※この作品はR-18です。

Beliefers   作:とある渓流にいるかわうそ

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今回で原作聖徒会長ヒカルの導入部分に入ります。
まぁ展開は少し違うけどね。
個人的にはやーっと物語が少し進みそうで
ウキウキしております!

同時に、不安もいっぱいです……
果たして、自分に陵辱シーンとか描けるのかなぁ…


7話 巡る日々 そして変化の時

〜学園寮 神崎瞬の部屋〜

 

学園の屋上で感動の仲直りを果たした神崎瞬と

天宮文香は感動の興奮が収まった頃には既に

19時を過ぎてしまっており、校門の扉も閉ざさ

れてしまったので、とりあえず瞬は文香を自分の

部屋へと上げたのであった。

 

瞬「………」

 

文香「/////」ピトー

 

瞬(やばい、気まずい、緊張する)

 

部屋に文香をあげてから……というよりも屋上から

部屋への帰路についていた時からだが、文香は

瞬の腕にくっついて離れないのだ。

小学3年生、つまり天宮文香以来、誰も女子を

部屋にあげた事などなかった瞬は幼馴染の文香でも

相当に緊張をしていた。

その緊張は長年、瞬自身が趣味という趣味らしき物を

持たず、勉強道具とテレビと生活に必要な最低限な

物しか部屋に置いていない見事なまでに殺風景な

室内である事も手伝っているだろう

 

瞬「フ、フミちゃん?」

 

文香「なあに?シュンくぅん//」

 

妙に艶っぽい声を出しながら返事をする文香に

瞬はドギマギしながら言葉を続ける

 

瞬「ごめんね?こんな何も無い部屋でさ……

女の子をあげるような部屋じゃないよね」

 

文香「んーん♪いいよ別に♪何も無い方がシュン

君に夢中になれるもん//」

 

瞬「……//」

 

文香のあまりのイチャつきぶりに瞬は羞恥心を

全開にして、大いに照れる

そんな文香に対し、どう反応しようかと四苦八苦

考えていると「ねえシュン君?」と隣の文香から

言葉をかけにきた

 

瞬「ふぉき!?な!なぬでしょう!?」

(やばっ!思いっきり噛みまくった!!)

 

文香「シュン君は、あの時の約束の事覚えてる?」

 

瞬「…へ?あの時?」

 

瞬は本気で意図が分からずに首を傾げてしまうと

文香がちょっと不機嫌っぽく頬をぷくっと膨らませる

 

文香「もう!小さい頃約束したじゃん![将来絶対

私たち結婚しよう]って!」

 

瞬「……あっ//」

 

瞬は文香にそう言われ、確かにそんな約束したなぁと

昔を思い起こした

そんな瞬を見て、文香は愛おしそうに にひひっ!と

笑って更なる追い討ちをかける

 

文香「私、あの時の約束、今でも[本気]なんだよ」

 

瞬「……え? それってどういう…」

 

文香「こういう意味」シュル

 

瞬の疑問を先取りするかのように、文香はその意味を

示すかのように、上着のボタン外してはだけさせた

 

粗暴な見た目に反し、シャツから覗かせる肌色は色白

で美しく、瞬の目を魅了させてしまった

彼の目は自然と胸元の方へと移ってしまう。

服を着てたらスレンダーな身体に見えたのが、抑える

ものを取り払われ、自由となった胸は中々に大きく、

推定Eカップはあるように思える。

どうやら文香はかなり着痩せするタイプのようだ。

 

瞬(って!俺は何を冷静に批評してるんだ!?)

 

文香「どう…かな? 私こう見えて結構身体には自信

ある方なんだけど」

 

瞬「ぅえ!?いや……すごく…綺麗だと…思います」

 

瞬(って!何で馬鹿正直に感想言ってるんだ俺は!?)

 

文香「っ/// シュン君、さっきから私の胸ずっと見てる

よね?シュン君ってもしかしておっきいおっぱい好き?」

 

瞬「え!?あー!?えーと!?俺がっていうより!?

