シンデレラたちは止まれない! 作:私立聖白ビキニ女学院理事長
「そうでしたわ!私、やってみたかったことがありましたの!」
「うわっ」
私の腕枕で横になっていた
腕立て伏せ状態になったことで目の前に豊かな双丘が露わになる。
何度見ても目を奪われる美乳だが、本人は気にも留めていない。
明日はTV局で彼女のソロライブ直前の宣伝も兼ねた大事なバラエティ番組収録がある。
それに向けて英気を養うために2人で高級ホテルディナーを楽しみ、盛り上がった勢いをそのままにベッドへと雪崩込んでさらに楽しんだというわけだ。
現在2ラウンドほどこなして小休憩中。
「『やってみたかったこと』?何だ?」
天然お嬢様特有の行動力で、一度火が点いたら止まらない止まれない。
さて、今度の興味の対象は何だろうか。
仕事のことか、それとも。
「えーっと、なんと言いましたでしょうか……そうそう!『フルートフェラ』!」
「はあ!?」
思わず「かくーん!」と崩れ落ちる。
「『フルートフェラ』ってあのゆかりが得意なアレか?」
「そうです!それです!先日ゆかりさんと
両手で握り拳を作り、目を輝かせてふんすふんすと鼻息の荒い琴歌。
「つーかおまえら、優雅なティータイムにどんな話で盛り上がってるんだよ……」
「あら、プロデューサー様との睦み合い披露合戦は永遠最大のトレンドでしてよ!」
「どやあ!」と言わんばかり。
勘弁してください。
「私、プロデューサー様の男性器をいつもお口や胸でのご奉仕はさせていただいていますけれど、サイドからのお口ご奉仕はしたことがありませんのでぜひともしてみたく!」
「別にいいけど……」
「ゆかりさんに許可はいただいておりますわ!」
いや口ごもったのはそこじゃないんだけど。って、許可取ってるのかよ!
「『もちろんいいですけど、初めてでは難しいと思いますよ?』っておっしゃってました!」
おーおー、ゆかりも言うようになったものだ。すっかり一皮剥けたなあ。
もっとも琴歌の方はゆかりの自信の表れには全く気付いていないみたいだが。
まあいいや、ここは気の済むまで付き合ってやるとしよう。
「それでは失礼いたします」
正座したまま器用にすすす、と横移動し、琴歌は私のペニスの左側に位置する。
「そっち側がいいのか?」
「いえ、特に考えておりませんでしたが」
「あ、そうなんだ」
てっきり何かこだわりがあるのかと思った。なかったらしい。
全てに意味を求めるのはよくないな。うん。
「そ~っと」
恭しく丁重に琴歌が陰茎を下から両手で捧げ持つ。まるで表彰状でも受け取るかのようだ。
「やり方はわかる?」
一応訊いてみる。
「いつもゆかりさんがフルートを演奏するのを間近で見ておりますもの!大丈夫ですわ!」
彼女はいつも自信いっぱいだ。
「なら任せる」
「はい!お任せください!……では、参ります!」
なにもそこまで気合い入れなくても。
「はぷっ!」
勢い良く上下の唇で竿を挟む。
ぷにっとした圧力がかかる。柔らかさと温かさが心地良い。
「はむはむはむはむ……」
そしてそのまま左右に移動する。
(どうでしょうか?)
上目遣いの視線で問われる。
「いやそれだけでは。舌は遣わないのか?」
「!」
「そうでした!」と言わんばかりに目が見開かれる。
ははは、うっかりさんめ。
「フルート」に意識が行き過ぎて肝心の「フェラ」が疎かになるとは。
「しゃぷっ……ちゃぷっ……くぷっ……」
良くなった良くなった。
頷いてみせると琴歌は嬉しそうに目を細める。
「じゅるっ……ちゅるっ……くちっ……」
気を良くして唾液で滑りの良くなった肉竿を左右に行き来する琴歌。
だったのだが。
「……」
しばらくするとぱったりと動きが止まってしまった。
「……ぷあっ。ここから、どういたしましょう?」
むむむ、と眉根を寄せて首を傾げる。
まあそうなるか。ゆかりにやり方まで訊いたわけでもないんだろうし。
「手も遣っていいんだぞ?」
「……ああ!失念しておりました!」
ぽむ、と両手を打つ。
「改めまして!」
琴歌は右手をカリ首へと添え、キイを押さえるかのように動かす。
たおやかな彼女の指先が敏感な部分を的確に刺激する。
「ぉ……っく」
思わず声が漏れる。
「プロデューサー様、私のフルートフェラの具合はいかがですか?」
「ああ、だいぶ良くなった。人差し指の先っちょで鈴口の割れ目をなぞってみるのもいいぞ。優しくな?」
「なるほど!こうでしょうか?こしょこしょこしょ……」
くーっ、このこそばゆいようなもどかしいような感覚がたまらんな!
「ちょっとヒントを出し過ぎたかな?それより琴歌、左手がお留守だぞ?」
やられっぱなしは悔しいので指摘する。
「まあっ、これではいけませんわね。え~っと、左手はどちらに……」
上から下から男根を検分する琴歌。
「こちらですわ!えいっ」
むんず。
「おふぅっ!」
なんと玉袋を掴まれた。
「プ、プロデューサー様!?私、なにかとんでもない間違いでも!?」
慌てふためく琴歌だったが、決して手は離さない。
「こ、琴歌、フルートにそんなパーツはないから」
「で、ですわね!それではこの手は一旦どけて」
「い、いや、いい、そのままで」
彼女の左手を掴む。
「よろしいのですか?」
「ああ。何もかもゆかりと同じやり方にする必要なんてないじゃないか。琴歌オリジナルで」
「『琴歌オリジナル』!!なんて良い響きなのでしょう!!」
ペカーン!と琴歌の両眼が輝く。
頭上に豆電球でも点ってるんじゃないか?
