆け巡る。
見せられたひかりの幻によってエルシアの心はボロボロにされてしまい、かろうじて否定できていた先ほどまでと違い、それを否定することができなくなっている。
『お前は魔法戦士失格だ』という言葉を自分の意思で受け入れようとしている。
(私が・・・・魔法戦士・・・・失格・・・・。じゃあ・・・・・今までに言われたことも・・・やっぱり、本当のことなの?私は・・・・・快楽を得ようとするために、お父さんを利用した?そんな・・こと・・・・・あるはず・・・・ないのに・・・・そうだと・・・思えてきちゃう・・・・。)
『快楽を得るための口実として父を利用した』そんな荒唐無稽な話でさえ、エルシアの中でそうであるかもしれないと肯定しつつある。
それほどまでにエルシアの心は疲弊してきているのだ。
「そうだ、お前は魔法戦士失格なんだ。だからこそ、お前が絶叫するほどの幻を見てしまったんだよ。でもそれは悪いことじゃない。魔法戦士失格だっていうなら、今からそれを挽回すればいいんだ。最初から何もかもうまくやっているやつなんていないんだからな。」
そんな心がボロボロになっているところへ、エルシアにとっての甘い誘惑を囁いてやる。
それと同時に、先ほどから発動している抗議や躊躇へのペナルティーを一時的に解除しておく。
「ばん・・・かい・・・・・一体・・・・何をすれば・・・・そんな、ことが・・・・?」
「簡単なことさ。まずは今までの事実を肯定した上でそれを受け入れるんだ。その上で、今までの自分を振り切るかのように生まれ変わればいい。今のお前は自分が感じることも快楽を受け入れることも否定しているが、それは悪いことじゃないんだ。快楽を全面的に受け入れそれによって自らを罰しつつ、『快楽も受け入れた新たな魔法戦士』として再出発すればいいんだ。」
今までも無理な論理だったが、これに輪をかけて滅茶苦茶な論法でエルシアに話を持ちかける。
これまでのエルシアは否定しつつもそれらを徐々に心の中に刻まれてきたが、それらは首輪や催眠の効果によるところが大きい。
逆に言えば、あえて力を抑え気味にしているとはいえ、首輪と催眠の相乗効果であってもそこまで一気に進めることはできなかった。
なので、さすがのエルシアも本来ならまだ否定することはできるはずである。
「そ、それで・・・・許されるんですか?そんなことで・・・・私は、魔法戦士として・・・やり直せるんですか?」
だがエルシアはそんな無茶な論法を受け入れつつあった。
完全に信じてはおらず疑問に思っている部分もあるが、侵食が予想以上に進んだこともあって俺の言葉に対する防御力が大幅に弱まってしまったのだ。
簡単に言えば、俺の言葉が常に軽い催眠状態になってエルシアに聞こえてしまっているようなものだ。
(ここまで大きな効果が発揮できるとは思っていなかったがな。)
今まで多くの人間や亜人に対して侵食を使ってきたが、あくまでの俺自身の強化のために使うのがメインであった。
侵食してきた人間のほとんどは放置状態で、今回の作戦の準備を整える段階でようやく使うようになったぐらいだ。
なので、侵食の進行段階で相手にどんな効果があってどうなっていくのかが俺自身が正確につかめていなかった。
能力に関しては獲得した段階で知ることができるが、事細かい詳細に関しては使いながら知っていくのが本来の使い方だからだ。
侵食の初期段階として相手の心の中が読めるようになるまではわかっていたが、それ以上は試したことがなかったのでわからなかった。
部下の亜人たちに対しても一気に侵食を使って絶対服従状態になっているので、道中の経過状態を知る術がなかった。
ましてや魔法戦士相手に能力を使うのは初めてだったし、ここまで侵食が一気に進むとは思っていなかった。
