※この作品はR-18です。

RG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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【サイコロプス隊】


 

【O(オー)721機甲師団】撃破後、空を飛んで前進する空高ガンプラバトル部―。

 

最後尾を飛んでいるガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードのレーダーが、西から来る機影を捉えた。

 

 

《こちらミモザ。

8時方向から接近してくる機影をキャッチしました!!〉

とミリアに、ミモザからの通信が入った。

 

「何?

西からだと?」

と訝しむミリア。

 

(西といえば、【サイコロプス隊】だな…。

くそ…。

私達と【O(オー)721機甲師団】の戦いを見て、勝った私達を脅威と見たな…?)

と考えるミリア。

 

「追いつかれそうか?」

と訊くと

 

《たぶん…。〉

という、ミモザからの応答。

 

「ミリアより全機へ。

8時方向から【サイコロプス隊】が接近してきているが、私達は前進を優先する。

全機、全速!!」

と下令するミリア―。

 

◆

 

空を飛んで進撃する【サイコロプス隊】は

ヴァイエイト2機

メリクリウス2機

サーペント2機

トールギス1機

その他カスタマイズされたガンプラ4機で構成されたガンプラバトルチームだ。

 

 

「2時方向に、空高ガンプラバトル部の編隊を発見しました!!」

と、ジェイクに報せるエド。

 

エドは26歳の男性で、彼の愛機(ガンプラ)・ライブラは、メリクリウスを改造した、偵察用のモビルスーツだ。

 

プラネイトディフェンサーのかわりに、レドームを装備しているため、防御力が大幅に低下している…。

 

《あっ!!

空高の連中、増速しました!!〉

と、ジェイクに報せるエド。

 

「気づかれたか…。

こちらも増速する!!」

と下令するジェイク―。

 

◇

 

「追いかけてきました!!」

と、ミリアに報せるミモザ。

 

《やむをえん。

全機、迎撃!!〉

と下令するミリア。

 

(よ〜し…!!)

と、振り返るガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガード。

 

すでにロックオンカーソルは、ライ([エド])ブラを捉えている。

 

正面モニターに、ライ([エド])ブラのデータが表示される。

 



 

【機体名】

ライブラ

 

【ベースキット】

1/144 メリクリウス

 

【種別】

宇宙用モビルスーツ

 

【属性】

陸

 

【ファイター】

エド

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ✕

地上戦 △

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 △

接近戦 ◯

 



 

「そこっ!!」

と、ガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードはGNスナイパーライフルを撃った―。

 

◆

 

「ゑっ?」

と、ロックオン警報に驚くエド。

 

「あぁっ!?」

と、正面モニターに映る、迫りくるピンク色のビームを見て叫ぶエド…。

 

そして…

 

「ぐわぁっ!?」

と被弾してしまうライ([エド])ブラ…。

 

 

《や…やられました…!!〉

という、エドからの通信が入った。

 

「何?

撃たれただと…!?

バカな…?

あの距離から当ててきたというのか…!?」

と、エドからの通信を聞いて、驚くジェイク。

 

《わっ!!

空高の連中が、こっちに来ます!!〉

というエドからの通信が入ると同時に…

 

ジェイクの愛機(ガンプラ)のレーダーも、空高の編隊を捉えた。

 

(どうやら、顔見せだけではすまんな…。)

と、顔をしかめるジェイク。

 

「全機、攻撃開始!!」

と、ジェイクは下令した―。

 

◇

 

「メルチェッ!!

ソリンッ!!

続けッ!!」

と、先陣を切る

ギャプ([フライ])ラン・ソニック

デルタプ([メルチェ])ラス

コアブ([ソリン])ースター・スマッシュⅡ

 

「くらえッ!!」

と、M2000F【ケルベロス】高エネルギー長射程ビーム砲 を撃つギャプ([フライ])ラン・ソニック。

 

しかし、ギャプ([フライ])ラン・ソニックの攻撃は、メリクリウスのプラネイトディフェンサーで防がれた。

 

続くデルタプ([メルチェ])ラスとコアブ([ソリン])ースター・スマッシュⅡの攻撃も、メリクリウスのプラネイトディフェンサーで防がれた。

 

逆に、サーペントが右手に持つダブルガトリングガンでデルタプ([メルチェ])ラスを撃つ。

 

「しまったッ!!」

と、数発被弾してしまうデルタプ([メルチェ])ラス。

 

トールギスも、右手に持つドーバーガンでコアブ([ソリン])ースター・スマッシュⅡを撃つ。

 

「くっ!!」

と回避したコアブ([ソリン])ースター・スマッシュⅡは、2発のミサイルで反撃する。

 

しかし、トールギスはドーバーガンで、ミサイルを2発とも撃ち落とした。

 

「くそ…

手強いな…★」

と先陣を切ったものの、返り討ちにされてしまい、悔しがるフライ…。

 

 

【サイコロプス隊】のヴァイエイト2機が、ビームランチャーを撃ってきた。

 

1機は無改造のようだが、もう1機はメリクリウスにヴァイエイトの武器を装備したもののようだ。

 

2機のヴァイエイトの攻撃は、フォビ([メリル])ドゥンガンダム・ガーディアンがゲシュマイディッヒパンツァーで防いだ。

 

 

「ユイ!!

