純性癖ナイツ 作:ひかりねこ
またアナルです。エイヤフィヤトラのお尻エッチSSです。いつも通り汚い要素はほとんど入れていないつもりです。
エイヤは身長こそ小さいですけど、身体はしっかり成長気味なのが大変すばらしいと思いました。
よく見知ったロドスの廊下がこんなに長いと思ったのは、今日が初めてだった。
「先輩……!」
一秒でも早くあの人に会いたくて無意識に小走りになってしまう。普段は医療部の人から走るのは危ないと言われてるけど、今日ばかりは我慢できなかった。愛しい人のぬくもりが、言葉が、姿が、欲しくて欲しくてたまらないから。
やっと目的の扉の前に着いた。走って乱れた息と髪の毛を整えて、洋服もしっかりチェックして……昔は研究にかまけて身嗜みはおざなりだったけど、今は違う。出来るだけ可愛い私を見て欲しいと思うから、精一杯にオシャレしてから声をあげた。
「先輩! エイヤフィヤトラです、入っても大丈夫ですかぁ!?」
……ちょっと声が大きすぎたかな?
難聴のせいかたまに声が大きくなりすぎて、相手を驚かせてしまうことがある。だけど
「ああ、大丈夫だよ。よく来たね、エイヤ」
ほら、今回も先輩は優しかった。少しの申し訳なさと沢山の幸福感に包まれながら私は扉を開けて、執務室の中へと飛び込んだ。ちょうど椅子から立ち上がった先輩の下へ駆け寄り、両手でギュッと抱き着いた。一月ぶりに触れ合う男性らしいゴツゴツした抱き心地、心まで暖まるような熱、どれも久しぶりでクラクラする。
「お久しぶりです、先輩……この一か月、とっても寂しかったんですよ?」
「外勤お疲れ様、私も寂しかったよ。だけど君がこうして元気に顔を見せてくれて寂しさも吹き飛んでしまった」
先輩も同じことを考えてくれたのが嬉しくて、また一つ身体に熱が満たされていく。うねるように情熱的で、火山にも負けないくらい巨大な炎が灯されて、私を炙るように広がった。
もっと触れ合いたい、もっとこの喜びを分かち合いたい、そんな欲望が際限なく膨れ上がった。私はこんなに強欲な人間だったっけ? と疑いたくなる。でもダメ、どうしても我慢できそうにない。
「先輩……キス、しても良いでしょうか?」
出会ってすぐに求めてしまうなんて、はしたない女と思われてしまいそう。
言ってから不安に駆られてしまったけど、先輩は全然気にせず私にも分かるくらい大袈裟なジェスチャーで頷いて、顔を近づけてくれた。いつも隠されているフードの下が露わとなって、直に視線が合うとそれだけで心臓がドキドキする。誤魔化すように目を瞑ったらその瞬間に唇同士が触れ合った。
「んっ……ちゅぅ……」
唇だけを触れ合わせる優しいキス。私としては、もっと激しく求められても良いのだけど……先輩は気を遣ってくれているのか、いつも静かなキスだけに留めていた。ちょっと物足りないけど、その心遣いが嬉しくて必ず頬が緩んでしまう。胸の奥がポカポカ温かくなる。
「……ぷはっ」
ゆっくりと唇が離れ、反射的に「あ……」と惜しむ声が出てしまう。とっても恥ずかしい。なのにドクターがよしよしと頭を撫でてくれて嬉しく思ってしまうのだから、私は駄目かもしれません。
「満足してくれたかい?」
「はい……良かったです……」
「私はもうしばらく仕事をしなければだけど、部屋に居てくれて構わないから。終わったらゆっくり土産話を聞かせてくれ」
「分かりました! たくさんお話しますね~!」
しばらく先輩とお話することもできなかったから、調査結果から日々の雑談まで話したいことで溢れかえっている。もちろん先輩の近況だって聞かせてもらいたいから、これは長くなってしまいそう。
両親を亡くして、鉱石病に罹ってしまい、もう将来の展望に期待なんて持てないと思っていた私ですけれど……今はとっても幸福で、むしろ怖いくらいです。
◇
──私と先輩は恋人同士だけど、大人っぽい付き合いは今のところ全然ない。
研究者としての先輩後輩関係に飽き足らず、恋人関係まで迫ったのは私の方からだった。
何度も教えを請う中で先輩の優しさは痛いほど伝わった。視力と聴力に難のある私を相手に嫌そうな顔一つせず受け答えしてくれて、こちらが理解するまで丁寧に繰り返してくれた。物腰も柔らかで落ち着いているのに、たまに見せるおっちょこちょいな側面にいつも笑顔にさせられて。
先輩の隣でお話をする時間はとても充実していた。最初は尊敬や敬愛が強かったのに、何度も優しさに触れて、時には戦場指揮官としての振る舞いにも惹かれてしまい……気が付けば一人の男性として、先輩のことを意識するようになっていた。
最初、この恋が成就するとは欠片も考えていなかった。まだ子供っぽさが抜け切らない私よりも大人な女性がたくさんいる中で、敢えて私が選ばれるとは思えない。だけど鉱石病に蝕まれた時間の無い身体で、想いを伝えることもせずに引き下がることもできなくて。
「先輩のことが好きなんです……っ! お付き合いしてもらえないでしょうか……?」
今の関係が壊れる覚悟で自分の想いを伝えた私は──
「ありがとうエイヤ、私も同じ気持ちだったから嬉しいよ」
「ふぇ……?」
思いがけず、テラの大地で一番幸せな女の子になりました。
先輩は憐れみでもお世辞でもなく、本当に私の告白へ誠実に応えてくれた。その結果私は晴れて先輩と恋人同士となり、以前よりもグッと心の距離も縮まったように思う。一緒にご飯を食べたり、論文について話し合ったり、時にはこっそりお部屋へお邪魔して添い寝させてもらったり。こんなに幸せで良いのかってほど、幸福な毎日を過ごしてる。
なのだけど、一つだけ気になることがあって……先輩は身体の関係をちっとも求めてこない。私だってその手の知識は有るし、恋人になればきっとするだろうと思っていた。だからキスで終わる現状が意外であり、安堵があり──我慢させて申し訳ない気持ちもあった。
先輩の優しさはすごく嬉しい。でも出来るなら、やっぱり恋人として応えてあげたい気持ちもあって……自分から訊ねるのは緊張するし恥じらいもあり、結局なぁなぁのまま現状に甘えている。
私はどうすれば良いんだろう? 明確な答えなど見つからないまま、先輩と別れた後はいつも軽い自己嫌悪に襲われていた。
◇
カタカタと先輩がキーボードを叩く音が響く中で、私は研究論文を読んでいる。
