純性癖ナイツ 作:ひかりねこ
またまたまたアナルです。今回は微妙に羞恥プレイあり。
個人的には、ロドスキッチンでチラッと出てきたムースが大人っぽさもあって一押しです。
すっかり夜も更けてロドス号も寝静まるような時間帯。
地獄のような残業からようやく解放された私は、周囲を警戒しながらキッチンへ向かって歩いていた。空腹を主張するお腹を必死に宥めて慎重に進んでいく。
こんな時間にキッチンで間食しようとしているのがバレたら、医療部の面々に「またですかドクター!」とドヤされてしまう。それは面倒──もとい、心配をかけるわけにはいかないから、絶対に露見してはならなかった。
「そろそろだな……誰にも会わずすんだか」
キッチンの扉までたどり着いてホッと一息。目論見通りに到着した安心感から慎重さをかなぐり捨て、一目散にキッチンへと滑り込んだのだが……そこでやっと、まだ明かりがついていることに気が付いた。誰かいる。
こっそり夜食計画、ここまで来てふいになったか──諦観と共に踵を返そうとしたところで、先客がこちらを振り向く。黒を基調とした少女らしい服装をした金髪のフェリーンだ。すぐに誰だか理解して再び安堵の息をついた。
「良かった、ムースかー……驚かされちゃったよ」
「わ、私の方こそビックリしました……ドクター、こんな時間にどうしたんですか?」
「いやぁ、残業が長引きすぎて小腹が空いてしまってね。そっちは?」
「えっと、お菓子を作ろうかなと思いまして……あはは」
ムースはロドスにおける前衛オペレーターであると同時、数多いる
とはいえ、私と違って真面目なムースは夜中にこっそりお菓子を作るような人物ではないはずだが。疑問に思いながらも適当な引き出しを漁り、出てきた保存食クッキーを頬張った。空腹の胃がどんどん満たされていく。
それにしても、この場に居たのが他の誰でもないムースなのは幸いだった。私と彼女は浅からぬ縁というか、少々特殊な関係性を持っている。彼女ならばわざわざ医療部に間食を密告したりはしないだろう。
「ドクター、このケーキも食べてみてくれませんか……? 自分で味見はしましたけど、ドクターの感想も聞きたいです」
「へぇ、それはいいね。どれどれ、いただこうか」
差し出されたオレンジと白のケーキをパクリと食べる。マンゴーと生クリームの味が口いっぱいに広がって幸せだ。先ほど食べたクッキーより何倍も美味しくて頬が綻んでしまう。
「美味しい、さすがはムース作だ」
「えへへ、嬉しいです……実は明日、年少の子たちと一緒にお菓子作りをする約束をしてるんです。その予行練習も兼ねて作ってみました」
「なるほど。君も色々と大変だろうに、子供の面倒を見ているとは立派なことだ」
何度か艦内でムースが子供を連れて歩いているのを見たことがある。普段は気弱な一面も多く覗かせるのに、その際は明らかに普段よりも大人びていて子供たちも慕っていた。まだ若いというのに、人はそうやって成長していくのか。
ちょっと感慨に耽っている間も手は動き、ムースお手製ケーキはあっという間に無くなってしまった。作成は既に終わり後片付けをするだけのようなので、お礼も兼ねてムースを手伝うことにした。
「ドクターもお疲れでしょうから、別に大丈夫ですよ……?」
「遠慮しないでくれ、ケーキのお礼だよ。それに、君も私がここに居た方がいいだろう?」
「…………はい」
意味深に問いかけると、消え入りそうな声でムースは肯定した。羞恥で顔を赤く染めていたのは見間違いでも勘違いでもないだろう。思わず股間に血流が集まってしまう。
ともかく、さっさと手を動かそう。ムースの指示に従って器具を片付け、ムースが洗った皿を拭いて、テキパキと仕舞っていく。さすがに二人がかりだと面倒な片付けもあっという間だ。
「ありがとうございます、ドクター。おかげで早くお片付けができました」
「ああ、そうだね」
ムースが拭いている計量カップで最後のようだ。仕掛けるならばここだろう。
こちらに背を向けているムースの背後へ立った。私の気配を感じてピクリと肩が震えた。しかし逃げようとはしない。そのまま私は右手をムースのスカートの中へ潜り込ませると、当然のようにショーツごとお尻を鷲掴みにした。
「ぁぅ……ドクター……」
「嫌だった?」
「嫌では、ないですけど……うぅ……」
滑らかな生地の肌触りを堪能しながらもっちり尻房を揉みしだく。いきなり女性のお尻を揉むなど、いくら私がロドスの重役だとしても到底許されないセクハラ行為。しかし、ことムースに対してだけはこの前提が覆る。何せ私と彼女はそういう関係なのだから。
布地の上から人差し指を走らせ、お尻の谷間をなぞっていく。下から上へ、上から下へ焦らすようにコトコトと。一往復ごとに吐息が熱を帯び、お尻がふるふると揺れていた。決定的な刺激を期待しているのを分かっていながら私は敢えて焦らし続ける。
「ドクター……その、指が……」
「指がどうしたのかな? 言ってみてごらん」
「もっと、その……ダメです、恥ずかしいです……」
内気で恥ずかしがり屋なムースには少々荷が重い要望だったらしい。
このまま正直になるまで焦らしてもいいが、愛らしいデザートを前に私の方が我慢できそうにない。食欲を満たした後は性欲を満足させるべく、人差し指をお尻の中心へ押し当てて。
ぐりぐりっ!
