純性癖ナイツ 作:ひかりねこ
タイトル通り全編アナル系のみ。スカ要素に繋がるものは可能な限り除いていますが、ゼリーの疑似排泄プレイや浣腸要素はありますので苦手な方は注意してください。
あとケルシー構文も控えめです。
グーっと伸びをし、壁に掛けられた時計を見る。時刻は午後の11時少し前、すっかり夜も更けてしまった頃だ。今日はいつになく連絡事項や確認書類が多く、気が付けばこのような時間になってしまっていた。
すっかり凝り固まってしまった肩を回しながら、机に散乱した理性回復剤の空箱をゴミ箱へと放っていく。こんなものを使ってばかりだから医療部の面々から『ドクターはもっと健康的な生活を心がけてください』と苦言を呈されるのだが、使わないと寝落ちした挙句怒られるので仕方ない。
「さて、と」
晩飯はカップ麺で簡単に済ませたのでお腹も空いてない。なのでシャワーを浴びてさっさと寝ようと思うのだが……その前にどうしようもなく自己主張した、自分の股間と向き合わざるを得なかった。私の意思では既に制御不能なほどいきり立った一物は下着とズボンを内部から痛いほど押し上げて憚らない。
……困ったことに、長時間労働のお供たる理性回復剤には一つ面倒な特性が存在した。これは要するに薬物で頭を覚醒させ、疑似的な興奮状態とすることで眠気を覚ます代物なのだが、そのせいで股間まで興奮状態となってしまうのだ。今は余計な興奮作用の無い改良版が主流なのだが、私はもっぱら効き目の強いこちらを愛用していた。
自業自得ではあるが、激務をこなす上で仕方ない代償だ。そう納得させて私は寝る前の自慰で発散させることを常としていた──最近までは。
時計を再び見やる、午後11時きっかり。そろそろだろうか。彼女もまた忙しい人で、普段からこれくらいの時間にやってくるのだが。そわそわしながら待っていると、コンコンコンと扉を叩く音。来た。
「ドクター、まだ執務中か?」
聞きなれた落ち着いた声の主へ、私は内心の喜びを取り繕いながら冷静に返した。
「いいや、つい先ほど終わったところさ。入ってもらって大丈夫だよ」
「そうか、では失礼する」
扉が開くとそこに居たのは緑がかった銀髪のフェリーン──ロドス医療部のトップ、ケルシーであった。私以上に多忙であるはずの彼女だが、特段疲れを見せることもなくソファーに座ると一息ついた。
物憂げな表情に切れ長の瞳、頭に揺れる愛らしいフェリーンの三角耳。怜悧な印象は同じながら、少し緩んだ雰囲気もあってかつい彼女に見惚れてしまう。
「今日もするのだろう?」
不意に声を掛けられ、私の意識が現実へと戻っていく。
「ああ、君さえ良ければだが」
「初めに言った通りだ、私もまた君の意志を尊重する。この爛れた関係を終わらせようとドクターの自由だ。だが敢えて言わせてもらうなら……私はそのつもりで来た。これで答えになるか?」
「充分だ」
私はケルシーの下へ歩み寄るとそっと立たせて白衣を脱がせた。衣擦れの音と共に脱がせてしまえば、後に残るのは背中がざっくり開いた丈の短いワンピースだけ。いつも思うが、彼女はこんな露出の激しい服を着て羞恥心は無いのだろうか?
「この服装はあくまで実用性を重視したものだ。特に背部はMon3trを出し入れする関係上、通常のものを着てしまえばその度に修繕、交換が必要となってしまう。君の疑問は最もだが、それに関して私は『問題ない』と答えよう。理由ある服装を恥じらう人間など居ない」
「分かった、君の服装については良く分かった、だから何も言ってないのに説明した挙句睨まないでくれ」
「君は私を脱がせる度に服へ視線が動いている、まさか気付かれていないとでも思ったのか?」
「…………ごめんなさい」
駄目だ、ケルシーと口論したら勝てる気がしない。
素直に敗北を認めた私は、苦し紛れにケルシーの唇を塞いだ。赤い瑞々しいリップと触れ合うような優しいキスをし、ただでさえ高まっている興奮をより盛り上げていく。彼女もまた目を閉じて、私を受け入れてくれていた。
「ちゅっ、んむ……ドクター……」
「あぁ……触ってもいいかい?」
「一々確認を取らずとも結構だ。私は君を拒まないし、君は私を感じさせてくれれば構わない」
「なら遠慮なく」
私は唇を離し、緑のワンピースをペラリと捲り上げる。まずは元からほぼ剥きだしだった白の素足が、ついでレースで飾り立てられた黒のショーツが照明の下に晒されてしまった。あの真面目で話の長い医療事業部リーダーがこのような煽情的な下着を付けているなど、他の誰に言っても信じてもらえないだろう。
