純性癖ナイツ 作:ひかりねこ
>いつもは飄々としているのに耳が弱くて、ドクターに囁かれたり、耳を優しく触れられるとスイッチが入るプラチナをお願いしたいです。
今回は久々に(当社比)アナルセックス描写があります。
カジミエーシュ編で明らかになったプラチナの経歴や入職理由を見て、中々好きになれたキャラです。飄々としているけどドクターへの好意は特に隠してないのが素敵だと思いました。
「ドクター、チェスしようよ」
「今忙しいからダメ」
「えー」
執務机に向かったドクターがにべも無く返すと、プラチナは素直に文句を付けた。白皙の無表情を僅かに嫌そうな色に変えて、抱えてきたチェス盤と駒入れを机の上にドンと置いた。仕事にかかり切りのドクターもさすがに白色のクランタを見やる。
「忙しいと言ったはずだけど」
言葉には、額面ほど拒絶の意は含まれていない。
あと一押しだなとプラチナは思った。
「知ってる、でもその書類は明日に出してもいいやつじゃん? 他に急ぎの用事は無いのは分かってるんだよ」
「さすがは元無冑盟のプラチナ、ターゲットの身辺情報を調べるくらいお手の物か」
「……そう言われるのは少し癪だね」
確かに暗殺者にとって情報収集は大事なスキルだったが、ロドス所属へ鞍替えしたプラチナにとって賛辞されても嬉しくない。かつての擦り切れた自分への嫌悪、同僚への恐怖や不快感に加えて、汚れ仕事に手を染めていたことをドクターに意識されるのが乙女心に嫌だった。
そんなプラチナの内心を知ってか知らずか、「はぁ」とドクターはため息をついた。いったん仕事をする手を止めて自由気儘な少女へと向き直る。プラチナの言葉は全て事実だから、多少サボっても問題は無い。開き直って楽しませてもらおうと微笑んだ。
「それで、チェスでリベンジってことで良いんだね?」
「そう。私も少しは腕を磨いてきたから、今度こそアンタに勝たせてもらうよ」
「面白い、今回もまた賭けチェスにするのかい?」
心底愉快そうな調子でドクターが尋ねた。一瞬プラチナがぎくりと身構えたが、すぐに自然体へと戻ることに成功した。何度も敗北し、好き勝手された記憶がフラッシュバックしているのだろう。
言外に「自信が無ければ賭けなくても構わないよ」と情けを掛けられたわけだが、それでも今のプラチナに撤退の二文字は無かった。弱気を振り払いながら頷くと、
「勝った方は負けた方を、好きにできるってことにしよう。ああ、もちろん常識の範囲内でね。あんまり変なことして面倒事になるのは勘弁してほしいし」
「分かった、ではそれで」
「ふふっ、楽しみだね。ついに私に負けたドクターが、抵抗できずにあんなことやこんなことをされちゃうんだ」
「さて、どうだか」
手際よく机の上の書類が片付けられ、即席のチェス会場へと変貌していく。執務机を挟んでドクターと、机に腰かけたプラチナが座る姿は、さながらチェスの白黒を表しているかのようで。イメージ通りと言うべきか、
プラチナとしては、是非ともその余裕を突き崩してしまいたい。
「じゃあ始めようか──と、その前に」
何か思い出したプラチナがグイっと身を乗り出すと、ドクターの顔を隠すバイザーを外してしまい、
「今日こそ私が勝たせてもらうから、せいぜい覚悟しておいてね」
愛を示すように、ちゅっ、と柔らかな唇を重ねた。
◇
ドクターとプラチナが付き合っている、と知る者はロドスに居ない。
そもそも、かつて自身を暗殺しに来た白金のアサシンと恋仲になると考える方が不自然だろう。ただ、プラチナの方には無冑盟を抜けるゴタゴタでドクターに助けられた恩があり、それ故に好意を向けるまで然程時間は掛からなかった。
そして、ドクターの方も過去の遺恨をあまり引きずる人種じゃない。むしろクールな美少女から好意を向けられれば人並みに喜ぶし、逆に気になってくるのが人情というもの。気付けばどちらともなく距離は縮まり、事実上の恋人みたいな関係となっていた。
ロドスのドクターは様々な人間を繋ぎ止め、差配する要の存在だ。故にただ一人と深い関係にあると露呈するのは良い行為と言えない。プラチナは大手を振ってドクターを占有できないのが不満だったが、代わりに二人切りの時間を多く取ってもらえるので我慢した。
たとえば、ドクターとプラチナが何度も繰り返している賭けチェス勝負は、互いに遠慮の要らない真剣勝負として気に入っているのだ。
「──さて、これでチェックメイトかな。"悪いけど、私の勝ちだ"、なんてね」
「ぐぬぬ……またドクターに負けた」
にこやかに勝利を告げるドクターと、がっくり肩を落としたプラチナというのは、賭けチェス勝負を行った回数だけ見られた光景だった。
天才的な指揮官だけあり、さすがにドクターは強い。趣味で嗜んでいたプラチナでは当初手も足も出なかった。段々実力を付け、読みを鋭くし、定石を貪欲に吸収してもまだドクターには勝てない。悔しいが、けれど自身の暗殺を頭脳と話術だけで防ぎ切った手腕が衰えていないことを、彼女は嬉しくも感じてしまう。
「で、約束は覚えているね?」
そして一番嬉しいのは、これから行われる行為だ──とは、恥ずかしくてとても言えたことではないが、プラチナの尻尾は既に期待に揺れていた。
「この短時間で忘れる訳ないでしょ。乙女に二言は無し、好きなようにするといいよ」
