戦う正義のヒロイン敗北もの作品集 作: 霜月ナル(元Hpinch_like)
レジスタンスの拠点にアラートが鳴り響く。
敵に侵入されてしまったのだ。
「みんな大事なモノだけもって脱出口から逃げて!」
スイートルージュは的確に指示を行いながら敵を蹴散らす。
直前まで敵の侵入に気づけず、深部まで敵が入り込んでいた。
まるで拠点を知り尽くしているかのように。
(まさか、仲間にスパイが……?それとも――)
敵につかまったココノが情報を漏らしたのか。
最低な考えが頭をよぎるがすぐにそれを打ち消す。
「いえ、彼女に限ってそれはないわ……仲間を信じないでどうするのっ」
ひとまず辺りの敵を打倒したスイートルージュにスイートパッションが近づいていく。
「先生!私も一緒に戦います!」
「いえ、あなたは脱出口に向かった人たちは守って頂戴」
「でも……」
「いいから早く行って!仲間を失ってしまっては私たちに未来はないわ」
スイートルージュの言葉に迷いはなかった。
スイートパッションはその言葉に何かを感じたのか素直に従う。
だがその瞳には涙をためていた。
彼女は理解していたのだ。
自分が足手まといになるということを。
「心配しないで。私はスイートナイツのリーダー、スイートルージュよ?負けたりなんかしないわ」
「はい……。信じています、先生」
そういってスイートパッションは去っていった。
スイートルージュはそれを見送ると再び前を向いて歩き出す。
彼女の心はすでに決まっていた。
(あの子だけは助けないと……私が必ず)
彼女はスイートパッションを逃がすことを選んだ。
この命を犠牲にしてでも。
スイートルージュが覚悟を決めると、不意に拍手が鳴り響く。
目の前には白衣を着た男が立っていた。
「いやはや、泣ける師弟愛ですねぇ」
「貴方、誰?」
「名乗るほどのものではありません。この作戦の指揮を務めるただの科学者ですよ」
「なら、あなたを倒せば形勢は逆転するわけね」
スイートルージュがクイーンズ・ロッドを構える。
だが相手は全く動じずに話を続ける。
「不思議に思いませんか?こうも簡単に敵の侵入を許してしまったことを」
「……何が言いたい?」
「ココノ・アクアは違いますよ?彼女は玩具にしてしまいましたからね。あ、見ます?」
そう言うと、男は空中に映像を投影する。
途端に少女の悲鳴が鳴り響く。
『ぎゃあああああああ、もうやめでぇぇぇぇぇ!!」
「ココノ!?なんてこと……よくも!!」
映像の中でココノは身体の自由を奪われ異様な機械によって責め立てられていた。
膣内とアナルに極太の異形ディルドーが突っ込まれているせいで腹が醜く変形し、身体中にやけどしたような跡や乳首が思い切りねじられた様に変色している。
その姿はとても正視に耐えられるものではなかった。
「まぁ、こういう事です。彼女は我々の仲間ではない」
「なら、いったい誰が――」
「僕ですよ、愛梨さん」
脱出口へとつながる廊下から声が聞こえる。
そこには、見知った顔があった。
レジスタンス結成初期からの仲間である青年だった。
しかし、その表情からは普段の面影は一切感じられない。
まるで別人のように冷たい目をしている。
彼は無言のままこちらに歩いてくると、手に持っていた端末を操作する。
すると、脱出口の方から遠く悲鳴が聞こえてきた。
「まさか、貴方が裏切り者だったなんて……」
スイートルージュの声が震える。
彼とは教師時代の知り合いだ。
生徒想いの良い人間だとばかり思っていたのだが……。
彼は悪びれた様子もなく淡々と答える。
「えぇ、僕は最初からあなたの味方ではなかったんですよ」
「どうしてこんな事を……」
「復讐ですよ」
スイートルージュの言葉に対して、青年は冷たく言い放つ。
「私はゼーロウが地上に侵攻始めるよりも前から魔力や魔法の研究をしていました」
「しかし、学会の連中はそんなものは実在しない、オカルトだと揶揄し私を追放した」
