純性癖ナイツ 作:ひかりねこ
今回も例に漏れずアナル要素有り、スカ系は一切ありません。ソフトですがSM要素があるのでそこだけご注意ください。
余談ですが、最近の統合戦略でアルケットにはお世話になっております。
「何を躊躇っているんだい? 早く脱ぎなさい」
私はベッドに腰かけ足を組みながら、努めて高圧的に命令した。
眼前にはしっかり服を着込んだ金髪の少女──オペレーター・アルケットが立っている。特徴的な大弓の無い彼女は少々物々しい服装を除けば、どこにでもいる美少女に過ぎなかった。
「うぅ……ドクターさんの鬼畜……」
アルケットは
「口答えして良いのかい? 君の態度次第では、修道院から購入する物品を削減してもいいのだが──」
「ひ、卑怯です! 分かりました、脱ぎますから……それだけはやめてください……」
耳までペタンとさせながら観念したように顔を俯かせる。こちらの脅しによって、ようやくアルケットはこの場でストリップする覚悟を決めたらしい。
パサリと、まずは赤いマントが床に落ちた。ついで腰周りを抑えているコルセットを外し、上着のボタンをポチポチと外していく。普段がっちりガードされた素肌が露わになっていく過程と、微かな衣擦れの音が否が応でも私の期待を掻き立てる。
焦らすように丁寧に衣服を折りたたむ姿に期待半分、苛立ち半分。ようやく上着が取り払われ、隠されていたレモンイエローのブラがお披露目された。明朗快活なアルケットによく似合うカラーリングの下着は、小柄な体躯に不釣り合いな巨乳によって内側から圧迫されているかのようだ。
「し、下も脱がなければなりませんか……?」
「どうやら、我々の契約もこれまでのようだね」
「選択権は無いのですか。分かりました……脱ぎますので、見ていてください……」
実に嫌々、悔しそうに顔を歪めてスカートにまで手を掛けたが──表情の中に隠し切れない喜悦が混じっていたのを私は見逃さなかった。もちろんこの場で指摘するような無粋な真似はしないが。
私が見守る中、とうとうスカートが取り払われてアルケットの健康的な下半身が晒されてしまった。ブラと同じ明るい色のショーツは底の部分が微かに暗い色に変色していて、このストリップだけで彼女が興奮していることを如実に物語っている。
「ドクターさん……無言で見つめられると怖い、ですよ……?」
こうしてみると、背は小さいながらよく引き締まった身体だった。胸は大きく、腰回りは細く、お尻は適度に張り出ていてと異性に好まれるスタイルだ。一時期他の女性オペレーターたちとアイドル活動をしていたこともあったが、神秘的なルックスに加えてこのスタイルとなれば大ヒットしたのも頷けるというものだ。
そして今は、数多の人間から好意を向けられた
「君はそれで終わりだと本気で思っているのかい?」
「え、でも……」
「まだ下着が残っているじゃないか。すべて脱ぎなさい」
更に語気を強め、威圧するように語り掛ける。このストリップに安全装置など存在しない。脱げと言ったなら、それこそ布切れ一枚だって身に着けることは許されないのだ。完全に一糸纏わぬ姿になるまで脱がなければ合格足り得ない。
これ以上はマズいとアルケットも分かっていたのだろう、余計な口答えはせずおずおずと下着へ手を掛けた。ブラのホックを外し、片手で胸を隠しながら畳まれた衣類の上に置く。彼女の細腕では到底隠し切れない巨乳がこちらを誘惑するかのようにプルンと揺れた。
「ショーツも……脱がさせていただきます」
だがこれで終わりではない。私が無言で促すと意を決したようにショーツへと両手を掛けて前かがみとなる。脱がされたショーツの底はつぅ……と糸を引いており、やはり股を濡らしていたことをこれ以上なく証明してしまっていた。
脱がされたショーツは先ほどのブラの上に、ご丁寧にクロッチ部分がこちらに見えるように広げて置かれた。愛液で濡れ光る布地が実にエロチックで、ついでに彼女のサービス精神まで垣間見えてしまう。これだけでアルケットが嫌々どころか楽しんでいるのが丸わかりだが、まあ良いだろう。
「隠しちゃダメだ、気を付け」
片手でそれぞれ胸と陰部を隠すアルケットへ遠慮のない視線を浴びせかけながら、さらに羞恥を煽る命令を出していく。己の肢体を舐めまわすように鑑賞される感覚に身をよじりながら、彼女はゆっくりと両手を離すと全てをさらけ出したのだった。
「何度見ても君の身体は綺麗だな」
「し、品定めのつもりですか……?」
「純然たる事実だ」
アルケットの裸体はやはり美しい。才能ある画家が裸婦画として彼女を描けば、それだけであらゆる賞を総なめに出来てしまうのではなかろうか。思わず感嘆のため息が出てしまう。
顔は今更言うに及ばず、腕と足は適度に筋肉が付いてスラリと伸びた様が美しい。お腹周りもしっかりくびれ、男好きするものとなっている。