右手はケルシーの腰に回して抱き留めながら、自由な左手を露わになったショーツの背面へと忍び寄らせた。お尻をすべて覆うフルバックタイプだが、気にせず布越しに尻房を揉みしだく。ぎゅっ、ぎゅっ、とマッサージするように揉み解してあげると、ケルシーの口から熱いため息が漏れた。
「んあっ……君もいやらしい触り方が、んっ♡ 板についたな」
「誰かさんを善がらせるために、私も勉強したのでね」
張りのある尻へと五指を沈め、上下左右に撫でまわして食い込ませて。腰に回していた右手で頭や耳を撫でてあげると、彼女はうっとりした表情で目を細めた。こうして見ると怜悧というより愛らしい姿だ。
「ドクター、私は既に準備は終えている。丁寧な前戯を行うのは良い心がけだが、時と場合によっては逆効果となることも考慮に入れるべきだろう。拙速は巧遅に勝るというが、それはこのような場であろうと変わらない真理──ああ゛っ♡」
要約すれば『もう準備万端なので早く犯して♡』と催促された訳で、無粋な長口上を黙らせるべくもっとも秘すべき窄まりを指で突いた。尖らせた指先で菊蕾をショーツ越しにグリグリと。すっかり開発されきった排泄孔は甘い快楽だけをきっちり拾い上げ、ケルシーの口から強制的に嬌声をあげさせた。
スリスリ、くにくに、グチュグチュ……
円を描くように擦り上げ、皺を引き延ばすように押し込み続けた。その度にケルシーは肛悦に喜びながら喘ぎ声を執務室に響かせる。指先に感じるねちょねちょした感覚はローションだろう、準備を終えていると語った通り、先んじてアナルへ注入していたようだ。なら彼女の言う通り、これ以上の前戯は不要である。
「ケルシー、ソファーで四つん這いになってくれ」
「ん……♡ こうでいいか……?」
くちゅ、と音を立てつつ菊蕾から指を離し、ケルシーを四つん這いにさせた。ソファーの背もたれに上半身を預け、クッション部分に膝を立てて尻を突き出させる姿勢。恥ずかしそうに眼を伏せる顔、剥きだしとなった背筋のライン、先ほどまで弄っていた豊かな尻まで、彼女のすべてが一望できた。
最後の砦たる黒のショーツを引き下げると、もっちりしたと双尻を両手でぐいっと開いた。中央ではにかむアナルが強制的に晒される屈辱的な姿。刻まれた皺の一本一本からぷっくりと充血して綻んだ様まで、余すことなく私の視線に晒される。ケルシーは恥ずかしそうに息を吐いたが、抵抗はせずされるがままとなっていた。
「入れるよ」
宣言と共にピト、とくつろげた亀頭を菊蕾に寄り添わせた。不躾な挨拶に後孔が不安そうに震えたが、前準備と私の指ですっかり蕩けきった後孔はそれすら快感として受け取ったらしい。こちらを招き入れるように括約筋が緩み、それを契機に一物を慎重に奥へと侵入させた。
ぐちゅっ! ぐにゅっ! ずるるるるるるっ……!
「あ゛っ♡ ぁ~~~~~~~~~っ♡」
太く長い肉槍をじっくりとアナルへ突きこまれ、ケルシーの口から濁った喘ぎ声が零れ出た。とても彼女が発したとは思えない善がり声が私の脳を揺さぶり、股間を膨らませながらさらにさらにと腰を強く押し付ける。直腸の高温に竿が蒸され、根本が括約筋できつく締めあげられ、だが先端は柔らかな腸ひだに握り込まれるように刺激され。
既に射精しそうなほど気持ちがよい。だが即座に出してしまうのは勿体ないという意地で堪え、私の股間と彼女の尻肉が触れるまで突き込んだ。小さな穴は裂けてしまいそうなほど目いっぱいに広げられているが、根本の締め付けは恐ろしく強い。ともすれば私の一物を食いちぎってしまいそう。
「ドクターの……♡ 何度迎え入れても大きい、な……♡」
「ケルシーも、初めての時からずっとキツイ……!」
互いの具合を褒め合いながらゆっくりとピストンを開始した。
ぎゅうぎゅうと悲鳴をあげる後孔から肉槍を引き戻せば肛門の輪っかが根本から竿、亀頭までをねっとり舐めて扱きあげるが、一方で突き込む際は窄まりを擦り上げつつ直腸の良いところを刺激するのを忘れない。先に注入されていたローションの滑りも借りて、段々とピストンのペースが速くなっていき、比例して卑猥な水音も高く響きだす。
ズポッ! グポッ! ジュブッ! ズチュゥッ!
「うぐっ……♡ んん゛っ♡ すまない、ドクター♡ 先にイって、しまう……♡ ~~~~♡」
背筋を撫でられたことが最後の一押しになったか、ケルシーは身体を大きく震わせ全身で絶頂を表現した。それと共に肛肉が痛いほど陰茎を締め上げ、まるで膣襞のように射精をねだって絡みついてくる。天にも昇る心地よさだ。
彼女が先に絶頂した以上、こちらももはや我慢する必要は無かった。ひたすら締る括約筋を押し分けて、彼女のもっとも深い所に亀頭の照準を合わせ。高ぶる快楽の命じるままに欲望を解き放った。
びゅくっ! びゅるるるる……!
