シンデレラたちは止まれない! 作:私立聖白ビキニ女学院理事長
「プロデューサー……」
「ああ。私も待ってたよこの時を」
金色の瞳と正面から見つめ合い、両手を恋人つなぎに絡める。
今日は一日
残念ながら2人でしっぽりと入浴というわけにはいかなかったが、なあに明日帰るまでにそのチャンスもあるだろう。
夕食の際軽く酒など嗜んで、ふたりして実にいい感じのテンションになっている。
「ん~~~ちゅっ」
キスをして来たのは茄子の方からだった。
私はもう少し見つめ合っていてもよかったのだが。
茄子は清楚な見た目に反してとても性欲が強い。
2人きりになって周囲に誰もいないと気がつけばぴったりと密着してきているほどだ。
世間では「幸運の女神様」と呼ばれて崇め奉られているが、私にしてみればかわいい女の子である。
もっともそのことを知っている男はこの世で私だけであるし、永遠に私だけでいい。
独占欲は蜜の味。
興奮もさらに高まろうというものだ。
「ちゅくっ……ぷちゅっ……くちゅっ……ちゅぷっ」
最初は唇同士だけのキス。
これだけでもとんでもなく美味だ。
「茄子のキスは美味しいな」
「嬉しいです。でも、唇だけでいいんですか?」
上目遣い。
「いいわけないだろ」
舌を伸ばす。
「ですよね」
小さく微笑んだ茄子も舌を伸ばし、その先端で私の舌先に触れる。
「ぴちゃっ……ちゅぴっ……れるっ……えれぇっ」
まるで舌同士で指相撲をするかのように、お互いの舌先を愛撫し合う。
茄子は今度は目は閉じず、挑発的に私を見つめつつ舌を積極的に絡めてくる。
指はまだ恋人つなぎのままだ。
「あっ」
私のあごに涎が伝うのを見つけて茄子が舌を離し、そこにすかさず吸い付いて舐め取ってくれる。
「ちゅっ……こくっ」
「すまん」
「いいんですよ。私、プロデューサーの唾液、好きですから。もっと飲ませてください」
「こんなのでいいのならいくらでも」
「『こんなの』じゃなくて『それ』がいいんです」
ふくれっ面をしてみせる茄子。
それがディープキスのきっかけとなった。
「ぢゅるっ!ぢゅるっ!じゅぞっ!れれれれれれれれ……」
極限まで密着し、両手で浴衣の上から茄子の尻を鷲掴みにして引き寄せ揉みつつのディープキス。
茄子は茄子で左手の手のひらで私の肉竿を下から上へといやらしく撫で上げつつのディープキスだ。
「じゅっ!じゅれっ!ずじゅっ!れぇろおっ!じゅぐっ!」
お互いに口内に溜まったものがもうどちらの唾液なのか判別不可能だ。
唇の端から涎も垂れ放題になっているが、すでにそんなことに構っているテンションではなくなっている。
「はもっ!れぢゅっ!じゅぷっ!じゃぷっ!ずずずずずず……えぇれえぇっ!ちゅくっ!」
まさに「むしゃぶりつく」という表現が正しい。
ただひたすらに相手の唇と舌と唾液を求める。
「はあ……プロデューサーのキス、素敵です……」
一旦唇を離し、恍惚の表情で熱い吐息を漏らす茄子。
「おまえこそ。どんどんキスが上手くなるな。いつかキスだけで射精させられる日が来るかと末恐ろしいよ」
「プロデューサーの、ガチガチですもんね。早くそうなりたいなあ」
「待て待て。射精するなら
「ふふっ、わかってます。私だってそっちの方が嬉しいですから」
「ならいいがな」
こいつ意外とSっ気あるからなあ。
「ほんとですってば」
「まあいい。さあ、キスの続きだ」
「はぁい。負けませんよぉ」
「はあ……はあ……」
結局お互い意地でもキスでイカなかったふたり。
荒い呼吸でにらみ合う。
「次はどうします?パイズリしましょうか?」
「それもいいがな。おまえ、もう
「あちゃあ、バレちゃってましたか。実はすっかりぐしょぐしょなんです」
「気にするな。お互い様だ。私だっておまえの
顔を見合わせてくすっと笑い合う。
「じゃあ、お願いしちゃっていいですか?」
茄子が上気した頬でゆっくりと脚を開く。
そこからは蒸れた
「茄子、とても綺麗だよ。そして淫靡だ」
右手で肉棒を
「プロデューサーのおちんちん、凶暴で素敵です。そんなの
「さあ、どうなっちゃうんだろうなあ」
「教えてくれないんですか?」
「すぐにわかるからな」
「もう、意地悪」
「どこがだよ」
もう一度笑い合い、もう一度キスをしてから、私たちはつながった。
茄子が浴衣の中に下着を着けていなかったこともあり、
彼女の秘部はとっくにしとどに濡れそぼっていて、あっさりと私の剛直を受け入れた。
が、そこからが鷹富士茄子の真骨頂。
「「くーっ!これこれぇ!」」
