TSロリ勇者は仲間たちにぶち犯される 作:人の心を捨てないと書けない
「…うぅむ。にわかには信じ難いが…まぁ、よい。出国の許可を与えよう」
「感謝します。父上」
椿の目の前にいる、妖艶な気配を漂わせる女性は、椿の父であり桜華の帝である
「勇者の子を授かれんとは…な」
皇帝の娘たる椿と、世界を救った勇者との子を得られると思っていた麗は、グリムの変化に頭を悩ませる。
「大丈夫でござるよ、父上」
「…む?」
「拙者が勇者殿を孕ませれば良いでしょう」
その言葉に、しばらく沈黙が続く。
「………ぷっ…あっははははは! 流石は我が娘だ。血は争えんということか。我の後継者に関しても心配いらん。好きにするが良い」
大笑いをしたのち、興味深そうにニヤつきながら言葉を紡ぐ麗。何せ彼女自身も秘伝の丸薬を飲み、ふたなりチンポで愛する女を孕ませたのだから。椿が彼女を父と呼ぶのはそれが原因である。
「ふふ…それにしても、随分と愛い姿になったものよのぉ。以前の益荒男ぶりはどこへやら…」
良い男であったのに、と悔やむ反面、今の姿も可愛がりがいがあると舌なめずりをする麗。そんな父にため息をつきつつ、少しだけ睨む椿。それを気にしないように話を続ける麗。
「ふふ…まぁ、尽力するが良い。渡航は明日の朝としよう。向こうの国へは今朝方使いを送った。自由に羽を伸ばし、今日中に準備をしておくのだな」
グリムが訪れてからまだ一夜だというのに、既にやるべき事を終わらせていた。敏腕家である父は尊敬しているが、性に少しだらしない所があるため素直に認めきれない椿であった。
「お、お主! み、見ない顔だな!」
「…んぁ?」
暇を持て余したため、庭にあった桜の木の下で木漏れ日の温もりを感じながら寝っ転がっていたところ、話しかけられた。
「誰だよ、お前」
「な…拙者を知らないのか? 拙者は
椿と同じ黒い髪を携えた、今の俺と同い年ぐらいの女だ。胸を張ってそう答えるが、どこか背伸びをしているような印象を受ける。
つまり、後継者ってことか? トップを取る奴には見えないな。椿より実力も無いし、年も若いだろうに。それに、以前来た時に見たこともないな。次の帝って言うんなら顔合わせぐらいするだろうに。
「…で、俺に何か用かよ」
「い、いや…その、お主はどこの者なのだ? は、初めて見る顔だったのでな」
うーむ、なんと答えたものか。この様子じゃ俺が元勇者ってことは知らなそうだ。俺がそれだって答えても信じてはもらえなさそうだ。
「あー、椿の…友達?」
「椿姉様のご友人か…ふ、ふむ。それでお主、名前は?」
俺を真っ直ぐ見ずに、時折視線を逸らしながら話す虹。なんか挙動不審だな。どうしたんだ。
「俺はグリムだ、よろしくな。…まぁ、明日にはこの国にはいないだろうが」
「そ、そうなのか。…お、お主、髪に花びらがのっておるぞ……う、うわぁっ!」
俺の頭に手を伸ばしたその時、虹の背後から一つの人影が現れて虹の体を持ち上げて捕獲する。
「虹、何をしてるでござるかぁ?」
「あ、姉上っ!? こ…これは違うのです! お、降ろしてくださいっ!」
持ち上げられたままジタバタしても椿はびくともしない。小さくて随分と可愛らしい子だな。まぁ今の俺と大きさは変わらないが。椿は虹を降ろして、俺の隣に座り込む。
「出立は明日、色々準備せねばならないでござるからな、町へ行くでござるよ」
「…あ、姉上。拙者もご一緒してもよろしいでしょうか…?」
ふむ、椿にべったりって感じか。確かに椿をそのまま小さくしたらこんな感じになりそうだな。椿が憧れの姉ってことだろうか。俺がこのぐらいの歳だった頃を思い出す。
まだ実力も伴わない弱かった新人冒険者だった俺を助けてくれた先輩冒険者には、憧れを抱いたものだ。そいつとは長い付き合いになり、ともに魔王と戦うまでになるとは思いもしなかったが。
「は、はぐれてはいけないからな。拙者の手を取るが良い」
少し顔を赤くしながら、俺に手を差し出す虹。なんだろう、この…守ってあげたいと思わせてくれるようなこの感覚は…頭を撫でたくなってくる。 次期皇帝として、しっかり者であろうと言うような気概を感じる。
