※この作品はR-18です。

純性癖ナイツ   作:ひかりねこ

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蛇の交尾はかなり長時間らしいですが、ならフィディアの性交もきっとねちっこいだろうという願望。

インディゴ、とても綺麗なキャラだと思います。昇進2の横顔も良いですが、今回実装のコーデも非常に素敵です。そんな思いを込めて書きました。通常衣装4割、コーデ衣装6割くらいの着衣セックスなSSとなっております。


インディゴとじっくりねっとり交わる話

「ふー……疲れたし、この辺でいったん休憩しようか」

「はい、分かりました」

 

 邪魔な書類たちを机の端っこに除けてお菓子の袋を開ける。時刻は午後3時きっかり、おやつの時間にちょうど良い頃合いだった。私の秘書を務めてくれているインディゴも相違ないようで、隣の椅子でゆったりくつろぎながら紅茶を口に含んでいた。

 

「この調子なら、今日は少し早く終わりそうですか?」

「ああ、おかげさまで順調だよ。インディゴがこまめに世話を焼いてくれるおかげで効率アップさ」

「そんな……私なんてドクターのお手伝いをちょこっとしてるだけにすぎませんよ」

 

 などと謙遜するが、インディゴは秘書としてもよくできていた。イベリアからやって来たフィディアの少女は灯台守り人見習いという変わった前職なのだが、各地を巡った経験からか意外と実務も様になっている。加えて、お茶を淹れてくれたり肩をほぐしてくれたりと、細やかなところでとても気を遣ってくれていた。

 それに……とインディゴを横目に見ながら思う。(つや)やかな長い金髪に、よく見ると露出度の高い胸元の衣装、すらりと伸びた手足に触り心地の良さそうな青色の尻尾と、美人な彼女を見るだけで目の保養となる。日夜書類の細かい文字やら端末の無機質なディスプレイと向き合う身としては、これほどありがたい癒しは無かった。

 

 仕事合間の休憩に相応しい緩やかな空気が流れる。インディゴの淹れてくれた紅茶を飲みながら、のんびりお菓子を味わるこの時間が私は好きだ。普段が激務だからこそ引き立つ穏やかな時間だ。

 

「ドクター……」

 

 と、インディゴが私のすぐ傍まで近寄ってきていた。立ち上がった彼女は儚げな雰囲気に反して意外と高身長であり、座ったままだと彼女を見上げる事となる。下から見上げる横顔も綺麗だなと馬鹿っぽく考えていたら、しゅるりと私の左腕に巻き付くものが。

 

「インディゴ?」

「二人切りの時はアリアと呼んでください……ダメ、でしょうか?」

 

 ダメというのは、インディゴを本名で呼ぶことの方ではない。フィディア特有のひんやり滑らかな尻尾が、ぐるぐると腕に巻きつけられたことを指して確認しているのだ。これはインディゴ──アリアからの"交わりたい"といういじらしいサインに他ならなかった。

 この後誰かがやって来る予定はない。オートロック式だから突然の来客があっても無遠慮に入室されない。仕事の方も至って順調で、少しくらいサボっても問題無いとなれば。

 

「いいよ、おいでアリア」

 

 思索はほんの一瞬だった。

 私は座ったまま自分の腿をポンポンと叩き、おねだりの羞恥で頬を赤くしたアリアへ腰かけるよう促した。

 

「ありがとうございます……失礼しますね」

 

 躊躇いがちにアリアが横座りに腰かけ、二人分の体重を掛けられた椅子がギシッと軋んだ。しかしアリアの体重はとても軽く、乗られている私は一切苦に感じない。

 相変わらず尻尾が巻き付けられたままの左腕をアリアの腰へと回して支え、自由な右手は差し出された彼女の右手と絡め合う。俗に恋人繋ぎと呼ばれる状態、ヒンヤリした五指の感触が心地よい。そのまま、どちらからともなく唇を近づけた。

 

「んっ……ちゅっ……んむっ……れろっ」

 

 舌を絡め、相手に差し出し、ふんわりした唇を舐めて、口内の唾液まで混ぜ合わせ。

 落ち着いた性格、しっとりした声音からは想像もつかないほどアリアの口づけはねっとりと情熱的だった。種族特有の少し長い舌を縦横無尽にくねらせて、私の口内から舌まで好きなように弄ぶ。しっとり湿った舌の感触が官能的だ。こちらも負けじとアリアの唇へと吸い付き、唾液さえ交換しながらじゅるじゅると、いやらしい音を立てながら彼女の口内を堪能した。

 

 もし互いに呼吸が必要ない生物だったら、このまま永遠にディープキスを続けていたかもしれない。ぎゅっと握りしめた右手に力を入れながら、相手の唇を食べてしまうように(むつ)み合う。ほんの前戯の段階ながら私の股間は痛いほど腫れあがり、アリアも十分に出来上がっていた。

 

「じゅる……れるぅ……ん、は……ぁ……♡」

 

 ぷはっ、と唇同士が離れ合う。時間にしてたっぷり3分は楽しんだだろうか、混ざり合った互いの体液が舌を通してつぅ……と銀の橋を架けた。名残惜しそうに私を見つめるうっとり潤んだ両目が恐ろしいほど妖艶だ。

 

「ドクター……私の中で、光がチカチカしてます」

「気持ちよかった?」

「はい……とても、良かったです」

「そうか、私もすごく良かったよ」

 

 アリアの顔が嬉しそうに綻んだ。普段の物憂げで神秘的な雰囲気を見慣れているから、不意に見せられる笑顔に私は弱い。こちらの方が何となく恥ずかしくなってしまい、誤魔化すように胸のベルトへと手をやった。胸を覆い隠す布地を両側から寄せて留める、えっちで大事なベルトである。

 

「あ……」

「手、解いちゃってごめんね。外していいかい?」

「はい、大丈夫ですよ……いっぱい触ってください」

 

 寛大な心に感謝しながら私は黒いベルトへ手を伸ばす。カチャカチャと留め具を外してしまえば、胸元へかろうじて吸い付いている頼りない布切れが残るだけだ。私は蒸発していく理性に身を任せ、ペロリと胸を隠す布地をめくってしまった。

 

「綺麗だ」

「い、言わないでください……」

 

 程よい大きさの双乳がふるりと揺れながらまろび出た。巨乳とは言えないが、決して貧乳でもない極上の美乳。小さな乳輪の中心にはツンと上向いたザクロ色の蕾が立ち上がっており、白い肌に対してよく目立っている。コリコリした赤い粒にふにふにの白い胸は炎国の有名なデザートを想起させた。

 指を伸ばす。繊細な芸術品を手に取るように慎重に触れて、ゆっくりと指先を走らせた。

 

 カリカリ……くにくに……

 

「ふぁ……♡ おっぱいが、気持ちいい、です……♡」

 

 興奮により大きくなった乳首を指先でカリカリと刺激し、円を描くようにその周囲を刺激する。くすぐったいのか指先が掠める度にアリアの身体がびくっと跳ねた。

 柔らかな胸は掌で優しく掴むように揉み込み、あたかも私のものであるかのように触れ続ける。五指を沈めて大胆にタッチしたり、かと思えば指先だけで全体を弱くかいてみたり。バランスの良い美胸は変幻自在に形を変えてされるがままとなっていた。