私と茄子の声と台詞が綺麗にシンクロしてハモり、私たちは思わず吹き出した。
「この締り!この全方位から蠢いて男根全てを愛撫する名器中の名器!『数の子天井』?『ミミズ千匹』?『巾着』?『蛸壺』?『俵締め』?そんな生易しいもんじゃない。これこそ天上天下極楽浄土至幸の坩堝!」
「そんなそんな、そこまで言われると照れちゃいますよぅ!」
にへら、と茄子が相好を崩す。
「プロデューサーのこそ、硬くて長くて太くて熱くてゴツゴツで……女神ごろしですよ?」
「おいおい物騒だな!もっと他の言い方があるだろ?」
それになんか中二病っぽくない?『ゴッデス・キラー』とかルビ振られてそう。
「この私が首ったけなんですから、間違ってません」
「お、おう、そうか」
私はなんだか気まずくなって正常位で挿入している茄子の胸を両手で正面から揉みつつ、左の乳輪に吸い付く。
ちゅぶっ!ちゅぼっ!と音高らかに吸い上げる。その方が彼女が喜ぶからだ。
できる限りいやらしい指遣いで乳房を揉み、彼女の目をじっと見ながらこれ見よがしに乳首を舌先で愛撫し、その周囲を何度もなぞる。
「ああ……私のおっぱい、好き放題されちゃってますぅ……」
ゾクゾクする茄子の
Sっ気とMっ気を半々ぐらいの割合で持っているのが彼女である。
それがその時々で振り幅が変わるというだけのことだ。
「ほんと茄子のおっぱいって完璧だよな。この大きさ、張り、ツヤ、匂い、味。乳輪と乳首の大きさのバランスも芸術的だ」
揉んで吸って咥えて舐める、を繰り返す。
こんなの永遠に飽きないだろ。
「プロデューサーのですから、好きなだけ味わってくださいね♪あとでパイズリもどうぞ」
くはーっ!!
たまんねえなあ!
なんとも嬉しいことを言ってくれる!
私の愚息もさらに充血具合を進行させてより硬く太くなる。
たぱんたぱんたぱんたぱん!
「あっあっあっあっ!深い!深い~っ!」
両胸を揉んだままで腰を激しく打ち付ける。
茄子は私の手を自分の手でぎゅっと握りながら襲い来る快感の並みに身をよじる。
ぎゅぽっ!ぎゅぱっ!ばちゅっ!じゅぽっ!
彼女の蜜壺からあふれる愛液が立てる音が室内に響き、それがまた興奮を掻き立てる。
じゅっぱじゅっぱじゅっぱじゅっぱ!
「あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!素敵素敵素敵素敵ぃ!」
こつこつこつこつこつこつこつこつんっ!
一転、細かいピストン運動で茄子のGスポットを責め立てる。
「それだめそれだめ!イクイクイクイク!イッちゃ、イッちゃいますぅ~っ!」
「いいからイケイケイケイケ!」
ずぽずぽずぽずぽ!
ぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐ!
ぐりっ!ごりっ!ぐりゅっ!ごりゅっ!ずぐりゅっ!!
「あ!あ!あっあっあんあん!
達する寸前、茄子の長い両脚がカニのハサミのように私の腰に回され、否やもなく私はたっぷりと
もっとも最初からそのつもりだったが。
びゅぐっ!びゅぐっ!びゅぐっ!びゅぐっ!
びゅっびゅっびゅっびゅっびゅっびゅっびゅっびゅっ!
「来てます、来てますぅ!プロデューサーのぷりっぷりの元気な子種がぁ!」
まさに至福の瞬間だ。
こんな絶世の美女に思うがままに
これ以上の達成感が他に存在しようものか。
「……ん?」
チカッと一瞬脳内に火花のようなものが散った気がした。
「……」
茄子がなにやら張り詰めた表情で私のことを見ている。
「どうした?」
「……いえ。さあさあ、次のラウンドに行きましょう!私、次は後ろからバンバン突かれたいです~」
「いいぞ、任せろ」
気のせいか?
今はいつも通りの茄子だ。
まあいいや。
よーし、張り切っちゃうぞ~っ!
ばっちゅばっこばっこばっこばっこばっこんっ!!
「は、激しすぎますよ~っ!ああ~んっ!!」
「あれれぇ?茄子ちゃんは激しいの嫌いだったかな?」
「だ、大好きです~~~っ!」
「だよなあ!」
ずっぽずっぽずっぽずっぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽ!!
「ま、またイッちゃう~~~っ!あっ!あんっ!ああっ!ああああ~~~~っっ!!」
どぴゅっ!!どぴゅっ!!どぴゅっ!!どぷうっ!!びゅるびゅるびゅぷうっ!!
「あ、熱ぅい……!私の子宮が火傷しちゃいますよぅ……!」
「そりゃ大変だ!急いで消火のために放水しないと!」
びゅびゅーっ!ぶびゅびゅーっ!!