万に一つも逃がさないとばかりに細い腰を引き寄せながら、一ミリでも深いところへ精を流し込まんと押し込み続ける。ケルシーの尻肉を潰しながら最奥へ射精する快楽は何物にも代えがたく、天を仰ぎながら真っ白になりそうな頭をどうにか繋ぎ止めた。
ぐぽっ……ぐぱぁ……♡
すべて出し切り柔らかくなった肉槍を菊門から抜けば、ぽっかり空いた穴からローションから精液が垂れ流しというあられもない姿を披露してくれた。当の本人は射精の間もイき続けていたのか、四つん這いのまま激しく息をして気にする余裕もないのだが。写真を撮って後で見せたらどんな反応をするだろう。
「ケルシー、君も私もまだ満足していないはず。このまま続けても構わないな?」
ゆっくりと狭まる肛門の淵を指でなぞりながら、私は敢えて彼女に問うた。
果たして、緩やかな指の刺激に耐えながらも、ケルシーはコクリと首を縦に振ったのだった。
◇
私とケルシーがこのような関係になった切っ掛けは、ひとえに運が無かったに尽きる。
理性回復剤によって性欲が高まってしまうのは前述の通りなのだが、私は我慢できず執務室でおっ始めてしまった。さっと抜いてさっと仕事に戻ろう、そう考えて一物をズボンから取り出したところで、ケルシーが入室してきたのである。
はっきり言って、その瞬間は比喩抜きに目の前が真っ暗になった。どんな理由があれ公務中に自慰に耽る人間なぞ軽蔑されて然るべき、まして相手がケルシーとなればどうなるか。良くて叱責、悪ければロドスから放り出されたりするだろうか。
戦々恐々としたまま固まる私をケルシーは一瞥し、それから机に置かれた理性回復剤の山を見て、大きくため息をついた。
『ドクター、君は旧式の理性回復剤を使っているのか』
『あ、ああ……』
『なるほど。執務を放り出して間抜けな姿を晒す君をどう叱責したものか考えていたのだが、そうであれば事情は汲もう。そいつの副作用は確かに厄介だと、私も身をもって知っているからな……』
などと理解を示してくれただけでも驚きなのに、ケルシーはさらに予想外のことを口にした。
『君さえ良ければ、私がその性欲処理を手伝ってもいい。無論、条件はあるが』
『そ、それは……本当に、いいのか?』
言うまでも無いがケルシーは魅力的な女性だ。私には少々冷たい節はあるものの、常に冷静沈着で頼りになる上に飛び切りの美人だ。最近は私とも少しずつ距離が縮んできており、以前より柔和な顔を浮かべてくれるようにもなっている。心理的な抵抗は何処にもない。
『勘違いしないでほしいが、私が一方的に奉仕する訳では無い。あくまで君にも条件と対価は求める。その上でどうするかは君次第だが……もう答えは決めているのだろう?』
淡々と凄まじいことを提案された私は、あっさりと頷いたのだった。
九死に一生を得たうえに途方もない対価まで得てしまったのだ、これで断る方がどうかしている。いや、どちらにしても生殺与奪を握っているのはケルシーなのだから、断る選択肢など無かっただろう。
さて、ケルシーの出した条件は以下の通りだった。
一つ、性行為は業務後かつ二人きりの場所で行うこと。
二つ、互いに相手を気持ちよくすることを意識する。
三つ、望まぬ妊娠を避けるため、女性器は使わず後孔での交わりのみとする。
一つ目は単に節度をもって発散しろという話で、今回の私のように仕事を放り出すなど論外ということだ。もちろん、
二つ目はケルシー側の事情だ。これまた驚いたことに彼女も性欲は溜まっているようで、どこかで解消できる機会を探していたらしい。そして偶然私が隙を晒してしまったのを機に、持ちつ持たれつの性関係を提案したという訳だ。
『君は私が人間でない存在だとでも思っていたのか? 生物学的見解に照らし合わせれば私もまた立派な人であり、つまり三大欲求を備えた生物というわけだ。よって睡眠もすれば食事も摂るし、性欲とて当然溜まってしまう。まして常の業務によって私的な時間も十分に取れないとなれば──これ以上を言わせるのは一般にどのような目で見られるか、君は既に理解しているだろう?』
ケルシー特有の回りくどい言葉だが、日常ではそんな素振りおくびにも出さない彼女も性欲に翻弄されることがある訳で。だから私が一方的な奉仕を受けるのではなく、ケルシーにも奉仕するという対価を求めたのだ。私が理性回復剤を控えればそもそも良くない? という当然の提案はこの理由により却下されている。
そして最後の三つ目、これが一番の曲者だった。私もケルシーもロドス・アイランドの重役であり、迂闊に医療事業部リーダーを妊娠などさせてしまえば大混乱待ったなしとなる。なので徹底的な避妊が前提条件なのは当たり前だが……まさかアナルセックスだけに限定するとは、さすがに想定外だった。
幸いなことに私はそちらを使うことに抵抗感がなく、意外にケルシーも同様だった。なので我々が交わるときは徹底的に肛門性交のみを貫き、前の方に挿入したことは一度もない。アブノーマルなセックスだろうと別段気持ちいいことに変わりは無いのだから。
などという経緯があって、私はケルシーと後孔のみで肉体関係を持っている。最初は戸惑うこともあったが、慣れてしまった今ではすっかり彼女の直腸へ精を吐き出すことが常態化していた。最近はケルシーの後姿を見かけると無意識に形のいいお尻へ視線をやってしまうほどだ。
互いに利はあり、節度も守っている。だが行っている行為はノーマルとは言い難い背徳的なもので、それを行っているのはロドスのトップ層の二人であり……我々の置かれた状況すべてが、更なる興奮を齎し淫らな利害関係へと発展させていくのだ。
