純性癖ナイツ 作:ひかりねこ
酔いどれアルケットと産卵エッチする話
「えへへ、ドクターさんが二人に分裂してますね~……いつの間にそんなことが出来るようになったんですかぁ?」
「飲みすぎだよアルケット、私は最初から一人だ」
ぐわんぐわん上半身が揺れるアルケットはすっかり酔っ払い、どうにも呂律すら回らない状態だ。彼女が非常に推しているランデン修道院のビールは確かに飲みやすく美味いが、だからってパカパカ飲み続ければそれはこうなる。
「まったく、いくらお酒に強い君でも飲みすぎは大敵だろう。
「うちはお酒は飲めよ醸せよですからね~……
「……完全に酔っ払いの戯れ言じゃないか」
これでも普段のアルケットは凛として明るく、頼りになる狙撃オペレーターなのだが。ちょっと信仰を立て直そうとする気持ちが信仰以上に強いだけで、立派な修道女であるのは間違いない。それはよく知ってるとも。
だけどこれは何というか、さすがに困る。元々は夜にまとまった時間が取れたから、よく秘書をしてもらってるアルケットと二人でゆっくり飲もうという動機だ。彼女の部屋にお招きいただき、卓上に出したビールとおつまみを肴に日々の愚痴や人に言えないアレコレを好き勝手に喋ってたのが……気付けばヒートアップしてこの有り様だ。
「ほら、水でも飲んで落ち着いて。ここで戻されたら私は部屋に帰るからね」
「ありがとう、ございますぅ……ごくっ、ぷはっ! お水って美味しいですね~」
「……はぁ、こちらの気も知らないで」
アルコールのせいでうっすら汗ばんだ額に金髪を張り付かせ、本当に美味しそうに水を飲む姿にドキリとさせられる。潤んだ色違いの瞳は酔いに蕩けていても美しかった。
本来なら女性の部屋に男性である私が招き入れられて、しかも一緒に飲酒した挙句酔った姿を見ているなど、あり得ない状況だろう。けれど私たちはそういう関係というか、今更気にする間柄でもないのである。
だから酔っぱらって無防備なアルケットに欲情しても咎められることは無いし、一方で「さすがに今は止めておこうか」と躊躇できる余裕もある。とりあえず今にも椅子から転げ落ちそうな彼女を支え、清潔なベッドの上に転がそうと持ち上げたのだが──
「今日はベッドが揺れて心地よいですねー。まるでハンモックで寝ているみたいです」
「いや、それは君の頭が覚束なくなってるだけだから。というかほら、スカートが捲れてるって」
自分からベッドへダイブしたアルケットは実に心地よさそうに寝転がるのだった。
ゴロンと転がり仰向けになった彼女は、いつも着ている修道院の黒いミニスカートの装いだから、明らかに異性に見せてよい恰好を越えている。太ももに巻かれた謎のオシャレな紐がしっかり露出し、さらに奥に控えるダークブルーのショーツがチラリと見えてしまう。これだけでちょっと勃起してしまう自分が情けない。
ともあれ、酔いどれすぎてブーツすら脱がずベッドインはよろしくないので、邪念を鎮めて白いブーツを脱がせてやる。今日は特に運動をしていなかったが、それでも蒸れた香りが僅かに鼻腔へ届いてムズムズした気持ちにさせられる。まったく不快感を覚えさせないのは美少女故の謎の力なのかと真剣に考えてしまうほど。
「あぅ、ドクターさんに脱がされてしまいました……」
「人聞きの悪いことを言わないでくれ。そんな状態の君を襲うほど理性を失ってはないさ」
こちらもそこそこ酒精は回っているが、アルケットよりはマシな状態だろう。なので意識がある内にさっさと退散して、今日のところは大人しく寝ようと思ったのだが……その背中に「もう帰ってしまわれるのですか?」と真面目な口調で問いかけられる。
「
「酔っ払いなのに急にしっとりした雰囲気になるじゃないか」
「ドクターさんが帰っちゃいそうになってぇ……少し、酔いが醒めましたからぁ……」
と語るアルケットは既に酔っぱらいに戻っていたが、フニャフニャした顔は実に嬉しそうな笑みを浮かべている。その表情を裏切れなくて、結局私は踏み出しかけた脚を戻してベッドに腰かけた。寝転がるアルケットの金髪をそっと手で撫でると、サラサラと抜けていくようだ。
