※この作品はR-18です。

錦木千束の壊し方   作:スイーツ阿修羅

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※エロシーン無し


千束とたきなの帰り方 20 I'm back

 

「たきなが行方不明になって、、、さらに千束まで行方不明になるなんてっ、、、どこに行っちゃったの~っ、、、、」

 

 

 

昨日の夜、もうすぐ日付が変わる時、、、

 

 

 

私、ミズキは、、、、連日の寝不足で、、、布団に突っ伏していた、、、

 

たきなが行方不明になって2日、、、今日は千束まで行方不明になったのだ、、、

 

千束は今朝、「体調が悪いので家にいます」と、連絡をしてきた、、、

 

たきなが行方不明の状態で、あの千束が、たきなの捜索を休むなんて余程のことだと感じ、「家に来ないで」と言われていたがお見舞いにいくと、、、

 

、そこに千束はいなかった、、、

 

そこから、チャットやメールや電話で連絡しても、、応答しない、、、

 

クルミも、、、監視カメラを使って、、ある地点までは追えたが、、、結局分からず、、、、

 

千束は私達に気付かれないように、、、どこかへ行ったのだ、、、

 

、、、眠いのに、、、心配で寝れない、、、

 

たきな、、、千束、、、どこへ行ったの、、、

 

 

時計の3本の針が真上をさす、、、

 

日付が変わったその直後、、

 

 

 

ピロン、ピロン

 

 

二通のメールを続けて受信する、、、

 

開いてみると、、、千束からだった、、、

 

私は飛び起きて、内容を確認する、、、

 

 

一一一一一一一一一一

差出人 [email protected]

一一一一一一一一一一

重要 ミズキさんへ

一一一一一一一一一一

※このメールは、クルミやミカ先生、楠木司令にも見せてください

 

私の勝手な判断で、誰にも言わずに、たきなが捕らえられている施設に、一人で乗り込んでいったことを、許して下さい。

 

しかし、私はこれが、たきなを救出するために最良の選択であると考えています。

 

まず私は、たきなの連絡先を通して、誘拐犯からこのようなメールを受け取りました

 

 

 

一一一一一一一一一一

差出人 [email protected]

一一一一一一一一一一

たきなを誘拐した、勝負だ錦木千束

一一一一一一一一一一

「井ノ上たきなを誘拐した。助けたければ以下の住所に一人でこい、変な真似をしたら井ノ上たきなの指を順番に切り落としていく。

誰にも伝えるな、気付かれないように来い。

武器は自由に持ってこい、勝負だ、"不殺"のリコリス。

期限は、2日以内だ。

 

位置情報

✕‬‪✕‬‪✕‬県###市☆☆☆町○一○○-○

一一一一一一一一一一

 

 

 

 

これが明らかな罠であるということは分かっています。

 

ですが、私は確実にたきなを助ける作戦を思いつきました。

申し訳ないですが、詳しくは言えません

それでも、ご協力お願いします。

 

以下に記す私の指示に従って下さい、お願いします。

 

①なるべく速やかに、、ミカ、クルミ、ミズキの3人と、数人の優秀なリコリスで、敵のアジトの傍に潜伏して下さい。

絶対に気付かれないようにお願いします。

 

②私は必ず、このメールが届いてから30時間以内に、隙が出来たタイミングでクルミのパソコンに連絡します。

その合図で、リコリス達を突撃させて下さい

私は、たきなを救出し、リコリス達の被害が最小限になるようにしながら、脱出します。

 

勝手な事は承知の上です。

ですが、私の恩人であり親友である、たきなを本気で助けたいのです。

どうか、ご協力お願いします。

 

以上です。

 

錦木千束

 

一一一一一一一一一一

 

 

 

 

何やってんの千束っ!!そんな危険なことをっ!!

あれ??、でもどうして、最初に私に送ったの??

私なんかよりクルミやミカや、DA本部の方が、すぐに動けるはずなのに?