「なら遠慮なく」
"勝った方は負けた方を好きにできる"という約束を、信頼関係のある年若い男女の恋人がすればどうなるか。それこそ答えは一つだろう。日のある内から性行為に耽ることを咎める者は、ここにいない。
ドクターは立ち上がると、プラチナを机から下ろして直立させた。「両手を後ろに回して動かさないように」と命じられ、プラチナは右手で自身の左手首を掴んだ。無防備に無抵抗となった白い少女の後ろにドクターが立つ。
「触るよ」
「別に許可取らなくてもいいって、そういうルールなんだから」
「まあまあ、礼儀としてね」
「律儀だね、ホント」
少女は「そういう所が好きなんだけど」とボソッと呟く。ドクターに聞こえたかどうかは知らない。恥ずかしいから知りたくなかった。
聞こえたかはさておき、想いは伝わっているようで、遠慮も容赦もなく背後からドクターの腕が回された。ゴツゴツした太い腕はプラチナの白く細い腕とは全然違う。これでも、膂力は圧倒的にプラチナの方が上なのだから不思議なものだ。
「んっ……」
身体の上を這いまわるように手が動き回る。太もも、お腹、二の腕、ショートパンツ、胸元、顔までねっとりとまさぐる手つきだ。まるで痴漢のような──プラチナにその手の経験は無いが──厭らしい触り方で、ドクターでなければ即座に蹴り飛ばしている。だけど、ドクターだからプラチナはいっさい抵抗せずされるがままだ。
何度も身体を許した仲だけあって触り方は丁寧だった。お臍をくすぐるように撫でたり、子宮を刺激するみたいにトントンと叩いてみたり。時にはクランタの細長い耳を撫ぜられたりして、その度にプラチナはビクビクと身体を震わせた。白い肌が徐々に赤く染まり上気する。
直接的ではないがドクターのまさぐる動きは立派な愛撫だ。一々プラチナが気持ちよくなるタッチが続いていて、特に股下や小さな胸の上を手が撫でると反射的に声が出てしまう。そうして悶える様子をドクターは楽しんでいるらしい。
「全身スベスベしてて、柔らかいな。だけど引き締まっててちゃんと鍛えられてるのが分かる」
「ロドス来ても仕事ばっかだから、自堕落なんてしてる暇無いんだ。ねぇ、今度また有給申請させてよ」
「そんなこと言って、今期の分は使い切っちゃってるじゃないか。私でも融通利かせられないよ」
「ちぇっ、ケチだな~……んぁっ」
文句を放つプラチナの口から小さく嬌声が漏れたのは、両手が胸元へ移動したからだ。スルリと両手が白い上着の下へ滑り込み、ガシリと露骨におっぱいを掴まれる。どうやら揉みしだきたい様子だが、生憎と彼女のはあまり大きい方ではない。
小さな乳房を揉んで何が楽しいんだろう、といつもプラチナは疑問に感じているのだが、どうやらドクターにとっては十分性的興奮を煽られるものらしかった。しばらくは黒いインナーの上から触診するように楽しんで、我慢できずペラリとインナーを剥かれると白いブラが露わとなる。黒い花の刺繍が散りばめられたオシャレな一品だ。
「インナーと下着越しでもムニムニして気持ちいい……というか、プラチナも──」
「『貧乳なのにブラ付けるんだね』、とか言ったらぶっ飛ばすから」
「……すみませんでした」
「よろしい」
何事も無かったかのようにドクターは胸を揉み、プラチナは両手を後ろに回してされるがままとなる。そう、いくら胸が小さくたって補正してないと揺れて痛いのだ。まして狙撃手という移動を続けるような仕事をしてるなら尚更に。
「可愛いブラだね、脱がすのがちょっと惜しいくらいだ」
「……ハイハイ、お世辞は別にいいから」
そして、飾り気のないスポーティなものより、ちゃんと女の子した下着の方がドクターに喜んでもらえるという打算も多分にあるのだった。
さすがに硬いブラの感触までは楽しめなかったか、すぐにドクターはブラまで上へずり上げると白乳へ直接手を伸ばした。やはり大きさは控えめ、だけどツンと上向いた赤色の突起は綺麗だ。スレンダー故の美しさがプラチナの身体には宿っていて、ドクターにはそれを我が物顔で蹂躙するのが許される。
デザートのようにプルンと揺れる胸を下からなぞり、指先が先端の赤い実へと到達した。くすぐったいような感触にプラチナが身をよじる。ドクターの責めはこれからなのに、もう気持ちいい。
カリカリカリ……クニッ。
「あっ♡ んんっ♡」
「これされるの、好きだよね?」
「好き、だけどぉ……あうっ♡」
指先が硬くなった乳頭を引っ掻くように撫で、弾いた。コリコリした感触を楽しむみたくドクターは指を動かし、その度に快感が走るプラチナは途切れ途切れの嬌声をあげるばかり。貧乳は感度がいい、なんて眉唾物な話があるけれど、ことプラチナに限って言えば真実だと互いに嫌というほど知っていた。
カリカリ、クニクニ。後ろ手の体勢をキープしているクランタの少女に抵抗権はない。自身の胸を玩具のピアノみたいに弾かれるのを耐えるしか許されなかった。まるで強姦されても抵抗できない哀れな少女だ。
「気持ちいい? 聞くまでもなかったかな?」
「っ、このっ……♡ 変質者め、触り方が一々ねちっこいんだよ」
「そんなのを受け入れてる君は変質者どころか変態ってことかい?」
「言わせてっ♡ おけば、ぁっ♡♡」
