※この作品はR-18です。

シンデレラたちは止まれない!   作:私立聖白ビキニ女学院理事長

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おひさしブリリアンス。ゲストなし編成では未だにたまにフォーカス使いますよね。


トクベツ★リチャージング

レッスンルームにて私はLiPPS(リップス)の合同レッスンに立ち会っていた。

うむ。

うむうむ。

私が手塩にかけて育てたLiPPSは今日もむせ返るようなオーラを放っている。

秘密多きリーダーの速水奏(はやみかなで)、小悪魔京娘の塩見周子(しおみしゅうこ)、カリスマギャルの城ヶ崎美嘉(じょうがさきみか)、テキトーパリジェンヌの宮本(みやもと)フレデリカ、制御不能のギフテッド一ノ瀬志希(いちのせしき)、この5人がそろった絵面は最強感にあふれ、我が事務所にユニット数あれど、およそビジュアル面において彼女たちと並び立つものがパッと思い浮かばないほどだ。

 

私は腕を堅く組み、爪が食い込まない程度にきつく握り締める。

そうしていないとフェロモンで酔ってしまいそうだ。

まだ数えるほどしか5人を一度に相手するハーレムプレイは経験したことがないが、それはそれは夢見心地の酒池肉林で、私の中で大仕事を成し遂げた時や、逆にどん底に突き落とされた時用の切り札のような位置付けとなっている。

そしてそれはほんの少し思い出すだけでフル勃起してしまうぐらいの禁断の蜜の味。

……おっと、いかんいかん。

ちょっとムクッとしてしまった。

今はレッスンに集中せねば。

 

と。

奏が投げキッスを飛ばし、

周子が意味ありげにニヤッとし、

フレデリカはバチッとウインク、

志希は露骨に舌なめずりをしてきた。

うん!

バレたね!

勘良すぎだろ!

それとも横目でずっと見られてた?

……いやどこをだよ。

「?」

そんな流れにポツンと置いてけぼりの美嘉。

ピュアすぎるぞカリスマギャル!

 

 

「お疲れ様」

「おっつー」

「お疲れちゃーん」

「はー疲れた疲れた」

レッスン時間が終了し、それぞれが労いの言葉を口にしてレッスン場を後にしようとする。

「美嘉?」

奏がその場から動こうとしない美嘉の姿を見かけて声をかける。

「帰らないの?」

「あー、うん、アタシ、もうちょっとだけ自主練していこうかなー?なんて。あははー」

「……そう。あまり根を詰めないようにね」

「ありがと!そうする」

なんだかわざとらしい美嘉の態度にほんのわずかに溜め息を吐き、ツカツカと歩を進める。

「美嘉を頼んだわ」

私の真横を通り過ぎる時に耳元にそう囁く。

「任せろ」

かっこよくそう返そうとしたのだが、実際は「まか」まで発したところで唇を唇で塞がれてしまった。

「『お疲れ様』のキス、ごちそうさま」

そして颯爽と去って行った。

「あいつ……」

たったあれだけの間に舌まで入れてくるのだからさすがすぎた。

おそらく奏は全てを察している。

その上で「美嘉、1つ貸しよ」などと言わないのが彼女のイイオンナたる所以であろう。

 

奏の後ろ姿を見送るスーツの上着の右肘をそっ、とつままれる。

「プロデューサー」

「うん」

美嘉の方を振り向かずに返事する。

「充電、お願いしていい?」

こつん、と背中に彼女の額が預けられる重みが加わった。

「いいよ。任せろ」

私はできるだけ柔らかい声音で了承すると、かけ慣れたホテルのフロントにコールし、いつもの部屋を取った。

 

 

美嘉がシャワーを浴びている間、私はホテルの部屋の薄明かりの下でスマホとノートPCを使って細かな仕事を片付けていく。

このホテルのこの部屋に彼女と泊まるのももう何度目かのことなので、使い方にもすっかり慣れたものだ。

モニタから顔を上げ、一望できる都会の夜景を眺めているとバスローブをまとった美嘉が姿を見せた。

それでは次にシャワーを浴びるか、と椅子から腰を上げて上着を脱ぎ、バスルームへと向かおうして歩を進めた矢先、美嘉が胸へと飛び込んで来た。

「あ、おい、まだシャワーを」

戸惑う。

彼女の意図が不明だ。

「いいから」

「せっかくおまえはシャワーを浴びたのにそれじゃ汚れるだろ」

「いいの。プロデューサーの匂いがそれじゃ消えちゃう」

「何言って」

「『いい』って言ってんの!」

言葉の途中で美嘉が小さくジャンプして私の首筋へとすがり付き、強引に唇を求めてきた。

「れるっ……じゅずっ……はぷっ……は、あ……ふぅっ……ちゅくっ……」

随分と熱烈だ。

だがそれは何かを忘れたいがための行動に思えた。

 