「えへへ、やっぱりドクターさんは、優しいですね……」
「君に誘われたら仕方ないだろう。それよりいいのか? ここで私を帰した方が大人しく寝れると思うが」
「いえ……今夜はドクターさんに居てもらいたいんです……理由はちょっと、お酒で忘れてしまいましたけど」
てへっ、と笑う姿はアイドル経験者らしいあざとさに満ちていた。そういう事なら仕方ないか、望まれたのなら良いだろうと開き直って、寝転がるアルケットの美貌へ顔を近づける。幼さを残しながらも大人として整った顔立ちが目に眩しい。
本当に目が覚めるような美人だ。それに清楚で快活で、時には修道女らしく相談に乗ってくれたりもして。だけどもお酒に酔うとこういう無防備な姿を見せてくれるのだから、庇護欲なものすら感じさせられる。
「んっ……ちゅっ……ふふ、よく知ってるビールの味がしますね」
「ああ、君もだよ」
ゆっくりと舌を絡めたキスは、ランデン修道院特製ビールの味ですっかり埋め尽くされているのだった。
◇
合意の上なら酔っ払いだろうと遠慮はいらない。そう開き直って私はアルケットの足首をグイと掴んだ。さっきまで見るのを躊躇っていたスカートの奥を暴くべく、無慈悲に少女へ開脚を迫ってしまう。
パカリと開かれた両脚の一番奥には先ほどチラリと見えたダークブルーのショーツが隠れていた。散りばめられた白いレース装飾が夜空で輝く星々を想起させ、絢爛ながらも大人っぽい雰囲気を醸し出している。思わずマジマジ見つめてしまうとアルケットの方が恥ずかしそうに顔を逸らした。
「あう……ドクターさんに、下着が見られちゃってます」
「可愛い下着だ。よく似合ってるよ」
「そう、ですか? なら良かったです……ドクターさんになら、いくらでも見せてあげちゃいますから」
ペロリと自分からスカートが持ち上げられてしまい、ショーツはもちろんその後に続く白く滑らかなお腹まで晒されてしまった。美しい下着で
だけど何というか、今日のアルケットの腹部はいつもより気持ち膨らんでいる……ように見えた。私も酒に酔っているから気のせいだろうか。あるいはさっきまで飲んでいたビールでお腹が膨れているのかもしれない。
だから私は何も気にすることなく、明かされたままの一番大事な部分へそっと指先を伸ばした。ダークブルーのクロッチは既に夜の色を深くしており、触れるだけで微かに湿った音が響いた。彼女の期待を直に知られて嬉しくなり、つぅと布地の上から縦筋をなぞってみる。
「あっ……ん♡ 優しい触り方、ですね……」
「気持ちいい?」
「はい、とても……っん♡ ですが今は、ショーツを脱がせてはもらえませんか?」
このまま焦らすのもありかと思ったが、要望があるなら仕方ないとショーツの両側に手をかける。腰を持ち上げアシストしてくれたタイミングで一気に引き抜いてしまい、片足に引っ掛けながら最後の守りを取り払う。
相変わらずというか、アルケットの秘すべき割れ目は純真無垢な有り様で美しかった。白い秘裂から肛門までは産毛の一本すら無く、いまも柔らかそうにぷにぷにした見た目を保っている。けれど恥丘から陰裂の上部にギリギリ翳る金毛は大人っぽさを演出し、僅かに主張する陰核を健気に守っていた。
外観だけでしっかり名器だが当然中身も素晴らしい代物で、想像するだけで素晴らしい。みっちり詰まった襞は肉棒にせわしなく絡みついて離さず、先端からきゅうきゅうと締め付けあやしてくれる。最奥の子宮口に亀頭をガッチリ嵌め、内部へ無遠慮な
「本当に綺麗だな、アルケットのここは」
思わず感嘆の声さえ漏れるような秘部を穢す救いがたい悦びはとても理性じゃ止められない。
なので当然の如く割れ目の方を犯そうと伸ばした腕は、アルケットの「待ってください」という声に止められてしまった。彼女に言われれば仕方ないとストップする。