 

その答えは、二通目のメールに書いてあった、、、

 

 

 

一一一一一一一一一一

差出人 [email protected]

一一一一一一一一一一

※このメールは、ミズキさんだけが見て下さい

一一一一一一一一一一

※このメールは、ミズキさんだけが見て下さい。

クルミにも、ミカ先生にも、DA本部にも見せないで下さい。

そして、絶対に私の言うとうりにすることを約束して下さい

 

 

全ては、たきなを助ける為です。

 

 

ミズキさんだけには、本当の事を言っておきます。

 

クルミやミカ先生に言わない理由は、あの2人が本当の事を知ったら、私の指示を無視して、助けに来てしまうからです。

 

ミズキさんなら、私の言う通りにしてくれると信じ、このメールを送ります。

 

 

この二通のメールが届いているということは、私の作戦が失敗したということです。

今頃私は捕らえられているか、殺されているでしょう。

 

 

一通目のメールの

"確実にたきなを助ける方法"は、

実は、"成功確率が限りなく低い、残された最後の手段"なんです。

 

それでも私はそれに賭けたいんです。

 

私が潜入しても"たきな"を助けられなかったのなら、誰が潜入しても"たきな"を無傷で救出することは不可能だと思います。

 

私は絶対にたきなを助けたいんです。

 

なので、一通目のメールの通りにして下さい。

今から30時間後の、明日の朝6時までは突撃せず、私の連絡を待っていて下さい。

 

 

もしも、明日の朝6時までに、私からの連絡がなかった場合。

全員にこのメールの内容を伝えて、すぐに突入して下さい。

 

 

 

 

もしかしたら私もたきなも、既に殺されているかもしれません。

 

だからここに、私の遺書を遺しておきます。

 

 

 

遺書

 

錦木千束

 

 

ミカ先生、クルミ、騙すような真似をしてごめんなさい。

ミズキさん、辛い役目を背負わせてごめんなさい。

 

あんなに必死に、私の命を伸ばしてくれたのに、すぐに死んでしまってごめんなさい。

 

悲しませてごめんなさい。

 

あなた達のことが大好きです。凄く、感謝しています。

 

まずはミカ先生へ、

初めて会った時、、、、、

 

、、、、、、

 

 

 

 

 

バフっ

 

 

 

 

私は、ケータイを放り投げた、、、

 

こんなの、、読まないっ、、、!

 

、、千束は、死んでないっ、、!

 

まだ、死んでない、、っ、、、!

 

これまでだって、、沢山の奇跡を、、起こしてきたから、、、

 

だから私は、、千束の思いに答えるのだ、、、

 

 

 

私の眠気は完全に吹き飛んだ、、

 

私は、ミカやクルミに、一通目のメールを転送する。

 

二人とも、まだ起きていたようで、、、すぐにチャットが帰ってくる。

 

そこからは、忙しかった、、、

 

 

 

 

 

一一一一一一一一一一

 

 

 

 

 

私たちは、アジトの傍に潜伏し、、重たい空気で連絡を待つ、、、

 

絶対にバレないように、と、念を押したので、クルミもDAも何もしない、、、

 

午後3時を超え、5時、、6時、、、時間だけが過ぎていく、、、

 

私だけが、、本当の事実を知っている、、、胃が重い、、時間の流れが異様に遅く感じられた、、、

 

 

そして、、、

 

 

ピロン

 

 

午後8時3分、、、千束からの合図が、クルミのパソコンに届く

 

「突入しろ」

 

間髪入れずに、クルミがリコリス達に指示をだす。

 

その声は、明らかにほっとして、嬉しそうな声だった、、、

 

私も気が抜けて、、その場に座りこんでしまう、

 

「良かった、、、っ、、、、ほんとにっ、、、、良かった、、、」

 

 

 

 

一一一一一一一一一一

 

 

 

 

 

リコリス達が施設へと突入して、、、20分後、、、

 

DAのファーストリコリス、春川フキは、通路の奥の部屋で、

 

二人の同僚、錦木千束と井ノ上たきなを見つけ出した。

 

 

 

 

「えっ!?ちょっ!!フキぃぃっっ!?」

 

 

「ちさとっ!!ここにいたのかっ!!。、、おまえっ!、あのでっかい部屋で殺されてた奴らはっ、、、!!

