※この作品はR-18です。

RG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

46 / 62
ビビッ島東部地区ガンプラバトル大会始末記(前)


 

【サイコロプス隊】がシャルロッテによって殲滅させられている隙に、空高チームはバトルステージから離脱することができた―。

 

 

ロビーに集合する空高の部員達。

 

「あの…

何で、あの人から逃げたんですか?」

と訊くミモザ。

 

「アイツはな

『悠久の地』の住人

なんだよ。」

と言うフライ。

 

「『悠久の地』の住人って…

どういうこと?」

と、首を傾げるミモザ。

 

「読んで字の如く。

この『悠久の地』に住んでいる人達さ。

もっとも、元は

ビビッ島の住人

なんだけどね。」

と言うフライ。

 

「ますます、わからない…★」

と、頭を抱えるミモザ…。

 

「でも…

何で、逃げなきゃならないんですか?」

と、あらためて訊くミモザ。

 

「『悠久の地』の住人は

みんな『ニュータイプ』

なんだよ。

だから、あんなのに攻撃されたら、逃げるしかないんだよ…。」

と言うフライ。

 

「私達を攻撃してきたってことは、あの人は城を守っている人だったんですか?」

と訊くミモザ。

 

「たぶんね…。」

と言うフライ。

 

「どうやら、『悠久の地』の住人と遭遇したのは、私達だけではないようです!!」

と、タブレットを操作しながら言うキャロル。

 

「何だと?

これは

ビビッ島ガンプラバトル大会

なんだ。

『悠久の地』の住人に、参加資格なんて無いはずだぞ?」

と首を傾げるミリア。

 

「もしかして…

乱入

ですか?」

と言うミモザ。

 

「その可能性もあるな。

一応、運営に訊いてみよう。

キャロル、頼む。」

と、『悠久の地』の住人が参加していることについて、キャロルに運営に問い合わせるよう頼むミリア―。

 

◆

 

大会運営本部では、『悠久の地』の住人が乱入していることに、騒然としていた。

 

「メイコ様!!

これは一体、どういうことですか!?」

と、メイコに詰めよる運営委員長のクラウド。

 

「何のことかな?」

と、とぼけるメイコ。

 

「これは、ビビッ島のガンプラバトル大会なんです!!

部外者の乱入は困ります!!

メイコ様の御威光で、部外者を追い出してください!!」

とクラウドがメイコに言うが

 

「何で私が、そんなことしなくちゃいけないの?」

と、メイコは聞く耳をもたない。

 

「な…何をおっしゃっているのですか…?」

と、絶句するクラウド。

 

「それは、こっちのセリフだよ。

ここは『悠久の地』なんだ。

ビビッ島じゃないんだよ。

だったら、『悠久の地』の住人が参加したっていいじゃないか☆」

と、勝手なことをのたまうメイコ。

 

「わかりました…!!

メイコ様が止めないのなら、私が止めてきます!!」

と、立ち去ろうとするクラウドの前に、メイコが一瞬にして移動し、クラウドの首を絞めあげる。

 

「メ…メイコ様…何を…!?」

と苦しむクラウド。

 

「貴様のような下民ごときに、『悠久の地』の住人の自由を侵害する権利があるとでも思っているのか!?」

と言い放つメイコ。

 

「わ…わかりました…!!

おゆ…お許しを…!!」

と懇願するクラウドを投げ飛ばすメイコ。

 

「メ…メイコ様のご乱心…!!

ご乱心ーッ!!」

と叫びながら、クラウドをはじめ、大会運営本部の人達は逃げ出した…。

 

 

「こんな楽しいイベント…

見ているだけなんて、つまらないよ…☆」

と、メイコはほくそ笑んだ―。

 

◇

 

空高のロビーでは―。

 

 

「どうだ、キャロル?」

と、大会運営本部と連絡をとっているキャロルに訊くミリア。

 

「変ですね…。

大会運営本部と連絡がとれません…。」

と、困惑するキャロル。

 

「何だと?

どういうことだ?」

と、首を傾げるミリア。

 

「こいつは、様子を見た方がいいかもね。」

と言うフライ。

 

「あの…

これって、ビビッ島のガンプラバトル大会なんでしょ?