せっかくだからお仕事を手伝おうと考えたけど、「のんびりしてていいよ」とドクターに言われてしまった。こういう時に謙遜しても譲り合いになって余計な手間を取らせてしまうから、大人しく資料を読みながらたまに会話するにとどめておく。
「今回の地質調査では何が分かったんだい?」
「あそこの土地は活性源石が地下に埋まっている危険地帯なのですが──」
ただの雑談でも先輩は少し声を張りながら喋る。付き合い初めの頃は文章に夢中で気付けないことがあったから、補聴器を付けた私がちゃんと気付けるように気を配ってくれていた。
補聴器なんて使わず、直接先輩の声を聞ければいいのにと願ったこと数知れない。だけど愛しい人と行う会話は不満を簡単に吹き飛ばし、私を幸せにしてくれる力がある。頬が緩んでしまって恥ずかしいけど、ドクターがそんな私を可愛いと言ってくれた日から我慢するのは止めてしまった。
「あ、読み終わった資料はどこへ仕舞えばいいですか?」
「ああ、それなら──」
先輩の執務室には本棚がギッシリ立っていて、収められている蔵書量に最初来たときは圧倒されてしまった。しかも真面目な研究用の文献から、世間で読まれるような雑誌や娯楽小説までジャンルは幅広い。私も何度か恋愛小説を貸してもらって、その感想を言い合うだけで一日が終わったこともある。でも先輩は「娯楽諸説はともかく、論文を読もうとする人はいないけどね」と笑っていた、もったいない。
ともかく、先輩が指定した位置へと読んでいた本を押し込む。ズラリと並んだ本の背表紙に目を奪われそうになるけど我慢して……あれ、あそこの本だけ背表紙がズレちゃってる。クセになって本が汚れてしまっても嫌だから、直しておこう。
「先輩もそういうところあるんですね~」
苦笑しながら本を取り出して背表紙を整えた。あれ、でもこれ微妙に本と表紙のサイズが合っていないような……もしかして中身を取り違えている? 先輩に限ってそんなことは無さそうだけど、一応確認しようかな。好奇心とお節介から本を開き、パラパラと捲ってみて──
「うひゃぅ!?」
予想もつかない内容が目に飛び込んできて、思わず悲鳴をあげてしまった。
「ど、どうしたエイヤ!?」
唐突な悲鳴にドクターが飛んできてくれた。だけど私が手に持っている本を目に留めた途端、嘘のように動きが固まってしまう。クロージャさんがたまに作成しては大爆発して終わる、調整途中のロボットじみたぎこちなさ。ギギギギと軋む音すら聞こえそうだ。
「せ、先輩……」
「エイヤ……中身、見たのか?」
ゾッとするくらい感情の色がない問いかけ。普段の優しい先輩からは想像もつかない声音で、半ば怯えたまま「……はい」と素直に頷くことしか出来ない。こんな先輩を見るのは初めてです。
だけど先輩は私が頷いたのを見て、膝から崩れ落ちてしまった。いつも余裕ある先輩が全身から悲壮な気配を漂わせている。こんな姿を見るのは医療部の人に詰められているときくらいだ。
「そうか、なるほど……ならば私は死ぬしかないようだな」
「ま、待ってください先輩!」
冗談に聞こえない呟きが耳に届いてしまい、私は必死に声を張り上げた。
あの隠された本は確かに普通の内容ではなかったけれど、それで先輩を嫌いになるなんてありえないから。
「確かにちょっと驚きましたけど──先輩がお尻好きだとしても、私は軽蔑なんてしませんから!」
「ごふっ!」
あ、先輩が泡吹いて倒れちゃった……
うぅ、どうしましょう。だけどこのまま追及せずに先輩との関係を続けるなんて不可能だろうし、思い切って踏み込むときかも。大丈夫、私ならきっとやれるはず。
「つまり先輩は、女性のお尻および肛門を用いた性交に興奮を覚えるということでしょうか?」
「…………はい、その通りです」
改めての事実確認に、先輩は倒れたまま渋々認めてくれた。
その後ポツポツ語ってくれたところによると、最初から先輩はお尻が好きだったらしい。だけど私と付き合い始めるに辺り、アブノーマルに位置するお尻好きは可能な限り我慢して接すると決めたのだとか。先ほど見つけてしまった本はそのために購入した、いわば……自慰に使うためのものだったそうで。紛れ込ませて隠していたのに、ついうっかり私が見つけてしまった故の悲劇だった。
「その……私はそういう性癖を持った人間なんだ。抑えてはいるが、いつか君に自身のやりたい事をぶつけてしまうかもしれない。もし嫌ならばここで別れ──」
「先輩! この本に書かれていることをしましょう!」
咄嗟にそんな言葉が口をついて出ていた。
言った後でハッとなったけど、言葉自体に後悔はない。まだ処女だというのにどれだけ常識知らずな事を口走ったか自覚はある。でも、先輩にこのままエッチな本での自慰行為を続けさせるくらいなら……!
「先輩が私のためにたくさん我慢して、気遣ってくれているのは知っています。だけど私は、先輩の恋人なんです……! だからどうか、私に遠慮せずしたい事を口にしてください!」
「エイヤ、それは……」
「先輩と別れるなんて選択肢、私の中にはありません。たとえどんな性癖を持っていたとしてもです」
確かにお尻好きには驚かされたけど、先輩のことを思えば嫌ではない。
むしろ恋人なのに一方的に我慢を強いている方が嫌だ。あくまで対等に、彼のしたいことを受け止めてあげたいと思うから──
「先輩、私とお尻でエッチ……しませんか?」
勇気を出して私から踏み込まないといけないのだ。
◇
先輩の部屋には何度も入ったことがある。少し散らかったテーブルも、皺の寄ったシーツも、立ち込める先輩の匂いも、あまりに見知ったもので安心感すら覚えてしまう。
だけど今日、この夜だけは初めて部屋に訪れたときと同じくらい、あるいはもっと緊張してドキドキが止まらない。ゴクリと息を呑んでから、意を決して自分の服へと手を掛けた。
「恥ずかしいですけど、頑張りますから……見ててください、先輩」
「……ありがとう」
普段着を一枚一枚脱ぎ去って、先輩へ恥ずかしい姿を晒していく。今夜この部屋へやって来る前にシャワーを浴びて、下着も可愛いものを精一杯選んできたけど、見られることへの羞恥心で顔から火が出そう。好きな人の前で脱ぐことがこんなに緊張するなんて、知らなかった。
上着もスカートも脱いでしまい、最後に残ったのは上下の下着とソックスだけ。普段は実用性を考慮して色気の無いグレーのものだけど、今日は先輩のためにピンク色の一番可愛いものを選んでいる。見られても恥ずかしくないけれど……張り切って準備したと思われないかな?
