※この作品はR-18です。

RG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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交流戦第3試合(1)


 

勝利にわきかえる青銅側の応援席とは対照的に、空高側の応援席は、重苦しい空気に包まれていた…。

 

これで、空高の2連敗…。

 

しかも、2試合連続のストレート負け…。

 

これで、空高の勝利の可能性は無くなった…。

 

この後の第3、第4試合に勝っても、対戦成績は2勝2敗だが

第3試合で、空高側の誰か一人が撃破された時点で、撃破ポイントで青銅側を下回る

ため、空高の判定負けとなるのだ…。

 

 

肩を落として戻ってきた、フライ、メルチェ、リコの3人…。

 

とくにフライは、試合前の自信に満ちた態度は、今は見る影も無い…。

 

部員達も、何と声をかけたらいいのかわからず、みな、黙っていた…。

 

 

「さ、しょぼくれていても仕方がないので…

イザベラ、ミモザ、行きますよ。」

と、ミミが言う。

 

「あっ、はい。」

「わかりましたわ!!」

と、答えるミモザとイザベラ。

 

「がんばってね、ミモザ…!!」

と、ミモザを激励するユイに

 

「うん…☆」

と、笑顔で応えるミモザ―。

 

 

もう、空高の勝利は無い…。

 

しかし、これ以上の敗北も許されない…。

 

まさに、背水の陣で、ミモザ、イザベラ、ミミの3人は、第3試合に臨む―。

 

◆

 

青銅側の参加者は

セイヤ

シリュウ

ナチ

の3人―。

 

「これで、相手を1機でも落とせば、オレ達の勝ちってわけだ☆」

と言うセイヤ。

 

青銅はストレートの2連勝。

撃破ポイントも6。

第3試合で、空高の機体(ガンプラ)を1機でも落とせば、第3、第4試合を連敗しても、撃破ポイントで上回るため、青銅の判定勝ちとなる。

 

◇

 

そして、第3試合が始まった―。

 

コクピットルームへと入っていく選手達―。

 

 

『GUN-PLA Battel, Stand up.』

 

システムが起動し始めた。

 

 

『Please set your GP base.』

 

GPベースを、スロットにセットする。

 

 

『Begining Plavsky particle dispersal.』

 

ステージからプラフスキー粒子があふれ出し、バトルフィールドを形成する。

 

形成されたバトルフィールドは、宇宙空間。

 

 

『Please set your GUN-PLA.』

 

ガンプラを、カタパルトデッキにセットする。

 

 

コクピットルーム内に、ホログラフィーで再現された球体操縦桿と、正面と左右のカメラモニターや、残弾数や各部のダメージ表示を示すメモリなどが映るモニターが現れる。

 

球体操縦桿を握り、そして―

 

 

『Battel start!!』

 

バトルスタートの合図が鳴り響く―!!

 

 

「ミモザ!!

ガンダムアストレアJ、出ます!!」

 

「イザベラ…

ガンダムムルシェラーゴ、出ますわ…ッ!!」

 

「ミミ…。

カオスガンダムU33、行きます…!!」

 

 

「セイヤッ!!

ペガサスガンダム、行きまーすッ!!」

 

「シリュウ!!

リューザガンダム、行くぞ!!」

 

「ナチッ!!

ウルフバクゥ、行くぜッ!!」

 

 

両チームのガンプラが発進した―。

 

◇

 

宇宙空間を進む

ガンダ([ミモザ])ムアストレアJ

ガンダム([イザベラ])ムルシェラーゴ

カオ([ミミ])スガンダムU33

の3機―。

 

《敵発見。

2時方向。〉

と、ミミからの通信が入る。

 

右側を見るミモザ。

 

すると…

 

ピンク色のビームが飛んできた!!

 

「キャッ!?」

 

回避できず、被弾してしまうガンダ([ミモザ])ムアストレアJ…。

 

正面モニターを見れば…

 

ペガサ([セイヤ])スガンダムが背中に装備されている翼を広げ、迫って来ていた―!!

 

◆

 

宇宙空間を進む

ペガサ([セイヤ])スガンダム

リューザ([シリュウ])ガンダム

ウル([ナチ])フバクゥ

の3機―。

 

 

ペガサ([セイヤ])スガンダムとリューザ([シリュウ])ガンダムは汎用機なので、宇宙空間でも問題なく戦えるが、ウル([ナチ])フバクゥは、ベースキットが地上用モビルスーツのバクゥなので、宇宙空間を走ることできず、そのため、地上走行形態になって、宇宙空間を進んでいた。

 

しかし、地上用の機体であることには変わりがないため、宇宙ステージでは、機動性が低下してしまう…。

 

 

「運悪すぎですね、ナチ先輩☆」

と、ナチをからかうセイヤ。

 

《まったくだ★

ツイてねぇ…★〉

と嘆くナチ…。

 

《オレがナチの援護につく。

セイヤは先行しろ!!〉

と、セイヤに指示を出すシリュウ。

 

「まかせてくれよ☆」

と、ペガサスガンダムはスラスターを噴かして先行した―。

 

 

しばらく進むと…

 