…ふむ、この同い年ぐらいの女の子と思って親近感を抱いているといったところか。悪いな虹くん、中身はもう20を超えた男なんだぜ。
拙者の名前は虹。桜華の次の帝となることを約束された者だ。
……しかし、自分は父上の子供の中で、現時点では一番若い。それに、頭も姉上達と比べると良くない方であり、実力に関しても椿姉様の足元にも及ばない。
そんな未熟な拙者を、皆献身的に支えてくれる。そして、拙者もそれに応えなければならない。
その為に、今日も朝早くから修練場にて剣を振るう。少しでも、帝に相応しい力を身につけねば…
その道中通りがかった中庭、そこに咲く一本の桜の木の下に寝転がる者がいることに気がつく。
体をスッと起こしたその人物に…拙者は目を奪われた。
異国の者だろうか、腰ほどまで伸びる長い純白の髪の毛が風に揺れ、散った桜の花びらがまるで髪飾りかのように髪の毛に乗る。
異国の者と話したことは無い。これも経験の一つと考えて、声をかけることにした。決してその容姿に惹かれたわけでは、ない。
「お、お主! み、見ない顔だな!」
緊張して、つい語気が荒くなってしまった。…近くで見れば見るほど、その美しさに見惚れてしまう。純白を思わせる肌と髪の毛に、桜色の唇。そして、片方は包帯が巻かれているが、とても澄んだ宝石のような瞳…思わず取ってしまいたくなる。
……って、違う! 拙者は決してそんなやましい気持ちで話しかけたわけでは無いっ!
少しだけ話したところ、どうやら椿姉様のご友人であるらしい。名はグリム…どこかで聞いたことのある名だ。
グリムの印象は、少し思っていたものと違った。花を愛でる無垢な少女のような見た目だが、どこか荒々しさを感じる。しかし、その印象の差異など些細なものであるほどに、彼女は美しかった。
…なんであろうか、グリムを見つめていると心臓の拍動が激しくなってくる。しかし、心地の良いものだ。
またひらりと、グリムの髪の毛に桜が舞い落ちる。…このままでは頭が桜まみれになってしまうと思い、とってあげようと手を伸ばす。
「虹、何をしてるでござるかぁ?」
そんな時、背後から現れた椿姉様に捕まってしまった。女性にみだらに触れようとしたことを見つかってしまったと思い、少し焦ってしまった。特に咎められはせず、2人は話し始める。
…彼女は明日にもこの地を去ってしまうのだったか。
初対面でお互いを良く知らないと言うのに、なぜかその別れを惜しく思ってしまうのはどうしてだろうか。拙者は、気が付いたら2人の外出に同行したいと口走っていた。
「は、はぐれてはいけないからな。拙者の手を取るが良い」
少し声が上ずってしまったが、彼女は笑顔で拙者の手を握ってくれた。戦いを知らないような柔らかい掌から体温が伝わる。
「おう、よろしくな」
彼女の笑顔に、拙者はひどく胸を打たれた。
「は…拙者が、ですか…?」
「うむ、国内では学べぬものも多かろう」
その日の夜、父様に呼ばれた。そしてこの桜華の外へ、椿姉様と彼女…グリム殿と一緒に出ないかという薦められた。
「…それに、あの女子の事が気に入ったのだろう?」
「な…なぁっ…!? ち、違いますっ…! 拙者は初対面の女子に心惹かれるなどっ…!」
「なに、よいではないか。早いうちから性という物に触れておくことは大事だぞ?」
父様はカラカラと笑いながら僕を見つめる。まったく、父様は本当に節操がない。
「まぁ、強制ではない。朝までに考えておけばよい。もう我は寝るからな」
まだ夜も浅いというのに、父様が寝る? 普段はグダグダ酒に溺れながら夜更かししているというのに。珍しいこともあるものだ。
外の国へ…か。拙者も興味はある…が…。
「よっ! こんなど真ん中でなにやってんだ?」
「ひゃぁっ!? …ぐ、グリム殿っ?」
廊下の中央であれやこれやと考えていたら、背後からグリム殿にいきなり話しかけられて悲鳴をあげてしまった。くっ…不覚っ…
「い、いえ…なんでもありませぬ…」
「んー? …わかった、悩み事だろ」
拙者の顔を覗き込みながら、抱えていた物を看破されてしまった。
「ど、どうしてそれをっ……いや、些細なことですのでお気になさらず」
