シンデレラたちは止まれない! 作:私立聖白ビキニ女学院理事長
街を普通に歩いていた私は、とんでもないものを目にした。
絶世の美女、いや、美少女?
いやいや、やはり美女だったかもしれない。
チラッと視界の端に一瞬だけ映っただけだったのだが、たったそれだけでそうだと確信した。
多数の担当アイドルを抱え、普段から見目麗しい美女や美少女に触れている目の肥えたこの私を一瞬で虜にしてしまった。
具体的に言うと、恥ずかしながらフル勃起したのである。
それどころか射精しかかったと言っても過言ではなかった。
時間にして1秒未満見ただけで。
私を一瞥し、微かに微笑んだように見えた。
そう思いたかっただけかもしれないが、真偽は本人に確かめればいい。
とにかく、なんとしてももう一度彼女に会わなければならない。
彼女を見付けなければならない。
これが、私と
どこだ?
どこへ行ってしまったんだ!?
そもそもなぜあれだけの存在を見失ってしまったのか。
はは、まるで気絶していたかのようではないか。
……いや、あながち笑い事ではないかもしれない。
「一目惚れ」などという次元ではなかった。
「魅了された」と言った方が正しいか。
ギリシャ神話の頭髪が蛇の美女、メデューサによって石化されたらこんな感じだったのだろうか(私は今動けているが)。
とにかく1秒でも早く彼女に会いたい。
それから私は来る日も来る日も空いた時間は全て彼女の捜索に時間を費やした。
初めて目にした街中を中心に、ありとあらゆる場所を手当たり次第に何度も何度も巡った。
いない。
ここにもいない……。
諦める気は毛頭なかったが、ほんの少しだけ疲れを感じたその時。
『あなたの望みはなぁに?』
背後からだったのか定かではないが、どこからか声がしたのは確かだ。
それが彼女の声なのか?
「君に会うことだ!」
私は人混みの中で恥も外聞もなく叫んだ。
くすり、と笑うような声が聞こえた気がしたが、それ以降彼女の気配はしなくなり、遠巻きに私を見てヒソヒソと囁き合う人々の中にポツンと取り残された。
彼女の影を求めて彷徨うまたある日。
今度は私の頭の中に声がした。
『捜し物は見つかった?』
「ああ、たった今な」
私は確信を持ってそう答えた。
すると目の前の空間が揺らぎ、あの子の姿が浮かび上がった。
ここは街中だったはずだが、今はもう自分がどこにいるのかわからなかった。
幻術だとでも言うのか?
だがそんなことはどうでもいい。
目の前のこの子にだけ集中するんだ。
一瞬たりとも目を離すな。
瞬きすら厳禁だ。
「へぇ」と言うようにあの子が唇の端を歪める。
「私に会いたかった?」
こちらを試すような声色。
「会いたかった」
腹から振り絞るように即答した。
「どれくらい?」
「寝ても醒めても。……違うな、眠れないほどに会いたかった。飯も喉を通らないぐらい会いたかった。暇さえあれば君のことを考えていた」
「ふーん、そんなに」
反応は芳しくない。
歯の浮くような台詞を言われ慣れているのだろう。
さもありなん。
「で、どうしたいの?」
一応訊いてみた、といった感じだ。
「君をアイドルにする」
「アイドル?人前で歌って踊るあの?」
思いもよらなかった返答にキョトンとしている。
「そうだ」
「しかも『アイドルにならないか?』じゃなくて『アイドルにする』なの?」
「そうだ。必ずする」
「あなた、面白いわね」
彼女は一気に目を輝かせる。
手応えアリだ。
「いいわ。いらっしゃい」
「どこへ?」
と尋ねた次の瞬間には場所が移動していた。
ここは……どこかの部屋か?
私室のようでもあり、ホテルの部屋のようでもあり、王宮の姫君の部屋のようでもある。
それ以前に一体いつの間に移動したというのか。
先程ほんのわずかに目眩のようなものを感じたが、その間に?