小さく繊細な排泄孔をショーツの上から押し込んだ。
「ひゃぁっ!?!?」
控えめなムースからは想像もつかない悲鳴があがった。容赦のない指浣腸責めに目を見開き、舌を突き出しながら身体をビクビクと震わせている。そのまま円を描くように指を動かすとさらに大きな嬌声が出た。やはりムースらしくなく、だからこそ可愛らしく思えるのだ。
「んぐっ、っ……♡ ぉ、ぁ~~っ♡」
トントンと肛門をタップしたり、カリカリと引っ掻いてみたり、グニグニと揉み込むように動かしたり。指一本だけ、しかもショーツ越しの刺激でもムースには強すぎたようだ。微かに開いた肛門から腸液が漏れ出て、肛肉をこね回す度にぐちゅりと卑猥な水音を奏でていた。
可憐な少女のアナルを責める快感と背徳感に私はすっかり病みつきである。一番恥ずかしい窄まりを弄られて蕩けた顔を晒すムースはひどく官能的で、見ているだけで射精できそうだ。我慢ならずムースの顔をこちらへ向かせ、突き出た舌を食べるように唇を重ね合わせた。
「んっ、んむっ……♡ ちゅっ、んちゅっ……♡」
うっとりと瞳を閉じたムースは令嬢のような儚い美しさを見せてくれる。そんな彼女のアナルを弄りながら、口内を舌で好きに蹂躙する。柔らかな舌を絡めとり、唾液を混ぜ合わせ飲み込ませ、頬や歯すらも愛撫するようになぞり上げた。時折グリッと強めに肛門を刺激すると口の中で嬌声が弾け、泡のように消えていく。
そろそろムースも限界だろう。腸液だけでなく愛液まで垂れ始め、質の良い下着がすっかりダメになっている。忘れそうだがここはキッチンだし、万が一を考えると自室に移った方が賢明か。
ねっとり絡み合っていた舌を開放し、名残惜しくもキスを終える。
「ぷはっ……ドクター……?」
「いったん気持ちよくなってしまって、そしたら部屋へ行こうか」
「えっ、あっ、待ってくださ──ひぎぃっ!♡」
待たない。嗜虐心に身を任せ、いっそ残酷なほど思い切りムースのアナルを穿り返した。
布地まで巻き込みながら指の先端が直腸へと潜り込み、グリグリと直接的に内部まで刺激する。排泄器官に異物を挿入されたムースは腰をくねらせ、妖しい快楽を必死に和らげようと頑張ってはいるのだが、散々に開発された弱々アナルに耐えられるはずもなく。
「っづ♡ あぁっ♡ お尻で、イっちゃいます~~……っぅ♡♡」
実に気持ちよさそうな自己申告と共に、華奢なフェリーン少女はアナル絶頂を享受した。
ビクビクとお尻を震わせながら直腸がきゅっと締め付けられる。既に身体の制御すら覚束ないのか力が抜けてしまい、くたっと私の方へ寄りかかった。お尻から手を離しそっと支えてあげるとムースは嬉しそうに微笑んだ。
「ありがとうございます……すごく、気持ちよくされちゃいました……♡」
「満足してくれて良かったよ。続き、したい?」
「し、したいです、けどぉ……うぅ……」
ここまでのプレイをしてもなお、羞恥心を捨てきれないのがムースの可愛いところだ。じっくり丁寧に苛めてしまいたくなってしまう。
さて、愛らしい少女を美味しく頂かせてもらう前に。いったんキッチンの後処理だけしておくとしよう。
◇
私とムースは実のところ
互いに好き合っているし敬意を持っている。二人で会話をすることがとても楽しいし、相手の容姿も性格も魅力的に感じていた。なのにほぼ、と頭に付くのは告白を介さず交わっているからに他ならない。