「おっぱいとお股……じろじろ見ないで、ください……」
片手で包むにはギリギリ足りない大きさの胸は綺麗なお椀型を維持しており、実に柔らかそうな印象を与えてくる。ツンと上向いた先端は綺麗な紅色をしており、白い肌に咲く鮮やかな紅の突起が良いアクセントとなっていた。さながら丹念に作り上げられた芸術品のごとき代物だ。
一方で陰部の方はといえば、こちらも負けず劣らずの絶景である。想像よりは濃い目の整えられた金の叢はさながら朝日を照り返す麦畑のようであり、彼女がよく自慢するランデン修道院のそれを思わせる。直下に位置する陰裂は何度も性交に使われておきながら色素が沈着することもなく、いつまでも処女と見紛うほど。ふっくらした一本筋を形成しながらぴっちり閉じており、修道女らしく貞淑を心がけた形だ。
頭の上から爪先まで、どこを取っても綺麗で完成されている。本人はやや低身長気味なのを気にしているが、それさえ胸や陰部の発育差とのアンバランスさを思えばいいスパイスとなるのは明らかだ。個人的にはちょうど抱きやすい大きさなのもいい塩梅だった。
このまま視姦だけでアルケットを辱めるのも悪くない。だがもっと羞恥を煽るべく、私は懐からある物を取り出す。途端にアルケットの目の色が変わった。
「そ、それは……!」
「そう、首輪だ。これを君に付ける、今の君は私のペットだからな」
革製のややゴテゴテした印象を与える首輪は、アルケットの細首には些か過剰がすぎる大きさである。完全に締め上げてもなお隙間が生まれるだろうが、それくらいが我々にとって最適だった。
恥部を晒したままのアルケットへ近づき、私の所有物であることをアピールするようにゆったりと首輪を取り付ける。緊張と期待からか、ゴクリと飲み込む喉の動きがひどく淫靡さを醸している。無防備に差し出された喉元へ赤い首輪を取り付けた私は、仕上げとばかりにリードを付けると再びベッドへ腰かけた。
「来なさい」
早速取り付けたリードを引っ張りながら私は言った。首輪ごと身体を引っ張られる屈辱的な状態。アルケットはそこに悔しさと倒錯的な興奮を覚えながら私の前に跪いた。こちらの股間部に彼女の頭が収まる体勢だ。
もはや言葉で指示するまでもない。リードを引っ張りながら隆起した股間を見せつければ、アルケットは一も二も無く飛びついた。両手でズボンを下ろして私の陰茎をくつろげると、小さな口を開いて「はむっ」と咥え込んだ。
「ぐっ……いい心がけじゃないか。首輪を付けられて喜ぶ変態なだけはある」
などと悪役らしく振舞いながら、私は情けない喘ぎをしないよう必死だった。
「んじゅ……んぐっ♡ じゅる、じゅぽ……えへへ……
「素晴らしいよ、その調子だ」
アルケットの口淫奉仕は腰が抜けそうなほど気持ちが良い。小さく狭い口内に迎え入れられた私の一物は丹念に舐め上げられ、喉奥まで侵入を許され、温かな口全体で射精を促され続けるのだ。上目遣いでこちらを見つめる姿が視覚的にも興奮を高め、さらに股間を膨らませる。
その間にも金髪修道女は自分の口をオナホに見立て、必死に私を射精させようと頭を上下させていた。顎が外れそうなほど口を大きく開けながら、決して休むことなく妥協しない。時たま当たってしまう白い歯の刺激もいいアクセントだった。
さて、このままでも十分気持ちいいし射精まで導かれてしまうだろう。しかしそれではアルケットが満足しないと思うので、そっと金髪に両手を置いてみた。途端にリーベリらしからぬ尻尾が嬉しそうにバタバタ振られたのでこれで正解のようだ。
「喉をしっかり開くんだよ」
「……ん♡」
念のため一呼吸おいてから、私はアルケットの頭を掴むと思い切り自分本位に動かした。
ぐぽっ! じゅぽっ! じゅるっ!
「んぐぅ♡ おごっ、あぐ♡」
亀頭が喉の奥まで入り込み、柔らかい粘膜を擦りながら自らを磨き上げる。アルケットは自分の意志で口を閉じることすらできず涎を垂らし、涙目となりながら私の玩具へと成り下がっていた。とにかく征服欲をくすぐられる状態と言わざるを得ない。
イラマチオは人を人とも思わないような最低のプレイだ。しかしそれ故、私に背徳的な喜びと暴力的な快感を齎してくれる諸刃の剣でもあり。まして相手がその手の激しいプレイを望んでいるとなれば躊躇う理由など何処にもなかった。
「んぐ、ん~~~♡ おごっ、んぐぅ、おっ♡」
いやらしい水音を盛大に響かせながらアルケットの口内を往復する。すっかり高められた性感は爆発間際であり、もう一押しがあればすぐにでも射精してしまうだろう。というより、そろそろ解放してあげないとアルケットが危ない。酸欠で倒れたらそれどころじゃないのだから。
私は腕の動きを止めると、最後の一押しとばかりに喉の奥まで亀頭を入れた。その圧迫感にアルケットが目を白黒させたが、ここはどうか耐えてほしい。
「
どびゅっ! びゅくっ……!