どうやら彼女の琴線に大いに触れたらしい。
「私、ぜひとも『琴歌オリジナル』を完成させたいですわ!」
「まあまあ焦るな。時間はいくらでもあるんだ。焦らずじっくり作り上げていけばいい。色々やってみよう」
「はい!」
本当に素直ないい子だ。
「右手はそう、裏筋をすーっと撫でて亀頭まで行ったら鈴口の割れ目をくりくり~っと」
「すーっ……くりくり~っ」
「左手は優しく玉袋も揉みほぐす感じで」
「もーみもーみ」
「口は唾液をたっぷり乗せた舌で唇で挟んだまま竿を移動して……亀頭に着いたらそのまま舐め回しつつしゃぶって」
「れーえっ……れーえっ……ちゅうっ……ちゃぷちゃぷちゅぷ」
『琴歌オリジナル』開発への共同作業が続く。
「いいぞ……高まってきた」
玉袋がキュッと縮まり、精巣がゴロゴロいってる。
「私にもわかりますわ。近いんですのね」
一連の動作を繰り返しつつ、陶然とした表情で琴歌が言う。
「最後はお口にいただけますか?」
「もちろん。たっぷり飲んでくれ」
「まあ♪楽しみですわ♪」
「れーえっ……れーえっ……ちゅうっ……ちゃぷちゃぷちゅぷ……れーえっ……れーえっ……ちゅうっ……ちゃぷちゃぷちゅぷ」
「くっ、琴歌っ」
彼女の髪をやや強めに撫でる。
「かしこまりました」
両目を閉じ、正面から私の腰を抱いた琴歌が深々と喉奥まで肉棒を咥え込む。
そして舌で外周をなぞりつつ、唇をすぼめて小さく細かく吸い上げる。
「琴歌っ、
淡いピンク色の髪の後頭部を抱え込むように引き寄せる。
びゅくっ!びゅくんっ!びゅるるっ!びゅっく!!
「~~~~~っ!♪」
自らの口内で爆発的に脈動する男性器に琴歌が歓喜する。
私の射精の度に彼女の乳首が硬く尖るのがわかった。
ふー、
「……」
「琴歌?」
満足して大きな息を吐き出す私とは反対に、琴歌の表情が冴えない。
「プロデューサー様」
「は、はい」
得体の知れない迫力に半歩後ろに下がってしまう。
「量が少し少ないのではありませんか?」
ぎくり。
「そんなことはないだろう。これだけ
実際その通りのはず。
「私の目、いえ舌は誤魔化せません。精液のお味も薄めに感じます」
唇の端に付着していたザーメンを指ですくい取り、それをしゃぶって険しい表情になる。
ぎくりぎくり。
「いつものお口ご奉仕より気持ち良くなかったのではありませんか?」
じいっと見つめられる。
「なあ琴歌」
私は観念した。
「はい、プロデューサー様」
「無理にフルートフェラにこだわる必要はないんじゃないか?」
「ですが!それでは……」
キッと顔を上げた彼女だったが、すぐに伏せてしまう。
ゆかりへの対抗意識を燃やしていることを自覚し、それを恥じたのだろう。
かすかに私は微笑み、彼女のふわふわの髪を優しく撫でる。
「琴歌、おまえのその育ちの良さに似合わない好奇心旺盛さも負けず嫌いも心から好ましいと思う。それに得難い資質だ」
「プロデューサー様……」
「でもな、猪突猛進するあまり視野が狭くなってはいかん。向上心を発揮するのはいいことだ。素晴らしい。けどゆかりに負けたくないからと言って、なにもゆかりと同じ条件で勝負することはない。例えばゆかりがフルートなら、おまえにだって得意な楽器があるだろう?」
「私の得意な楽器……そうです!チェロ!」
琴歌の瞳に生気がみなぎる。
よかった。
なんとかなったか。
アイドルが道を間違いそうならそれを正すのがプロデューサーの役目だ。
これで琴歌は心を曇らせることなく自分の道をまた進めることだろう。
「プロデューサー様!」
「な、なに?」
あれ、なんだか嫌な予感がするぞ?
なんでだろうなあ。
「早速チェロになってくださいませ!」
「私が?」
「プロデューサー様以外にどなたがいるというのです!それにアイデアを授けてくださったのはプロデューサー様ではありませんか!」
「嫌だよ!チェロってアレだろ?大きいから脚の間に挟んで床に固定する奴だろ?私がチェロになったら手コキしかしてもらえないじゃん!」
「上下反対になればいいではありませんの!」
「逆立ち状態でフェラされるとかどんな特殊プレイだよ!嫌だよ!頭に血が上って保たないだろ!」
「ものは試しですわ!プロデューサー様ならきっと難なくこなしてみせます!」
「謎の信頼やめれ!」
獲物を追う肉食獣の目で追って来る琴歌と、それから必死に逃げる私。
やれやれ、元気を取り戻したのはいいがなんだこのノリは。
どうにも締まらんなあ。楽しいからいいんだけど。
「はい、というわけでゲストはソロライブを目前に控えたアイドルの西園寺琴歌ちゃんでした~」
「ありがとうございました。必ずや素晴らしいライブにしてみせますのでどうかご期待くださいませ」
バラエティ番組の出演パートが無事終わり、琴歌が深々と観覧客、司会者、共演者、スタッフへと頭を下げる。
物腰が柔らかく、関係各所からの好感度が非常に高いのも頷ける。
番組収録自体も彼女の魅力全開で、特に司会者とのやり取りはバカ受けで撮れ高十分だったのでは、と贔屓目なしに思う。
「プロデューサー様!」
出番を終えた琴歌がパタパタと私の元へと駆け寄って来る。
愛犬にじゃれつかれているかのように心が温かくなるな。
色々な意味で小型犬ではないが。
「お疲れ様。私のことはいいから行っておあげ」
「はいっ」
私に満面の笑顔を向けたあと、彼女は別方向へとパタパタと駆けて行く。
実は今日のTV収録には彼女の両親と弟も見学に来ていたのだ。
彼らは琴歌のソロライブも関係者席から観覧予定だ。
「お父様!お母様!」
遠目に西園寺一家の微笑ましい様子を眺める。
さぞや自慢の娘だろう。
「お、いたいた、
「ディレクターさん、お疲れ様です。ウチの西園寺琴歌がお世話になりました」
声をかけてきた中年男性に頭を下げる。彼は先程琴歌が出演していたバラエティ番組の担当ディレクターだ。
今どき珍しいテンプレートなイメージを具現化したようなTVマンで、まるで昭和のトレンディドラマに登場するかのように頭には大きなレンズのサングラスを乗せ、肩になぜかピンクのカーディガンを巻いている。これって一体どこの誰発信で流行ったスタイルなのだろうか。
とはいえ侮れない人物であり、豊富な人脈と確かな実績を持っている。件の番組も長年に渡ってゴールデンタイムで高水準の視聴率をキープし続けている。