今の肉体関係を持ち掛けてきたのはムースの方が先だ。きっと焦って冷静さを欠いていたのだろう、普段の彼女からは想像もできない勢いで詰め寄られ、あれよあれよという間に押し倒された。恐怖や『美女に襲われてラッキー』など感じる暇もなかった。私は驚きすぎて何もできないままムースの処女を奪ってしまい、そこでやっと彼女は正気に戻ったのである。
後から事情を聞いたところでは、どっかの誰かが『意中の人を落としたいなら手っ取り早く肉体関係を結べばいい』と話していたのを小耳に挟んだのが切っ掛けのようだ。内気だがいざとなれば勇気を出せる立派な少女は、この時ばかりは勇気の出し方を拗らせたようで……慕ってくれていたのは嬉しいが、物ごとには順序があるとお説教させてもらった。
で、ムースはその負い目もあって改めて告白など出来るはずもなく。さりとて私も気持ちの整理を付ける前に、『お詫びなら何でもします!』と泣いた彼女を罰するように己の性欲をぶつけてしまい……互いに相手を悪く思っていないのに、最低な行為をしてしまったと雁字搦めになったのだ。
本当ならこのような関係はすぐに清算するべきである。
しかし日々の業務に疲れた私は、自身の秘めた欲望を好きにぶつけられる相手が居ることの"味"を覚えてしまった。まるで麻薬のように女体に溺れてすぐに手放せなくなってしまう。
それでも、ムースが嫌がるようならまだ止めることは出来た。けれど幸か不幸か彼女は一度も肉体関係を拒まなかった。むしろ嬉しそうに私を受け入れるものだから、結局ズルズルと関係は続いてしまって──
「あっ♡ はぅ♡ あぁっ♡ んっ……♡」
こうして今も、ムースの柔らかい身体を抱き寄せ膣穴の感触を楽しんでいた。
キッチンを片付けた私たちはその足で自室へ向かい、安全圏に戻るや否や即座にムースを脱がせて挿入した。ベッドへ腰かけた私の上へ対面座位の姿勢で座らせ、少女のよくほぐれたトロトロの膣内を堪能する。小柄な体躯ながら何度も私を受け入れた膣は今回もしっかり竿全体を咥え込んで、無数の膣襞が我先にと絡みついて極上の快感を与えてくれた。
グリグリと亀頭の先端で子宮口を擦り上げた。ムースの嬌声がより甲高いものとなる。
細い腰を掴んで持ち上げ、クリトリスの裏側にあるザラザラした部分をカリ首で引っ掻いた。肢体が大きく跳ね、ぷしゃりと潮を吹く。整えられた金の茂みがしとどに濡れた。
「イっちゃった? イくときはちゃんと言いなさいって教えたよね?」
「ご、ごめんなさい……♡ ドクターの大きいのが気持ち良くて、言えませんでした……♡」
「言い訳は駄目だよ、お仕置きだ」
ムースの身体の中で、もっとも敏感になるよう調教を施した部位──アナルへと手を伸ばす。「いやっ! 待ってくださいっ!」と必死に叫ぶのは期待の裏返しであると知っている。
肉槍に翻弄されるムースのお尻の穴からは小さな輪状の取っ手が飛び出していた。交わる前に仕込んでおいたアナルパールだ。最初は指一本入れるのにも苦労したのに、今では軽い前戯だけでアッサリ玩具まで咥え込めるようになってしまった。
クイッ、クイッと取っ手を引っ張る。この後何が起きるか理解したムースは涙目で首を振ったが、もちろん止めてなどあげない。可愛い女の子がアナルで気持ちよくなる姿を見るのが私は大好きなのだ。
「勝手にイっちゃうエッチな娘には似合いのお仕置きだろう。ほら、たくさんイくといい」
「あっ、そんな♡ ダメっ──んにゃあ~~~~っ♡」
ぐぽっ、ずるるるるっ!