男の子は皆おっきいおっぱい好きって言うか!?」

 

文香「てことは、シュン君も好きって事?」

 

瞬「え、あ、はい…まぁ……//」

 

文香「じゃあ触っていいよ?//」

 

瞬「…ふえ?」

 

文香「文香のおっぱい好きにしていいよって言ってるの/」

 

そのあまりにも魅力的な提案に瞬は男の本能の部分が

グラグラしてしまうが、また別の男の意地という理性が

本能を必死に抑え込み、かろうじて文香に説得の言葉を

絞り出させる事に成功する。

 

瞬「フ、フミちゃん?一旦落ち着こ?まずは冷静にシャツ

戻すところから始めて…」

 

文香「私は冷静だよ?冷静にこういうことしてるの

むしろ冷静じゃないのはシュン君の方じゃない?」

 

瞬「え!?な、何で!?」

 

文香「だって、一人暮らしの男の子の部屋に女の子が

無防備な状態で1人で上がってきてるんだよ?

しかも連れてきたのはシュン君でしょ?

 

じゃあ男の子は"そういう事"に誘ってるという意思表明

だし、部屋に上がった女の子は"それ"に対するOKサイン

を出してるって事なんだよ?」

 

瞬「あ、あの?"そういう事"とか"それ"とは一体…?」

 

文香「【言わなきゃ分かんない?】」

 

文香は顔を唇がついてしまうんじゃないかと思う位置まで

瞬の顔に近づけ

 

文香「【S○X】だよ/」

 

とろけるほど甘い声音で理性を溶かしてしまいそうな甘美な

単語を囁いた

その甘美な単語に全開で飛びつきそうになる本能を理性は

なおも抑え込み、必死に瞬が言葉を紡ぐ

 

瞬「ふふふふふみちゃん!?じょ!冗談が……」

 

文香「私、さっき[本気]って言ったよ?」

 

しかし、その必死の形相で絞り出した瞬の言葉は瞬時に

文香にバッサリと切られる事になる

 

瞬「ほ、本気って…?」

 

文香「"約束"の事」

 

瞬「い、いや!?だからってこんな事……」

 

文香「シュン君は私の事許せない?」

 

瞬があてもない抗議の声をあげようとしたら、

文香がいきなり脈絡もない突拍子な事を言い出す。

しかし、その顔は真剣そのものだ。

その気迫に押され、瞬もそれに応えてしまう

 

瞬「そんなわけない。そもそも俺はフミちゃんの事を

怒ってすらいない。」

 

文香「…ごめんね。ちょっと卑怯な言い方しちゃった」

 

瞬「そんな事…」

 

文香「なら良いよね?」

 

瞬「…え?」

 

瞬が呆けた言葉をこぼすと、文香は先ほどの質問の

真意を語り出す

 

文香「……私、今までもずっとシュン君のことが好き

だった。けど、私はシュン君を傷つけたから…

私に"あの時の約束"のような関係になりたいと言う権利

なんてないと思ってた」

 

文香「でも、シュン君は許して…そもそも怒ってすら

いないんだよね? 昔のように幼馴染だった関係に

戻りたいんだよね?」

 

瞬「当たり前だ。俺だって今でもフミちゃんの事が

大好きなんだ」

 

文香「///……私は……ただの幼馴染に戻りたくない。

ただ昔のような幼馴染という関係に戻るんじゃなくて…

昔、シュン君と一緒に進もうとした"その先の関係"へと

進みたい

 

本当の意味で、シュン君と結ばれたいの。シュン君は

違う?」

 

瞬「…そ、それは……」

 

瞬はなおも口ごもる。暴走しそうになる本能を『理性』が

必死に抑え込む

 

 

 

話は逸れるが【男女の仲は成立しない】という説がある

この説は脳科学的にも立証はされている事であり、人間

には子孫を残すという意識が本能として刻み込まれている

故に、自身がどれほど相手を"友達"と思っていても

無意識のうちにその相手を"異性"として意識する恋愛の

部分は逃れられるものではない。

それが脳科学的に立証される【男女の仲は成立しない】

という説だ。

勿論、【男女の仲は成立する】という意見もあり、

実際その意見を主張する人達にも聞くところに

[そういう目で見たことはない]

[相手を女として意識したことは一度もない]

そんな声が実際にあがっているのだから

一概には【男女の仲は成立する】という意見を

否定するのは難しいだろう。

 

 

【しかし、神崎瞬と天宮文香の関係はどうだろうか?】

彼らは過去に天宮文香が将来の結婚を申し出、神崎瞬は

それに対して心から了承をした。

 

ここから分かるのはどちらも明確に【異性として意識して

いる】という事実だ。

幼いながらも互いに恋愛として異性として意識している

という事だ

 

実際、現在の天宮文香はまさにその関係に至ろうと神崎瞬

に迫ってきている。

 

学園には不純異性交遊を取り締まる校則はない。

更に言うと、【性行為】をしてはいけないと

いうルールは無いのだ

故に、今ここで2人が【性行為】をしたとしても、罰則

を与えられる事は無いのだ。

勿論、『避妊』をする事は前提条件であるが。

 

 

ならば神崎瞬の『理性』とは一体何なのだ?