何で、『悠久の地の住人』が乱入してくるんですか?」

と訊くミモザ。

 

「さあな…。

その理由は

神のみぞ知る

ってやつだろうね★」

と言うフライ―。

 

◇

 

やがて、第4ピリオド開始時間となった。

 

「とりあえず、陸戦隊で戦場の様子を見てくる。

キャロルは引き続き、運営本部との連絡をとってくれ。

それからハイム。

一緒に来てくれ。」

と言うミリア。

 

こうして

ミリア

セリーナ

ラシュー

リコ

ミモザ

ユイ

イザベラ

の【陸戦隊】のメンバーに

ハイム

を加えて出撃する―。

 

・

 

『悠久の地』に降り立つ【陸戦隊】の機体(ガンプラ)達―。

 

 

「とりあえず、このまま前進する。

ミモザ。

怪しい影を捉えたら、すぐに報せろ。」

と指示を出すミリア。

 

そして、【陸戦隊】は城に向かう―。

 

 

しばらく進んだら―

 

「先生!!

8時方向より、接近してくる集団があります!!」

と、ミリアに報せるミモザ。

 

《何者だ?〉

と訊いてくるミリアに

 

「えっと…

黒い九連星

というガンプラバトルチームのようです。」

と答えるミモザ。

 

《どこの馬の骨だ?〉

とミリアが言うくらいだから、よほどマイナーなガンプラバトルチームなのだと、ミモザは思った。

 

「どうしますか?」

と訊くミモザに

 

《来るのなら、相手をするしかないだろ。

挨拶がわりに、1発かませ。〉

と言うミリア。

 

「了解…。」

と答えるミモザ。

 

すでに、ロックオンカーソルは敵を捕捉している。

 

正面モニターに、敵機のデータが表示される。

 



 

【機体名】

ジン・ハイマニューバ2型

 

【ベースキット】

1/144 HG ジン・ハイマニューバ2型

 

【ガンプラタイプ】

汎用型モビルスーツ

 

【ガンプラ属性】

陸

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ✕

地上戦 ○

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◯

接近戦 ◯

 

【ガンプラファイター】

ワンダ

 



 

「いけっ!!」

と、GNスナイパーライフルを撃つガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガード。

 

当然だが、ガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードの攻撃は、ジン・ハ([ワンダ])イマニューバ2型に命中した。

 

それを皮切りに、陸戦隊のメンバーも攻撃を開始した―。

 

・

 

「消えろッ!!」

と、ガンダ([ミリア])ムエピオンコマンドのバスターライフルで撃たれたジン・ハイマニューバ2型は上半身を失い、爆散した…。

 

 

「よけられるかな!?」

と、ミサイル([セリーナ])ザクファントムが両肩から発射したミサイルが、2機のジン・ハイマニューバ2型に命中したが、撃墜にはいたらなかった。

 

逃走する2機のジン・ハイマニューバ2型だったが…

 

「逃がしませんわ☆」

と、ガンダム([イザベラ])ムルシェラーゴが右手に持つMA-M20【ルプス】ビームライフルでとどめをさし…

 

もう1機は、トム([リコ])リアット・ブルーサンダーがビームバズーカを撃って撃墜した―。

 

 

3機のジン・ハイマニューバ2型が、まるでジェットストリームアタックのように縦1列に並んで突進してきた。

 

ウイ([ユイ])ングガンダム01(ゼロワン)は、先頭のジン・ハイマニューバ2型に向けてツインバスターライフルを撃つ。

 

撃たれることを想定していなかったのか、ジェットストリームアタックのように縦1列に並んで突進してきたジン・ハイマニューバ2型3機は、まとめて爆散した…。

 

 

アデル・エ([ラシュー])アボーンがシグマシスキャノンを撃って、ジン・ハイマニューバ2型を撃墜し…

 

ガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードも、GNスナイパーライフルを連射してジン・ハ([ワンダ])イマニューバ2型を撃墜した。

 

 

生き残った、最後の1機のジン・ハイマニューバ2型は一目散に逃走した…。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。