「って、それまた
「ははは」
チカッ。
……まただ。
脳内にさっきと同じ火花。
射精のし過ぎで瞬間的に貧血とか酸欠みたいになってんのかな?
「……」
「茄子?」
「ああ、いえ。『プロデューサーどうしたのかな?』って思って」
「全然大丈夫大丈夫!気にしなくていい。じゃあ次はどの体位にする?」
「あ、じゃあじゃあ、今度は私が上になってもいいですか?」
「騎乗位か、いいな。下から茄子のぶるんぶるん揺れるおっぱいとエロい表情を堪能させてもらおうかな」
「もうプロデューサーったら~!」
「ほれっ!ほれっ!ほれっ!ほれっ!」
ずぐりゅんっ!ずぐりゅんっ!ずぐりゅんっ!ぢゅぐりゅっ!!
「あっ!ああんっ!太くて、硬いのがぁ、ずんずん
「気持ちいいだろ!気持ちいいだろ!?ほらほらほらほらぁっ!!」
ごりゅっ!ごりゅりゅっ!ごりゅっ!ごりゅごりゅっ!!
「んん~~~~~っ!!だめぇ、気持ち良すぎますってばぁ!だめぇぇ……!」
「ダメじゃないからイケよ!何回だってシてやるから!な!」
すぷうんんっっ!!
「あっふぅ~~~~~んん!!!!」
茄子の
「こんなの飛んじゃう……飛んでっちゃいますぅ……」
「騎乗位だからってロケットじゃないんだから」
チカチカッ。
これで今日三度目だ。
偶然じゃない。
「茄子」
「……はい」
「説明してくれるよな」
「はい。……あ、お掃除フェラチオしながらでもいいですか?」
「う、うん」
思わず二つ返事で頷いてしまった。
シリアスな空気よさらば。
「私って、絶対『あげまん』だと思うんですよね。ちゅうっ」
鈴口を入念に吸い上げながら茄子が言う。
「あげまん」とは、セックスした相手の男性を出世させるほどの名器のことで、かつてそれを題材にした映画が大ヒットして流行語にもなったことがある。
「そりゃおまえのならそうだろうなあ。掛け値なしに世界一の」
なにしろ世間の誰もが認める『幸運の女神様』だ。
「プロデューサーとしかしたことがないですけど!」
ありゃ、茄子さんご機嫌斜め?
「そりゃどうも」
「なんで拒否しちゃうんですか?」
「話が見えん。セックスならしまくってるじゃないか」
「そうじゃなくて!」
「???」
「運気の受け取りです!」
んー?
もしかして?
「あの『チカッ』とするのがそうなのか?」
「そうです!それ!」
「いやわからんから」
あれがそうだったんかい。
「私がイッた瞬間、性器同士だけじゃなくプロデューサーとつながって運気の受け渡しをするんです」
へー、あれってそういう仕組みなんだ。
「つーか言わんとわからんだろ。なんか怖いからとりあえず受け入れないでおいたんだが」
「言うとプロデューサー断るじゃないですかー」
「よくわかってるな。その通りだ」
「ほらー!」
「だからって無断でしようとするな」
デコピン。
「あ痛っ!」
「む~っ、運気が上昇することの一体何が不満なんですか?いいことずくめじゃないですかー?」
ブー垂れる茄子。かわいい。
だがそれとこれとは話が違う。
「よく考えてみたけど、やっぱ今のところはいいや」
「なんでなんですかー!」
「『チート』って聞いたことあるか?」
フグのように膨れる茄子に1つ問うてみる。知ってるかなあ?