「えっとですね、今日は前ではなく、後ろでお願いします……」
「お尻? 別に大歓迎だけど、何かあった?」
「何かあったといえば、あったはずなのですが……うーん、思い出せなくてぇ……あぅ、まだ頭がちょっとクラクラします……」
……本当に大丈夫なのだろうか。大いに不安にさせられるが、アルケットがそう言うなら従おう。彼女を傷つけるのは本意ではない。
なのでクルリと身体をうつ伏せにさせると腰を持ち上げる姿勢を取らせ、上半身を伏せた変則的な四つん這いにしてしまう。上半身はだらけたまま、お尻だけをこちらへ捧げさせる楽でエッチな体勢だ。染み出るように愛液を垂らす割れ目と期待に震える菊門のどちらもじっくり鑑賞できる。
「それじゃあこっちに失礼して──」
ピンク色をした渦巻きの薔薇へそっと口付ける。日頃からしっかり綺麗にしているのが分かる儚い窄まりに嫌悪感など抱けるはずもない。性感帯として開発され、今も期待にわななく後ろの孔を舌先でツンとノックし、それから思い切って内部へと侵入を開始した。
「んひゃっ……♡ ドクターさんに、お尻舐められてます……きもちいい……♡」
「なんだか体温が高いような……アルコールのせいか?」
とろふわな直腸は挿入する度にいつも火傷しそうな熱さだが、今日はいつにも増して熱を帯びている気がした。舌の長さで届くような浅い地点でも熱気が凄い。まるで火口の縁にでも立ったかのように、内部から噴き上がる熱が入口までジリジリと届いているかのようだ。
つぽ、つぽと舌先を出し入れしてまずは肛門括約筋を柔らかくし、皺の一筋一筋がふやけるまで唾液を塗してほぐしていく。時には吸い付いて「ちゅっ」と吸引すると柔らかく盛り上がり、くぽっと可愛らしい空洞を晒してくれた。僅かな間に
「よし、指も
「んっ……♡ どう、ぞ……ふぅ、んぐ……」
アルケットのそれと比べてゴツゴツした指を一本差し込んでいく。やはりアナルの先はかなり熱くて、いつもよりきゅうきゅう締め付けてくる感じがする。いや、それよりも物理的に狭くなっている? 触診するように腸壁を指先で触れていくと、ちょうど子宮の裏側付近がぽっこり膨らんでいるような感じがして──もしや、これは。
「アルケット、まさかとは思うけど今日って……」
その予感を裏付けるように小柄な肢体がぶるりと震える。
忘れていた何かをやっと思い出したように身体が蠕動し、吐息は熱と苦しさと切なさが入り混じった斑模様に変化して。子宮の中にある小さな何かがゴロリと動いたような気配が感じられた。
「あぅ、そうでした……今の
産卵。
人間が卵を産むなど不思議な話だが、事実リーベリを始めとした一部種族の女性は定期的に卵を産む。子宮内部に生成される卵は人によって大きさも周期も異なるようで、生理のように月に一回のペースで産み落とす人もいれば、数か月に一回の産卵で済む人もいたりするらしい。
当たり前に産卵するリーベリの女性だが、彼女たちが産む胎児は卵の殻に包まれてないし、そもそも羽獣でいう無精卵しか生まれない。では何のために産卵するかといえば未だに多くは解明されておらず、産卵という比較的身近にあるルーツ不明な生態は生物学者にとっては格好の研究テーマだと聞いたことがあった。
「ん……ふぅ、っ……一度意識すると、一気に卵が自己主張してきて……子宮から出てきちゃいそう、です……♡」
少し横道に逸れたが、リーベリであるアルケットが卵を身籠り産卵するのは何もおかしなことでない。いや、彼女の場合はリーベリらしからぬ尻尾があったりで「本当に産むんだ……」という気持ちも多少あるが、それはそれ。他の種族の女性に生理がつきものなのと理屈は全く同じだ。
しかしデリケートな話題であるため、これまでアルケットの産卵事情においそれと踏み込むことはしなかった。いくら身体を重ねる仲でも守るべきデリカシーはある。実際無遠慮に聞きまわっていたとある青年はだいぶ白い目で見られていたし。産卵という事象に興味がある気持ちは分かるけども。