「いや~よかったよ西園寺チャ~ン」
「ありがとうございます」
ファッションがテンプレートなら言動もお察しの通り。
だがそんなことをいちいち気にかけていてはこの業界ではやっていけない。
海千山千の
「お嬢様ならではの天然さがホントいい味出してるよね~。周りからの評判もメッチャいいよ~」
「恐縮です。本人もそれを聞けばさぞや喜ぶことでしょう」
そのまま伝えたりはしないが。
「でもさ~」
「はい?」
「も~~~う一皮剥けさせらんない?」
「……と、おっしゃいますと?」
本命の話題はそっちか。
外堀を埋めてこようとは姑息な真似を。
こういう相手には一切の言質を取らせないことが肝要だ。
「西園寺チャン面白いけどさ、ぶっちゃけ
イラッ。
これにはさすがにカチンと来てしまった。
いかんいかん。
相手の術中にハマるな。
「そうでしょうか?彼女には彼女ならではの面白さがあると思いますが。それこそ先程あなたがおっしゃられた『お嬢様ならではの天然さ』などのような」
「そうなんだけどさ~、結局はその枠組の中から出てないワケジャン?」
相手の台詞の引用は意趣返しのつもりだったのだが、厚い面の皮の前では霧散してしまった。
「も~~~っとハジケさせらんない?今日だって何度かストップかけてたよね?」
スウッとディレクターの眼光が鋭くなる。
しっかり見てやがったか。
ディレクターが
「ウチの西園寺琴歌は芸人ではありませんので。加えて申し上げておきますと、輿水
「でもでもォ、『バラドル』なんて言葉もあるジャン?」
「バラドル」とは「バラエティアイドル」の略語で、バブル期の頃などは特に重宝されたものだ。
「そういった売り方はしておりませんので悪しからずご了承ください」
「……はあ。わ~かってる、わ~かってるてば~。そ~んな怖い顔と声しなさんなって。他の2人はともかくさ、西園寺チャンに関しては我々裏方からの人気も特に高いワケ。だからも~~~っと彼女の色んな面を引き出したたいワケ。そういうコトよ」
「なるほど。彼女が巨大スポンサーである西園寺財閥の一人娘だからですか」
「!!……何が言いたいワケ?俺らが巨大スポンサー様の娘さんオモチャにして最近息苦しくて仕方ないこの業界のガス抜きしたがってるとでも?」
「そうなんですか?全部言っちゃってますけど」
「はあ!?はあ~~~っ!?な~~~に言っちゃってんの?スポンサーなんか全然全くこれっぽっちも気にしてないっつーの!」
「ほう。そうなのですか。それはそれはどうぞ次の編成会議にご期待ください」
ぽん、と私の右肩に手が置かれ、身なりの良い紳士が現れた。
「あ~~~ん?誰よオタク?ここは関係者以外立ち入り禁止なんだケド?警備員さ~ん?」
「西園寺さん」
「これはプロデューサーさん、今日も娘の魅力を引き出していただいて大変嬉しく思います」
私としたことがこれほどまでに人の接近に気付かないとは不覚。
自覚はなかったのだが琴歌のことでよほど腹に据えかねていたらしい。
いくら担当アイドルへの愛が深いといってもこれではいかん。猛省。
「西園寺ィ!?西園寺ってあの!?」
ディレクターがすっかり泡を食っている。
さもありなん、まさか財閥の当主がふらりとこんな所に姿を見せるとは夢にも思うまい。
「うーウソウソ!小粋なトークって奴ゥ?それじゃボクチンは何かと忙しい身なんでプロデューサーさんまたね!」
転がるようにしてディレクター氏はこの場を去って行った。
「まったく……」
自浄作用には一切期待できない業界だ。
アイドルが好きで好きでたまらなければ進んで身を置きたい世界ではない。
「やはりプロデューサーさん、あなたしかいない」
「はい?」
琴歌の父親から真剣な声のトーンで意味不明なことを急に言われ、なんとも間の抜けた返事をしてしまった。
それにいつの間にか父親のみならず、母親、弟、琴歌本人まで集まって来ているではないか。
ねえ西園寺一家に取り囲まれてるんだけど。
「プロデューサーさん」
「は、はい!」
「次の琴歌のオフの日、我が家にお越しくださいませんか?家族揃ってお待ちしております」
父の言葉に大きく頷く西園寺一家に面々。
そこには有無をも言わさぬ迫力があった。
「は、はい、喜んで……ぜひ……」
私には首肯する以外の選択肢はなかった。
私の運命やいかに。
「来てしまった……」
いや来る以外なかったんだけど。
西園寺邸の正門の前、途方に暮れる私。
「プロデューサー様、ようこそ当家へお越しくださいました。どうぞお入りくださいませ」
スピーカーから音声が流れ、重厚な鉄製の門がガーッと開いていく。
「あ、どうも、約束通り来ました」
相変わらずのそのスケールに圧倒されながら、全方位に向かって会釈しながらエントランスへと歩を進める。
どこにカメラが設置されているのかわからないからだ。
「いらっしゃいませ!プロデューサー様!」
エントランスにズラリと西園寺家お抱えのメイドさんたちが並んで私を出迎えてくれた。
「わざわざこんなに盛大に出迎えありがとうございます。来ちゃいました、はは」
恐縮のあまり後頭部を掻く。
「本日はどのようなご用向きで?」
「いつまでいらっしゃれるんですか?」
「これからは頻繁にいらっしゃっていただけるのですか?」
質問攻めに遭う。
私はそれに一つ一つ回答しながら、彼女たちと軽いキスを交わし、挨拶代わりに胸や尻をメイド服の上から撫でる。
あ、西園寺邸のメイドさんとは全員ととてもいい関係(意味深)にあります。
「それではご案内いたします。こちらへどうぞ。さあみんな、持ち場へ戻って。プロデューサー様にご迷惑をおかけするとまたいらっしゃっていただけなくなりますよ?」
「はーい」
今回の私のお付き担当が号令をかけると、他のメイドさんたちは名残惜しそうにそれぞれ手を振って散開する。
私もそれににこやかに手を振り返して彼女の後へとついて歩く。
「琴歌お嬢様のお部屋にお連れするように申しつかっております」
「琴歌の部屋に?『家族揃ってお待ちしております』なんて言われちゃってたんだけど」
「はい。間違いございません」
「なんだろ。どういうことだ?」
長い長い廊下を担当メイドさんと並んで歩く。突き当りが見えないんですが。
「緊張しちゃうなあ」