「ここはどこだ?」と尋ねようとも思ったが、それにはさして重要な意味がないような気がしてやめた。
「落ち着いてるのね」
豪奢な椅子に長い脚を組んで座り、肘掛けに左腕で頬杖を突きながら、興味深げに私を見る。
「見た目ほど内心は落ち着いてなんかいないさ。胸に頬擦りして心臓の音を確かめてみるか?」
「あはっ、豪胆。じゃあどうして?」
「優先順位を
「さっきのアイドルのお話?」
「ああ。君をアイドルにするという話だ」
室内には甘美な香気が漂っていて、なんだか少し頭がクラクラする。
いかん。
雰囲気に呑まれるな。
正気を保ち続けろ。
ありすと対面座位でキスハメする時の背徳感を思い出せ。
……よし。
私なら大丈夫だ。
「ふーん」
彼女の真紅の瞳がすうっと細められた。
「あなた、私が欲しいんでしょ?」
ほんのわずか、彼女から余裕が失われたような気がするが、気のせいだろうか。
「欲しい。気が狂いそうなほど欲しい」
正直に心情を吐露する。
彼女に対しては嘘は全く意味を為さないと直感したからだ。
「なのに私をアイドルにしたいの?自分だけのものにしなくていいの?」
「アイドルになっても私のものであれば何の問題もない」
「傲慢。ファンのみんなを裏切って心が傷まないの?」
「知ったことではない。私はファンを喜ばせるためにやっているわけでも、会社を儲けさせるためにやっているわけでもない。アイドルになるべき女の子をトップアイドルとして輝かせ、その一番そばにいたいだけだ。それが結果的にファンや会社のためになっているというだけの話だ」
「そんな話をして私が幻滅するとは思わないの?」
「思わない。君ならむしろ私という人間に余計興味を持つと確信している。第一君、嘘を吐かれるのが大嫌いだろう?」
細められていた彼女の瞳が開き、あどけない表情になる。
「よくわかったわね」
嬉しそうだ。
「これでも人を見る目にはそこそこ自信があるんでね。……女の子に限るが」
「正直~」
「男の感情なんか読んで何が楽しいんだ」
「あははっ、そこまで言っちゃうの?」
「それにな、アイドルになると退屈しないぞ?」
ちとせのケラケラ笑いが止まる。
「どうしてわかったの?」
彼女の声から感情が消える。
「人間のくせに」と微かに聴こえた気がするが、勘違いかもしれない。
「君をひと目見てその美貌に目を奪われたが、それと同時にわずかに見て取れたのは退屈、諦観、寂寥感だった。
私なら君の心に空いた穴を埋められる」
「そこまで……!私があなたに出そうと考えていた条件を、言う前に2つとも先回りするなんて」
終始覗かせていた彼女の余裕が消え、バリッと奥歯を噛む音がした。
「いいわ。契約しましょう」
そう言って戻った不敵な笑みは先程までのそれとは明らかに違って見えた。
「契約?もうアイドルになってくれるのか?」
乗り気には見えたが、さすがに意外だった。
「残念、違うわ。……いえ、最終的には違わないかな?まずはあなたと個人契約したいの」
「私個人と?会社との契約の前に段階を踏むってことか?」
「そんな感じかな?あなたがまだ何者かも知らないもの。だからこれから知るの」
「ああそう言えば。自己紹介すらしていなかったな。これは社会人としてとんだ失態を」
私はスーツのポケットから名刺を取り出して彼女に渡した。
「
興味なさげに私の肩書を読み上げたあと、彼女はそれを無造作にテーブルの上に置いた。
腹など立たない。
彼女がそんな表面的な情報を知りたがっていないことなど承知の上、これはいわゆる通過儀礼という奴だ。
「私の方からも自己紹介させていただくわ。私は黒埼ちとせ、吸血鬼の末裔よ」
「『黒埼ちとせ』……意外にも純和風のフルネームだな。見た目は完全に東欧系だが」
「クウォーターなの。一応帰国子女で、住んでいたのはルーマニア」
「ルーマニア……」
「ちなみに誕生日は11月10日よ」
「11月10日、かのワラキア公ヴラド3世と同じか。しかもルーマニアと来た」
ワラキア公ヴラド3世はかの『吸血鬼ドラキュラ』のモデルとなった人物で、15世紀ルーマニアのワラキアの領主であり、「串刺し公」の異名を取った苛烈な人物だ。
「あら、博識なのね」
「これでも元ゲーム少年なんでね、そちらの知識には明るいんだ。ウチの事務所のアイドルの中にもそういうのに詳しい子たちが何人もいる」
改めて彼女を観察する。
それこそ我が事務所には自称魔王にして堕天使の
彼女は本物だ。
私の本能がそう告げている。
きっと霊感アイドルの
「なら『真祖』と言えばさらに理解してもらえるかしら」
髪を掻き上げるちとせ。紅玉のような瞳から妖しい眼光が発せられる。
「『真祖』……『
戦慄する。
一言で「吸血鬼」と言っても、それこそ吸血鬼に血を吸われて下僕となった元人間や知能の低い下位種などから、元より吸血鬼として生を受けたエリートである
本来なら一介の人間に過ぎない私などが拝謁できる相手ではない。