なので今はセックスなんてしてないで、彼女には一人で落ち着いて産卵に集中してもらうべきなのだが、
「ドクターさん……こうなったら
潤んだ瞳で懇願されてしまったら、払いのけることなど誰にだって不可能だろう。
「アルケット……私でいいのか?」
「あなただから、お願いしてるんです……一緒に居てくれるだけで、構いません、からぁ……!」
一説ではパートナーに産卵を手伝ってもらうのは、リーベリにとって一番安心できる状態なのだという。最も無防備で淫靡な姿を曝け出しても良いと思える相手に全てを委ねる、だからこそ産卵の苦しみが緩和されるのだとか。
ただ、そういう言説が有っても無くても、必死になって傍に居てほしいと願う彼女から離れることなど、私には出来そうもなかった。デリケートな問題だなんて知ったことかと開き直る。
「ああ、私が一緒にいる。安心してするべきことをしてくれ」
「ふふ、ありがとう……ございます」
安心しきった少女の顔が、私のことを心から認めてくれているようで誇らしかった。
とりあえず最初はどうするべきだろうか。まだ後孔に指を突っ込んだ間抜けな姿勢だから、まずは引き抜いてアルケットを楽な姿勢にするのが良いか。素人だからと彼女を不安にさせる言動はしないように気を付けねば。
そう考えて力を籠めた指先はちっとも菊門から抜ける気配が見えず、むしろいつの間にか彼女の尻尾がグルグル巻き付いて逃れられないようになっていた。
「すみませ……っ、力がお尻に、入っちゃって……」
「……分かった、出来るだけ動かさないようにする」
「いえ、それよりも……お尻の方から、子宮を……撫でてください……♡」
至極控えめではあるが、四つん這いの姿勢で自分からお尻を振っておねだりしてくる。指を飲み込む渦孔の下ではトロトロの性器が産卵に向けて分泌液を零していて、生唾を飲み込む淫靡さがあった。これが普通にセックスを楽しんでいるのなら獣になって襲い掛かる誘惑だ。今だって本音を言えば結構板挟みである。
「よし、ゆっくり触るからね」
この美少女修道女を滅茶苦茶にしたい欲求を堪え、自分の指先に神経を集中させて熱気を帯びた腸壁をそっと撫でる。ツルツルの壁越しに触れた子宮は卵を宿しているせいか普段より重たく、拡張されていて、存在感があった。
本当にアルケットの小柄な身体に卵が宿っているのだ──そのことを実感するが、それでもどこか現実味を感じられない自分がいた。ヒクヒクと震える小さな膣口から本当に卵なんて産めるのだろうか?
「ふう……うぐ……っ……! 撫でてもらったおかげで、楽になりました……そろそろ出て、きそうで……っ」
「大丈夫だ、私はここにいるから」
けれど当人にとっては紛れもない現実である以上、隣にいる私がしっかり支えてあげなければ。
すっかり酔いも冷めてしまったのか、少女は赤と蒼の瞳に涙を浮かべ、シーツの裾を掴んで必死に力を籠めていた。表情は苦しそうだが不思議と恍惚とした色も見え隠れして、吐息には紛れもない快感が混じっていた。そういえば『リーベリの産卵時は身体の負荷を軽減するため性的刺激も受け取る』らしいが、アレは本当のことだったのか。
産卵に向かって強張った身体をほぐすため、空いている片手で頭を撫でた。するとアルケットは安心したように身体を弛緩させ、ついで思い切りお腹の方に力を籠めた。括約筋がキュッと締まり直腸に収まったままの指が根本から食い千切れそうな圧力を覚える。
「あっ……出て、きました……」
その言葉と共に指先で触れていた子宮からついに卵が零れ落ちたのが感じ取れた。極端に大きなサイズではなさそうで、腸壁越しに膣内を通っている感覚が伝わってくる。狭くて襞のみっちり詰まった産道を卵が出口目掛けて抜けていき、それと共にアルケットの呼吸が早まっていく。
ここまで来たら私にできることは多くない。固唾を飲んで彼女の産卵する様を見守っていると、四つん這いのまま曝け出された膣口がくぱぁと開いた。一瞬だけ見えた暗い空洞の奥からすぐに白い殻が顔を出し、薄紅色の出口を目一杯に拡げながら外へ押し出ようとしている。