左手でメイドさんの尻を撫でつつ嘆息。
なにしろ身に憶えがあり過ぎる。
琴歌の部屋ということで拷問器具がズラリ、なんてことはさすがにありえないが、完全アウェーの空気は漂いまくっている。
「んっ。大丈夫ですよ。ご一家皆様プロデューサー様に心酔してらっしゃいますので」
「だといいんだけど」
「ですからそんなに緊張なさらなくとも」
今回の担当メイドさんは目元涼やかな高身長クールビューティーで、艷やかな黒髪ポニーテールも非常に魅力的だ。実にそそる。
「……ほら、こんなにもうガチガチになっちゃってるんだ」
彼女の右手を取り、ズボンの上からそっと愚息を撫でさせる。
「あっ……すごい、こんなに……」
「ね?」
「あ、あの、よろしければ私が」
「お願いしてもいい?」
「はい、はい、喜んで」
「やった!嬉しいなあ」
……物陰でフェラで一本、立ちバックで一発抜いてもらいました。えへ。
「琴歌お嬢様、プロデューサー様をお連れいたしました」
メイドさんが扉をノックする。
「どうぞ。ご苦労さま。少し時間がかかりましたのね」
「すまんすまん琴歌、ここに来る途中で無性に喉が渇いてな。無理言って潤させてもらったんだ。ねえ?」
「は、はい」
扉を少し開き、中を覗きつつ返答する。
咄嗟の取り繕いは得意分野です。
「そうでしたの。ささ、中にお入りくださいませ」
「ああ。そうさせてもらおう。色々ありがとうございました」
ここまで案内してくれたメイドさんにお礼を言う。
「あ、いえ、こちらこそ」
「まあ。おかしな返事をなさるのね」
琴歌がころころと笑うが、メイドさんの秘部からは私のザーメンが溢れ出しているのは知り得ないことだ。
本当にありがとう、おかげでとてもリラックスできました。
「えーっと、それで、今回はどのような……」
料理番組の収録が余裕でできる広さの琴歌の部屋に、私と琴歌、それにご両親プラス弟くん。
私の隣のソファに琴歌が座り、対面にはご家族3人。
なにこの図?面接?というよりもご挨拶?「娘さんをどうか僕にください!」的なアレの位置関係なんだが。
「プロデューサーさん、単刀直入にお訊ねします」
琴歌パパが口を開く。さすが仕事ができる男は無駄話をしない。
「なんなりとどうぞ」
私も居住まいを正す。
さて、何が来る。
「プロデューサーさんはウチの琴歌を愛してらっしゃいますか?」
「はい」
気付いた時にはすでに即答した後だった。
正直拍子抜けだ。
なーんだそんなことか。当たり前じゃないか。まさに「愚問」という奴だ。
「そ、即答ですね」
「プロデューサー様……」
場の空気が一気に緩む。
琴歌なんかは両手を赤く染まった頬に当てちゃってかわいいったらない。
「琴歌の気持ちは……言わずもがなか」
「もちろんですわお父様ったら」
やんやんと左右にくねくねする琴歌を見つつ苦笑する彼女以外の西園寺家一同。
「それで、なのですが」
琴歌パパの声音が変わる。
「最終的に琴歌を選んでいただけるのですか?」
「『最終的に』とおっしゃいますと、そういうことでしょうか?」
平たく言うと、「琴歌と結婚してくれるのか?」ということでまず間違いないだろう。
「ええ、その通りです」
琴歌パパが両手を組み、大きく頷く。
「失礼ながら、プロデューサーさんのことは調べさせていただいております」
「でしょうね」
意外でもなんでもない。
彼らにはそうするだけの力があり、理由もある。それだけのことだ。
「『英雄色を好む』というのはああいうことですかな、ははは」
ものすごく分厚いオブラートに包んでもらっちゃって申し訳ない。
「恐縮です」
慇懃無礼に頭を下げる。
ここは堂々としておいた方が得策だ。
下手に愛想笑いなど返そうものなら途端に薄っぺらくなってしまう。
「なにも今すぐに、という話では当然ありません。琴歌は現役アイドルであり、プロデューサーさんにも立場もしがらみもさぞや色々おありでしょう」
ええあるんですよ、本当にそれはもう色々……。
いいことばっかりじゃないんですよマジで。
私は相当いい思いをしている部類の人間だと思うが、それでもそう考えてしまうぐらいには。
「幸い当家には跡継ぎとしての男子もあります。あなたに当家を継いでいただきたいという重い話ではありませんのでご安心ください」
「いえいえ、そこまで思い上がってはおりません。私などがあの天下に名だたる西園寺家に参画しようなどと」
「ご謙遜なさいますな。我々はプロデューサーさんのビジネスの手腕もまた高く評価しております。いつでも西園寺グループに鞍替えしていただいても構いませんよ?重役待遇で即採用させていただきます」
これはまた過大評価されたものだ。
私などアイドルが好きで好きでそこだけに特化した人間だというのに。とても他業種に応用が利くとは思えないが。
「過分に評価していただいているのは大変ありがたいのですが、私は自分で申し上げるのもなんですが、道徳的に問題がある人間です。それでも大切なお嬢様の相手に、と考えてくださっている最大の理由をお聞かせくださいますか?」
我ながら謎である。
自分でもどうかと思うもん。
「そんな!プロデューサー様はとても素晴らしいお方ですわ!」
すかさず琴歌が擁護してくれる。ありがたいことだ。
「ありがとうな琴歌。君はそう言ってくれてるが残念ながら世間の評価も同じとは限らないんだ。私といっしょにいることで琴歌、引いては西園寺家の名前に傷が付く可能性がある、という話なんだ」
彼女の髪を優しく撫でる。
この子は本当に心根の綺麗な子だ。それだけにご両親は心配だろう。
「私がそのようなこと決してさせません!」
嬉しいが困った。これでは話が進まない。
私は琴歌パパの顔を見る。
「ははは、それこそが最大の理由ですよ。当の琴歌があなたにベタ惚れしている、それ以上の理由などありません」
こんな時どんな顔すればいいのかわからない。
「いざ琴歌といっしょになると決まれば当然他の方々との関係は整理していただきますが、我々親といたしましては、ひとまず安心させていただきたいのです」
琴歌パパの言葉に言葉ママも頷く。
「と、おっしゃいますと?」
「琴歌をアイドルとしてだけではなく、ひとりの女性として愛してくれていることを我々に証明していただきたいのですよ」
……イミワカンナイ!