(それほどまでに、父親とひかりの件はエルシアにとって心の支えとして大きな比重を占めていたということだ。それをいかなる形であれ全てを否定されてしまい、その傷は甚大なものになった。)
まだまだ侵食できていない部分も多いが、魔法戦士を相手にしているならかなりの早さと言えるだろう。
「で、でも・・・・そんなことをしたら、ひかりちゃんを裏切ることになっちゃう。それに、お父さんにも・・・・・。」
そんなエルシアは俺の言葉に惑わされそうになっているが、さすがに一気に流されることはなく、なけなしの正常な部分がそれを否定しようとする。
だがその口調に最初のような力強さはまるでなく、否定する理由も自分にではなくひかりに求める辺りに心が弱ってきていることを露呈している。
「心配はいらないさ。父親にもひかりにも、今は教えなければいいだけのことだ。特にひかりの場合、お前と同じように快楽を受け入れてきているんだから、然るべき時期に話せるようになるのはそう遠くはない。」
「そ、そんなことで・・・・いいんでしょうか?そんなことをして後からバレたら、余計にひかりちゃんに軽蔑されちゃうんじゃ・・・・。」
「大丈夫だよ。誰しも隠したいことの一つや二つはあるもんだ。お前だって、何もかもをひかりに話しているわけじゃないだろ?そこに他の秘密や嘘が加わっても、どうということはないさ。」
「そ、それはたしかにそうですが・・・・でも・・・・・。」
流されそうになっている心を必死に押し留めようとしている。
負い目があるとはいえ、さすがにこれ以上の自身を売り渡すような行為は躊躇してしまうのだろう。
「父親に関してなら、心配はいらないさ。この場にはいないし、会いたくてもすぐに会えるわけじゃない。自分から打ち明けられると思った時に、会いに行けばいいだけだ。」
俺は居場所を知らないしどうなっているのかも知らないので、会いに行こうとしても会えるものではないだろうが。
嘘を言っているわけではなく、実際には俺が関係していないのに俺が関わっているように話しておいて相手を惑わしているだけだ。
残念ながら、今のエルシアにはそれを気付けるほどの精神的余裕はないが。
「それに、ひかりに関しても心配はいらない。さっきも話したが、あいつも快楽を受け入れて身を委ね始めている。今はまだお互いに話せる段階ではないが、素直になれたら改めて話をすればいいだけのことさ。今話すか、後から話すかの違いだけさ。」
「・・・・・・・うう・・・・。」
冷静な判断を下す精神力を欠き、俺からの提案にエルシアの心は乱される。
本来ならここで躊躇している段階でペナルティーが発動していたかもしれないが、先ほど解除していたのでその心配はない。
もっとも、今のエルシアはそれを考慮に入れる余裕などないが。
「なあに、今すぐに全てを受け入れろなんて言わないさ。まずは今の自分を受け入れるところから始めればいい。そこから先はその時に決めればいいんだ。どっちにしたって、お前は魔法戦士失格だっていうのは自身で認めちまったんだろ?だったら、今の自分を変えられるように努力しないとダメなんじゃないか?」
「・・・・・は、はい・・・・・それは、そうで・・・・す。で、でも・・・・・何からすればいいのか・・・・・。」
渋々と俺の提案を受け入れ、自分を納得させようとするエルシアに、俺は心の中でほくそ笑んだ。
俺が言った案は、どれもこれもが単なる問題の先送りである。
早い話が『まずは快楽を受け入れることだけに集中して、他の問題は快楽堕ちしてから考えればいい』というのを適当にお茶を濁しただけだ。
快楽を受け入れて堕ちてしまえば最後、他のどんな判断も無意味だ。