温かく柔らかい喉肉に包まれながら私は精を解き放った。ドクドクと脈打ちながらアルケットの食道を蹂躙し、奥に鎮座する胃へとザーメンを吐き捨てる。吐き捨てるという選択肢は端から提示されず、アルケットは哀れにも私の精液を身体へ流し込み続けるしかなかった。
さらにアルケットはこんな扱いをされて浅ましくも感じているのか、跪いた陰部からぷしゅりと液をこぼして絶頂までしている始末。いや、潮だけじゃなくおしっこまで漏らしてる。さっきお酒を飲んだからと下が緩いのは許せない、これは後でお仕置きが必要だ。
そしてようやく射精が終わったとき、私はすぐに小さくなった一物を口から引き抜いた。
「ぷはぁ……はぁ……はぁ……とても、良かったですよ……♡ ドクターさん……♡」
だいぶアルケットも限界が来てたらしく、瞳からハイライトが消えかけている。心配しつつ頭を撫でることしばし、彼女はどうにかこちら側へと戻ってきた。その後の第一声から私へ媚びる声を出すのだから、無用な心配だったのかもしれない。
「ドクターさん……次は、どうやって私を辱めるおつもりですか……?」
早速復活し「きゃー、ケダモノー!」と愉快そうに笑うアルケットを分からせるため、私は再びリードを引っ張ったのだった。
◇
私とアルケットはいわゆる"セフレ"という関係性だ。
きっかけは別に大したことじゃない。修道女らしからぬお酒好きのアルケットに一杯付き合い、一杯どころか十杯くらいに膨れ上がり、最後は互いに酔っぱらってよく分からないまま交わった。男としてだいぶ最低なことをした気はするが、向こうも満更でない様子だったので事なきを得たというか。
その時に判明したのだが、ランデン修道院に属する修道女というのは意外と教義に厳格ではないらしい。もちろんアルケットに信仰心が無い訳じゃないし、修道院を破戒僧の集まりと断じる気は毛頭ないが、わりかし自由なようで。つまり何が言いたいかといえば、処女喪失もそれほどアルケットにとって重大な事ではなかったらしい。
『もちろん、誰に奪われても良い訳ではありません。あくまでシスターとして必要以上に貞淑さを守る必要が無いというだけで、
そういう言葉もあり、どうせ一度肉体関係を持ってしまったならば二回も三回も同じだろうと開き直り、以降はズルズルと関係が続いている状態だった。アルケットもその辺り興味を持つお年頃というか、いわゆるむっつりなおかげもあって至って円満なままである。
ただ、身体を重ねる回数が増えることで判明したのだが……どうやらアルケットはマゾっ気が強めなようだ。普段の明朗快活で明け透けな態度の裏返しか、羞恥や無理やり系のシチュエーションがお気に入りで、そういうプレイに非常に乗り気で自分から誘ってくるほどだった。あんまり激しすぎるプレイやリスクの大きすぎるものはNGなようで、あくまでソフトSMの範疇に収まる程度のものだが。実はイラマチオも私がだいぶ気を遣って動かしたりしてる。
あんまり公言できる関係性でないのは確かだが、どうあれお互い納得済みの関係であるため不満は無い。アルケットの気が向いたときにフラッとやってきては交わり、たまに私から赴いて強姦モチーフのプレイをしてみたり。修道院への援助を名目にした交際、という趣向が回数としては多いだろうか。あとペットプレイなんかも最大手だ。
彼女の意外な性癖を擽りつつ、適度に悪人ぶるのも中々楽しい。そういったこともあり、忙しい仕事の合間を縫っては倒錯的なプレイに耽っているのだった。
◇
パン! パン! パン! とリズミカルな音が室内に響き渡る。
腰を引き、突き出す。その度に私の鼠径部とアルケットの柔らかなお尻がぶつかり、弾けるような音が奏でられた。加えてぐちゅぐちゅと水音もずっと聞こえており、私が犯している蜜壺がいかに濡れているかを端的に示していた。
「おっ♡ あんっ♡ ドクターさん♡ とっても激しい、です♡」
現在、アルケットを立ち
ぐちゅん♡ ばちゅん♡ ぱちゅん♡
「あ、そこ弱いです♡ もっといっぱい擦ってください♡ ぁ、あぁぁあぁ~~~~~♡」
哀れな雌の懇願に応えて膣内の良いところを重点的に責めてやる。今度は気持ち良すぎたのか、喘ぎ声とも言い難い善がり声をあげるだけの機械となってしまったが、そもそも望んだのはアルケットの方なので情けは一切かけてやらない。
私が夢中で貪る膣内は非常に狭く、単に突き入れた状態でも万力のようにこちらを締め付け食い千切らんばかりだ。だが内側に備えられた膣襞はとてもきめ細やかで、私の一物の形にピッタリとフィットした後は無数の襞たちに舐め尽くされる快感が待っている。子宮付近にはザラザラした突起の密集地帯があり、そこを亀頭で擦れば私もアルケットも快感に悶絶するスイートスポットだった。
ぷしっ、ぷしゃ♡ ちょろ、ちょろろろろろ……♡
「あっ、うそ♡ お酒飲んでたからおしっこ、出ちゃいました♡ やだ、見られて
「この──淫乱お漏らし修道女が!」
お酒を飲むたび粗相をするなどあまりにだらしない股の緩さだ、修道女の風上にも置けない。ならば本人の言う通り恥ずかしい姿を存分に拝んでやろうと私は右足を抱えて持ち上げた。結合中の性器がちょうど横向きにさらけ出され、中を耕される様まで丸見えとなってしまう。当然、弧を描きながら水溜まりを形成するおしっこも見放題となる。
「あ♡ これ、恥ずかしい♡ 主に仕える私が、このような屈辱的な姿勢を取らされるなんて♡ ドクターさんの変態♡ ケダモノ♡ 鬼畜♡」
「…………」
今のはちょっとカチンときた。随分とマゾっ気ある誘い受けが板についたというか、これだけ言われて乱暴に犯さなければ男として負けてしまう。プレイの一環として楽しみつつも私は本気の苛立ちを乗せ、アルケットの柔らかな腰を引き寄せた。亀頭で子宮口を串刺しにせんと暴力的なまでの勢いを付けて腰を叩きつける。
ばちゅん! ばちゅん! ばちゅん! ばちゅん!
「お゛っ♡ あ゛ぁっ♡ んひぃ♡ 私の大事なところが、ドクターさんの玩具にされちゃってます♡」
「君は私のペットなんだから、飼い主に生意気な口を聞いては駄目だろう!」
お仕置きのためにぱぁん! と形の良いお尻を思い切りスパンキングした。白い肌に赤い手形が痛々しく浮かび上がる。その痛みと恥じらいすら快感に変換できているのか、今度はお漏らしの代わりに本気汁をこぷこぷ垂れ流しながら喜んでいる始末だ、これじゃどこに出しても恥ずかしいマゾ雌である。
お尻を叩き、飽きてきたらもっちりした乳房へと指を沈め、先端の突起をコリコリと苛めながら柔らかさを堪能する。アルケットの身体はどこを触れても驚くほどハリがあって手触りがよく、こうして密着しているだけで心地いい。抱き枕として一緒に寝てくれたら快眠できそうだ。
「イけ! 犬みたいに片足あげながら、乱暴に犯されて情けなく絶頂しろ!」
「は、はい♡ もう我慢できないです♡ イ゛くっ、ん゛~~~~~……♡」
ぷしゅ、ぷしゃあぁ!