◇
「おや、ケルシー。その荷物はいったいどうしたんだい?」
夜の22時頃、いつも通りやってきたケルシーは段ボール箱を抱えてやってきた。何か業務に必要な道具なり書類なり入っているのだろうかと訊ねてみれば、ケルシーは「掃除道具だ」と短く答えた。頬が少し赤く染まっている。
「掃除道具? 最近は私の執務室も綺麗になっているはずだが」
「いや、そういう意味ではない。掃除というのは、私の腹の中を掃除するという意味だ」
どさりとテーブルに箱が置かれる。中身を恐る恐る覗いてみれば、そこにあったのはプラグにパールに浣腸器にローションと、アナルを準備、開発するための道具だけが揃い踏みしていた。
「えっと……これはどういうことで?」
「今日は朝から長時間多忙で、先んじて準備を行う余裕が無かった。さらにいえば、今の私は君と同じ状況に置かれている」
「同じ状況?」と私が聞き返すよりも先に、何とケルシーは自分でワンピースの裾をまくり上げた。呆気なく晒されたしまったライムグリーンのショーツはすっかり濡れてしまっており、布地が受け止めきれなかった蜜が太ももに跡を残している。誰がどう見ても発情しているのは明らかだった。
「やむを得ず私も君が常用している理性回復剤と同じものを服用した。結果は御覧の通り、現在の私は浅ましくも雄を求める本能に半ば支配されている状態だ。下準備をする間も惜しみ君の下へ来なければ、自室で一晩中虚しい自慰行為に耽るだけとなっていただろう」
だからドクター、とケルシーは続けた。ただでさえ赤かった頬を紅に染め、恥じらうようにおねだりする。
「私を助けると思って解消を手伝ってほしい。性器以外であれば好きなように性欲を吐き出して構わないから、それで満足してくれるだろうか……?」
「──ケルシー」
私は軽くケルシーを抱き留めると、心なしかしゅんとしている三角の耳をそっと撫でた。
自分から求めるにあたり緊張していたのだろう、安心したように目元を緩めた彼女へゆっくりと囁く。
「私と君は対等な立場だ。気負わなくていい、もっと気楽に楽しめばそれでいいんだ」
「ん……感謝しよう、ドクター。君は以前と比べて明らかに変わったが、その変容が私には好ましい」
「ははは、昔の私と比べられると少し嫉妬してしまうが、悪い気分ではない」
しばらく耳を撫でてケルシーの緊張がほぐれたのを確認して、ソファーに座らせると段ボール箱の淫具たちへ目をやった。
「さて、まずは何をすればいい?」
「何においても必要なのは腸内洗浄だ。怠ればテラの大地でも有数の悲劇がこの場で発生することになる、君も本意ではあるまい?」
「大袈裟な言い方だな……まあ私もそういう趣味は無いし苦手だが」
ならばと、なみなみと青いゼリー状のものが詰まった浣腸器を手に取った。中に詰まっているのは医療用の排泄物変換ゼリーだろう。これは汚物を吸収し無臭のゼリーへと変化させ、スムーズな排泄を促す優れモノだ。ロドスでは寝たきりの患者に使うことで負担を軽減し、さらに後処理の嫌悪感・手間の軽減にも一役買っていた。もちろん肛門性交前の準備にだって問題なく活用できる。
私はケルシーの両足を持ち上げソファーに乗せると、M字の形に開脚させた。すらりとした脚の中央を隠す頼りない布切れが見えてしまう。恥ずかしそうに顔を背けられたが、本番はこれからだ。
「まずはローションを塗るよ」
「ああ、頼む……んあっ♡」
クロッチ部分をずらして陰部を露出させてしまう。よく整えられた銀の恥毛と、まだ私は未使用のキレイな一本筋、そして何度となく交わった窄まりが開帳された。私は指にローションを垂らすと、期待するようにヒクつく菊蕾へと指をあてがった。
ぴとっ、くちゅくちゅ……
傷つけないように優しく、凹凸のすべてにローションを塗り込むよう指を滑らせる。ケルシーは後処理もしっかりしているのか、窄まりは一切くすみもなく綺麗なピンク色を保ったまま。いつまでも無垢な姿であることが否応なく私の興奮を高めている。
粘ついた肛肉がぷっくり膨らんだら準備完了、浣腸器の先端にもローションを塗すと嘴口を肛門へとあてがった。ゆっくりといきむケルシーの呼吸に合わせ、内部へと押し込んでいく。
「大丈夫?」
「問題……ない♡ このまま続けてくれ♡」
「分かった」
前戯とも言えない指戯でも感じてくれたようで、期待に応えるべくシリンダーを押し込んだ。じわじわと青いジェルがケルシーの腸内に広がっていき、一滴も零すことなく満たされていく。
「あぐっ……冷たいのが、入って、くる……♡」
圧迫される感覚に苦しそうなうめき声があがるが、心を鬼にして一息に注入してしまう。ちゅぽんと嘴口を引き抜けば、アナルはすぐにきゅっと閉じて中身を漏らさずキープした。
確か、このまま10分から15分ほど待つのだったか。それ以前に排泄してしまうと効果が薄くなってしまう。なので私はアナルプラグ──取っ手が緑のジュエルで装飾されたやや小さめの代物だ──を取り出すと、これまた滑りを良くしてからねじ込んだ。
「っ♡ 太いのが、私の中に……♡」
抵抗はまったくなく、あーんと咀嚼するようにプラグを飲み込んでしまった。薄っすら膨らんでしまった腹部を撫でながら顔を寄せ、優しいキスをケルシーの唇へ落とした。小鳥の餌やりのように舌を差し込み、絡め、ちゅぱちゅぱと濃厚なベロキスを交わし合う。いつもの怜悧な美貌は何処へやら、排泄欲求とキス快楽のない交ぜになった蕩け顔を見せてくれて、いっそうこちらの興奮を煽ってくる。
「んちゅ……♡ れろ、あむ……♡」