スイートルージュもそれは知っていた。
彼が魔法を研究していたことも。
そして、学会を追い出されたことも。
だが、学園の講師となってから生徒たちへ真摯に向き合う姿しか見たことがなかった。
だからこそ、信じられなかった。
いや、信じたくなかったという方が正しいだろう。
「だから私はゼーロウに力を貸すことにしたんです。私の才能を高く買ってくれるというのでね」
「だけど、まさかあなたがゼーロウのメンバーだったなんて……」
「ゼーロウに入ったといっても末端の下っ端です。大した地位ではありませんよ。それでも私の研究成果は重宝されましてね」
そう言って青年は笑みを浮かべる。
その瞳の奥に宿るのは狂気以外のなにものでもない。
スイートルージュは悟った。
(彼は完全に狂っている……。もう説得も通じないわ)
スイートルージュは覚悟を決めたようにクイーンズ・ロッドを構える。
せめて一矢報いてみせる。
(それが私にできる最後のことだから……)
スイートルージュが覚悟を決めると、新たに現れた下魔達が襲い掛かる。
だがスイートルージュはそれを物ともせずに蹴散らしていく。
スイートパッションを逃したことでスイートルージュの戦闘スタイルは変わっていた。
今まではスイートパッションと共に連携して戦っていたが、今は1人きりだ。
しかし、その動きには微塵の迷いもない。
スイートルージュは次々と下魔達を薙ぎ払っていく。
「もらった!はぁぁぁぁ!」
青年の懐に入り込んだスイートルージュはクイーンズ・ロッドを振るう。
だが、それは空を切った。
次の瞬間、スイートルージュは背中に衝撃を感じる。
いつの間にか背後に回り込まれていたのだ。
そのまま地面に叩きつけられる。
「ぐはっ!?」
スイートルージュは痛みで一瞬呼吸が出来なくなる。
すぐに体勢を立て直そうとするが、それよりも早く青年が身体を取り押さえる。
スイートルージュは必死に抵抗するが、全く力が入らない。
スイートルージュは苦しそうな声を上げることしかできなかった。
「くぅ……放しなさい……!」
「手荒ですが、大人しくしてもらいますよ」
そう青年が言うと、彼の腕から強烈な電撃が放たれる。
「きゃあああああ!!」
スイートルージュは全身を駆け巡る激痛に悲鳴を上げながら悶える。
だが、それでもなお抵抗しようと手足をバタつかせる。
だが、それも長くは続かなかった。
次第に意識が薄れていき、スイートルージュはそのまま気を失ってしまった――
――スイートルージュが目を覚ます。
どうやら拘束されたままどこかに連れてこられたようだ。
スイートルージュは周りを見渡す。
そこは学園都市に配置されている公衆便所だった。
彼女は男性用の小便便器に縛り付けられている。
アンモニア臭が鼻を突き、顔を歪ませる。
「気づきましたか」
「これは……どういうこと?」
スイートルージュは鋭い視線で青年を見る。
すると、彼は楽しそうに語り始めた。
「あなたは学園都市の平和を脅かすレジスタンスの首領として処罰されるんです」
青年が言い終わると同時に、トイレ入り口から男たちが入ってくる。
全員が肥満体型であり、ニヤついた顔でこちらを見てくる。
その姿を見てスイートルージュは嫌悪感を覚える。
しかしすぐに毅然とした態度に戻り、彼らを睨む。
青年はそんなスイートルージュを見てクスリと笑う。
そして、マイクを取り出してスイッチを入れる。
すると、街のスピーカーから男の声が流れてきた。
――あーテステス。聞こえてるかな?これよりレジスタンスのリーダー『スイートルージュ』の公衆肉便器の刑を執行します。
――悪の女戦士に罰を与えたい勇士の方々は〇〇地区にある公衆便所までお越しください。
青年がアナウンスを終えると、男たちが一斉に歓声を上げた。
まるでお祭り騒ぎだ。
スイートルージュは怒りの表情を浮かべ、青年に向かって叫ぶ。