「それは一体どうやって?まさかご両親の目の前でお嬢さんと愛し合えなどと」
「そのまさかです」
にっこり。
うわあ、笑顔が怖いよ!
「いやいやいやいや!琴歌だっていくらなんでもそれは嫌でしょう。なあ琴歌?」
「まあ!まあまあまあまあ!お父様とお母様の前でプロデューサー様との愛を証明できるだなんて、なんて素敵なんでしょう!」
こういう子だった!
トリップ寸前の表情で目を爛々と輝かせる琴歌を見て、私はとっくに退路が絶たれていたことを悟った。
……改めて、なにこの状況?
琴歌の天蓋付きのクイーンサイズのベッドの上に全裸の琴歌と私。
それを最前列で見学する彼女の両親と弟。
関係者席?
サイリウムとかウチワとか持ってないよね?
さすがに沽券に関わるので自分で脱ぎましたよ、ええ。
でもその際視線がめっちゃ痛かったんですよ。特に琴歌ママと弟くんの。
琴歌ママは熱い視線で、弟くんは興味津々で。
「あのー、一応訊いておきたいのですが」
「なんでしょう?」
「どこまですれば証明になるんでしょうか?キスのひとつでもチュッとすれば……」
「ご冗談を。それなら裸になる必要などないでしょう。もちろん最後までですよ」
圧がすごい。
「最後!?最後というとその、琴歌の
「ええ、
ええぇぇ……。
「お父様!」
お、いいぞ琴歌!言ってやれ言ってやれ!
「プロデューサー様はいつも避妊具などムグゥ!」
うん、ちょっと黙ろうか。
「?」
「いえいえどうかお気になさらず!心得ておりますとも!」
そもそも普段から携帯しておりません。
「セックスは生でしてナンボ」が持論ですので。
「ええと、それでは……」
ええい、こうなったら腹を括った!逆にこのシチュエーションを楽しんでやるぐらいの気持ちで臨む!
でないと勃たねぇよ……。
「我々はいないものとして存分に琴歌とお楽しみください」
そうは言うがな琴歌パパ。
「プロデューサー様」
琴歌が優しく微笑んで私の胸にそっと手を置く。
「このような機会はおそらく最初で最後、でしたらとことん楽しむといたしましょう?」
「ああ、そうだな」
彼女も同じ考えだったか。
ぼんやりしているように見えて実はしっかりと考えているのが西園寺琴歌だ。
つーか、こんなこと何回もあってたまるか!
私には寝取るのは好きでもそれを見せつける趣味はない!
「琴歌」
お互いベッドの中央で膝立ちの状態で向き合い、私は左手で優しく彼女の右頬に触れる。
「プロデューサー様」
私の意図を察した琴歌が両目を閉じ、小さく唇をすぼませて上を向く。
これまでに数え切れないほどの回数キスをしてきた阿吽の呼吸だ。
「ちゅっ……くちゅ……」
やはり琴歌も言葉とは裏腹にこの異常なシチュエーションに緊張しているらしく、まつ毛と唇が小さく震えている。
この私でなければ気付かなかっただろう。無理もない。
すぐにでもリラックスさせてあげたい。
いつもより早目のタイミングで彼女の唇を舌先で突付く。
「は……ん……」
おずおずと琴歌が唇を開き、おそるおそる舌を伸ばしてくる。
私はそれをすぐに一気に自分の舌で巻き取り、彼女の身体ごと引き寄せる。
「んん!?」
性急さに琴歌が一瞬大きく目を開くが、私は構わず強引に舌をねじ込み、彼女の口内を蹂躙する。
ぢゅるっ!ぢゅるっ!ぢゅるっ!
静まり返った室内に淫猥な水音が響く。
「す、すごい。キスってチュッてして終わりじゃないんですね……」
弟くんが荒い呼吸で感嘆の声を上げる。
おっといきなり刺激が強すぎたか。
「そ、そうね、すごいわね」
琴歌ママが相槌を打つ。
娘とディープキスをしながら左目だけでチラリと視線を送ると、彼女はハッとしたような表情になる。
(そうでしたね。今日はまだあなたとキスしていませんでしたね。帰るまでにしましょうね)
まばたきでそのサインを送るとぱあっと花が咲いたような笑顔になる。
育ちのいい女性はいくつになってもそそるなあ。
そろそろ次の段階に移るか。
右手を琴歌の豊かな胸へと伸ばす。
「あっ」
それに敏感に反応した彼女が小さく艶っぽい吐息を漏らす。
家族はこれをどんな気持ちで聴いてるんだろうか。
ふにふにむにむにと極上のマシュマロのような触り心地を楽しむ。
「あの、両方を」
「いいよ」
リクエストに応えてキスをしながら両方の乳房を揉む。
両手の指を深々と埋めたり、時折乳首をつまんでひねったりして変化をつける。
「んっ……あっ……」
ぴくんぴくんといい反応を返してくれる琴歌。
すっかり乳首が硬くしこってきた。
「……」
琴歌の切なそうな視線。
私はまぶただけで頷き、左の乳首を口に含む。
「くぅんっ」
琴歌が第二関節まで曲げた自らの右手の人差し指を噛む。
家族の手前、嬌声を上げることに抵抗があるのだろう。
育ちの良さが窺えて実に素晴らしい。
気を良くした私は様々な舐め方、吸い方、しゃぶり方を駆使し、時に軽く歯を立てたりしながら両方の乳首を堪能する。
「おっぱいを吸うなんて赤ちゃんのすることだと思ってたけど、こんなに色々なやり方があるなんて。姉さんもとても気持ち良さそうだ」
弟くんに感心されてしまった。
「大事なのは自分だけが気持ち良くならないことだ。セックスとは相互コミュニケーション。相手を気持ち良くし、自分も気持ち良くなってこそ最大の効果が得られる。これはなにもセックスに限った話ではないがね」
つい偉そうにレクチャーしてしまった。
「そうだおまえ、プロデューサーさんにそちらのご指導をお願いしては?おまえは西園寺家の跡取りなんだ、秀でているに越したことはない。いやはや、プロデューサーさんのお考えは帝王学にも通じるものがあると感服いたしました」
おやおや、ただセックスについての持論を披露しただけなのにやけに持ち上げられてしまったぞ?
