「昼飯を食べたらァ、、また色々やろうぜェ、、、
気持ちいい道具とか、気になるだろォ、、"乳首とクリトリスの
吸引"とかなァ、、、」
「はいっ♡やりたいですっ♡、たきなに昨日の夜、使ったやつですよねっ♡、気になりますっ♡」
千束は、トイレの個室の扉越しに、そんな返事をする、、、
たきなのことに、こんなに軽く触れてくるのか??
それだけ、セックスの快楽の中毒になっているってことかァ??
完全に堕ちたな、、、これは、、、
ここまで、、、長かった、、、
錦木千束への復讐が、、やっととげられた、、、
11年前、、俺の兄さんや、、仲間たちを、、ほとんど皆殺しにした少女、、、
まだ旧電波塔が、電波塔と呼ばれていたころ、、、
懐かしいなァ、、、
一一一一一一一一一一
11年前、、俺は、いや俺達は、リリベルと呼ばれた組織の一員だった、、、
まだおれが15歳の頃だ、、、
リリベルの中で、決して年齢が高い方ではなかったが、、、
アランチルドレンとしての実力を買われ、、一隊リーダーを任されていた、、、
俺の兄ちゃんも、、リリベルだった、、
、、血は繋がっていないのだが、、機関に一緒に拾われて、、一緒に育てられた、、、誰よりも大切な家族だった、、、
仲間たちと共に、、俺達は、日本の平和を脅かす、、悪と戦っていた、、、
仲間が死んでいったことも多い、、、何度も泣いた、、でも、、俺達の生きる道はこれしかないのだ、、、
俺は、普通に生きる子供達に、、、俺みたいに、両親を無くして寂しい思いをさせたくなかったから、リリベルとして多くの命を救っていった、、、
ある日、、、1つの任務が、、俺たちの元に転がり込んだ、、、
とある偉い人のブライベートパーティの護衛である。
俺たちは、いつものように護衛の任務についた、、、
元々護衛なんてものは、悪事への牽制の為であり、、ただじっとしていて終わることがほとんどだった、、、
でもその日は違った、、、
何十人もの女の子が、、銃を持って、、襲撃をしに来たのだ、、、
そう、、リコリスだ、、、
なぜっ!?
周りですでに、、仲間が何人か撃ち殺されている、、、
俺は銃を手に取り、必死に撃ち返そうとする、、
だが、、、、
「ちょっとまてぇっ!!、俺達はリリベルだっ!!、、
お前らリコリスだろっ!!、、これは何かおかしいっ!!
やめろっ、、!全員撃つのをやめろっ!!」
一人の声が、この場に響きわたる、、、
そう言ったのは、、俺の兄ちゃんだった、、、
リコリス達は、、一瞬戸惑う、、、
静寂が訪れ、、、、
リコリス達も、、リリベル達も、、俺の兄ちゃんの言葉を聞こうとする、、、
そんな空気ができたのだ、、、
一一すげぇ、、、すげぇよ、、兄ちゃん、、、
友達が、、沢山殺されたのに、、、やり返す怒りを抑えて、、これ以上の被害を出さないようにっ、、
俺は、、やり返すことしかっ、、考えられてなかった、、、
兄ちゃんはやっぱりすごい、、、戦わないことが、、1番ベストなのだから、、、
緊張状態は続いているが、、、銃の音は鳴り止んだ、良かった、、、
バァァン!!!!
静寂を切り裂くように、、銃声が響き渡る、、、
兄ちゃんが、、、鮮血を飛ばしながら、、倒された、、、
そこには1人の少女がいた、、、いや、もっと幼い、、、幼女というべきか、、、
その幼女が、、俺の兄ちゃんの心臓を、、超至近距離で撃ち抜いたのだ、、、
「は?、、に、、兄ちゃん、、、え、、、」
信じられない、、、今まで、、、ずっと一緒に過ごしていた家族が、、突然、殺されたのだ、、、
信じられる訳がない、、、
まるで、、自分が現実から切り離されたような感覚に陥る、、、
俺の仲間達が、、その幼女へと銃弾を連射する、、
でも、、銃弾が当たらない、、、躱されている?!
そして、、次々と、、俺の仲間たちを撃ち殺していく、、、
「まてよ、、おい、てめぇっ!!、、なにしてんだよっ!!」
俺は、、、やっと身体が動き、、、そいつを狙って弾を撃ち込む、、
その瞬間、、銃弾が俺の頬を掠める、、、幼女の弾だ、、、
俺の弾は当たらなかった、、、一瞬合った目に、、俺は全身が震えあがった、、、
まるで、、人を殺す機械のような、、、冷たく、、、どこまでも暗い目、、、
そして、俺から目を離し、、幼女は、、殺戮を繰り返す、、、
「もうやめろよォ!!、、なぜ、まだ殺すんだっ!!俺達に、戦う意思は無いんだってっ!!」
俺は思わず叫ぶ、、目立ったら殺されるかもしれない、、それでも、、こいつは、、バケモノだ、、、銃じゃとめられねぇ、、、
だから、、頼むっ止まってくれっ、、、!