 

「ドクター……♡」

 

 じんわりした快感がもどかしいのかアリアは頭を左右に振り、キュッと口を引き結んで耐えている。しかし身体はどうにも正直で、焦れたようにすり合わされる太ももから湿った水音が立ち始めていた。ぴちゃ、くちゅという音が私たちの耳に入り、恥じ入るようにアリアは顔を俯かせてしまう。

 

「恥ずかしがらなくてもいいよ。気持ちよくなってくれて嬉しいくらいだ」

「申し訳ありません……もう濡らしてしまうなんて、はしたない女です」

「大丈夫、お互い様さ」

 

 胸を苛める指をいったん止めて、私はズボンのチャックを下ろした。くつろげられた下履きの奥から、凶悪に勃起した一物がぶるんと勢いよく跳ね上がる。先走りを涙のように零す巨大なそれにアリアは目を丸くして、それからクスリと笑ったのだ。

 

「本当に、そうみたいですね……ありがとうございます、安心させてくれて」

「はは……そろそろ、君の中に()れてもいいだろうか?」

「平気ですよ……来てください、ドクター」

 

 艶めかしいアリアの素足を手に取り、私の腰に跨るように座り直させた。ちょうど対面座位の形となり、彼女のミニスカートの中に私の一物が隠れてしまう。陰茎に感じるツヤツヤした肌触りはアリアのショーツだろうか、既に愛液を吸収してじっとりと濡れてしまっていた。

 切っ先の狙いを定めるため、ペロリとスカートを捲り上げる。すると薄い紫を基調としたレース仕立てのショーツが露わになってしまった。紫はアリアの好む色とはいえ、控えめな彼女しからぬ大胆なチョイス。意外さに驚きついつい食い入るように見つめてしまい、不安を感じたのか少女は恥ずかしそうに口を開いた。

 

「うぅ……アズリウスさんに選んでもらったのですが、やはり派手すぎたでしょうか?」

「まさか、よく似合っているとも。友人のセンスに間違いはないようだ」

 

 ともすれば下品とも取られかねない色だが、アリアが身に着けた途端に高貴で気品あふれるランジェリーになるのだから不思議なものだ。美貌や服装、雰囲気とよくマッチした妖艶な下着に私の興奮が高められ、一物がバキバキとさらに硬くなってしまう。その熱量を陰部で感じ取ってしまったのか、アリアは熱いため息を漏らして身体をピクリと跳ねさせた。

 愛液を吸って湿ったクロッチ部分をそっとずらし、姫割れの中心へと狙いを定める。よく潤んだ入口に亀頭を当てて、『これからここに入るんだよ』と宣言するようにマーキング。アリアはただ、私を見ながら頷いた。

 

 ずぷっ、ぐにゅぬぬぬぬっ……♡

 

「ぁ……♡ 入って、きました……♡」

 

 ふっくらした割れ目を広げて押し入った先は、極上の快楽を齎す蜜壺だった。

 締め付け自体はそう強くない。だが、たっぷりの愛液で満たされた膣内はうねうねと蠢きながら肉槍へと吸い付き、竿全体へときっちりご奉仕してくれる。ドロドロにほぐれた内部はほどよく熱く、無抵抗で亀頭を最奥まで迎え入れると子宮口との謁見を許したのだった。

 

 コツン……♡

 

「ん……♡ はふぅ……♡」

 

 椅子の上というのもあって激しくは動けない。だけどアリアとのセックスはスローペースなものが多く、膣に入れながらのんびり刺激して高め合うのがメインだから気にならない。そもそも一般にフィディアの性行為は長くなりがちらしく、私たちも最長で半日ほど文字通り繋がったまま過ごしたこともあった。

 しかし、さすがに仕事の合間に長時間の結合をする訳にもいかない。なので私はアリアの細い腰を掴むと、今度は亀頭で円を描くように動かした。ぐりぐりと子宮口を刺激しながら、膣全体を竿で擦り上げて快感を生み出していく。

 

 ぐちゅ、ぐちょ、ぐにぃ……♡

 

「ん、その動きは、好きなやつです……♡」

 

 軽く動かしただけで膣内(なか)はたっぷりと蜜を滲ませ、喜びながらきゅうきゅうと吸い付いてくる。いつもより強めの刺激に翻弄されたアリアは私へしがみつくように両手を回した。ぎゅっと抱きしめられ、解放された美乳の感触を身体で味わいながら、腰の動かしこちらも快感を貪っていく。

 うねうね、きゅうきゅう、むにむに。肉槍を揺するだけで媚肉にあーんと咀嚼され、無数の襞にあやされながら握り込まれる。亀頭だけは子宮口の輪っか部分にぴったりくっ付いたまま、その先にある女の子の一番大事なところを暴き立てる瞬間を今か今かと待っていた。

 

「ひゃう……♡ んっ、ぁぅ……♡」

 

 穏やかな嬌声を楽しみながら、胸元に口を寄せると自己主張する小さな乳首をパクリと口に含んだ。赤子のようにちゅうちゅうと吸い付きながら舌先で転がし、時に歯を立て甘嚙みをして性感を高めていく。アリアは白い喉を晒して新たな快感に耐えつつ、私を受け入れてくれた。

 

「あんっ♡ ドクター、そんなに胸ばかり吸っても──んあっ♡ おっぱいは、出ませんよ……♡」

 

 もちろん承知しているが、アリアの美乳へ遠慮なく吸いつけることが一番のスパイスなのだ。乳飲み子のようにちゅぱちゅぱと執拗に吸いながら、下半身は大人の交わりをし続ける。その背徳感がいっそう肉槍を膨らませて射精欲を煽っていた。

 

「私のおっぱい、そんなに美味しいですか……? あなたが喜んでくれるなら、私も嬉しいです……♡」

 

 肉体的にも精神的にも際限なく高められていく。激しい交わりを抜きにしてもアリアとの性交は心地よくて、充足感を得ながら射精へのカウントダウンが始まってしまった。精巣からせり上がってくる子種を思う存分子宮へ注ぎ込みたいところだが、さすがに避妊をするべきという理性はまだ残っていた。

 

「ぐっ、射精()してしまいそうだ……! アリア、飲んでくれるか……!?」

「ええ、大丈夫です。私のお口へドクターの精液、びゅーって出してください」

 

 アリアの腰を掴んでぐぽっと陰茎を抜き去る。とろぉ……とした本気汁が寂しそうに空洞から垂れ落ち、暴発寸前だった一物は僅かに落ち着きを取り戻した。その間隙にするりと私の膝から降りた少女は足の間に跪くと、肥大した肉槍を小さな口でぐっぽりと咥え込んだ。膣とは違う温かさをもった口内へ迎え入れられた亀頭はチロチロと動く舌に「射精()して♡」と懇願され、ついに我慢できず欲望を迸らせてしまうのだった。

 

 びゅくっ! びゅるーっ! びゅーっ……!!

