※この作品はR-18です。

純性癖ナイツ   作:ひかりねこ

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こちら、私のお題箱より発想をいただきました。

>モスティマのえっちな作品が見たいです
>見抜きとかでドクターの性欲処理に付き合っていたらそのまま......というシチュでお願いします

飄々としてつかみどころのない女の子が、特定個人に対しては甘えたり執着を見せるのが好きです。


モスティマと見抜きオナニーからエッチする話

 けたたましいアラーム音が朝の室内に大反響した。

 しばらく自己主張を続けていたアラームだったが、モゾモゾとシーツの塊から腕が伸び、手探りで見つけ出されたことでようやく大騒ぎを止めた。のそりとシーツが跳ね除けられて下から不満そうな人影が吐き出される。

 

「……このアラーム、うるさすぎやしないか……」

 

 心底うんざりした調子で呟いたのはこの部屋の主、ドクターに相違なかった。普段のフードもコートも見当たらない彼は一般人と何ら変わらない容貌であり、朝起きるのが苦手な一面だってある。毎朝のようにアラームに起こされ、寝ぼけ眼のまま徐々に意識を覚醒させていくのだルーチンなのだが──何気なくシーツへ突いたはずの後手が、"ふにゅり"と奇妙な感覚を返してきた。

 

「は?」

 

 あり得ない柔らかさの特徴をドクターはよく知っている。マットレスよりも沈み込み、スプリングより弾力があってモチモチしたこの触り心地は、何度か身体を重ねたことのある()()のもので間違いない。

 いやいや、待ってくれ、だからってそれはあり得ないだろう。寝室は鍵を閉めていたし、第一トランスポーターの彼女は現在ロドスに居ないはずで……大混乱しながら真相を確かめるべく振り向いたその先には、

 

「やぁ、おはよう。朝からおっぱい揉むなんて随分とお盛んなことだね」

「……うわぁっ!!」

 

 いたずらがバレた少女のように笑いながら、青い髪のサンクタがベッドで横になっていたのだった。

 

 ◇

 

「もう、ちょっとしたドッキリなんだからそこまで怒らなくたっていいじゃんか」

 

 早朝を過ぎ、時刻は既に業務開始からしばらく経つ頃合い。

 ドクターの執務机に浅く腰かけ足をプラプラさせたそのサンクタは、唇を尖らせてドクターへ文句を言い放つ。

 

「久しぶりの再会なんだからもっと楽しくやろうよ、ね? 人生刺激は大事じゃないか」

「朝からあんなドッキリをさせられる身にもなってくれ。刺激どころか寿命が数年は縮む思いだったよ」

「おや、それは大変だ。君と一緒にいられる時間が短くなってしまうなら考え物かな」

 

 ケラケラと笑いながらドキリとさせられるような発言まで同時に飛び出す。堕天したサンクタであるトランスポーター、モスティマの思考回路は今を持ってドクターにもよく分からない。ただ付き合いが長いおかげで不快には感じないのが救いだった。

 

「でもほら、ああいうの"朝チュン"って言うんだっけ? 男の人なら誰もが一度は憧れるシチュエーションだって聞いたよ。ドクターだって興奮したでしょ?」

「不意打ちでやられたら興奮どころか萎えるだろうに……まずどうやって部屋に入ってきたのさ? あといつ帰ってきたの、他のみんなに挨拶した?」

「んー、部屋に入った方法は秘密。挨拶はもう執務室(ここ)に来る前にしてきたよ、出なきゃとっくにエルが扉を爆破してるって」

 

 はぁ、とドクターは大きく嘆息した。掴みどころのないモスティマに色々詰問したところでのらりくらりと躱されることを思い出したのだ。それと、エクシアがモスティマに会おうと部屋に突入してこないのは確かにこれ以上ない証拠だ。

 モスティマとの付き合いはそれなりに長いし、恋人でこそないが身体を重ねたことは何度もある。だから彼女の対応も慣れたものと自慢できればよいのだが、実態はいつも振り回されてばかりだった。

 

