※この作品はR-18です。

RG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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乱入者


 

ミモザとクレアの対戦を観戦している、ユイとケイ―。

 

 

「ウソでしょ!?

あの距離で当てたの!?」

と、ガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードの長距離狙撃を見て驚くケイ。

 

「でも、その攻撃を防いだクレアって娘も凄いわ。」

と、クレアを称えるユイ。

 

「10年戦ってるからね。」

と言うケイ。

 

「ところで、ケイさんは『ニュータイプ』だそうですが…

どうやって、なったのですか?」

と訊くユイに

 

「私も知りたいわ…。

何でなったのか…。」

と答えるケイ。

 

「これは、私の友達が言っていた噂話なんですが

『悠久の地の八戦神』の夢

を見たことありませんか?」

と訊くユイ。

 

「それは、どんな夢なんですか?」

と訊くケイ。

 

「夢の内容は、人それぞれみたいなんです。

『悠久の地の八戦神』の夢を見たら『ニュータイプ』や『カテゴリーF』になる可能性が高いみたいなんです。」

と言うユイ。

 

「たしかに…

以前、知らない女の人の夢

は見ましたが…

それが、その夢なんでしょうか?」

と訊くケイに

 

「私の友達の噂話が本当なら…。

でも、ミモザも八戦神の夢を見て『カテゴリーF』になったんです。」

と答えるユイ。

 

 

その時…

 

ミモザが入っているコクピットルームの右隣のコクピットルームに、中年男性が入ろうとしていた。

 

「あ、すみません。

今、対戦中なんです。」

と、気がついたユイが言うが、中年男性は

 

「そんなこと、わかっとるケン★」

とユイを無視して、コクピットルームに入ってしまった…。

 

「えっ!?

ちょっ…ちょっと…!?」

と、困惑するユイ。

 

「えっ?

何なの、あの人?」

と困惑するケイ。

 

「ど…どうすれば…?」

と狼狽するユイに

 

「とりあえず、受付に言いに行きましょう!!」

とケイとユイは受付に走った―。

 

◆

 

GNスナイパーライフルを撃ってくる、ガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガード。

 

しかし、マリン([クレア])ハイザック・リィンフォースはグフのシールドで、ガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードからの攻撃を防ぐ。

 

(たしかに『射撃絶対命中』という能力は厄介じゃけん。

でも、逆に言えば

対処も楽

じゃけん☆)

と、不敵な笑みを浮かべるクレア。

 

なぜなら

射線が絶対に自分に向けられている

のだから

シールドで防げば、ダメージをうけることはない

からだ。

 

それに…

 

(何じゃけん、あれ?

素人丸出しの動きじゃけん。

あんなんで、よくガンプラバトルをしとるけん★)

とクレアは、ミモザの技量の低さにあきれた。

 

(ならば…☆)

と、マリン([クレア])ハイザック・リィンフォースは右手に持つビームトマホークソードからビームサーベルを出し、ガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードに斬りかかる―。

 

◇

 

マリン([クレア])ハイザック・リィンフォースが、右手に持つビームトマホークソードからビームサーベルを出して、斬りかかってくるのを見て

「来たぁぁぁ…ッ★」

と叫ぶミモザ…。

 

『GNフィールド、展開』

とハロが言うと、ガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードはGNフィールドを展開し、マリン([クレア])ハイザック・リィンフォースの斬撃を防いだ。

 

しかし、GNフィールドの持続時間は10秒しかない。

 

GNフィールドが消えると、マリン([クレア])ハイザック・リィンフォースは頭部のバルカン砲を撃ってきた。

 

「きゃぁぁぁ…ッ!!」

 

至近距離からの攻撃に、ガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードは回避も防御もできず、被弾する。

 

そして、被弾して、たじろいだところを、ビームトマホークソードのビームサーベルで斬られてしまった。

 

「きゃあッ!!」

と、悲鳴をあげるミモザ…。

 

正面モニターにも

〘CRITICAL DAMAGE!!〙

と表示された。

 

 

その時…

 

レーダーが、10時方向から来る機影を捉えた。

 

「ねぇ、クレア…。

右の方(10時方向)から来る、あれは誰?」

と訊くミモザ。

 

〈ゑっ?