ギュッと二本の指で乳頭を圧し潰されると、電撃に撃たれたみたいな衝撃がプラチナの身体を走った。さらに指の腹でグリグリと転がし刺激されると同じ衝撃が何度も走って、ガクガクと膝が震えてしまう。崩れ落ちてこの胸責めから抜け出したいのに、ドクターが後ろから苛めるせいで逃げられない。ポニーテールの白髪を振り乱して悶えるのみだ。
「おっぱいだけでイけちゃいそうだね」
「う、うるさい……♡ アンタの、せいなんだからっ♡」
「そうだね、私がお願いしたから、君は手を自分で封じて私のされるがままとなっているものね」
「あ……っ♡」
……本当に嫌ならこの状況を簡単に脱せる以上、彼女自身も背後から無抵抗に胸を弄られるのを楽しんでいるのだが。強い自分が、弱い相手に好き勝手される背徳感。好きな相手に身体を明け渡す安心感。ルールに則り負けた以上、ルールは守らなければという義務感と言い訳。複雑に混ぜ込まれた感情が、開発されきった身体が、マゾじみた性癖を大いに後押ししているのだ。
意識した途端、プラチナの身体は急速に絶頂へ向けて押し上がりだした。乳首責めだけでイくなんて恥ずかしい、こんな姿ドクターに見せたくない、そう願う心とは裏腹に無常なほど身体は高みへ昇る準備を進めて。
「胸を責められただけでイっちゃう、可愛いプラチナの姿を見せてくれ」
トドメとばかりに耳元で囁かれて、両の乳首をギュッとつねられたのが臨界点だった。
「ふあっ♡♡ んっ、ぁ~~~~っ♡♡」
瞬間、プラチナの脳内が真っ白に染まった。
小さな快感が連鎖的に爆発して大きくなるような感覚が、身体全体に広がって弾ける。白い肢体は無意識にビクビクと震えて、未だ脱がされていないショートパンツの奥からトロトロと蜜が伝ってくる。荒い呼吸を整え、少しずつ真っ白な脳内が普段の色を取り戻して、ようやくプラチナは胸責め絶頂から帰ってこれたのだった。
そしてその間も一切手を振りほどくことなく、あくまでドクターの言いつけを守っているのが、健気で可愛らしいところだ。ドクターは感心しきりにプラチナの蕩けたイき顔を堪能していた。
「乳首だけでイけてえらいね」
「そんなこと……ほめる、なぁ……♡」
口では反抗的だが、ポンポンと頭を撫でられるだけで目元が緩んでしまうプラチナだった。あまりにも身体を許しすぎたせいで、ドクターから与えられる刺激は何でも喜びへ変換されてしまうのだ。胸も、前も、なんならお尻ですら気持ちよくなれるようじっくり躾けられている。
すっかり従順な身体に躾けられたプラチナをもっと楽しむため、ドクターは胸を触っていた両手をショートパンツの方へとやった。素早くベルトを緩めて片手を中へと滑り込ませ、スパッツと触り心地のよいショーツを抜ければ、すっかり濡れてしまった女性器へ指がタッチする。
「んっ……♡ 待ってよ、いまイったばかりなんだけど」
「だけど、もっと気持ちよくなりたいだろう?」
「~~……っ」
白金の少女はキッと恋人を睨んだものの、性感に翻弄されては迫力など一切無い。口答えせず、あまつさえ両手を自ら束縛したままなのだから、抵抗する気が皆無なのは明白だろう。
それをいい事にドクターのゴツゴツした指が好き勝手にプラチナの秘所を弄んだ。恥丘に生えたアンダーヘアを指で梳いてみたり、割れ目に這わせるように指をあてて沈めてみたり。乳首責めと比べて緩やかな愛撫だが、場所が場所だけに十分な快感を拾ってしまう。
「んっ♡ あっ……♡ ねちっこい、指使いだね……♡」
「痛くない?」
「……うん」
気遣いの言葉にプラチナは羞恥に苛まれながらも素直に頷いた。
ドクターの指が包皮に隠れた陰核を優しく擦る。しっかり愛液を塗されていたことで痛みは無く、ちゃんとプラチナの身体を思いやってくれてるのだ。何をされても快感を拾ってしまう白の乙女の身体は、こうして丁寧に育て上げられたものだから。今やどこを触れられても気持ちよくなれてしまう。
ただ、不思議とドクターは指先を膣へ挿入してこない。あくまで表面を擦るような刺激に留めている。訝しんだプラチナの腰がもどかしそうに揺れる。もっと性感が欲しいと無意識に訴えているのに、ドクターは今だけ恐ろしい鈍感となってしまったようだ。
「ちょっと、どういうつもり?」
「どう、とは?」
「……さっきから、外側触ってるだけじゃんか。アンタ、私をいっぱいイかせたいんじゃないの?」
直接プラチナが尋ねてしまうと、ドクターは我が意を得たりとばかりに笑った。嫌な予感がプラチナの脳裏を駆けたがもう遅い。
「君が、自分でイくところを見てみたいと思ってね?」
「は……?」
「つまり自慰行為、オナニーだよ。私の指を使って好きに腰を振るプラチナを見たいと言ったら、怒るかい?」
なんてこった、プラチナは思わず嘆息してしまった。
時折ドクターが秘めた嗜虐心を爆発させるのはよく知っている。変態的なプレイ、偏執的なフェチズム、羞恥を煽るやり方まで──あらゆる毒牙にプラチナを掛けてきた。その度に彼女は文句を言いつつ付き合って、今では立派に全身開発されてベッドの上では逆らえない仔馬になったのだ。
「仕方ないな……ルールだから、従ってあげるよ。感謝してよね」
