※この作品はR-18です。

RG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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いざビビッ島東区ガンプラバトル大会へ…?


 

6月の第2土曜日―。

 

ついに、ビビッ島最大のガンプラバトルの祭典

ビビッ島東区ガンプラバトル大会

の開催日となった―。

 

 

ビビッ島の

南区

中央区

東区

の各地区大会の優勝チーム

と

七尾島大会の優勝チーム

の4チームによる決勝大会に優勝したチームが

G国ガンプラバトル大会のビビッ島代表チーム

となり、G国本土で行われるG国ガンプラバトル大会に出場するのだ―。

 

 

空高ガンプラバトル部も、東区大会にエントリーしている。

 

ミモザとユイは、集合場所である、空高の校門前に向かう―。

 

 

空高の校門前には、ガンプラバトル部の部員達が集まっていた。

 

どうやら、ミモザとユイが最後だったようだ。

 

「遅れてすみません。」

と謝るミモザ。

 

「大丈夫だよ☆

ちゃんと時間内に着いてるから☆」

と言う、副部長のセリーナ。

 

「全員、そろったよぉ☆」

と言うフライ。

 

「それじゃ、会場の

アスマン陸上競技場

に行くぞ。」

とミリアの号令一下、空高ガンプラバトル部の面々は、バス停へと向かった―。

 

 

バス停に行く途中で…

 

「ねぇ、ユイ。

ガンプラバトルって、外でもできるの?」

と、ユイに訊くミモザ。

 

「まぁ…プラフスキー粒子はステージにしか散布されないから、できないことはないんだけど…。

ただ、私も外でやるのは初めてだわ。」

と答えるユイ。

 

「つ〜か、今日の天気予報…

昼から雨

なんだけど…★」

と言うミモザ。

 

「うん…。

朝のニュースで言ってたよね…。

なのに、何で外でやるんだろう?」

と、首を傾げるユイ。

 

「大会主催者は、朝のニュースを観てないのかもね★」

と言うミモザ…。

 

 

やがて、バス停に着き…

 

数分後、到着したバスに乗って、アスマン陸上競技場に向かう―。

 

・

 

アスマン陸上競技場に到着し…

 

場内に入ると…

 

千人近い大会参加者達がいた…。

 

 

いよいよ、開会式開始の時間となり、競技場内に整列する大会参加者達―。

 

大会委員長のクラウドが登壇し

「これより、ビビッ島東区ガンプラバトル大会を開催いたします…!!」

と、開会宣言をする。

 

続けて

「今回は、なんと

悠久の地八戦神のメイコ様のご好意により、メイコ様の世界で大会を開催する

ことになりました…!!」

と言う。

 

それを聞いてどよめく、大会参加者達…。

 

 

「ユイ…

メイコ様って誰?」

と訊くミモザ。

 

「悠久の地の八戦神の1人よ…

…って、そっか…

ミモザは『悠久の地』についても知らないのよね…。」

と言うユイ。

 

「うん…★」

と答えるミモザ…。

 

「正直、私も『悠久の地』が何なのか、よくわからないのよ…。」

と言うユイ。

 

「何それ?」

と言うミモザに

 

「わかりやすく言えば…

異世界

なのよ。」

と言うユイ。

 

(い…異世界…!?)

とユイの、あまりにも非現実的な発言に、首を傾げるミモザ。

 

しかし、ユイが嘘を言っているようには見えないし、ましてや、嘘を言うような娘でもない。

 

(『悠久の地』って、何だろう…。)

と、ミモザは1人、考え込むのだった…。

 

 

「それでは、メイコ様より、ご挨拶があります☆」

とクラウドは言って降壇し、かわって、白い頭髪に青い軍服を着た

頭に犬の耳がついた女性

が登壇した―。

 

 

「あの人が、メイコ様?」

と訊くミモザに

 

「みたいね…。

私も名前は知ってるけど、会うのは初めてよ…。」

と答えるユイ。

 

 

「みなさん、おはようございます☆」

と、挨拶するメイコ。

 

そして

「では、さっそく、私の世界に来てください☆」

と言って降壇した。

 

「では、端から順番に、こっちに来てください☆」

と、競技場への出入場ゲートへ案内するメイコ。

 

メイコの案内に従い、出入場ゲートに入っていく大会参加者達。

 

やがて、空高ガンプラバトル部の順番がまわってきた。

 

ミリアを先頭に、出入場ゲートに入っていく部員達。

 

しばらく歩くと…

 

先頭を歩くミリアの前に、扉があった。

 

その扉を開けるミリア。

 

扉をくぐると…

 

 

「えっ?