「可愛い下着だ、君によく似合っている」
「えへへ……ありがとうございます」
褒めてもらえた、すごく嬉しい。
思わず緩んだ頬を引き締め、最後の肌着も落としてしまう。ソックス以外をすべて脱いでしまった全裸が先輩の目に晒されてしまう。うぅ、すごく恥ずかしい。
「えっと、先輩……変ではないでしょうか?」
「ああ、エイヤの身体はどこも綺麗だ。とても美しい」
「先輩に喜んでもらえるなら、頑張った甲斐がありました」
胸は段々大きくなってきてるし、下の方もちょっとずつ毛が生えてきたりしてるけど、まだまだ私の身体は子供に近い。でも先輩が私の身体を見て興奮してくれているなら、恋人として光栄なことだと思えた。
先輩が近づいてくる。チラッと股間を見ればしっかり膨らんでいて、先輩の"雄"としての側面を感じてしまう。私の子宮が"雌"としての役割を果たそうと熱を帯び始めたけど、今晩愛してもらうのはそっちじゃない。
そっと先輩に抱きしめられた。男の人の体温と大好きな人の匂いに包まれて幸せにされてしまう。
「本当に、いいんだね?」
「はい、覚悟も準備もしてきました。先輩の願いにこたえたいです」
先輩の部屋にやって来る前に自分でお浣腸は済ませてきた。お腹の中を綺麗に掃除する姿を先輩に見て欲しくない。一人でするのは大変だったけど、先輩のことを想えばいくらでも頑張れた。
私だって人並みに性知識はあるから、これからの行為がどれだけ背徳的か理解している。正直に言えば怖いし、抵抗感だってある。だけど先輩は決して私が嫌がる事はしないし、どんな時でも気遣ってくれると知っているから。
「私のお尻の穴、先輩に捧げますから……優しくしてくださいね?」
「エイヤ……!」
一瞬の浮遊感の後、あっという間に私はベッドの上に転がされていた。仰向けに寝た私の上へ覆いかぶさるように先輩が手をついて。理性をかなぐり捨てた獣のような吐息と視線が私の顔をくすぐった。あの先輩がこれほど余裕の無い姿を見せてくれるなんて、ちょっと怖いけど嬉しいな。こんな姿を知っているのは、ロドスでも私しかいない。
先輩の顔が近づいてくる。そっと目を閉じ受け入れる姿勢を作った。思った通り、私の唇へ先輩の唇が触れ合って──ゆっくりと舌が差し込まれた。
「ん……ちゅっ……せんぱぁい……」
初めてのディープキスは想像以上の衝撃で、絡み合う舌が蕩け落ちてしまいそう。先輩の唾液が流し込まれ、追いかけるように舌が歯や頬を舐め回って、私の口の中を蹂躙する。ちゃんと歯を磨いておいて良かったと、そんなことを考える暇すら与えてくれない。初めての大人のキスは頭を馬鹿にしてしまいそう。
先輩のゴツゴツした手が私の胸へと伸ばされた。さわさわと膨らみを撫でられ、熱い吐息がキスの隙間を縫って抜けていく。手の平で包み込むように揉まれたり、かと思えば先端を軽く摘ままれたり。先輩の手が動く度に私は身体を震わせ嬌声を出すしかできないのに、口は塞がれている。
「んむっ、ん~~~っ! せん、ぱい……♡」
ずっと居座っていた先輩の舌が引き抜かれ、だらりと銀色の梯子がかかった。寂しくなっていつもと同じように先輩を呼んだら、自分でも驚くほど男の人に媚びる声になっていて。こんな声を私は出せたんですね~なんて、他人事のように感じてしまう。
その間に先輩の両手は私の胸から離れて両足へ移動していた。膝裏に手が差し込まれ、グッと上にあげられる。抵抗はせずされるがままとなっていると、足はどんどん持ち上げられていって、これはちょっと……
「えっと、先輩……?」
気が付けば自分の両膝が頭の横についていた。まるで後転途中のように腰が上がり、スースーする下半身が自分で確認できてしまう。少し潤んでしまった前も、洗浄を行った後ろの穴も、全部が隠されることなく先輩の前に開帳された。
顔がカーっと熱くなって、真っ赤になったのが自分でも分かってしまう。とんでもない羞恥心。執筆した論文につまらないミスがあったと発覚したよりも恥ずかしい。
熱を帯びた頭がグルグルしている。思考をまともに整理できない。
だけど先輩は待ってくれず、透明な液で満たされた容器の口をお尻へと向けていた。
「触るよ」
「えっ──ひゃうっ♡ な、なんですかこれ……?」
「ローションだよ。冷たかったらごめんね」
ネバっとした液体がお尻に垂らされる。ちょっとヒンヤリしたローションは肛門周りに溜まっていき、そこへ先輩の指が伸びてくる。節くれだった指の先端が、まるでガラス細工に触れるような慎重さで私の肛門へ近づいて──ピトっと押し当てられた。
「んっ♡ あうっ♡♡」
……え、今のなんですか?
お尻の穴を指先で軽く触れられただけなのに、何故か痺れるような快感が脳まで走り抜けた。反射的に上がってしまった声の大きさが自分で信じられない。先輩も目を丸くして私を見ている。
だって、そこはお尻の穴なのに。性行為で使う場所ではなく、時間をかけて開発して初めて気持ちよくなれる場所だと聞いている。なのにどうして私は、先輩のちょっと触られただけで気持ちよくなっているんだろう?
「エイヤ、もしかして……?」
「待って、違うんです先輩! 今のはその──ひうっ♡」
くにくに、ぐりっ!
確かめるように先輩の指がお尻の穴をなぞって、軽めの力で押し込まれた。たったそれだけの動作で私の身体はビクンと跳ねあがり、割れ目からトロトロ蜜を零してしまう。言い訳の余地なんてない。誰がどう見たって、私はお尻の穴を触られて感じてしまっているのだ。
はしたない、恥ずかしい、引かれてしまう、でも気持ちいい──様々な感情が心の中で渦巻いて衝突し、結局言葉の一つも出てこない。何も言えずに黙りこくってしまった私へ先輩は手を伸ばした。大きな手が優しく角や耳を撫でてくれて、こんな状況なのに身体から力が抜けていく。
「ふぁ……」
やっと絞り出せた一声は情けないもので。
なのに先輩はちっとも負の感情を見せず、笑いかけてくれた。
「大丈夫だよ、不安に感じる必要はない。君は私のせいでお尻を気持ちよくさせられているだけなのだから」
「先輩の、せいで……?」
「そう、私のせいでだ。君は何も悪くない、だから遠慮したり我慢したりする必要はまったくないよ」
私がお尻で気持ちよくなってしまうのは、先輩のせい……?