「あなた、自分が何をしているのか分かっているの!?」
「えぇ、もちろん分かっていますとも」
「なら今すぐこんな馬鹿げたことは止めさせなさい!」
スイートルージュはそう言って青年を怒鳴りつける。
だが、彼はそんな彼女を嘲笑するかのように笑みを深める。
「ふっ、この状況でよくもまぁ強気に言えたものですねぇ」
「なんですって……」
「いいですか、あなたはこれからこの公衆便所で犯され続けるんですよ」
「ふざけないで!」
スイートルージュは怒りの形相で青年を睨み付ける。
だが、青年は全く動じることはない。
涼しげに微笑みを浮かべているだけだ。
「じゃあ、順番にどうぞ」
そういって、青年は公衆便所から去っていきスイートルージュと刑を執行する男たちが残された。
そして、男達が前に出てきてズボンを脱ぎ始める。
それを見たスイートルージュは絶望的な気持ちになる。
(まさか本当に……)
スイートルージュは唇を噛みしめ、拳を強く握りしめる。
そして、男たちが一斉にスイートルージュへと襲い掛かる。
「んぶぅぅぅ!?」
男は欲望のままにスイートルージュの口内を犯していく。
喉の奥にまで突き入れられ、スイートルージュは吐きそうになる。
男が腰を動かすたびに込み上げてくる嘔吐感を必死に抑え込む。
それがかえって男の興奮を高めてしまう。
さらに別の男はスイートルージュの大きな胸にしゃぶりつく。
乱暴に揉まれ、乳首を吸われ、歯を立てられ、引っ張られる。
「んぶぅ、ぶっ!おごぉ!」
胸から伝わってくる刺激にスイートルージュは声を上げてしまう。
(嫌なのに、感じたくないのに……)
「へっ、感じてんじゃねぇか」
スイートルージュの反応に男たちはさらに激しく責め立てる。
彼女の豊満な肉体を味わい尽くしていく。
スイートルージュは涙を流しながら、必死に耐える。
だが、それも長くは続かなかった。
やがて限界が訪れ、スイートルージュは絶頂を迎えていく。
「おっ、イクぜ!」
イマラチオをしていた男は果て、大量のザーメンを口内に流し込んでいく。
「んぼっ!?おぼっ!?」
スイートルージュは流し込まれたザーメンを飲み干すしかなかった。
それでも収まらず、鼻からも逆流してくる。
しかし、それを拭うことさえ許されない。
むしろ、より屈辱的だった。
ようやく男達は満足したのか、スイートルージュから離れる。
だが、それで終わりではなかった。
次の男が彼女の足を広げ、ペニスを一気に秘所へ突っ込んだ。
ブチィッという音と共に激痛が走る。
あまりの痛みで声にならない悲鳴を上げる。
「~~~!!」
「ははっ、処女だったかよ!こりゃあいい!」
男の言葉にスイートルージュは顔を真っ赤にする。
すると、男はスイートルージュの顔を掴み、無理やり自分の方へ向ける。
スイートルージュは抵抗するが、男の力には敵わない。
そのまま強引にキスをされてしまう。
ファーストキスを奪われたことにショックを受けるが、そんなことを気にしている余裕はない。
男は舌を入れ、スイートルージュの口内を犯していく。
同時にピストン運動を始め、子宮口を責め立てる。
「ふぐぅ!?」
スイートルージュは目を見開き、体を痙攣させる。
それと同時に膣から愛液が噴き出す。
どうやら、軽く達してしまったようだ。
男はそれを見逃さず、さらに激しく犯していく。
激しい抽挿にスイートルージュは何度も軽い絶頂を迎える。
「あひぃ、あぁ、あぁぁぁぁ!!!」
ついにスイートルージュは耐えきれずに快楽に屈してしまう。
理性は完全に吹き飛び、本能のままに喘ぎ続ける。
そんな彼女に男もラストスパートをかける。
「オラァ!中に出してやるからしっかり受け止めろよ!」
「ああ、ダメェ!!イグゥゥウウッ!!!」
スイートルージュは甲高い声で叫び、盛大に達する。
男は大量のザーメンを吐き出し、スイートルージュの胎内を満たしていく。
「あ、あ、あ……」
