※この作品はR-18です。

RG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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特訓(2)


 

コアブ([ソリン])ースター・スマッシュには、ギャプ([フライ])ラン・ソニックが襲いかかった―。

 

 

上空から降下しながら、M2000F【ケルベロス】高エネルギー長射程ビーム砲を撃つギャプ([フライ])ラン・ソニック。

 

「うわぁっ!?」

と、上空からのギャプ([フライ])ラン・ソニックの奇襲をかわすことができず、戦う前からいきなり大ダメージをうけてしまったコアブ([ソリン])ースター・スマッシュ…。

 

耐久値が75パーセントにまで減ったが、まだ戦える。

 

しかし、相手は性能ではるかに上回るギャプランだ。

 

とりあえず、急降下するコアブ([ソリン])ースター・スマッシュ。

 

降下スピードを利用して敵機を振り切るというのは空中戦のセオリーではあるが…

 

ギャプランが相手では、そのセオリーも通用しない…。

 

というのも…

 

コアブースターの推力

58000kg

 

ギャプランの推力

183000kg

 

…と

ギャプランはコアブースターの3倍以上の推力をほこるため、コアブースターがギャプランを振り切ることなど不可能

なのだ…。

 

 

急降下するコアブ([ソリン])ースター・スマッシュの背後に、ピッタリとつくギャプ([フライ])ラン・ソニック。

 

ソリンのコクピットルーム内には、ロックオン警報が鳴り響く…。

 

 

やがて、地面が見える高度にまで降下してきた。

 

高度200メートルで、水平飛行に移るコアブ([ソリン])ースター・スマッシュ。

 

後方には、ギャプ([フライ])ラン・ソニックがピッタリとついている…。

 

後方に攻撃できる武器があればいいのだが、残念ながら、そのような武器は、コアブースター・スマッシュには無い…。

 

「わぁっ!?」

 

当たりはしなかったが、ふいに後ろから撃たれたので、コアブ((ソリン)ースター・スマッシュは左旋回し―

 

「あああああ…っ!!」

 

―たら、失速し、コアブースター・スマッシュは地面に激突してしまった…。

 

耐久値は一気にゼロになってしまい、爆発のエフェクトにつつまれたあと、コアブースター・スマッシュは退場ゲートへと向かっていった…。

 

◇

 

イザベラの相手はユイ―。

 

 

上空からガンダム([イザベラ])ムルシェラーゴに向けて、バード形態のウイ([ユイ])ングガンダム01(ゼロワン)はツインバスターライフルを撃つが、回避された。

 

そのまま、ウイ([ユイ])ングガンダム01(ゼロワン)は降下していく。

 

そして、モビルスーツ形態に変形し、地上に着地した。

 

じつは、ユイは、空中戦は、あまり得意ではない…。

 

バード形態も、ほとんど移動用か、あるいは奇襲をかける時くらいにしか使わない…。

 

 

一方で、ユイとは逆にイザベラは、地上戦は、あまり得意ではない…。

 

(しかたがありませんわね…★)

と、地上に降下していくガンダム([イザベラ])ムルシェラーゴ―。

 

 

地上は、なだらかな高低差はあるものの、実質、平原だ。

 

「行きますわよ☆」

と、右手に持つMA-M20《ルプス》ビームライフルを撃ちながら、ウイ([ユイ])ングガンダム01(ゼロワン)に迫っていくガンダム([イザベラ])ムルシェラーゴ。

 

迫りくるガンダム([イザベラ])ムルシェラーゴに対し、ウイ([ユイ])ングガンダム01(ゼロワン)は両肩口に装備されているマシンキャノンを撃つ。

 

「なんの☆」

と、ガンダム([イザベラ])ムルシェラーゴはアクティブクロークを閉じた。

 

ガンダム([イザベラ])ムルシェラーゴのアクティブクロークは、飛行用の翼であるとともに、身を守るためのシールドでもある。

 

状況を打開しようと、ウイ([ユイ])ングガンダム01(ゼロワン)はバード形態に変形し、空に逃れようとしたが…

 

「それはミスジャッジですわ☆」

と、アクティブクロークを開き、空に飛び立つガンダム([イザベラ])ムルシェラーゴ。

 

そして

どこからか

ビームシザースを取り出し…

 

ウイ([ユイ])ングガンダム01(ゼロワン)を斬り裂いた―!!

 

バード形態だったので、接近戦にはまったく対応できなかったウイ([ユイ])ングガンダム01(ゼロワン)は、ガンダム([イザベラ])ムルシェラーゴの斬撃をまともにくらってしまい、地上に落下した。

 

バード形態のまま地上に落着してしまったウイ([ユイ])ングガンダム01(ゼロワン)に、地上に降り立ったガンダム([イザベラ])ムルシェラーゴが右手に持つMA-M20《ルプス》ビームライフルの銃口を突きつける。

 

「いかがなさいます?」

と言うイザベラに

 

〈まいりました…。》

と、ユイは素直に降参した…。

 

◇

 

ミモザの相手はメルチェ。

 

 

ビームライフルを撃ちながら迫りくるデルタプ([メルチェ])ラスに対し、ガンダ([ミモザ])ムアストレアJは右手に持つ、ガンダムキュリオスのGNビームサブマシンガンで反撃する。

 

ミモザは『射撃絶対命中』という異能の力を持つため、ガンダ([ミモザ])ムアストレアJの攻撃は、全てデルタプ([メルチェ])ラスに命中した―。

 

◆

 

「くっそぉッ★」

と、耐久値を見るメルチェ。

 

ガンダ([ミモザ])ムアストレアJからの攻撃を全弾くらってしまったものの、それでも、耐久値はまだ77パーセント残っていた。

 

(まだ、挽回できるな…☆)

とレーダーを見れば、ガンダ([ミモザ])ムアストレアJが、真後ろにピッタリとついている。

 

メルチェは

スラスター出力を、一気に最低出力にまで落とした。

 

途端に

ウェイブライダーは推力を失い、落下して

いった…。

 

◇

 

デルタプ([メルチェ])ラスの背後につき、追撃していたガンダ([ミモザ])ムアストレアJだったが…

 

「えっ!?」

と、急に正面モニターから

前方を飛んでいたデルタプ([メルチェ])ラスの姿が消えた―。

 

「えっ!?

どういうこと…!?」

と、サイドモニターも、天井モニターも見てみるが、デルタプ([メルチェ])ラスの姿は無い…。

 

その時!!

 

ロックオン警報が鳴り響き…

 

「きゃあッ!!」

と、撃たれてしまった。

 

「どこから…ッ!?」

とレーダーを見れば…

 

「なんで…ッ!?」

 

デルタプ([メルチェ])ラスが真後ろにいる

ことに驚くミモザ。

 

〈どうした、ミモザ?

お前の実力は、その程度か!?》

と、メルチェからの通信が入る。

 

「な…なんの…★」

とミモザは、デルタプ([メルチェ])ラスを引き離そうと、ガンダムアストレアJを右に左と旋回させるが、デルタプ([メルチェ])ラスは、まったく離れない…。

 

ところで、なぜ、ガンダ([ミモザ])ムアストレアJに追われていたデルタプ([メルチェ])ラスが、逆にガンダ([ミモザ])ムアストレアJの背後につくことができたのか―?

 

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