しつこいほどに舌を絡ませながら私は両手をケルシーの胸へやった。露出の多いワンピースを軽く下げてやれば、すぐに形のいい胸が弾み出る。プルンとした程よい大きさの丸みと、先端に色づく赤い果実のコントラストが美しい。
私は迷うことなく両胸の突起に手を伸ばし、固く腫れ上がったそれらを指で弾いた。さらに擦り、つねり、もみ込みと、様々な刺激を与えていく。
「ん~~♡ んぐ、あぁっ♡ やめてくれ、ドクター……そこは、感じすぎてしまうから……♡」
「なら尚更、やめる理由はないだろう」
発情して困っているのだから、好きなだけ気持ちよくさせてあげるのが筋だろう。
私はケルシーの言葉に耳を貸さず好き放題に乳首を苛めた。こりこり、くにくに、こしゅこしゅ……擽るように触ったり、焦らすように乳房を揉んだり、じっくりとろ火に掛けるように性感を高めていく。
その度にケルシーの小さな口からは信じられないほど艶にまみれた喘ぎ声が零れ落ちるのだ。さながらケルシーの身体で奏でる楽器のようで、気を良くした私は執拗におっぱいを苛め抜く。
「うっ、あぁ──ドクター、それ♡ 気持ちいい♡」
「素直になれたね。じゃあご褒美だ、お浣腸我慢したまま一度絶頂してしまおう」
胸の片方の先端を口に含み、片方を指で撫でまわしながら、空いた片手は陰部の方へと滑らせた。すっかり湿ってしまったショーツの上からつぅ──と割れ目を指でなぞる。一番上まで行ったところで微かに自己主張する女芯を捉え、圧し潰すようにカリカリと。
果たして、唐突な三点責めのは覿面だった。
「だめだ……だめ――はぅっ♡ んーーーーっ♡」
甘い声音と共にぷしゅりと潮を吹きながらケルシーは絶頂した。目と口をきゅっと閉じ、排泄を我慢しながら潮を漏らしてしまう様はひどく淫靡だ。まるで初めての快楽に翻弄される少女のようで興奮してしまう。
その後もゆるゆると快感を与えながら待つことしばし。気が付けばすっかりおっぱいを吸うことに夢中になっていたが、ふと思い立って時計を見た。
「そろそろ10分以上経ったかな?」
いつの間にやら注入したゼリーの目安時間は過ぎているではないか。
ならばと私は菊蕾を塞ぐ栓に手を掛けたのだが、ここでケルシーから待ったがかかる。
「待て……この場で、出させる気か?」
「特に問題はないだろう。汚物ならまだしも、これから出てくるのはただの青いゼリー、それも無臭のものだ。嫌悪感は無いし処分にも困らない」
「だが、それでも私の直腸に入っていたものだぞ……汚いから、やめた方がいい」
弱弱しく懇願されてしまったが、私が返す言葉など決まっていた。
「大丈夫だ、ケルシーの身体に汚い所はないさ。だから安心して全部出しきってしまうといい」
官能小説で使い古されたセリフを吐きながら私はプラグを引っ張った。もこりと火山のように肛肉が盛り上がり、名残惜しそうにプラグと別れのキスをする。しかし
アナルプラグが抜けてぽっかり開いた後孔から、青いゼリーの先端が顔を出す。一瞬肛門は排泄物と勘違いして大慌てで括約筋を閉めようとしたが、私が「大丈夫だよ」と撫でてあげると安心したように力を緩めた。
「ぁ──ああ゛ぁぁぁぁ……………♡」
ぐぐっ、ぬるるるる……っ!
本能に屈服した肛門からゼリーが飛び出し、菊蕾を花開かせながら千切れることなく排出される。もちろん匂いは何もない。にゅるにゅると溢れるゼリーは半透明の清潔なものだ。
柔らかいゼリーに肛門周辺を延々と擦られる退廃的な快感にやられたのか、ケルシーは再び絶頂まで昇りつめていた。疑似排泄を鑑賞される羞恥すら快感へと返還し、もはや声にならない喘ぎを出して原始的な快楽を享受する。どんな玩具でもこれほど長時間の排泄感を味わうことなど不可能だから仕方ない。
ちょろろろ……
「あ……♡ 待って、止まってくれ♡ ぅぁーーーー……♡」
さらに肛門から出し続けたことで身体がトイレに居ると勘違いしてしまったのか、お漏らしまでする始末。ライムグリーンのショーツをさらに汚しながら放物線を描き、段ボールに溜まったゼリーへと降り注ぐ。
あのケルシーがこんな情けない痴態を披露するなど夢にも思わなかった。情けないが、しかしそれ以上に真っ赤に染まった顔が可愛らしくてたまらない。まったく幻滅することなく、むしろこれだけ無防備な姿を拝ませてくれることに感謝してしまう程だった。
ぷちゅん……しょろ……ろ♡
「ぁ゛~~~ーーー──♡」
羞恥排泄絶頂もいよいよ大詰めのようで、ゼリーの最後尾がぷちゅんと抜け、おしっこは勢いを失って緩やかに止まった。両の排泄孔から幼児のように出し切ってしまった彼女の顔は、禁忌の解放感にこれ以上なく蕩けてしまっている。
「ん……♡ 全部出しきったよ、ドクター……♡」
「ああ、偉いぞケルシー。お浣腸もおしっこもちゃんと出せたね」
あまりの快感に脳がショートしたのか、すっかり夢見心地なケルシーが報告してくれた。素直に甘えてくれる彼女の喉を撫でながら、上手に排泄できたことを労ってあげる。彼女はゴロゴロと喉を鳴らしながらされるがままになっていた。
さて……ひとまずケルシーが正気に戻る前に、色々片付けておくとしよう。
◇
ケルシーが快楽の反動でぽけーっとしている内に陰部を綺麗にしてしまい、執務室の横に併設された私の寝室へと運んだ。その後は先ほどのゼリーやおしっこを片付けて、すべての証拠を隠滅してしまう。
これで一安心と安堵しながら部屋に戻った頃には、すっかり彼女も正気を取り戻したようで。私を見るなりシーツに包まり姿を隠してしまった、ものすごい早業だった。
どうしようか、これ?