エルシアは自分で快楽の淵へと足を進めているのだが、それにまだ気付いていない。
(もっとも、気付いた時には何もかもが手遅れになっているだろうがな。)
今のエルシアの心の防御力はゼロに等しい状態だ。
かろうじて堪えることはできているが、今のように一押しするだけであっさりと流されてしまいそうになる。
「まずは感じることに集中して、自分の中の快楽をじっくりと噛みしめるんだ。他のことは後回しで構わない、じっくりと己の快楽と向き合ってみろ。」
「は、はい・・・・自分で、動かしてみて・・・・・じっくりと、感じて・・・みます。んぐうう・・・ふあああ・・・・ひうううっっ!!」
今のエルシアは座っている俺に跨って前の方に挿入している体勢のままだが、それを一旦自分で動いて抜いてから後ろの方に挿入しなおした。
「やはりお前は後ろの方が強く感じるようだな。それを自分から認めただけでも大きな進歩だぞ。さあ、遠慮せずに自分が満足するまで身体を動かすんだ。」
「は、はい・・・・感じられるように・・・・・動かし・・・・ます・・・・んぐうう・・・・ふあああっっ!!か、感じ・・・ます・・・・自分から・・・後ろの・・・方、に・・・・
『精神的にボロボロにされ、流れ的に受け入れさせられてしまった』というものであるが、自発的に受け入れ自らペニスをアナルの方に挿入しなおして腰を積極的に動かす。
エルシアの心の中の障壁が一つずつなくなっていくのを感じられる。
現時点でひかりよりも浸食が進んだことにより、俺の言葉を聞き入れやすくなってしまったと同時に、エルシアの心の中がより詳細に理解できるようになった。
(積極的に受け入れてしまった自分を恥じつつも、それを受け入れることによって何かが変わってくれないかという淡い期待を抱きつつある。実際には、ただ単に性的快楽を求めるためのハードルを自ら下げているだけなのだがな。)
ぎこちない腰を動かし方であるが、自分の感じるところを把握しているのかそこを擦りつけるように身体を微妙に動かそうとしている。
「んん・・・・はあ・・・ふあああ・・・・ひうう・・・・やああ・・・こ、こんなこと・・・・本当は・・・・しちゃ・・・・だめ、なのに・・・・・ひかり・・・ちゃ・・・・ひあああっっ!!」
快楽に身を委ねることはダメだと自覚はしている一方で、『自分を変えたい、受け入れたい』という間違った認識を受け付けられたことでそれを糧にして必死に身体を動かす。
「お、おねがい・・・ひかり・・ちゃ・・ん・・・んぐうう・・・ひううう・・・私を・・見捨て・・・・ないでえ・・・ふああ・・んん・・・ひかりちゃんに、まで・・・捨てられちゃったら・・・わたし・・・わた・・し・・・・うあああっっ!!」
ようやくできた自分を受け入れてくれる親友を失いたくない気持ちが、ひかりへの思いに反映されているようだ。
『自分が快楽を受け入れてあるがままの存在になる』という俺の言葉をはっきりと肯定こそしていなかったが、無意識の内にそれを実行しようとしている。
「うう・・・ひうう・・・やああ・・・ま、また・・・気持ち・・よく、なって・・・きて・・・ま、まって・・・て・・・ひかり・・・ちゃん・・・ふああ・・・あうう・・・んぐうう・・・今の・・私を・・・変えようと・・・頑張る・・・・から・・・・ま、まだ・・・私を・・・見捨て・・・ないでええ・・・・・。」
俺が思った以上にひかりへの依存度が高かったのか、涙ぐみながら腰を必死に動かし、しきりにひかりへ見捨てないように何回も繰り返す。
アナルで感じるのがあれだけ嫌がっていたのに、今はそちらの方に自ら腰を下ろして俺のモノを挿入し必死に腰を振っている。
