※この作品はR-18です。

RG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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【O(オー)721機甲師団】(前)


 

ミモザとユイが、ベッドの上でまどろんでいると、2人のスマートフォンが同時に鳴った。

 

スマートフォンを取る、ミモザとユイ。

 

《ロビーに集合しろ。〉

という、ミリアの声が聞こえた。

 

「わかりました。」

と、制服を着て、ロビーに出るミモザとユイ―。

 

・

 

「お〜し。

みんな、そろったな。

いよいよ、第2ピリオドの開始だ。

ミモザの提案通り、我々は東側にいるはずの【O(オー)721機甲師団】に攻撃をしかける。

【O(オー)721機甲師団】は

ジムカスタム6機

ジムキャノンⅡ6機

で編成されているガンプラバトルチームだ。

全員、陸属性だから、こっちが不利だ。

何か、質問はあるか?」

と言うミリア。

 

誰も、何も言わなかったので

「では出撃だ。

解散!!」

と、出撃の指示を出すミリア―。

 

・

 

部屋に戻り、コクピットルームに入る前に

「何か…

緊張するね…。」

と言うミモザ。

 

「どうしたの?」

と訊くユイに

 

「自分で言い出しておいて、なんだけどさ…

相手がどんなチームなのかも知らないのに…

勝てる保証も無いのに…

私…

ユイの言う通り…

ちょっと…

調子乗りすぎかな?」

と言うミモザ。

 

「結果を恐れる者に成功無し。」

と言うユイ。

 

「何それ?」

と訊くミモザに

 

「わかりやすく言えば

自分の決断に自信を持て

ってこと。

19世紀のオランダの政治家アウグスト・ローレンツの言葉よ*1。」

と教えるユイ。

 

「自分の決断に自信を持て…

か…。」

と、それでも、不安な顔をするミモザ。

 

「ミモザが【O(オー)721機甲師団】に攻撃をしかけようと言ったのは、その方が、空高が有利になると考えたからでしょ?

大丈夫。

みんな

ミモザと同じ思い

だから…!!」

と言うユイ。

 

「うん…。」

と、ミモザの不安は、多少はやわらいだ。

 

「行こ☆」

「うん…☆」

と、ユイとグータッチして、ミモザはコクピットルームに入っていった―。

 

◇

 

出撃した空高ガンプラバトル部は、北東に向かって飛ぶ。

 

進むこと数分―。

 

「ミモザ。

敵の反応は無いか?」

と、ミモザに訊くミリア。

 

ミモザのガンダムデュナメス・ヴァンガードが、レーダーの能力が一番高いからだ。

 

《今はまだ…。〉

と答えるミモザ。

 

しかし、その直後―

 

《反応あり!!

3時方向から来ています!!〉

と、ミモザからの通信が入ったミリア。

 

「何?

3時方向

からだと…!?

間違いないか!?」

と、ミモザに訊き返すミリア。

 

《はい…。

敵が東にいるんだから、3時方向から来るのは当然なのでは?〉

と言うミモザに

 

「3時方向からも来ているということは

向こうも、こっちをツブす気だった

んだよ★」

と言うミリア。

 

そして

「ミリアだ。

敵が、こっちに向かって来ている。

どうやら向こうも、こっちをツブす気だったようだ。

陸戦隊は降下。

制空隊は上空から援護。

ミモザ。

ロックオンしているのなら、1発ブチかませ!!」

と指示を出すミリア―。

 

◇

 

ミリアからの指示をうけ、GNスナイパーライフルを撃つガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガード。

 

狙いはジムカスタム―。

 

GNスナイパーライフルから放たれたピンク色のビームが、東の彼方に向かって伸びていき…

 

正面モニターに

[HIT]

と

[ダメージ軽減]

というメッセージが表示された。

 

これで、【O(オー)721機甲師団】に大きなプレッシャーをあたえられたはずだ―。

 

 

やがて、空高の全機が、【O(オー)721機甲師団】の機体(ガンプラ)をレーダーに捉えた。

 

いよいよ、戦闘開始だ―!!

 

◆

 

【O(オー)721機甲師団】は、ビビッ島でも有名なガンプラバトルチームである。

 

チーム名の【O(オー)721機甲師団】とは、G国陸軍に実在する部隊で、チームのオーナーが若い頃に、そこに在籍していたことに由来する。

 

もちろん、軍から部隊名の使用許可はもらっている。

 

前衛をつとめるジムカスタム部隊

と

後衛をつとめるジムキャノンⅡ部隊

からなり、その戦法はオーソドックスながらも、堅実かつ優れた統率力が、実戦力以上の実力を発揮する―。

 

 

師団長(キャプテン)は、20代後半の男性だ。

 

西側にいる空高ガンプラバトル部は女子高生しかいないという情報をつかんだ彼は、相手が女子高生なら、たいした実力は無いと考えたのだが、まさか

向こう(空高)から攻めてくるとは、思いもしなかった…。

 

もっとも

ガンプラバトルにおいて、不測の事態はつきもの

だ―。

 

 

空高の機体(ガンプラ)のデータを見る限りだと、空高の機体(ガンプラ)の大半は空属性だ。

 

(しかも、よく見たら

ウイングガンダム系の機体(ガンプラ)が多い

が…

つまり

実力の無さと属性の不利を、攻撃力の高い武器で穴埋め

しているんだ…☆

フッフッフッ…☆

いかにも

学生が思いつきそうなやり方

だぜ…☆)

と分析する師団長(キャプテン)…。

 

その時、高熱源体接近の警報が鳴り響いた。

 

(何だ!?)