「『ちーと』?……ああ、この前いっしょにお仕事したあきらちゃんが休憩中にゲームしてて、『あー!チートしてる奴に負けたーっ!』って怒ってましたけどそれのことですか?」
「そうそれ、そのチート」
ナイスあきら。いや、気の毒なんだけども。
「『チート』っていうのは、いわゆる『不正』のことだ。正規の手段ではない方法で強くなるやり方だ」
「私の運のおすそ分けがそのチートだって言うんですか?」
温厚な彼女でもさすがにカチンときたか。
「違うのか?」
だが私は退かなかった。
これに関して落とし所をちゃんと付けることは、おそらく今後の彼女のためにもプラスになるはずだ。
「違いますよ!」
「なら私がおまえから豪運を受け取って何もかも上手く運んだとしてどうだ?」
「嬉しいじゃないですか!」
「最初の内はな」
「?」
「ピンと来ないだろう、最初からずっとそうなおまえには。一般人ならきっと途中からこう思えて来るんだ。『これは自分の実力で勝ち取った結果じゃない』って」
「でも『運も実力の内』って」
「それは己の運だけでの話だ」
ピシャリ。
「私はこれでもゲーマーの端くれだ。ズルをして勝っても嬉しくはない。チートしてまで勝ちたくはない」
「そんな……!」
青ざめる茄子。
ごめんな、ショックだろう。
でもあと少しだけ言わせてくれ。
「おまえはズルをして成功して悦に入っている私を見てそれでもこれまで通り愛せるか?」
「愛せますよ!」
「即答か。ありがとうな。でもな、私はそんな自分を愛せないんだ」
「!」
「だからな、今のところはいいや、とりあえずな。いつか私がそういう気分になったら頼むかもしれないけどな」
軽い感じで締め括る。
後味が悪いまま終わりたくはない。
「豪運じゃない私に価値なんてないじゃないですか」
だが茄子がそうはさせてはくれなかった。
「どうしてそうなるんだ。私はおまえの運自体を否定しているわけじゃないことぐらいわかるだろ?」
ここまで拗らせてしまっている彼女を見るのは初めてだ。
「だって、私の運なんていらないって!」
「そこまで言ってないだろ。『今は』ってだけで」
「だって!私の運がいらないのなら私なんていらないってことじゃないですか!」
茄子は半狂乱だ。
なぜそこまで思い詰めてしまうのか。
「おまえには運しかないわけじゃないだろう?」
「ないですよ!私は『豪運アイドル・鷹富士茄子』なんだから!」
「それは会社の売り方が悪い。代表して謝る。本当にすまん。ただ大衆に向けてはキャッチーな売り文句が必要不可欠で」
「じゃあそれがなくなったら終わりなんですか!?いらないんですか!?価値なんてないんですか!?」
ああ、ダメだ。
今のはダメだ。
「茄子、おまえは言ってはいけないことを今言った」
正面から彼女の両手首を掴んでまっすぐに見据える。
「えっ?」
「おまえは自分のことだけを言ったつもりかもしれないが、仲間までをも否定したんだぞ?」
「そ、そんなつもりは」
やはり自覚がないか。
そりゃそうだろうな。茄子は意地の悪い女の子では絶対にないのだから。
ならばなおさらここでしっかりと言い聞かせておく必要がある。
「豪運じゃないおまえに価値がないのなら、猫キャラじゃないみくやウサミンじゃない
みく、菜々、七海、引き合いに出してごめんな。
「そんな!」
「パン好きじゃなくなったみちるやドーナツ好きじゃなくなった
「誰もそんなこと言ってないじゃないですか!」
まだか。
「言った。おまえが言ったのはそういうことだ」
「!!」
茄子の両目が見開かれる。
やっとわかったか。
「不運じゃなくなったほたる、高身長じゃないきらり、胸の小さい
「やめて!もうやめてください!本当に私そんなつもりで言ったんじゃないんです!ごめんなさい!本当にごめんなさい!」
イヤイヤをする子供のように首を左右に振る茄子。
「茄子、私は悲しいよ。悔しいよ」
「プロデューサー……?」
「おまえはまだおまえの魅力を自分でなんにもわかってなかったんだな」
くそっ。
マジで悲しいし悔しい。
「いつもいつもあんなにおまえを褒めてるのに」
響いてなかったのか?
「お世辞だとでも思ってたのかよ」
届いてなかったのか?
「べんちゃらなんて言わねーよ」
呆然としている茄子の顔を両手で挟み込む。
「鷹富士茄子、自分を卑下するな。己を舐めるな。おまえはあまりにも自己評価が低すぎる」
ぐいっと顔を近づける。
「こんなにも類まれなる美人で。こんなにもかわいくて。こんなにも究極のプロポーションで。歌もダンスも上手くて。その上トークも面白くて。芸達者で」
ぎゅっと抱き締める。
「頼むよ茄子。もっと自分のことを好きになってくれよ。私はこんなにもおまえの何もかもが好きで好きでたまらないのに」
「プロデューサー……そこまで私のことを……んんっ」
茄子の身体がぶるりと一瞬震えた。
少しは自覚してくれたのだろうか。
「なあ茄子、思い出してみてくれ」
抱擁を解き、まっすぐに両腕を伸ばした先の茄子に問いかける。
「?」
「私がこれまで一度でもおまえの豪運ありきの仕事をさせたことがあったか?」
「……ありません!」
「だろう?」
茄子は衝撃を受けた様子だ。
やっぱり気付いていなかったか。
いや、当の本人である彼女が気付いていなかったのだから、私以外に誰もそれを知るまい。
「おまえが色物扱いされることが嫌だった。この時代、おまえが豪運持ちだってことが知れ渡るのは避けられない。それを完全拒否していては仕事がなくなる。だから司会者に話題を振られる程度で済むように計らってきた。それでも運絡みの何かしらのトークや企画とは毎回どうしても関わることになる。なのでおまえが気付かなかったのも無理はない」
「だとしても、私ったら……」
しょげる茄子。
どんな表情でもかわいいのが本当にズルい。
「理由はもう1つある」
「もう1つ?」
「そうだ。むしろこちらの理由の方が大きいかもしれないな。それは『ヤラセ』だ」
「『ヤラセ』って、仕込みアリってことですよね?」
「ああ。残念ながら視聴者の全てが善人じゃない。おまえが次々と豪運を披露したとしてそれを素直に受け取らず、心ない誹謗中傷をしてくる連中が少なからず出てくることは簡単に予想できる」
「そんな、人間という生き物は」
「完全否定できるか?おまえのファンならそうだろうがな」
「……いいえ」
茄子はうつむいてしまう。
そういうことだ。悲しいことだがな。
「でも私は本当に幸せ者ですね」
顔を上げた茄子が柔らかく微笑む。
「だってこんなにプロデューサーに大事にされてるんですから」
「よせよ。プロデューサーが担当アイドルを大事にするのなんて当たり前過ぎることだ。それに私はおまえのことを愛しているんだからなおさらだ」
「プロデューサー……んんっ」
茄子の身体がまたぶるりと一瞬震えた。
なんだ?