ジワジワと言葉の意味が脳まで浸透していく。快感を受け入れるための悪魔の囁きじみた免罪符だ。都合の良い理由は私の心へあっという間にしみ込んで、いともも容易く心を傾けにかかってくる。
大好きな人を盾にする罪悪感は強いけど、お尻の穴から伝わる未知の快感に抗うことは難しくて──『ごめんなさい、先輩』と心の中で謝った瞬間、先輩の指がグッと直腸へ押し込まれた。
「ぁひゃうっ♡」
背中から頭まで駆け抜けた衝撃に目を白黒させて叫んでしまう。先輩の指がローションと一緒にお尻の中に潜り込むと不思議な快感を伝えてくる。くすぐったさの中に気持ち良さがあって、まるでお通じが出る瞬間をずっと味わっているかのようで。
私の葛藤も身体のことも先輩にはお見通しだった。ゴツゴツした指の先端が何度も何度も、ほじくり返すようにズボズボお尻を出入りして、その度に先輩の耳を楽しませるだけの玩具になってしまう。
「あ゛ぅっ♡ ぅあっ……♡ お尻、先輩ので気持ちよくさせられてますぅ♡」
甘い声が出ちゃうの、抑えられない♡
先輩におまたもお尻も捧げたエッチな姿勢で、指がお尻を出たり入ったりしてるのが自分でも見えちゃってるのに。私が特別淫乱なわけじゃない、これは先輩のせいだと心で呟く度に、快感を抑えるための理性が壊れていく。快楽に素直になった身体はどこまでも敏感に、イケナイ器官での楽しみを覚えてしまう。
開いてしまった陰部からドロリと愛液が零れた。まるでヨーグルトのように白濁していて、たまに行う自慰で見るものとは全然違う。私の身体がそれだけ気持ちよくなっていることの証左だと理解してしまい、羞恥で余計に敏感になっていく。
「エイヤ、気持ちいい?」
「はいっ♡ 先輩の指、すっごく気持ちいいですっ♡ もっとたくさん苛めてくださいっ♡」
「ああ、もちろんだ」
私の口が私の意思から離れて喋る。先輩に媚び甘えてお尻弄りをねだることを止められない。
いつの間にか先輩の指は一本から二本に増えていたのに、私のお尻は簡単に呑み込んでいた。皺が伸ばされてるのに痛みは欠片も感じなくて。ただただ気持ち良さしか伝わらず、頭がどうにかなってしまいそう。
「自分でオナニーまでしてしまって……そんなに良かったかい」
「ふぇ? あ、ああ……っ♡」
え、何のことですか──? 先輩から指摘されて思考が止まった。
聞き返そうと思ったけど、割れ目に伸ばされた自身の右手を見て察してしまう。浅ましいことに、もっと快感を貪ろうと無意識に右手が自慰行為をしていて。今もほら、割れ目をこすこすして、お豆の皮を剥いて──とっても気持ちいい♡
「あぁ……っ♡ こんな私、先輩に見てほしくないのに……っ♡」
「真面目な子ほどエッチに耐性が無いというけど……ここまでアナルの才能が有るなんてな。エイヤは本当に可愛いな」
先輩が何か呟いているけど聞こえない。でも私のことを可愛いと言ってくれたのは理解できて、おまたがきゅっと疼いた。一緒にお尻周りにも力が入って、先輩の指を締め付ける。
にちゃりと糸を引きながら先輩の指二本が広げられた。ローションと腸液の混じった糸がすごくエッチで目が離せない。固く締めたはずの肛門は既に陥落していて、先輩に逆らうことを許されず内部をさらけ出す。空気と先輩の呼気がお尻の中まで吹き込んできてスースーしちゃう。
この後は何をされるのだろう。先輩がしてくれることなら何でも気持ちいい、素直に受け止められる。自分の身体の淫らさを棚に上げて期待する私へ、先輩がグッと腰を近づけた。指を引き抜かれクパクパ開閉するお尻の穴に、熱くて硬いものがあてがわれる。
初めて見た先輩のおちんちんは、私の想像よりもずっと大きかった。
「エイヤ……入れても大丈夫かい?」
「──うそ……♡」
あまりに凶悪な大きさに驚きすぎて言葉が出ない。おちんちん、私の腕くらいはありそう。黒光りする陰茎は不気味な脈動を繰り返していて、これからお尻に入れられるのが信じられない巨大さ。これは駄目です、入れたら私のお尻が壊されてしまう。
なのにどうして、私の腕はお尻に向かっているの? 自分で尻肉を掴んで、ぐぱぁ……と肛門を見せつけるように広げてしまって──まるで自分から先輩を誘っているかのよう。
「はい、大丈夫です……♡ ぅ先輩、私のことは気にせず、たくさん気持ちよくなってくださいね♡」
ううん、誤魔化すのはもう止めよう。
私は先輩のおちんちんをお尻の穴で受け入れたい。指だけでこんなに気持ちよくなってしまえるなら、先輩のおちんちんでお尻の初めて貰ってもらえたらどうなってしまうのだろう。好奇心と快感欲求に突き動かされるまま、ねだるように腰を振っておちんちんの先端とお尻の穴でキスをする。
「ありがとう。エイヤのお尻の初めて、貰うね」
腰を掴まれ、グググっとおちんちんが前進した。外からの侵入者相手にもお尻はすっかり緩んでしまって、大きすぎる亀頭をぐっぽり受け入れ吞み込んでいく。とんでもなく太くて、長くて、熱い。歯を食いしばってしまいそうだけど、先輩にはせめて可愛い顔を見てもらいたいから我慢する。
「ふー……っ♡ ふー……っ♡」
指とは比較にならない圧迫感。お腹が破裂してしまいそう。これと比べてしまえば二本の指なんて小枝みたいなものだと思う。頑張って息を整えて、いきんで、先輩のを全部受け入れるべく力を緩めた。
「大丈夫かい? 苦しければここで止めても──」
「いえ、大丈夫、です……っ! 私の初めて、最後までもらってください……っ」
優しい先輩のことが大好きだけど、今だけは鬼畜さんになってもいいから私の初めてを貰い切ってほしい。必死に我慢しながら先輩に笑いかける。上手にできたかな? 分からないけど、先輩に意思は伝わった。ズブズブとおちんちんが私の腸内へと埋まっていって、そして──
「全部入ったよ……よく頑張ったね、エイヤ」
「は、はい……先輩のを受け入れられて、嬉しいです」
やっと私は、先輩と一つになることができた。
初めてのエッチな行為がお尻での結合だなんて、昔の私に教えてもきっと信じてくれないはず。だけど現実に私は排泄器官で先輩の大きいのを受け止めていて、しかも充足感すら覚えてしまっている。苦しいし圧迫感が凄いけど、一つになれた喜びが上回っているから。
ゆっくりと深呼吸する。おちんちんを吞み込んだ衝撃で強張った身体が少しほぐれて、改めて巨大さを感じ取ってしまう。鉄の棒のように硬いのに、ビクビクと脈打って存在感を示している。
これが、今から、私の中を動き回るだなんて。
恐怖と、隠し切れない期待が同時に湧き上がる。
「大丈夫かい?」
「大丈夫、です。やっと先輩のに、慣れてきました……」
私が落ち着くのを先輩は待ってくれていて、ゆっくりと頭や身体を触れてくれる。性感帯とは無縁な腕やお腹を触られるだけでも、微弱な電流が走ったようでほのかに温かくなった。こんな体勢で、お尻におちんちんを挿入された状態なのに、身体がどんどんリラックスしてほぐれてしまう。
あ、おちんちんがビクッて震えた。早く私の中で動きたいのかな。なんだか可愛いなと思ってしまう。これ以上先輩に我慢させてしまうのも悪い気がして、私はゆっくりとほほ笑んだ。
「先輩、動いていいですよ……」
「……無理はしてないかい? 本当に平気?」
きっとこれが最終確認。頷いてしまえばもう先輩は止まってくれないと思う。
だけど私は、全部承知の上でハッキリと頷いた。私だけじゃなく、先輩にも早く気持ちよくなってもらいたいから。それに、お尻を苛められる快感をもう一度味わってみたかったから。
「分かった、動くよ」
先輩のおちんちんがついに私のお尻から引き抜かれ始めて、
「んぐっ♡ ぉあ゛っ♡ ~~~~っっ♡♡」
……あまりにもアッサリ、私は絶頂させられてしまった。
え、どうして? とか、すごい喘ぎ声が出ちゃったとか、考える余裕もない。ぐぐぐって引き抜かれた先輩のおちんちんがお尻の穴をめくりあげて、いけない快感を巻き起こし、排泄快楽を脳髄に思い切り叩き込まれて。解放感とくすぐったさと背徳感の入り混じった強烈な快楽に呆気なくイかされた。
でも絶望的なことに、まだ先輩は一回おちんちんを引き抜いただけ。これから射精するまで何度も挿入して、引き抜いてが繰り返される。最初の一回でこんな大きくイってしまうなんて、私の身体はどうなってしまうのだろう?