すでに感じるところを熟知しているのか、腰の動きを上下に動かしつつも中を擦り上げようと小刻みに前後左右にも動かしている。
「いいぞ、自分の感じるところを積極的に擦り上げているな。ようやく自分でも腰を動かすコツがわかってきたようだな。どうだ、気持ちいいだろ?お前は後ろの穴が大好きだからな。」
「んん・・・ぐうう・・・・は、はい・・・こんな・・・こと・・・・いけない・・って・・・わかっている・・・のに・・・はぐうう・・・ぐううう・・・・感じる・・・ところを・・・擦り・・あげちゃい・・・ます・・・・。・・・・き、気持ち・・・・いい・・・です・・・・。わ、わたし・・・・は・・・・う、後ろが・・・アナル・・・が・・・・だ、だい・・・好き・・・です・・・・ひぐ・・・ひっく・・・・・ぐす・・・・・ふあああっっ!!」
俺の言葉を遠慮がちに、泣きじゃくりながらも全面的に肯定する。
それは契約によって言わされた面もあるが、先ほどまでとは違ってエルシア自身が心から認めてしまった部分も大きくなっている。
それをエルシア自身もよくわかっているからこそ、涙が止まらないのだ。
どんな理由であっても、快楽を受け入れつつある。
しかも後ろの穴という普通ではない方をより強く感じ、それが気持ちよくてたまらない。
自らをどんどんと追い込みつつ、そんな状況を喜々として受け入れつつある自分が情けなくてたまらないが故に涙が止まらない。
(わ、わたし・・・こんなに・・・積極的に・・・・腰を・・動かしちゃって・・・る。それも後ろの方・・・なのに・・・アソコ・・・以上に・・感じ・・ちゃってる・・・のが・・・わかっ・・・ちゃい・・・ます・・・。ごめんね・・・ひかりちゃん・・・・受け入れてもらいたくて変わりたいという思いは変わらないけど・・・・それとは別に・・・純粋に・・・・快楽を受け入れたいって・・・・思い、始めちゃってる・・・・。)
心の中から後悔や謝罪の言葉の後に、快楽を受け入れていることをはっきりと認めてしまっている。
あくまでもそれは否定したいことであるという前提であるのは変わっていないが、それと同時に様々な理由を隠れ蓑にしてそれを受け入れたいという気持ちが大きくなり始めている。
「そうだ、素直に快楽を求められるようになってきたようだな。少しずつだが、ひかりに受け入れられるようになってきているぞ。そのままでこちらの方に向き直せ、褒美にまたキスをしてやろう。」
「は、はい・・・・ん・・・ど、どうぞ・・・・あむ・・・んん・・・ちゅ・・・はむ・・・・。」
挿入したまま俺の方に向き直し、再びエルシアにキスをしてやる。
「はむ・・・んむ・・・・ぺろ・・・クチュ・・・・こ、こんな・・・・ただ、キスを・・・・・しているだけ・・・なのに・・・すごく・・・気持ち・・・よく、なって・・・きて・・・・すご・・・んむううううっっ!!」
キスをすると同時に、俺の舌に自らの舌を積極的に絡ませようとしてくる。
さっきと違ってキスによる快楽を覚えたためか、より積極的に絡ませてきて心なしか性的快感もより引き上げられているような感じだ。
「んぐ・・・・んむ・・・・へっへっへ、さっきよりもより積極的に求めてくるようになったな。そんなに俺とのキスが気持ちいいのか?後ろの方だってのに俺のモノを締め付けてきて、精液を搾り取りたいように蠢いているのがわかるぜ。」
「こ、これ・・・は・・・あなた・・たちが・・・こうなるように・・・調教したからで・・・あって・・・・そう、なりたくて・・・・なった・・・わけ、じゃ・・・・あむ・・・んむ・・・んんむ~~~~っっ!!」
必死になって否定しようとするが、それは感じていることそのものの否定ではなく自分の意思によるではないという苦し紛れの言い訳に近いものだ。