「卵、ドクターさんの前で、産んじゃいます……っ♡」
──アルケットの羞恥と嬉しさの入り混じった呟きが妙に耳に残った。
にゅぽんっ♡
「あっ……やっと産まれました、ね……はぁ、ふぅ……」
軽快で間の抜けた音に導かれるまま、楕円形をした白くてツルツルの塊が細い足の間を落ちた。シーツに優しく受け止められてコロンと転がる。
「これが……アルケットの卵、なのか」
キズ一つない卵は精々アルケットの拳より少し小さい程度のサイズだ。だけど小柄な少女の胎内にあったのであれば十分大きいと呼べるものだろう。こんなものが子宮口を拡げ、産道を通ってきたと思えばリーベリの大変さが思いやられるというもの。
その時には締め付けの凄かったお尻や尻尾の拘束も緩まっていて、私は両手で生みたてほやほやの卵を掬い上げてみた。胎内の体温がまだ宿っているせいか温かく、膣内分泌液を纏ってぬらりと濡れ光っている。殻は硬くてズッシリした重さを感じ、何も特別なものは感じ取れない。本当に一つの卵だ。
「恥ずかしいので、あまりじっくり見ないでください……」
生命の神秘を垣間見た気分になってマジマジと見つめていると、頬を赤らめたアルケットが消え入りそうな声で呟いた。申し訳ないと思いつつも掌の卵と、それからいまだに小さく道を開く膣口へ交互に視線が向いてしまう。
リーベリだがリーベリらしくない特徴のアルケットが、こうも羽獣の卵と酷似したものを産み落とすのは不思議な気持ちになる。これが普通の卵に混じっていたら私は判別できないかもしれない。もし調理して食べてみたらどうなるのか、という危うい疑問さえ思い浮かぶほど。
「んっ……やっぱりまだ残ってますか。よいしょっと」
「どうしたんだい?」
「
聞きながらアルケットは仰向けに寝転がると自分で足を大きく開いた。膝を立て、足裏をシーツに押し付けて踏ん張れるような姿勢だ。おかげで今度は割れ目とその上に茂る黄金の麦畑が露わになってしまう。てらてら光っているのは今の産卵で分泌された愛液だろう、息のを飲むほどエッチな光景だった。
先ほどまでの四つん這いと違って、これはより出産時の体勢に近いというか……実際にこれから産卵をしようとしている事実に頭がクラクラする。あくまで私と無関係な無精卵であるはずなのに、これだと雄が仕込んだ種から芽吹いた命を産み落とそうとしているようではないか。
「私は、どうすればいい?」
「足を抑えてくださると嬉しいです……あと、お腹もいっぱい撫でてください」
「ああ、分かった」
腕は二本しかないのに無茶なことを言う、と苦笑しつつもどうにか要望を叶えるべく、片手で太ももを抑えながらもう片手は滑らかな腹部へ置いた。ふわふわな金毛の少し上、子宮の真上にあたる部分は僅かにぽっこりして張っている。先ほどは
そんなことを考えていると、またアルケットの身体に力が入ったのが伝わってきた。閉じかけていた鮮やかな色の割れ目がぱっくり開き、その奥から白い影がうっすらと頭を出す。
「ふぅ、あっ……また、出てきます……っ!」
ぐちゅっ♡ ぼとっ……ゴロン……
二つ目の卵は先ほどよりもスムーズに排出され、受け止めてくれたシーツに点々と黒い染みを描きながら転がっていった。淫猥な香りの漂う空洞はまだ閉じる気配を見せず、さらに間を置かずに三つ目の卵までやってきた。これまでより少し大きいようで、一番直径の大きいところで引っ掛かっているらしい。
「ん゛っ、ぐっ……! これ、ちょっと大きすぎ、て……ひっ、うぅ……」
「待ってくれ、そのまま力を籠めておいて」
ぐっといきんだ状態なのに卵が中々出てこない。それに不安がるアルケットを放っておけず、ツルツルした白い殻に何とか指をかけた。滑りやすいがサイズが大きいので何とか引っ張れそうだ。そのまま彼女の呼吸に合わせて、いっそう力が入ったところで一気に引きずり出して──にゅるんっ!