 

「んーっ♡ んむ~~~~っ♡♡」

 

 視界がチカチカ明滅する。遠慮ない射精の快感に頭が馬鹿になりそうだ。

 脈打つ陰茎を押し込み、アリアの狭くてぬめぬめした口内へと勢いよく精子を叩きつけた。欠片の呵責もなく自分本位に吐き出される白濁は彼女にとっても苦しいはずだが、それでも口を離すことなくすべて受け止めてくれる。それどころか舌をくねらせもっともっととねだりながら、美味しそうに粘つく液体を嚥下しているほどだ。

 

 射精は実に数十秒にも及んだだろうか。肉槍はビクビクと脈打ちながら自分でも引くくらい射精して、ようやく収まったのだった。

 

「んくっ、ごくっ……♡ ぷはっ、たくさん射精()してくれましたね♡ ごちそうさまでした」

 

 ちゅぽんと音を立てながらアリアの口から亀頭が解放された。真っ赤な口内に残る白濁の痕跡が実に暴力的であり、受け止めてくれた優しさを際立たせているかのよう。それすらゴクンと飲み込み一滴残らず体内に精子を収めてから、アリアはちろちろと萎んだ肉竿を舐め始めた。

 

「あ、アリア……!」

「ん……♡ お射精したドクターの、綺麗にしますね……」

 

 長めの舌がねっとりと私の竿に絡まり、互いの体液も残らず舐めとり綺麗にしてくれる。しつこく丁寧に、一片の汚れも残さないとばかりに磨き上げられる。

 いわゆるお掃除フェラは射精したばかりの私には劇薬すぎるほどの快感だ。しかも跪いた美女にやってもらっているのだから、征服感や背徳感も計り知れない。あともう少し時間を置いていたらこれだけで射精していたかもしれなかった。

 

「最後に拭かせていただきますね……」

 

 脚の間からアリアのショーツが抜き取られ、まだ濡れていない部分が私の竿にあてがわれた。滑らかな布地でゴシゴシ、ふきふきと残った体液や唾液がまとめて拭き取られ、肉槍がピカピカに磨かれる。しかしこのショーツコキとも言うべき刺激によって陰茎は節操なく大きくなってしまい、さらには二度目の射精まで近づいてしまったのだった。

 

「やばい、また射精()る……っ!」

「え、またですか……? 仕方ありません、こちらで受け止めますね」

 

 愛液がしみ込んだクロッチ部分が広げられ、ぬちゃりと音を立てながら亀頭に被せられた。ぎゅっと手で押さえられ、品質の良いショーツが使い捨てのティッシュのように竿へフィットしてしまう。

 アリアの一番大事なところを隠していた布地が亀頭に明け渡され、あまつさえ穢すことすら許された暴挙に耐えられない。ひんやりしたクロッチに擦られて、私は即座に二度目の射精を決めてしまうのだった。

 

「ぐぅ、っ──」

「すごい、どくどく脈打ってます……二回目なのに、こんなに激しいなんて……♡」

 

 びゅくびゅくと精液が放出され、アリアの下着を思うままに汚してしまう。内心では申し訳ないと思いながらもあまりの快楽に止められない。ティッシュへ精液を吐き捨てるように射精し続け、終わった頃には裏地にべっとりと精液が付着してしまったのだった。

 

「どうしましょう……せっかく選んでもらった下着なのに、ドクターので汚されてしまいました♡」

「す、すまない……仕事は気にしなくていいから、下着の替えを取りにいってくれ」

「私はこのままでも構いませんが……そうですね、椅子を汚してしまっても嫌なので一度失礼しますね」

 

 ちゅっと私の亀頭を吸い上げ最後の一滴まで精子を吸い上げると、アリアは汚されきった下着を履き直して執務室から出て行った。その姿に改めて申し訳なかったなと反省すると同時、あのショーツを躊躇なく履いてくれた姿に私は感動してしまうのだった。

 

 ◇

 

 きっかけは確か、インディゴの方から迫られたことだったか。

 

 元々彼女はイベリア方面へ調査に出ていたアズリウス、グラウコスの二人が連れて来た人物で、それ以前は各地を旅していたらしい。なんでも灯台の守り人見習いとして、各地を旅して見聞を広めなければ正式に守り人を継ぐことはできないと恩師に言われたとか。そのために特殊な杖を片手に旅を始め、最終的にロドスへと流れついたのだ。

 守り人見習いという一風変わった経歴を持ち、神秘的な雰囲気を漂わせるインディゴだが、意外とおっちょこちょいで世間知らずな一面を持つ。長すぎる金髪を引っかけてしまったり、アズリウスの毒をうっかり浴びてしまったり。そんな個性的な新入りオペレーターの話は私も耳にしていた。

 

 最初の内はインディゴに早く馴染んでもらおうと私から何度か声を掛けた。誓って言うが、その頃は下心など欠片も無い。あくまで善意と義務感から会話をしていたのだが……妙に彼女からの距離感が近いと判明したのはこの頃だった。

 

『尻尾の色が綺麗? なら、触ってみてもいいですよ。あなたなら構いませんから』

『髪が長いとよく絡まってしまって……少し持ち上げてもらえますか。整えるのを手伝ってほしいのです』

『お昼寝ですか? え、一緒に寝たらどうか? では隣に失礼しますね……』

『二人だと、夜も静かではいられませんね』

 

 発言の一つ一つがとにかく近い。インディゴに気の有る男性が聞いたら簡単に勘違いされてしまいそうな発言の数々である。しかも本人は至って自然体であり、勝手にドキドキしてしまう私の方が恥ずかしくなるくらい落ち着いていた。

 果たしてこれはインディゴからのアプローチなのか、いやいや出会ってそう時期も経たない相手を誘うなどあり得ないなどと、悶々とすること数か月。ある日、気まぐれに秘書任命したインディゴに私は押し倒されたのだ。

 

 突然の事態に驚いて硬直する私へ、インディゴは耳元でゆっくりと囁いた。

 

『何も言わず、私を抱いては貰えないでしょうか……? まだ処女の身ではありますが、あなたと情を交わし合ってみたいのです』

 

 どんな男だろうと簡単に堕とされてしまうような、ねっとりと湿り気を帯びた言葉だった。追い打ちを掛けるように長い舌でぴちゃぴちゃと耳を舐めて理性を削り、こちらの情欲を煽ってくる。インディゴほどの美人にこのような誘い方をして乗らないなど不可能だった。

 

『……ッ、君が誘ったんだからな……!』

『はい、その通りです。ですからどうか、光すら灯らない夜を共に過ごしましょう……』

 

 結局私は、インディゴの誘惑に負けて彼女を抱いた。しなやかで細いフィディアの女体は抱き心地も抜群で、何度も気をやりながら彼女の中に吐精した。今思えばとんでもなく無責任な膣内(なか)出しだが、あの時は理性が焼き切れてどうかしていた。

 その後、ベッドに並んで寝ながら行ったピロートークにおいて、ようやく私はインディゴの真意を知ったのだった。

 

『経験というのは、一人で積めるものもあれば、複数でないと不可能なものがあります。果たして男女の機微を知ることが私の旅路に必要な事かは分かりません。ですが……そもそも何を見つければ帰れるかも分からない今、あらゆる可能性を模索したかったのです』