「大したものね」
「私がか?」
「ええ、真祖であるこの私を目の前にして、気を失わず、逃げ出しもしないなんて」
「せっかく契約してくれると言ってくれているのにそんなもったいないことができるものか」
「ではしましょうか、契約」
組んでいた脚を解き、薄い生地の真紅のドレスを身にまとったちとせが私の方へと豪然と歩み寄って来る。
彼女が一歩近付くことに濃くなる圧倒的な覇気に気圧されそうになる。
「待ってくれ」
「あら、ここに来て怖気づいちゃった?」
「違う。確認だ。君は私の血を吸おうとしているのか?」
「そうだけど?」
「何を今さら」という風に呆れたポーズを見せる。
「そんなの効率悪すぎるだろ」
今度は私が呆れる番だった。
「効率?」
思いもよらなかった言葉だったらしく、彼女は毒気を抜かれた様子だ。
「一回に吸える人間の血の許容量なんてたかが知れてる。それで一日に何回も貧血起こさせてみろ、仕事にならないだろ」
「え、ええ、その通りだけど、あなたは何が言いたいの?」
「もっと効率がいい方法があると言ってるんだ。魔力供給と言えば血の他にもう1つ有名なものがあるだろう?」
そう言って私は大仰に両手を広げてみせる。
「……言わんとすることはわかったわ。この私の美貌を前にすれば当然の欲求でしょう。でも正直失望したわ。あなたもやはりただのオスだったということね」
「失望するのは試してみてからでも遅くないだろう。気に入らなければ記憶を消すなり血を吸うなり殺すなり好きにすればいい」
「大きく出るものね。やっぱりあなたは面白いわ。真祖に対してここまでの大見得を切ったのはあなたが初めてよ。いいわ、試してあげる。でもそれで気に入らなかったら……わかっているわね?」
視線だけで相手を殺せそうだ。
いや、実際可能だろう。
だがこんなチャンスを逃す手はない。
停滞も後退も即バッドエンド行きだ。
ならば攻めろ。
真祖たる
「さあ、あなたの望むままに」
気付くと私はベッドの上でちとせに覆い被さっていた。
いつの間に、というのはもういいだろう。
お得意の瞬間移動術にはもう慣れっこだ。
天蓋付きのクイーンサイズのベッドは普通の人生を送っていればなかなかお目にかかれない代物だ。
だが私は
悪いなお姫様、お姫様との睦事なら心得がある。
ここから先はずっと私のターンだ。
ちとせの左頬を右手で柔らかく撫でる。
「なんてきめ細やかな白い肌だ……」
最高級の陶器でも足元にも及ぶまい。
飽きもせず私は彼女の頬からあごのラインを何度も往復する。
「意外ね」
くすり、と微笑みながらちとせがつぶやく。
「何がだ?」
「身体を許してあげたのだから、ドレスを引き裂いて乳房にむしゃぶりついてくるかいきなりいきり立ったモノをねじ込んでくるものだとばかり思っていたわ」
「そこはもうそんなになっているのにね?」と暗に視線で語っているが、それは無視する。
その通り、ずっと痛いぐらいに勃起し続けているが、だからどうした。
「フルコースを味わうにもマナーというものがあるだろ?」
「紳士なのね。今はまだ前菜、いえ、食前酒かしら」
「食前酒ならこれからさ」
私は彼女の艶めく唇に己の唇を合わせる。
「ちゅく……ちゅぴ……ちゅるっ……ぺるっ……ちゃぷ……」
顔の角度を変えながら、様々な方向からちとせの唇を味わう。
薄すぎず、厚すぎず、弾力も瑞々しく、キスの最中ながら早くもフェラチオに期待させる。
舌先で唇の境目をノックする。
門の素晴らしさはよくわかった。
次は玄関に上がらせていただこう。
視線だけで彼女は笑い、薄く唇を開く。
ありがとう。
黒埼ちとせ、君の主導権はここまでだ。
君は私の侵入を許すべきではなかった。
ずるり、と舌を彼女の口内に侵入させる。
求めるのは彼女の舌だ。
……見つけた。
そんな端っこにいたのか。
さあおいで、かわいがってあげる。
つかまえた。
もう離さないからな。
舌をアナコンダのように動かし、彼女の舌に巻き付く。
そして手淫の仕種のように上下にしこる。
じゅるっ!じゅるっ!じゅるるっ!
「……っ!……っ!……っ!」
最初の内は未知の不快感に眉をひそめていた彼女の息が段々と荒くなってくる。
そこに私は熱い吐息と粘度の高い唾液を次々と送り込む。
私に溺れるがいい。
「えぇろっ……はむっ……ちゅくちゅるっ……えろえろえろえろぉ……」
両手首を掴み、身をよじることさえできないようにして濃厚で濃密なディープキスを延々と続ける。
舌をしごき、熱い吐息を吸わせ、唾液を飲ませ続ける。
一切の反撃など許さない。
初めから終わりまで、一方的に蹂躙させてもらうとしよう。
「じゅるるっ!じゅるるるっ!……はふぅ……ほうっ……れ~~~~~っ」
いい感じに目許が蕩けてきたな。
では、アレを試させてもらおうか。
一旦舌を解放してやる。
彼女は酸素を求めて大きく「はあっ」と大きく息を吸う。
まだ終わりじゃないぞ?
