※この作品はR-18です。

RG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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新しい愛機(ちから)(3)


 

じつはミモザは

今の今まで、ガンプラを買ったことが無い…。

 

つまり、今回が

人生初のガンプラ購入

だ…。

 

 

ガンプラバトルハウス【ノーマン】の1階には、ガンプラショップも併設されている。

 

「ガンダムアストレアって、どこにあるの?」

と訊くミモザ。

 

「アストレアなら、ガンダム00(ダブルオー)コーナーにあるわ。」

とユイが言うので、2人はガンダム00(ダブルオー)コーナーに行く―。

 

 

ガンダム00(ダブルオー)コーナーに着くと―

 

「何、これ?

赤いアストレア?」

と、ガンダムアストレア・タイプFの箱を手に取るミモザ。

 

「最初は、その赤い色で発売されたの。」

と、ミモザに教えるユイ。

 

「赤は、私の趣味に合わないな…★」

とミモザは、白いガンダムアストレアを探すが…

 

「無いッ!?」

 

ガンダムアストレアが無い…。

 

「今は売り切れみたいね…。」

と言うユイ。

 

そのかわりに

「ガンダムアストレアそのものは、ガンダムエクシアのリデコ品だから、ガンダムエクシアを買う?」

と、ガンダムエクシアの箱をミモザに渡すユイ。

 

「う〜ん…★

何か…

コレジャナイのよね…★」

と、ガンダムエクシアをユイに返すミモザ。

 

「えっ?

どうして?」

と、驚くユイ。

 

「何て言ったらいいのかな…?

何か、こう…

自分の機体(ガンプラ)が欲しい

みたいな…?」

と言うミモザ。

 

「うん☆

ガンダムアストレアJは、あくまで、ミモザにガンプラバトルの練習用に渡した物だったからね。

そろそろ、ミモザに合った機体(ガンプラ)を探さないとね☆」

と言うユイ。

 

「私に合った機体(ガンプラ)…?」

と、首を傾げるミモザ。

 

「そうね…

ミモザは射撃が得意だから…

これだね☆」

と

ガンダムデュナメス

を渡すユイ。

 

「へぇ…☆」

と、ガンダムデュナメスを受け取るミモザ。

 

「…で、値段はいくら…?」

と、箱の表面に貼られている値段シールを見るミモザ。

 

「えっ?

1320ドノレ?

こんなに安いんだ…☆」

と、価格の安さに驚くミモザ。

 

「ユイは買わないの?」

と訊くミモザに

 

「01(ゼロワン)を使い始めてから、まだ半年ほどだから、大丈夫だよ。」

と言うユイ―。

 

◇

 

帰宅したミモザは、ランスの部屋に入る。

 

「なんだぁ?

お前が服着たまま、俺の部屋に来るなんて珍しいな★」

と言うランス。

 

「ぉとーさん、お願いが…★」

と、ミモザはランスに、ガンダムデュナメスの箱を渡す。

 

「何だよ、これ?」

と訊くランスに

 

「その…

作ってください…★」

と、頭を下げるミモザ…。

 

「何でだよ?

ユイちゃんのお下がりのアストレアがあるじゃないか?」

と訊くランスに

 

「それが、その…

経年劣化が、どうのこうので…★」

と言うミモザ。

 

「何だ★

ユイちゃんもけっこう

ヘボビルダー

なんだな★」

と言うランス。

 

「どういう意味よ、それ…!?」

と、ユイをバカにするランスに怒るミモザ。

 

「あれ、素組みだろ?

そりゃ、劣化するのも早いわ★」

と言うランスに

 

「どういうこと?」

と訊くミモザ。

 

「プラフスキー粒子ってぇのはよ

プラスチックの分子構造を破壊して、劣化させちまう

んだよ。

けどな

塗装すれば、劣化をいくらか遅らせることができる

んだよ★」

と言うランス。

 

「そうなんだ…★」

と、驚くミモザ。

 

「塗料がプラフスキー粒子を弾いて、プラスチックの劣化を遅らせる

んだ☆

ただし、そのぶん

プラフスキー粒子の吸収率が落ちるから、ガンプラの性能が100パーセント発揮されない

けどな。」

と言うランス。

 

「ま、コイツは

予備パーツ

として置いておけ。

かわりに、コレをやるよ☆」

とランスは、これまで自分が作ってきたガンプラを飾ってある棚から、とあるガンプラを取って、ミモザに渡した。

 

「これは?」

と、ランスがミモザに渡したガンプラ…

 

それは―

 

「ガンダムデュナメス・ヴァンガード

だ☆」

と言うランス。

 

 

ガンダムデュナメス・ヴァンガード―。

 

ガンダムデュナメスにガンダムエクシアの両腕を付けた、黒、緑、白で塗られた機体(ガンプラ)だった―。

 

 

「両肩は

GNフィールド発生機

になっているんだ☆

さらに、両足のハードポイントには、いろいろな武器が装備できるぞ☆」

と、ガンダムデュナメス・ヴァンガードの機能について、一気にまくしたてるランス。

 

「なんだか、よくわからない

けど…★

ようするに、強いってわけね★」

と、ランスに、やや引いているミモザだったが

 

「ま、そういうことだ☆」

と、ドヤ顔するランス…。

 

「おっと★

コイツも必要だ★」

と、ランスは

ピンクのハロ

を、ミモザに渡した。

 

「何に使うの?」

と訊くミモザに

 

「ハロが無ぇと、GNフィールドのコントロールができない

ぞ★」

と言うランス。

 

「ふ〜ん…。」

と、ハロのスイッチを入れるミモザ。

 

しかし…

 

「動かないよ?」

 

「あちゃあ★

電池切れ

か…★」

と、ミモザから渡されたピンクのハロの電池ボックスを開けて、新しい単1電池に入れ替えた。

 

再び、スイッチを入れると…

 

ハロの目が点滅し始め…

 

『ランス、ゲンキカ?

ランス、ゲンキカ?』

と、しゃべり始めた。

 

「はじめまして☆

私の名前はミモザよ☆」

と、ハロに話しかけるミモザ。

 

すると、ハロの目が点滅し始めた。

 

数秒後…

 

『モザ ゲンキカ?

モザ ゲンキカ?』

と言うハロ。

 

「モザ…?」

と、顔をしかめるミモザ…。

 

「私の名前はモザじゃなくて、ミモザよ。」

と言うが

 

『テメェノ ナマエハ モザ!!

テメェノ ナマエハ モザ!!』

と、やはり、モザとしか言わない…。

 

「てゆ〜か、コイツ、口悪くない?」

と、顔をしかめるミモザ。

 

「変だなぁ?」

と、ランスも首をかしげる。

 

「まぁ、口は悪いが、性能に問題はねぇ。」

と言うランス。

 

「うん☆

ありがとう、ぉとーさん☆

こういう時だけ

頼りになるね☆」

と、ランスに礼を言うミモザ。

 

「な〜に☆

お安いご用よ☆」

と、ランスは胸を張ったが…

 

(しかし…なんだろう…?

な〜んか、モヤっとするぞ…?)

と、ミモザの発言に違和感を感じていた…。

 

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