勝利にわきかえる青銅側の応援席とは対照的に、空高側の応援席は、重苦しい空気に包まれていた…。
これで、空高の2連敗…。
しかも、2試合連続のストレート負け…。
これで、空高の勝利の可能性は無くなった…。
この後の第3、第4試合に勝っても、対戦成績は2勝2敗だが
第3試合で、空高側の誰か一人が撃破された時点で、撃破ポイントで青銅側を下回る
ため、空高の判定負けとなるのだ…。
肩を落として戻ってきた、フライ、メルチェ、リコの3人…。
とくにフライは、試合前の自信に満ちた態度は、今は見る影も無い…。
部員達も、何と声をかけたらいいのかわからず、みな、黙っていた…。
「さ、しょぼくれていても仕方がないので…
イザベラ、ミモザ、行きますよ。」
と、ミミが言う。
「あっ、はい。」
「わかりましたわ!!」
と、答えるミモザとイザベラ。
「がんばってね、ミモザ…!!」
と、ミモザを激励するユイに
「うん…☆」
と、笑顔で応えるミモザ―。
もう、空高の勝利は無い…。
しかし、これ以上の敗北も許されない…。
まさに、背水の陣で、ミモザ、イザベラ、ミミの3人は、第3試合に臨む―。
◆
青銅側の参加者は
セイヤ
シリュウ
ナチ
の3人―。
「これで、相手を1機でも落とせば、オレ達の勝ちってわけだ☆」
と言うセイヤ。
青銅はストレートの2連勝。
撃破ポイントも6。
第3試合で、空高の
◇
そして、第3試合が始まった―。
コクピットルームへと入っていく選手達―。
『GUN-PLA Battel, Stand up.』
システムが起動し始めた。
『Please set your GP base.』
GPベースを、スロットにセットする。
『Begining Plavsky particle dispersal.』
ステージからプラフスキー粒子があふれ出し、バトルフィールドを形成する。
形成されたバトルフィールドは、宇宙空間。
『Please set your GUN-PLA.』
ガンプラを、カタパルトデッキにセットする。
コクピットルーム内に、ホログラフィーで再現された球体操縦桿と、正面と左右のカメラモニターや、残弾数や各部のダメージ表示を示すメモリなどが映るモニターが現れる。
球体操縦桿を握り、そして―
『Battel start!!』
バトルスタートの合図が鳴り響く―!!
「ミモザ!!
ガンダムアストレアJ、出ます!!」
「イザベラ…
ガンダムムルシェラーゴ、出ますわ…ッ!!」
「ミミ…。
カオスガンダムU33、行きます…!!」
「セイヤッ!!
ペガサスガンダム、行きまーすッ!!」
「シリュウ!!
リューザガンダム、行くぞ!!」
「ナチッ!!
ウルフバクゥ、行くぜッ!!」
両チームのガンプラが発進した―。
◇
宇宙空間を進む
の3機―。
《敵発見。
2時方向。〉
と、ミミからの通信が入る。
右側を見るミモザ。
すると…
ピンク色のビームが飛んできた!!
「キャッ!?」
回避できず、被弾してしまう
正面モニターを見れば…
◆
宇宙空間を進む
の3機―。
しかし、地上用の機体であることには変わりがないため、宇宙ステージでは、機動性が低下してしまう…。
「運悪すぎですね、ナチ先輩☆」
と、ナチをからかうセイヤ。
《まったくだ★
ツイてねぇ…★〉
と嘆くナチ…。
《オレがナチの援護につく。
セイヤは先行しろ!!〉
と、セイヤに指示を出すシリュウ。
「まかせてくれよ☆」
と、ペガサスガンダムはスラスターを噴かして先行した―。
しばらく進むと…
「いたいた☆
2時方向か…☆」
と、レーダーが空高チームの機影を捉える。
同時に、正面モニターに、相手の
【機体名】
ガンダムアストレアJ
【ベースキット】
1/144 HG ガンダムアストレア
【ガンプラタイプ】
汎用型太陽炉搭載モビルスーツ
【ガンプラ属性】
空
【アビリティ】
TRANS-AM
【ファイター】
ミモザ
【戦場適応】
宇宙戦 ◎
空中戦 ◎
地上戦 ◎
水中戦 △
【得意戦術】
射撃戦 ◯
接近戦 ◯
【機体名】
ガンダムムルシェラーゴ
【ベースキット】
1/144 HG ジャスティスガンダム
【種別】
汎用型モビルスーツ
【属性】
空
【アビリティ】
フェイズシフト装甲
【ファイター】
イザベラ
【戦場適応】
宇宙戦 ◎
空中戦 ◎
地上戦 ◯
水中戦 △
【得意戦術】
射撃戦 ◯
接近戦 ◯
【機体名】
カオスガンダムU33
【ベースキット】
1/144 HG カオスガンダム
【種別】
汎用型モビルアーマー
【属性】
空
【アビリティ】
フェイズシフト装甲
【ファイター】
ミミ
【戦場適応】
宇宙戦 ◎
空中戦 ◎
地上戦 △
水中戦 △
【得意戦術】
射撃戦 ◯
接近戦 △
セイヤは、正面モニターに拡大映像を出す。
(まずは、お前からだ…ッ☆)
と、照準を
「そこだッ☆」
と、ビームライフルを撃つ
ビームライフルの銃口から放たれたピンク色のビームが、
(おいおい…★
今の、かわせなかったのかよ…★)
とセイヤは、攻撃が命中した喜びよりも、攻撃を回避できなかったガンダムアストレアJのファイターの技量の低さにあきれた。
(だったら、シリュウとナチ先輩が来るまでに、あのガンダムアストレアは落とせるな☆)
とみたセイヤは
「いくぜッ☆」
と、ペガサスガンダムを空高チームの編隊に向けて突進させた―。
◇
正面モニターに、ペガサスガンダムのデータが表示される。
【機体名】
ペガサスガンダム
【ベースキット】
1/144 FG ガンダム
【種別】
汎用型モビルスーツ
【属性】
空
【ファイター】
セイヤ
【戦場適応】
宇宙戦 ◎
空中戦 ◎
地上戦 ◎
水中戦 △
【得意戦術】
射撃戦 ◯
接近戦 ◯
「この…ッ!!」
と、突進してくる
同時に、
◆
(チッ★
当たっちまったか…★)
すぐさま反撃しようとしたが…
(おいでなすったな☆)
と、不敵な笑みを浮かべるセイヤ―。
◇
「一機で来るなんて、たいした度胸ですわ…ッ★」
と言うイザベラ。
《油断しないで、イザベラ。
一機だけで先行してきたということは、それだけの実力があるってことだから…。〉
と、イザベラを諌めつつも、
ミミの
背中に装着されていたEQFU-5X 機動兵装ポッドも無くなっている。
しかし、一番目を引くのは
両腕が無く
かわりに、自作のビームキャノンが付いている―。
「いきます…!!」
と、|MGX-2235B【カリドゥス改】複相ビーム砲を撃つ
「チィッ!!」
と
(やるな…
しかし…ッ!!)
と