ここからが本領発揮だ。
次の獲物に向かって私の舌が蠢く。
……こいつだ。
「!!」
ちとせの両眼が見開かれる。
私の標的は彼女の犬歯だった。
吸血鬼の最強の武器にしてシンボルである牙を狙おうというのだ。
にゅるん。
先程彼女の舌をそうしたように、今度は牙に巻き付く。
見開かれた両眼で睨みつけてくる。
逆鱗に触れたか。
ならば勝負は早期決着に限る。
くりゅくりゅ、くりゅくりゅくりゅっ。
巻き付けた舌の先端で、犬歯の根本を右回り、左回りと周回する。
「ん~っ!んん~っ!!」
ちとせは身体を引き離そうとするが、私は掴んでいる両手首を後ろ手に回し、サバ折りの要領で痛いぐらいに抱き締めながら犬歯への愛撫をさらに激しくする。
れれれれれれれれっ!れれれれれれれれっ!
右の犬歯にも左の犬歯にも舌先での高速愛撫を施す。
「んんっ!……んっ!……ん~っ……」
彼女がこれまでどれほどの年月生きてきたかは知らないが、一度たりともこのような愛撫はされたことはあるまい。
読み通り、最強の武器は最大の弱点でもあったということだ。
「ん、んー…………」
抵抗する力が弱まる。
この時を待っていた。
くりゅくりゅ!くりゅくりゅくりゅっ!
れれれれれれれれっ!れれれれれれれれっ!
くりゅくりゅ!くりゅくりゅくりゅっ!
れれれれれれれれっ!れれれれれれれれっ!
持てるオーラルテクニックの全てを駆使して一気に畳み掛ける。
「んーっ!んーっ!んんーっ!!」
危険を察知したのかまた抵抗が激しくなるが、ここで手を休めては水の泡だ。
肩に食い込んだ爪によって激痛が走るが、彼女が本気なら私の身体などいとも簡単にバラバラにされているだろう。
覚悟を試されているのだ。
「んんんーーーーーっ!!」
一際大きい声にならない絶叫が上がり、ちとせの背筋が反り返って波打つ。
イッたのだ。
「……まさか、口づけだけで達せさせられるなんて。しかも人間相手に……吸血鬼の魂である牙を良いように弄ばれて」
キッと私を睨みながら、ちとせは荒い呼吸を繰り返す。
「これで認めてもらえたかな?」
私は彼女の上に馬乗りになり、20cmほどの高さから舌を垂らす。
すると舌を伝ってとろりと唾液が滴る。
「ええ、あなたは本物だわ」
ちとせはそれを口を開けて己の舌で受け止めると、飲み下して舌舐めずりしてみせた。
薄い生地の真紅のドレスを丁寧に脱がせ、その下の透けた朱のレースのネグリジェを捲りあげ、乳房をあらわにする。
「なんて綺麗なんだ」
勢いのまま彼女を征服してしまうつもりだったのに、毒気を抜かれるほどちとせの裸身は美しかった。
吸血姫相手にふさわしい表現ではないのだろうが、なんとも神々しい。
「そう?ありがと」
うんざりするほど言われてきたのだろう台詞だが、別に伝えるつもりはこちらにもなかった。
思わず独り言が漏れただけだ。
下からすくい上げるようにして両の乳房を手に包む。
大きさだけなら彼女より巨乳はいくらでもいる。
だが形の美しさ、色艶、乳輪の大きさとバランス、これほどまでの美乳は地球上に一体どれほど存在するだろうか。
陳腐な表現が許されるなら、「芸術の極致」か。
それぞれの指に込める力を変え、ありとあらゆる揉み方で乳房の感触を楽しむ。
まるで指に吸い付いてくるようだ。
さっきは私が彼女の舌を離さなかったが、今度は彼女の乳房が私の指を離さないように思えた。
「上手よ……女の身体の扱い方を知り尽くしてるのね」
ちとせの熱を帯びた吐息。
「いや、今までこんな美乳にお目にかかったことがあったかどうか。磨き上げずにこの美しさはアイドルへの冒涜だ」
辛抱たまらず右の乳首に吸い付く。
脳髄がしびれるほどに甘く感じる。
揉みながら吸って、吸って、軽く歯を立て、また吸って、舌先でくりくりとほじくり回してはさらに吸う。
左手の親指と人差し指で左の乳首をつまみ、こりこりとこねつつ、残りの指と手のひらで乳房の感触をも同時に楽しむ。
彼女は何もしていないのに、すっかり形勢が逆転していた。
ただ寝ているだけの美乳を相手に、先程までのアドバンテージは消え去ってしまった。
「私の胸、そんなに好き?」
ちとせは夢中で乳首に吸い付く私の頭を聖母のように慈しんで撫でる。
私は激しく頷きながら彼女の両方の乳房をよだれでベトベトにした。
「最高すぎる。ああ、この胸でパイズリできたらどんなにいいか」
未練がましく揉んで吸ってを繰り返しながらつい本音を漏らしてしまった。
「パイズリ?それってなあに?」
「胸の谷間にペニスを挟んでしごいてもらうんだ」
「おもしろーい。そんなので気持ちいいの?」
「そりゃそうさ。しごいてもらいながら舐めたり咥えたり吸ったりしてもらえば、もう夢心地だ」
「そうなんだ?じゃあそれも面白そうだからあとでしてあげるわね」
「やった!やったやった!絶対絶対だぞ!」
嬉しさのあまり狂喜乱舞する。
「あなたって達観してるのか子供っぽいのか全然わからないわね」
ちとせは年甲斐もなくはしゃぐ私を見てころころと笑った。
一流の職人が丸何年もかけて丹精込めて仕上げたような凝った造りのパンティを脱がすと、乳房に負けない造形美を誇る尻が現れた。
「おおー……」
我慢できずに早速手を伸ばして撫で回す。
「いやらしい触り方っ」
ちとせが機嫌を損ねたフリをして口を尖らせる。
「しょうがない。これはしょうがない」
こんな美尻を目の前に出されてはいやらしく触らないと失礼に当たるというものだ。
撫でたりさすったり揉んだりキスしたり頬擦りしたりしつつ尻も堪能する。
だが尻を愛撫していると、嫌でも目に入るのがその近くにある秘部である。
「……」
さすがにそろそろ
ちゅぷり。
「あんっ」
ヴァギナの入り口を人差し指の先端で弄る。
濡れている。
真祖が。
吸血姫が私の愛撫で濡れている。
「もうっ。いきなりなんだから」
「すまんすまん。でもごめんねもう我慢できないから
ぬぷんっ!