「うわっと」
「あ゛っ♡ っ、~~~~っ♡」
勢いよく飛び出した卵に驚いた私の声と、明らかに快感を享受してるアルケットの声が重なった。ぴゅっ、ぴゅっと飛び出た透明な飛沫は潮吹きだろうか。質量のある巨大なものを産み落とす衝撃で絶頂してしまったようだ。
アルケットの痴態に目を奪われつつ何とか落とさず済んだ卵は、前の二つと比較しても大きな卵だ。一つ子宮にできるだけでも大変だろうに、こんなものまで必死に産み落とすなんてリーベリの女性は凄いなと感動してしまう。
……こんなに卵を宿していたのに、お酒で忘れちゃうのはやっぱりどうかと思うけど。
「はぁ、はぁ……これで今度こそ、全部なはずです……お見苦しいものを、見せてしまいました……」
「いや、むしろ一番見せたくない姿を見せてくれて嬉しく思うよ。私なら大丈夫だと考えてくれて光栄だ」
「もう、ドクターさんは……どうして
えへへ、と顔を手で隠しながらも嬉しそうな様子は隠さないアルケット。そんな少女を労わりたくて、今日はもう後始末だけしてすぐに退散しようと考えていたのだが、本人はまだどこか満足してないようで。
指でくぱぁ……と開かれたのは卵を産みたてほやほやの温かな陰裂。ヒクヒクと震え、まだ産卵の余韻も冷めやらぬ雌穴を私に対して見せつけている。淫臭が室内にいっそう立ち込めて私の理性を削りにかかった。
「さっきまで子宮にあった卵が無くなって……お腹、疼いて寂しいんです。あなたの精子で満たしてはもらえませんか……?」
「……そんないきなりで大丈夫なのか?」
「産卵直後は、
妊娠の心配より身体の心配をしているのだが、この分なら大丈夫なのか。それに散々産卵する姿と性器を至近距離で見せつけられたせいで、私の一物はすっかり硬く腫れあがって我慢できない状態だった。
急いで取り出した肉棒は臍につきそうなほど反り返って勃起し、凶器じみた太さにまで成長している。だがアルケットはうっとり肉槍を見上げて抵抗せず、自分から足を開いて受け入れる姿勢を崩さない。
「思いっきり突き込んで精子をたっぷり飲ませるから、覚悟してくれっ」
「はいっ、ドクターさんの望むままに好きなだけお射精してください……っ♡」
我慢汁を漏らす亀頭をゴムも付けずに膣口へあてがうと、そのままズブズブと胎内目掛けて肉棒が埋まり始めた。
挿入してまず感じたのは体内の熱さ。ゴムという被膜が無いから余計に熱を感じてしまう。それに産卵直後だからか膣襞が一枚一枚よくほぐれていて、普段以上に密着してくる感覚を覚える。代わりに締まりは僅かに緩く感じるものの、かえってそれが程よい密着感と吸い付いてくる快感を演出していた。
これはまずい、あまりに良すぎる。挿入しただけでかなり気持ち良くて暴発しそうだ。けれどまだ最奥まで進み切っているわけではなくて──緩んだ子宮口に亀頭がちゅっ♡ とキスした途端、輪っかが強烈に吸い付いて精液をねだってきた。
「うおっ、ま、待ってくれ……! こんなの、すぐ
「構いませんよ、
「ぐっ、これは、もうっ……!」
男としてはもっと我慢して味わいたいが、産卵したてのとろふわ性器を前に意地を張るのは不可能だった。ましてやアルケット自身が好きな時に射精されるのを認めてくれる優越感も味方して、急速に頭が射精する事しか考えられなくなってしまう。
まだ挿入しただけで擦りもしてない、ここで射精してしまうのは情けない、でも射精欲がちっとも抑えきれない。その果てに身体は本能的に腰を押し付け、ちょっとでもこのリーベリ美少女の子宮に精子を注ごうと動いていた。一滴でも多く白濁を飲ませて、今度は自分の遺伝子でお腹を膨らませたい──破滅的で自分本位で、でも望まれている欲望に頭が真っ白になって。
「ぐっ、
びゅくっ♡ びゅるるるるるっ! びゅーっ♡ びゅるるる……っ♡
自分でも驚くような勢いで、生産された精子が思い切りアルケットの子宮目掛けて殺到した。これまで焦らされ続けた影響なのか粘ついて重たい精液がこれでもかと吐き出され、少女の胎内を欲望で穢していく。ドクドクと肉棒が脈打ちながらも射精は止まらず、子宮を満杯にするまで止まらないと猛っているかのようだ。
