今回は短めですが、これにて一つの区切りでございます。
~白い亜人視点~
「「はあ・・・はあ・・・はあ・・・・はあ・・・・。」」
ここでの一通りの調教が終了し、ひかりとエルシアを下の階に移動させた。
衣装のほとんどが破かれているが魔力はまだ十分にあるので衣装を復元させることもできるのだが、体力の消耗に加えて連続の調教による精神的な消耗が何よりも大きく、そんなことを気にする余裕もないようだ。
全身に精液の跡が残っており、虚ろな瞳で天井を見たまま倒れ伏している。
そんな中でもお互いの手を握っているのは、心身共に堕ちかけている最後の抵抗であろうか。
(はああ・・・・す、すごかった・・・イっちゃう直前に・・・エルちゃんと・・・壁越しにだけどキスしちゃって・・・・あ、あの瞬間・・・ものすごく気持ち良くなっちゃった・・・わ、わたし・・・もう・・・壊れちゃった・・かも・・・・。)
(ひかり・・ちゃん・・・わたしと・・キスしちゃって・・・どう思っているのかな?思わずしちゃったけど・・・あの時はああした方が良いと思っちゃって・・・んん・・だ、だめ・・・ま、また・・・からだ・・・が・・・・!!)
2人の心の感想からも調教が順調に進んでいることが読み取れる。
「はあ・・・はあ・・うう・・・ひぐ・・・んん・・・!!」
「はふ・・・・ひう・・・ひ、ひかり・・・ちゃ・・・・はああ・・・っっ!!」
何とか呼吸を整えようとするが、身体を小刻みに震わせてしまいうまくいかないようだ。
心身共に快楽を強く求めるように作り変えられてしまい、もはやそれは完全に2人の魔力体の奥底にまでしっかりと根付いてしまっている。
こうなってしまえば組織の技術力をもってしてもどうすることもできず、ひかりの回復魔法をもってしても回復することはない。
いわば、その状態がこいつらの普通の状態になってしまったからだ。
このまま何もせずに放置しておけばある程度は回復するだろうが、もはや完全に元に戻ることはない。
仮に俺も知らない戻すことができる手段があったとしても、相当な手間や時間が掛かるであろう。
(俺が何も放置しておくことなど、あり得ないことだしな。)
時間を見れば、月曜の夜になっていた。
まだ少し時間に余裕はあるが、すでにこのアジトで予定していた調教は一通りは終了し思っていた以上に二人の調教は進められた。
(こいつらが逃げられるわけでもないし、ここで一気に進める必要もないだろう。後の楽しみはまだまだあることだし、それまで取っておけばいいことだ。)
しかしこのまま解放するにも少し早い感じもするし、ならばやることは一つだ。
「おい、お前ら。俺は十分に楽しめたし、残りの時間はお前らだけで遊んでいいぞ。」
「やったぜ、そうこなくっちゃ!!お前ら、許しが出たぞ。好きな奴を選んで、思う存分遊んでいいってよ!!」
「よっしゃ、俺はひかりちゃんだぜ。あの乱れっぷりがそそられちまって、興奮が冷めやらないぜ。リーダーにやったみたいに、俺たちも相手してくれよな。」
「俺はエルちゃんに相手してもらおうかな。エルちゃんはお尻の穴が大好きだからね~、他の奴と一緒に前と後ろを激しく責め立ててやるよ。どうだ、嬉しいだろ?」
許可が下りたことで相手を選んで二人に群がっていく。
命令をしていないのでこいつらならば一応は抵抗できるが、もはやそんなことをしようとする気力も湧いてこないようだ。
「やああ・・・こ、こないで・・・ください・・・おねがいします・・・も、もう・・・ああ・・・。」
「ひ、ひかり・・ちゃん・・・ああ・・・も、もう・・・わたし・・も・・・これ以上・・は・・・。」
気丈な意志を見せることもできず、倒れたまま恐怖で震えることしかできない。
(ああ・・・また・・犯されちゃうんだ・・・わ、わたし・・・だ、だめ・・そんなことを・・考えただけで・・か、身体・・が・・・また・・・!!)
(お、お尻をまた・・犯されちゃう・・・それに・・ひかりちゃんも・・また・・・だめ・・なのに・・・逃げなきゃ・・いけない・・のに・・・もう・・う、動けない・・それ・・に・・・わ、わたし・・・そんなことを・・聞いただけで・・・か、身体が・・・反応・・しちゃって・・・・!!)