だから結局、今回も口では呆れながらも断る気は毛頭なくて。ルールを都合よく盾にしたが、そんなもの無くたって従うのはプラチナ自身が一番よく分かっていることだった。
太い指が股下から抜けると、白いショートパンツがするりと脱がされた。いつの間にベルトを外されたのかプラチナも分からない。ロングブーツを伝って床へと落ち、さらに奥に秘されたインナースパッツとショーツまでずり下げられたら、もう彼女の秘所を守る布地はどこにもない。
粘り気のある蜜液がクロッチから割れ目へ伸びて、ねちゃりと音を立てた。
「おっぱい苛められてたくさん濡らしちゃったんだね」
「言うな、ばか……♡」
普段の気丈さは何処へやら、すっかり羞恥と弱気に塗れた声音だ。下半身の肝心な部分だけを曝け出した中途半端な着衣で、どれだけ感じていたかを鑑賞されるのはあまりに恥ずかしい。
今度はプラチナの前に回り込んだドクターがおもむろに手を差し出した。手の平がちょうどプラチナの陰部を覆うように触れ、あたかも垂れ落ちる愛液を受け止めるみたいな構図だ。
ピト……♡ ぐちょ……♡
「ん……っ♡」
皮膚の触れ合う感触だけで小さな喘ぎ声が漏れた。しかし嗜虐心を発揮させたドクターの動きはここまでだった。あくまで手の平を合わせただけ、さっきみたいな指で表面をなぞる真似すらしない。『ここから先は君が自分でするんだよ』という心の声が、プラチナには聞こえた気がした。
「ふぅ……一個質問、両手はもう使っていい?」
「いいよ。私に寄りかかってもらって全然構わないから」
「言われなくてもそうするよ……んっ、はぁ……♡」
対面で向き合うとプラチナよりドクターの方が背が高い。なのでドクターを見上げる形となったプラチナの瞳は、既に今から始まる公開自慰への期待で淫靡に輝いていた。
両手をドクターの胸板へ突けたプラチナは、スリスリと遠慮がちに腰を動かし始めた。愛液が天然のローションみたいに手の平を濡らして滑りを良くする。綺麗に刈り揃えられた茂みのサリサリした感触と、ぷにっとして柔らかい陰唇の触り心地がダイレクトにドクターへ伝わってきて、ズボンの下で屹立が大きくなった。
「んっ、あっ……♡ ふぅ♡ っ、う……♡」
変則的な角オナみたいだなと、プラチナは考えてしまう。股を不意に硬いものに押し付けてしまい、快感と自慰に目覚めるのは女の子の多くが通る道……と思っているのは、彼女自身そういう切っ掛けがあったからかもしれない。
ともかく、ドクターの腕を机の角やソファの背もたれに見立てて割れ目を擦り付けるのは、思った以上に気持ちがいい。ゴツゴツした腕と陰核や陰唇が擦れてビリビリ電流みたいな刺激が走る。最初は躊躇いが混じっていた腰の動きが、みるみるうちに遠慮のないものへ変貌する。
手の平から腕へ移動する際の、手首の段差が気持ちいい。熱を持った肌の感触が心地よい。指で膣内を穿り返される感覚とは違う、優しくて制御の利く性感が何度もプラチナの女陰を走った。時折指先がアナルに当たるのもアクセントになって、認めがたい快感を提供してくれる。
「はぁ……♡ はぁ……♡ ドクター……♡ ドクター……!♡」
オカズはオナニーを見せつけているこの状況と、目の前にいる恋人そのもの。ドクターがすぐ傍に居て、その人の身体で気持ちよくなっているのに、あくまで自分で気持ちよくなるだけという、一種の虚しさすらスパイスとなる。こういうのも放置プレイって言うのかな、なんて思考が真っ白に染まる脳内を過ぎった。
スッとドクターの腕が下へ落ちた。追従してプラチナの腰も下がってしまう。パートナーの目の前で腰を下ろした、人には見せられない下品な姿勢。カーっと顔が赤くなったが、擦ることは止められない。
「クールで美人なプラチナがこんな格好してるなんてね」
「うる、さいっ……♡ 誰のせいで、こんな目に遭ってると思ってるんだ……!♡ っ、うぅ♡♡」
「ごめんごめん。君がここまで私の趣向に乗ってくれるのが嬉しくて、ついね」
とんだ意地悪なドクターだと思うのに、クールで美人と褒められるだけでプラチナは嬉しくなってしまう。ビクンと身体が跳ねたのは精神的に軽い絶頂を迎えた証だった。
既にドクターの腕はプラチナの愛液でドロドロだった。溢れた愛液がポタポタと床へ垂れ落ち、彼女自身のブーツにまで零れている。白く無垢な割れ目はすっかり充血して赤くなり、ポテッと開いて中身やクリまでドクターに見られてしまっていた。
グチュ、グチュッ♡ グリッ、グリグリ……♡
淫らすぎる水音が響いて、プラチナの耳が真っ赤に染まる。けど腰を擦りつけるのを止められない。秘すべき行い、恥ずべき趣向を曝け出して貪る快感は、寂しい夜に一人で慰めるより遥かに気持ちのいいものだった。
ガクガクと足が震えて立ってられない。プラチナはドクターへ伸ばした腕を支えにして、大きすぎる快感の波に備えた。白い少女の理性が崩落するまで、あと幾ばくも無い。
「ドクター♡ どくたぁ♡ もうダメ、イっちゃいそうだから……♡」
「うん、君が可愛く絶頂するところを見させてもらうよ」
「づっ、あぁっ♡ もう、イっちゃうから、見ないで……──っ♡♡」
ビクビクッ!♡ ぶしゃっ♡ ぷしっ……♡♡
軽い潮吹きと共に
クタッと倒れ込みそうになるプラチナだが、まだ股の間に居座る太い腕に邪魔される。ドクターは既にプラチナを襲うしか頭にないから、絶頂したからと簡単に解放するつもりはなかったようで。
