※この作品はR-18です。

RG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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予選リーグ④


 

キャンディイズが使用するグレイズリッターは3機とも同型で、色も全身銀色に塗られている。

 

使用者によって、肩のシールドのラインの色が違い

ラン機…赤

ミキ機…黄

スー機…青

となっている。

 

アビリティ『ナノラミネートアーマー』により

ビーム射撃武器は、ほとんど効かない―。

 

 

「ハロ、どうすればいいの?」

と、ハロに訊くミモザ。

 

『GNミサイルヲ使エ』

と言うハロ。

 

「それって、牽制用の武器でしょ?

効くの?」

と言うミモザに

 

『脅シニハナル』

と言うハロ。

 

「わかった…!!」

と、ガンダムデュナメス・ヴァンガードは腰部フロントアーマーと両膝のハッチを開いてGNミサイルを発射した。

 

ライムグリーンのGN粒子の尾を引いて飛んでいくGNミサイル。

 

夜のステージに、ライムグリーンに光り輝くGN粒子は一際美しいが、視認性も抜群だ。

 

そのため、キャンディイズのグレイズリッターは、飛んでくるGNミサイルをGR-Hr01ナイトブレードやGR-H01バトルアックスで切り払ったり、GR-W01 120ミリライフルで撃ち落としたりして、被害を最小限にとどめた。

 

「やっぱり…あまり効いてないよ…。

ハロ、どうしよう?」

と訊くミモザに

 

『接近戦、接近戦』

と言うハロ。

 

「私…接近戦苦手なのよ…。」

と言うミモザを

 

『知ラン』

と突き放すハロ…。

 

(はぁ…★)

と、ため息をつきつつ…

 

ガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードはGNビームサーベルを抜いて、キャンディイズのグレイズリッターに挑む―。

 

◇

 

キャロルも苦戦することになった。

 

キャロルの愛機・ウイングガンダムセラフィムプロフェシーは基本的にビーム兵器しか装備していない。

 

最大最強の武器であるバスターライフルも、ナノラミネートアーマーの前にはまったくの無力…。

 

そして、キャロルも接近戦は得意ではない…。

 

「それでも…!!」

と、ウイング([キャロル])ガンダムセラフィムプロフェシーはビームサーベルを持って立ち向かう―。

 

◇

 

もっとも有利に戦えるのはカッシュの愛機・シャイニングガンダムパッションだったが…

 

あろうことか

カッシュは接近戦が苦手

だったのだ…。

 

接近戦仕様のシャイニングガンダムにビームバズーカを持たせているのは、それが理由である…。

 

 

「いけぇッ!!」

と、シャイニ([カッシュ])ングガンダムパッションはビームバズーカを撃つが、ビーム射撃武器をほぼ無力化するグレイズリッターのアビリティ『ナノラミネートアーマー』により、ほとんど効かなかった…。

 

逆に、シャイニ([カッシュ])ングガンダムパッションの方がグレ([スー])イズリッターのGR-H01バトルアックスで斬りつけられてしまった。

 

「負けてたまるかぁッ!!」

と、シャイニ([カッシュ])ングガンダムパッションは右手にビームソードを持って反撃するが、グレ([スー])イズリッターの左肩のシールドで防がれ、逆にグレ([スー])イズリッターのGR-H01バトルアックスで胴体を横薙ぎに斬られてしまった…。

 

この一撃は痛恨の一撃(クリティカルヒット)だったようで、シャイニ([カッシュ])ングガンダムパッションの耐久値は60パーセントにまで減った。

 

「くそ…ッ★

こうなったら、あまり、やりたくないが…。」

と、カッシュは武装スロットから『SA(必殺技)』を選択した。

 

すると、シャイニングガンダムパッションのフェイスカバーが開き、両腕のアームカバーが開いて、内蔵されていたスマッシュブースターを展開した。

 

「くらえッ!!

シャァイニングッ!!

バスタァァァッ!!」

 

 

シャイニングバスター―。

 

それは、シャイニングガンダムパッションのアームカバーに内蔵されている砲口から、シャイニングフィンガーのエネルギーを発射するシャイニングガンダムパッションの必殺技だ―。

 

 

だが!!

 

グレ([スー])イズリッターはシャイニングバスターをなんなくかわすと、GR-W01 120ミリライフルで反撃した。

 

必殺技発射後の硬直時を狙われたため、シャイニ([カッシュ])ングガンダムパッションは動くことができず、グレ([スー])イズリッターからの反撃を全弾くらってしまった。

 

これにより、シャイニ([カッシュ])ングガンダムパッションの耐久値は50パーセントを切ってしまった。

 

グレ([スー])イズリッターはシャイニ([カッシュ])ングガンダムパッションにとどめを刺そうと、GR-H01バトルアックスで斬りかかってきた。

 

シャイニ([カッシュ])ングガンダムパッションはスモークグレネードを投げて発生した煙幕に紛れて離脱した…。

 

◇

 

ビームサーベルでランとミキのグレイズリッターと戦っていたガンダ([ミモザ])ムデュナメス・ヴァンガードとウイング([キャロル])ガンダムセラフィムプロフェシーだったが、ミモザもキャロルも接近戦が苦手なこと…

そして、ビームサーベルではグレイズリッターに効果的なダメージをあたえられなかった。

逆にグレイズリッターに圧倒されていた…。

 

《部長…どうしますか?〉

と訊いてくるミモザに

 

「正直…結果は見えていますね…。」

と言うキャロル。

 

「カッシュさん。

私達は降参します。」

と、カッシュに言うキャロル。

 

《なんだとッ!?

あきらめるのかッ!?〉

と反論してくるカッシュに

 

「私達の機体(ガンプラ)では、あまりにも不利すぎます…。」

と言って、コンソールの降伏ボタンを押すキャロル。

 

ミモザも降伏ボタンを押し…

 

カッシュも降伏ボタンを押した…。

 

こうして、空高ガンプラバトル部はキャンディイズに敗北した…。

 

・

 

予選第3戦のもう1試合

シロッコ・デンタルクリニック

vs

ヤムアダ電機アスマン店

は、シロッコ・デンタルクリニックが判定勝ちした。

 

・

 

予選リーググループCの対戦成績は―

 

①キャンディイズ 2勝1敗 準決勝進出

撃墜ポイント7 被撃墜ポイント3

 

②空高ガンプラバトル部 2勝1敗

撃墜ポイント6 被撃墜ポイント4

 

③シロッコ・デンタルクリニック 2勝1敗

撃墜ポイント4 被撃墜ポイント6

 

④ヤムアダ電機アスマン店 3敗

撃墜ポイント3 被撃墜ポイント8

 

―となった。

 

 

優勝を狙い、空高女子ガンプラバトル部がほこる3人の『ニュータイプ』

ハイム

フォーミュラー

カナ

を温存したことが裏目に出てしまい、空高ガンプラバトル部は予選リーグ敗退となってしまった…。

 

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