「いいじゃないか、私と君の仲だろう? もう何度も肌を合わせてるのに何を今更初心(うぶ)になるのさ」

「明け透けと言うなぁ。女の子なんだから慎みを持つべきじゃないか?」

「ふふっ、生憎そんなものは旅の間に忘れてきちゃったな。ドクターだって、ぶっちゃけ満更でもなかったろうけど違うかい」

「そりゃあ……」

 

 長旅の中で余分をそぎ落としたモスティマの身体は芸術品のように美しい。まして今朝は一糸まとわず同衾していたのだ、スレンダーな体躯の全てがバッチリ網膜に焼き付いている。直接触れた胸に至っては今も掌がその感触を名残惜しそうに覚えている。

 今すぐ彼女を押し倒して性欲を発散したい──不意に過ぎった獣の考えを振り払おうとドクターは頭を振った。けれどモスティマには全てお見通しのようだった。

 

「ほら、随分と欲求不満そうじゃないか。ねぇ、今からここでセックスしようよ? 久しぶりの再会なんだから激しく抱いてほしいな」

「午前中から仕事を放り出して肉欲に耽ろと? 生憎だけど私は君ほど無軌道に生きられはしないんだ」

「おや、酷い言い草だ。でも私は知ってるよ、ここ最近の君は随分と仕事に励んで余裕を作っていたそうじゃないか。ちょうど今日から数日間はゆったりできるスケジュールになってるらしいね?」

「……耳が早いことで」

 

 まあ確かに、とドクターは頷いた。モスティマとの再会は楽しみだった。彼女と忌憚のない会話を続けるのは小気味よくて好きだし、神出鬼没だからこの機会を逃せば次はいつ会えるかも分からない。成り行きのままセフレのような関係になっているから、"もしかしたら"なんて下心も多分に含まれている。

 ただ、それを本人から指摘されるのはさすがに恥ずかしい。ましてあんまりガツガツ女性を求めるのもどうかという良心がドクターの獣性に歯止めをかけていたのだが──

 

「ま、いいよ。なら君をその気にさせてみるだけさ。(わたし)から誘ってるんだ、まさか断ったりしないよね?」

 

 既にモスティマの方はスイッチが入っている以上、もはやドクターに断る口実を見出すことはできなかったのだ。

 

 ◇

 

 『私に言わせれば、友情も、家族愛も、恋も、嫌いじゃないけど不要なものさ』とはかつてモスティマが戯れにドクターへ語った内容だが。今ではすっかりそんなこと無いというか、この温もりを互いに求めているのは両者認めるところだった。

 

「いきなり合体しちゃうのもムードが無いと思うし、焦らしてみるのもありかな?」

 

 机に座っていたモスティマが「よっ」と上へ飛び乗った。ご丁寧に靴は脱いでいるけど行儀が悪い、そう文句を付けようとしたドクターだったが、実際には彼女の邪魔にならないよう書類やデバイスを端に除けるだけ。次に彼女が何をするつもりなのか期待しているのを隠せていない。

 まだ椅子に座ったままのドクターと机の上に立つモスティマでは、後者が前者を大きく見下ろすことになる。普段対等な目線で話し合う相手が小さく見える光景に彼女はクスリと笑った。

 

「悪くない眺めだ。君があそこを膨らませているのもハッキリ分かるよ」

「こちらだけ見られているのも恥ずかしいのだが」

「そうだね、身体の温もりを求めるなら対等に。私だって分かっているとも、だからこうしてみよう」

 

 などと言うが早いか、普段着の黒いショートパンツをアッサリ下ろしてしまった。スラリとした生足の間を通り過ぎ、パサリと机の上へ落ちる。そんなことをすれば当然、モスティマの履いているショーツはドクターに見られてしまう。

 

「ほら、どうかな。いつもはもう少し実用性重視だけど、今日はオシャレなのを選んできたよ。気に入ってくれたかな?」

 

 ディープブルーのレース生地に白色の装飾が施されたその布は、下品にならない程度に煽情的で大人らしさを醸し出していた。レース素材なせいで真正面の恥丘部分は薄っすら透けていて、その奥には整えられた下生えの陰が見て取れる。ハッキリ言ってドクターの好みド直球なデザインだ。

 