 

 暗い灯台に再び明かりを灯す方法を見つけたい、それがインディゴの願いだった。

 しかしこれが絶対の答えなのかは分からない。もしかしたら違うかもしれないし、そもそも彼女の恩師はより多くの人を知り、出来事を経験しろと言ったのだから、一つの事だけを見定めるのは怖かった。

 だから可能性を広げるためにこうして閨を共にしたと、インディゴは後ろめたそうに語った。無理やり迫る形となってしまい申し訳ないと謝るインディゴの頭を、私は優しく撫でたのだった。

 

『ん……受け入れてくれてありがとうございます。お時間があれば……今後も、一緒に賑やかな夜を過ごしていただくことはできますか?』

 

 ──私の答えは、当然決まっていた。

 

 ◇

 

 昼過ぎの交わりの後、心機一転して真面目に業務へ取り組んだことで久しぶりに定時に上がることができた。二度も射精して頭が冴えていたおかげもあるだろう。

 そうして自由時間となっていったん分かれた私たちだが、その際にインディゴから「見せたいものがあるので、今夜部屋を訪ねてもいいでしょうか?」と聞かれたのだ。もちろん良いに決まっているので二つ返事で頷いた。

 

 ご飯を食べて、皆と雑談して、部屋に戻ってシャワーを浴びれば時刻はすっかり夜も更けていた。あっという間に消えていく自由時間の儚さに想いを馳せながらインディゴを待つことしばし、部屋の扉が控えめにノックされた。

 

「ドクター、入ってもよろしいでしょうか?」

「ああ、どうぞ」

 

 部屋のロックを解除してインディゴを迎え入れた。いつもの夜と変わらない光景──のはずだったが、インディゴの姿が目に入った瞬間に私は言葉を失った。

 

「その服は──」

「ど、どうでしょうか? 購買部の方で仕立てて貰った装い……なのですが……」

 

 やって来たインディゴは、炎国風の衣装(コーデ)に身を包んでいたのだ。

 上半身は黒い布地で覆われ、普段着と違い胸元も完全にガードされている。しかし腕周りは黒いレースで覆われているせいで透けていて、かえってインディゴの手足の白さを際立たせていた。

 そして下半身だが、白いスカートの丈はいつもより変わらないか、むしろちょっと長いくらいだ。ならば清純かと思いきや、こちらの視線を誘導する大胆なスリットが入っているではないか。金色の装飾によって前後の布地は繋がっており、最低限スカートとしての体裁は保っているが……彼女のすらりと長い生足がこれでもかとさらけ出されているのは間違いない。

 

「君はどんな服でも似合うと思っていたが……とんでもなく綺麗だ。見惚れてしまったよ」

「あ、ありがとうございます……喜んでもらえたのは嬉しいですが、面と向かって褒められると照れてしまいますね」

 

 はにかんだインディゴの髪型は普段の風変りな髪飾りの代わりにサイドアップでまとめられており、髪の長さを目立たせながらも違う印象を与えてくる。手に持っている小物は扇子だろうか、服装と調和して良いアクセントとなっていた。

 全体的に大人の色気がよく醸し出された衣装だ。インディゴの雰囲気ともマッチしていて、何時間でも鑑賞出来てしまうほど。あまりの妖艶さにこの場でインディゴを組み敷き強姦したいという、最悪の短絡的欲求すら頭を過るほどだった。

 

 一度大きく深呼吸する。女の子がわざわざ新しい服を見せに来てくれたのに、性的欲求で台無しにするなど有ってはならないことだ。自分を戒める落ち着くためにもいったんコーヒーでも淹れようと立ち上がったのだが……その時にはもう、インディゴに後ろから抱き留められていた。

 

「イン──いや、アリア。えっと、どういうつもりだい?」

「『晴日を待ち、泉を烹じ月を煮て、恣意は花間にあり』……この服を頂いたときに言われた言葉なのですが、ドクターは意味が分かりますか?」

「…………すまない、私にもさっぱりだ」

 

 炎国らしい言い回しだ。しかし私には残念ながら意味が汲み取れず、それはアリアも同様だったらしい。二人してサッパリ理解できない炎国の境地に首を傾げつつ、未だに抱き着いたままのアリアへと意識を戻す。

 

「アリア?」

「言葉の意図は分からなくとも、この衣装が素敵な事は私も理解しています。いえ、実のところ言葉に付属品以上の価値は無いのです……こうしてあなたが喜んでくれたこと以上に、嬉しいことなんて無いのですから」

 

 するりとアリアの手が伸びた。行先にはこの場を台無しにしてしまいかねない、膨らんでしまった私の股間がある。彼女はそれを承知の上でズボンの上からゆっくりと撫でつけ、更なる勃起をねだっていた。

 

「ドクターの、もうこんなに大きく……」

「すまないアリア、せっかく君が素敵な衣装をお披露目してくれたというのに、私はこんな──」

「謝らないでくださいドクター、実は私も期待していたのです……この姿をあなたが喜んでくれたなら、きっと今夜は素敵な時間になるだろうと」

 

 ふふっと笑い、「だからお互い様ですね」とアリアは言った。背中越しだけど彼女が微笑んでいるのが手に取るように分かってしまう。真意を知った私の胸が温かいものでいっぱいとなる。

 もう我慢できなかった。私は改めてアリアへと向き直るとその美しい姿を目に焼き付ける。きっとこれからの行為で着崩れてしまうから、今夜完璧な姿を見られるのはこれで最後だ。

 

「服、しわになってしまったらごめんね」

「服はまた綺麗にすればいいのです。取返しがつく行為であれば、躊躇う理由にはなりませんから」

 

 ──頬を赤く染めたアリアは本当に綺麗だ。

 

「ん……ちゅっ」

 

 唇を寄せてキスを交わしながら、私はそのような事を考えたのだった。

 

 ◇

 

 ぐぽっ、じゅぽっと卑猥な水音が響く。

 立ちっぱなしの私の前で跪いたアリアが、その口で私の一物を奉仕してくれているのだ。

 

「じゅぽっ……♡ どうですか(ほうれすか)ドクター(ろくたー)? んくっ……上手くできているでしょうか?」

「ああ……とても気持ちいいよ」

 

 種族的に少し長い舌が功を奏しているのか、アリアはとにかく口淫が上手だ。ねっとりと竿に絡みついた舌はカリ首周りに巻き付きながら、貪欲に射精をねだり。亀頭を舌先でくにくにと撫でられた時など、情けない声を漏らさないよう耐えるので精いっぱいだ。温かい口内粘膜は膣に負けないくらい柔らかくしっとりしているし、その上で私の大き目の肉槍を喉まで受け入れながら奉仕してくれるのだから、愛おしさと征服感すらばっちり感じることができるのだ。

 

 加えて今回は美しい炎国風の衣装──どうやら"待晴日"と呼ぶらしい──を一切脱がさず、着衣のまま行っている。その点でも私の興奮はしっかり煽られていた。

 

「んむっ、じゅるっ……♡ 今回は、変わったことをしてみましょうか」

 