さらに彼女のこの複雑な表情は。
「茄子、おまえまた良からぬ考えを抱え込もうとしてるな?」
「っ!」
「図星か」
案の定だ。
この感じ、ほたるとのデュオユニット『ミス・フォーチュン』を本格始動させた時に彼女が見せた心の闇と似ていた。
「全部吐き出せ」
「でも」
「全部さらけ出せ」
「い、嫌です」
「私は何をおまえの口から聞いても絶対に嫌いにおまえをならない。少しもだ。絶対に幻滅しない。絶対に軽蔑しない。絶対に失望しない。私を信じろ」
「いや……いや……」
弱々しく首を左右に振る茄子。すっかり怯えきってしまっている。
そうか。
言うしかないか。
「茄子、私はおまえが女神様なんかじゃないことを誰よりも知ってる」
「あ……ああ……あああっ……」
茄子の表情が崩れる。
泣かせてごめんな。
「私……私、考えちゃってました!『私が不運になればプロデューサーはもっと大事にしてくれるんじゃないか』って!『プロデューサーの運がなくなれば私を必要としてくれるんじゃないか』って!私……私なんか!うわあああああ!!」
号泣。
「いいんだ。よく言ってくれた。そこまで言わせてごめん。でもな、おまえが堕落した私でも愛せると言ってくれたように、私だって豪運でもない女神様でもないおまえを愛せるということを伝えたかったんだ」
「プロデューサー!プロデューサー!!」
私の胸元にすがり付いた茄子は子供のように泣きじゃくり、私は彼女が泣き止むまでその髪と背中をさすり続けた。
「ごめんなさいプロデューサー、私、すっかり泣いちゃってご迷惑を」
「迷惑なもんか」
私は左腕でぐいっと茄子の頭を引き寄せてその額にキスをした。
「プロデューサー……んんっ」
茄子の身体がぶるりと一瞬震える。
これで三度目だ。
……もしかして。
「茄子、もしかしておまえ、イってるのか?」
顔を覗き込む。
「……あはは、3回目ともなるとバレちゃいますよねー」
彼女は照れた様子で鼻を掻く。
「どうして」
それだけしか言葉が出なかった。
敏感体質の茄子であっても、そこまで過敏ではなかったはずだ。
ましてや言葉責めをしたわけでもないのに。
「わからないですか?」
茄子がすっくと立ち上がる。
立ち上がって私の目の前にある彼女の秘部からは、だらだらと止め処なく愛液が滴り落ちている。
「プロデューサーのことをそれだけ愛しているからに決まってるじゃないですか」
なんだろう。
茄子は穏やかな笑顔なのに。
彼女から寒気がするほどの強い思念を感じる。
「ねえプロデューサー」
「……なんだ?」
「おしおきしてくれませんか?」
「おしおき?なんでまた」
何を言い出すやら。
「だって私、悪い子だったじゃないですか。だったら『おしおき』してもらわないと」
四つん這いでにじり寄ってくる茄子。
なんだその妖しい瞳の色の揺らぎは。
なんで私は気圧されてるんだ。
「おしおきしてくれ」なんて言う側の方が強いなんてあるのか。
「悪いことをしたらおしおきされるんです。当たり前じゃないですか。ね?普通のことでしょう?」
そうか?そうなのか?
「でも私はおまえを傷付けたりなんかしたくないぞ」
「優しいですね、プロデューサー」
寂しそうに笑う。
「そんな顔をしないでくれ。どうしたらいいんだ」
「じゃあですね……こうして……あ~っ」
両腕を後ろに回した茄子が大きく口を開け、舌を出す。
「どういうことだそれは。まさかおまえの口を犯せとでも言うのか?」
(こくこくこくっ!)
満面の笑みで茄子が激しく首を縦に振る。
「本気、なのか?」
(こくこくっ!)
「それがおまえの望みなんだな?」
(こくこくこくっ!)
「わかった」
わくわく顔でキラキラ瞳を輝かせる茄子へと歩み寄る。
……あれ?