どぴゅっ、びゅくくくっ!
仕上げに最奥のポルチオを一突きしたした所でアルケットの限界が来て、膣を強烈に収縮させながら絶頂した。巻き込まれた私の一物も堪えきれずに精を吐き出し、小柄な子宮の中を精で満たしていく。今日は安全日と聞いていたし、ちゃんとアフターピルもあるので万が一は無い。
すっかり子宮に注ぎつくし、入りきらなかった分が逆流を始めたところで私は一物を引き抜いた。それによって支えられていたアルケットはズルズルと腰が下がり、床にぺたりと膝をついてしまう。というかまた、随分と床も汚されたな……これは謝ってもらわねば。
「アルケット」
「は、はい……♡」
くいっと苦しくない程度にリードを引っ張る。絶頂で夢見心地だったアルケットの視線が私を向いた。
「ここは私の部屋だというのに、派手に汚してくれたじゃないか。満足する前にするべき事があるだろう?」
「ぅ……分かり、ました……」
抽象的な言葉だ。これはあくまでアルケットの裁量に任せるという意味であり、実際に何をするかは彼女に委ねることとなる。『SMのSはサービスのS』とか何とかあったが、私はあくまで彼女が気持ちよくマゾヒズムに浸れるよう手助けしているに過ぎない。
リードを持ち、仁王立ちする私の前でアルケットは膝を折りたたみ正座した。それから両手を前について頭を深々と下げると、いわゆる全裸土下座の体勢となったのだ。
耳がぺたりと下がり、突き出されたお尻が恥ずかしそうに揺れている。普段元気に動く尻尾も今だけはシュンとなって活気が無かった。
「この度は……ドクターさんのペットの分際で、お部屋を汚してしまい申し訳ありませんでした……♡」
健気にも震える小さな声で羞恥の全裸謝罪を敢行した。私はその光景に一つ頷くと素足をアルケットの頭へ乗せ、グリグリと押し付ける。といっても体重は一切かけず、撫でる程度に動かしているに過ぎないのだが。足蹴にしているシチュエーションそのものが重要だった。
狙い通り、彼女はこの屈辱的な状況に多大な興奮を覚えているのか、身体を折りたたんだまま陰部からぷしゅりと潮を吹いた。被虐感が高まりすぎて甘イキしてしまったようだ。
「頭を踏まれてイったのか? これではどちらが変態でケダモノか分からないね」
「い、言わないでください……♡ あぁっ♡」
などと言葉責めもしつつ。もうちょっと踏みつけてみる。やはり嬉しそうに身体を震わせ絶頂を享受しているようで、すっかり倒錯的な状況に浸っていた。
しばらく私も上から見下ろす征服感を楽しませてもらいつつ、ある程度満足してきたので、
「そろそろ良いかい?」
と訊ねてみた。体重を掛けないように足を乗せるのも疲れるのだ。
果たして、さすがに人としてどうかと思うシチュエーションで潮吹き絶頂を決めたアルケットさんはと言えば、
「はい、もう大満足でした!」
頭をパッと上げるとすっかり満面の笑みを浮かべていた。
「いやぁ、この私が全裸で土下座させられるなんて、我ながら良いシチュを作れたと思います! 優しく踏んでいただけたのも高評価です」
とても自分から全裸土下座をしたとは思えないくらい、完璧にいつも通りのうざ可愛いアルケットである。先ほどまでの惨めな痴態はすっかり仕舞いこまれて元気いっぱい、恥辱のプレイはまったく尾を引いてないようでわずかばかり安堵した。
「ドクターさんも良い鬼畜ぶりでした。ですので今回は特別に! 95点を進呈させていただきたいと思います!」
「満足してもらえたのは嬉しいけど、おしっこ漏らしたのは結構怒ってるからね。ほら、掃除するよ」
「あ、はい、ごめんなさい……」
互いに全裸なままタオルを投げ渡して二人揃って床の掃除をする。互いの体液がそこかしこに飛び散っていて大変だ。
四つん這いとなったアルケットのフリフリ揺れるお尻をさりげなく鑑賞しながら手を動かす。この体勢だと精液を零れさせる陰唇はもちろん、綺麗な円を描くお尻の穴まで眺め放題だった。
「うぅ、私ってプレイの間はこんなにだだ漏れなんですね……」
「そうだよ。しかもそのくせ普段は満足するとアッサリ寝ちゃったりするから、いつも一人で片付ける羽目になる」
「返す言葉もございません……どうお詫びしたものか」
「また全裸土下座してみる?」
「いえ、さっきしたばかりなので……あ、でしたら!」
名案を思い付いたとばかりにアルケットが手を叩いた。
まだ拭いていなかった股をタオルで抑えながらアルケットは言う。
「ドクターさんのお願いを一つ、この私が聞いてさし上げましょう。それで日頃のお礼とするのはどうでしょう?」
「お願いか……たとえば?」
「うーん、具体例は難しいですが、日常の事でもいいですし、こうした時間の事でも構わないですよ? よほど猟奇的、倫理的に悖るものでなければオッケーです」
「なるほど」
何があるだろうか。
普段の飲酒量を控えてもらうとか、作戦でもっと頑張ってもらうとか、あるいはいつもよりもう少し激しいプレイをさせてもらうとか? どれも悪くないが、いまいちピンと来ない。
そうだな、なら……前々から気にはなっていた、アレにするか。
「よし、決めた」
「決めましたか?」
「アルケット、君のオナニーを見せてほしい」
「はい、私のオナニーですね……って、えぇ!? 本気ですか!?」
めちゃめちゃ驚かれた。確かに女性の自慰行為を見たいというのはアブノーマルな範疇だが、もっとアブノーマルなプレイをさっきまでしてたじゃないか。むしろ「そんなことで良いんですか~?」と言われるものとばかり思っていた。
アルケットは目線を泳がせ、もじもじと指を付き合わせながらあーとかうーとか呻いている。何をもじもじしてるか知らないが、かなり可愛い。抱きしめてあげたくなる。
「うぅ……本当に自慰行為を見せなければダメですか?」
「せっかくなら、君の恥ずかしい姿を余すことなく知りたいからね。別に普段通りで構わないよ」
「その普段通りが問題なのですが……仕方ありません、持ち掛けたのは私ですから。頑張ってドクターさんのご期待に応えましょう」
ただし! とアルケットは語気も荒く言う。
「少々準備のお時間をいただきます。よろしいですね?」
「え、それはいいけど……準備?」
「はい、では失礼します!」
テキパキと服を身にまとったアルケットは、リードだけ外すと首輪をつけたままサッサと部屋から出て行ってしまった。はて、単にアルケットが陰裂を擦る様を見るだけだと思っていたのに、なんだか変なことになってきたぞ。
ともあれ私は一人残され、ひとまず残りの掃除をするべくタオルを構えたのだった。
◇
「遅いな」
時計の針を睨みながら私は呟いた。
アルケットが準備のために退室してから既に30分が経過している。とっくに部屋の掃除は完了し、性的興奮も冷めた私はズボンを履き直してしまった。いったい何をしているのだろうか?
