いまだ我慢中の少女、エクレアにコーデリアお姉ちゃんの何気ない一言が重くのしかかる。
初詣完結編
初詣編第一話
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『いや、うちもうダメだと思ったわ~♡ほんと気持ちよかった~♡信じられないくらいいっぱい出てさ~♡ちびってないのが不思議なくらい♡
コーデリアのおしっこトークが車中に響く。
『あれれ♡司令官、どうしたの、黙っちゃって♡いやーあんなに出るとはさ~♡あれ、あそこでしなかったら漏らしてたわ♡
運転手である司令官の集中を削ぐいけないコーデリアであった。
一方エクレアの脳裏に浮かんだ新たなおしっこイメージは……草むらだった。あんなに否定した草むら。黒パンを放り投げ、桃色の噴出孔から黄色い滝が湧き出す。いや、滝ではない。地面と直角に噴き出すそれはまさにプラズマ砲。エクレアの得意技である。エクレアの股間から放たれるプラズマは地面に直角に激突し、地面を激しくえぐる。
おしっこ、おしっこぉ……
『マジでやばかったわ~もらしたら大恥だしさ~♡
やめて。お願い。
気持ちよかった。あそこでしなかったら漏らしてた。もらしたら大恥。コーデリアの放つ一つ一つの言葉がエクレアに刺さり続ける。あなたたちのせいで……いや、違うかも……
エクレアを襲う暴力的な尿意。それはエクレアのおしっこタイムを遅らせた5人の野ション女たちへの恨みをかえって減らすことになった。エクレアは今でもトイレまで我慢すると決意している。絶対野ションはしない、しないがしかしもしかしたら野ションするかもしれない。自分に野ションの可能性が出てきたことで野ション女たちを悪く思うことをやめたのだ。
いや、野ションの可能性などない。トイレまで我慢する以外の選択肢はないのだ。でも……でも……
『もらしたら大恥だしさ~♡』
さっきのコーデリアの発言がエクレアの中でリピートする。そう、もらしたら大恥。絶対我慢するしかない。
もっと速く!速く!
今まで、エクレアの指はスカート越しに出口を封鎖してた。しかしだめだ。もう、それでは無理だ。黒パンのなかに手を突っ込み、直接指で出口を抑える。そうしないと今にでも噴出してしまいそうだった。イメージのプラズマ砲以上の勢いで出てしまいそうなのだ。パンツに手を突っ込み抑えるしかない。今のエクレアはスカートをパンツに巻き込んで手と一緒に中に入れていた。
おしっこ出ちゃう!
そういわなくてもだれが見てもおもらし寸前なことがわかる見た目だった。スカートを巻き込んだせいでパンツ丸見え。
『もらしたら大恥だしさ~♡』
数分前のコーデリアによる発言がエクレアの脳内でまたリピートされる。そう、もらしたら大恥。よって恥をしのんで、出口を直接抑えるしかない。
『もらしたら大恥だしさ~♡』
また怒りがわいてくる。なにが『もらしたら大恥だしさ~♡』だ。あんたたちのせいで今の今までおしっこできなかったのだ。恥知らずの野ション女たちのせいで自分が大恥をかこうとしてるのだ。それをなにをのんきに『もらしたら大恥だしさ~♡』だ。
速く、速くしなさいよ!!
司令官に車を飛ばすよう指示するが、だめだといわれる。制限速度?そんなもの無視しなさいよ!
『もらしたら大恥だしさ~♡』
そう、もらしたら大恥。だから司令官には迅速にエクレアを家まで送り届ける義務がある。
『もらしたら大恥だしさ~♡』
じゅっ…じゅっっ……!!!
指のガードを抜けて、熱いほとばしりがエクレアの黒パンに染みていく。もらしたら大恥。大丈夫。まだ漏らしてない。もうすぐつく。
ついた。
早く!鍵!
パンツに片手を突っ込み、足でダンスを踊りながら、玄関が開くのを待つエクレア。
『もらしたら大恥だしさ~♡』
大丈夫、もう少し、もう少しでトイレ。恥知らずの野ション女とは違って、ちゃんとトイレでおしっこするんだ。エクレアには恥ずべきところなどなんにもない。だから……だから……
だから、早く開けなさいよ!!グズ!!
エクレアの怒りの声を聞きながら、司令官が玄関を開こうとする。そして……
ぶじゅううううう!!!!!!
エクレアの指を絶望の熱水が激しくぶつかる。
『もらしたら大恥だしさ~♡』
あっ……ああっ……うそ、こんなのうそ……
じゅわぁぁぁぁぁぁぁぁ……ぽとぽとぽと………
エクレアの大恥さらしの証拠。玄関でフライングしたおしっこは、黒レースのパンツにまず広がった。その後、パンツに濾されて地面に水たまりを作っていった。情けない、目に涙が浮かぶ。こんなのこんなの絶対嘘……
その姿をみたコーデリアは後悔してた。なんで気づかなかったんだろう。『もらしたら大恥だしさ~♡』なんていうべきじゃなかった。
エクレアは足元に大きな湖を作り続ける。それからしばらくして、やっとエクレアのスカートから流れ出す滝は止まったようだ。泣きじゃくるエクレアに誰かが近づく。
それからしばらく後のこと。
『これはさ、しばらくこうやっておいとけばいいのよ。こうやって置いた後に洗濯機に入れとけばいいから。
誰かがエクレアに話しかける。でもエクレアは泣きじゃくったままだ。
『もう、うちも悪かったからさ。あんなこというべきじゃなかった。でも気にしなくていいよ。だって
洗面器に漬けられた黒レースのパンツに目線をやりながら、コーデリアが話し続ける。
『だって、うちがなんでこんなことに詳しいと思う?
エクレアがきょとんとする。なんでいきなりこんなことを聞きだすのだろう。頭がまとまらない。わからない。
『い、いや~実はうち、けっこう大恥をかいててさ~例えばさー
頭を掻きながらコーデリアが話を進める。
『××司令官っているじゃん?ちょっと気になっててさ~
なんだろう、話が飛び続けるな。
『家が近かったから一緒に帰ってたんだけど、トイレに行きたくなっても言い出せなくてさ、それからしばらくして、
『司令官と離れる時が来て、で、急いで家に飛び込んでトイレに駆け込んだんだけど
ん、もしかして……
『で、でさ、トイレで……間に合わなかったんだよね~
なるほど。だからコーデリアお姉ちゃんは、おもらししたパンツの扱いに手慣れているわけだ。
『ほかにもさ、たしかこんなこともあった!
おねえちゃんが話し続ける。
『だ、だからさ、お姉ちゃんたちも結構もらしちゃってるんだよね、だから口が滑ってもらしたら大恥なんて言ったけど、気にすることはない!お姉ちゃんたちみんな大恥かいてるから!
変な理屈だ。コーデリアおねえちゃんがおもらししてても、ほかのおねえちゃんがおもらししてるとは限らない。でも、気が楽になった。口から笑みがこぼれる。
『お、元気になったね。よかったよかった♡
なんか今まで滑稽だったな。外でおしっこなんて恥ずかしいと言いながら、パンツ丸見えの状態で脚をばたばたさせたり。そっちのほうが大恥じゃないか。あ~ばかばかしい。おしっこが限界でそんなことすら気づかなかった。今度おなじことがあったらお姉ちゃんたちと一緒におしっこしたいな……。それに、もらしたとき、正直すごい気持ちよかったし……そんな気にすることでもなかったのかも……
ありがとう、おねえちゃん♪
次回は別ルートです