「もう一度挿れるよ」
「あ、待ってくださ──んぎぃっ♡ ぁうっ♡」
落ち着くために待ってもらいたかったけど、もう先輩は斟酌してくれない。だって私自身が動いていいと許可してしまったのだから。ここから先は自分が気持ちよくなるために、私をひたすら快楽の渦に落とそうとしてくるのは自然なこと。
「ふと、い……です♡」
押し込まれて、引き抜かれて。グリグリ子宮まで苛めるように亀頭が突きこまれて、お尻の穴を嬲るようにおちんちんがジワジワと戻されて。
暴力的な刺激に頭が耐えられない。顔を取り繕う余裕も、可愛くない嬌声を我慢することも全然なくて。翻弄されるままお尻の穴を先輩専用に作り替えられていく。
「あ゛っ♡ お゛ぐっ♡ せん、ぱぁい……っ♡ っづぅ~~~~♡」
汚い例えだけど、排泄時の気持ち良さを無理やりずーっと感じさせられているようで。先輩のおちんちんが出入りする度に身体を震わせ声を出すしかできなかった。でも先輩はひたすら腰を振って気持ちよくなることに夢中で止まってくれそうにない。
まるで強姦されているみたい。私の意思を無視してアナルレイプされているみたいだけど、相手が先輩だからこれは強姦じゃなくて和姦でしかなくて。いつもの柔和で丁寧な先輩に秘められた嗜好と暴力性、これを知っていて受け止められるのはロドスの中でも私だけ。
先輩の恋人として選ばれた、私だけなんです。
「ぁ、はっ……♡ 先輩、先輩……っ♡ もっとたくさん、私のお尻で気持ちよく、なってください……♡」
口元が自然と笑みを浮かべた。あんまり感じたことが無いはずの独占欲が満たされていく。私は先輩のもので、先輩は私のもので。お尻を犯されている倒錯的な状況も手伝って、不思議な喜びばかりが心を染め上げていく。この想いは止められないし、止めるつもりもない。
その間にも先輩の腰遣いはどんどん早くなっていて、私は何度もお尻の刺激に翻弄されて絶頂を繰り返していた。すっかり綻んだおまたから溢れた蜜を先輩は掬い取って、ローション代わりに塗り付けていて。指が割れ目を擦るたびに違う刺激が走って気持ちいい。
「ぐっ、エイヤ……!」
先輩のおちんちんが膨らんでいるのが分かる。もしかして、射精しそうなのかな? もし膣を使った性交なら避妊をしなきゃだけど、お尻ならその必要はない。先輩の全部を受け止めてあげられる。
「射精してしまいそうなのですか……?」
「ああ……っ!
「はいっ、先輩の射精も全部、私にください……♡」
大きな手の平が私の腰をがっしりと掴んで、ダメ押しとばかりに身体全体で抑え込まれてしまった。逃げられない、先輩の精子を一滴残らず飲み込まされる男性本意な体勢なのに。抵抗するどころか両腕を伸ばして先輩に抱き着いて、直腸の奥まで先輩を受け入れようと腰を上げてしまう。
一際勢いよく腰が打ち付けられた。どちゅんと大きな音がなって、頭が真っ白になってしまう。
それが最後の合図だった。
「
「来てください、先輩……~っ♡」
おちんちんが膨らんで、とうとうお尻の中で射精を開始した。
すごい、どぴゅっって精子が出ているのが分かってしまう。私の一番奥を白く塗り潰すように熱い液体が吐き出されて、孕んでくれと懇願されているみたい。身体の中に出される感覚はとても不思議で心地よく、手足を震わせながら先輩へと抱き着いた。
「はぁ……あふっ……♡ 先輩……♡ 気持ち、いいですか~……?」
「ああ、エイヤのお尻は最高だよ……」
やっと先輩の射精が収まって、ずるりとおちんちんが引き抜かれた。男性は一度射精すると萎えて小さくなるというけど、先輩のはちっともそんな気配がない。気持ち小さくなったかな? という程度。
ゴクリと息を呑む。また、先輩のでお尻を苛められてしまうのだろうか。頭が真っ白になる快感への恐怖と期待が胸を高鳴らせる。コプリと、おまたから愛液が零れ落ちた。
「先輩、もっとしたいなら……私は大丈夫ですよ♡」
「ありがとう……こんな私を受け入れてくれて。とても嬉しいよ」
先輩との初めての夜はまだまだ終わりそうにない。
だからもっとたくさん、いっぱい優しくして、気持ちよくさせてくださいね。
◇
私とオペレーター・エイヤフィヤトラは恋人同士であり、つい先日とうとう肉体関係を結んだ仲である。
こちらを先輩と呼び慕ってくれるエイヤは小柄でとても愛らしく、しかし年若いながらも天才的な天災研究者だ。彼女と学術的な会話をする度にハッと気付かされるものがあるし、単純に同好の士としても好ましい女性なのは間違いない。
だからエイヤから告白された時は舞い上がったし、同時に倒錯的な性的嗜好が露呈するのを強く恐れた。アナル好きな私は本や画像で欲求を満たし、まだ大人とは呼べない少女へ歪んだ欲情をぶつけないよう努力していたのだが……運命の悪戯か結局バレてしまい、そんな私すらエイヤに受け入れてもらえる幸運に恵まれた。
以降も関係は破綻することなく、私とエイヤは恋人として付き合っているのだが──誤算が一つ。
「先輩っ♡ 先輩っ♡ 私のお尻、もっとたくさん突いてくださいっ♡」
それは、エイヤの方が
壁に手を突き尻を突き出した立ちバック状態のエイヤを、背後から思い切り突き続ける。私の一物は当然のように少女の菊門へと吞み込まれており、何度も肛門をめくりあげながらエイヤを高みへと導いていく。竿がギュッと括約筋に締め上げられ、手でするのとは違った強烈な快楽に翻弄されまいと歯を食いしばった。
どちゅんと、一際強く腰を押し付ける。子宮の裏を亀頭でグイっと叩いた。
「これなら、どうだっ!?」
「はいっ♡ とっても気持ちいいですっ♡ んぐっ、んあ゛っ♡」
愛くるしい天才少女な彼女だが、年頃の少女だけあって性的欲求や好奇心も人並みに持ち合わせていた。これに加えて、初めてのアナル弄りで呆気なく達せるだけの敏感さと素質を持っていて。今ではすっかりお尻で交わる良さを知ってしまい、時間を見つけてはこうしてアナルセックスをしてしまう関係だ。