「いたいた☆

2時方向か…☆」

と、レーダーが空高チームの機影を捉える。

 

同時に、正面モニターに、相手の機体(ガンプラ)のデータが表示される。

 



 

【機体名】

ガンダムアストレアJ

 

【ベースキット】

1/144 HG ガンダムアストレア

 

【ガンプラタイプ】

汎用型太陽炉搭載モビルスーツ

 

【ガンプラ属性】

空

 

【アビリティ】

TRANS-AM

 

【ファイター】

ミモザ

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ◎

地上戦 ◎

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◯

接近戦 ◯

 



 

【機体名】

ガンダムムルシェラーゴ

 

【ベースキット】

1/144 HG ジャスティスガンダム

 

【種別】

汎用型モビルスーツ

 

【属性】

空

 

【アビリティ】

フェイズシフト装甲

 

【ファイター】

イザベラ

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ◎

地上戦 ◯

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◯

接近戦 ◯

 



 

【機体名】

カオスガンダムU33

 

【ベースキット】

1/144 HG カオスガンダム

 

【種別】

汎用型モビルアーマー

 

【属性】

空

 

【アビリティ】

フェイズシフト装甲

 

【ファイター】

ミミ

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ◎

地上戦 △

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◯

接近戦 △

 



 

セイヤは、正面モニターに拡大映像を出す。

 

(まずは、お前からだ…ッ☆)

と、照準をガンダ([ミモザ])ムアストレアJにあわせるセイヤ。

 

「そこだッ☆」

と、ビームライフルを撃つペガサ([セイヤ])スガンダム。

 

ビームライフルの銃口から放たれたピンク色のビームが、ガンダ([ミモザ])ムアストレアJに命中した。

 

(おいおい…★

今の、かわせなかったのかよ…★)

とセイヤは、攻撃が命中した喜びよりも、攻撃を回避できなかったガンダムアストレアJのファイターの技量の低さにあきれた。

 

(だったら、シリュウとナチ先輩が来るまでに、あのガンダムアストレアは落とせるな☆)

とみたセイヤは

「いくぜッ☆」

と、ペガサスガンダムを空高チームの編隊に向けて突進させた―。

 

◇

 

正面モニターに、ペガサスガンダムのデータが表示される。

 



 

【機体名】

ペガサスガンダム

 

【ベースキット】

1/144 FG ガンダム

 

【種別】

汎用型モビルスーツ

 

【属性】

空

 

【ファイター】

セイヤ

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ◎

地上戦 ◎

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◯

接近戦 ◯

 



 

「この…ッ!!」

と、突進してくるペガサ([セイヤ])スガンダムに向けて、GNビームサブマシンガンを撃つガンダ([ミモザ])ムアストレアJ。

 

ガンダ([ミモザ])ムアストレアJの攻撃は、ペガサ([セイヤ])スガンダムの右肩に命中した。

 

同時に、ガンダム([イザベラ])ムルシェラーゴとカオ([ミミ])スガンダムU33も戦闘に加わる―。

 

◆

 

ガンダ([ミモザ])ムアストレアJからの攻撃を回避できず、右肩に被弾してまうペガサ([セイヤ])スガンダム。

 

(チッ★

当たっちまったか…★)

 

すぐさま反撃しようとしたが…

 

ガンダム([イザベラ])ムルシェラーゴとカオ([ミミ])スガンダムU33が迫ってきた。

 

(おいでなすったな☆)

と、不敵な笑みを浮かべるセイヤ―。

 

◇

 

「一機で来るなんて、たいした度胸ですわ…ッ★」

と言うイザベラ。

 

《油断しないで、イザベラ。

一機だけで先行してきたということは、それだけの実力があるってことだから…。〉

と、イザベラを諌めつつも、ガンダム([イザベラ])ムルシェラーゴとカオ([ミミ])スガンダムU33は、ペガサスガンダムに立ち向かう―。

 

 

ミミの愛機(ガンプラ)のカオスガンダムU33は、全身をアイボリー色に塗った、モビルアーマー形態のカオスガンダムだが、モビルスーツ形態への変形機能は無くなっている。

 

背中に装着されていたEQFU-5X 機動兵装ポッドも無くなっている。

 

しかし、一番目を引くのは

両腕が無く

かわりに、自作のビームキャノンが付いている―。

 

 

「いきます…!!」

と、|MGX-2235B【カリドゥス改】複相ビーム砲を撃つカオ([ミミ])スガンダムU33。

 

カオ([ミミ])スガンダムU33からの攻撃を回避したペガサ([セイヤ])スガンダムに、ガンダム([イザベラ])ムルシェラーゴがビームライフルで追撃をかける。

 

「チィッ!!」

とペガサ([セイヤ])スガンダムはガンダム([イザベラ])ムルシェラーゴからの攻撃を回避し、回避しきれない攻撃は、左腕に装備されている小さなシールドで防ぐ。

 

(やるな…

しかし…ッ!!)

とペガサス([セイヤ])ガンダムは怯むことなく、カオ([ミミ])スガンダムU33とガンダム([イザベラ])ムルシェラーゴにむかっていく―。

 

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