卵ほどもある球体がいくつもムースの直腸から飛び出し、疑似的な排泄快楽を肛門へと叩き込んだ。可愛さと情けなさと艶やかさの入り混じった嬌声がムースの口から放たれ、私の耳まで楽しませてくれる。
一度の擦過でも十分すぎる解放感と快感があるというのに、アナルパール引き抜きは何度も何度も疑似排泄が続く代物。調教済み敏感アナルとなったムースが味わう気持ち良さは相当なものだろう。現に一瞬にして彼女の瞳は蕩け、口の端から涎を垂らして肛門絶頂を甘受している始末だ。
「あぐっ……おあ゛っ……♡ うぅ……お尻が、閉じなくなっちゃいそうです……♡」
文句を言いながらも嬉しそうだ。これではお仕置きというよりご褒美だろうか。絶頂によって膣がしっかり締められ、私の一物にもキッチリ奉仕してくれたので許してあげよう。
再び腰を揺すって膣内を往復しつつ、まだムースの体温が残るアナルパールをお尻の穴へと詰め直す。膣壁ごしに球体のゴロゴロした感触が伝わってきて、物理的に圧迫された膣内の締め付けがさらに強まった。もちろんこの間にもムースは「んむっ……」と心なし気持ちよさそうな声をあげている。
「ま、またお尻ですか……? ムースのお尻苛めるの、そんなに楽しいですか……?」
「ああ、とても楽しいとも。だけどそうだね、次はムースがお尻から出してみてよ」
指示を出しながらムースの身体をグッと強く抱きしめる。彼女の細腕ごと両手でホールドしたせいで、お尻へ伸びかけていた手はちっともアナルパールへ届かない。唐突な抱擁に少しの間呆けていたムースだったが、すぐに困ったような声をあげた。
「ど、ドクター、これじゃ出せないですから……」
「何を言ってるんだい? 手を使わなくたって出せるだろう?」
「え……うぅ、分かりました……ドクターの指示なら、従います……♡」
手を使わずにお尻からひり出せと言われたのに、ムースは恥じらいながらも従ってくれる。普通なら引っ叩かれてもおかしくないが、こと彼女にとってお尻から出す行為は最大の快楽トリガーなので仕方ない。そうなるよう、丁寧に調教したのだ。今では日常のおトイレですら絶頂しそうだという。
陰茎をピストンするペースを少し落としムースが出しやすいようにしてあげる。グッとお尻に力が籠められ、連動して膣口もギュッと引き締まった。涙目となったムースを励ますようにサラサラの金髪を撫でてやると、ようやく覚悟が決まったらしい。
「ふー……♡ ふー……♡ ぉあ゛っ♡ んぐっ♡ おぐっ♡」
ぐぽんっ! ぐぽんっ! ぐちゅん……♡
大きめの球がムースの可憐な尻孔から排出される様はひどく背徳的で淫靡である。先ほどと違い自分のペースなため、私が無理やり引き抜くより出てくるペースは遅い。だがその分だけじっくり快感を味わえるようで、目を瞑って心底気持ちよさそうにしているのだ。
一つ、二つ、三つと抜けていき、六つ目が出たところで玩具がボトリと床に落ちた。私の言いつけ通りしっかり自力で、手を使わずに出せたようだ。それにしても、中々の嬌声だった。
「声、恥ずかし……ぃ♡」
「気にしていないさ、可愛いよ」
「そ、そんなこと言われても、嬉しくなんて……あう゛っ♡」
素直になれない子猫を懲らしめるため、腰を激しく突き上げた。アナルパールが抜けた影響で膣内は動きやすくなっている。私もそろそろ射精したいと思い立ち、ガツガツ腰を振って性感を高めていく。付き合わされるムースの方は後ろに次ぐ前からの高波に目を白黒させながら耐えていた。
「ドクターっ♡ お腹の中、気持ち良くて……♡ また、イっちゃいますっ♡」
「私も、射精してしまいそうだ……! どこに出してほしい?」
「ど、どこでも大丈夫です! ドクターの精液なら、全部受け止めてあげますから……!」
健気なことを言ってくれる。無責任な
にぎにぎと吸い付いてくる膣襞の感触を惜しみながらも肉槍を引き抜いた。ぐちょりと卑猥な水音が響く。ムースの本気汁でコーティングされて怒張はまるで生クリームでデコレーションしたかのよう。すぐにでも暴発しそうな愚息を向かわせたのは、ついさっきまで拡張されていた後孔だ。
「あ゛っ♡ おしり、ダメですっ♡」
「づっ、
まだふんわり開いたままの菊門へ亀頭を押し込んだところで、とうとう限界が訪れた。
びゅくっ、びゅるるるっ! 貯蔵されていた精液がムースの温かく柔らかな腸内へと一気に流れ込んでいく。まだ浅いところまでしか亀頭を入れていないから、彼女のお尻の中で噴水のように吹きあがっていることだろう。熱気と解放感に苛まれながらの射精は腰が抜けそうなほど気持ちいい。
「ドクターの精液が……ムースのお尻の中で、広がって……♡ またイっちゃう……っ♡」