「あー、ケルシー?」
「…………」
「君の声を聞かせてほしいのだが」
「…………今の私は、語るべき言葉を持ち合わせていない」
「そう言わずに。気持ちよくなりすぎて我を失ってしまったとて、私は嗤わないさ」
隣に腰かけながら語り掛ける。確かに幼児もかくやな姿をじっくり見てしまったのは事実だが、何度も肛門性交をしているのだから今更だ。互いの恥ずかしい姿など飽きるほど知り尽くしている。
などと考えていたら、ゆらりとシーツの塊が起き上がった。乱れた銀髪と着崩れたワンピースが妙な威圧感を与えてくる。
「心理学の分野において、人間には肛門期というものが存在すると言われている。子供は肛門快楽を通して自己の欲求をコントロールし、成長の過程で必要な種々の情動を学習していくという話だ。この話からも分かる通り、人が肛門から快楽を得てしまうのは避けようのない事実だ。それは成長しようと何も変わることはなく、故に──」
「話を遮ってすまないがケルシー。君の声を聞かせてほしいとは言ったが、講釈をしてくれと頼んだ覚えはない」
「…………ばか」
ぽすんと枕が投げつけられた。痛い。
しかし照れ隠しと思えば可愛いもので、私はケルシーの下へ寄るとシーツを剥がして押し倒す。暗がりの中、上から見下ろす彼女の顔は惚れ惚れするほど綺麗だった。
「続き、してもいいだろうか?」
「……勝手にしろ。君は私を使う権利があるし、同時に私も君で気持ちよくなる権利があるのだから」
ぶっきらぼうに、だけれども僅かに優しい口調で肯定された。私とてケルシーを傷つけることは本意じゃないが、この調子ならまだまだ辱めても問題ないだろう。
すらりと長い両足を恭しく持ち上げ、膝裏が頭の横に着くまで大きく開かせた。俗にいうまんぐり返しの姿勢であり、今やショーツも剝ぎ取られた秘部が天へ捧げるように強調される。愛液を溢れさせる陰裂も、蜜に塗れてしまった銀の叢も、散々に浣腸で嬲られた菊蕾も、一挙に眺められる素晴らしい体勢だ。
「ん……♡ ドクターの息が当たって、くすぐったい……♡ ひゃうっ♡」
コンコンと溢れる泉のような姫割れへと舌を這わせ、愛液を舐めとるように舌を動かす。ぺろりとなぞり、さらにちょこんと自己主張する突起を舌で包んでやれば、可愛らしい嬌声が聞き放題だ。直接肉棒を突き入れたことは無いが、その分前戯の段階ではよく弄っているため感度も抜群。軽くクンニリングスしてあげるだけで面白いように身体が跳ねる。
しかし本命はこちらでなく、あくまでこれから交わる穴の方である。故に私は花芽から舌を動かし、陰裂を先と逆方向になぞり上げ、会陰をじっくり味わいながらついに目的地へと到達した。
「そんなにみられると……ん……♡ 恥ずかしいのだが……♡」
すっかり解れきってしまったアナルに視線が矢のように突き刺さり、可哀想なほどヒクついている。これから与えられる法悦に期待と怯えを感じ、私に蹂躙されるのを待つだけのいじらしい排泄孔。恥丘と違って産毛の一つも生えておらず、いまだ無垢さを保ったままの尻性器を愛でるも壊すも私次第、選択権はこちらにあった。
両手でぐぱぁと尻肉を広げれば、可哀想なほど左右に延ばされた肛肉が微かに口を開けた。私を誘い込むように淫らな動きを見せるそこへ、唾液をつぅと垂らしてから、尖らせた舌を差し込んだ。
つぽ……つぷ……♡
ぴちゃ……れろっ……つぽ……♡
「ひぅ♡ んん♡ それ、好きだ♡ もっとしてくれ♡」
「最初からそのつもりだよ」
腸液の仄かな苦みを感じながら外側から内部まで、丹念に舐め尽くす。菊皺の一本一本がふやけるくらいに舌を踊らせ、直腸に差し込んでは括約筋周りや腸ひだの浅い箇所を舐め擦った。いわゆる
ペロペロ、くちゅくちゅ。犬になった気分で丁寧にじっくり舌で愛撫する。これまで散々開発されてきたアナルはほどよくこなれ、強烈な締め付けを誇る括約筋は舌で押されると即座に敗けを認めてくぱぁ♡ と開き侵入を許してしまう。こんな雑魚アナルで日常生活を送れるのか心配になってしまう陥落ぶりだ。
つぷ、ぐにゅぬぬぬ……♡
「あ゛っ♡ 指が、入って──っ♡」
艶めかしい色つやを得た菊蕾から舌を引き抜き、愛液を塗した指を二本揃えて挿入した。べっとりとした本気汁の滑りを借りた指はスムーズに迎え入れられ、とろふわで高温な直腸へ到達する。括約筋はやっと本分を思い出したように指の根本をきゅっと締め付け、あむあむと腸ひだと一緒になって異物を甘噛みする。
第二の性器としてどこに出しても恥ずかしいくらい、よく躾けられた尻穴だった。あのケルシーの後孔をこのように調教したのは私と思えば興奮もひとしおで、達成感と背徳感と独占欲がまとめて心を満たしてくれる。
「ん♡ あぅっ♡ 弱いとこばかり、触らないでくれ……♡ ん゛んっ♡」
カリカリ、こすこす……♡
出口近くと子宮裏に存在する弱点に狙いを定め、直腸のひだを甘く引っ掻くように擽り擦った。何度となく交わったことで尻孔の弱点は手に取るように把握している。スイートスポットを丁寧に刺激し、時には違うところを触って性感を炙り、未だ無垢を気取る開発済みアナルを啼かせ続けた。
指をVの字に広げてみれば、ぽっかり空いた肛門の奥まで丸見えで。ずるるるっと勢いよく引き抜けば、とても可愛らしい善がり声をあげてくれた。
「んぁあぁぁ―っっ♡ ……ひ、ひぃっ、んぐぅぅッ♡」