「ちゅくちゅるっ……れぇ……れぇ……じゅっ……ちゅっ、ちゅっ……ちゅっちゅっちゅっ……」

必死に私の口内を貪ってくる美嘉の唇と舌に的確に応えながら、彼女の上向きでハリツヤ最高の尻を両手で撫で回す。

彼女が身にまとっていたバスローブは、私に飛び付いた時にあっさりと脱げ落ちてしまっていた。

しゅるり、しゅるり、とすべすべの尻の感触を楽しむ。

「あ……んっ……ちょっ、触り方、エロいって……」

「嫌いか?」

「嫌いじゃ、ないけどっ、キスに、集中、できなっ」

私のシャツの胸部分を両手でギュッと握り、切なそうな潤んだ瞳でこちらを見上げてくる。

「じゃあエロくない触り方に変えようか?」

そう言うとペタペタと事務的なタッチ方法へと切り替えてみせる。

「やあぁ、意地悪しないでよぉ。プロデューサーのエロい触り方好きだから、してぇ」

「はいはい」

やれやれ。

今日の城ヶ崎美嘉さんはまた一段とこじらせてらっしゃる。

「ほら、もっと密着しろ」

両方の尻肉を上から掴んで引き寄せ、ディープキスを再開する。

「じゅるっ!じゅずっ!じゅぞっ!れぇれぇれぇ……ええるぅっ」

瑞々しい桃尻の弾力を指先と手のひらで存分に堪能しつつ、窒息しそうなほど濃密に卑猥な口づけを交わす。

お互いもう口の周りは唾液でべとべとだ。

 

「プロデューサーのアレ、おっきくなってる……」

美嘉が荒い息を吐きながら、のぼせたような表情でこちらを見上げる。

「そりゃあな。仕事直後におまえの生尻を揉みしだきながらエロいキスすればこうなるに決まってる」

「あはっ、嬉しいっ。ねっ、パイズリしたげるね!」

明るく言い放つが早いか、慣れた手付きでベルトを外し、ズボンとトランクスを下ろすと胸の谷間に熱を帯びたペニスをセットする。

「すごい匂い……それじゃ、始めるね?あ~~~んっ」

目を細めて先端に先走り汁の玉が付いた男根を頬張る。

「じゅじゅっ!じゅじゅじゅっ!じゅじゅっ!じゅじゅじゅじゅっ!」

ことさらに音を立てながら美嘉は自分の深い谷間から顔を出すグロテスクな肉棒を美味そうに吸ってみせる。

「気持ちいい?」

これ見よがしに舌先で鈴口を愛撫しながら美嘉が尋ねてくる。

「ああ、たまらんよ。めっちゃ気持ちいい」

実際天にも昇るような夢見心地であり、私は実感のこもった声で返答し、お礼とばかりに彼女の頬を撫でる。

「ホント?じゃあもっともっと気持ち良くさせてあげるから!」

ぱあっと美嘉の表情が明るくなり、満面の笑みでキャンディをもらった子供のように亀頭をしゃぶる。

 