 変わったこと? と私が問う前にアリアは自身の金髪を一筋手に取った。サラサラと流れる美しい金の筋をどうするのかと思ったら、あろうことか私の一物に巻き付けたのだ。止める間もなくぐるぐると金髪が巻き付けられ、一物にヒンヤリツルツルの感触が伝わってくる。

 

「あ、アリア……! いいのか、そんなことして……」

「ドクターはいつも私の髪の毛を褒めてくれて、整えるのを手伝ってくれますから。あなたが大事に扱ってくれる髪で、どうか気持ちよくなってください」

 

 底知れないアリアの奉仕精神に背筋のゾクゾクが止まらない。女性の命と呼ぶべき髪の毛をたかが一物への愛撫に費やし、私へ捧げてくれる気持ちがとても嬉しかった。少しでもその想いに応えたくて頭を撫でてあげると、嬉しそうに彼女は目を細める。

 根本から半分ほどまで髪の毛で巻き取られ、アリアのフェラも動きが変わった。竿全体ではなく剥き出しのままの亀頭だけを口に含め、残りの部分は髪の毛の上から手でこすこすと擦り上げてくれたのだ。髪コキと手コキとフェラという快楽の3点セット、肉槍に伝わる快楽はどこを取っても暴力的なそれとなっていた。

 

「ふふ、ビクビクと震えるドクターも可愛いですね。しーこしーこ、などと言ってあげた方が良いのでしょうか?」

「ど、どこでそんなことを……」

「女性向け雑誌というのは、意外とそちらの情報も豊富なのですよ。私もロドスに来てはじめて知りました」

 

 しーこしーこ♡ こすこす♡ ぺろぺろ♡

 

 ヤバい、これは駄目だ。アリアからの擬音煽りまで加わった今、私が射精を我慢できる余地など無かった。どこまでも丁寧に慈愛を持って尽くされて精を吐き出さないなど不可能だ。

 

「で、射精()る……ッ」

「どうぞ、好きなときに出してください」

 

 亀頭がパクリと口内に迎えられ、鈴口を舌先で刺激され。限界まで高まった射精欲は勢いよく爆発した。

 

 びゅくっ! びゅーっっ!

 

 ぶちまける。腰が抜けそうなほど気持ちいい。昼に続いてアリアの口内へと射精する快楽は最高の一言であり、大量の白濁をすべて飲み下してくれる姿に満足感を覚えながら吐精を続けた。その間も髪の毛ごしに優しく撫でられ、「お射精頑張ってください♡」ばかりに煽られて。私は口の端から涎すら垂らしながら意識を飛ばさないよう必死だった。

 

 くちゅ、ぐぽぉ……

 

 散々精子を絞り取られた亀頭がやっと口内から出された。上気し潤んだ瞳で見上げてくるアリアの顔が股間に悪い。

 

「ん……たくさんお射精できましたね♡ 私で気持ちよくなってくれてありがとうございます」

「こ、こっちこそ……ありがとうアリア」

「ふふ、嬉しいです」

 

 口と手と髪からようやく解放された肉槍だが、ここまでの奉仕で既に満身創痍だ。尿道に残った精液すら一滴残らず絞り取られ、緩々と小さくなってしまっている。

 だがここで萎えてしまってはアリアを満足させられない。私はどうにか己自身を奮い立たせると、アリアの身体を持ち上げてベッドへ運んだ。

 

「きゃっ。ドクター……?」

「今度は私が君を気持ちよくする番だ」

 

 優しくベッドにアリアを寝かせると、バサリと広がった金髪がやはり美しかった。先ほどまで髪コキに使われていた事実を思い出して陰茎に熱が戻ってくる。滾り始めた性欲が命じるまま、寝転がったアリアの両足を掴むと大きく開いたのだった。

 

「この体勢は……は、恥ずかしいですね……」

 

 照れくさそうにアリアが視線を逸らした。私の視線は彼女の中央を隠す白いショーツに夢中で、きっと血走った眼をしていたことだろう。レースで仕上げられた下着は愛液に濡れて所々透けてしまっていて、よく見れば恥丘に生える薄い茂みすら見えてしまっている。指先で触れてみるとくちゅりという水音と共に、素晴らしく肌触りの良い感触が返ってきた。

 このまま満足するまで視姦していたい。そんな欲求をどうにか抑え、サッとショーツを抜き去ってから改めて足を広げた。今度こそ隠すものなくさらけ出された陰裂が私の前に開帳されてしまう。

 

「や……」

「アリアはどこも綺麗ですごいね」

「そんなこと、言わないでください……♡」

 

 ふっくらとした白い筋はピッタリと閉じ、秘められた入口は一切明かすことなく閉ざされていた。これが何度も情交を重ねた性器と言っても信じられないくらいだ。だが性的興奮で微かに開いた裂け目から、透明の液を涎のように溢れさせているのが性行為への期待を予感させた。

 恥丘周りは髪と同じ薄い金をした陰毛が柔らかに生え揃っている。もともと体毛が薄い体質らしく、陰裂より先は産毛の一つも生えていない。茂みの方も特に手入れしなくて問題ないようで、ありのままで十二分に美しい庭園を形成していた。

 

 本当に反則的な美しさである。一種の芸術品ではないかと思ってしまうほど。これだけの代物を、この世でただ一人私だけが鑑賞することを許されているのだ。

 優越感に浸りながら顔を近づけ、熟成されたアリアの香りを堪能する。そのまま、導かれるように滴る愛液とその根源へ舌を伸ばした。

 

 ぺろっ、れろぉ……

 

「あっ♡ そこは汚いですから……♡」

「アリアだって私のを舐めてくれたじゃないか。大丈夫だよ、とても綺麗だ」

 

 お決まりの台詞を吐きながらアリアの秘部を味わい始める。まずは貞淑なスリットに沿って舌をなぞらせ、最上部の小さな突起をちょんと突く。まだ包皮に隠れてしまっている慎ましい真珠には敢えて手を出さず、さらに上部の恥丘周りへ鼻を埋めて和毛の一本を口に含んだ。アリアの香りと、背徳的な味わいが心地よい。

 今度はスリットを下になぞり、最下部でヒクヒクと震える窄まりへと接近した。こちらも排泄孔ながらピンク色を保った美しい様相で、どこか惹きつけられるものがある。汚いとは微塵も感じず、ペロッと舌で舐め上げた。キスするように皺をなぞり吸い上げる。

 

「ひゃう♡ ドクター、本当にそこは駄目です! あなたを穢してしまいますから、触れてほしくありません……♡ んっ♡」

「ん、ごめんねアリア。無理強いはしないよ」

 

 本人が嫌がることを強要することだけは絶対しないと決めている。意外と後孔でも快感を拾えていたようだが、名残惜しくも菊門とのキスを中断して本命へ舞い戻った。

 他者を寄せ付けない割れ目の上をぴちゃぴちゃと舐めながら、時々上部の突起を舌でコリコリと苛めてみる。性感が高められたことで陰核も大きくなりはじめ、包皮から顔をだしておずおずと挨拶してくれていた。

 