私は言い終わるか否かのタイミングでビキビキに硬化した男根を一気に
なんだこれは!
なんだこれはなんだこれは!?
全身が総毛立つ。
古来から「ミミズ千匹」だの「数の子天井」などという名器に対する表現はあるがそんなもんじゃない。
まるで触手で埋め尽くされたツボの中に放り込まれたようだ。
「ガリッ」
唇の端を強く噛みしめる。
案の定切れて出血したが、知った事か。
そうでもしないと、あのまままんまと射精してしまうところだった。
「あはっ、あれで果てなかったんだ」
ちとせが面白がる。
「意地があんだよ、男の子にはな」
人間年齢的には私はとっくに「男の子」ではないが、真祖の彼女からしてみれば赤子も同然だろう。
「最初で最後のピンチは乗り切ったからな。反撃させてもらおう」
「できるかしら?お手並み拝見ね」
「その余裕、いつまで保つかな?真祖の吸血姫だろうが何だろうが、すぐにヒィヒィ言わせてやるさ」
言うが早いか私は全身全霊で腰を振る。
ありとあらゆる角度から強弱の加減を付けて深く突き入れたり浅く細かく出し入れしたりしながら必死に探る。
……ぐぐりっ。
「お」
「っ!」
ヒット。
ついに見つけたぞちとせ。
真祖の吸血姫だろうと穴はある。
ならば当然あるよな、Gスポットって奴がな!
「にいっ」
私はそれこそ犬歯を剝いて獰猛な笑みを彼女に見せる。
ちとせの表情が止まる。
ぐぐりっ!ぐぐりっ!ぐりぐりごりごり!
「んあんっ!んあんっ!んあぁぁんっ!!」
主導権を完全に握った私は早くも勝負をかける。
ここでがんばらないでいつがんばる?
今しかないんだよ!
ぐぐりごりゅんっ!ぐぐりごりゅんっ!ごりゅごりゅごりゅうっ!!
「んんああぁぁぁぁぁんっ!!!!」
パンパンに充血して膨張した亀頭のエラを駆使し、彼女のGスポットのフチに引っ掛けるようにしてひたすらに腰を振る。
こちらに与えられる快感も半端なかったが、「あの真祖の吸血姫が私の肉棒で喘いでる!」という事実の興奮がはるかに勝っていた。
ばちゅばちゅばちゅばちゅ!ばっちゅばちゅばちゅ!ぐりゅんぐりゅんぐりゅんぐりゅうう!!
「んんんん!!んんんん!!ああああああああああ!!!!」
絶叫とともにちとせが達し、それを確認したと同時に私の精巣が爆発する。
どっぷうううううっっ!!
「ひあっ!」
どっぷ!!どぐどぐどくどく!どぴゅどぴゅどぴゅ!!
「あひっ!ひうっ!」
びゅびゅびゅびゅ!!びゅびゅーっ!!
私が彼女の膣内にザーメンを注ぎ込む度にちとせが身体を震わせる。
「熱……い……」
大量に射精された下腹を怖怖と撫でるちとせ。
彼女が達し、私もまた達した時、なにやらリンクするような感覚があったような……?