自身も『愛する』幼馴染にここまでされて何を躊躇する

事があるというのか?

 

 

故に神崎瞬を躊躇させるものは

【モラル】ではない

【普遍的な理性】でもない

 

神崎瞬自身の『歪み』だ

 

 

 

文香「んっ//」

 

瞬「え?」

 

突如、文香が小さい嬌声をこぼす。その声と共に瞬の手

に柔らかい感触が伝わる

別に文香は瞬に対して何かをしたわけでは無かった。

故に、【これ】は瞬が自ら起こした行動だ。

いくら『歪んでいる』とは言え、生物の雄の持つ

【性欲】という本能には抗いきれなかったようだ。

 

文香「シュン君が嫌なら、弾き飛ばしてって言おうと

思ったけど…… 【これ】ってシュン君も【恋人】に

なりたいっていう事だよね♪//」

 

神崎瞬は完全に文香のそれなりに実った乳房に

触ってしまっていた。

 

瞬(し!しししししまったあああああ!?性欲に抗えなく

なって来て……つい無意識のうちに!!)

 

この事は本人の意思に関係なく瞬が文香に対し、肯定の

サインを出した事に相違ない行動である。

瞬から受け入れられたと思った文香は人生で間違いなく

最大の満面の笑みで【その】行為に移るべくスカートの

ホックに手を差し伸ばす

 

文香「シュン君//私も【初めて】だから…//下手かも

しれないけど…… シュン君が気持ち良くなれるよう

一生懸命頑張るから//」

 

瞬(あ、これ駄目なやつだ)

 

文香がスカートのホックに手をかけ、外そうとする

瞬にとって絶対絶命の時ーー

 

神が舞い降りた

 

ガチャ

 

影明「だっはあー!いやぁやっと心から安息できる地に

赴けましたなぁ!」

 

優「いやぁ、ホント酷い目にあったよ…… やったの僕

たちじゃないのに血も涙もないね、あの教師」

 

文香「は?」

 

瞬「え?」

 

今まさにいたそうとする幼馴染2人を復縁のキューピッド

たち2人が一瞥し、言葉を紡いだ

 

影明「うっは!変な格好して何してんだよお前ら」ゲラゲラ

 

優「……ふむ。服の上からだとCカップぐらいに見えた

けど…… Eカップはあるね… 着痩せするタイプだったとは」

 

ブゥン!!

 

そんな2人に神速かつ剛脚から繰り出されるあの『蹴り』が

飛んできた

2人は紙一重でそれを何とかかわした

 

影明「ぎゃああああ!?ちょっ!?いきなり何してんの!?

お前の蹴り洒落にならん威力なのにいきなり蹴り繰り出す

のやめてくれる!?」

 

優「ホントだよ!女の子でしょ!はしたない真似は

やめなさい!」

 

2人は口々に蹴りを繰り出した文香に対して非難を

浴びせる

2人の立場からすればそれは当たり前のことだろう

鉄の扉を小隕石のクレーターの如く凹ませ、

扉としての機能を果たせなくなるレベルには

壊したのだからそんな蹴りをまともに食らうと

想像を絶するような被害を被るのは

容易に想像出来るからだ

 

文香「……何でここに来てるの?あん?」

 

文香は先ほどまでの人生の幸福を全て詰め込んだような

笑顔から一転して、不良時代によくしていたメンチを

きるほどに不機嫌となった

文香の立場に立てば、せっかく愛しの瞬と結ばれよう

としたところを邪魔されたのである。

不機嫌になるのも無理はない話だろう

そんな文香の心情などまるで無視するかの如く、普通

に影明は答える

 

影明「いやぁ、あの後先生にこっぴどく怒られてさぁ

解放された時にはもう外は暗くなってたからさ

今日は優の部屋に行こうか〜、って話になったんだけ

ど、優がさ「どうせだったら瞬の部屋行こうよ」って

言ったのよ。

俺はそれにナイスアイディア〜!と思って、ここに

来たわけよ!」

 

文香「出ていってくれない?」

 

メンチを切りながら威嚇をする文香に全く物怖じせず

影明はまるで煽るかのように反論する

 

影明「おいおい〜!?いぃ〜ったい誰のおかげでチミ

はしゅぅんくぅんとなっか直り出来たのかっなぁぁぁ

ぁぁ!? 僕達様のおっかげっすよねえええええ!?