「え、じゃあ、あの、お願い、しようかな」
性に興味があるのが恥ずかしいのか、弟くんは小さくなってしまった。
「まあいずれ機会があれば」
適当にお茶を濁しておく。
私に西園寺家お抱えのセックスティーチャーとしての未来が!?
弟くんを前にメイドさん相手にセックス講義でもするんだろうか。
できれば琴歌ママとがいいんだが、さすがに倒錯し過ぎだな。
あ、琴歌とはふたりっきりでがいいです。
「プロデューサー様、そろそろ私にもご奉仕させてくださいませ」
しばらく私の愛撫を受け続けた後、琴歌からの申し出が。
「いいのか琴歌?嬉しいが照れくさいだろう?」
「いいえ。お気遣いくださり、ありがとうございます。むしろ私がどれほどプロデューサー様をお慕いしているのかをお見せする良い機会ですわ」
「そうか?おまえがいいなら頼む」
「はい♪」
私は場所を移動し、巨大な枕に背を預けて仰向けになる。
すると愚息がぶるんと揺れて上を見上げる。
琴歌ママがごくりと生唾を飲み込む音が私にだけ聴こえた。
「ふふっ、プロデューサー様も緊張なさってらっしゃいますのね」
「面目ない。やっぱりわかっちゃうか?」
「はい、私には。いつもよりプロデューサー様のおちんちんに元気がありませんもの」
「「それで!?」」
琴歌パパと弟くんが同時に驚愕する。
はっはっは、実はそうなんですよ。
ビンビンに見えるでしょう?いつもはこんなもんじゃないんスよ。
「でしたらなおさら私が張り切らせていただきませんと……ちゅっ」
躊躇うことなくまっすぐに顔を近付けた琴歌が亀頭にキスをする。
「琴歌!?……あ、いや、なんでもない」
ガタッと琴歌パパが思わず身を乗り出し、ハッとなって気まずそうに再び腰を下ろす。
自分が焚き付けた結果とはいえ、愛娘が男性器を口にする光景はさぞや衝撃的だったことだろう。
「しかし、なにもそこまで」
だがまだ納得しきれないのか小声でなにやらボソボソと言っている。
「お父様!先程プロデューサー様もおっしゃいましたでしょう!?『お互いが気持ち良くなることが大事』なのだと。お父様だってお母様になさってもらったことがおありでしょうに!」
プリプリとかわいらしく腹を立てつつもしっかりと口淫は続ける琴歌。
「ああ、うん、その、まあ」
「え、ええ……」
琴歌の両親はバツが悪そうに口を濁してそれぞれ別の方向を向いてしまう。
あのな琴歌、違うんだ。
ママはパパにフェラチオしたことがないんだ。
ママが初めてフェラチオしたのは私のペニスなんだよ。
チラリと私が琴歌ママを見ると、彼女は顔を真っ赤にしてうつむく。
かわいいなあ。そそるなあ。ちんちん硬くなっちゃう。
「ぺるっ……ちゅるっ……れえぇっ……」
興が乗ってきたのか、琴歌のねっとりとした口淫は絶好調だ。
「とても気持ち良いよ琴歌。私の男性器を知り尽くした至れり尽くせりのフェラチオだ」
右手を伸ばして彼女の頭をナデナデする。
「うふふっ、ありがとうございます。プロデューサー様のでしたらいつまででもご奉仕していられますの。ちゅるんっ♪」
柔らかく微笑む琴歌が鈴口に浮かんだ先走り汁の玉を音高らかに吸い上げる。
「ほ、本当にオチンチンを口で……」
弟くんが呆然としている。
知識だけはあったのかもしれないが、実際に目にするとインパクトが大きかろう。
ましてや全裸の姉が目の前で美味しそうに男のモノをしゃぶっているのだから。
「ふふん、驚きましたの?お口ご奉仕にはこういうのもあるんですのよ?」
なぜか弟相手にドヤフンスをかます琴歌は体勢を変え、今度は肉棒を深い胸の谷間へと挟み込む。
「おい琴歌、なにもパイズリまでしなくても」
「琴歌!西園寺の娘がなんとはしたない!」
私に何か返そうとした琴歌よりも先に琴歌パパが激昂する。
だよなあ。さすがになあ。
「いいえ!いいえお父様!なにをはしたないというようなことがありましょうか!女性の胸とはただ育児のためだけにあるものなのではないのです!それは女性であることの証明であると同時に武器でもあります!使えるものは全て使う!お父様の経営方針とも合致する考え方ですわ。これを教えてくださったのももちろんプロデューサー様です」
「グ、グムーッ」
娘にやり込められた父親が堅く拳を握り締めて小さくなる。
「お母様もそう思われますでしょう?」
なぜそこでママに振るのだ琴歌。
「え、ええ、そうですわね」
「おまえまで!」
まさに追い打ち。傷口に塩。泣き面に蜂。
ところでママさんのパイズリもだいぶ上達しましたよね。
また今度練習しましょうね?
「ぢゅぷっ!じゃぷっ!んぐっ!じゅずっ!ずりゅっ!」
なんならいつも以上に豪快なストロークの琴歌のパイズリフェラに私の射精水位もどんどん上昇させられる。
「琴歌、そろそろ」
「
トドメとばかりに琴歌が根本近くまで陰茎を咥え込んで力いっぱい吸い立てる。
こ、これはたまらん!
「琴歌っ!」
どむっ!
「んんっ!」
どぴゅっ!どびゅっ!どくっ!どぐっ!
うわあああああ、めちゃめちゃ気持ち良い。
思わず私は両手で琴歌の頭を掴みながら、あごを仰け反らせた。
すさまじい解放感と背徳感だ。
決して口にはできないが、今回一度だけなのは惜しいと思えるほどの快感があった。
この国有数の財閥の邸宅で家族に周りを囲まれながらその一人娘の口内に思うまましこたまザーメンを発射しているのだから。
常軌を逸したシチュエーションが興奮と快感を加速させ、いつもよりも濃くて大量の射精を促す。
「んんんん~~~~~っ!!」
堅く両目を閉じた琴歌がこぼすまいと必死にザーメンを頬張る。
もしかして飲んでないのか?