だがまあ、なにはともあれ。
「先にイッたよな?」
ちとせを見下ろす。
「あれは、ほぼ同時」
「先にイッたよな!?」
「……ええ、イッたわ。まずは、あなたの勝ちよ」
ちとせは不満顔だ。
顔を背けて「口づけに続いて、まぐわいでも人間に負けるなんて……」と小声で言ったのが聴こえた。
「しゃぶってくれよ」
のしかかり、彼女の顔の前にザーメンと愛液でドロドロのペニスを垂らす。
「なによ、それ」
「お掃除フェラだよ。1回ごとに口で綺麗にして、次のラウンドへゴーだ」
「……」
ちとせは何か言おうとして口をつぐむ。
おおかた「私は真祖の吸血姫なのよ」とでも言おうと思ったのだろうが、言い訳にならないことに気付いたようだ。
「勝者の権利だと思うがね?」
「……わかったわ」
ちとせが恐る恐る舌を伸ばし、亀頭を下からすくい上げるようにして舐める。
そうして一度口にしてしまうと意を決したのか、陰茎をすっぽりと半ばほど咥えて音を立ててしゃぶり始めた。
「じゅるるっ!じゅるるるっ!ずろろろっ!」
気持ち良すぎる!
それにこんな絶世の美女に己の男性器を奉仕させている状況が堪らなく、治まるどころか愚息はさらにバキバキに硬直する。
「んぅ?」
あれほど射精したにもかかわらず、萎える素振りすら見せない剛直に、ちとせも疑問を覚えたようだ。
まあ、普通ならそうかもな。
だがお生憎様、私の性欲は普通ではない。
「このまま口内射精してもいいが、今はとことんセックスしまくりたい気分だな」
そう言いつつも早速ちとせの両脚を開いて抱え、まだ先程の膣内射精でザーメンがあふれる彼女の秘部に亀頭の先端をあてがう。
「もうするの!?」
まだ息が整っていないちとせが驚く。
「するさ。1分1秒でも時間が惜しい。ヤッてヤッてヤりまくるぞ!腰を振るのがしんどければご自由にどうぞ。こっちはこっちでおまえの身体を自由に堪能させてもらうから……な!っと」
じゅぷり!
「うぅんんっ!」
ああ、しゃべっているのすらもどかしい。
この最高最上の肉体を少しでも長く、多く、味わっていたい。
「このっ、人間風情が、図に乗って!」
「おっ、いいぞ!たまらんねえ!」
反撃とばかりに腟内を締め、卑猥に腰を揺らすちとせにさらに興奮が高まる。
「ははっ!はははは!最高!最高!最高だ!こんな究極至高極上の女とヤりまくれて最高に幸せだ!生きててよかった!死ななくてよかった!」
哄笑しつつ我武者羅に剛直を蜜壺に突き込む。
気持ちいい気持ちいい気持ちいい!
とんでもなく気持ちいい!
気持ち良すぎる!
じゅぼじゅぼじゅぼじゅぼ!ぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅ!ずっぱずっぱずっぱずっぱ!
「ああん!ああん!ああん!ああん!」
「喘げ!ヨガれ!悶えろ!そして……イケ!」
「ぐぅぅぅぅぅ!!」
「そらまたしこたま
びゅぐっ!びゅぐるっ!びゅぐびゅぐびゅぐびゅぐるっ!どっぴゅ!!
「ああ!あああああ!」
「いくらでもヤれる!いくらでも
膣内から射精したばかりのペニスを引き抜くと、ザーメンの糸が引いたままのそれをそのまま彼女の口へとねじ込んでしゃぶらせる。
おずおずと動く舌使いにもどかしさを感じつつも同時に嗜虐心をそそられ、肉棒はさらにギンギンに反り返る。
素晴らしい。
素晴らしい!
耳たぶを噛む。
うなじを舐め上げる。
乳房を揉みしだく。
乳首を吸い、歯を立て、舌先で愛撫し、また吸い付く。
ウエストのくびれを撫で回す。
尻を掴み、揉み、撫で、さすり、尻に頬擦りし、キスをし、また掴んで揉む。
陰核を摘んでひねる。
ヴァギナを指で掻き回す。
手が空いているのを見つければ手コキさせる。
口が空いているのを見つければフェラチオさせる。
玉袋を揉ませる。
口に含ませる。
胸が空いているのを見つければパイズリさせる。
もちろんセックスをする。
しまくる。
正常位、後背位、座位、背面座位、騎乗位、背面騎乗位、立位、立ちバック、駅弁、背面駅弁、屈曲位、だいしゅきホールド、側位、交差式側位、交差位……エトセトラ、エトセトラ。
ありとあらゆる体位でヤッてヤッてヤりまくる。
喉が渇けばそこら辺にあるよくわからない高級酒のような瓶を煽り、腹が減ればこれまた名前も知らないフルーツのような実を丸ごと齧って満たす。
そうしてまたちとせの身体を貪るのだ。
延々とそれの繰り返し。
ちとせが動けばそちらへ動き、しがみついて挿入して腰を振って射精する。
彼女が「喉が渇いた」と言えば口内に肉棒を突っ込み、鷲掴みした後頭部を前後させて溺れるほど射精する。
「まだするの?あなたって本当に睦事が好きなのね」
全身が私の精液でまみれたちとせが呆れたように笑う。
だから私はこう返す。