「じゅぽっ!じゅっぽっ!じゅっぽっ!じゅぽっ!」

バストサイズは80センチとLiPPSの中でも一番小さいが、パイズリは抜群に上手い。

もちろん仕込んだのはこの私だが、ムラっ気が強い他のメンバーに対して、彼女の尽くすタイプの精神がここまで上達させたと言ってもいい。

「んっ、ふっ!」

思わず腰が浮いてしまった。

フェラチオとパイズリのタイミングが完璧で、理想のパイズリフェラの仕方だと評しても過言ではない。

「プロデューサー、もうイキそ?」

雁首に沿って丹念に舌を這わせながら上目遣いの美嘉。

「なんの。1秒でも長く耐えてみせる。1秒でも長くこの快感を味わっていたいからな!」

「そんな、気にしなくてもいいのに。何回だってパイズリしたげるし、飲んであげるからさ」

「……そうか。ならお言葉に甘えてそろそろ射精(だ)させてもらおうかな。正直限界が近い」

「だと思った。カウパーの味濃いもん。アタシの頭、掴んでいいよ」

「至れり尽くせりだな」

私が立っているのがキツくなってきたのを察した彼女の好意に甘え、後頭部に両手を添えて前屈みになる。

「おっ、ぐ」

となると必然、喉奥を攻められることになるので美嘉が苦しげな声を出す。

「すまん美嘉」

私が謝ると、彼女は「気にしないで」と言うように舌先で竿をちょんちょんと突っついてくれた。

 

「ぐぷっ!じゅぷんっ!じょぷ!じゅっ!じゅるっ!じゅぐっ!」

美嘉のストロークが激しさを増し、私は必死に歯を食いしばって射精を耐えつつ、腰が砕けないように彼女の後頭部を押さえる。

「んっ!んっ!んっ!んっ!んっんっんっんっん!んっんっんっ!!んん~~~~~っ!!」

「美嘉っ!」

息をもつかせぬ口淫の嵐に堤防が決壊する。

どっぷ!!

「っ!」

どっぐ!どぐどぐどぐどぐ!びゅぐっ!びゅぐっ!びゅびゅーっ!

「んんん~~~~~っ!!!!」

口内からあふれんばかりに濃いザーメンが発射され、彼女は溺れそうなくぐもった声を出す。

びゅっく!びゅっくびゅっく……!

「ふー……」

長い射精の後、ようやく一息つく。

「えほ、えほっ。プロデューサーの精液、すごすぎぃ……」

「悪い」

詫びには全然足りないが、気は心とばかりにピンク色の髪を優しく撫でる。

「でもそんだけアタシのテクが良かったってことだよね?」

「ああ、その通りだ。おまえのパイズリフェラは絶品だよ」

「やったね!あ、お掃除お掃除☆」

気を良くした美嘉は大量に射精したばかりのペニスに付着した残りの精液を丁寧に舐め取り始めた。

なんてかわいい奴だ。

 

 

「ずーん……」

かと思ったら早速これだ。

テンション急落。

今や彼女はあぐらをかいた私の膝の間で背を向けて体育座りをして丸くなってしまっていた。

私としては至福のパイズリフェラで一発抜いてもらったあと、そのままめくるめくセックス三昧に入ろうとした矢先のことで出鼻をくじかれること甚だしいが、これこそが城ヶ崎美嘉の「充電」の恒例であった。

(それに奏にもしっかり頼まれたしな)

キスの前払いももらってしまったし。

「あ、今プロデューサー、他の女の子のこと考えたでしょ」

「う」

す、鋭い。

女の勘マジ怖い。

「奏ちゃんはさ」

「うん」

「めちゃめちゃクールで大人っぽくて」

「そうだな」

「志希ちゃんはさ」

「うん」

「めちゃめちゃ頭良くて危険な香りがして」

「そうだな」

「周子ちゃんはさ」

「うん」

「めちゃめちゃ肌が白くてキレイで妖しい魅力があって」

「そうだな」

「フレちゃんはさ」

「うん」

「めちゃめちゃ自由でお人形さんみたいにかわいくて」

「そうだな」

ここまで私が「うん」と「そうだな」しか返していないのは、美嘉が今は相槌しか求めていないのを知っているからだ。

今は本題に入るまでの経過に過ぎない。

「それに比べてアタシはさ……」

とん、と後頭部を預けてくる。

なるほど。

今回の主題はそれか。

「アタシはアタシ!」を地で行く彼女が他人と自分を比べて凹むとは根が深い。

 

 

城ヶ崎美嘉の「充電」、それは彼女がカリスマJKギャルアイドルでいるための儀式だ。

これまでに幾度となく行なわれてきた、彼女と私の復活の儀。

凹む度、落ち込む度、すり減る度、その度に何度も何度も。

いつも掲げている「カリスマJKギャルアイドル」という看板を外し、「城ヶ崎美嘉」というひとりの女の子に戻って徹底的に嘆き、怒り、悲しみ、そして甘える。

そうやって全てを吐露したあとに上書きし、この部屋を出る時には最強最高のトップアイドルとしての輝きを取り戻すのだ。

 