言い換えると、感じていることそのものは否定しようがないということだ。
「あむ・・・くちゅ・・・そうだ、そうなるように俺がお前たちの身体を作り替えてやったんだ。もうそれは元に戻ることはない。そして最後には、心までも俺の手によって変えられてしまい、身も心も快楽に染まりきって喜んで腰を振るようになるのさ・・・・うおおおっっ!!」
そう言うと同時に、高まった射精感に従ってエルシアのアナルの方に盛大にぶちまける。
「ひぐうううう~~~っっ!!ま、また・・・・お尻の方に出て・・・・・あむうう!?」
射精と同時にイくことは耐えることはできたようだが、絶頂感が限界まで高められるのは止めようもない。
絶頂寸前が耐えようとしているエルシアの身体を抱き寄せ密。着すると同時に、これまで以上に激しく舌を絡ませていく。
「んむう・・・こ、こんな・・・・はげし・・・・あむう・・・・・す、すご・・んん・・・・んぐうう・・・!!」
「何も考えずに、今の感覚を感じることだけに集中するんだ。」
「(コクリ)・・・・んむう・・・んぐ・・・はむ・・・・ぺろ・・・・・こ、こんなの・・・・気持ち・・・よすぎ・・・。」
それにキスをしたまま何も言わずに頷き返し、眼をつむって今感じている感覚を味わうことに集中する。
「も、もう・・・・イっちゃ・・・・あむ・・・・んぐうう・・・・んんぐううううーーーーーっっ!!」
ただでさえ性的な抵抗力が弱ってきているのに、あるがままに感覚を受け入れたエルシアがそれを我慢できるわけもなく、すぐさま絶頂を迎えてしまう。
「あむう・・・・はむ・・・・くちゅ・・・・ぺろ・・・・」
絶頂に体を震わせ少し意識を朦朧とさせながらも、俺の舌をなおも自分の舌を絡ませてくる。
身体自体もそうだが、舌で味わうことの快感にすっかり目覚めたようだ。
「へっへっへ、よかったな。後ろの穴に続いて、新しいお前の性癖が目覚めたようだぞ。」
もっとも、最終的にはひかりもエルシアも全ての部位が性的快楽に目覚めてしまうんだがな。
「うう・・・むう・・・・むぐ・・・・・んん・・・・・・。」
俺の言葉には答えず、俺に抱き着いたままの体勢で涙を流しながら舌を絡ませ続ける。
聞こえないふりをして返事をしないようにしているようだ。
答えると素直の感じていることを言うしかなく、そうするとそれに従って心も身体もより堕ちていってしまうことをなんとなく理解しているのだろう。
(だからといって、今の状態のままでこうやっていること自体もすでに開発され続けていることに変わりはないんだがな。)
どちらを選んでも調教され続けているのには変わらず、エルシアもそれはわかっているので、せめて少しでもましな方を自ら選択しているのだ・・・・・・・・調教が進むのには何も変わらないのだが。
・
・
・
・
・
・
・
・
「はあ・・・はあ・・・・はあ・・・・はあ・・・・ひかり、ちゃん・・・・。」
調教が一段落し、エルシアはうわ言のようにひかりの名前を呟きながら俺が座っていたベンチに倒れこんでいる。
「いいぞエルシア、段々と今の自分を受け入れられるようになってきているな。そのまま自分を変え続けていければ、ひかりもお前を認めてくれるだろうさ。」
お互いに淫らとなった状態となってな――――
そんな俺の言葉にエルシアは返事をせずに、目を伏せながら軽く頷く。
(ひかりちゃんに信じてもらう・・・・そのためにはこうなるのが良いはずなのに・・・・本当に、そうなんだっけ?何かが・・・間違っているはずなのに・・・・なにが、間違っているの?考えが、まとまりません・・・・ひかり・・・ちゃん・・・・ひかり・・・ちゃあん・・・・!!)