「ああ好きだね!特におまえとのセックスが大好きだ!」
と。
そしてまたちとせを抱く。
耳たぶを噛む。
うなじを舐め上げる。
乳房を揉みしだく。
乳首を吸い、歯を立て、舌先で愛撫し、また吸い付く。
ウエストのくびれを撫で回す。
尻を掴み、揉み、撫で、さすり、尻に頬擦りし、キスをし、また掴んで揉む。
陰核を摘んでひねる。
ヴァギナを指で掻き回す。
手が空いているのを見つければ手コキさせる。
口が空いているのを見つければフェラチオさせる。
玉袋を揉ませる。
口に含ませる。
胸が空いているのを見つければパイズリさせる。
セックスをする。
しまくる。
正常位、後背位、座位、背面座位、騎乗位、背面騎乗位、立位、立ちバック、駅弁、背面駅弁、屈曲位、だいしゅきホールド、側位、交差式側位、交差位……エトセトラ、エトセトラ。
ありとあらゆる体位でヤッてヤッてヤりまくる。
「ねえ、いい加減に……もう何日こうしてると思ってるの?」
全身私のザーメンでドロドロのちとせが今度こそ本当に呆れる。
「何日?もうそんなに経ってたのか?どうせここは現実世界とは隔離されてて外では時間が経ってないとかなんだろ?」
「それもゲームとやらの知識?ええそうよ。嫌ね、変に知識を付けた人間って」
「真祖なんだから何百年も生きてるんだろ?退屈させてないんだからたった数日でケチケチすんなよ。さあしゃべってる暇があったらしゃぶってくれよ」
乾く暇のない男根を突き出す。
「もうなんなのこの人間は!」
吸血姫はイライラし始めていた。
耳たぶを噛む。
うなじを舐め上げる。
乳房を揉みしだく。
乳首を吸い、歯を立て、舌先で愛撫し、また吸い付く。
ウエストのくびれを撫で回す。
尻を掴み、揉み、撫で、さすり、尻に頬擦りし、キスをし、また掴んで揉む。
陰核を摘んでひねる。
ヴァギナを指で掻き回す。
手が空いているのを見つければ手コキさせる。
口が空いているのを見つければフェラチオさせる。
玉袋を揉ませる。
口に含ませる。
胸が空いているのを見つければパイズリさせる。
セックスをする。
しまくる。
正常位、後背位、座位、背面座位、騎乗位、背面騎乗位、立位、立ちバック、駅弁、背面駅弁、屈曲位、だいしゅきホールド、側位、交差式側位、交差位……エトセトラ、エトセトラ。
ありとあらゆる体位でヤッてヤッてヤりまくる。
「おい、どこへ行こうと言うんだ?」
這いつくばってどこかへ行こうとするちとせの尻を掴んで引き寄せ、後ろから屹立をねじ込む。
「あああーっ!」
もう何百回挿入されたかわからないちとせが苦悶の声を上げる。
「逃げようとするなんてつれないじゃないか真祖の
寝バックでガンガンピストン運動を繰り返し、また最後にはえげつない量の膣内射精をする。
「あー飽きない!全然飽きない!おまえの身体に飽きる気配がない!私とおまえ、身体の相性がいいにもほどがあるだろ!」
「……」
物言わぬちとせに馬乗りになって強制パイズリをしながら私はご満悦だった。
これだけしておいて、まだ一向に萎える気配がない。
いくらでもできる。
ヤり足りない。
びゅるっ!びゅるびゅるっ!びちゃびちゃびしゃっ!
ちとせの美しい顔に気が済むまで特濃ザーメンを顔射する。
「……」
「綺麗だよちとせ。こんなになってもおまえは美しいままだ。ああもうまたすぐにおまえを抱きたくなってきた。でもその前にお掃除フェラを頼むよ」
彼女の唇に鈴口を付けると、弱々しく舌を伸ばして先端に付着した精液を舐め取る。
「かわいいなあ!その舌使い!ほら興奮してさらにペニスが硬く太くなったぞ!」
耳たぶを噛む。
うなじを舐め上げる。
乳房を揉みしだく。
乳首を吸い、歯を立て、舌先で愛撫し、また吸い付く。
ウエストのくびれを撫で回す。
尻を掴み、揉み、撫で、さすり、尻に頬擦りし、キスをし、また掴んで揉む。
陰核を摘んでひねる。
ヴァギナを指で掻き回す。
手が空いているのを見つければ手コキさせる。
口が空いているのを見つければフェラチオさせる。
玉袋を揉ませる。
口に含ませる。
胸が空いているのを見つければパイズリさせる。
セックスをする。
しまくる。
正常位、後背位、座位、背面座位、騎乗位、背面騎乗位、立位、立ちバック、駅弁、背面駅弁、屈曲位、だいしゅきホールド、側位、交差式側位、交差位……エトセトラ、エトセトラ。
ありとあらゆる体位でヤッてヤッてヤりまくる。
「次はまた騎乗位を楽しもうかな!下からちとせのぷるんぷるん揺れる美乳を見るのが楽しくてしょうがないんだ!」
ずぐり。
すっかり力を失ったちとせをギンギンに充血した男根にセットする。
「ぁ……ぁ……」
か細い声が聴こえる。
「おいおい、もっといっしょに楽しもうじゃないか!気合い入れて腰を振ってくれよ!」
じゅっくじゅっくじゅっく!