「……ああ、とてもよく似合ってる」

「素直でよろしい。うん、君に褒められて悪い気はしないね」

 

 はにかんだ顔は羞恥と嬉しさに彩られている。いつも飄々として真意を掴ませないくせに、こういう時は乙女チックな表情を見せるギャップがドクターは好きだった。面と向かって告げたことは恥ずかしくて全然ないが。

 

「ほら、この後はどうしたい? いつまでも女にリードされてるようじゃあ、男として失格だと思うけどな。君の甲斐性を見せておくれよ」

「言うじゃないか。なら──」

 

 見え透いた挑発に乗ってやろうとドクターも決心する。この時点で午前中は仕事が一切捗らないことを覚悟した。こうなればとことん楽しませてもらうだけだ。

 ドクターの指示に従ってモスティマが机を降り、改めて机の淵に座り直して、足裏も同じく机の上へ乗せてしまう。ちょうどドクターの目の前で足をM字に開脚してる体勢で、クロッチで守られた陰裂がマジマジと見れて顔を赤らめた。サルカズのような尻尾が恥ずかしそうに揺れては視線を切ろうとするが大したガードになっていない。

 

「うん、いい格好じゃないか」

「うわぁ、そうだったよ。一度スイッチが切り替わった君は随分とSっ気が増すのを忘れてた。それで、都合のいい雌奴隷を手に入れた君はこの哀れな堕天使に何をさせる気なんだい?」

「まずはシャツを捲りあげて胸も見せてもらおうか。その後は自分で下の中身も見学させてもらうか」

「おや、これは想定以上の要求だ。随分溜め込んでたようだね」

「今朝あれだけ煽ってきたんだ、文句を言われる筋合いはないだろう」

 

 それもそーか、と呆気からんに頷いたモスティマはあっさりドクターの指示に従った。白いシャツを捲ってショーツとお揃いのデザインのブラが覗き、これを下にずらせばプルンと美乳がまろび出る。今朝方ドクターの掌に収まった膨らみは水饅頭みたく柔らかで、先端の赤い柘榴は既にピンと張りつめていた。

 さらにそれだけに留まらず、女として一番秘密にすべき花園まで己の手で割り開いていく。ショーツをズラした先にはぴっちり閉じた白い秘裂が待っていて、上には楚々と茂る髪と同じ色のアンダーヘアがちょこんとある。これだけで十分に男の劣情を掻き立てるが、ドクターの指示にはまだ続きがある。

 

「はい、"くぱぁ"ってね。どうだい、お気に召してもらえたかな?」

 

 白くしなやかな両手の指が陰唇へ伸びると左右へ無慈悲に引っ張られた。本来外気に晒されるべきでない内部粘膜(おまんこ)は主の手により引きずり出され、鮮烈な赤色をドクターへ見せつけながらヒクヒクと怯えるように震えていた。さしものモスティマも口調に反して少々恥ずかしそうに顔を逸らす。

 ここまでされてはドクターの興奮も最高潮だ。自分で指示したことながら素直に実施してくれるのが信じられず、嬉しくて、股間の膨らみがより大きくなってしまう。もう我慢できないとばかりにズボンをくつろげると、ボロンと巨大な肉槍が飛び出した。

 

「すまないが先にすっきりさせてくれ」

「見抜きってやつかい? 別にいいよ、好きなだけ私をオカズにしちゃうといい。ああ、だけどこっちも楽しませてもらおうかな」

 

 ドクターが自分自身を手で擦り始めたと同時、モスティマも片手の指で割れ目をそっとなぞった。中途半端に開かれた赤色の粘膜の上からやさしくフェザータッチしつつ、上部にある突起もツンと触ってみたり。ジワリと愛液が滲み始めてショーツと指を濡らし始めた。

 お互いの自慰行為(オナニーショー)をオカズに自慰に耽るのは不思議な高揚と背徳感があった。目の前に肉棒が、肉穴があるのに交わることなく自涜を続ける本末転倒感。けれど本来秘すべき行いを包み隠さず相手に見せつける露出狂じみた快感と、逆に相手が見せてくれることへの信頼が相乗効果となって興奮を高めていた。