お尻好きな私としては好都合だ。けれどエイヤの性癖を歪めてしまったことの罪悪感も覚えてしまい……一度話し合った方がいいと思うのに、理性は呆気なく快楽という麻薬に流されていく。
無粋な大人ぶった言葉でこの関係を壊したくない、止められない。子供のような我が儘だった。
頭を振って煩悶を振り切り、エイヤのほどよいサイズの胸を背後から揉みしだく。ひたすら腰を打ち付けることも忘れない。
今は昼休みの時間帯で、私もエイヤもこの後は通常業務がある。だから服はほとんど脱がず、白の清楚なショーツすらズラして挿入しているくらいだ。時間の無さすら倒錯的なスパイスとして一気にラストスパートを駆け抜けた。
「ぐっ、っづぅ……!」
「んぐっ、ああ゛~~~~っ♡」
びゅくっ、びゅるーーっ♡
すっかり高められた射精欲に導かれるまま、エイヤのアナルへ思うままに吐精する。射精の感覚でエイヤも続くように絶頂し、菊門がきゅうきゅうと締め付け最後の一滴まで絞り取ろうと蠢いた。
名残惜しくも射精を終え、萎んだ肉槍を引き抜く。ぽっかり開いた尻孔からドロリと精液が垂れ、ショーツへ卑猥な染みを作っていく。ただでさえ愛液を受け止めぐちょぐちょなのに、さらに酷い有り様となってしまう。
「はぁ……先輩、ありがとうございました~……♡ とっても気持ちよかったです♡」
「ああ……満足してくれて嬉しいよ」
短時間のアナル性交を終え、エイヤのお尻から零れた精子をティッシュで吹き上げる。きっと彼女はまだまだ満足してないと思うが、仕事に支障が出るほど我を忘れない分別はあった。現にショーツを戻して服を整えたエイヤはいつも通りの明るく健気な少女へと戻っている。
「うぅ、今日は事務室でお仕事があるのでここまでですね……また夜にお部屋へうかがいますね、先輩」
「ああ、待ってるよ」
私とエイヤフィヤトラの爛れた性生活は、まるで底なし沼のように私を深みへ誘っていく。今更抜け出すことなど不可能だった。
◇
夜、これまでだったら二人して研究論文片手に議論を交わしたり、時には映画を観たりしていたのどかな時間。もっともギリギリを攻めてもベッドで添い寝までの関係だったはずだが、今はすっかり様変わりしていた。
業務を終えて私の部屋に集まった途端、すぐさま性行為が始まるのだ。
「んぐっ、んちゅ……♡ どうでしょう先輩、ちゃんと気持ちよくできていますか?」
ベッドの上で仰向けに横たわった私の上で、エイヤが一物を丁寧にしゃぶっている。より正確にはこちらへお尻を向けた四つん這いとなっていて、秘裂や菊門はもちろんキャプリニーの小さな尻尾まで見えてしまう姿勢だった。
いわゆるシックスナインの体勢となり、私はエイヤからの奉仕を受けていた。彼女のフェラや手コキはまだ拙い部分もあるがメキメキと上達中だ。熱い口内によるにゅるっとした感触も、柔らかい手の平に包み込まれた穏やかな刺激も、私を射精させるのに十分な技量を有している。
「ちゃんと気持ちいいみたいですね~。勉強した成果が出てて嬉しいです……先輩、たくさん気持ちよくなって、ビューって射精してくださいね♡」
エイヤの小さな口では到底収まりきらないはずの肉棒が、喉までぐっぽり飲み込まれてしまう。彼女の体温を直に感じられるうえ、喉まで犯している背徳感がこちらの興奮を煽ってくる。しかも口に入りきらない根本は手でしっかり扱いてくれて、竿全体への奉仕に余念がない。
これはちょっとマズい。エイヤの気持ちは嬉しいが、すぐに射精してしまうのは男の矜持が傷つけられてしまう。射精までのタイムリミットを引き延ばすべく私は少女の柔らかなお尻へと手を伸ばした。
「んっ……!?」
もっちりとした尻肉を掴みぐにぃと開いた。エイヤが恥ずかしがるように身体をよじるがお構いなしだ。
今や開発されつくした窄まりをじっくりと視姦させてもらう。複雑な皺の刻まれた肛門は健康的なピンク色をしていて、まるで花のように美しい。なのにクパクパと呼吸さながらに蠢く姿は食虫植物のようでもあって惹きつけられる。
美少女は身体の隅から隅まで整っていなければダメな決まりなのだろうか。このまま眺めているだけでも満足だが、私は強欲にも顔を近づけ舌を伸ばした。ベロリ、躊躇なく舌でアナルを舐め上げる。
「むぐっ!? んん゛~~~~♡」
エイヤの反応は劇的だった。今や割れ目より敏感となった
無味無臭のアナルを丹念に味わうように、皺の一本一本にまで唾液を塗り込み馴染ませていく。ねっとりした舌遣いにすっかりエイヤの奉仕は止まってしまい、与えられる快楽を成す術なく享受するだけ。膣はコポコポと愛液を滴らせて「感じてますよ♡」と必死にアピールしてくれた。
余裕を取り戻した私は片手を尻孔へとあてがい、人差し指を内部へ潜り込ませる。初体験でさえアッサリ咥え込んだ指一本程度、丁寧に開発された今ならば何の抵抗もなく呑み込めてしまう。唾液と腸液を潤滑油として「あーん」とばかりに頬張って、あむあむと咀嚼するように蠕動しては奥へと引きずり込んでいく。
形成は私の方が有利だが、ここでエイヤが気を取り戻した。
「先輩がその気なら、ま、負けませんよ~……♡」
微笑ましい宣言と共に再び喉奥まで一物が飲み込まれる。繊細な口はこんな太い物を咥えられる作りをしてないだろうに、それでもエイヤは気にも留めない。必死になって私を気持ちよくさせようと飲み込み、舌と手まで総動員してディープフェラを続けてくれた。
もちろんこちらも負けじと舌と指を動かしエイヤの菊門を苛めていく。指先でカリカリと腸壁の良いところを引っ掻き、舌で穴周りを舐っていく。直腸に籠った温度の高さに汗までかいてしまう。窮屈で火傷しそうな体内環境だが、彼女にならって必死に責め立てる。