と師団長(キャプテン)が正面モニターを見ると…

 

正面から

4発の大出力ビームが飛んできた―!!

 

「全機散開ッ!!」

と叫ぶ師団長(キャプテン)。

 

ジムカスタムとジムキャノンⅡがペアを組んで、6つの編隊に散開した―。

 

◇

 

空からに【O(オー)721機甲師団】に迫る

ウイング([キャロル])ガンダムセラフィム・プロフェシー

カオ([ミミ])スガンダムU33

ギャプ([フライ])ラン・ソニック

デルタプ([メルチェ])ラス(WR)

フォビ([メリル])ドゥンガンダム・ガーディアン

ブレイ([ハイム])ブセイバーガンダム

コアブ([ソリン])ースター・スマッシュⅡ

の、空高【制空隊】の面々―。

 

 

「ミミ!!

メリル!!

ハイム!!

これより、先制攻撃をしかけます!!」

と指示するキャロル。

 

ウイング([キャロル])ガンダムセラフィム・プロフェシーがバスターライフルを―

 

カオ([ミミ])スガンダムU33がMGX-2235B【カリドゥス改】複相ビーム砲を―

 

フォビ([メリル])ドゥンガンダム・ガーディアンが誘導プラズマ砲【フレスベルグ】を―

 

ブレイ([ハイム])ブセイバーガンダムがM100【バラエーナ】プラズマ収束ビーム砲

を撃つ。

 

すると、【O(オー)721機甲師団】は6つの編隊に散開した。

 

その内の3つの編隊が地上に降下していった。

 

空に残った編隊に挑みかかる空高【制空隊】―。

 

 

「行くぞ、メルチェ☆」

と、ジムカスタムとジムキャノンⅡに襲いかかる

ギャプ([フライ])ラン・ソニック

と

デルタプ([メルチェ])ラス

 

ジムライフルを撃つジムカスタムの後方から、ジムキャノンⅡがビームキャノンを撃ってくる。

 

ジムカスタムとジムキャノンⅡからの攻撃を回避しながら、ギャプ([フライ])ラン・ソニックとデルタプ([メルチェ])ラスはジムカスタムを撃つ。

 

ジムカスタムの方が属性において有利とはいえ、ギャプ([フライ])ラン・ソニックとデルタプ([メルチェ])ラスの同時攻撃の前には、属性の優劣など、無意味であった…。

 

ギャプ([フライ])ラン・ソニックとデルタプ([メルチェ])ラスの同時攻撃をくらって、爆散するジムカスタム…。

 

同じ方法で、ジムキャノンⅡも撃墜した―。

 

◇

 

「行きますっ!!」

と、ジムカスタムにバスターライフルを撃つウイング([キャロル])ガンダムセラフィム・プロフェシー。

 

ジムカスタムはウイング([キャロル])ガンダムセラフィム・プロフェシーからの攻撃をシールドで防ぐが、いくら属性で有利だからと、バスターライフルから放たれる大出力ビームをシールドで防ぎきれるはずもなく…

 

シールド耐久値はあっという間にゼロになって防御能力を失い…

 

ジムカスタムも、耐久値があっという間にゼロになって爆散した…。

 

 

「ゴミは焼去(しょうきょ)するのです…!!」

と、ジムキャノンⅡにMGX-2235B【カリドゥス改】複相ビーム砲を撃つカオ([ミミ])スガンダム・ラビット。

 

ジムキャノンⅡはカオ([ミミ])スガンダム・ラビットからの攻撃をシールドで防ごうとするが、いくら属性で有利だからと、MGX-2235B【カリドゥス改】複相ビーム砲から放たれる大出力ビームをシールドで防ぎきれるはずもなく…

 

シールド耐久値はあっという間にゼロになって防御能力を失い…

 

ジムキャノンⅡも、耐久値があっという間にゼロになって爆散した…。

 

◇

 

「そこ…ッ!!」

と、ジムカスタムに向けてM100【バラエーナ】プラズマ収束ビーム砲を撃つを撃つブレイ([ハイム])ブセイバーガンダム。

 

ジムカスタムはブレイ([ハイム])ブセイバーガンダムからの攻撃をシールドで防ごうとするが、いくら属性で有利だからと、M100【バラエーナ】プラズマ収束ビーム砲から放たれるプラズマビームをシールドで防ぎきれるはずもなく…

 

シールド耐久値はあっという間にゼロになって防御能力を失い…

 

ジムカスタムも、耐久値があっという間にゼロになって爆散した…。

 

 

ジムキャノンⅡが、フォビ([メリル])ドゥンガンダム・ガーディアンに向けてビームキャノンを撃つが…

 

「ムダですわ☆」

と、ジムキャノンⅡのビームキャノンから放たれたピンク色のビームを、ゲシュマイディッヒパンツァーで歪曲させるフォビ([メリル])ドゥンガンダム・ガーディアン。

 

それでもなお、ジムキャノンⅡはフォビ([メリル])ドゥンガンダム・ガーディアンに向けてビームキャノンを撃ち続けるが…

 

そこに、コアブ([ソリン])ースター・スマッシュⅡがガトリング砲を撃つ。

 

被弾して、たじろいだジムキャノンⅡに、誘導プラズマ砲【フレスベルグ】を撃つフォビ([メリル])ドゥンガンダム・ガーディアン。

 

誘導プラズマ砲【フレスベルグ】から放たれたプラズマビームをくらったジムキャノンⅡは爆散した―。

 

*1:
参考文献 民明書房【心に残る政治家の名言百選】

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