ピタッ、、、
気づくと、、俺の胸の真ん中に、、その幼女の銃口が押し付けられていた、、、
そいつと目が合う、、紅く染まった冷たい目、、、
そこには、、殺意も情けもない、、、
ただ、、命令通りに、、敵を殺すだけ、、、
敵である俺たちの言葉や命、心には、、何も興味がないように、、、
一一あ、、、俺、、、死んだわ、、、、
俺は、その時、、死を悟った、、、
ピピピピピピ、、、
突然の電子音に驚く、、目の前の幼女が身につけている無線からだ、、
『ちさと!、、止まりなさい!!、、殺しちゃダメ!!、、』
無線から、DAからの司令と思われる声が聞こえる
俺はただ、腰を抜かし、呆然としていた、、
「、、、あ、、」
その幼女は、はっと我に返ったように、目を見開く、
その次の瞬間
バタン、
と、その場に倒れ込んだ、、、
何人かのリコリスが、幼女、いや、"ちさと"に駆け寄って、、
担ぎあげ、、走りながら立ち去っていく、、、
俺達リリベルは、、、、、いや、"俺"は、、、時間が止まったように立ち尽くしていた、、、
周りには、、、仲間たちの無惨な死体が転がっている、、、
この場にいた30人近くのリリベルのうち、、、
俺だけが、、、生き残っていた、、、
それからの日々は、、真っ暗だ、、、
両親だけでなく、最後の家族だった兄と、家族のように仲の良かった2人の親友をなくし、、、
俺は、完全に家族を奪われ、生きる意味も奪われた、、、
何度も死のうと思った、、、
もう、、戦いたくなかった、、、
この事件は、どこかの組織が、、リコリスとリリベルをぶつけようと工作した結果らしい、、、
その後、、リコリス達の仕事で、その組織は壊滅したらしいが、、
リリベルの上層部は、リコリスの本部であるDAに、
あの"ちさと"とかいう少女の処分を訴えたが、、
まだ6才だからという理由で、、、却下された、、、
ふざけるな、、、あいつが6才のガキ??、、ふざけんなよ、、
あいつはバケモンだ、、、あんな奴が銃を持っちゃいけねぇ、、、
あいつは人間じゃない、、イカれてる、、、
俺は、ちさとに、復讐してやることを決意した、、、
、、俺は、、もう戦うのが怖くなり、、リリベルをやめた、、、
リリベルにはもう、、家族のように過ごした兄ちゃんと大切な親友達はいないのだから、、、
そして、、、電波塔事件が起きた、、、
こんなことが出来るのは、、あいつしかいない、、、
電波塔の英雄だとォ??、、殺人鬼の間違いじゃねぇのかァ、、、
俺は、、、それから、、9年くらい、、普通に過ごしていた。
復讐なんて、、結局しなかった、、、
リリベルとして身につけたスキルによって、仕事を見つけ、家を買い、友達もでき、、
裕福に幸せに、、生きていた、、、
また、いつだったか忘れたが、、
リリベルの頃の仲間から、
何人かのリリベルが復讐として、千束の家に襲撃しに行ったが、返り討ちに遭ったと聞いた、、、
そりゃそうだ、、あいつに勝てる訳がねぇ、、
、、別にもう、あいつに興味なんてなかった、、、
あんな殺人鬼が、今も生きていることには虫唾が走るが、、、
俺は今、、幸せだ、、、
あんなやつに、、俺の人生の、時間も思考も使いたくない、、、
なのに、、、俺は、またあいつを思い出してしまう、、、
何気なく立ち寄った喫茶店、、、
喫茶リコリコ、、、
そこに、、奴がいたのだ、、、
「どうも~!いらっしゃいませー!」
明るい笑顔を貼り付けた、、、殺人鬼、、錦木千束が、、、
「あれ?どうしたんですか?驚いた顔をして、、、」
「い、いや、、な、、なんでもないっ!、、、」
俺は必死で平静を装う、、、、身体から汗が吹き出て、、心臓の音がバクバクと鳴る、、、
「そうですか、、、、じゃあご案内しますっ!おひとり様入りました~っ!」
俺は、、、記憶の中のあいつと、今目の前にいるこいつの、
あまりの違いに目を疑う、、、
別人じゃないのかとも疑う、、、
でも、、俺の身体が覚えている、、、恐怖で震え上がっているのだ、、
間違いない、、、こいつは錦木千束で、あの時の幼女、"ちさと"だ
なんなんだよォ~、、その幸せそうなツラはよォ、、、
明るくて、人生楽しくて、いい人です~、みてぇなァ、、、、
いい子ぶってんじゃねぇよォ、殺人鬼がよォ!!