しかしそんな恐怖に震えながらも、心の中ではそれによって与えられる快楽を求めてしまっているのが感じ取れる。
ここまで丹念に与え続けてきた調教の成果はたしかに2人の心と身体を蝕んでいるようだ。
「な~~に、心配すんな。こいつらには無茶なことはさせねえからよ。お前たちはせっかく捕らえた魔法戦士の性奴隷なんだからな。さてと、無駄に待たせるわけにはいかないからな。始めていいぜ。」
「「「「「「ひゃっほ~~~っっ!!」」」」」」
「ああ・・・・」「やああ・・・・!!」
・
・
・
・
・
・
・
・
~ひかり視点~
すでにこの時点でも意識は朦朧としていたけど、それ以降の記憶は特に曖昧になっていた。
でも亜人たちに立て続けに犯され、エルちゃんと慰み者になっていたことだけは間違いなかった。
断片的に覚えている記憶の中には、私が亜人に跨って一心不乱に腰を振り続けたり亜人のペニスを喜々として咥えながら精液を飲み干していたりなどの、思い出すだけでも恐怖するような自身の淫らな行為が思い出される。
それは白い亜人によって刻み付けられた調教の結果であり、私の中に確かに芽生えた心の一部であるとはっきりと自覚できてしまう。
~エルシア視点~
前と後ろを同時に犯されながらそれに何の苦痛を感じることもなく、むしろ快楽ばかりが引き出されてしまう。
私の身体はそういった行為を喜々として受け入れるように、完全に作り変えられてしまったのだ。
それはひかりちゃんも同様であり、私のすぐ横でひたすら犯され続ける姿がいやでもお互いに目に入ってしまう。
しかも時には無理やりにでも見せられ、横に並べられて一緒に絶頂させられたりさっきのように向かい合った状態で犯され続けられたりもした。
さっきと違って触れ合うことはできるのでひかりちゃんを感じることはできたが、それは何の慰めにもならない。
そんなささやかな抵抗であるお互いを思い合う気持ちでさえも亜人たちにとっては都合のいいおもちゃでしかなく、無慈悲な陵辱行為は続けられた。
~ひかり視点~
そしてそこから何時間経ったのかもわからないまま遊ばれ続け、やがて白い亜人からの制止がかかって淫らな儀式は終わりを迎えた。
「お前らも十分に楽しんだろ。残念だが時間切れだ。そろそろこいつらを解放して戻しておかないと、怪しまれるかもしれないからな。」
「まだ物足りないっすけど、仕方ないっすね。でもまた遊ばせてくださいよ。」
「ああ、わかってるよ。」
あくまでもここでの調教が終わっただけで完全に解放されるわけではないのはわかってはいるが、それでも一時的にでも終わったことにわずかに安堵する。
「は・・・は・・・・あ・・・あ・・・・・」
横ではエルちゃんがさっきと同じように横たわっていた。
しかし息は本当に絶え絶え状態であり、意識もほとんどなくなっている。
かく言う私もほとんど変わりない状態であり、ツインテールにしていた髪もいつの間にか解けてしまい髪はバラバラになっていた。
「心配はすんな、フォローはちゃんとしておいてやるからよ。部屋にはちゃんと帰してやるし、後片付けは全部やっといてやる。さすがに疲れただろうから、ゆっくりと部屋で休むんだな。じゃあ、またな。天月ひかり、エルシア・クロンメリン。」
そう言うと私とエルちゃんの首に爪を立ててくる。
これは彼が奪ったという、あの時の緑色の亜人の能力だ。
「あ・・・・。」
催眠薬が注入されたのか、刺されると同時に私の意識が薄れていく。
最後に見えたのは、同じように目をつむっていくエルちゃんの姿と白い亜人の邪悪な笑み――――
そして最後に聞こえたのは、白い亜人の言葉であった。
「もちろんわかっているとは思うが、これで終わりじゃないからな。楽しみにしておけよ。」
それを最後に、私の意識は完全に途切れたのだった。
~第53話・完~
アジトでの調教はひと段落ですが、ひかりたちの悪夢はむしろこれからです。
引き続き、この作品を読んでいただいたらありがたいです。