腰を何度も跳ね上げる。
「もう……許してぇ……!」
ちとせが涙とともに悲痛な声を上げた。
「あ?」
信じられないことを聞いた私は思わず訊き返す。
あの真祖の
次の瞬間。
「ああああああああああ!!!!」
騎乗位のまま私に跨るちとせが絶叫を放った。
「なんだ!?」
すると彼女を落とすまいと支える私の目に、奇妙な光景が飛び込んできた。
「あ……あ……ああああ……」
ちとせの下腹部に、真紅の紋様が浮かび上がってきていた。
それはハートマークと薔薇の花を合わせたような意匠で、見たことがないものだ。
「嘘!嘘だっ!!嘘よ!!!!」
その紋様を見たちとせが錯乱する。
「お、おいちとせ、一体どうしたって言うんだ?」
「なぜ!?なぜ!?どうして真祖の
ちとせは半狂乱だ。
だが状況は把握した。
「サキュバスなんかのいわゆる
「サキュバス!?あんな低俗な種族といっしょにしないで!!!!」
「じゃあなんだよそれ」
「……これは
「
「そうよ。本来真祖には決して現れるようなものではないのに。それにこんな紋様は見たことがない」
恐る恐る自らの下腹部に刻まれた
「熱い……。あなたに最初に膣内射精された時の感覚を思い出したわ」
「おまえでも見たことがないって言うんなら、それっておまえのオリジナルなんじゃないのか?『本来真祖には決して現れるようなものではない』って言ってたじゃないか」
「オリジナル……私だけの、
「私は好きだぞそれ、めっちゃかっこいいじゃないか」
「あなた、自分が何をしたかわかってるの!?」
「あ……悪い。なんか……本当に、すまない」
私はただただちとせとセックスしまくっていただけなのに、まさかこんなことになるなんて。
「こうなった以上、もう私にはどうしようもないわ」
すっくと立ち上がったちとせはベッドを降り、私の前に
「真祖たる
片膝を突き、私に向かって深々と頭を下げる。
「よしてくれ!私はおまえと仲良くなりたかっただけなんだ!上下関係なんていらないよ!」
「そんなことを
「口調も戻してくれ!おまえのあの妖艶で余裕のある口調が私は好きだったんだ!」
「そうなの?じゃあ口調はとりあえず戻すわね」
ホッとする。
やっぱりこの方がずっといい。
美女を絶対服従させることに悦びを見出す男は多いだろうが、私にはその趣味はない。
「アイドルになってほしかったのに……今から頼んだら強制力が働いちゃうじゃないか……嫌々アイドルやってほしくないよ……」
私はがっくりと肩を落とす。
「あら?アイドルにはなろうって、こうなる前になる決心をしてたわよ?」
「そうなの!?よかったー!やったー!」
欣喜雀躍。
「でもそうなるとどうしようかしら?」
「何が?」
「こうなってしまった以上、私はあなたに対して何らかの強い誓約を立てなければならない。でないと
「なんて恐ろしい。改めてごめんなちとせ、私が暴走したばかりに……」
テンション急降下。
「なら、こんなのはどうかしら?」
「え?うわっ!」
突如ちとせの全身が真紅の妖しい光に包まれ、私が目を開けるとそこには純白のウェディングドレス姿のちとせがいた。
「私、黒埼ちとせはあなたのアイドル。そしてあなたの花嫁。あなたに永遠の愛を誓います」
両目を閉じてそう宣誓してくれたちとせが左目だけを開け、ウインクしてくれる。
「ねっ、どう?」
「最高に嬉しい」
「それにしても驚いたわ。真祖たる
「いや魔法なんて全然使えないんだが。……それにしてもおまえ、ショック受けてないな!?」
「最初は私だってショックだったわよ。でもね……退屈しないじゃない!まさかこんな展開が待っているだなんて!私、これまでの生活に飽き飽きしていたの!」
純真な少女のようにくるくると舞う吸血姫。
「よっぽど退屈が嫌いなんだな」
「そうよ!この世で一番退屈が嫌い!だから……」
たった今私のアイドル、そして花嫁になった吸血姫は膝立ちになり、目の前の肉竿に愛おしそうにキスをする。
「だからこれからも私を退屈させないでね?私の魔法使いさん、そして旦那様」
「ああ任せろ!おまえを最も退屈から遠い所へ連れて行ってやる!」
私は花嫁をお姫様抱っこで抱え上げ、もう一度ベッドへと戻す。
「そうと決まれば新婚初夜だな!」
「あはっ、なんて楽しい人なの!私を世界で一番幸せにしてね!」
はじめましてマイアイドル、そして私の花嫁。
これから末永くよろしく。
このPは決して悪人ではありませんが、善人でもありません。