 

「ねえプロデューサー、アタシ、カワイイ?」

「ああ、めちゃめちゃカワイイよ」

細い身体を後ろからそっと抱き締める。

「ねえプロデューサー、アタシって美人?」

「ああ、めちゃめちゃ美人だ」

うなじに軽くキスをする。

「ねえプロデューサー、アタシ、セクシー?」

「ああ、めちゃめちゃセクシーだ」

両手を彼女の腋の下から差し込み、完璧な形の乳房をゆっくりと揉む。

その後も美嘉からのありとあらゆる質問攻めに対して全肯定で返した。

ここも「充電」の第2工程とも言える大事な部分だ。

 

 

「プロデューサー……ねえ……シよ?」

振り返った美嘉が熱っぽい視線を向けてくる。

「そうだな。シよう。美嘉が満足するまで」

「いっぱい、いっぱいシよ?アタシもいっぱい色々したげるからさ、いっぱいシよ?」

「ああ、めちゃめちゃシような」

「プロデューサー、だいすきっ!」

振り返った勢いをそのままに、彼女は飛び込むように私に覆い被さってきた。

 

「ちゅぽっ!ちゅぽっ!ちゅくちゅくちゅくちゅく……れぇ~~~っ」

組み敷かれ、身に付けていた物を全て取られた私は、美嘉に右手で肉棒を握られ、熱心にフェラチオされていた。

「ねえプロデューサー、アタシのフェラ、上手?」

「ああ最高だ。テクニックも申し分ないが、なにより愛情を感じられるのがいい」

この段階まで来るとオウム返しは求められず、具体性が必要になる。

具体的な長所を明示することにより、彼女に自信を取り戻させるのだ。

「美嘉は玉舐めも上手いな。美味しそうに口に含んでくれるののが嬉しいし、キャンディみたいに舌の上で玉を転がしてくれるのも好きだ。玉袋のシワを一本一本丁寧に舌先でなぞってくれるのも堪らない」

「美嘉はザーメンの飲み方も上手い。飲み込む前にどれだけ口内射精したか見せてから味わって飲み込んで全部飲んだのを見せつけてくるのがゾクゾクする」

その後も矢継ぎ早にどんどん褒める。

実際その通りなのだから立て板に水のごとく褒め言葉が湧き出してくるので苦はない。

女の子への対応を面倒臭がっていてはこんな商売はできないし、第一絶対にモテはしない。

 

 

「プロデューサーのが欲しい……もう我慢できないの……お願い」

ベッドの上に仰向けになった美嘉が真っ赤にした顔を背けて左手で隠しながら、おずおずと足を開く。

そこはすでに薄明かりの下でも濡れそぼっていることがハッキリとわかった。

くちゅり、とぬらぬらと照る美嘉の女陰にガチガチに硬化した肉棒の先端でキスをする。

くちゅっ……くちゅり……くちゅくちゅっ。

それを何度か繰り返す。

焦らしているのではない。

愛液と精液とが混ざり合う音を聴くのが私は好きなのだ。

突っ込んで出し入れするのも好きだが、触れ合った瞬間の感覚も大事にしたい。

「プロデューサーぁ……」

美嘉が揃えた指の向こうからうるうるとした瞳を向けてか細い声を出す。

こうして見ると小動物チックでもある。

「すまんすまん。美嘉の恥ずかしがり方が好きで好きで。ほら見てみろ、興奮しきってペニスがバッキバキになってるだろ?今から美嘉の腟内(なか)に挿入(はい)れるのかと思うとそれだけでもう射精しそうだ」

「やだもー。射精(だ)すなら腟内(なか)で射精(だ)してよね?」

やっと美嘉が笑った。

それを合図に私は腰を前へと進めた。

 

