特訓(1)
ミモザが部室の扉をノックして
「入りま〜す。」
と言って扉を開けて、部室に入る。
「遅いぞ、2人とも☆」
と笑顔で言うのは、キャプテンの3年生のフライ。
背が高く、金髪のロングヘアーが美しい美少女だ。
フライの言うとおり、他の部員達はすでに来ていて、ミモザとユイが、一番最後に来たのだ…。
「遅れて、すみませんでした。」
と、謝るミモザと、頭を下げるだけのユイ。
「全員、そろいました!!」
と、部長のキャロルが、顧問のミリアに報告する。
「それじゃ、今日の部活、始めるぞ。」
と言う、顧問のミリア―。
空高ガンプラバトル部は、今週土曜日の
青銅高校ガンプラバトル部
との交流戦にむけての特訓の真っ最中だ。
もっとも、特訓といっても、やる事はいつものように、部員達が3人づつのチームに分かれての模擬戦だ。
もっとも、部員は13人なので、1人余る…。
「んじゃ、練習のチーム分けを発表するぞ。」
と、ミリアが練習のチーム分けを発表する。
メリル
ハイム
セリーナ
フライ
メルチェ
ユイ
ミモザ
イザベラ
ソリン
ラシュー
リコ
ミミ
…と、部長のキャロルを抜いて、チーム分けをした。
「んじゃ、最初は
フライ
メルチェ
ユイ
のチームと
ミモザ
イザベラ
ソリン
のチームで始めっぞ。」
と、ミリアを先頭に、部室の奥のバトルステージへと向かう―。
(しかし、厄介なメンバーが相手だなぁ…。)
と、顔をしかめるミモザ…。
イザベラは頼りになる先輩だが…
ソリンは、新入部員の中では、実力的に、やや見劣りする…。
対戦相手は…
空高のエースのフライに…
新入部員でありながら、フライに匹敵するほどの技量を持つメルチェ…。
そして、ユイも侮れない実力者だ…。
◇
ステージ前に並ぶ
フライ
メルチェ
ユイ
と
ミモザ
イザベラ
ソリン
「よろしくおねがいしますわ☆」
「こっちこそ☆」
と、握手するイザベラとフライ。
そして、両チームのメンバーは、コクピットルームに入る―。
◇
『Gun-pla Battel. Stand up.』
システムが起動し始めた。
『Please set your GP base.』
GPベースを、スロットにセットする。
『Begining Plavsky particle dispersal. 』
ステージからプラフスキー粒子があふれ出し、バトルフィールドを形成する。
形成されたバトルフィールドは、平原。
『Please set your Gun-pla.』
ガンプラを、カタパルトデッキにセットする。
コクピットルーム内に、ホログラフィーで再現された球体操縦桿と正面と左右のカメラモニターや、残弾数や各部のダメージ表示を示すメモリなどが映るモニターが現れる。
球体操縦桿を握り、そして―
『Battel start!!』
バトルスタートの合図が鳴り響く―!!
「ミモザ。
ガンダムアストレアJ、行きます!!」
「イザベラ…
ガンダムムルシェラーゴ、行きますわ…ッ!!」
「ソリン。
コアブースター・スマッシュ、発進っ!!」
「フライッ!!
ギャプラン・ソニック、行くよッ!!」
「メルチェ!!
デルタプラス、出ますっ!!」
「ユイ!!
ウイングガンダム
両チームのガンプラが発進した―。
◇
空を
ミモザの
ユイから
ガンプラバトルの練習用
にと譲り受けた物を、ミモザは愛機として使っている―。
イザベラの
機体名のムルシェラーゴとは、コウモリのスペイン語だ―。
ソリンの
まもなく
《1時方向より、敵接近!!〉
と、ソリンからの通信が入った。
《散開ッ!!〉
と、イザベラからの通信が入ると同時に、ロックオン警報が鳴った。
ミモザがレーダーを見ると、
◆
空を飛んで進行する
ウェイブライダー形態の
バード形態の
フライの
しかも、モビルスーツ形態に変形できないようにしている。
つまり、常時モビルアーマー形態のままなのだ。
さらに、ムーバブル・シールドバインダーのかわりに、ブラストインパルスガンダムのM2000F【ケルベロス】高エネルギー長射程ビーム砲+GMF39 4連装ミサイルランチャーを装備して、超絶的な機動性と強力な火力を両立させている―。
メルチェの
火力増強のため、両方の主翼の下に、ビームライフルを装備している―。
ユイの
背中のウイングは、ビルドブースターのウイングを使用している―。
まもなく、
を捉えた。
《目標捕捉っ!!〉
と、メルチェからの通信が入る。
「こっちのレーダーも捉えたッ!!
私から仕掛けるッ!!
しっかり、ついてこいよ、新入りどもッ☆」
と言うフライに
《まかせてくださいっ!!〉
《了解!!〉
と答えるメルチェとユイ。
「よし、いくよぉーッ!!」
と、ギャプラン・ソニックを先頭に