少女はうっとりと気持ちよさそうな顔をして、三角耳をピコピコ振動させながら腸内射精の快感に浸っていた。ついさっきまで肉槍を収めていた秘裂もパクパクと開閉しながら愛液を吹き零し、絶頂していることを如実に教えてくれる。
「はぁ……はぁ……平気かい、ムース?」
「だ、大丈夫です……♡」
射精を終えた一物をアナルから抜き去る。ぐぽっと抜けた後から腸液と精液の混じった混合液が溢れだしてとても卑猥だ。ムースはこれすら排泄快感として認識しているらしく、膣口から溢れる愛液の量がちょっとました。どこまでもエッチな娘だった。
「平気なら次はお尻を犯そうか。ベッドの上で四つん這いになってごらん」
「は、はい…………♡」
倒錯的な夜は終わらない。
互いに負い目を抱きながらも好意があるから関係性を変えられなくて。
どうとも表せない微妙な関係性のまま、私たちは気が済むまで交わり続けた。
◇
きっとロドスの誰も想像すらしたことが無いと思います。
ムースとドクターが夜な夜な激しくエッチなことをする関係性だということを。
切っ掛けは褒められたものじゃない……どころか、どう考えてもムースが悪いものでした。いつも優しくしてくれて、頼りになって、お菓子を美味しいと褒めてくれて、鉱石病患者だろうと気にせず接してくれるドクター。ムースの左手が発作でおかしくなっても動じず心配してくれるあの人に、いつの間にか心が惹かれていて。けれど自分に自信を持てなかった私は、一番短絡的な行動に出てしまいました。
だからドクターがお仕置きと称してムースを再び犯したとき、実のところ嬉しかったです。これでまだあの人と深い関係でいられる、私だけがあの獣な一面を知っているのだと。償いと歓喜がない交ぜになった感情のまま、私たちは何度も肌を重ねました。
ドクターがお尻好きなせいで、お尻をたくさん開発されてしまったのは驚きましたけど……必死にドクターを受け入れた結果、今ではそちらの方が気持ちよくなってしまうくらいで。恥ずかしいけど、もっとあの人の好きなムースになれたと思うと嬉しくなってしまいます。おトイレの度にドクターの手つきを想像して濡れてしまうくらいです。
……本当は、ちゃんと区切りを付けた上で改めてどうするかドクターと決めるべきと分かってます。でも、今の関係が壊れると思うと恐ろしくて、この爛れた関係性に甘えてしまう。もう一度勇気が欲しいけど、快楽に溺れると決意が鈍ってしまうんです。
「ムースお姉ちゃ~ん! 早く食べよー!」
「あ、はいっ! そうですね、食べましょう!」
っと、いけません、ちょっと気が緩んだせいですっかり別のことを考えてしまいました。今はロドスで暮らす感染者の子供たち数人と一緒に、ケーキを作り終えたところです。昨日の夜、ドクターと出会う前に予習していた甲斐あって皆でスムーズに作ることができました。
食堂の邪魔にならないテーブルに集まった子供たちの方へと向かいます。片付けも多少済ませたし、後は皆で食べるだけです。
「やぁ、お疲れムース。見ていたけれど、先生役が実に様になっていたね。カッコよかったよ」
「あ、ありがとうございます……」
ただ、何故か今日に限って食堂にいる、ドクターの姿が気がかりなのですが。
恰好こそ怪しいですけど、ドクターは子供たちからもよく慕われています。現に今も皆こぞって「ドクターだ!」、「ケーキ作ったよー!」、「一緒に食べる?」と声を掛けていて大人気。さりげなく着席して子供たちの輪に加わっています。
別に、ドクター自身に他意が無いのはムースだって分かってます。きっと子供たちと交流しつつ、少しお仕事サボっちゃおうって魂胆です。あと自惚れでなければムースの様子を見に来てくれたのでしょう。
「ありがとう、それなら少しだけご一緒させてもらおうかな。ムースも構わないだろう?」
「ええ、もちろんですけど……」
夜はとっても意地悪なドクターですけど、普段はすごく優しい人です。これだけ慕われるのも納得しかありません。けれどムースにとってドクターは特別で……見ているだけで激しい交わりを思い出して発情しそうなんです。まして昨日の夜にあれだけ激しく前も後ろも愛してもらったから、尚更に。
そんな人が目の前に居て、色んな人からワイワイ囲まれているのです。微笑ましくて楽しくなれる光景、でも我が儘なムースは自分こそ彼の雌だとアピールしたくなってしまい、下着を濡らしてしまうのです。
うぅ、どうしましょう……いつもならお手洗いでこっそりスッキリするのですが、今は子供たちの手前行きづらいです。引率者があまり長時間席を離すのは良くありません。でもドクターがこちらを見る度、何度も躾けられた身体が火照ってしまって──たぶんドクターはムースの欲求なんてお見通しの上でやってます。
オナニーしたい、でも出来ない。どうしよう。
葛藤する私を他所に皆はとっても楽しそう。
「それじゃ、いただきます」
『いただきまーす!』