「硬ぁい……!熱ぅい……!太ぉい……!」

自身の最奥まで貫かれた美嘉が、熱に浮かされたような満足げな息を吐く。

「おまえだからこうなってるんだぞ?美嘉とセックスできるから」

私はリズミカルにピストン運動を繰り返しつつ、彼女の首筋や乳首に唇をいやらしく這わせる。

「嬉しい……嬉しい……嬉しいぃっ……!」

艶めかしく身を捩る美嘉。

その姿はあまりにも淫靡で、剛直はさらに硬く、太くなる。

「すごぉいぃ、まだ硬く太くなるの……?」

「ああ、まだまだなるぞ?おまえの腟内(なか)が最高だから」

「アタシの腟内(なか)、そんなに気持ちいいの?」

彼女はようやく顔の上から手をどけ、私をまっすぐに見つめてきた。

「気持ちいいなんてもんじゃない。最高なんてもんじゃない。挿入(い)れた瞬間に一斉にわあっとヒダヒダが襲ってきてな、360度から蠢いて私のイチモツをすぐにでも射精させようと徹底的に容赦なく愛撫してくるんだ。間違いなくおまえのここはカリスマ名器だよ」

「そっか、そこまでなんだ、アタシの……へへっ」

目尻にわずかに涙を浮かべながら美嘉が微笑む。

「そうだ。だから自信を持て。『アタシこそが最高!』なんだって」

「プロデューサー……。プロデューサーこそ、アタシにとって最高のプロデューサーだよ」

「ありがとな美嘉。最高のアイドルと最高のプロデューサーで相性最強だ」

「うん!アタシたち、最高で最強!」

ニカッと笑い合う。

「プロデューサー、めちゃめちゃ愛して?」

「言われなくても。頭真っ白にしてやる」

「はは、お手柔らかにね」

「無理」

 

 

ずぱぱぱん!ずぱぱぱん!ずぱぱぱぱん!

「ぅぅああああ~~~~~ん!!!!」

どぎゅどぎゅどぎゅどぎゅ!!びゅぐびゅぐっ!!びゅるっ!

もう何度目になるか数え切れない射精を美嘉の腟内(なか)へと注ぎ込む。

「はあ……はあ……」

美嘉が肩で息をしている。

「もープロデューサーってば底なしぃ」

苦笑して身を起こし、枕元に置いてあったドリンクへと手を伸ばす。

「『底』?初めて聞く言葉だな」

私はすっとぼけてみせる。

実際セックスにおいてならどんな女の子にだって負ける気は全くしない。

私の性欲を甘く見てもらっては困る。

「冗談に聞こえないからヤバいよねー」

ドリンクを飲みつつこちらに尻を向ける美嘉の秘部から、さっき射精したばかりのザーメンがどろりと垂れる。

「……」

その光景があまりにそ扇情的だったものだから、私の愚息はまたしても急角度に鎌首をもたげ、気付いたら後ろから彼女へ挿入していた。

「ひゃっ!?またぁ!?」

さすがに美嘉が呆れたような声音になるが、仕方ない。

うん、仕方ない。

 

「あっ!うんっ!あっ!はあんっ!あっあっあっあっ!」

眼の前の美尻を掴んで美嘉の身体を前後に揺らす。

揺らす度に上がる嬌声が耳になんとも心地よい。

「あはは、ここまでセックスしまくりなのを莉嘉(りか)にもし見られたらなんて言われるか」

次々と押し寄せる快楽に身を委ねながらも美嘉が苦笑する。

「莉嘉」というのは彼女の妹である城ヶ崎莉嘉のことで、姉妹ユニット『ファミリアツイン』を組む間柄でもある。

「3Pだって何回もしたことあるんだし今さらだろ」

「そういうのとは話が違うんだって!デリカシーないなー」

そんなもんか?

それはそうと、姉妹丼美味しゅうございました。

また近い内にいただきます。

「……って、あーっ!!」

「ど、どうした!?」

美嘉が突然大声を上げ、私はビクッとなった。

「家(ウチ)に連絡入れるのすっかり忘れてたーっ!ヤバッ、門限とっくに過ぎてるしー!莉嘉に口裏合わせてもらわないと!」

言うが早いか早速スマホで妹をコールする。

「おいおい」

あのー、ずっぷり根本まで挿入したままなんですけどー。

収まりが良すぎて忘れてない?