 

「モスティマ……めっちゃエロイ」

「んっ、ふぅ……♡ 膨らんで弾けてしまいそうだね、そんな凶器を私の中にねじ込みたいんだ……っ♡」

 

 手で肉竿を擦る速度が早くなった。

 ぐちゅりと音を立てながら細い指が膣内へと潜り込んだ。

 相互オナニー鑑賞が止まらない。ぐちょぐちょ、ぐちゅぐちゅ、まるで結合しているような水音をしきりに立てながら、自分独りで慰める。モスティマに至っては既に割れ目を開くことを止め、貪欲に胸の先端までクニクニと苛めている有様だ。

 

「ヤバい、もうイきそうだ……」

「おや、思ったより、っ♡ 随分と早いじゃ、ないか……♡ 私の身体で、満足してくれたのかい?」

「大満足だよ……!」

 

 改めて見ても、モスティマの身体は性的欲求を煽り立てるものでしかなかった。

 女性ながら長身の背丈はスレンダーな印象を強くし、素肌を惜しげもなく晒した長い生足がエロチックに曲げられているのが素晴らしい。適度な大きさの胸がパン生地みたいに捏ねられ、神秘的な女性の奥にある秘園が愛液を垂らして快楽を貪る様は特別な堕天使もあくまで同じ人なのだと実感させられる。

 これに加えて何度もドクターへ視線をやったり、妖艶な吐息をこれでもかと聞かせてくるのだ。健全な雄が耐えられるはずもない。

 

「っ、モスティマ、もう……!」

「うん、それなら……サービスしてあげようかな」

 

 そしてとうとうドクターに我慢の限界が訪れ、眼前の極上の女体(モスティマ)をオカズに射精をしようとした瞬間──一秒前まで机にいたはずの姿がかき消えた。

 虚を突かれ「は?」と声をあげることもできない刹那、次の瞬間肉竿の先端が熱い何かに包み込まれていた。視線を下にやれば足の間に座り込んだモスティマが、口いっぱいに剛直を咥え込みながら上目遣いでドクターを見ていて。

 

 そこまでが射精前に認識できた限界だった。

 

「っぐ、射精()る……ッ!」

 

 びゅくっ!♡ びゅるるるっ!♡

 

 鈴口まで一挙に精液が駆け上り、モスティマの口内へ遠慮なく白濁を流し込んだ。温かな口内で舌がチロチロと裏筋や亀頭を舐めて更なる射精を強請ってくる。それだけでなく、ゴクゴクと喉を鳴らしながら身体の中へ精子を迎え入れた。さも美味しそうに目を細めて飲み込む姿に雄としての優越感すら感じながら、甘美な精飲射精にドクターは酔いしれた。

 そして同時にモスティマもまた口内を白に犯されながら股を弄り絶頂まで到達した。ぷしゃりと潮を吹いて床へ水溜まりを作りながら、ビクリと身体を震わせる。すっかり大きくなったクリトリスを指で突けば間欠泉のように潮が再び吹きあがった。

 

「んっ、ごくっ……♡ ぷはっ、すごい量じゃないか。よっぽど興奮してたんだね」

「あれだけ魅力的な女性が目の前にいたらそうなる。ああそれと、不意打ちで時間止めて動くのは止めてくれ」

「でも気持ちよかったでしょ? 自慰のつもりが突然フェラされてるなんて、予想つかなくて面白いかなって思ったんだ」

 

 まあそれは確かに、とドクターも頷くところだった。不意打ちの快感はオナニーでは決して得られないもので、アーツまで利用された一発芸は途方もない気持ち良さだ。上手に男心をくすぐる手管といい、支配しているようでモスティマの手玉に取られている。

 などと考えていたら、つぅ……とモスティマの指が裏筋を撫でた。優しく丁寧な甘やかしにビクンと竿が跳ねた。ついさっき吐精したはずの一物は既に硬さを取り戻しており、一度の射精程度じゃ足りないと声高に主張する。

 

「うんうん、見立て通りまだ元気みたいだ。まさかこれで終わり、だなんて言わないよね」

「言うもんか。どういう風にやりたい?」

「うーん……じゃあそのまま座っててよ。私が上に座るからさ」

 