もしや準備という口実を使い体よく逃げられた? いやまさか、あのアルケットに限ってそんな事はしないはず。ノーならノーとはっきり突き付ける、それが私たちの関係性である。
とはいえ遅いな、部屋に様子を見に行くか──色々考えていたところで、ようやくアルケットが戻ってきた。部屋の扉が開き、どこかすっきりした表情の彼女が入ってくる。
「お帰り、アルケット。随分遅かったね」
「ふ~……すみません、遅くなってしまいました。なにぶん久しぶりだったもので、準備に手間取ってしまいまして」
部屋に入るなりパサリと躊躇いなく服を脱いでいく。新調してきたらしいパステルブルーの下着が目に眩しい。そのままベッドへと上がり横向きに転がったアルケットの手には、何やら見覚えのない小さな道具入れがある。外見からは何が入っているか想像もつかない。
ともあれ、かなり焦らされたもののようやくアルケットのオナニーを拝める訳だ。私は特等席となるベッドの傍に腰かけ、彼女の次の行動をのんびり待つ。
「や、やっぱり改まってとなると恥ずかしいですね……」
「私の事は気にしなくていい。思う存分やってくれ」
「むぅ……これだけは言っておきますが、引いたりしないでくださいよ?」
何を今更とばかりに頷く。どんな自慰をしていようとアルケットはアルケットである。
そんな私の態度にようやく観念したのか、彼女はいそいそとショーツを下ろすと小物入れから二つの物を取り出した。一つは透明な容器に入ったローションで、もう一つは丸い珠が連なったような形の細いバイブ──どう見てもアナルバイブで間違いない。であれば彼女のオナニー方法と、先ほどのやけに時間がかかった準備とはつまり。
思わずゴクリと唾をのんだ。確かにマゾヒズムな側面はあるが、基本的に清楚清貧を絵にかいたようなアルケットが、まさかそんなことを……?
眼前の光景が半ば信じられていない私を横目に、アルケットは手際よくローションを指に塗り付けると自身のお尻へと持って行く。その先に待っているのは小さく閉ざされた排泄孔、きゅっと窄んで侵入者を拒もうとするアナルに他ならない。
「ん……♡」
ローションでぬめる指先で菊門をちょん、とつつく。ぴくんとアルケットの身体が震えた。うっとりと目を閉じた様子は明らかに嫌悪感より快感が勝っており、そのまま滑りを広げるように周辺へとローションを塗り込み始めた。外側から渦を描くように指を動かし、優しく菊蕾の緊張をほぐしていく。複雑に刻まれた皺の一つ一つを引き延ばし、揉みながら出口を入口へと作り変えていく。
どう見ても手慣れた動きだ。これが普段のオナニーだというなら、いったいどれだけ尻孔の開発は進んでいるのだろう? つぷりと差し込まれた指先は一切抵抗を受けずに内部へもぐりこみ、ローションを泡立てながら浅く抽挿を繰り返す。私が知らなかっただけで菊穴はもうとっくに開発済みなのだと、この場で証明するように自慰に耽る。たまらなく淫靡で背徳的な光景だった。様々なアルケットの顔を見てきたが、また一つ知らない顔が増えてしまう。
「ふぅ……ぁあっ♡ ドクターさん……♡ 私のお尻オナニー……お気に召していただけましたか?」
「あぁ……とてもエッチだ」
「なら良かったです……本当は少し、不安でしたから……あうっ♡」
しなやかな白い指が二本、揃えて後孔へと招かれていく。やはり一本のときとまったく同じで抵抗もなくスルスルと飲み込まれてしまった。質量が増した異物をお尻は美味しそうに咀嚼して、根本まではむはむと味わい尽くす。
ゆるゆると指を動かし甘い快楽に浸っていた金髪修道女だったが、にゅぷん、と指を引き抜き微かに開いた尻孔をさらけ出した。こちらへ綻んだ菊門を見せつけるように尻房を開きながら、片手でピンク色をしたアナルバイブへとローションを塗り付ける。指でしっかり慣らした以上、今度はアレを入れてしまうのだろうか。
「教義では主に仕えるシスターの純潔が重要視されます。故に古来から
固唾を飲んで私が見守る前で、アナルバイブの先端をあてがいながらアルケットは恥ずかしそうに微笑んだ。
「私はその、かつて好奇心で試してしまいまして。そしたら思いのほか気持ちよく、こうして──んんっ♡ お尻で一人遊びすることにハマってしまったのです♡」
ぐぷっ、ぐぐぐぐっ♡
ピンク色の細いバイブが小さく繊細な排泄孔へと飲み込まれていく。とても物を受け入れられるようにも、さらにいえば出す場所にすら見えない可憐さだというのに、何ら問題なく菊蕾は根本までバイブを受け入れてしまった。肛肉を内へと巻き込みながら咀嚼し、歓喜のままに蠢いている。
ぶるりとアルケットの身体がわななき、寂しそうにパクパクと口を開く膣道からこぷり……と粘度の高い愛液が滴り落ちた。黄金の茂みに隠れて雌芯も自己主張するように勃ち上がっているが、主人は一顧だにせず後ろを苛めることに夢中だ。
「は──あぁっ♡ こうして出ていくときの感覚、すきぃ……♡」