ふざけるなよっ、、、俺の大切な兄ちゃんと、沢山の仲間を殺しておいて、、
笑ってんじゃねぇよォ!!
俺は怒りに震える、、、色褪せた殺意が蘇る、、、
こいつを、、殺してやる、、、復讐だァ、、、
そうして俺は、錦木千束の情報を集め出す、、、
そしてまた、、、衝撃の事実を知ってしまう、、、
錦木千束は、、、"不殺のリコリス"、、、
"人を絶対に殺さないリコリス"
と、呼ばれているらしい、、、、、
"不殺"??、、人を殺さないって!?、、、
ふざけんなよ!!
どこまで人を馬鹿にすれば気が済むんだよォ!?
どこまでいい子ぶれば気が済むんだァ!!あァ!?殺人鬼がァ!!!
許せねェよ、、、ふざけるな、、、!、、絶対、殺してやるよぉっ、、!!
それから俺は、、喫茶リコリコに、顔を覚えられない程度に日を開けながら通った、、
千束に復讐する作戦を練るために、、、
どす黒い殺気を隠しながら、、、
しかし、、、
「はいっ!コーヒーお待ちどうさまっ!!」
「ありがとうございましたーっ!!」
「じゃーん!、千束スペシャルですぅぅっ!」
いつの間にか俺は、、明るくて、可愛くて、優しくて、純粋な、、
、、錦木千束に、"恋"をしてしまっていたのだ、、、
信じられない、、兄ちゃんの仇なのに、、、、、、
、、でも、、、好きなのだ、、、こいつが、、、
すげぇ可愛いんだよ、、、千束は、、、
復讐心と、恋心という、、、矛盾した感情がせめぎ合い、、、
ある結論にたどり着く、、、
「こいつ、、、錦木千束の、、、、いい子ぶった明るい精神をこなごなに砕き、、、
俺に服従させて、、、一生、性奴隷として使い倒してやるよォ!!!」
そこからは早かった、、、俺はあいにく大金持ちだ、、、必要なものを用意するのにお金の心配はいらない、、、
あとは協力者として、リリベルの昔の仲間、、あの事件で千束を同じように恨んでる同志を誘った、、、
一一なァ、、千束ォ、、、俺はお前の為に、、お前を壊す為に、これだけのお金と、人と、時間を使ってやったんだ、、感謝しろよなァ!!
そうして、たきなを餌にして、千束を捕らえ、、、
精神的に追い詰めて、追い詰めて、追い詰めた、
そして、ついに千束を服従させ、性奴隷になることを誓わせて、、、
千束は、完全に俺達のペットなった、、、
物凄く気分がいいぜェ、、、"あの"千束が、、今や俺の言いなりだなんてよォ、、、
一一一一一一一一一一
「おまたせっ♡、、ごめんなさいっ!、、トイレ長引いちゃいました~っ♡」
思い出にふけっている間に、千束が個室から出てくる、、、
完全に堕ちきった、メスの目をしながら、、、
まじで可愛すぎる、、、
「さあさあ!、、早く部屋に戻りましょっ!!えっちなこと、、もっともーっとしたいですっ♡」
千束は俺の背中に身をよせて、、早く戻ろうと催促する、、、
そして、、俺の口に、、左手を被せてくる、、、、
んっ!!?
一一 臭っ!!、、おいっ!千束、、お前手を洗って、、、
グサッ、、、
一一あ、、、、
一一痛い、、痛い、、、痛い、、、
視界が暗転する、、、
一一あ、、、俺、、、死んだわ、、、、
俺はその時、人生で2回目の、そして最後の、自分の死を悟った、、、
残された力で、後ろを振り返る、、、
そこには、、、真っ赤な目をしたアイツがいた、、、
一一久しぶりだなァ、、、10年前に殺し損なった俺を、、殺しにきたのかァ、、、殺人鬼ィ、、、、、
一一でもなァ、、俺はそんなお前が好きだぜェ、、、千束ォ、、、
一一まあせいぜい、親友とか家族とか恋人とか、、、大切な人と一緒に、、幸せに生きるんだなァ、、、
一一それがお前の、俺の大切な人を奪ったお前の、償いだァ、、、
「死ねよ」
意識が途切れる間際、、、最後に冷たく、そう言い放たれた気がした、、、、
あァ、、、やっぱりお前は、、、壊れてやがる、、、ぜェ、、、、
「復讐と恋と」