 立ち上がったモスティマが背中を向け、後ろ手で肉棒の位置を調整した。白くもっちりしたお尻が迫る様をドクターに視姦されようとお構いなく、愛液の垂れる膣口へ切っ先を合わせて腰を下ろしていく。少し腰の位置が下がる度にモスティマの口から煽情的な吐息が零れた。

 もちろん、ズブズブと肉棒を女体へ仕舞いこまれるドクターの方も堪らない。まるで粘性のあるお湯の中に突き込んだような感触。温かくて柔らかくてフィットして、けれど何か所かはキッチリ肉棒を締め上げてくるのだ。

 

 やがてコツンと最奥の粒々した感触に亀頭が触れて、モスティマの最も大事なところへ接触がゆるされたことを悟るのだった。

 

「はぁ……♡ 相変わらずの暴れん坊だねまったく。お腹が内側から……っ♡ 食い破られるかと錯覚しそうだ」

「持って生まれたものだ、悪いけど我慢してくれ」

「酷い人だ、もうちょっとパートナーを気遣ってくれたらどうだい?」

「何を今更──」

 

 これまでも、今この時も、この雄槍に貫かれるのを散々楽しんでいるクセに。

 言外にそれだけの言葉を乗せてガツンと腰を突き上げる。椅子に座った状態で背面座位となっているうえ、ダメ押しとばかりにドクターの腕に抱え込まれているから逃げ場がない。思い切り膣襞を擦られ子宮を突かれた衝撃に堕天使は喘いだ。

 

「んはっ……容赦ないね、女の子のことをオナホとしか思ってないのかな?」

「それで悦んでる君は淫売ってことになるが?」

「ふふ、今のは私じゃなければ引っ叩かれても仕方ない発言だね」

 

 売り言葉に買い言葉を投げ合いながら剛直で堕天使の膣内(なか)を往復した。断るまでもなくどちらも一切怒ってなどない。むしろ強い言葉を使い使われた衝動をすぐ傍のパートナーへぶつけ、二人一緒により気持ちよくなるための諧謔(かいぎゃく)であり儀式だった。

 椅子の上での情事ゆえに激しい交わりとはいかない。あくまで焦らすように緩やかなピストンが続いていく。先ほどの見せ合いオナニーで高められた身体には十分な火種が灯っているから不満はなかった。反り立った硬いペニスが蜜壺の中をゾリゾリ削り、たっぷり蜜の絡んだ襞がうねりながら纏わりついて竿を揉み込んだ。

 

「あっ、んん……♡ これ、結構好きだな。もっと背中を預けていいかい?」

「もちろん。羽だけはどけてくれると嬉しいが」

「分かってるさ、トゲトゲして痛いだろうからね」

 

 心底リラックスした様子でモスティマが背中をドクターへ預けた。心からリラックスした身体はふにゃりと弛緩しより柔らかくなるものの、膣内だけはむしろきゅぅと甘えるように締め付ける。

 青色の髪がさらりとドクターの顎や頬を撫ぜた。シャンプーもこだわってきたのか良い香りがふんわりと鼻腔まで漂う。頭の上で輝く輪っかと頭部から生え出た角が視界に入り、つい魔が差してドクターは角の方を撫でてみた。

 

「ひゃっ♡ ちょっと、そっちを触るのは反則じゃないか?」

「悪かったよ、なら止めるかい?」

 

 種族によっては角は敏感で性感帯にもなり得るデリケートな部位だ。

 確かに軽率だったかと思うドクターだが、モスティマは逡巡するように顔を逸らして頬を染め、

 

「…………好きにすればいい」

 

 ポツリと諦めたように呟いた。

 その言葉を待っていたとばかりにドクターの手が角を撫で、擦り、磨く度にモスティマの口から熱い嬌声が零れ落ちた。剛直をハメ込んだままの秘部からはさらに愛液が流れて足を伝い、床へと垂れる。普段のクールな態度はどこへやら、すっかり快楽に流され翻弄される堕天使の姿がそこにはあった。