私、なんでこんなにバキバキに勃起してるんだ?
「お……ご……ごっ……」
左手で茄子の頭頂部を、右手であごを持ち、彼女の喉の奥の奥へと肉棒を押し進めて行く。
「茄子、本当にこれでいいのか?」
途中一度だけ再度確認してみたが、目尻に涙を溜めつつ嬉しそう頷くので、それ以降は訊くのをやめた。
ずろろろろろ……。
入る入る入って行く。
凶暴で醜悪な剛直が、世にも美しい天女のような女性の喉奥を犯す。
「おぐっ」
終点だ。
これ以上はさすがに進めない。
彼女は一体ここからどうするつもりなのだろうか。
単純に前後に頭を動かしてディープスロートを愉しむつもりなのだろうか。
「ん?」
茄子がさらに頭を前に動かし、極限まで私と密着する。
と。
「うおうっ!?」
きゅきゅぎゅぎゅぎゅっ!
喉の奥を締めて男根を刺激してくるではないか。
なんというフェラテク!
舐める、吸う、しゃぶる、などの一般的な口淫技術に長けたアイドル数いれど、このような喉奥テクニックを駆使できる子が他にいただろうか。
あの
鷹富士茄子、恐るべし。
「ごっ!ごっ!ごっ!ごっ!」
「ぅおあぁぁぁぁ茄子ぉぉぉぉっ!!」
たまらず茄子の頭を掴む。
「♪」
図らずともさらに彼女を引き寄せることになってしまったが、茄子は苦しい素振りを見せるどころかしてやったりのご機嫌さんだ。
「ずごっ!ずごっ!ずごっ!ずごっ!」
「ああああああああ無理無理無理無理!こんなの無理だって!!」
どっぐぅ!!どぷっ!!どぴゅどぴゅどっぴゅ!どぽおっ!!
「んむ~~~~~っ!んぐっ!んぐっ!んぐっ!ごっく!」
正面から私の腰を抱き締め、両目を閉じて至福の表情で精飲する茄子。
細くて白い喉が何度も何度も高らかに鳴る。
私の方はといえば、まるで魂を吸われているかのような心持ちだった。
「……ぷあっ!ごちそうさまでした。とっても濃くてぷりっぷりで大量でしたよ♪」
未練がましく鈴口を舌先で往復しながら茄子が言う。
「おしおきになってない気がするんだが」
「なってますよぅ」
本当にぃ?
「じゃあじゃあ、今度こそ私を好きにしてくださいっ」
重ね合わせた手を横にしてあごの下に置き、そちらに首を傾ける。
あざといほどの仕種なのに実に様になっている。
「言ったな。ならそうさせてもらおうか」
ずいっと前に出る。
「あ、あはは、プロデューサー、目がちょっと怖いですよ?」
「そんなことないさ。これからおまえを『かわいがって』あげようとしてるんだからな」
このまましてやられたままでいるのものかよ。
「さあ茄子、こっちへおいで?」
「あ~れ~っ!」
ずっぷんっ!!
「んぎゅうーっ!」
期待で濡れそぼった彼女の秘部に深々と剛直を突き刺す。
「プロデューサぁっ、こんな体勢ってぇ」
茄子が快感と屈辱感がないまぜになった表情と声になる。
それもそのはず、私は布団の上で彼女を後ろから羽交い締めにし、目一杯開脚させた上で一気に最奥まで挿入したのだから。
ぐっぽ!ぎゅっぽん!ずっぽ!ぢゅぐりゅっ!ぶっぽ!
「ああんっ!いやらしい音がっ!」
「興奮するだろ?」
「します、けど、恥ずか、しいっ」
ふひひ。
そうだろうそうだろう。
「それに、あんっ!これっ、私、はっ、何も、うぅんっ!できないじゃ、ない、ですかぁっ!」
「なあに、できることはいくらでもあるさ。その美乳を揺らして私の目を愉しませたり、そそる喘ぎ声を上げて私の耳を愉しませたり、あそこをキツく締めて愛液をどんどん出したり、いくらでもあるさ」
「そんなぁ」
茄子は情けない声を出す。
そう易々と主導権は握らせないぞ。
ずぽっ!ずぽっ!ずぽっ!ずぽっ!ずぽっ!
振り子の要領で腰を遣い、茄子の
「こんなの!こんなのぉ!」
嬌声がすっかり甘くなってきたな。
普段
「なんだか、かゆいみたいな、くすぐったいみたいな、変な、変な~っ!」
「『変な』とは失礼だな、っと!」
ごりゅうっ!
子宮の天井を亀頭の先端で叩く。
「ひぃぃんっ!」
歯を食い縛っていても漏れ出す桃色の声。
「こんなのもあるぞ?」
「……えっ?」
茄子に羽交い締めで挿入したままグッと身体を縮める。
そうするとさらに深くペニスは突き刺さる。
「んんっ!?んん~~~っ!」
強烈な快楽に悩ましげな声とともに身をくねらせる茄子だが、ここまでは序章に過ぎない。
「ここからだぞ?」
「えっ?えっ?」
「せーのっ」
ずぐずぐずぐずぐずぐずぐずぐずぐずぐずぐずぐずぐずぐずぐずぐずぐずぐずぐずぐずぐ!