 

、、え"っ"、、、」

 

 

 

フキは、この部屋の惨状を見て絶句する

 

充満する尿と血の匂い、、、

 

無惨に殺された血まみれの男達

 

その男の上で全裸で抱き合う、血まみれと尿まみれの同僚2人、、、

 

 

「フキっ!ありがとう!助けにきてくれて!」

 

 

「、っ、、、!!、、、」

 

 

言葉が出ない、、、かける言葉が見つからない、、、

 

一瞬、時が止まったような静寂の中、、、外の廊下から、騒がしい足音が近づいてくる、、

 

「あっ!!フキさん見つかったんスか!?その部屋にあいつらが居るんスか?、、」

 

「ちょっ!入るなサクラっ!下がって待ってろ!!」

 

「え~、なんすか、気になりますよ~」

 

「命令だ!、3歩下がって!私が言うまで1歩も動かず待機だ、他の奴らも誰も近づけるな、絶対にだ!」

 

「わっ、、、分かったっス、、」

 

 

 

バタン

 

 

 

フキは部屋に入り、扉を閉める、、、

 

 

「、、で、、、私達はどうすればいいんだ?、、、錦木司令官さま??、、、」

 

 

「アハハ、、、、ありがとね、フキ、、、

、、、、、、、、

、、、まずはシャワーを浴びて、服に着替えたいかな、、、

お風呂はここに来る途中で見つけたから、あとは、身体を隠せるものと着替えが欲しいかな、、、頼める??」

 

 

「ちっ!、精鋭部隊が必要っていうから来てやったのに、仕事は雑用だけか??、敵はみんな倒されてたし、、、

ってそうだっ、、、おい千束、、、アイツら殺したのって、、お前か?!、」

 

 

「、、うん、、私が殺した、、、殺しちゃった、、、」

 

 

「、、、そうかよ、、、、

、、、、、、、、、、

、、ったく、、私らの獲物を横取りすんじゃねぇよ!、、日本一のセキュリティを誇るDAの寮に侵入して、腐っても優秀なうちのリコリスを誘拐しやがった奴らだからな、、、私らでぶっ殺して、落とし前つけてやろうと楽しみにしてたんぞ、、、、

 

先に皆殺しにしちまいやがって、、、何人か残しとけよ、、、」

 

 

「、、、、ごめん、、、、、ありがと、、、、、」

 

 

「フン、、、ちょっと待ってろ、、、サクラに持って来させっからよ」

 

 

そう言って、フキは部屋を出て扉を閉める。

 

 

部屋の外から騒がしい会話が聞こえる

 

 

「フキ、、、優しいですねっ、、、、、、

、、ゴホッ!、、ゴホッ!、、おえ"え"ぇ"ぇ"っ、、、」

 

「ちょっ!、ちょっとたきなっ!、大丈夫??、アイツらになにされたのっ!?」

 

 

たきなが、苦しそうに胃の中のものを吐き出す。

 

沢山のおしっこを飲ませれたのだろう、、、本当に酷いことをする、、、、

 

私はたきなを抱きしめながら、、たきなの背中をさする、、、

 

 

「苦しかったね、、辛かったね、、たきな、、、

もう、、、終わったよ、、、終わりなんだよ、、、

一緒にリコリコへ帰ろう、、、」

 

 

「、、、はいっ、、、ぉえ"ぇっ"、、、」

 

 

私たちは、、、少しづつ、、、日常へと帰ってくる、、、、

 

 

 

良かった、、、

 

 

 

たきなも無事で、私も無事だ、、、

 

 

 

 

 

一一一一一一一一一一

 

 

 

 

たきなと私はシャワーを浴びて、フキとサクラが持ってきてくれた服に着替えた

 