「あっ……お腹の中、温かい……です♡」
雄に組み伏せられ、我が物顔で子宮を蹂躙されても嬉しそうな顔を見せるアルケットである。そっと腹部に添えられた手が愛おしそうに子宮を撫で、身籠ることのない遺伝子を慈しんでいるように見えた。その姿は慈愛を尊ぶ
ドクッ、ドクッ……と未練がましく最後の一滴まで射精し終え、ようやく肉竿が膣内から引き抜かれた。少しサイズの縮んだ肉槍が抜けた穴を愛液と白濁のミックスジュースが通り抜け、こぽ……と泡立ちながら会陰を垂れてシーツの染みへ消えていく。
「はぁ……すごく射精したよ。君は満足できたかい?」
「とっても満足はできたのですが、その……」
「ん? どうかした?」
歯切れの悪そうな物言いにアルケットを見やると、「うう……」と呻いて視線を逸らされた。苦しそうで、しかしどこか恍惚として表情はまさか。
「えっと……もしかして、まだ残ってた?」
問い掛けにコクンと頷いた少女がお腹に力を籠めた。圧力で狭められた膣から押し出された精液と愛液がぐちゅっ、ぶぴゅっと卑猥な水音と共に零れ落ちた。見ているだけでまた勃起しかねない光景だが、アルケットはギュッと目を瞑って祈るように両手を組んで、
「また産まれちゃい、ます……っ♡」
ごぽっ……と重たい水音を慣らしながら白い卵が一つ、膣口から出てくるのだった。
サイズはさっきまでの三つよりだいぶ小さい。それ故に残っていることに気付かなかったのかもしれないが……たっぷり
「はぁ、ふぅ……驚きましたけど、もう打ち止めでしょうか……」
「身体は大丈夫かい?」
「大丈夫、ですよ……普段よりもずっと楽で、幸福感さえありましたから……でも、これって」
ゆっくり身体を起こしたアルケットは精液に塗れた卵をそっと拾い上げた。彼女の掌と比較しても明らかに小さいそれを愛おしそうに包み込み、我が子であるかのように抱え込む。
「
「……っ、そうやってまた、こっちを煽るようなことを」
できた後の卵と精子がいくら触れ合っても子を成せるはずもない。
だけどこの時ばかりはインモラルな想像に身を任せてしまい、結局さらに身体を重ねてしまうのだった。
◇
産卵という非常にデリケートな行為を思いがけず手伝ったが、私たちの関係は特に大きく変わっていない。秘書はお願いするし、作戦では頼りにしてるし、時には二人きりで酒を飲んで肌を重ねることもある。気まずいという空気も無く良好な関係を築けている。
ただ、本当に何も変わらなかった訳ではない。リーベリの触れ難い秘密に思いがけず触れた結果、さらにアルケットからの信頼を勝ち得ることができたようで……今では産卵という行為すら、私たちの間では特に隠すことではない。
「ドクターさん……今日はその、卵ができちゃう日でして」
「ああ、分かった。こっちへおいで」
だから業務が終わった夕方頃、アルケットが自分でスカートをたくし上げて、パステルイエローのショーツを見せて産卵介助をおねだりするのも特別なことじゃなくなった。
執務室に備えられた応接用のソファへどっかり座り、既に勃起した肉竿を取り出す。そこにショーツを脱いだアルケットが腰かけ、自分の指でしっかりほぐされたアナルへ亀頭をグッと押し当てて……ズブブブと深く直腸へ沈んでいく。
「んっ、はぁ~~……っ♡ お腹も、撫でていただけると……」
やはり卵を抱えて膨らんだ子宮の感触を直腸の壁越しに感じながら、言われるがまま掌を滑らかな腹部へあてがった。普段ほっそりしたお腹は僅かに膨れて張っており、やはりこの下に卵を宿した子宮の感触が明らかとなる。
自分の身体の表と裏から子宮を撫でられた修道女は、実に安心しきった様子で両足を開いた。傍から見れば背面座位に見える体勢で、しかもやってることはアナルセックスそのものである。
けれど本人曰くこの体勢こそ、