「!?」
茄子の表情が驚愕に変わる。
「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!」
細かく細かく超高速で連続で子宮口を亀頭でノックされ、彼女はただただそれに翻弄される。
じゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐ!
「ああっ!ああっ!ああっ!ああっ!ああっ!ああっ!ああっ!ああっ!」
彼女の目は見開かれ、舌がぴーんと前方に突き出され、その先端からは涎がしたたる。
ぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐ!
「あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!おかしく!おかしくなっちゃうこんなの!おかしくなっちゃうぅっ!」
「ああおかしくなれなれ!女神様じゃないんだ気にするな!この気持ち良さにおかしくなっちまえ!ほらもっと喘げ!よがれ!悶えろ!」
ずじゅずじゅずじゅずじゅずじゅずじゅずじゅずじゅずじゅずじゅずじゅずじゅずじゅずじゅずじゅずじゅ!
「ああんっ!ああんっ!ああんっ!ああんっ!ああんっ!ああんっ!ああんっ!ああんっ!」
ぷしっ!ぷしっ!
茄子の秘部から愛液がほとばしる。
時間の問題だな。
「それじゃあトドメといくか。完全に堕として解き放ってやる」
ずぐじゅぐぢゅぐずぐじゅぐぢゅぐずぐじゅぐぢゅぐずぐじゅぐぢゅぐずぐじゅぐぢゅぐずぐじゅぐぢゅぐ!!
「あっあっあっあっ!あんあんあんあんっ!ダメダメダメダメ!もうもうもうもう!イクイクイクイク!来ちゃう来ちゃう来ちゃう来ちゃう!堕ちる堕ちる堕ちる堕ちる!ああああああああ~~~~~~~~~っっ!!」
ぷっしゃあああああっ!
耳をつんざくほどの絶叫とともに茄子が絶頂に達し、すさまじい潮を噴く。
ぷしゃっ!ぷしゃっ!ぷっしゃっ!
潮は止まらない。
「派手な水芸だな」
彼女の耳元でねっとりと囁く。
「ぁ……ぁ……」
放心状態か。
「茄子、おまえ大事なことを忘れてないか?」
彼女の耳たぶを噛み、じゅるじゅると音を立ててしゃぶる。
「だいじな……こと……?」
意識を薄く取り戻した茄子が聞き返してくる。
「そうだ」
彼女の耳の穴の中に舌先をねじ込んで凌辱する。
「んっんっんっんっ!」
それにぴくぴくと反応し、さらにまた小さな潮を連続で噴く。
「何だと思う?」
「なん……です、か……おしえ、て……くださ、い……」
「いいだろう」
残忍な笑みを作る。
「私はな、まだイッてないんだ」
「!!!!」
恐怖にも似た表情になった茄子が力なくふるふると首を左右に振る。
「今のおまえのこの状態で私が大量に
「ぃや……や、めて、くだ、さ……」
「やめるわけないだろ。この瞬間のために生きてると言っても過言じゃない」
「おねが……おねがい……もう、後戻りできなくなっちゃ……」
「そんなのする必要ないだろ。進むんだよ、前に」
舌を彼女の耳から離し、呼吸を整える。
そしてさらにさらに耳を縮めて極限まで男根を奥まで進める。
「子宮、完全に降りてきちゃってるねえ」
「あ……ぐ……あ……あ……」
「茄子、おまえはこれで生まれ変わるよ!おめでとう!」
どびゅーーーーーーーーーーっ!!!!
どびゅーーーーーーーーーーっ!!!!
どびゅーーーーーーーーーーっ!!!!
「おーおー玉がゴロゴロ言っとる。絶好調絶好調」
びゅぐっっ!!びゅぐっっ!!びゅぐっっ!!
ぶぴゅっっ!!ぶぴゅっっ!!ぶぴゅっっ!!
「まだまだまだまだァ!」
びゅっ!びゅっ!びゅっ!びゅっ!びゅっ!びゅっ!
びゅっ!びゅっ!びゅっ!びゅっ!びゅっ!びゅっ!
「ではそろそろ一旦ラストに」
どぽおっ!!どぷうっ!!どっぴゅ!!
「ふい~っ、
スッキリスッキリ。
いやあたまらんなあ、この解放感!
独りはしゃぐ私をよそに、茄子は無言のままだ。
だが私が
会話のいらないセックスだってある。
「よっ、と」
羽交い締めを解き、ずるるるるる……とゆっくりゆっくりペニスをヴァギナから引き抜く。
ごぽっ!ごぽおっ!