「アリア、自分で広げてもらってもいい?」

「えっ、自分でですか……分かりました、恥ずかしいですけど頑張りますね」

 

 私の無茶なお願いに、アリアは顔を赤くしながらも応えてくれた。

 細い指が陰裂の左右にそっと添えられた。今から、私の見ている前でもっとも淫靡なストリップが始まるのだ。

 

「は……ぁ♡ どうぞ……♡」

 

 にちゃりと音を立てて糸を引きながら、くぱぁと姫割れが大きく開かれた。鮮やかなピンク色の粘膜も、複雑な形をした陰唇も、子宮口まで見えそうなくらいくぱくぱ開いた膣口も、すべてアリア自身の手でさらけ出されてしまう。その羞恥すらある種の快感に変換できているのか、コポリと本気汁が垂れて菊門まで落ちていく。

 最高の眺めだった。あくまで着衣のまま、もっとも秘められるべき箇所のみパックリと開帳された姿。青い尻尾が無意識に秘部を隠そうと動いたが、それは私が許さなかった。抵抗空しく捕まった尻尾は媚びるように私の腕に巻き付いて甘えてしまう。

 

「ん……っ♡ ドクター……♡」

 

 アリアの煽情的な吐息が脳裏に届いて股間をいっそう膨らませてしまう。 ふるふると太ももを震わせながらも、陰唇にかけられた指を離そうとしないのが健気で愛おしい。私専用であると強調するような艶姿に導かれ、気が付けば舌を伸ばして膣口へと差し入れていた。

 

 つぷ……♡ つぽ……♡

 

「あっ♡ んんっ♡ 舌でぺロペロは強すぎ、ですっ♡ あぅっ♡」

「さっきのお礼だから、好きに気持ちよくなってくれ」

 

 膣口の浅いところへ舌を入れてグイグイと動かす。酸味のある愛液の味が口いっぱいに広がっていくらでも飲めてしまいそうだ。たまに舌を抜き去っては茂みの中に潜む女芯へ絡めて、包皮で隠されていた部分までしっかり愛撫する。その度に愛液の分泌量は増え、私を溺れさせようとしてるかのよう。

 

「く、クリトリスまで苛めないでください……♡ 気持ちよくなりすぎて、しまいますからぁ……♡」

 

 などと言われてしまえば、むしろ責めない訳にはいかなかった。尻尾が巻き付いた腕を伸ばし、舌の代わりに指を一本膣内(なか)へと入れる。フリーとなったベロはひたすら陰核愛撫に専念させ、時たま口周りをくすぐる恥毛のふわふわした感触まで楽しみながら刺激する。

 代打を任された指もしっかりアリアの善い所を擦り上げ、これでもかと蜜を溢れさせていた。ふわふわの内部を指一本で弄ぶ贅沢を楽しみながら、膣襞の一枚一枚を執拗にカリカリして甘やかす。『さっきはありがとう、今度はそちらが気持ちよくなってね』と念じながらひたすらに高みへと追いやって。

 

 クリトリスの裏側に位置するザラザラとした場所を撫でたとき、アリアに限界が訪れた。

 

「で、出ちゃいます……♡ お願いですドクター、離れてください……♡」

「大丈夫だよ、安心して出してしまうといい」

「そ、そんな……♡ あ、ダメです、イって、しまいます──♡」

 

 可愛らしい接長自己申告と、尿道口からぷしっと潮が吹きだされたのは同時だった。

 透明な液体がパシャパシャと噴出して私の顔を濡らしていく。無味無臭でサラサラとした愛液はアリアが気持ちよくなってくれた証であり、私としては誇らしい。だけどもっと快感を得てほしいから再び指を動かし、クリトリスを弄ってあげると、腰をガクガクさせながらぷしゃぁっと一際大きな潮を吹いてくれたのだ。

 ちなみに、絶頂の間すら自分で陰裂を開くことは忘れておらず、噴き出す様子は始点から見放題である。自身の手ですべて見せつけながら潮吹きしてしまう姿は例えようもなくえっちだ。

 

「うぅ……ドクターの前でお漏らししてしまいました……♡」

「心配せずともお潮だから平気さ。それに、本当におしっこでもアリアのなら受け入れられるよ」

「もう、ドクターは変態ですね……♡ でも、ありがとうございます……?」

 

 お礼を言いつつ不思議そうに首を傾げる姿が愛らしかった。こんな可愛くて美人なフィディアの少女を思うままに抱けると思うと、私は本当に幸せ者だ。

 もう互いの準備は万端だった。私の愚息はすっかり活力を取り戻し、弾けそうなほど膨れ上がりそそり立っている。アリアの方も姫割れはすっかりぬかるんでいて受け入れる準備は万端だった。

 

 熱を帯びた色っぽい呼吸が木霊した。私もアリアも興奮は最高潮だ。言葉にしなくとも気持ちは同じ、一つに繋がりたいという想いを共有していた。

 着衣のまま横たわったアリアの背後へ周り、髪を踏まないよう気を付けながら寝転がる。後ろから少女を抱きすくめる背面側位の体勢だ。

 

 二人揃って服はほとんど脱いでいない。あくまで普段着、あるいは晴れ着というべき格好のまま、胸元だってまったく露出していない。なのにこうして退廃的な交わりをしようとしている。裸のまま交わる解放感は素敵だが、着飾った少女をそのまま頂くのも良いものだった。

 

「アリアのここ、熱いな……」

「ドクターのこそ、火傷してしまいそうなほどです……この硬くて熱いので、これから貫かれてしまうのですね」

 

 ほっそりした片足をそっと持ち上げ、互いの局部をスリスリと擦り合わせる。蜜が竿にまとわりついて滑りを良くし、これで最後の準備も整った。私はフィディアでは無いとはいえ、アリアとの性行為は非常に長時間となる。一度入れてしまえば最後、抜かずに何時間も結合することになるだろう。なので射精は可能な限り我慢しなければ。

 

 あくまで理性的にそう考えていたというのに──

 

「そうだ、ドクター。一つ伝えておくことがありました」

「ん、どうしたの?」

「今日は私、安全日です。それに部屋に来る前に避妊薬もしっかり飲んでおきました。だから──今晩は私の中で、たくさんお射精して大丈夫ですよ♡」

 

 ──世間知らずで少しおっちょこちょいなこの娘は、私の理性を削ることに関して天才的だ。

 

 一切の我慢が利かなかった。優しくしようとか、ゆっくり挿入しようとか、そういう気遣いが全て吹き飛ぶ。純粋に『目の前の雌に種付けする』という本能にだけ支配され、剛直を温かなぬかるみの中へと突き込んだ。

 

 ぐぷっ♡ ずぷぷぷっ……ぐちゅん♡

 

「ん、はぁ…………♡ 私の中に、ドクターのが収まってしまいました……♡」

「う……ぉ」

 

 すっかりほぐされ蕩け切ったアリアの膣内(なか)はやはり素晴らしい具合だった。極端にキツくはないが纏わりつく膣襞たちがとにかく細かくて、私の為に(あつら)えたかのようにフィットする。愛液で満たされているから滑りも上々、いくらピストンしようと問題なく受け止めてくれるだろう。