そぉんな僕達様に対してその態度はなぁいんじゃないっ

すかねえええええー!?」

 

文香「……確かにそうだね。でも忘れてない?いや

そもそも言ってなかったっけ?

私地元じゃ最強とまで恐れられてた札付きの不良

だったんだよね。確か『打折姫』とか何とか異名

付けられてたっけ?

 

私、そんな札付きの不良だからさ?割と恩を仇で

返したりするんだよ。言ってる意味分かる?」

 

文香は最高に不機嫌な表情のままニッコリして

言葉を続ける

 

文香「確かにあんたたちは私とシュン君の仲を

取り持ってくれた恩人。

けど、そんな恩人でもシュン君との時間を邪魔

するなら話は別。

ここで出ていかないっていうなら例え恩人だろうと

私は容赦なくその顔面を凹ませるから

 

だから出て行って?今回のお礼は何か奢るとか

そんなんで返すから、今だけは2人きりの時間に

させて?」

 

瞬(……まずい)

 

瞬はかなり焦っていた。せっかく営みの雰囲気を

うやむやに出来そうな神達(影明たち)が舞い降りてくれた

のに、今ここで神達である影明と優が帰ってし

まったら、間違いなく営みは再スタートされる

事は容易に想像出来る。

まだ心の準備が全然出来ていない瞬にとっては

それは回避したい事だが、自分はさっきその

営みに関して肯定する行動をしてしまった身で

ある。

ここで、影明達に味方するような真似をすれば

今度はそれが文香との仲に亀裂を入れてしまう

事になりかねない。

よって、瞬は下手に動けないのだ

 

瞬(お願いします!神様!影明様!優様!

どうか上がってきて"そういう事"が出来るような

雰囲気にしないでください!!)

 

瞬は神に…影明達に祈った。

その祈りが通じたのか……いや、神達(影明たち)は瞬の祈り

なんて全く眼中になく、確実に己の都合だけで

動いたのだろうが、それでも瞬にとっては

望み通りの展開へと移るのであった

 

優「あっれー?そぉんなこと言っていっいのっか

なぁ〜?」

 

文香「あ?」

 

優「僕たちぃ〜?さっき君の壊したドアのせいで

先生にこっぴどく怒られたって言ったじゃあん?

その時僕たちぃ〜?君の名前出してないんだよぉん。

ドゥー♪ユー♪あぁん♪だぁ♪スタァンド、

マイワード???」

 

文香「ねぇ?そのノリやめてくれない?

本気で神経に触るんだけど???」

 

優「あのドゥア〜?チミが壊したって今から言うこと

だってでぇきるんだよねぇ〜???

言ったら、まぁちがいなくチミは指導になるぅねぅえ〜?

そぉして?ここでぼぉくたちを殴ったりしぃたら?

もぉしかしたらチミはたぁいがく処分になぁるかぁも

ねぅえ〜???

せっかく愛するしゅぅんくぅんと逢えたのぅにぃぃ!

退学になってまぁたおぉ別れすぅるのはいいいやじゃじゃ

じゃなあぁぅい〜〜???」

 

文香「………」ビキビキ

 

ものすっごく煽るような優の言い方に文香は何も出来ずに

静かに青筋を顔いっぱいにたてる

その反応は優の言ってる意味がちゃんと理解出来ている

故であろう

 

その反応を見た影明と優はズカズカと部屋にあがっていく

 

影明「ま、今日のところは一緒にゲームでもして遊ぶと

しようぜ?優の持ってるゲームでもしながら楽しく

夜に更けよーぜ♪」

 

優「マリ○カートとかキ○ゾーンとか、諸々部屋から

持ってきてるからねー♪」

 

文香「……ふぐっ」ぐすっ

 

瞬(た、たすかったあああああ!!)