『ドクターさんに全身をよしよしされてるようで、子宮が一番安心して産卵できるんです……♡』
と卵を産みつつ告げられて以来、アルケットの産卵介助はこの体勢がデフォルトとなっていた。
慎重に揺するような動きで裏側から軽く子宮を刺激して、一方で手は優しく撫で擦ってリラックスさせる。こうしていると段々アルケットの身体から余計な力が抜けてきて、体重全部を私に預けるようにふにゃりとしたら頃合いだ。
「よし……後は任せるよ、最後まで付き合うから」
「ぐっ、うぅっ……はい、お願いしま、す……っ」
すると今度は産卵のためにいきみ始めるから、後孔に挿入したままの肉棒が強く締め付けられることになる。締め上げられた根本に若干の痛みはあるが、それ以上に温かな直腸に包まれる感じが心地よい。
お腹を擦りながら空いた片手で陰唇を開くと、その反対側はアルケット自身が引っ張って割れ目を開く。共同作業によるくぱぁが為された後は、白い卵が下りてくるのを待つだけで──
「んっ♡ やっ♡ あと、もう少し、で……♡」
ポロン、コロンと連続して産み落とされた白い卵が、その下で待ち構えるタオルに優しく受け止められていた。
初めて見た時とサイズは特に変わらない大きさだ。いつもこれぐらいの卵を三つか四つほどアルケットは産み落とす。なのでまだ終わりじゃないと待っていると、やはり膣口をさらに広げて卵の殻が顔を出した。
ぐぐぐっ、と腹部に力が籠められ、むりゅむりゅと白い殻が押し出される。荒い呼吸と微かに粘ついた音だけが響く中、固唾を飲んで産卵を見守る。こういう時、私は寄り添うことしかできないのだ。
「んぐっ、ひっ、ふぅ……これで最後、です……っ!」
大きく開いた両脚の間から三つ目の卵が零れ落ちる。さらにいっそう力を籠められた産道からぐちゅんと音を立て、最後の一つが勢いよく飛び出した。ぽんっと放たれた矢のごとくテーブルの方まで飛んでしまったが、そこにもタオルを敷いているので問題ない。以前に同じように飛び出し、割れたことで黄身と白みで大変なことになった反省である。
「終わった? お疲れ様」
「はい、ありがとう、ございます……ドクターさんに手伝ってもらえると、やっぱり格段に楽になりますね……」
汗で金髪の張り付いた額を拭いながらアルケットが爽やかに笑った。昔は辛いだけだと言っていた月の産卵だが、私が手伝うことで楽になっているなら嬉しい限りだ。
そして愛液に塗れた卵が四つ、タオルの上を無造作に転がっていた。それらは一応食べることができるようで、緊急時に貴重なエネルギー源として食いつないだ逸話も聞いたことがある。珍味として美味とか何とか、真偽の分からぬ噂も出回るほどだ。
「……もしやドクターさん、
「えっ、いや、そういう訳じゃない……こともないが」
邪な考えを見抜かれたのか、尻尾の先でペシぺシと頭を叩かれる。こういうところはまるでフェリーンのようなのに、実際にはリーベリで卵も産むのだから人体とは不思議である。
「まあ、ドクターさんが食べてみたいのならば……一度だけ、試してみてもいいですよ」
「えっ、いいのっ!?」
「良くはないですけど! いつもお世話になっておりますから、その……差し上げますので、好きに使ってください。お勧めはケーキやパンを作る際の材料、です」
などと恥ずかしそうに視線を逸らしたアルケットは、「それよりっ、もっとエッチして気を紛らわせてくださいっ」とおねだりして有耶無耶にして。いまだにアナルへ挿入中の私もその誘いは断れず、肛門に二回、子宮にも二回精液をぶちまけてしまうのだった。
──ちなみにその後、本当に卵を食べてみた感想としては。
四つあったので色々と試してみたが、どれも揃って美味だったと断言しておこう。ただしアルケットに伝えたらさすがに怒られそうなので、この感想は私の胸の内に仕舞っておくものとする。
今のペース・文字数で書き続ける方がいい?
-
今のままでいい
-
1話の中にもっと濡れ場があってもいい
-
1万文字以下でたくさん投稿してほしい