だ…誰じゃけん!?》

と、驚くクレア。

 

10時方向から、謎の敵機が近づいてきていた。

 

正面モニターに、謎の敵機のデータが表示される。

 



 

【機体名】

ヴァンディッツ

 

【ベースキット】

1/144 HG サーシェス専用イナクトカスタム

 

【種別】

汎用型擬似太陽炉搭載可変モビルスーツ

 

【属性】

空

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ◎

地上戦 ◯

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◯

接近戦 ◎

 

【ファイター】

パトリック

 



 

(パトリックって、誰?

もしかして…

乱入…!?)

と驚くミモザ。

 

ガンプラバトルにおいて乱入とは、最低のマナー違反行為だ。

 

やがて、ヴァンディ([パトリック])ッツが、姿を視認できるほどの距離にまで接近してきた。

 

その姿は、全身赤色のサーシェス専用イナクトカスタムだが、背中から赤いGN粒子を噴出させていた。

 

そして、ガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードにリニアライフルを撃った―。

 

◇

 

ヴァンディ([パトリック])ッツからの攻撃を回避も防御もできず、被弾してしまうガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガード。

 

さらに、ヴァンディ([パトリック])ッツはリニアライフルの銃身からカーボンブレイドを出して、ガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードに斬りかかってきた。

 

『GNフィールド、展開』

とハロが言うと、ガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードはGNフィールドを展開したが、ヴァンディ([パトリック])ッツはカーボンブレイドの刀身にGNフィールドを展開し、ガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードのGNフィールドを無力化し、ガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードの胴体を斬り裂いた―!!

 

ヴァンディ([パトリック])ッツのカーボンブレイドで斬られたガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードの耐久値は50パーセントを切ってしまった。

 

コクピットルーム内には、耐久値が50パーセント以下になったことを報せる警報音が鳴り響いている。

 

(何なの、アイツ…!?

メチャクチャ強いんだけど…?)

と、ヴァンディ([パトリック])ッツの強さに畏怖するミモザ…。

 

◇

 

「や…やめるけんっ!!」

と、ガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードを救うため、マリン([クレア])ハイザック・リィンフォースはヴァンディ([パトリック])ッツに向けてビームガトリングガンを撃った。

 

しかし、ヴァンディ([パトリック])ッツはマリン([クレア])ハイザック・リィンフォースからの攻撃を回避すると、マリン([クレア])ハイザック・リィンフォースに向けてリニアライフルを撃つ。

 

「あああ…っ!?」

と、ヴァンディ([パトリック])ッツの攻撃をくらってしまうマリン([クレア])ハイザック・リィンフォース。

 

(どうなっとるけんっ!?

回避できんけん…っ!?

まさか、アイツ…

『ニュータイプ』

じゃけんっ!?)

 

ヴァンディ([パトリック])ッツからの攻撃を回避できない…

 

これは、まさに

パトリックが『ニュータイプ』であることの証明

だった。

 

(なんてことじゃけん…

『ニュータイプ』の乱入者だなんて…っ!!)

と、畏怖するクレア。

 

「ミモザさんっ!!

逃げるけんっ!!」

と叫ぶクレア…。

 

◇

 

《ミモザさんっ!!

逃げるけんっ!!〉

と、通信機からクレアの叫びが響いた。

 

だが…

 

(クレアを助けないと…!!)

と、ガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードは、ヴァンディ([パトリック])ッツに向けてGNスナイパーライフルを撃つ。

 

ガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードの攻撃は、ヴァンディ([パトリック])ッツに直撃した。

 

その直後…

 

〈テメェッ!!

何するケンッ!!》

と、ヴァンディ([パトリック])ッツからの猛烈な反撃がきた…。

 

「キャアァァァ…ッ!!」

 

ヴァンディ([パトリック])ッツからの攻撃を、ガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードは回避も防御もできずにくらい続けてしまい、耐久値も25パーセントを切ってしまった…。

 

『耐久値、レッドゾーン!!

耐久値、レッドゾーン!!

コレ以上ノ戦闘ハ危険!!

コレ以上ノ戦闘ハ危険!!』

と叫ぶハロ。

 

《ミモザさんっ!!

逃げるけんっ!!〉

と、通信機からクレアの叫びが響いた。

 

「クレア…

ごめん…!!」

と、ミモザは降伏ボタンを押した。

 

すると、ガンダムデュナメス・ヴァンガードの頭上に、降伏を示す白い長方形のエフェクトが出現し、ガンダムデュナメス・ヴァンガードは自動的に退場ゲートへと向かっていった…。

 

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