いつの間にかドクターがムースの代わりに音頭を取って、皆一緒にケーキを食べ始めました。幸い、誰もが手作りの美味しそうなケーキを食べるのに夢中です。これなら──反射的にバレないオナニー方法を頭が考えてしまいます。短時間で不自然にならないよう、誰にも見つからない方法で……で、出来ちゃいそうです。
意を決して、二本ある尻尾の片方に意識を集中しました。
「いただきまーす……はぅ……」
フォークでケーキを突きながら、こっそり尻尾の先端を動かしていきます。幸いムースが座っている背後は壁になっていて、誰かに見られる心配はありません。椅子の隙間を回り込むように尻尾を動かし、ショーツの中に潜り込ませて。ピトリと、お尻の穴に先端が当たりました。
心臓がバクバク言ってます。恥ずかしさで顔から火を出してしまいそうです。お昼の、それもたくさん人が居る中でお尻オナニーだなんて、子供たちはもちろんドクターにだって絶対にバレる訳にはいきません。
「んっ……っ」
ぬぷぷぷって、お尻の穴に硬くなった尻尾が入っていきました。潤滑剤も無しに、ムースのお尻は尻尾くらいの太さは簡単に受け入れてしまいます。お尻の穴が広がる感触に身体が痺れそう。でも、気持ちいいのはまだこれから。
尻尾の先端十センチくらいが入ったところで、今度は外へと引き抜いていきます。肛門が擦られて、まるでおトイレでお通じを出しているような快感が広がって。いつドクターに求められてもいいように頻繁にお浣腸はしてますけど、やっぱり出す瞬間だけは汚れていないか不安になってしまう。
「はぁ……んむっ……♡」
ゆっくりと尻尾を出したり入れたりする。ドクターのおちんちんに比べれば全然浅いところまでしか入ってないけど、十分すぎる気持ち良さ。むしろじっくり引き抜くせいで長く排泄感覚を味わってしまって、思わず声が漏れ出てしまう。ハッとなって口を閉じたら、誰も気づいていなくてホッしました。
「美味しいケーキだ、いただけて良かったよ。ムースは食べないのかい?」
「ふぁ、ふぁい!?」
ううん、ドクターだけはやっぱり気付いています。
ごく自然に、でもムースから見ればわざとらしい態度で話を振ってきました。皆の視線がムースの方に集まります。いけない、ちゃんと受け答えをしないと。お尻に尻尾を挿入した変態さんより変態な状態で、ムースは頑張って笑いました。
「は、はい、もちろん食べますよ……もったいなくてのんびり食べちゃってました」
「確かに、せっかく皆で作ったなら惜しくもあるか。他の子もそうなのかい?」
ドクターが話を振ると、子供たちは口々に「うん!」「そんなことないよ!」「いっぱい食べたい!」と笑ってます。お菓子作りを喜んでくれてとても嬉しいと思うのに、ムースは『またムースから視線が逸れました』と考えてしまう。うぅ……いつからムースはこんなに卑しい女の子になってしまったのでしょう。
どのみち、初めてしまったお尻オナニーはもう止められません。皆の顔を見て、様子を窺い、時折ケーキを食べながらズポズポとお尻を擦ります。止めるべきなのに止められない。ジワジワと広がる快楽に頭を支配されてもっともっと求めてしまう。
「ふぅ……ん……」
「ムースお姉ちゃん、大丈夫?」
「ひゃっ!? だ、大丈夫ですよ……?」
いきなり声を掛けられてしまい、驚きすぎて反射的に顔を俯かせてしまいました。まだあどけない顔の少年がムースの顔を心配そうに覗き込んできます。やだ、やめて、ごめんなさい、こんなはしたない私を見ないで。
このままじゃ人前でお尻オナニーしちゃう変態だってバレてしまう。しかもムースを慕ってくれる子供たちの前でです。そんなことになったらムースはもうロドスで生きていけません。バレたら破滅すると分かっているのに、尻尾をズボズボするのを止められない。表情が蕩けて、熱い吐息が漏れてしまうのを止められない……
「お姉ちゃん、顔が赤いよ。まだケーキも全然食べて無いし」
「体調悪いの?」
「大丈夫?」
「は、はい、ムースは大丈夫ですから……気にしないでくださ──っ……♡」
まるで歯車が噛み合うように尻尾がお尻の一番弱いところを擦りました。毛並みが直腸を擦り上げて、くすぐったくて不思議な感触を伝えてきます。明らかに不自然な声が出てしまいました。でも身体は無意識に快楽を求めてしまって、とどめのように尻尾が引き抜かれて。お尻から抜けてく感触が良くて、ダメ、これじゃイっちゃう──♡
「ぃ、っくぅ──……っ♡」
「どうやらムースはちょっと気分がすぐれないようだね」
堪えきれずに絶頂しながらイき声まで出てしまい、終わったと自覚したその瞬間、ドクターがパンパンと手を叩いて注目を集めました。その音にムースの嬌声は掻き消され、全員がドクターの方を見ます。た、助かったのでしょうか……?