人体から発せられたとは思えない音を立てて、彼女の胎内には収まりきらなかったザーメンが逆流してきた。
「あーあ、もったいない。とは言え、さすがに
反省反省!
さて、どうするかな。
茄子はしばらくダウンしているだろうし、仕方ないから自分で1回拭くかシャワーでも浴びに……。
むくり。
茄子が身を起こした。
「おい茄子、無理するな。せめてもう少し寝て」
「……」
彼女は自らの身体を見下ろすと、秘部から溢れ出したザーメン溜まりに目を留める。
「……」
そしてそれを両手で集めてすくい上げると。
「ずずっ」
飲んだ。
「おい、そこまでしなくても」
結局それから茄子は外に出た精液を全て自分の中へと戻した。
「プロデューサー」
「は、はい」
またしても気圧されたのか思わず丁寧語で返事してしまった。
「私、本気になっちゃいました」
「は?」
今まで本気ではなかったとでも言うのか?
あの鷹富士茄子が?
「えいっ♪」
「あっ、えっ」
押し倒される。
「きちんとお掃除しますね」
「なっ」
「ぱくりっ」
一気に根本まで射精したばかりのペニスを咥えられた。
「ぢゅぽっ!ぢゅぽっ!ぢゅぽっ!ぢゅぽっ!」
引っこ抜かんばかりのストロークでのバキュームフェラだ。
「ちょっ、おまえ、それ、お掃除フェラなんてレベルじゃないぞ!」
「ぢゅ~~~~~っ!ぢゅ~~~~~っ!ぢゅ~~~~~っ!」
「おい茄子!茄子ってば!
パンパンと彼女の両肩を叩いてギブアップの意思表示をするが聞き入れられず。
びゅぐっ!びゅくっ!びゅっく!
あーあ。
結局また射精してしまった。
まったく、一体どういうつもりなんだ。
問い質しておかねばなるまい。
「プロデューサー」
「ん?」
先に切り出されてしまった。
「プロデューサーは1つだけ間違ってます」
「私が?何を」
客観的に見て人間としては間違いだらけだと自覚しているが、茄子に対しては何も間違えてなどいないと思うのだが。
「『間違ってる』……は正しくないのかな。『知らない』?……あ、『勘違いしてる』!これです!」
ぽむ、と茄子が手を叩く。
こんな時なのにかわいい。
「だから何を」
知りたい。
「私のこと、『女神様じゃない』ってプロデューサー言いましたよね?」
「確かに言ったがそれが」
……まさか。
……嘘だろ?
……冗談だよな?
「そんな私を本気にさせちゃったんですよ、あなたは」
茄子の金色の目が今までに見たことのない輝きを放つ。
舌舐めずりをしつつ、ついさっきまで私がよく知っていた鷹富士茄子だったナニカが這い寄って来る。
「運なんか全部失ってもいい。女神なんかじゃなくてもいい。欲しいのはあなただけ」
「茄子」
「はい。茄子ですよ」
本当に?
いやでもそうとしか見えない。思えない。
私は何を彼女に言おうとしたのか。
「ねえプロデューサー」
「……なんだ?」
「夢を全部正夢にしていきましょう。いっしょに。これからふたりで」
「ああ、もちろん」
それに否やはない。
アイドルの仕事ってことだよな?
「よかった!嬉しい!プロデューサーならきっとそう言ってくれるって信じてました!」
柔和な笑顔の茄子。
なんだ、私の思い過ごしか。
だよな。
そうだよな。
「プロデューサー!セックスの続きしましょう!」
「身体の方はもういいのか?」
「全然!これからふたりでがんばって行かないといけないんですから英気を養わないと!」
「それもそうだな。おまえのためならいくらでもがんばれるぞ」
「やったあ!プロデューサー大好き!愛してます!」
全裸で抱きついてきた彼女の身体を受け止める。
問題ない。
何も問題なんてない。
彼女が女神であろうとそうでなかろうと、私のすべきことは何も変わらないのだから。
鷹富士茄子をシンデレラガールにする。
そしてトップアイドルとしてそのままどこまでも突っ走らせる。
それだけだ。
「ときにプロデューサー」
「ん?」
「やっぱり運って必要だと思うんですよ」
「まあな。確かにな」
人や仕事との出会いなんかにしても常々それは感じる。
「私は豪運アイドルですけど、やっぱりプロデューサーだって運がいいに越したことありませんよね?」
「うーん……そうかなあ、やっぱ」
鷹富士茄子と出会えただけでも十分幸運だと考えてるんだが。
「そうですよ!だからなおさら私とい~っぱいセックスしないと!」
「お、おう。セックスする分には何の不満もないぞ」
茄子とのセックスは最高だしな!
「い~っぱい
何をくれるんだろう?
今以上の愛かな?
楽しみだなあ。
ああ楽しみだ。
これから茄子と2人で歩んで行く旅路がこの上なく。
いかにも「プロデューサーさん」って呼びそうなキャラなのに「プロデューサー」なのが色々想像できていいんですよ。