「え、ドクター……? ちょっと、何してるのさ……まだ、イったばっかなんだけど……♡」
ドクターは片手で器用にズボンを下ろすと、見せびらかすように一物を取り出した。これまでプラチナの痴態を鑑賞するだけだったせいで、とんでもない太さと長さに成長してしまっている。冷静に見えてドクターも既に理性の限界に達していた。
女性を壊しかねない凶器を見てやっとプラチナは相手の意思を悟った。その頃には力の抜けた右足を抱え込まれて、ドクターの肩に掛けるような体勢となってしまう。柔軟さを存分に活かしたI字バランスという不安定な姿勢にされて、絶頂で消耗した少女は尻尾を振って抵抗するしかできない。
「ま、待ってドクター♡ 今そんなの挿入されたら、私の大事なところ壊されちゃうから♡ 少し冷静になって、相手を労わる気持ちを思い出してみたらどう?♡」
らしくないと、プラチナ自身感じてしまう酷い説得だった。
まるで無冑盟に居た頃散々見てきた弱い獲物が、必死に命乞いをするみたいで。それが今の自分と思うと惨めで情けなくて、堪らなく興奮を煽られてしまって。事実、膣口へ無慈悲にあてがわれた剛直は、『これから全力でプラチナをレイプする』と宣言しているのに抵抗できない、する気も起きない。
しかも割れ目は口を開いて涎を垂らしながら、『今が食べごろですよ♡』と雄に媚びているのだ。大きく開脚された事で中身まで割り開かれ、クパクパ開閉する膣口の興奮を誤魔化すことも許されない。
恐れと期待と、二律背反の感情にゾクゾクしたものが背筋を駆け抜けた直後、判決は下された。
「ごめん、もう我慢できない」
どちゅん!!♡♡♡
「ひぎゅっ──っ♡♡」
一息に入口から子宮口まで亀頭が駆け抜けて、一瞬プラチナの息が止まった。カエルが潰れたみたいな汚い嬌声を恥じる余裕もない。暴力的な挿入の感覚が駆け抜けてガツンと子宮の入口をノックされ──一拍遅れてぷしゃりと潮が噴き出した。
「は……?♡ え、なん、でぇっ♡♡」
心を置いてきぼりにして、身体ばかりが頂きへと昇ってしまう。あまりに大きな肉槍で突かれた膣は脳へ快楽信号を送ることすら忘れて、自分だけで気持ちいいを独り占めしてるみたいだ。ドクターの一物や腰へまき散らされる透明な液はまったく制御が利かず、お漏らしみたいに垂れ流しの有り様である。
だけど恐ろしいことに、これはまだ挿入されただけ。ピストンどころか、たった一度奥を突かれただけでこの惨状だ。これから本気で責め立てられたら冗談でなく壊れてしまうと、プラチナは想像してまた小さく絶頂した。
もちろん、膣内に入れてるドクターには筒抜けだった。
「
「大丈夫、だから……っ♡ いいよ、好きに私を壊しなよ。"プラチナ"なんて可愛げの無い暗殺者は殺して、アンタ好みの女の子にしちゃえばいい」
「……まったく、君は」
苦笑と親愛の混じった呟きと共に、ドクターはプラチナの唇を奪った。繋がったまま激しく舌を絡め合わせて、上と下の両方の口で交じり合う。甘い唾液を交換して、柔らかな口内を散々堪能して、キス責めにまたプラチナが緩く高みへ昇ったところで、ようやく解放された。
「あむっ、んちゅっ……♡ ぷはっ♡ 急にキスするのは、反則でしょ……」
「あまりにも可愛いことを言うものだから、つい。別に壊すとかそういうのは関係ない、君だからいいんだよセントーレア」
「……ズルいよ、本当に」
不意打ちで本名を呼んだのを皮切りに、ドクターがついに腰を前後に動かし始めた。よく濡れて、よく吸い付く膣内を掻き分けながらいったん這い出て、亀頭が抜ける直前になったらまた戻る。緩慢な動きだがカリ首はゾリゾリと膣襞をこそぎ、内部に存在する無数の弱点を舐るように責め続けるのだ。
ゴリゴリと抉るような腰遣いに、大胆に子宮を押し上げる力強いピストン運動が何度も続く。プラチナに無理な体勢をさせているからか、ドクターはガツガツ貪るような動作はしていない。だが、じっくり煮詰めるような緩慢な挿入行為でも十二分に気持ちよくなれてしまう。
「あっ♡ あんっ♡ んっ♡ 奥、コツコツされて……っ♡ ちょっ、グリグリするなってぇ……♡」
円を描くように子宮口をこねくり回される。
互いの陰毛が絡み合って女芯が擦れてしまう。
密着した身体は控えめな胸すらドクターへ押し付ける形となって、先ほどまで弄られてた乳首が潰されまた快感が走った。
さらにこれだけでは飽き足らないと、ドクターの手は耳や尻尾にまで伸びてきた。耳と尻尾の根本を指で撫でられると、ただでさえ発情した身体がいっそう昂って降りれなくなる。種族特有の敏感な性感帯すら優しく苛められてプラチナは悶えることしかできなかった。
「っ♡♡ ~~──っ♡♡ ごれっ、奥までゴリゴリきてっ♡ 頭しびれるっ♡♡」
挿入される度にぐちゃぐちゃと水音が鳴ってしまう。まるで
もう何度絶頂したか本人にも分からない。イく感覚が続きすぎてちっとも波が収まらない。溢れかえった愛液は白く濁った本気汁となって肉棒の根本を縁取り、自身の太ももを伝い流れ落ちる。執務室の床には潮の水溜まりが出来てしまっていた。