「琴歌?」
不審に思って声をかけると、ようやくペニスから口を離した琴歌が両親の方を向く。
まさか。
「れぇっ」
口を開く。
そこには溢れんばかりに新鮮なプリップリの男汁が。
「なんてことだ……」
「ああ……ぁぁ……」
両親がその光景に言葉を失う。
奥さん奥さん!スカートの中に手を突っ込んじゃってるから!
「こっっっくんっ!!」
見せ付けて反応を確認した琴歌はそれを満足気に飲み下す。
「ぷあっ!……お父様、お母様、プロデューサー様からの愛の証、たっぷりと受け止めさせていただきましたのをご覧になりまして?」
なんとも肝の据わった娘だ。
両親もこんな姿は全く想像していなかっただろう。
「ではでは、いよいよひとつになれるんですのね!」
ご丁寧に軽くお掃除フェラまで終えた琴歌がさらに気合を入れる。
もはや彼女以外の全員が圧倒されていると言ってしまっても過言ではない。
「体位はどういたしましょう?『きすはめ』?はお口ご奉仕を先にしてしまいましたので今回は遠慮するといたしまして……お父様とお母様のお顔を見ながら後ろから
そ、そうだね。
まったくタフな子だ。
「やっぱりつながってる所がしっかり見えるのがいいんじゃないか?」
彼女があまりに悩んでいるので助け船を出す。
このままだと身体も場の空気も冷えちゃうからね!
「そうですわね!さすがはプロデューサー様ですわ!」
琴歌の表情がぱあっと明るくなる。
「でもどうする?その手の体位だっていくつもあるぞ?」
「どういたしましょう?」
形の完璧な顎をつまんで熟考する琴歌。
「……閃きましたわ!私に良い考えがありますの!ごにょごにょごにょごにょ……」
大きな星を瞳に宿した彼女に耳打ちされる。
「おおアレかー。って、アレだとおまえ恥ずかし過ぎないか?」
「構いません!いっそ琴歌がプロデューサー様のものであることを強く印象付けた方がよろしいのではないかと!」
「おまえがいいなら私はいいけどな」
「決まりましたわね!でしたら早速お願いいたします!」
ごろんと琴歌が頭を両親の方に向けて仰向けになる。
「ではではいよいよ……」
琴歌の言葉を借りつつ徐々に体勢を低くしていく。
くちゅり。
彼女の膣口に亀頭の先端をキスさせる。
そこがもう十分以上に濡れそぼって受け入れ態勢を整えていることは確認済みだ。
「あふんっ!……きゃっ」
すっかり敏感になっている琴歌が小さく喘ぎ、自分の声に驚いて真っ赤になる。
「かわいいよ琴歌。それにそんなに感じてくれて嬉しい」
「は、恥ずかしいですわ私ったら」
「そんなことないって」
おかげで緊張も解れ、場の空気も和んだ。
「いくよ、琴歌」
「はい、いつでもおいでください」
ぐぐぐ、っと腰を進める。
つぷんっ!
「ぅんんっ!」
その途端に猛烈な快楽が男根に全方位から襲いかかってくる。
温度、水気、締まり、うねり、全てが気持ち良すぎる。
「相変わらず最高の居心地だよ琴歌」
「あ……ふ……いつまでもいてくださっても構いませんのよ?」
「ならくつろがせてもらうとするかな」
さらにそのまま奥の奥まで剛直を前進させる。
こつん。
「きゃふぅっ!」
届いた。
「ただいま」
「おかえりなさいませ」
微笑み合う。
「ここからだ」
「ええ」
目配せをし合うと琴歌が私の腰に両脚を絡める。
固定を確認すると次に私がそれを持ち上げるようにして腰を浮かせる。
「どうするつもりだ?」
琴歌パパの疑問。
まあまあ見てなさいって。
一度膝立ちになり、続いて蹲踞の恰好になり、最終的に前傾姿勢でのしかかる。
平たく言えば屈曲位だ。
体位が完成すると同時に琴歌が両脚のホールドを解除し、私は彼女の両足首を掴む。
「ほら、琴歌とつながってる所がよく見えるよ」
「とても恥ずかしいですけれど、同時にとても満たされた気持ちになりますわ」
いい子だなあ。
なんていい子なんだ。
「プロデューサー様、思うがままに動いてくださいまし。琴歌にあなた様とつながっていることの悦びをお与えください」
「任せろ。最高のつながりを実感させてやる」
自信たっぷりに彼女に笑ってみせる。
さあ有言実行だ。
「ああんっ!ああぁんっ!すごっ!すごいいいっ!!」
ぢゃぷっ!ぢゅぷん!ずぷんっ!ぬぽっ!ぐじゅっ!じゅぐっ!
足腰への負担的にはかなり厳しいものがあるが、セックスのためならがんばれる。
自信もある。
なので目一杯遠慮なく上から肉棒で蜜壺を掻き回す。
なりふり構わぬピストン運動により、びしゃびしゃとあふれ出した愛液が琴歌の腹部や胸の辺りにまで飛散する。
ずぷっ!じゅぶっ!ぬぷっ!ぐぽっ!ずっぽ!ぢゅぐりっ!
びしゃっ!びちゃっ!ぱたぱたっ!
「あんな体勢であんなに激しく……すごい……」
弟くんが目を丸くしている。
まだ童貞の彼ではせいぜい知っている体位は正常位と後背位ぐらいだろうからカルチャーショックだろう。
でもここまでになるには相当の場数を踏む必要があるよ?
ずるるるるる……。
一旦腰の動きを止め、カリ首の辺りまで陰茎を引き抜く。
そして琴歌の両親を見る。
「ほらどうです?ちゃんとコンドームなしでセックスしていますよ?」
「あ、ああ、そうですね、ちゃんと、ええ……」
なんとか言葉を絞り出せた琴歌パパと違い、琴歌ママの方は頬を染めて両手で口元を覆ってしまっている。
自分が
今あなたのあそこがどうなってるのか知りたいなあ。
じゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽ!
「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!」
ぢゅっぷぢゅっぷぢゅっぷぢゅっぷぢゅっぷ!
「あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!」
淫靡な水音はさらに音高くなり、快感の波に飲み込まれた琴歌にもはや嬌声を抑える余裕はなくなっていた。
「プロデューサー様!プロデューサー様!私!も、もう!」
「イクのか?琴歌イクのか?ご両親と弟くんの前でこんな体位で生セックスしてイクのか?」
「はい!はいっ!琴歌、イッちゃいます!家族の目の前で、プロデューサー様のおちんちんで!イッちゃいますぅ!」
「いいぞ!いつでもイッていいぞ!おまえがイッたら精巣が空になるまで
「嬉しい!
私たちふたりの盛り上がりは最高潮。
もう正直ギャラリーのことなんてどうでもよくなっていた。
ただ琴歌の子宮にザーメンを注ぎ込むことしか考えていなかった。
「琴歌!琴歌!琴歌琴歌琴歌!!」
「プロデューサー様ああぁぁぁぁぁっっ!!!!」
琴歌が絶頂に達し、その身体が大きく跳ねる。
私は彼女の両肩を上から両手で押さえ付けることでそれを抑える。
が。
ギュギュギュウッ!
反動で彼女の
「ぐおおうっ!琴歌!」
「プロデューサー様!申し訳ございません!今すぐ琴歌の
「わかっ……た!」
辛うじて頷いてみせる。
「
びゅくびゅくびゅくびゅくびゅぐっ!!
「あ!あ!あ!あ!あ!あ!」
あまりの射精の勢いに琴歌がまた達する。
どびゅっ!どびゅっ!どびゅっ!どびゅうっ!
「ぁぁぁぁぁぁ……!」
射精する度に琴歌がイッてまた
びゅっく!びゅっくびゅっく!びゅびゅっ!びゅびゅびゅっ!ぶびゅーっ!!
「はあああああんっ!」
琴歌の両脚がピーンと伸びてまっすぐになる。
それほどまでに
私もおまえに
「はーっ……ふーっ……」
「…………」
琴歌も放心状態で荒い呼吸を繰り返している。
だがいつまでもこのままってわけにもいかないよな。
「よ……っと」
ずろろろろろろ……!
ゆっくりゆっくりとペニスを引き抜いていく。
「んっ!」
ぴくりと琴歌が反応して息を吹き返す。
ぬぷんっ!
抜けた。
ごぽっ!ごっぽ!
栓をしていた剛直がなくなり、彼女の子宮から逆流した特濃ザーメンが次々とあふれ出し、ヘソに大きな精液溜まりを作る。
「こんなに
琴歌パパが絶句している。
え?普通の人ってここまで
そっかー。
「お約束通り避妊具なしの生セックスでお嬢さんの
琴歌パパに向き直って愛娘の愛液と愛娘に
つってまだまだビンビンなんですけどね!
「あ、ああ、結構……」
実際琴歌パパはよく受け答えできてると思うよ、自分が蒔いた種とはいえ。
さすがは大財閥を束ねる男の胆力だ。
「プロデューサー様、お掃除させてくださいませ」
「お?ああ、頼む」
「お任せください。『お掃除フェラまでがセックス』ですものね?」
「その通り。琴歌はお利口さんだな」
身を起こした琴歌がぱっくりと愛液と精液でズルズルの肉棒を咥えてしゃぶり始める。
そのあまりに手慣れた様子からこの流れがもうすっかり当たり前のことになっているのが伝わる。
「あむっ……ちゅるっ……はもっ……くぷっ……」
「そうそう、上手いぞ。上手すぎてまたしたくなっちゃうな」
「ぴちゅっ……あら、私は何度でも『どんと来い!』ですわ!」
「これは頼もしい。でもなあ……」
ベッドの周りを見やる。
そこには衝撃映像を目撃して脱力している西園寺一家の姿があった。
「そうでしたわね!さあお父様お母様、証明は済みました!琴歌は今からまたプロデューサー様にたくさん愛していただくのですからお引取りくださいませ!さあ!さあ!」
全裸の娘が両親と弟を部屋の外に追い立てる。
なんだかなあ。
「ようやくふたりきりになれましたわね、プロデューサー様」
「そうだな」
ベッドの上に戻って来た琴歌がリラックスした様子で私にしなだれかかってくる。
「本当にお父様には困ったものですわね」
口調とは違い、その表情は柔和だ。
「まあそう言ってやるな。パパはおまえのことが大事でしょうがないんだ。それが実際よくこんな男に任せる気になったと思うよ?あんな想いまでしてさ」
「ですからプロデューサー様は素晴らしいお方ですわ!」
「ありがとうありがとう。おまえがそう言ってくれて私は幸せだよ」
頭を抱き寄せて額にキスをする。
「ですが」
「ん?」
「改めて私は守られているのだなあ、と痛感いたしました」
彼女の表情に少し翳が落ちる。
「おまえが人より恵まれているのは確かだ」
「はい」
「でもな」
「?」
「守られて、大切にされてきたからこそ出来上がったのが今の西園寺琴歌だ。だから私はそのことを感謝こそすれ、絶対に批判も否定もしない。大事なのはこれからのおまえがどうしていくのか、だからな」
「プロデューサー様……!」
琴歌の瞳が潤む。
「やはりプロデューサー様こそ最高の殿方ですわ!」
「わ、おい、こらこら」
至近距離から飛び付かれ、押し倒される。
「でしたらなおさら」
「琴歌?」
私の上になった琴歌が据わった目で舌舐めずりをしつつ、自らの秘部を指で開いてガチガチのままのペニスを飲み込む。
「プロデューサー様をつなぎ止めておきませんと!」
いつの間にやら完成した騎乗位で大胆に腰を振る。
「琴歌さん?琴歌さーん!?」
「プロデューサー様!今夜は眠れないものと覚悟なさってくださいませ!」
「えーーーっ!?」
やれやれ。
暴走機関車お嬢様・西園寺琴歌。
一度炉に火がくべられるとノンストップで一直線だ。
果たして私の役割は運転手なのかはたまた線路か。
どっちでもいいさ。
とことん終点まで付き合いますよ。
その終点がどこだろうと。
乗りかかった船ならぬ機関車、どこへなりともお供しますとも。
突進力たるや最強クラス。
このまま一気に頂点まで昇り詰めようじゃないか。
「どこに着地するんだこれ!?」と頭を抱えながら書いておりましたが、結果お気に入りの一話になったかもしれません。結果オーライ!