 あまりの気持ちよさと、射精を許された幸福感から呻き声しか出せない。喘ぎながらも言葉を発せるだけアリアの方が余裕ではないだろうか? それは駄目だろう、と頭の中で否定が起きた。私だけ気持ちよくなって、アリアを置いていってしまうのはパートナーとして廃るというもの。

 

「うご、くよ……」

「はい♡」

 

 歯を食いしばりながら、腰を前後へ動かし抽挿を開始した。最初の内はゆっくりと、だが段々と勢いを増して往復運動が加速する。ぱちゅん、ばちゅんと淫猥な水音を立てながら幾度もアリアの中をかき分け、戻りを繰り返し、きゅうきゅう吸い付いてくる膣内の一か所一か所をねっとりと磨り潰した。しかしこちらも柔らかな手にぎゅっと握られているような、温かいゼリーの中へ突き込んだような、頭が飛びかねない快感を貰い続けて腰砕けになりそうだ。

 

「んっ、あぁっ♡ ドクター、手を♡ 手を握ってくれませんか?」

「もちろん、いいよ……!」

 

 余裕は無いが、アリアのお願いは断れない。触り心地の良い黒レースの布地で覆われた白い腕が、私の腕と絡まり結合をより強固にする。力なく伸びていた細長い尻尾はいつのまにか私の足に巻き付いて、膣外射精など許さないとばかりに腰の動きを制限していた。

 

「こうして手を握っていると、温かくて安心できて……んあっ♡ あなたという光が、とても近くに感じられるのです……♡」

「灯台の守り人である君にとって、私は守るに値する存在(ひかり)なのかい?」

「はい♡ ドクター、あなたは灯台のように明るくて、遠くを照らせる人です。こうして身体を重ねているだけで、私は安心してしまうのです」

 

 彼女の一言一句が嬉しかった。この少女にとって素敵な存在であれたことが誇らしく、今すぐ誰かに自慢したいほど。ただでさえ強烈な快楽を貪っているのに、さらに多幸感に浸ってしまって頭が馬鹿になりそうだ。

 

 ぐちゅん! ずちゅん! ばちゅん!

 

 歓喜のままに愛欲を束ね、眼前の女体へ快感を渡すことで感謝の意を伝える。重い水音を響かせながら何度も膣内(なか)を擦り上げてアリアを善がらせ、反射的に締った膣で私もまた快感に呻く。じっくりねっとり高めた快楽は苦しみと紙一重で、決壊までのカウントダウンは刻一刻と迫っていた。

 

「んぁ゛っ♡ すごい、ですっ♡ どうしてでしょう、いつもより、とても♡ 感じてしまって♡」

「──可愛いよ、アリア」

「ひぅっ♡」

 

 ふと思い付きで、尖った耳元へと睦言を囁いた。その途端に耳が真っ赤に染まり、嬌声は跳ね上がり、膣はきゅぅっと締った。なるほど、これは……

 

「ドクター、それ……♡」

「いつも秘書をしてくれて助かってる、尻尾を触らせてくれてありがとう、長い金髪が素敵だ、今の衣装もとても似合ってるよ、普段着だってすごく可愛くて綺麗だ」

「やっ、止めてください……♡ 耳元でそんな、嬉しい言葉ばかり、囁かないでっ……♡」

「やだ、止めない」

「そんな……んっ、あぅ~~~~っ♡♡」

 

 ぷしっ♡

 

 ビクビクと身体を震わせ潮まで軽く吹きながらアリアは絶頂した。褒め殺しが利きすぎてしまったのか、息も絶え絶えな様子だ。しかも身体の制御が利かないのだろう、痛いほどぎゅーっと尻尾と膣内を締め付けて私を絶対離さないと宣言しているようだった。

 ここまで全身でアピールされればもう無理だ。最後のダメ押しのように亀頭をグリグリ子宮口へと押し付け、女性の一番大事な器官へと鈴口の照準を合わせた。そして絶頂の余韻でビクンと身体が跳ね、膣が再びきゅっ♡ と締った時に決壊は訪れたのだ。

 

射精()すよ、アリア……ッ!」

「来てください、ドクター……♡」

 

 背面側位のままアリアの最奥へグッと鈴口を押し付けて、私は最後に残った理性と我慢を手放した。

 

 ごぷっ、どぴゅっ♡ びゅーーるるるるっ♡♡

 

 圧倒的な解放感。射精という最高の快楽を、アリアという最高の女性に向けて行える。強すぎる快楽に心まで何処かへやってしまいそうだ。久しぶりの膣内射精(なかだし)というのもあって、凄まじい量の精液が少女の子宮を目指して殺到する。もし安全日でなく、さらに避妊薬も飲んでいなければ確実に孕ませていただろう馬鹿げた量だ。子宮が精液でタプタプになるまで無理やり飲ませ、そこは己の領地であると脈打ちながら宣言する。

 

「くっ、あぁ……すごい良かったよ」

「ん……私も、しばらくぶりにドクターの熱いのをお腹で受け止められて……温かいです♡」

 

 後ろを振り向いたアリアがこちらへと顔を寄せて、ちゅっと私の唇へ吸い付いた。先にフェラやクンニをしていたことなど気にならない、こみ上げる愛おしさに従って夢中でアリアと舌を絡ませ吸いあった。その最中もまだ執念深く射精は続いていて、ゆっくりと子宮へ精子を供給していたのだが。

 上も下もドロドロに繋がり、激しい絶頂で汗すらかきながら身体はちっとも離れない。絡みついた腕と尻尾が許してくれないし、私もアリアの中から抜き去るつもりは毛頭なかった。

 

「このまま……続けますよね?」

「ああ、そのつもりだよ」

 

 ようやく二度目の射精を終えた肉槍も落ち着き、若干小さくなりながらもアリアの膣内(なか)に居座っている。どちらもイった直後で敏感だから、少し身じろぎするだけでピリッとした快感が走った。暴れ回った竿は弱めの快楽をいくつも拾い上げ、この瞬間も再び剛直として復活するのを待っている。

 

「なら、心ゆくまでたくさん交わってしまいましょう……夜はまだ長いのですから。あなたが人を照らせるように、私にもどうかあなたを照らさせてください」

 

 時刻はまだ午後10時を回ったころ。時間は十分すぎるほどあり、また断ることなどできはしない。

 美しいフィディアの少女に誘われた瞬間から雁字搦めにされて、逃れる術など失せていたのだ。しかしそれで構わない。アリアという健気で綺麗な女性が横に居てくれるなら、これほど幸せな時間など無いのだから──

 

 ◇

 

 それからはもう、互いの境界が分からなくなるほどドロドロに、肉欲の限りに耽った。

 

 最初は仰向けになった私の上にアリアが寝そべった変則的な騎乗位で。ちっとも重たくない彼女の体重を感じながら、何度もキスを交わして手足を絡め合った。

 その次は起き上がっての対面座位で、髪の毛を手で梳きながらじっくり揺すって膣内(なか)を堪能させてもらう。服越しに当たる美乳もしっかり楽しませてもらい、むにむにと揉ませてもらったりもした。直接触れないのは少々寂しいものの、着衣のまま触れる背徳感も中々良くてアリアも楽しんでくれていた。