前の穴から涙のように愛液を溢れさせながら、尻孔から伝わる絶望的な快楽に身をよじる。一度引き抜いた指をゆっくり入れて、今度はねっとりとした指使いで引き抜いていく。先ほどの排泄絶頂をまだ身体が覚えていたのか、引き抜かれる感覚だけでケルシーは太ももを震わせながら絶頂した。コポリと本気汁が陰裂から零れ、菊蕾を飾り立てるように滴り落ちていた。
絶頂によりひくひく震える菊蕾は腸液と愛液でデコレーションされ、食虫植物のように私を引きつける。ねとぉ……♡ と開いた花に誘惑されてキスすれば、濃厚なケルシーの味が口いっぱいに広がった。
「はぁ……はぁ……ドクター……♡ 君はまだ、我慢しているのか?」
「そろそろ、私も限界だよ」
いい加減に理性が擦り切れそうだ。いきり立った肉棒ははちきれんばかりに天を向き、早くケルシーの
そんな私の様子はケルシーの目にどう映ったのだろうか。分からないが、彼女はこちらの意を汲んでくれた。絶頂の余韻に浸る両手を動かし、まんぐり返しの姿勢のまま自分で尻肉を開いてくれた。
ぐぱぁ……♡
「ケルシー……」
「私は既に、十分君に奉仕してもらった……♡ ならば次は、君が快楽を得る番だろう。私たちは対等なのだからな」
最後の一線がぶちっと千切れ、理性がどこかに消し飛ぶ音が聞こえた気がした。
ねっとりと糸を引いたアナルをこちらに見せつけるように誘いながら、さらに殺し文句まで付けてくるとは。もはや眼前の雌は私に完全服従したも同義であり、ならば尻孔オナホをどれだけ使おうと私の勝手という訳だ。
「君が泣いて許しを乞うても、私はもう止められないよ」
「構わない、承知の上で誘った。君は君の欲望を満たすといい、ドクター」
……私とケルシーのこの関係の中に、愛や慕情といったものは欠片もない。
信愛や敬愛はあるだろう。けれど恋や愛といった甘酸っぱい感情とは無縁であり、信頼できる相手と利害の一致をしたから肉体関係を持っているに過ぎない。
だけど今この瞬間、私の獣欲すら受け止めると宣言してくれたケルシーは、明らかに慈愛に満ちているようで──どこか普段と違う心境のまま、亀頭を後孔に擦りつけると挿入を開始した。
ぐちゅ……ぐぷぷっ……♡ ずるるるるるるっ……!
「あ、あぁっ……♡ おっきいの、私の中に……♡」
抵抗を受けることなく肉槍が直腸に収まり、最奥のカーブした結腸部と亀頭が触れ合うところでストップした。相変わらず腸内は途轍もなく熱く、周囲の腸ひだはにぎにぎと私の一物を包み込んでくれる。根本は役割を思い出した括約筋に締め上げられ、こうして入れているだけでも気持ちいい。
「ぐっ……
あまりに我慢し続けたせいか、私はあっさり射精してしまった。
ケルシーの一番奥目掛けてびゅる~っ! と精を吐き出し、脈打つ肉槍で直腸を揺さぶりながら射精の快楽に浸ってしまう。とろとろふわふわの腸ひだと、みっちり詰まった括約筋周りのアクセントは最高に心地が良い。
「ん……♡ たくさん出したな、お腹の中で精子が波打っているのが分かる……♡」
ケルシーの手が愛おしそうにお腹を撫でていて、思わずドキッとしてしまう。まるで子供を宿した子宮を擦っているような優しい手つきと表情だ。直腸では妊娠などするはずないというのに、まるでそれを望むかのような妖しい手つきが私を狂わせる。
まだ腸内に収まったままの一物は一切萎えていない。むしろ射精すら一つのスパイスとしてさらに大きく膨らんでいる程だ。もはや尻孔に入れるには凶器すぎる肉槍を持って、腸ひだをゴリゴリとこそぎ始めた。
ぐちゅん! ぱちゅん! ぐちょん!
「んお゛っ♡ あ゛ぅっ♡ あぐぅっ♡」
肉棒全体を肛肉で磨き上げるようにピストンを繰り返す。特に亀頭が肛門周辺を巻き込みながら抜けるときが善いらしく、濁声交じりの喘ぎを挙げながら、ぱたたっと潮を吹いて絶頂する。さらさらした液体は肉棒だけでなく恥毛やケルシー自身の顔すら濡らし、性臭を振り撒きながら淫靡に飾り立てた。
尻孔は舌で苛めていた時とは比較にならない締りを見せていた。彼女のアナルはちゃんと状況を鑑みて媚び方を弁えているのだろうか、ぎゅーっと抱きしめるように甘えつつも奉仕を忘れていない。腸ひだを擦ればお礼するように我先にと絡みつき、蜜壺顔負けの射精おねだりを敢行する。
「ケルシー……! ケルシー……!」
「おッ、ぁぁぁぁあッ♡ 私の
理性的な振る舞いなど捨て去り、一心不乱にケルシーの直腸を味わい尽くす。
入れて、出して、入れて、出しての繰り返し。括約筋の輪っかで根本から亀頭を絞り上げ、その逆に亀頭から根本まで扱く様はあたかもオナホールを用いた自慰のようであり、一人の立派な女性を物扱いすることに後ろ暗い喜びを感じてしまう。
二度目の限界が近づいてきていた。私は上部からしっかりとケルシーを串刺しにして、体重を掛けながら圧し潰すように亀頭を奥へと押し込んだ。もしこれが膣性交であれば絶対に孕んでしまうような種付けの体勢。精液を零すことなど一切許さぬ自分本位の体位だったが、彼女はそれすら受け入れてくれた。
「んあっ♡ 君の子種♡ 私の中に
「ぐっ、ぅ~~~~……」
びゅくっ、びゅるるるるっ……
雄へと媚びる雌の懇願に満足しながら、私は再び白濁を解き放った。一度出したはずなのに勢いはちっとも衰えず、冗談みたいな量を最奥へと吐き捨てていく。妊娠など絶対しない、ただただ快楽を貪りながら排泄孔の奥に精子を捨てるだけの行為。その背徳感に頭をクラクラさせながら射精し続ける。