スイートルージュは虚ろな表情を浮かべ、口からはだらしなく唾液を垂れ流す。
そんな彼女を男達はニヤニヤと見つめていた。
そして、次の男がスイートルージュへ近づく。
男は先ほどの男と同じように足を掴み広げる。
スイートルージュはまた子宮へ挿入されるのかと思い身構えていたが、違った。
男はスイートルージュのアナルへ一気に挿入する。
想定外の衝撃にスイートルージュは目を白黒させた。
「おごぉ!?」
「ケツ穴とは渋い趣味だなぁ」
「だが、悪くないぜ」
そう言って、今度は尻の穴を犯されていく。
スイートルージュは今まで味わったことのない感覚に戸惑う。
だが、その困惑はすぐに快感へと変わっていった。
「あっ、あひっ、あぁん」
「おいおい、随分と気持ち良さそうじゃねぇか」
「もしかして、こういうのが好きなのか?」
「ち、違う、私は……あん!」
否定しようとするも、すぐに甘い声が出てしまう。
男はスイートルージュの態度に興奮し、さらに激しく腰を打ち付けていく。
そして、スイートルージュは再び絶頂を迎える。
「あぁ!イクイクイクイク、お尻の穴でイッちゃうのぉ!」
それでも男は休むことなくピストンを続ける。
スイートルージュは何度も絶頂を迎え、全身を震わせる。
そして、どんどん男の動きが激しくなっていき、遂に限界が訪れた。
男はスイートルージュの腸内に勢いよく熱いザーメンを放出する。
「おおっ、出るぞ!」
「んほぉぉぉおぉぉぉ!!!」
スイートルージュは獣のような声を上げ、再び大きく仰け反って潮を吹き出した。
「はーっ……はーっ……はーっ」
スイートルージュは肩で息をしながら、放心状態になっていた。
だが、まだ終わりではない。
次は別の男が再びスイートルージュに襲い掛かる。
胸で強制的にパイズリさせられ顔射。
イラマチオで口内射精された後、嘔吐。
子宮とアナルを同時に責め立てられ中出し。
スイートルージュはたくさんの男たちに徹底的に犯された。
口、膣、肛門全ての穴にぶちまけられたザーメンが溢れていく。
中にはそんなスイートルージュを視姦して扱いてザーメンをぶっかける男もいた。
昼から始められていた輪姦は深夜まで続いた。
数時間にも及ぶ陵辱の末、ようやく最後の男が子宮へ中出しする。
美しかったスイートルージュは男たちのザーメンで汚されてしまっていた。
ザーメンが何層にも重なり固まっている。
正義の魔法戦士のコスチュームは無残な状態になっていた。
呆然とするスイートルージュに男たちは笑いながら告げる。
「これで終わりだとでも思ったのか? お前はこれから毎日のように俺達の相手をしてもらうんだ」
スイートルージュの目が絶望に染まる。
こんなことがこれから毎日続いていく。
絶望の淵に立たされた彼女はただ涙を流し続けることしかできない。
男たちはおもむろにペニスをスイートルージュに向ける。
「明日も使うんだから掃除しねぇとな」
「へへ、そうだな」
男たちのペニスから小便が放出され、スイートルージュに降り注いでいく。
アンモニア臭が鼻腔を刺激し、不快な気分になる。
だが、スイートルージュに抵抗する気力は残されていなかった。
黙ってそれを受け入れるしかなかった。
「じゃあな、スイートルージュ。また来るぜ」
男達が部屋を出ていき、スイートルージュだけが取り残される。
彼女は涙を流し、ただ地面を見つめることしかできなかった。
――その後、スイートルージュは一か月もの間公衆肉便器として汚され続けた。
頬はこけ、目は虚ろになり、身体はすっかり痩せ細ってしまった。
全身精液まみれになっており、もはやかつての仲間が見ても彼女がスイートルージュだと気づくことはできないだろう。
やがて呼吸が弱まっていき、スイートルージュは静かに息を引き取った。
こうして、スイートルージュの人生は幕を閉じたのだった。
死体は見せしめとしてさらし者にされ、学園都市に存在する数少ない善の人々に絶望を与えるのだった――