じゅぽ、ぐぽっ、と卑猥な音を立てながら細身の玩具が抜けていく。出ていく瞬間に段々が肛門周辺を擦り上げるのが善いのか、熱いため息がアルケットの唇から漏れ出て止まらない。ローションと腸液によってヌラヌラと光る性具が我が物顔でアルケットのお尻を蹂躙する。
入れて、抜いて、入れて、抜いて。こなれてきたのかペースがどんどん早くなる。それに比例してアルケットからあがる嬌声も段々と大きくなっていき、一度は熱が冷めたこの部屋に再び淫らな熱を灯そうとしていた。
「あんっ♡ ああっ、うあっ……♡ っ、んん~~~~♡♡」
身体がきゅっと丸まった。先ほどよりもさらに白濁した液体が股間から溢れてベッドへ垂れる。どうやらお尻を貪る感触だけで絶頂まで到達してしまったようだ。とっくに痛いほど勃起し、ズボンの中で大きく膨らみ切っていた一物へアルケットの荒い呼吸音が響いた。
だがアルケットの手は止まらない。一度イった程度では満足できないとばかりに菊蕾を弄る動きを止めず、強欲にもさらにさらにと快感を追求していく。片手でアナルバイブをずぼずぼしながら、空いた片手は胸へと寄せて先端のザクロを摘まむ。
「気持ちいい、気持ちいいです……♡ 主よ、お許しください、私はお尻での自涜で絶頂する悪いシスターです……♡」
上と下から強烈な快感に襲われアルケットはこれ以上なく蕩けてしまっていた。涙をこぼし、涎を垂らしながら自身の信ずる主へと懺悔の言葉を口にする。己の淫蕩さを深く後悔し反省しながら、けれど"いけない事をしている"という背徳感すら快楽に変えて、深い絶頂への頂を昇りつめる。
だが淫乱修道女の自涜の道具とされた哀れな菊門の方はといえば、すっかり赤く色づいて性器としての役割を与えられてしまっていた。もはや日常でもこのお尻で感じない方が無理だろう開発され具合。己の手で激しく調教された菊門は屈服の姿勢を見せ、限界まで皺を広げながら成す術もなく突き込まれるだけとなっているが……それを幸いにいまだ悦楽を与えられ続けるままだった。
いよいよラストスパートとばかりに動きが激しくなる。アルケットの喘ぎ声もいっそう大きくなり、鑑賞する私は食い入るように痴態を見つめた。
「あぁっ、だめっ♡ イきます、イっちゃいます♡ 主よお願いします、今ばかりは私のこのような姿を見ないでください♡」
そして彼女は、呆けた瞳でこちらを見やると、
「ドクターさん♡ シスター・ヒルデガルトがお尻で絶頂するところ、たくさん見てください♡ イくっ♡ イ、っくぅぅうぅぅ…………♡♡」
ズポッ♡ ぷしっ、ぱたたたたっ……♡
乳首をギュッとつねり上げ、アナルバイブが勢いよく肛肉を捲り上げながら抜けていった。その衝撃でアルケットは身体を大きく跳ねさせ、再びの絶頂を味わい潮を噴き散らしてしまう。あまりに激しい法悦だったか、ぷしぷしと断続的に潮を出し続け、身体はビクビク不規則に跳ね続けている有様だ。
こんな痴態を間近で観察し、さらに腸液と潮とアルケットの香りが混ざり合った性臭に当てられた私は、自分で陰茎を擦り出していないのが不思議なほど興奮していた。一周回って冷静になったのだろうか、とにかく勃起した一物をアルケットで処理したくて仕方ないから我慢できていた。
「あぁ……♡ ドクターさん、苦しそうですね……♡」
やっと絶頂の余韻から帰ってきたアルケットが私を見るなり呟く。もはや言葉を返す余裕もない。今すぐにでも眼前の食べ頃マゾ雌修道女をレイプしないと、こちらの方が正気を失ってしまいそうだった。組み敷き、犯し、思うままに射精する以外に方法がない。
「焦らないでください……♡ 私が慈愛を持って助けてあげますから♡ ほら──ここにあなたの大きいもの、入れてみたくありませんか?」
ふー、ふー、と呼吸を繰り返す私へアルケットは背を向け四つん這いとなった。美しい金髪が滝のように流れてベッドへ広がる。
こちらへ下半身を見せつけ、ぐちょぉ……と音を立てながら尻肉が割り開かれた。様々な液体でコーティングされた菊門が延ばされ、先ほどまでバイブを咥え込んでいたとは思えない楚々とした窄まりが不躾な視線に晒されてしまう。少し力を加えれば呆気なく壊れてしまいそうな、小さくて儚い後孔が供物のように捧げられた。
それからアルケットはこほんと一つ咳払いすると、私へと妖艶な視線を送った。
「ドクターさん……♡ 自慰だけで開発されてしまった私の変態処女アナル、あなたの逞しいので貫いてしまってください♡」
理性がガラガラと音を立てて崩れていく様を、私は初めて実感した。
本能が命じるままにズボンを下ろして肉槍を取り出した。背後から覆いかぶさり「おまえのここを食い破る」と宣言するように亀頭を窄まりへ押し付ける。ぷにぷにした菊門は破れてしまいそうなほど柔らかく、常ならば本当に亀頭を入れて良いか悩んだことだろう。
しかし理性というブレーキの無くなった私は、先走りで濡れた切っ先に力を籠めると、ぐっとアルケットの
ぐぷっ、ぐぐぐぬぬぬぬ……!