「んぐっ、じゅぽっ……♡ ん~っ……♡ じゅるっ、ぐぽっ……♡」
シックスナインでのフェラとアニリングス、アナル指責めがひたすら続けられる。
奉仕の耐久レースはどちらかが根をあげて絶頂するまで終わらない。だが不利なのは私の方で、愛しい彼女の懸命な愛撫に限界がすぐそこまで近づいていた。
ならばと、まだ尻肉を掴んでいた手を離して前へとやった。肉体関係を結んでからもまだほとんど触れていないエイヤの姫割れに狙いを定める。こちらの狙いを理解したのか逃げるように腰が動いた。しかし抵抗空しく生えた栗色の毛をかき分けて、奥に潜む肉の真珠を擦り上げた。
「ん゛んっ♡♡ んぐ~~~~っっ♡♡」
ぷしっ♡ ぷしゃっ♡
クリトリス責めが最後の一押しとなったのか、潮をピュッピュッと吹きながらエイヤは絶頂した。肉槍を奥まで含んだまま喉を震わせるせいで振動が一物までやってきて、耐えがたい奇妙な快感を流し込まれてしまう。私の方もすっかり限界だったから、エイヤがイったのならばと我慢の枷を解き放つ。
びゅるっ、びゅくくっと精子を放ち細く白い喉を無理やり汚す。半ばまで突っ込まれた竿は吐き出すことなど不可能であり、そのまま飲み込むしかない。エイヤは頑張って嚥下しながらすべての精液を受け止めて、自らの腹の中へと収めてしまう。苦しいだろうに見上げた根性だった。
結局精液をしっかり出し切り、ようやくエイヤの温かな口から解放されたのはたっぷり数十秒も経過した後だった。けほけほと咳き込みながらも振り向いた彼女の顔は満足気だ。
「ふふっ、どうでしたか先輩……♡ 私も、頑張って先輩を満足させられるようお勉強をしてるんですよ」
「すごかったよ。途中でエイヤのお尻を触って妨害しなければ、もっとアッサリ射精しちゃってたさ」
「うぅ、先輩はズルいですよ~。私が奉仕してたのに、先輩に気持ちよくさせてもらって……♡ もう我慢できません♡」
よろよろと起き上がった少女はベッドの上でこちらへ背を向けるように膝立ちとなった。栗色の長い髪の毛と、白い背中の対比が眩しい。そのまま少し背中を前へと倒してお尻を突きだすと、両手でグイっとお尻を開いた。散々弄られぷっくりと花開いたアナルが再びさらけ出されてしまう。
ゴクリと息を呑む。あまりに淫靡な光景だった。射精したばかりの私自身がすぐさま硬度を取り戻し、そそり立つように反り返ったのを自覚する。
「先輩の太くて硬くて大きいので、エッチに開発されてしまったお尻の穴を苛めてもらえませんか……?」
そして、ダメ押しとばかりに放たれた淫らな誘い文句が決定的だった。
もはや我慢するだけ愚かな行為だ。エッチな流し目を向けるエイヤをこの手で押し倒し、マトモな言葉も喋れなくなるまで抱き潰してしまいたい。大事な女性を壊してしまいかねないほどの狂暴な欲求だった。
最後に残った一握の理性をかき集めてローションの詰まったボトルを取った。中身を乱暴に竿へとぶちまけ、さらに先端部分をエイヤのアナルへ押し込む。
「ひゃっ、冷たいですっ!」
ボトルを握り込んで直腸をローションで満たした。トロリと垂れた粘性の液がまるで涎のようだ。貪欲に男根を誘う魔性の大口を前に、いよいよ本懐を遂げんとにじり寄る。
「せ、先輩……♡ ちょっと怖いですよ~……♡」
「力を抜いて」
不安が少し、期待がたくさんのエイヤを後ろから羽交い締めするように抱き寄せる。万に一つも逃がさない男性優位の体勢。さりげなくお尻がくいっと突き出され挿入しやすいよう調整された。
いきり立ったペニスごと腰をグッと押し付け、一気にお尻の中へと埋めていく。長大な肉の棒を菊門は拒むことなく美味しそうに吞み込んだ。よくほぐされた括約筋は程よい強さで締め上げ、ツルツルの腸壁で構成された腸壁はふわふわと握り込むような優しい刺激を与えてくれる。
「んっ、ああっ……♡ 先輩のが、また私の中に戻ってきてくれましたぁ……♡」
どちゅん……♡
ローションの滑りも借りて肉槍全体がエイヤの直腸に収まった。火傷しそうなほど熱い体温、小柄な体躯に見合った狭さ。いっそ窮屈に感じられるのは指を挿れたときと同じだが、今回は太さが違うだけその比ではない。とろふわの直腸に陰茎を握り潰されそうてしまいそうな、矛盾した感想を抱いてしまう。
「エイヤ、動くよ」
「は、はいっ……♡」
とろんとした瞳で快楽を味わうエイヤに一言断り、収まったはずの一物を逆走させる。本来あるべき肛門の機能を疑似的に再現させられ、アナルへ無理やり原始的な排泄快楽が叩き込まれた。盛り上がった肛肉はあたかも噴火する火山のように伸び上がり、惜しむように一物へと吸い付いた。
もちろん、エイヤ自身はこの時点で絶頂中だ。敏感なアナルをきゅうきゅうと震わせながら甘美な快楽に身を震わせ、瞳をギュッと閉じて耐えている。私の中の庇護欲と嗜虐心が同時に揺さぶられる悩ましい表情だった。
「あ、あ゛うっ♡ おぐっ……♡ 引き抜かれるの、とってもいいです……♡」
「正直に言えたね。ならご褒美だ」
どれだけ淫らに乱れようとも、素直で可愛い点は変わらないのがエイヤの愛おしいところだった。
盛り上がった肛肉を今度は内部へ押し込むように竿を突き込み、小さなお尻を耕していく。ぐぐぐぐっと突き込んで、ずるるるっと引き抜いての繰り返し。もう何度繰り返したか分からないピストン運動だったが、何かいやっても気持ち良さに慣れてしまうことが無い。
腸内に詰め込まれたローションも相まって、まるで温かなゼリーの中に出し入れしているようだ。腸ひだが陰茎にピッタリ吸い付きフィットして、私専用に誂えたかのようなハマり具合。先ほどのディープフェラとはまた違った、そして確実に上回る心地よさがここにはあった。
ぱんっ! ぱんっ! どちゅん! どちゅん!