 さらにさらに、強欲にもドクターはモスティマの胸にまで手を伸ばす。整った形のふくらみを掌で覆うように掴み、硬くなった先端を指の間で挟んでみる。ぎゅむ、とつねると面白いように嬌声があがった。

 

「んっ、ふぅ♡ 欲張りさんめ、私と繋がって角を触るだけに飽き足らず、おっぱいまで自由にしたいのかい?」

「そもそも今朝のアレで焦らされてしまったからね」

 

 むにむにと五指を沈み込ませると面白いように形が変わる。パン生地をこねるような感触は素晴らしく、コリコリした赤い柘榴はアクセントにちょうどいい。手元で遊べる玩具を手に入れた子供のように、ドクターは夢中でサンクタの胸を蹂躙しつくす。

 もちろんモスティマもやられるままではなく、身をくねらせて逃げようとしてみたり、自分から膣圧を強めて逆にドクターを快感で倒してしまおうと試みた。けれど逃げようにも背面座位で抱きしめられてはどうにもならず、結合部を締めるのはそのまま肉槍の熱さと硬さを強く感じる諸刃の剣だ。故に抵抗は無意味、どうにもならないまま生娘のようにされるがままとなる。

 

「ふふっ、どうだいドクター……♡ 久しぶりの逢瀬は気持ちいいかな? なんて、答える余裕もないっ、かな♡」

「────」

 

 モスティマの煽りに耳を貸さず、ドクターは立ち上がった。当然モスティマと結合したまま、彼女の膝裏に手を通して持ち上げながらだ。背面座位から背面駅弁の体位となったことで、腰を振るのに余計な障害が無くなって。いっそう激しい突き込みがばちゅん! と巨大な水音を立てながら始まった。

 

「~~~~っ♡♡ ちょっ、これは……っ♡」

 

 ぷしっ、ぷしゃぁ♡

 

 今までゆったりとしたペースで進んでいたから落差が激しい。急に鬼のようなピストン運動に晒されたモスティマは快感が胎内で爆発し、一瞬も我慢できず絶頂した。透明な汁をまき散らしながら絶頂し、きゅんきゅんと子宮を疼かせながら侵入者(おちんぽ)を歓迎する。

 ドクターの方も箍が外れたことで限界寸前だった。好きなだけ、何度でも抱きかかえた女性を貪れる悦びに浸れたのは一瞬で、即座に襲い来る射精感と対峙する。飄々としたモスティマを己の手で幾度も絶頂させている優越感、オナホールのように膣で一物を扱く征服感、それに何より腕の中で美しい青髪と肢体が乱れる様が圧巻で──

 

「ぐぅっ、もうダメだ、射精()るッ!」

「んっ、ぁああぁああっ~~──っっ♡♡」

 

 びゅくっ、びゅるっ!!

 

 我慢が一切きかないまま、膣内射精(なかだし)が始まってしまった。

 精液がドクドクと生産されては子宮へと押し込まれる。反射的にヤバいと悟ったドクターであったが既に遅く、白濁はモスティマの中へと注がれてしまう。慌てて肉棒を抜き去っても射精は止まらず、彼女のお腹やアンダーヘアに降りかかった。白と青を汚す白濁はどこまでも背徳的な喜びに満ちている。

 

「ふぅ……いやはや、派手にやってくれたね。せっかく用意した新品の下着にまでかかってるじゃないか」

「いや、その……すまない。半分くらいは膣内(なか)に射精してしまったし……」

「本当だよ、ビックリしてしまった。だけど、まあ──」

 

 モスティマがお腹を撫でた。まだ開いたままの膣口からトロリと愛液と精液の混合液が滴って。

 しなやかな指がすくい上げ、妖艶に口元へと運んだ。ペロリ、伸びた舌が美味しそうに舐め上げて、ゴクリと愉快そうに嚥下した。

 

「君ならそんなに悪くない。もしもの時は責任もちゃんと取ってくれるだろう?」

「はぁ、まったく」

 

 本当に、どうしてこんな女性とここまで深い関係になってしまったのかと嘆息しながら、ドクターは首筋へキスを落とすことで返事としたのだった。

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