戦う正義のヒロイン敗北もの作品集 作: 霜月ナル(元Hpinch_like)
「大丈夫です先輩!無理はしませんし、下魔だったら私だけでもなんとかなりますから!」
そう言って香那葉は凛々子との通話を切った。
(私がみんなを守らないと……一人でもう戦えるんだから)
今までは一人で戦うことはなく、いつも凛々子と一緒に戦ってきた。
だが、いくつかの戦いを通して経験を積み一人でも戦えるようになったと香那葉は考えていた。
凛々子に負担の減らし、立派な魔法戦士として彼女に並び立つ。
「それをこの戦いで証明するんだ!」
そう自分を奮い立たせながら、香那葉は魔物が出現したとされる公園へと急ぎながら魔法戦士へと変身する。
「スイート・マジカル・センセーション!」
光が香那葉を包み、瞬く間に魔法戦士スイートキッスへと変身した香那葉は公園に降り立った。
周囲を見渡すと木や設置物が破壊された跡が残り、人の気配が消えている。
どうやら一般人は逃げているようだ。
これなら周りの心配をせずとも戦えるだろう。
スイートキッスはフラフープのような武器『ブーメラン・フープ』を油断なく構え周囲を警戒する。
「魔物はいったい何処に……きゃあ!?」
瞬間、公園に凄まじい雄叫びが響き渡りスイートキッスの目の前に巨大な何かがドシンと降り立った。
「グオォオオオッ!!」
現れたのは下魔によく似た巨体の魔物だった。
顔や模様には下魔の原形が見られるが、その恐ろしいまでの巨躯と筋肉は通常の下魔とは一線を画している。
その巨体から放たれる威圧感は相当なもので、普通の人間であれば一目見ただけで腰を抜かすほどの迫力を持っていた。
しかしスイートキッスは一瞬驚いたものの、慌てず距離を取りながらもブーメラン・フープで攻撃を行う。
「行って!ブーメラン・フープ!」
高速回転するブーメラン・フープは魔物の腕に当たり肉を削ぎ落すが、まるでダメージを負った様子がない。
それどころか削れた部分すら再生していく。
「えっ?嘘……回復して……」
動揺しながらも今度は連続で攻撃を繰り出すも瞬く間に魔物の傷が回復していく。
無論、無制限に回復することはあり得ないが、回復することが出来なくなるまでにスイートキッスの体力と魔力が尽きるほうの可能性が高い。
なにより一人で戦っている凛々子を待たせるわけにはいかない。
(なら、私の最大の攻撃『クリスタル・エクスプロージョン』で一気に終わらせる!)
スイートキッスは素早く魔力を溜めていく。
最も威力の高い技であるこの魔法を使うためにスイートキッスは全神経を集中させる。
だがそんな隙だらけな状態にも関わらず、魔物は全く動こうとはしなかった。
それはまるで自分が絶対的優位にあると確信しているかのようで、余裕な態度をとっているようにも見える。
スイートキッスはその態度に違和感を覚えたものの、すぐに意識を切り替え、そして発動の合図となる言葉を叫ぶ。
「はぁぁぁぁー!クリスタル・エクスプロージョン!!」
瞬間、周辺の空気が一気に冷え巨大な氷が出現した。
氷の中には巨大下魔が閉じ込められており、ピクリともしない。
スイートキッスは勝利を確信した。
「ふぅ、これでおしまいかな……早く凛々子先輩と合流し――」
スイートキッスの言葉が途切れる。
ピキ、とヒビが入るような音がし慌てて氷の方を見ると徐々にひび割れが大きくなっていた。
それだけではない。
魔物の姿にも変化が起きている。
全身から蒸気のようなものを出し始め、明らかに熱気を帯び始めているのだ。
更にその体は先程までより一回り大きくなっており、今なお巨大化を続けている。
氷が完全に砕けるとそこには無傷の巨大下魔が立っていた。
「そ、そんな……どうして……」
信じられないものを見る目でスイートキッスは呟く。
あの魔法の直撃を受けて平然としている魔物などいるはずがないからだ。
その様子を楽しむかのように下魔はニヤリと笑う。
「グオオオッ!!」
次の瞬間、その巨躯からは信じられないほどの素早さで巨大な腕を振りスイートキッスの胴体を殴りつける。
呆けていたスイートキッスは回避が間に合わず、その攻撃を正面からもろに食らってしまう。
「ぐぼっ!?」
可憐な少女から発せられたとは思えない声が漏れ、一度拳で打ち上げられたスイートキッスはさらに地面へと叩きつけられた。
ズドンととてつもない衝撃音が公園に鳴り響く。
あまりの衝撃に吐き出してしまう。
「げほっ……うぇ……がは……!」
地面に這いつくばりながら必死に立ち上がろうとするが体に力が入らない。
肋骨が折れ、激しい痛みが襲う。
常人ならすでに死んでいるほどの衝撃。
いくら魔法戦士といえど重大なダメージを負っていた。
しかもクリスタル・エクスプロージョンに大量の魔力を使ってしまったスイートキッスは防御に割く魔力が限られていた。
なんとか息を整えながら視線だけを動かすと、そこにはすでに自分へと迫る下魔の足があった。
「ひっ……いや……!」
恐怖に支配されたスイートキッスは思わず声を引きつらせる。
もはや先ほどまでの勇敢な心は消え去っていた。
自身の最大の攻撃が効かなかった時点で敵う相手ではない。