何、ここ?」

と驚くミモザ。

 

そこは、ホテルのロビーのような場所だった。

 

「えっと…

ここって、アスマン陸上競技場だよね?」

と驚いているミモザに

 

「違うよ★

ここが

メイコの世界

だよ★」

と言うフライ。

 

「メ…

メイコの世界…?」

と、首を傾げるミモザ…。

 

その時…

 

ロビーの壁にかかっている大きな液晶ディスプレイに、メイコの姿が映し出された。

 

『ようこそ、私の世界へ☆

では、さっそく、大会のルールを説明するね☆

ルールは、いたって簡単☆』

とメイコが言ったあと、画面が切り替わる。

 

『この城を落とせばいいんだよ☆』

と、画面には、水堀に囲まれた、白い壁に赤い屋根の、ヨーロッパの古城のような城が映し出された。

 

『簡単でしょ☆』

と、満面の笑みを浮かべるメイコの映像に切り替わる。

 

『じゃ、がんばってね☆』

で、映像は消えてしまった…。

 

「聞いてのとおりだ。

11時に出撃する!!

解散!!」

と言うミリア。

 

「えっ?

どういうこと!?」

と困惑するミモザ…。

 

「こっちよ。」

と、ミモザを連れて、ユイはロビーの左方向にある扉に向かう。

 

扉を開け、中に入るユイとミモザ。

 

中は、2つのベッドがある部屋だった。

 

部屋の奥には、2つの扉がある。

 

「あの扉の向こうは、ガンプラバトルのコクピットルームになっているの。」

と言うユイ。

 

「待って。

一体、何がどうなっているのよ?」

と、まだ困惑しているミモザに

 

「一応、ここが

『悠久の地』

なのよ。」

と言うユイ。

 

「『悠久の地』…?」

と、首を傾げるミモザ。

 

「そう…。

現実ではないけど現実でもある

謎の世界…

それが、ここ

『悠久の地』。」

と言うユイ。

 

まだ合点がいっていないミモザに

「とにかく、出撃よ。

行こ、ミモザ。」

とユイに言われたミモザは、とりあえず

「うん…。」

と答える。

 

そして

ユイは右側

ミモザは左側

のコクピットルームに入った―。

 

◇

 

『Gun-pla Battel, Stand up.』

 

システムが起動し始めた。

 

 

『Please set your GP base.』

 

GPベースを、スロットにセットする。

 

 

『Please set your Gun-pla.』

 

ガンプラを、カタパルトデッキにセットする。

 

 

コクピットルーム内に、ホログラフィーで再現された球体操縦桿と正面と左右のカメラモニターや、残弾数や各部のダメージ表示を示すメモリなどが映るモニターが現れる。

 

球体操縦桿を握り、そして―

 

 

『Battel start!!』

 

バトルスタートの合図が鳴り響く―!!

 

 

「ミモザ。

ガンダムデュナメス・ヴァンガード、行きます!!」

 

「ユイ!!

ウイングガンダム01(ゼロワン)、出ます!!」

 

 

ミモザとユイのガンプラが発進した―。

 

◇

 

正面モニターに映るのは…

 

どこまでも広がる、雲一つ無い青空と…

 

どこまでも続く荒野…。

 

 

空を飛ぶガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガード。

 

右隣には、バード形態のウイ([ユイ])ングガンダム01(ゼロワン)が飛んでいる。

 

やがて、レーダーに、味方機を示す青点が表示され始めた。

 

その数、12。

 

「えっ、どういうこと?

ガンプラバトルに参加できるのって、3機までじゃないの!?」

と驚くミモザ。

 

《驚いたでしょ☆

ここじゃ、そういう制限は無いんだよ☆〉

と、フライからの通信が入った。

 

それを聞いて驚いていると

 

《これより、目標地点へと向かう!!

当然、城の防衛部隊や他チームからの妨害があるから注意しろ!!〉

という、ミリアからの通信とともに、正面モニターには、目標地点である城が表示された―。

 

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