元々持ってきたスマホや銃や、制服は見つかったのだけど、

 

とても着られる状態ではなかった、、、

 

この男達が、私の電マ責めを眺めながらの自慰行為にでも使ったのだろう、、、

 

 

 

私達は、地上にでる。

 

既に日は落ち、辺りは真っ暗だった、、、

 

ふと、違和感に気づく、、

 

「あれ?なんで?、、さっきまでお昼の2時だったのに、、あれっ??」

 

「え?、、何言ってるんですか?、、」

 

 

 

 

「「千束っ!!!、たきなっ!!!」」

 

はっと目を向けると、、、

 

クルミに、、ミズキに、、先生がいた、、、

 

 

身体が震えた、、、、

 

 

私達、、、本当に、、、無事で、、戻って来れたんだ、、、

 

 

三人が駆け寄ってきて、ミズキが私に、クルミがたきなに抱きつく、、、

 

 

「よがった"ぁぁぁっ!!、、よがっ"た"よぉ"ぉ"っ!!、ち"さと"ぉぉっ!!た"きなぁっ!!、おか"えりっ!!、おか"えりっ!!、よくかえ"ってき"たね"っ!!」

 

「たきなっ!!、ちさとっ!!こ"めんなさ"い"っ!!、ぼくか"っ!!、盗聴器とかっ"!!、侵入とかにき"つ"けない"マヌケだから"っ"、こ"んなにき"け"んなめ"にっ"!!、

よ"か"った"っ!!い"き"て"て"く"れて"よか"った"っ!!」

 

「千束、、たきな、、すまない、、、

2人を危険な目に合わせたのは、全て私の責任だ、、、私たち大人の責任だ、、、

守ってやれず、、、本当にすまなかった、、、

よく、、、2人で、、帰ってきてくれたっ、、!」

 

 

私の目から、、涙が溢れ出す、、、

 

「わっ、、、わた"しもっ、、し"ふ"んの判断でっ、、、勝手にい"っち"ゃっ"て、、、し"んぱいもか"けちゃって、、、ごめんなさいっ、、、」

 

「わた"しもっ、、、不注意で寝込みを襲われてっ、、、誘拐なんかされたせいでっ、、」

 

「ばかっ!!、そんなことどうだっていいのっ!!、2人はよく頑張ったよっ!!辛かったでしょ、、、しんどかったでしょ!よく頑張ったね、、偉いよっ、、凄くえらいっ!!

、、でも、もう苦しまなくていいのっ!!、もう休んでいいのっ!!もう頑張らなくていいのっ!!」

 

「、、うん、、うんっ、、、たっ、、ただいまっ、、、ただいまっ、、、ただいまっ!、、、」

 

「、、おかえりっ、、おかえりっ、、おかえりっ、、、!」

 

「うっ、、うわああ"あ'あ"あ"ぁ"ぁ"ん!、、、あ"あ"ぁ"ぁあ"あ"っ!、、ああ"ぁ"ぁ"あ"あ"ん!、、、わあ"あ"あ"あぁ"ぁ"ん!!、、、」

 

 

私は、、、私達は、、子供のように泣きじゃくった、、、

 

この2日間、、、何度泣いただろうか??、、、

 

でも、、これは安心した時の涙だ、、、、

 

 

 

 

私達は、リコリコに、、、日常に、、、帰ってきたのだ、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

、、、、ただいまっ!、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

、、、私達は、、、抱き合いながら泣きじゃくって、、、

 

 

 

 

 

 

泣き疲れてから、、、、

 

 

 

 

 

いつもの車で、、、あの街へ帰る、、、

 

 

 

 

 

5人で車に揺られながら、、、

 

 

 

 

 

、、安心して、、、疲れが押し寄せてきて、、、

 

 

 

 

 

私達は、、すぐに眠ってしまった、、、

 

 

 

 

 

 

 

、、、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




「ただいま」







第一章 錦木千束の壊し方 完

第二章へ続く
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