這いつくばりながら下魔から逃げようとする姿は誇り高き正義の魔法戦士とは思えない有り様だった。
「グオオオッ!!」
巨大下魔はスイートキッスの足を捕まえて持ち上げた。
その光景はまるで獲物を持ち上げる猛獣そのもの。
スイートキッスがいくら暴れても逃れることは出来ず、やがてその体は完全に持ち上がってしまう。
そして下魔は片手でスイートキッスの体を握りしめ、もう片方の手で片足を持ち上げた。
「いやああああっ!!離して、お願いぃいいいっ!!」
スイートキッスは泣き叫び懇願するが下魔は手を緩める気配はない。
手早く両手をスイートキッスの両足を掴むように持ち替え一気に広げる。
ゴキンとスイートキッスの股間から嫌な音が鳴る。
「ぎゃぁぁぁ!?」
股関節を外された激痛に叫ぶスイートキッス。
だが、絶望はこれからだった。
下魔の股間からスイートキッスの胴体と同じくらいの太さの超巨大ペニスが現れる。
「え……やだ、まさか……」
これから何をされるのか察したスイートキッスは青ざめた。
あんなものが自分の中に入るなんて想像もしたくない。
下魔はスイートキッスの秘所をその超巨大ペニスに宛がう。
スイートキッスはなんとか逃げようと身を捩るが、下魔は構わずそのまま一気に挿入した。
「いぎゃああぁぁあぁぁぁぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁ!!!」
ブチブチィと音立てて挿入され膣口は裂け、処女膜は一気に破かれた。
スイートキッスの絶叫が公園中に響き渡る。
巨大下魔はスイートキッスと腰を上下左右に激しく動かし始めた。
その度にスイートキッスは言葉にならない悲鳴を上げ、口から唾液や胃液を撒き散らす。
「おごっ!ぐげっ!いぎぃ!」
あまりの激しい動きにより、スイートキッスの内臓は破裂寸前であった。
魔法戦士の力が無ければ挿入した段階で死亡していただろう。
しかしそれでも下魔はスイートキッスを解放しない。
むしろスイートキッスの体が壊れていくのを楽しむかのようにさらに力を込めていく。
「ぎぎぎぎぎぎっ!!!」
スイートキッスはもはや言葉にならない音を漏らすことしか出来ない。
意識を失いそうになるたび、痛みによって覚醒させられる。
下魔のピストン運動は激しさを増していき、遂にはスイートキッスを貫いたまま射精を始めた。
大量のザーメンがスイートキッスの子宮を満たし、腹が妊娠したかのように膨張していく。
「おごぉおおおっ!!」
スイートキッスの口から汚い叫びが漏れ、気絶した。
一度射精されればもう終わりだと朧げな思考でスイートキッスは考えていた。
――だが、その考えは甘かった。
元々性欲の強い下魔が強化された存在が一度の射精で満足するはずがない。
スイートキッスの意識はすぐに覚醒した。
強烈な苦痛とともに。
「おげぇっ!?」
巨大下魔が超巨大ペニスを抜かずに再びピストン運動を始めたからだ。
もはや下魔にとってスイートキッスは性欲を満たすための肉オナホでしかない。
「グオオオッ!!」
「おごぉおおおっ!?」
下魔は再び絶頂を迎え、再び射精を行う。
既にスイートキッスの腹部は臨月の妊婦のように膨れ上がっていた。
最早生きているのが不思議なほどだ。
(嫌……こんな死に方だけは絶対に嫌ぁ……)
スイートキッスの心は折れた。
もう抵抗する気力は残っていない。
スイートキッスは涙を流しながら助けを求めていた。
「だ、だすげで……りりご、ぜんばい……」
(一人で戦うなんて無理だったんだ。ちょっと経験を積んだからって調子に乗ったからこんなことに……)
無意識のうちに凛々子の名を口にしていた。
そして、心から自分の短慮を悔やんだ。
だが、その願いも空しく下魔の行為は終わらない。
「グオオオッ!!」
「いぎゃぁぁぁぁぁぁ!?」
スイートキッスの心を折った後も下魔は何度も犯し続け、公園にはスイートキッスの叫びが鳴り響き続けた……
――太陽が落ち、夜が更けたころようやく巨大下魔の動きが止まった。
下魔の超巨大ペニスに突き刺さったままのスイートキッスは完全に絶命していた。
魔法戦士の限界を超え、凌辱され続けた末路だった。
その腹は風船のように膨れ上がり、有り得ない量のザーメンが注ぎ込まれているのが一目でわかるほど。
下魔は満足そうに笑うと、スイートキッスをペニスから引き抜き持ち上げる。
杭になっていたペニスが引き抜かれたことで、膣から大量のザーメンが一気に流れ出てくる。
そして下魔は何かを探すように辺りを見回し、何かを見つけ移動し始めた。
それは公園の中心にあるオブジェの周りに建てられた長い鉄杭だった。
太く下魔のペニスと同じくらい巨大な杭だ。
「ググググ……グォォ!」
下魔は絶命したスイートキッスの秘所を鉄杭に突き刺した。
だらんと力の抜けたスイートキッスの体に鉄杭が突き刺さり、晒し者にされていた。
腹は鉄杭の形に変形し、膣から流れ出ているザーメンが杭を伝っていく。
その光景を見て巨大下魔はさらに興奮し、自らのモノをしごく。
そして勢いよく発射されたザーメンがスイートキッスの全身に降りかかり汚していく。
その姿に満足した巨大下魔は夜の闇に消えていった……