ドクターがわざとらしく身を乗り出して額に手を当てます。たった今の絶頂でムースの額は冷や汗が止まりませんが、ドクターに気にする様子はありません。
「ふむ、やや熱っぽいかな。最近もまだ暑いからバテてしまったようだね」
「えー、そうなの!? ムースお姉ちゃん死んじゃったりしないよね?」
「はは、大袈裟だな。一時的なものだから平気さ。よし、それなら後は私が引き継ぐから、ムースは休んでてくれ。皆もそれでいいかな?」
『はーい!』
「ありがとう。ただし、こわーい医療部の先生たちが私を連れ戻しに来ないことを一緒に祈ってね」
冗談めかした言葉にあははと笑い声が湧き上がる。ムースも一緒になって笑ってしまいたい気分です。恥じらいと自己嫌悪と安心感がドッと襲ってきました。
ドクターがうまく取りなしてくれたおかげで、誰もムースがいけない行為に耽っていたと気が付いていません。助かりましたけど、ムースがこんな身体になったのはドクターのせいで……でも元はムースが悪いと考えると複雑な気持ちです。
「という訳で、ムースも無理はしなくていい。ほら、汗を拭いてあげよう」
それからドクターはもう一度だけ身を寄せて、ハンカチでそっと額の汗を拭いてくれます。
でもその時に、ムースにだけ聞こえる小声でそっと囁きました。
「後で私の部屋に来てくれ」
ムースは、ほんの少し首を縦に振りました。
◇
その日の夜、ムースはドクターに言われた通り部屋を訪れました。
今日もまた身体を重ねるのでしょうか? それとも昼間の出来事のお説教? 怒られるだけの事をした自覚はありますから、それも覚悟の上です。
ともあれ素直に部屋へやって来たムースを出迎えたのは、驚いたことにドクターの謝罪でした。
「すまなかった、ムース」
「え、え……? どうしてドクターが謝る必要があるんですか?」
ドクターは何も悪いことをしていないのに。頭を下げられる理由が分かりません。
混乱するムースを他所にドクターは落ち着いた様子で言葉を紡ぎます。
「君の罪悪感に付け込んで、私はひどいことをしてしまった。ズルズルと今日まで流れてきてしまったが……子供たちに慕われる君を見て思ったよ。君は私がこんなことをして良い人ではないと」
「そんなことありません! 元はと言えばムースが悪いんです! だからドクターが謝ることなんて──」
「そう、だからね。この関係はもう終わりにしよう」
──ドクターの言葉が、ムースにはよく分かりませんでした。
終わり? 何を?
決まってます、この爛れた関係をです。そもそもおかしいですもの、想いを伝えあったわけでも無いのに肉体関係を持ってるなんて。けど今の関係がリセットされてしまえば、ムースとドクターはただのオペレーターと上司の関係に戻ってしまう。
そんなの、もうムースには耐えられません。ジワリと視界が滲みました。どうやらムースは泣いていると、他人事のように気が付いた時には感情が崩壊してしまいそうで。もう何も分からない、全部ぐしゃぐしゃになってしまう。
「ど、ドクター……嘘ですよね?」
「嘘じゃない」
絞り出した言葉は無情にも否定されました。
もうドクターの中で決定づけられているのでしょう。何を言ってもきっと翻してはくれません。歪んでねじれたムースの幸せは、とうとう木端微塵になるのです。
「わ、分かりました……ドクター、今まで──」
「ムース、改めて私の恋人になってはもらえないだろうか?」
「…………ふぇ?」
どん底まで落ちていたムースの心は、その言葉を理解するまでたっぷり数十秒もかけてしまいました。
◇
「ドクター♡ ドクター♡ 好きっ、好きですっ♡ もっといっぱい、抱きしめてくださいっ♡」
ムースは今、とんでもなく幸せでした。
服を着たままベッドに四つん這いになったムースの後ろから、ドクターの大きなおちんちんがお尻の穴に入ってきます。ゴツゴツした男性の腕に抱かれながら好きなだけドクターへ愛を告げられる。後ろの穴を何度も穿られる快感と、心が満たされていく充足感で頭が破裂してしまいそうです。
ドクターはムースとの関係を失くすのではなく、改めて関係を結び直すことを選んでくれました。そのためにあのような伝え方となってしまい、勘違いしたムースが泣きだしたときは焦ったと言っていて。ムースは安堵と嬉しさとちょっとの怒りで泣き笑いながらドクターの胸に飛び込んで叩いちゃって。