頭の中が快楽で真っ白に染められる。違法な薬物でトリップする人間より酷い状態なんだろうなと、茹った思考で他人事のようにプラチナは思った。もう、なんでもいい。ドクターから与えられる快感に溺れてしまいたい。
「どくたぁ♡ どくたぁ♡♡ もう、むりっ♡♡ おまんこ耐えられない、からっ♡♡ 許して♡ はやく
雄に媚びる雌の声。これがプラチナの声だと聞かせても誰も信じてくれないだろう。飄々とした印象を完全に覆す、痴態に染め上げられた甘い懇願に、ドクターの理性も既にボロボロだった。
「ぐっ、
「あっ♡ あ゛っ♡♡ あ゛んっ♡ いいよ、好きにっ♡♡ 私の中に精液、ぶちまけてよっ♡♡ んぐっ♡ ん゛ん゛♡ んぐぅっ♡♡♡」
ぎゅーっと膣内が収縮して一物を抱きしめた。一気に狭くなった内部を無理やり犯しながら亀頭が進んで、どちゅん♡ と子宮口の輪っかとキスをしたところで、ついに精子が解放された。
射精の勢いはホースから水が勢いよく飛び出すのと似ていた。どびゅっ、びゅるるるるっ♡♡ と凄まじい量がプラチナの子袋へと殺到して、狭い内部を白濁で呆気なく満たしてしまう。一番大事な器官に広がる熱量にまた少女は絶頂して、持ち上げられた足をピンと伸ばして背筋を逸らしながら堪能した。
「あ゛~ーっ……いくらなんでも、出しすぎでしょ……♡ お腹の中が破裂しそう♡」
射精を終えた肉棒が引き抜かれると、ゴポリと音を立てながら精液があふれ出た。床へポタポタ垂れ落ち、潮吹きでできた水溜まりと合流して。たとえようもない淫靡な雌と雄の香りがこれでもかと広まる中で、プラチナは息も絶え絶えにドクターを見やった。
「こんな無茶苦茶な姿勢で犯して、しかも
「喜んでもらえたようで何よりだ。イきまくって蕩けたプラチナの顔は可愛かったよ」
「……はいはい、もう好きにしてよ」
今更怒る気にもなれないプラチナは、散々好き勝手された片足立ちの姿勢からアッサリ脱出してしまうと、その場で膝を折って蹲る。無理をさせすぎたかとドクターは一瞬心配したが、良心の発露はすぐに快感に塗り潰されることになる。
白い髪をかきあげ、小さな口が射精したばかりの亀頭へと近づく。チロリと伸びた舌が確認とばかりに先端を舐めて、それから追いかけるように口内へぐっぽり招き入れられた。
「うぐっ!?」
「あむっ、じゅるっ……♡ ほら、お掃除してあげるよ。この私がやるんだ、感謝してよね」
ちゅぱちゅぱと舐めしゃぶりながら手で竿を支えて、丹念に精液と愛液を綺麗にする。慣れた様子で尿道に残った精液を吸い上げ、自身の愛液で汚れた竿を労わるように撫でてあげると、ビクビクと一物が震えた。凶悪な大きさで、さっきまでこれに泣かされてきたのに、こうしてみると可愛いなとプラチナは思ってしまう。
れろっ、じゅるっ……♡ じゅぽっ、じゅぽっ♡
「酷い匂いだ、精子もマズいし大きすぎて顎が外れそう……でも、何故かクセになるんだよね。不思議だよ、ホント」
「プラチナ……」
「気にしなくていいよ、私が好きでやってるんだ。ほら、これで綺麗になった」
細部まで丁寧にお掃除し、ピカピカになった肉槍を解放する。射精したばかりで柔らかくなっていた剛直はすっかり硬さを取り戻していたが、敢えてプラチナは気にしなかった。
あーんと開かれた口の中には僅かに残った精液があり、ドクターの目の前でゴクンと飲み干されてしまった。顔をしかめてあからさまに不味そうな顔をするものの、吐き出そうとは全くしない。むしろ精子を飲んでどこか嬉しそうなのは気のせいじゃないだろう。
正直だけど健気なところが可愛いなと、ドクターは頭に手をやり撫でてみると、プラチナも案外満更じゃなさそうに目を細めたのだった。
◇
「で、どうするの? すっかり硬くなってるけど、ドクターはまだするつもり? 昼間から盛るより仕事した方がいいんじゃないのかな?」
「……言うじゃないか。誘ってきたのは君のくせに」
イき地獄から帰ってきた途端にいつものプラチナに戻ってしまった。だけどこれはいわゆる誘い受けで、ドクターを煽ってより激しいプレイをしたい意図が透けて見えている。なら素直に乗ってやろうとドクターは考えて、まだ力の入らないプラチナをソファへと運んで押し倒した。
「へぇ、強引じゃん。今度は私のことをレイプでもするつもり? 面白いじゃん、やってみなよ」
「君のその自信がいったい何処から出てくるのか気になるんだが。さっき負けまくったばかりじゃないか」
「カジミエーシュじゃこれくらい太々しくないとやってられないからね。ドクターだってよく知ってるでしょ、商業連合に上手く取り入って私の暗殺を防いだくらいなんだから」
「まあ、確かにね」
納得するドクターを眺めてプラチナはそっと息を吐いた。もしあの時、暗殺が成功していたらどうなっていたのだろうか? たぶん無冑盟から逃亡する際に死んでたんだろうなと冷静に考えてしまう。
こうして幸せになれてるのは奇跡的なんだなぁ、などと益体も無い考えが不意に脳裏を過ぎって気分が落ちる──前に、ドクターに両足をガバリと持ち上げられた。ソファの背もたれに上半身を預けた状態で、まんぐり返しのような窮屈な体勢にさせられて。鬱屈した感情はあっという間に羞恥心に塗り潰された。
「なに? 今日はアクロバティックな体勢でセックスしたい日なの?」
「そういう訳じゃないけど、こっちを触りたい気分になったからね」