 

「ドクター♡ ドクター……♡」

「よしよし、まだいっぱいしようね」

 

 甘えるように私を呼ぶ少女を宥めてあげながら、何度イってもおねだりをする卑猥な身体を慰める。

 三度目の射精を施したのは正常位のときで、その最中にまんぐり返しの体勢を取らせるといっそう深くまで精液を流し込んだ。終わったら後背位(バック)の姿勢でアリアの尻尾を愛撫しながら突き込んで、ぱたたっと何度も潮吹きさせてみたり。舌も手足も絡め合って、髪や尻尾すら交わらせながら思うままに繋がり合う。

 

 何連戦しているか分からなくなるほど交わり続け、最中は一度たりとも肉槍を蜜壺からは抜かなかった。だから例えば、アリアがうっかり催してしまったときだって、

 

「やぁ……♡ このようなすべて見られてしまう格好で、するのですか……♡」

「我慢しなくていい、ここで全部出してしまおう」

 

 服も脱がずに備え付けのシャワー室へ繋がったまま入り込み、後ろから抱え込んだ女児へ放尿を促すような姿勢をアリアに取らせた。この期に及んでまだ恥ずかしがって我慢してしまう少女を突き上げイかせ、きっちり排水を促して。針で突いたような小さな尿道口が白旗をあげるように開いた。

 

「あっ、ダメです、出ちゃう……♡ 見ないでください…………♡」

 

 ちょろ、しょろろろろ……♡

 

 狭いシャワー室の壁にあたり、跳ねながらおしっこが流れて行く。アリアは真っ赤になった顔を両手で隠し、抗議するように尻尾でぺちぺち叩いてきたが、解放感による蕩けたため息は隠せなかった。あまりにアブノーマルな行為は確かに私の興奮を助長し、勃起はいっそう硬くなってしまったのである。

 

 この時点で午前3時を回っていた。かれこれ5時間以上は結合したままとなっているが、まだまだ満足する気配はない。するつもりもない。

 

 サッとシャワーで流した後はベッドに戻ってラストスパートだ。寝バックの姿勢でじっくり焦らすようなピストンを行い、感度を極限まで高めていく。激しい動きはない、あくまで緩やかな結合。1センチ進んだら9ミリ下がるようなねちっこい腰遣いで入念に膣襞をなめし、愛液を絞り取るように押し込んで。私もアリアも発狂寸前まで焦らされ、寸止めされ、いよいよ危険という段階でようやく体位を変えた。

 

「ぉ゛っ♡ あぁ゛っ♡ 身体が、あなたに♡ 屈服してしまって……♡」

 

 最後はシンプルに側位の体勢となり、真正面から抱き合いながら手足を絡めて腰を動かす。アリアの長い手足と尻尾に纏わりつかれ、まるで捕食されているかのようだ。アリアを貪る私と、私を絡めとるアリアと、いったいどちらが捕食者なのか。

 

 いや、きっとどちらも捕食者であり被捕食者なのだろう。あまりに長時間交わり続けたせいで自他の認識が曖昧となり、捕食されながら捕食している関係だった。じっくりねっとり交わって、目の前の異性がもはや他人ではなくなって、与える快楽も受け取る快感も等しく共有してしまう境地へ至っていた。

 

「んちゅ……んむっ……♡ 私、いまとっても幸せです……ロドスに来れて本当に良かった……」

 

 濃厚なベロキスをしながら手足をくねらせ、全身でアリアを感じながら最奥を突き上げて。

 品のよい炎国風の衣装はすっかり皺ができてしまい、しっとりと汗を吸い込んでしまっている。だけど最後まで脱ぐ事なく、美麗な服で着飾った彼女を抱くことができたのだ。卸したての服を汚した罪悪感と、それを許してくれた高揚感がない交ぜになりながら腰を動かし、最後の射精まで昇りつめる。

 

「ありがとう、アリア……これが、最後だ……ッ」

「ぁ──あ~~~~っ♡」

 

 がっちりとアリアを抱き留めて、絶対に逃げられないような姿勢で射精の引き金を引いた。どれだけ快楽に煽られ腰が跳ねても決して逃がさず、問答無用で注ぎ込むという意思表示。

 暴力的な快感と共にびゅるーっと精液が吐き出され、アリアの子宮をべっとりと染め上げる。何度も射精を受け止めた子宮はすっかり膨らんでしまい、卵子の逃げ道など何処にもない有り様だ。ここまで好き放題に射精して本当に避妊できるのだろうか? というくらい、何度も吐き出してしまった。

 

 最後にぐにぃと子宮口を圧し、完璧に精液で堕ちきったのを確認してから一物を引き抜いた。時刻を見れば既に午前5時を回っているから、全部で7時間はアリアの中に入っていたことになる。精液と愛液でずぶ濡れとなりふやけてしまった愚息だが、どこか誇らしげにビクンと跳ねているのだった。

 

「すごい、お腹がたぷたぷです……これ全部、ドクターの精子なんですね……♡」

 

 度重なる絶頂で前後不覚に陥っていたアリアも帰ってきて、愛おしそうにお腹を擦っている。衣装越しにも分かるくらいお腹は膨らんでしまっていて、まるで妊娠初期のよう。思わずドキッとするほどくらい妖艶な姿だった。

 

「素敵な夜でしたね、ドクター……とっても満足させてもらいました」

「私も、すっかり出し切ってしまったよ……こんなに気持ちよかったのは初めてだ」

「ふふ、そうですか。でしたら今後も、避妊をしながら膣内(なか)出しをしても良いのかも、しれませんね……♡」

 

 ピトッと身体を寄せられ、ヒンヤリしたアリアの女体に抱き留められる。

 いつもならともかく、さすがに一物もガス欠だ。おかげで理性を取り戻した私は、アリアの頭にそっと腕を差し込み腕枕としてあげると、抱き合いながら眠りの淵へとついたのだった。

 

 ◇

 

 私とインディゴは深い関係となったが、もし彼女が目的を達して灯台の守り人としてロドスを出て行くとしたら……私は果たしてどうするのだろうか。

 気持ちとしては追いかけたい。だけどロドスを捨てて出奔するには背負ったものが多すぎるし、さりとてインディゴに自分の夢を諦めろなどとは口が裂けても言えないのだ。だからいつかこの関係には終わりが来る、どれだけ交わり心を通わせようとそこだけは変えられない。

 

 だけど、まあ。

 

「あなたはこのロドスで働く人たちにとっての灯台ですから。もし離れ離れになったとしても、きっと私にはあなたの光が見えますし、あなたも私を照らしてくれます。だから大丈夫、いつか来るその日を恐れないでください」

 

 インディゴがそう言ったのだから、なるようになるだろう。

 先のことをアレコレ考えても仕方がない。ならば今は、今できることを全力で頑張りながら、抱いた想いに正直に生きるのが正解なのだ。

今のペース・文字数で書き続ける方がいい?

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  • 1話の中にもっと濡れ場があってもいい
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