一緒に!!」

《ええっ!!〉

と、バード形態のウイ([ユイ])ングガンダム01(ゼロワン)に乗ったアデル・エ([ラシュー])アボーンが、両腕と両肩のシグマシスキャノンを

バード形態のウイ([ユイ])ングガンダム01(ゼロワン)がツインバスターライフルを

同時に撃つ。

 

ウイ([ユイ])ングガンダム01(ゼロワン)とアデル・エ([ラシュー])アボーンの同時攻撃を、メリクリウスはプラネイトディフェンサーで防ごうとしたが防ぎきれず、メリクリウスは爆散した―。

 

◆

 

「やってくれたねぇッ!!」

と、ウイ([ユイ])ングガンダム01(ゼロワン)とアデル・エ([ラシュー])アボーンに向けてメガビームライフルを撃つ、セイラの愛機(ガンプラ)・トールギス・スピカ。

 

トールギスⅢを改造した、白と黄色で塗られた機体(ガンプラ)で、背中にSDEXウイングガンダムゼロ(EW)の翼を付けているため、トールギス・フリューゲルを思わせるような姿をしている。

 

機体名のスピカとは、乙女座にある星の名前である。

 

 

「ハァッ!!」

とトール([セイラ])ギス・スピカが、左手に持つシールドの先端から出したヒートロッドで、アデル・エ([ラシュー])アボーンを叩く。

 

ヒートロッドで叩かれたアデル・エ([ラシュー])アボーンは、火花を散らして吹き飛んだ。

 

追い打ちをかけようとしたトール([セイラ])ギス・スピカだったが、アデル・エ([ラシュー])アボーンを援護するため、モビルスーツ形態に変形したウイ([ユイ])ングガンダム01(ゼロワン)にツインバスターライフルを撃たれた。

 

「くぅッ!!」

と、トール([セイラ])ギス・スピカは紙一重で回避する…。

 

◇

 

「ハイム!!

ユイ達の援護に行きますわよ!!」

と、トール([セイラ])ギス・スピカに苦戦しているウイ([ユイ])ングガンダム01(ゼロワン)とアデル・エ([ラシュー])アボーンの援護に向かうフォビ([メリル])ドゥンガンダム・ガーディアンとブレイ([ハイム])ブセイバーガンダム。

 

しかし、2人の前に、ギルの愛機(ガンプラ)・トールギス・ジェモーが立ちはだかった。

 

 

ギルの愛機(ガンプラ)・トールギス・ジェモーは、右半身を水色に塗った、トールギスを改造した機体(ガンプラ)だ。

 

見た目は普通のトールギスとあまり変わらないが、背中には、ブースターパックを改造した自律攻撃端末【カストル】と【ポルックス】を装備しており、それを用いたオールレンジ攻撃を行う。

 

機体名のジェモーとは、フランス語で『ふたご座』という意味で、自立攻撃端末の【カストル】と【ポルックス】は、ふたご座の一等星の名前である―。

 

 

トー([ギル])ルギス・ジュモーは背中から、自動攻撃端末の【カストル】と【ポルックス】を射出した。

 

(!?)

 

トールギスがオールレンジ攻撃をしてくるなんて思いもせず、驚くメリル。

 

「くぅっ!!」

と、【カストル】と【ポルックス】から放たれたピンク色のビームをゲシュマイディッヒパンツァーで防ぐフォビ([メリル])ドゥンガンダム・ガーディアン。

 

だが、その隙を狙って、トー([ギル])ルギス・ジュモーがドーバーガンを撃った。

 

「きゃあっ!!」

と、フォビ([メリル])ドゥンガンダム・ガーディアンにトー([ギル])ルギス・ジュモーが撃ったドーバーガンが直撃したが、フォビ([メリル])ドゥンガンダム・ガーディアンはノーダメージだった。

 

というのも、フォビ([メリル])ドゥンガンダム・ガーディアンには、実弾に対して絶対的な防御をほこるフェイズシフト装甲が装備されている。

 

トー([ギル])ルギス・ジュモーが撃ったドーバーガンが直撃しても、フォビ([メリル])ドゥンガンダム・ガーディアンはノーダメージだったということは、トー([ギル])ルギス・ジュモーのドーバーガンは実弾兵器のようだ。

 

 

「よくもメリルを…!!」

と、ハイムがトー([ギル])ルギス・ジュモーに攻撃しようとした…

 

その時―!!

 

「がぁっ!?」

と、ハイムは

突然の激しい頭痛

におそわれた―。

 

 

「ハイム!?」

と、落ちていくブレイブセイバーガンダムを追って、フォビ([メリル])ドゥンガンダム・ガーディアンは降下していった。

 

「ハイム!!

どうしたのですか!?

ハイム!!」

とメリルが呼びかけるが、通信機から聞こえてくるのは、ハイムのうめき声。

 

ただ事ではないと思ったメリルは

「先生!!

先生!!」

と、ミリアを呼ぶ。

 

《どうした、メリル?〉

と訊いてくるミリアに

 

「ハイムの様子がおかしいんです!!」

と叫ぶメリル。

 

 

メリルの叫びとハイムの様子…

 

そして、第2ピリオド終了の時間も迫ってきていることから、ミリアは撤収することにした。

 

「総員、撤収だ!!」

と下令するミリア―。

 

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