言いながらドクターの指が、むき出しになった後ろの窄まりに触れた。今日はまだ一度も触られていない後孔は、その実何度も太いので貫かれ開発された立派な性感帯となっている。唾液で濡らした手で菊孔の皺を撫でられても、気持ち悪さより快感をつぶさに拾ってしまう。
「んっ……♡ お尻でするのは別にいいけどさ。するなら後ろからじゃないの? 顔見られるの恥ずかしいんだけど」
「たまにはプラチナがアナルで気持ちよくなってる顔を見ながらしたい」
「え~~……さすがに遠慮したいんだけどな」
アナルセックスがアブノーマルな交わりだから嫌なわけじゃない。最初はプラチナにも抵抗感はあったが、何だかんだと身体を重ねるうちになし崩し的に後ろを開発されていき、今では交わる前に腸内洗浄を欠かさずしているほどだ。生殖行為ではない、ただただ気持ちよくなるための原始的な交わりは慣れてしまえば嫌いではなかった。
けれど、尻穴を穿られてるときの顔を見せたことはない。さすがにそこは乙女心が許さなかった。きっと汚い顔で喘いでいるから隠し通したかったのに、ドクターは対面での肛門性交をお望みなようで。
「そこを何とかお願いしたいな。プラチナがお尻で可愛くビクビクしてるところを見たいんだが、ダメだろうか?」
「そんな捨てられた子犬みたいな目で見ないでよ、私が悪いことしてるみたいじゃん」
「だけどほら、前で交わるときは顔見える方が好きって言ってるじゃんか。お尻もきっと同じだと思うんだよね」
「うーん……んあっ♡ ちょっ、考えてるときに後ろ弄るなっ♡」
悩んでいる間にもドクターの指がしれっとお尻へ侵入してくる。天然ローションの滑りを借りた指先がスルリと直腸へ潜り込み、ツポツポと浅い位置をほぐしながら出入りする。姫割れから漏れ出た精液と愛液のミックスジュースが潤滑油となり、腸内にまで塗り込まれた。
すっかり解れきった身体はこれからの肛門性交にも乗り気だ。後は本人の意思次第と確信したドクターは、彼女を説得させるために容赦ない言葉責めを敢行する。
「喘いでいるプラチナも、普段のプラチナも、ちょっと皮肉気なプラチナも全部まとめて可愛いと思ってる。今更一面を見た程度で揺らいだりしないから安心してほしい」
「うぐっ、でも……んっ♡ 女の子は、好きな相手には一番可愛い姿だけ見ててほしいものなんだ、よっ♡」
「私にとっては何があっても一番可愛いから大丈夫さ」
直腸へと指が根本まで潜り込んだ。火傷しそうなほど熱い内部でぐるりと円を描くように回して直腸を引っ掻く。あっさりプラチナのお尻は快感を拾い、「ひぐっ♡」と、はしたない喘ぎ声が漏れてしまう。これじゃ顔も崩れてるんだろうなと、プラチナは諦めた。
さらにダメ押しとばかりに耳の根本を優しい手付きで撫でられる。身体の上と下を同時に愛され甘やかされて、急速に抵抗心が抜けていく。もうドクターの好きにさせちゃっていいかなと投げやりな思考に支配される。
「ぐぬぬ……はぁ、分かったよ、私の顔見ながらアナル犯したいならどうぞ。でも幻滅したりしたら許さないから」
「そんなことはしないと約束するよ」
「約束ね……ま、アンタの言う約束なら信じてあげるよ」
にゅぽんと指が引き抜かれ、微かに開かれた肛門括約筋に勃起した亀頭が向けられる。ぷにぷにしたピンク色の窄まりはとても排泄器官とは思えない綺麗さで、あてがわれた雄の象徴を前に嬉しそうにヒクついてしまう。まるで早く挿入してほしいと訴えているようだ。
その期待に応えるべく、ドクターは慎重に腰を前へと突き出した。プラチナの方も自身の両手で足首を握って、身体を固定しながら力を抜いて受け入れる。太すぎる剛直を受け入れた反動で瞳からは涙が溢れ、割れ目からは反射的に愛液が漏れて潤滑剤の足しになった。
目一杯開かれた菊皺の間を通り抜け、亀頭が最奥にあるS字結腸まで到達した。あまりの狭さと熱さはドクターをして苦しさを感じるが、一方でツルツルした腸壁に包み込まれる感触は独特で心地よさがある。
「お゛っ♡ んぐっ♡ あ゛~~っ゛♡♡ ごれ、いつもと違う゛……♡」
それに何より、アナルという不浄の窄まりを貫かれて喘いでしまうプラチナの姿を見るのが、一番の興奮剤となるのだ。
ギンギンに勃起した一物は構造的に上へ反り返ろうとするのだが、その先には当然プラチナの子宮がある。何もせずとも直腸側から弱点を刺激されるのはプラチナも初めての経験だ。当たる場所が違うのは違和感と同時に、大きな快感の予兆すら覚えさせる。
腸内でピタリと止まった肉棒は嵐の前の静けさに他ならない。これから思うままにアナルを躾、掘り返す前に形と熱を少女へ覚え込ませているのだ。誰が主人で、どう媚びを売ればいいのか思い出せる振る舞いに、プラチナは文句も言えず震えていた。
「──それじゃ、動くよ」
散歩に行くような気軽さで、プラチナにとっての絶望的な宣言は済まされた。
最奥まで収まっていた肉棒が直腸から出て行く。ゴリゴリと削られる音が響いてきそうな圧迫感。排泄とよく似た爽快感を伴う気持ち良さがビリビリとプラチナの脳を揺さぶった。この時点でもう心が折れそうなのを叱咤して、せめて可愛い顔をキープしようと決意を固めるのだが──
ごりっ♡ どちゅん! ばちんっ!