一方でケルシーも腸内射精によって幾度目かの絶頂を味わっているようで、ぷしゃあと放物線を描きながら潮を吹き散らした。生理的な涙を流す顔にまで飛沫がかかるが、お構いなしに頂の余韻を噛みしめている。フェリーンの耳はピクピクと不随意に動いて快楽の大きさを物語っていた。
「あついの、いっぱい……んぁ、あふ……♡」
ようやく射精も収まり、ずるりと一物を引き抜いた。ぽっかり空いたアナルは精液を一滴も零すことなく保持し続け、お腹の中で煮詰めていることだろう。もちろんそのままではお腹を壊してしまうからまた浣腸で精液排泄を促さねばならない。その瞬間にどんな顔をしてくれるか、とても楽しみだ。
「ふぅ……ドクターは満足──していないようだな。この絶倫め♡」
「すまない、私も思った以上に君の痴態に興奮したようだ。もう少しだけ付き合ってもらって良いだろうか?」
二度も射精しておきながらまだ元気いっぱいな一物をケルシーの眼前へ突き付ける。腸内で蒸され、愛液と精液と腸液の絡んだ肉棒はひどい匂いだろうが、彼女はすんすんと嗅ぐとぺろりと舌で舐め上げた。
「んっ……れろ……♡ まったく、仕方ないな。しっかり私も気持ちよくしてくれると約束してくれるか……?」
「もちろん」
即答した私へ、ケルシーは満足そうに頷いた。それが彼女の答えだったから、再びケルシーの後孔へと肉槍を突き入れたのだった。
◇
それからは、時間の経過も忘れてひたすらに交わり合った。
「これ、恥ずかしい……♡」
鏡の前で後ろから抱え込みながらハメて、自分のアナルが犯されている様を鑑賞させたり。恥ずかしがって無駄に抵抗するから何度かイかせて大人しくさせるまで大変だった。
「手を使わずにひり出すだと……まったく、この変態め♡」
ケルシーが持ってきたアナルパールを押し込み、それを手を使わずに排出させたり。こぽん、くぽんと産卵するように次々と球体を出していく様は圧巻で、変態と罵った彼女自身もそれで何度か絶頂していた。
「あっ……♡ もっとキスしてくれ♡」
一転して対面座位で交わりながら、熱烈なキスをし合ったり。アブノーマルな結合をしながらノーマルな行為を行うというのは、ひどく矛盾して背徳的な感覚を与えてくれた。
「んぎっ♡ お尻、そんなに叩かないで♡ 痛くて気持ちよくなってしまう♡」
腰だけを掲げさせた四つん這いの姿勢でアナルを穿り返したり。敢えて大きな音を立てながら尻へとスパンキングすれば、適度にマゾ性を擽られるらしくケルシーも喜んでくれていた。
他にも他にも、様々な体位で交わり合った。互いの体液で塗れ、汗までかきながら止まらない。もはや全身で触っていない個所など無いくらいしつこく肌を重ね合った。
そして最後は寝バックの状態で全裸のケルシーへとのしかかり、尻房の柔らかさを感じながらとろふわの腸内へ突き込んで。「いつもありがとう、頼りにしている、君が居てくれて良かった」などと耳元でひたすら褒め殺しを囁いて、真っ赤になった耳を擦りながら精を解き放ったのだった。
◇
お互いに満足するまで情を交わし合った。後は心地よい疲労に任せて寝るだけ……と言いたいところだが、肛門性交を行った場合は忘れずにやっておくことが一つある。
「ん……♡ 出る……♡」
トイレにしゃがませたケルシーの菊蕾が膨らんだ。中に山ほど放出した精子を出させるため、水浣腸を行っているのだ。これを怠ると明日のケルシーが大変なことになるので欠かせない。
とても性交に使われたと思えない肛門が開き、中から白濁交じりの水を勢いよく吐き出していく。便器の中にぼとぼと液体が落ちていく音がエロチックだ。彼女も一番恥ずかしい姿を見せることに慣れてしまったのか、顔は赤いものの極端に恥ずかしがることなく事務的に処理を受けていた。淡々と肛門を差し出し浣腸を受け入れ、排出していく姿もまたえっちなことに彼女は気付いているのだろうか?
何度目かの排水で液体がすっかり透明になったのを確認して、ようやく後処理は終了した。
「さて……これで十分だろうか。今回は随分と私を辱めてくれたな、ドクター。私も長く生きているが、排尿、排泄をまとめて鑑賞されるなど初めての経験だ」
トイレでしゃがみながら睨まれてもいまいち迫力に欠けるが、この場でそれを言えば間違いなく命は無い。ケルシーに殺される。
「いや、その……申し訳なかった。つい興が乗りすぎてしまってね。君が嫌だと言うなら、次からは決してしないと約束しよう」
ともあれ、私は誠心誠意頭を下げた。確かに今日は一線を越えすぎていた、少々調子に乗りすぎたのは否めない。とても恥ずかしい思いを彼女はしたことだろう。
だから君次第ではもうやらないと言ったのだが、ケルシーは「いや……」と思案するように呟いた。
「…………たまになら、良い」
「良いのか!?」
「そんなに食いつくな! ……時には、すべて忘れて君に甘えてみたいこともある。こんな私を君は軽蔑するだろうか?」
「する訳ないさ。それこそ、いつまでだって」
そっと掌を重ねて指を絡め、唇を寄せた。ついばむようなキスをそっと返してくれ、ぴちゃぴちゃと浅く舌を絡ませる。恋人でないが恋人のようなこの行いは、互いの心を確かに満たしてくれるのだった。
──我々の関係は歪んだもので、歪んだ性交渉かもしれない。しかし私はこの関係が心地よく、それはケルシーも同様だから。きっとこのままで良くて、このままが最善なのだろう。
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