今日は初詣にみんなで来た。アリア・アンジェラ・マミエル・マイン・エクレア・コーデリア。それに司令官。あっフーカ・ルカ・マーテルたちも来てたんだ。
今日も一年いいことがありますように。
ね~!お守りかっていこ~よ!
コーデリアが提案する。その提案に乗ってお守りを売っている巫女服のフライの前へ
アリアが買ったのは
恋愛成就のお守りだ。
大好きな司令官ともっと仲を深めたい。そう思いながら。
やることはやった。もう帰ろう。何か忘れてる気がするけど車に乗り込む。一時間もすれば家についているだろう
そして、二時間後
wwwwwルカったらトイレまで我慢できないのwwwww
野ション中のルカちゃんである。ルカちゃんとは、司令官が野ションしていたなら
めっ!ですよ!ちゃんとおトイレまで我慢できないんですか!
と、司令官に注意してくるルカちゃんである。そう、野ションはダメなこと。イルカ軍総帥である、ルカちゃんはそう理解してる。野ションはだらしない、恥ずかしいことなのである。だからこそ今、顔を真っ赤にしてオシッコを地面に噴射しているのである。ちゃんとおトイレまで我慢できなかったイルカ軍総帥ルカちゃんは恥ずかしいオシッコ噴射を一般公開中である。渋滞だったのだ。渋滞でだめだと理解していることを自分からやっているのだ。野ションは恥ずかしいことだからダメという、女の子の気持ち、それがしっこを禁止する。しっ禁地獄である。渋滞ではない。外でし~し~するのが恥ずかしいことだという女の子たちの考えがこのしっ禁地獄を作り上げているのである。目の前には自由にし~し~できる空間があるのに、そしてオシッコは気持ちいいのに、恥ずかしいという気持ちから、女の子たちはオシッコをするという選択肢をわざわざ自分で遠ざけているのである。オシッコの圧力に敗れて、自分からしっ禁地獄の禁を破って、噴射中のルカ。顔は真っ赤だがオシッコの快楽で頭はいっぱいである。そんな様を見ていたものが数人。一人目はマーテル。
どうしよう……
自分も我慢していたのに、自分も一緒に野ションしようと思ってたのにタイミングを逃してしまった。フーカが野ションのことを馬鹿にしたせいで、行きづらくなった。
そして、二人目はエクレア。
あんなところでオシッコなんて……恥ずかしくないの……?
そう、野ションなんてありえない。とんだ生き恥さらしだ。ちゃんとトイレまで我慢すべきだ。エクレアにはあんなところでオシッコするルカが理解不能だった。
そして、三人目は
顔を青くしたアリアだった。
いつもなら、女の子同士なら、今から車のドアを開けて野ションに行けたのに。今は無理だ。司令官にオシッコしたいなんて言うとか無理だ。今まで車内は大好きな司令官がいる幸せな空間だった。だが今はアリアにオシッコを禁ずるしっ禁地獄になってしまった。オシッコできない地獄から解放された存在がいる。別の車に乗っていたルカである。アリアは一人だけしっ禁地獄を抜けた裏切り者をうらやましそうに見ていた。
そして、渋滞が解消する。
んっ……んん!!
まだ時間がかかる。司令官の家まではまだ遠いのだ。しっ禁地獄から解放されるまでまだまだ時間がかかる。いや、今すぐこの地獄から解放される方法が一つだけある。『司令官!オシッコ!』そういえばいいのだ。しっ禁地獄は女の子が持つオシッコは恥ずかしいという気持ちが作り出した幻である。『司令官!オシッコ!』そう言うだけですべてが解決する。でも無理だ。司令官にオシッコのことなんて言えない。だが、『司令官!オシッコ!』そういわなければ、ずっとこのまましっ禁地獄が続けば、アリアを待ってるのは失禁。司令官に見てもらおうと着飾ったのに、オシッコでぐっしょりした袴を見せてしまうことになるのだ。オシッコのことを言おう。いや、やっぱり無理だ。でも、もう言わないと……
『なー!司令官!
声が上がる。
続く