ぞりぞりっ♡ ぐちゅん! ぐぽっ♡ ぐぽっ♡
「あ゛♡ つよっ、はげしい゛っ♡ おしりばかになるっ♡」
強烈なピストン運動を前に脆くも決意は崩れ去った。
前で交わったときは比較的緩やかな動きだった反動か、今回のアナルセックスは最初から全力でドクターも動いていた。冗談みたいな太さの竿が、自身のお尻の中を出入りする様をマジマジとプラチナは見てしまう。信じがたい光景なのにお尻から伝わるビリビリした快感が事実だと裏付けてくる。
ドクターの腰とプラチナの引き締まったお尻が何度もぶつかり弾け合う。ぶつかった影響でお尻は赤く染まっているし、それ以上に全身の白い肌は余さず紅潮している。性行為という熱に浮かされ、
「おしりっ、きもちいいっ♡ どくたぁ♡ も゛っと♡ もっとしてぇ゛♡♡」
「言われず、ともっ!」
惜しげもない懇願を断る理由は欠片も無かった。
どちゅん! と一際勢いよく腰が叩きつけられた直後、「んぐぅ♡」と嬌声を上げながらプラチナの顔がのけぞった。天井へと向けられた顔は危惧した通りに緩み切っているが、本人は気にする余裕もない。どころか尿道口すら緩んだのかおしっこが少量漏れている有様だ。
肛門性交という普通はやらない刺激に耽り、溺れていく。結腸を叩かれ、括約筋を嬲るように擦られ、出入りの過程で無限に排泄感を味わうことになる。しかも腸壁越しに子宮もノックされるのだから、通常の性行為より快感の質は高いだろう。
「どくたぁ♡ どくたぁ♡ キス、キスしてっ♡」
「いいよ、ほら」
「あっ、待って、顔はできるだけみないで──んむっ♡」
咄嗟に取り繕ったプラチナだけどもう遅い。気付いた時にはドクターの顔がすぐ前にあって、アナルを責められ蕩けきった表情を完璧に鑑賞されてしまった。穴が有ったら入りたいくらい恥ずかしい、でも熱烈に交わし合う舌の感触が嬉しくて話したくない。目を閉じて、尻穴を開かれながら、夢中で入口と出口を繋げあった。
そして、ドクンと予兆なく一物が震えると、精液が大挙してプラチナのお腹へ押し寄せてきた。キスハメはドクターにも刺激が強かったのかな、と考える暇もなくまとめてプラチナも高みへ押しやられる。熱い液体が排泄器官の一番奥に注ぎ込まれ、捨てられる感覚はいつまで経っても慣れなくて、けれど背徳感はひとしおだった。
「ぷはっ……♡ ドクター、射精しちゃったね。お腹の中、またタプタプにされちゃった」
「すまない、プラチナのお尻が良すぎてつい……」
「怒っちゃいないよ、私だって散々イかされてるからね」
それよりも、と彼女はお尻にギュッと力を込めた。射精したてで柔らかくなっているはずの一物は、ちっとも押しやられる気配がない。
「まだまだ硬いね、これ。すごい絶倫じゃん、カジミエーシュの精力剤CMに出れるんじゃない?」
「はは、それは遠慮したいな。プラチナ意外に見せたくないからさ」
「女の子みたいなこと言うね、可愛いドクターさん?」
「君と同じってだけだよ」
じゃあ仕方ないかとプラチナは笑った。秘すべき行為は好きな人とだけしたい、ドクターもそう思ってくれてるなら文句は無かった。
お尻で繋がったまま軽口を叩いてイチャイチャして、また緩々と動き出す。今度は尻だけでなく胸にも口を付けられ、乳頭を赤ん坊のように吸われたりもした。新しい刺激が与えられる度にプラチナは喘ぎ、面白いように転がされる。当初の羞恥心も気付けば何処かへ追いやって、ドクターとの情事に没頭してしまうのだった。
◇
「で、この惨状はどうするのさ。これじゃ片付けたって匂いで一発でバレるよ」
ようやく性行為が終わったのは日も落ちかけた夕刻頃で、全裸に剥かれたプラチナの至るところに精液が掛けられている。ポニーテールはすっかり解けてロングヘアとなり、全身いたるところにキスマークがついている有様。ソファの下には潮と愛液と精液の混じった水溜まりが形成され、今も両穴からゴポリと垂れる混合液が新たな版図を広げるべく加わっていた。
まるで複数人から強姦された直後といった有様だが、これがドクター一人による結果なのだから恐ろしい。一方で、アレだけ喘いで絶頂しても行為が終わればけろっとしているプラチナにドクターも内心感嘆しているのだが──それはともかく。
「まあ、うん、何とかするよ……とりあえずタオルと消臭剤を出してこないと……」
「ご愁傷様。ま、張り切り過ぎた自業自得だと思ってがんばって」
ふわぁと大きな欠伸をかまして、プラチナはソファで横になってしまった。どうやら手伝う気は無いようだ。疲れた身体を労わるように身体を伸ばし、小さな胸はスヤスヤと上下し始めて。それを見たドクターの胸に去来したのは、苦笑にも似た苛立ちだった。
「いや、君が誘ったのに自分だけ一抜けは無いだろう」
どうやらもう少し躾が必要らしいと思い直したドクターは、眠るプラチナへの胸へと手を伸ばしたのだった。
「………………♡」
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