無我夢中で腰を振る。エイヤのアナルで肉棒を扱けば扱くだけ快感が溜まって頭が痺れる。時折彼女の胸に手を伸ばして小さな乳首をコリコリすれば、ビクリと跳ねてまた違う感触へ変化した。
「お゛っ♡ あ゛っ♡ それ、ダメっ♡ お尻が、閉じなくなっちゃいますっ♡」
「どんなエイヤでも受け入れるから! もっとたくさん、気持ちよくなってくれっ!」
「は、はいっ♡ 嬉しいですっ♡ 先輩に、こんな愛されて、私は──~~っ♡」
ぷしゃぁぁっ……♡
再びエイヤがアナル絶頂してしまった。今度はイき潮までまき散らしながら、肛悦をしっかり噛みしめている。相変わらずとろんとふやけた瞳に、半開きとなった口からは涎まで少し垂れてしまっていて、全身脱力しながらしっかり絶頂を受け止めているのが丸わかりだ。
私の方も実は結構限界が近い。お尻の締め付けが一物に悪すぎるというか、射精欲を煽られすぐに達してしまいそうなのだ。エイヤが乱れる姿を見たくて何とか堪えてピストンを続けているものの、暴発はもう間近だった。
「先輩っ♡ 先輩っ♡ 大好きですっ♡ たくさん、溢れるくらいに♡ 愛してください♡」
「ああ、もちろんだとも……っ♡」
だというのに、この少女は好きなだけ快感を貪りながら愛の言葉まで囁いてくれる。こんなの駄目だ、応えるためにも精を解き放ちたくて仕方なくなってしまう。
両腕でがっちりと細い体を抱き留め、ラストスパートを開始する。変則的な膝立ち
どちゅん……っ!!
グリグリと腰を押し付けて可能な限り奥深く、エイヤの中央まで亀頭を届かせる。いよいよ射精されると理解したのか「あぁ……っ♡」と熱っぽいため息が零れた。吐精の衝撃に備える少女の耳元へと口を寄せて、私はゆっくり囁いた。
「愛しているよ──アデル」
それはエイヤフィヤトラではない、少女が持つ本当の名前であり。
「っ♡♡ ぁ──ん~~っ♡♡ んぐ~~~~っ♡♡♡」
不意打ちで名前を呼ばれた
しかしこちらの射精は当然止まらない。二度目の射精ながら勢いよく精子を流し込み、びゅーっと腸内を白く染め上げてしまう。精巣から供給を受けて馬鹿げた量を生産し、これが
暴力的な奔流を飲み干すしかない直腸は悲惨なもので、主が精神的絶頂を極めているのを無視してひたすらSOSを出し続ける。オーバーフローした肉体快楽まで脳に叩きつけられてしまい、もはやエイヤは意味のある言葉すら発せない。目を見開いて舌を突き出しながら嬌声をあげるしか許されていないのだ。
「お゛っ♡ ああ゛っ♡ ぁぐっ……♡」
ぱたたっ……♡ ちょろろろっ……♡
どうやら全身から完全に力が抜けてしまったようで、潮吹きした後はおしっこまで漏らしてしまう。ぐったりした身体は私が支えなければベッドへ倒れ込んでしまいそうなほどふにゃふにゃだ。その頃には射精も終わっていたため、慎重に一物を菊門から引き抜いていく。ぽっかり空いたアナルから精液を垂れ流しながら放尿する姿は、あまりに背徳的で淫靡にすぎるものだった。
「せん……ぱい……♡ ごめん、なさい……♡」
「大丈夫だ、怒ってないよ。今はすっきりしてしまおう」
「なまえ、またよんで……もらえませんか……♡」
いじらしいお願いに自然と笑みが浮かんでしまう。それくらいなら、お安い御用だ。
「たくさん気持ちよくなって、おしっこもできて、アデルは偉いね」
「えへへ……せんぱいに、ほめられちゃいました……♡」
照れくさそうにふにゃりとほほ笑む姿はどこまでも愛くるしいものだ。
私はそんな彼女の頭を撫でてあげて、しばらく静かな時間を過ごすのだった。
◇
「すみません、先輩にお片付けまでさせてしまって……」
「構わないよ。むしろこれくらいはやらせてくれ」
事後、休憩もかねて私はぐしゃぐしゃになったシーツを取り換えていた。エイヤが復活した頃にはすっかり片付け終わってしまい、今は二人並んでベッドに腰かけているところだ。
コップに入れた水をグイっと飲む。魂まで引きずられそうな射精のせいで喉がカラカラだった。水分が身体に染み渡る。散々水分を放出したエイヤも美味しそうにゴクゴクと飲んでいた。
激しいアナル性交後とは思えない穏やかな時間だ。
素敵な沈黙が横たわっていたが、敢えて私はそれを破り気になっていたことを舌へ乗せた。
「それにしても……良かったのかい? ずっとお尻で交わっているけど、無理に私に合わせてくれなくても良いんだよ?」
「えっと、それは大丈夫です!」
やけにハッキリと彼女は断言した。何が大丈夫なのだろうか?
「最初は先輩の趣味にビックリしました。不安に感じたのも本当です。でも、今はこれで良いと思うんです。もし前で交わってしまったら、きっと私は先輩との赤ちゃんが欲しくなってしまうから……だけどそれは、今じゃないと思うんです」
もちろん先輩との赤ちゃんは欲しいですけどね、とエイヤは笑った。
どこか達観したような笑顔だった。
「私はまだまだ研究したいことが山ほどあります。先輩だって、今はドクターとしての業務に専念すべき人です。もし子供が生まれてしまえば、決意が鈍ってしまいそうで……だから、これで良いんです」
「エイヤ……君は本当にすごい人だよ。尊敬する」
驚いた。そこまで論理的に考えていたなんて。若さゆえの性欲を持ちながら、一方でしっかり現実との分別を付けている。己の将来を天秤にかけて欲求を抑えるなど、中々できることではない。
なのだけど、しかし。敢えてツッコミを入れさせてもらうなら。
「ただそれなら、しっかり避妊すれば前を使っても良いってことになるけど。それでも後ろに拘る理由が見えないなぁ」
「うっ、それは……そのですね……」
一転、恥ずかしそうに顔を赤らめてしまった。指をツンツンと合わせてモジモジと、立派な女性像は一瞬で崩れ去って年齢相応の少女が顔を見せる。本当に、見てて飽きない可愛い娘だ。
わざとらしく聞いたが、もちろん理由など百も承知だ。その上でエイヤの口から答えが出るのを待っている。
「お尻がすっごく気持ちよくて、たくさん犯してもらいたいからと言ったら……先輩は軽蔑しますか?」
「いいや、まさか」
元々私のお尻好きがバレて始まった関係なのだから、それだけはあり得ない。
それを聞いたエイヤは、「良かったです!」と綻ぶように笑ったのだった。
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