「そうか? そんならいいけど。まぁ、悔いのないようにしろよな。やるかやらないかで悩んでるんだったら…やった方が良いぜ!」
拙者の背中をバシッと叩きながら走り去るグリム殿。
悔いの残らない選択…拙者はどうしたいのだろうか。いや…答えは決まっている。明日の朝一番に父上のもとへ行こう。
「ふぅ……」
厠から自室へと戻る虹。今日はもう敷いてある布団に入るだけなのだが、見覚えのある人物を廊下で見た。
「…父様? 今日は寝ると仰っていたのに…」
また女性と一夜を過ごすのだろうと、気には留めなかった。しかし、なぜ今回は嘘をついたのだろうと疑問に思う。普段は隠したりしない、恥も外聞もないような人だというのに。そして少しだけ後をつけることにした。
「…あそこは、客室っ!?」
城の外でも、妻たちの下でもなく客室へと入った父に目を剥いた虹。なぜなら、国内外からの要人を泊めるような部屋に入っていったのだから。
「ち…父上っ……む!」
背後からドタバタと足音が聞こえ、咄嗟に隠れた虹。その足音の主は…敬愛する椿であった。
「ね…姉様? いったいお二人で何を…」
忍び足で2人が入った部屋へと向かう。中からは言い争いをするような声が聞こえる。そっと、襖の隙間から中を覗き見る。
「なんだ、けちくさいの」
「…父上、いくら貴方でも…」
言い争う椿と麗。そして…その間で困惑するグリム。
「お、おい…? いきなりどーしたよ2人共…」
当事者であるはずのグリムをそっちのけで睨み合う2人。実の父を射抜くような眼光で睨む椿と、それを飄々といなす麗。
「のぉ、グリム殿? 我の身体に溺れてみぬか…椿よりも心地よいぞ〜?」
幼い少女に身体を擦り寄せる麗。しかし、そのような色仕掛けは彼には通じない。少しでも気心の知れた椿へと助けを求めるような視線を送る。
「…それ、我の肉布団は気持ちよかろう?」
否応なしにグリムを抱擁する麗。小さな身体が豊満な胸に包まれる。ふかふかで、ほんのり汗で湿っているが、人肌を感じられる心地よさに身を委ねてしまう。
「…勇者殿っ。拙者の下へ…!」
「む…全く、しょうがないの」
麗からグリムを奪い返し、唇を合わせる。グリムにとって唇を交わすことはセックス以上に特別な価値を持つのだが、今の椿はそんな事は忘れている。もうこのメスを自分の物にしてしまいたい、その一心でグリムの小さな口の中を犯す。
「…むぅ…ぷあっ…♡ ……つ、椿っ…! だからキスはだめっ…むぅっ♡!」
息継ぎに唇を離すだけで、グリムは苦言を呈する暇もなくまた強制的にキスを繰り返させられる。
「ぁっ…はっ…ぅ♡」
すっかり蕩けきった顔になったグリム。すっかり下もぐずぐずに濡れていた。
「…勇者殿、我慢するでござるよ。……父上、本意ではありませぬが」
グリムを抱え込むように座り、股を開かせる椿。父におまんこを差し出すように拘束する。
「…ふふ、椿らのお気に入りでなければな。我が妻に迎え入れたかったがな…♡」
「ぉ…っ゛っ…ぉぉ゛……♡?」
2回目の男を迎え入れる行為。以前よりは多少スムーズに入ったものの、まだキツキツな事には変わりない。
「優しく突いてやるからな…そう怖がるな」
「ぃ…も、もっとっ…♡ ゆ…ゆっくりにっ…してっ…あぅっ♡」
隙間から覗き見ていた虹は、父だけでなく姉までもがあのようなはしたない行いをしていた…という事がショックで、自室へと走り去った。
布団の中へ潜っても、あの光景が忘れられない。姉が男性器を大きくしながら、父とグリムとの交わりを見ていたこと。そして、父に犯されていたグリムの、着物をはだけさせて、顔を蕩けさせてメスの顔になっていた姿を…。
「ぐ…グリムどのぉ…♡」
一人、自身を慰める虹。しこしこと、自前の肉棒を擦りながら。
【虹】
桜華の帝の子の中で唯一の男児。それゆえ次代の帝になる事を約束されたている。あらゆる面で姉に劣っていると自覚しているため重圧になっている。紅顔の美少年…というか、美少女と見間違う容姿もコンプレックス。以前、勇者一行が国へ訪れた際は修行に出ていたため顔合わせはしなかった。
ロリ勇者に興味があるようで…?