「あっ──ぁああぁぁぁぁああぁ…………っ♡♡」
腰を密着させていき、突き立てた肉槍をアルケットの内部へ納めていく。
ついさっき塗り込んだローションが内部から溢れて泡を立てながら弾けた。グーっとアルケットは背中を反らし、ギリギリまで私へ尻孔を捧げようと頑張っている。それに答えるべく押し込み続け、ようやく最奥に切っ先が触れたのだった。
「ドクターさんのが、私のお尻に入って、しまいました……♡」
熱い。そして途轍もなく狭い。これが最初の印象だ。
菊門自体は先ほどまでのオナニーのおかげでトロトロに解れきっており、こちらへ甘えるように簡単に陥落してくれた。しかし迎え入れられてからが本番で、入口部分のあまりの締め付けの強さと、直腸内部のぎゅうぎゅう圧迫してくる感覚に圧倒される。膣ほどの伸縮性は無く、小柄故の狭さも相まって締め殺すつもりなのかと思ってしまうくらいだ。
ただ、それでも快感を得られているのは間違いない。ツルツルした腸ひだに余すことなく奉仕されて膣に近い快楽が絶えず発生しているし、括約筋が構成する強烈な締め付けの輪っかは動かせばきっと気持ちよくなれる。尻肉の柔らかさも余すことなく堪能できていた。
何より、アルケットのもう一つの初めてすら奪い、羞恥と悦楽で泣かせているこの状況が私に一番の充足感を齎してくれているのだ。
「君のお尻の初めても……私が貰ってしまったよ……!」
「はい♡ ドクターさんに貰っていただけたなら本望です♡ それにしても、お尻が壊れてしまいそうなほど大きい……♡」
「動かしてみても大丈夫?」
慎重に腰を揺すってみながら問いかける。汗が噴き出すほどの高温に蒸され、強烈な締め付けに今も襲われている私の一物を早く動かしたくて仕方なかった。
不浄の門すら食い散らかされた哀れな修道女は、肉槍に串刺しとされながら喜悦の息を漏らした。
「大丈夫です♡ むしろ私が我慢なりません、たくさん動いていただけませんか?」
「ああ、任せてくれ」
アルケットの細い腰を掴み、ぐぐぐぐっと腰を引き抜いた。肛肉が肉棒と別れを残念がるように盛り上がり、ギリギリまで追従して服従の姿勢を見せつける。亀頭が抜ける寸前まで来たところでようやく止められないと悟ったのか、複雑な皺を形成しながら元の形へと戻ろうとして──油断した菊門を嗜めるように改めて突き込んだ。
「あひぃっ♡ ドクターさん、それ好きです♡」
「さっき、君のアナルオナニーもたくさん見せてもらったからね!」
アルケットがお尻で感じる動作はおおよそ分かっている。括約筋をゴリゴリと擦られながら、抜けるか抜けないかのギリギリまで責められたところを突きこまれるのが好きらしい。オナニーでは細身のアナルバイブが担っていた役を今は私の太い一物が引き継いだ訳だが、アルケットには効果覿面だった。
ばちゅん、ぐちゅんと卑猥な水音を立てながら腰を突き込み、私自身をも扱きあげて快楽を拾っていく。リング状の出口が齎す強烈な締め付けと、狭くてキツイながらも柔らかい腸ひだに歓待されているため、膣と同じくらい気持ちいい。いや、本来性交に決して使わない排泄器官での交わりと思えば、背徳感込みでこちらの方が良いくらいかもしれなかった。
「アルケット……!」
修道院のために奔走する清楚でうざ可愛い修道士で、アイドルをやれるだけのルックスとちょろさを持ち、でも戦場に立てば三種の弓矢で敵を撃滅するアルケットが、私にアナルを犯され泣きながら喘いでいる。最高だった。普段のソフトSMだって私だけに許された特権だが、この行為は本当に互いを受け入れなければ成立しない。深い信頼ゆえに行えるアブノーマルな交わりが私の理性を突き崩す。
「あっ♡ ドクターさん、そこ♡ 子宮の裏が気持ちいいです♡ もっと突いてください♡」
亀頭である箇所を小突いたときにアルケットの喘ぎ声が一オクターブほど上がった。自己申告通りそこはちょうど子宮の裏側に当たる部分のようで、ここを突き込むとアナルだけでなく子宮の方まで快感が届いてしまうようだ。今までのアナルオナニーでもこの性感帯は弄っていなかったのか目を白黒させながら訴えかける姿が愛らしい。
私は期待に応えるように狙いを定め、そこだけを集中して責め始めた。亀頭で押し潰し、グリグリしながら前後の穴を快楽の坩堝に沈めていく。反射的にきゅっと尻孔が締まり、膣口からはべっとりした本気汁が垂れた。いっそう直腸は狭くなって肉槍を締め上げにかかってくる。
「おぉ゛っ♡ んぐぅっ♡ ぎもぢ、よすぎて♡ 頭が変に、なってしまいそうですっ♡」
「好きにおかしくなれ! ペットなんだから気持ちよくなることだけ考えろ!」
「ありがとう、ございますっ♡ あ、だめです、イくっ♡」
ぎゅーっと尻孔に力が入り、こちらを噛み千切らんばかりの圧力が竿の根本にかかった。痛いほどの圧迫に耐えながら突き込みを行えば、いっそう気持ちの良い扱き穴として菊門を使えるようになる。これは駄目だ、こちらの頭までダメになってしまう心地よさだ。
気を紛らわせるようにアルケットの細い尻尾へと手を伸ばす。ゆらゆらと動くそれの根本を撫でてあげると、「んぎっ♡」と情けない声をあげて絶頂した。先民の尻尾は大概性感帯なのだ。
「ドクターさん♡ お尻だけでなくそちらまで触るのは♡ 壊れてしまうので止めてください♡」
などと言いながら、アルケットの尻尾は私の右手にぐるぐると巻き付いて離そうとしないのだが。ふわふわの毛に覆われた尻尾の感触を楽しみながらも性感帯を擽って、さらに締め付けを増したアナルから快楽を享受する。彼女のすべてを支配しているようで、こみ上げる愛おしさが止まらない。もう片手で頭を撫でてあげると「えへへ……」と脱力しきった笑みを浮かべてくれた。また一つボルテージが上がってしまう。
パンッ、パンッ、パンッ!