こうしてムースは、晴れてドクターの恋人になれました。ずっと引っ掛かっていた胸のつかえが取れて、ようやく遠慮することなく甘えることができるのです。
でも、関係が変わろうとドクターと一緒にエッチをした経験は変わりません。結局その後、改めて仲直りのエッチをする流れになったのはある種の必然で……恥ずかしいですけど、ムースも望んでいました。
「ムース! ムース……ッ!」
「おぐっ、どぐだぁっ♡ おしり、気持ちいいですっ……♡ んあ゛っ♡ ああ゛っ♡」
ドクターがムースの名前を呼んでくれる度に多幸感が膨らんでいく。今までと違ってドクターにも遠慮がなくて、何度もムースを求めてくれます。嬉しくて、お尻がきゅっとなっちゃう。鉄みたいに硬いおちんちんの大きさと熱さがいっそう伝わってしまいます。
ほとんど服を着たままだから汗も出てしまうけど、それ以上にお尻がとっても熱い。スカートがめくりあげられた部分だけ風が通って涼しいけど、おかげでむき出しになったおまたが濡れてしまっているのも丸見えです。せっかくオシャレした黒いショーツはとっくの昔に剥ぎ取られたので隠すものもありません。
「はぐっ、んん゛っ♡ はうっ♡ お゛っっ♡」
ぐぽっ、ぐぽってお尻がめくれ上がる度、ムースの口からは信じられないほど下品な声が出てしまう。こんな可愛くない喘ぎ声なんて聞いてほしくないのに、ドクターがくれる快楽に逆らえない。本能的に身体が屈服してしまって声を抑えることができないんです。
咄嗟に手で口を閉じようとしたけど、ドクターの手が伸びてきて引きはがされた。
「もっと、君の声を、聞かせてくれ……っ!」
「や……っ、こんなの、んお゛っ♡ 聞かないでください……!」
「だとしても、君はとっても可愛いよ……!」
酷いです、ドクターはやっぱり鬼畜です。こんな汚い声を可愛いだなんて言って、ムースを騙そうとしてるんです。なのにムースは頬が緩んでしまうのを抑えることができなくて、声を我慢しようとするのを止めてしまう。気持ちいいのをアピールするようにドクターへ媚びてしまいます。
「あんっ♡ おあ゛っ♡ おしり、いっぱいおかしてもらって、しあわせですぅ……♡」
お尻を何度もズボズボされて頭がバカになっちゃってる。
ベッドではもうドクターに逆らえないと身体が知っているんです。
自分が何を口走っているかも分かりません。でも良いんです、どんなムースでもドクターは愛してくれると今なら分かっているから。不安は少しもありません。
そして、最高の瞬間は唐突に訪れました。
「ムース、
「っづ……っ♡ あ゛っ♡ おしりで、イって──んぐ~~~~~~っ♡♡」
ムースのお尻の一番奥まで入り込んだおちんちんが、ビューって精子を出してくれてます。おちんちんと同じくらい熱く感じられて、でもたくさん入り込んでお腹の中が満たされて。熱はほったらかしにされた子宮まで伝播して、ムースも一緒に絶頂してしまいます。ボタボタと愛液がシーツに落ちる音がやけに響いて聞こえます。
さらにおまけとばかりに尻尾の付け根まで撫でられて、ビクリと震えて絶頂しちゃいます。フェリーンのそこは敏感とドクターも知っているはずなのに……おかげでお尻がまたギュッとしまって、最後の一滴まで精子を絞り取ろうと動いてしまいました。
「ムース……」
「ドクター……っ♡」
まだ繋がったままドクターが唇を寄せてきて、ムースは迷わず応えました。
蕩けるようなキスが交わされ、舌と舌が絡み合う。これだけでまたイってしまいそうです。幸せすぎて夢でも見ているようなのに、お尻に注がれた熱い精液が現実であると訴えかけてくる。
「んちゅ、ぷはぁっ……♡ ドクター……ありがとうございます、ムースを受け入れてくれて」
素直な心を伝えると、ドクターは照れくさそうに笑ってくれて。
「こちらこそ、私を好きになってくれてありがとう。これからもよろしくね」
「はいっ!」
──ムースは今、とっても幸せです。
今のペース・文字数で書き続ける方がいい?
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今のままでいい
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1話の中にもっと濡れ場があってもいい
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1万文字以下でたくさん投稿してほしい