 

「あ、莉嘉?アタシアタシ、ちょっと悪いんだけど頼まれてくんない?……そう、そう、ママにさ、上手いこと言っといてよお願い!ちゃんとお礼はするからさ!このとーり!」

スマホに向かって両手を合わせている図はかなりシュールだ。

「うん、わかったけどさ、お姉ちゃん」

「わかってくれた?やったラッキー!やっぱ持つべきものは理解ある妹だよね!……で、何?」

「今これ、TV通話になってるの気付いてる?」

「……へ?」

「お姉ちゃんすっぽんぽんだし、お姉ちゃんに後ろからパンパンしてるPくんも丸見えなんだけど」

画面の中の莉嘉は呆れ顔だ。

さもありなん。

「うえええええっっ!!!!????」

絶叫。

城ヶ崎美嘉、迂闊にも程がある。

「やっほーPくーん!お姉ちゃんとヤリまくり?」

「おうともよ。もう何十発もヤリまくりよ」

得意げに大きなモーションでピストン運動をしてみせる。

「いーなーお姉ちゃんばっかり。アタシもPくんとエッチしたーい!」

「ははは、また今度な」

「本当!?絶対、絶対だよ!お姉ちゃんと同じことぜーんぶしてよね!」

「わかったわかった。でもおまえの身体がもつかなー?」

「大丈夫☆アタシだってエッチ上手いもん!Pくんも知ってるでしょ?」

「まあな」

「楽しみにしてるからね!」

「あーのーねー!アンタたち、アタシを挟んで会話しない!プロデューサーもこの状況で出し入れしない!」

あ、爆発した。

「えー、元はと言えばお姉ちゃんがやらかしたんじゃーん」

「ねー?」

「『ねー?』じゃなーい!あーもう莉嘉!そーゆーことだからお願いね!頼んだから!」

「はいはい。お姉ちゃん、一個貸しだかんね!それじゃあPくん、お姉ちゃんをよろしくねー☆」

通話終了。

「はー……どっと疲れた……」

「ご苦労さん」

ぱんぱん。あ、ぱんぱんっと。

「まーだ出し入れしてるし!」

どぴゅ。

「あ」

「あ」

 

 

翌朝。

シャワーを浴び直し、着替えた美嘉はまごうことなきカリスマJKギャルトップアイドルの輝きをすっかり取り戻していた。

「プロデューサー、いつもいつも、ほんとありがとね!」

爪先立ちをした美嘉に唇に軽いキスをもらう。

リップを塗ったばかりなので控え目だ。

「気にするな。またいつでも……ではさすがに心配になるが、甘えてくれるのは大歓迎だから」

「じゃあこれからはもっとプロデューサーに甘えるようにするから!」

「今回は莉嘉にも感謝だな」

「あー……まあ、ね。今回はね。あの子、ちゃんと上手いことやってくれたみたいだし」

「そういう所はきっちりやってくれるのがあいつだな」

「プロデューサー」

「ん?」

「莉嘉ともエッチするの?」

「するけど?」

「即答!」

「いやするでしょ」

「だろうけど!知ってたけど!」

「で、それが?」

「アタシはあの子のお姉ちゃんだからさ」

「うん」

「あの子よりも多くエッチしてよね!」

「かわいいなあおい!カリスマJKギャルかわいいなあおい!」

がばっ!

「キャーッ!せっかくバッチシキメたメイクが崩れるから今は禁止ーっ!」

 

城ヶ崎美嘉。

カリスマJKギャルアイドル。

見た目は派手でも中身はピュアな女の子。

実は誰よりも努力家で負けず嫌いでプライドが高い。

彼女はもっと評価されてもいい。

もっともっと。

もっともっともっと。

評価されなくてはおかしい。

間違っている。

だから私がいる。

私の役目は、城ヶ崎美嘉を文字通りのトップアイドルにすることだ。

オンリーワンではなくナンバーワンに。

そのためならいくらでも充電してやる。

私の電力なんていくらでも持って行け。

おまえのための電力は無限だ。

後から後から湧いて出てくる。

美嘉。

だからおまえは絶対の自信を持ってアイドル街道のセンターを肩で風を切って歩け。

 

「美嘉」

「なあに、プロデューサー?」

「おまえは誰よりもカワイくて、美人で、セクシーだ」

真正面からじっと見据える。

美嘉がクスッと微笑む。

「あったりまえじゃん!アタシはプロデューサーのカリスマJKギャルアイドルなんだから!」

そのウインクしてのギャルピースには、私にこれからの勝利を確信させるに十分な輝きがあった。




勘を取り戻すのにさほど苦労しなかった印象。また宜しく。
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