ぐちゅん! ぐぽんっ! ずちゅん!
腰を叩きつける乾いた音と、尻孔から抜き差しを繰り返す湿った音のコントラスト。本来性交に使わぬ穴で、ひたすら快楽だけを追い求める退廃的な交わりはこれまでのどのセックスとも違っていて。夢中になってアルケットの後孔を味わい尽くす。
ぐっ、ぐっと子宮の裏を突き込み、快感の限度値を上げていく。コリコリした子宮はいつの頃からか屈服したように
ぱたたっ、ぱたたたたっ♡
四つん這いで後孔を貫かれたまま潮吹きまでしてしまう。もはや性器と何ら変わらぬ感度を持っているお尻はすっかり調教完了済みの様相を呈していた。
「私のお股、バカになっちゃってますぅ……♡ お潮吹くの、全然止められないんです♡」
「お漏らしといいすっかり股が緩くなってしまったね。お仕置きだ」
「んぎっ♡ お尻、叩かないで♡ もっと叩いて♡」
バチンと音を立てながらスパンキング。すっかり脳が混乱したアルケットは叩かないでと言いつつお尻を振り振り、赤く手形のついたお尻を差し出して更なるスパンキングをねだった。もちろん断る理由などなく、ひたすら菊蕾を責めつつ丸みを帯びた尻全体を赤く染め上げる。その度に力なく陰裂から潮を吹き、尻を叩かれ甘イキしていることを暴露してしまう。
「ドクターさん♡ ドクターさん♡」
「ぐっ……ダメだ、そろそろ私も……!」
柔らかくこなれながらも度重なる絶頂で締め付けを強めたアナルは最高の名器だ。気を紛らわせるように尻尾を触り、スパンキングをしてきたがもう限界だった。極限まで肥大した肉棒を、壊れる寸前まで広がりきった肛肉が受け入れる光景を目に焼き付けながら。暴発寸前の域にある射精欲に従い、自分が気持ちよくなるためだけにアルケットの尻孔を利用し高めていく。
臨界点はすぐ傍まで来ていた。最後にぎゅーっと締め付けた菊蕾の感覚を縁として、艶めかしい白い腰を引き寄せると私は自身の熱を開放した。
「
びゅるるるっ! どくんっ、どぷっ! びゅく、びゅるるーーーっ!!
煮詰められた大量の精液が勢いよくアルケットの熱い腸内へと流れてこんでいく。我慢に我慢を重ねた後の射精は格別であり、強烈な射精快楽に腰が抜けそうになりながら吐き出し続ける。肉槍の先端を未だ締め付けも強い腸内の奥へと押し込んで、少しでもアルケットの中心部へと無益な種付けを敢行した。
「ふぁ、あああぁぁぁっ♡ あついのが、わたくしのなかにたくさん、でていますぅっ♡ おしりがドクターさんので、いっぱいになってる……♡」
白濁の奔流を叩きつけられる感覚は特別なようで、深い絶頂により恍惚とした表情のままアルケットが夢見心地に呟いた。腕に巻き付いていた尻尾は力を失ってシーツへと落ち、だらしなく開かれた口は涎を垂らしながら快楽の大きさを物語っている。
その頃にはやっと射精もひと段落していて、少し小さくなった一物をぐぽっと尻孔から引き抜いた。私へ捧げられたままの菊蕾はぐっぽり開いたままひくひくと痙攣しており、収まりきらなかった精液が一物を追いかけるように溢れてしまう。
「ハァ……♡ んっ……♡ 出ちゃう……♡」
「──呆れたな、またお漏らしかい?」
ちょろろろろっ……♡
お尻を苛められすぎて緩んでしまったのか、あるいはすっかりご無沙汰だったせいで拗ねているのか、再びおしっこが漏れ出てしまった。愛液で陰毛までぐっしょり濡れた姫割れが左右へ慎ましく開かれ、そこから恥ずべき放尿姿を晒してしまう。緩んだアナルからはまだ精液を吐き出しているから、まったくひどい光景だ。
「ごめんなさい……♡ 私のお股、本当にバカになってしまったようです♡」
「嬉しそうに言ってもねぇ……これはキツイお仕置きが必要らしい」
これほど物分かりが悪いとなれば、徹底的に躾ける他ないだろう。ひとまずはお尻を完全に陥落せしめ、ひと段落したら前も再教育しなければ。ペットならペットらしく、ちゃんとトイレトレーニングをしなければどうしようもない。
「うぅ……優しく、でも厳しくでお願いしますね♡」
「注文の多いペットだことで」
先ほどまでのスパンキングで真っ赤に染まったお尻をそっと労わるように撫でてあげ。それからもう一度、今度は強めにスパンキングを始めることで第二ラウンドの合図としたのだった。
◇
それからも私とアルケットの関係性は変わらない。
昼は変わらず上司と部下で、ドクターとオペレーターである。夜の関係性など微塵も持ち込まずに仕事をこなし、あくまで互いの利益のために一丸となって行動する。そこに嘘や衒いは一切ない。
ただ、夜の方は少しばかり変化が生じたのも事実であり……今まで通り互いを尊重したソフトSMを行っているが、そこにレパートリーが加えられた。
「ドクターさん……今日も後ろの方、準備してから伺いますからね♡」
すれ違い様にそう囁かれ、私はアルケットの秘めやかな穴の感触を思い出してしまうのだった。
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