ひかりと同様にエルシアの思考も、捻じ曲げられた意思と本来の意思がぶつかりあっている。
まだまだ本来の部分が大きいのでそれに染まりきっていないが、逆の見方をすればこちらが植え付けた部分もしっかりと根を下ろしているのが確認できる。
(一度根を下ろしてしまえば、完全に取り除くことは不可能になる。後は調教によって、その思考で埋め尽くしてしまえばいい。)
時計を見てみると、夜の10時となっている。
調教の進み具合にしては、ひかりよりも時間は思ったよりも使っていないようだ。
「ほれ、いつまでもへばってんじゃねえぞ。魔法戦士の状態なんだから、すでに回復しているだろ。ひかりに認めてもらうには、こんなもんじゃ足りないだろ。まだまだしっかりと堕ちていかないとな。というわけで、つぎはこれだ。」
そう言ってエルシアに見せたのは、ひかりにも使った散歩用のロープと尻尾付きのバイブとアナルビーズが一体化したものだ。
それに加えてひかりに使わなかったアイテムとして、犬耳のヘアバンドも取り出した。
「そ、それは・・・・ま、まさか・・・・。」
ヘアバンドを見て、すぐに理解できたようだ。
「察しが良いな。これが何かを理解できたのなら、次にどうすべきなのかもわかるな。自分で全部身に付けるんだ。言っておくが、まだ契約は発動したままだからな。」
「わ、わかりました・・・・。」
俺に一式を投げ渡されると、すぐさまヘアバンドを身に付けロープを首輪に結び付けた。
「うう・・・・んん・・・ぐううう・・・ふあああ・・・・ぐ、ぐうう・・・・んぐううううっっ!!」
続けて、恐る恐るバイブとビーズを自ら埋め込んでいった。
動作はややゆっくりではあるが、躊躇は許されないのでエルシアに選択肢は存在しない。
声を上げながらもそれらを差し込むと、観念したかのように四つん這いとなった。
「自分からできたのは結構だが、挿し込みがまだまだ甘いな。俺がしっかりと根元まで埋め込んでやる。」
「あ、ありがとう・・・・ござい・・・ま・・・ひぐう・・・・んんんーーっっ!!」
お礼の言葉を言いきる前に、挿し込みが甘かったエルシアのバイブとビーズを限界まで埋め込んでやった。
その勢いに耐えきれず、軽く絶頂してしまったようだ。
「はあ・・・・はあ・・・・前と・・・・後ろに・・・同時に・・・・んん・・・・っ!!」
「どうだ、気持ちいいか?それはさっきのひかりの調教に使ったやつなんだぞ。さすがにあいつの熱は冷めちまっただろうが、ひかりの感覚を感じるか?」
「こ、これを・・・・ひかり・・・ちゃん・・が・・・・ひあああっっ!!や、やああ・・・だ、ダメ・・・・です・・・・こ、こんな・・・・ひかりちゃんが・・・・使った・・・なんて・・・考えちゃった・・・・だけ・・・で・・・・んん・・・・っっ!!」
ひかりが使っていたバイブとビーズを挿し込まれていると聞かされると、それを想像してさらに感じ入ってしまっているようだ。
「ひかりが使っているって聞いただけで、そんなに感じちまうとはな。すっかりお前も淫らに仕上がってきたようだ。」
「はあ・・・はあ・・・・そ、そんな・・・・わたし・・・淫らに・・・なんて・・・・うう・・・。」
否定しようとするが、契約のことを思い出して口を紡ぐ。
「否定しようとできる分だけ、まだまだ元気があるようだな。そうでなくては面白くない。それじゃあ、外に散歩に行くとするかな。」
「え・・・で、でも・・・・は、はい・・・・。」
俺の言葉に拒否しようとするが、それは許されないのですぐさま肯定すると、俺に引っ張られる前に自分で四つん這いのままで歩き始める。
「自分で歩き始めてえらいぞ。そんなお前に朗報だ、このロープを通じて俺の能力が適用されるから、お前の姿は透明になるし気配も消える。それがわかったら、外の散歩に行くかな。」
その言葉に少しホッとしながら進んで行くエルシアに合わせて、ひかりの時と同様に催眠によって外に出たと錯覚させて散歩を開始する。
それと同時にとある調教方法を思いつき、上で休憩させている部下に連絡して下に来るように伝えるのあった。
~第40話・完~
肉体と精神のダブル責め、愉しくてやめられません。