 

涙目になっている文香をよそに、瞬は心の中で歓喜の

声をあげる。

 

そうして、今晩は影明達4人でのゲーム大会が開催される

のであった

 

 

 

〜そして何でもない日にちは過ぎてゆく〜

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

琴音「コラ!緑川君!あなたまた復習するのサボったわね!」

 

影明「いやマジ勘弁ですって先生!昨日はコンタクト

レンズ落とした人のレンズ探してて、見つけた時には

もう夜の8時過ぎてたんですって!」

 

琴音「はぁ… あなた人助けはとても良いことだけど、

学業を疎かにしてはいけないわ。

まぁ、確かにあなたの行動は学園の評価向上につながっ

てるけれどね」

 

影明「でしょー?だから勘弁…」

 

教卓をバシンッ!

 

琴音「だけど、何事も程度ってのがあります!自らの

学業を疎かにするほどの人助けも褒められたものでは

ありません!

今日、あなたは補習よ!」

 

影明「ヒェーッ!?」

 

ユキ(影明さん……//)

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

店長諫山「採用!よろしく頼むよ!」

 

瞬「え?そんなあっさり!?」

 

優「だから言ってるじゃん?人手不足過ぎるんだって」

 

店長「そうなんだよぉ〜!ホント経営に火がついて

てさ!うち結構評判はいいんだけど、従業員の数が

少なくって、サービスに関しては評価悪いんだよぉ〜」

 

瞬「は、はぁ…」

 

店長「幸いお金は回ってるから!朝昼夜全部賄いは

出せるし給料だって払えるから安心して!」

 

優「……店長、それって全日フル出勤しろって

事ですか?」

 

店長「あっ!?い、いやそういうわけじゃないんだけど

さ!!ただ出来るだけ多く出てくれたら嬉しいかなぁ〜

って……」

 

優「……ここを瞬に紹介したのは間違いだったかな…」

 

店長「ちょっ!うそうそ!さっきのはうそだってば!」

 

瞬(俺やっていけるかなぁ…)

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

勝平「なぁなぁ?今度皆でご飯一緒にどうよ?」

 

ヒカル「もう!しつこいなぁ!だから忙しくって

行けないんだってば!」

 

勝平「え〜?ヒカルちゃん前もそう言ってたじゃ〜ん?

たまには仕事とかサボって遊びに行こうぜ!」

 

ヒカル「だから…」

セイラ「あなた!毎日毎日しつこ過ぎますわよ!!」バシッ

 

勝平「いって!」

 

ヒカル「セイラちゃん!」

 

セイラ「ヒカルは忙しいんですの!それにあなたの

ようなデリカシーのない輩とヒカルを一緒には

行かせられませんわ!」

 

勝平「まあまあ!そう言うなって!息抜きもたまには

必要だろ? そうだ!良かったらあんたも一緒にどうよ?」

 

セイラ「結構ですわ。大体あなた下心が丸見えですのよ!

ヒカルにいかがわしい目的で近づいてきてるのなんて

丸わかりですわよ!さっさと失せなさい!」

 

勝平「ひっど!?そこまで言う!?」

 

セイラ「うるさいですわ!ヒカル!早く行きますわよ!」

 

ヒカル「あ!うん!」

 

勝平「あっ!ちょっと待ってく「かっぺえい!」」

 

影明「なぁにしてんだよ!早くゲーセンに行くぞ!」

 

勝平「あっ!てめコラ!今あの生徒会長誘ってんだよ!

邪魔するなって!」

 

影明「もう向こうさっさと行っちまってんだし、

もう良いじゃねえかよ!それより早くゲーセン行くぞー♪」

 

勝平「くっそ…まぁ仕方ねえか……」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

ユキ「皆さん、今日はどうでした?何か怪しい『○○』

は感じられましたか?」

 

○○○A「いえ、特に怪しい『○○』は感じられません

でした」

 

○○○B「いたって街は平和そのものです」

 

ユキ「そうですか。それは良かったです。ですが

皆さん油断しないでください。以前ヒカルさんの担当域

で『奴ら』が1匹出没しましたから」

 

○○○C「まぁ、それでも昔に比べたら……」

 

ユキ「油断禁物ですよ?私は昔を知らないですが、

それでも『奴ら』自体が一般人にとって脅威である

のは変わりありません。平和を守れるのは私たち

しかいないという事を忘れないでください。

それにいつ強力な『奴ら』が現れるとも限りません

巡回は『軽微』なれど、各自、真剣に執り行って

くださいね」

 

○○○E「それでもいかんせん多すぎる気がします

けどねぇ…… ユキお嬢様だって年頃なんだし、

もっと自由が欲しくないんですか?」

 

ユキ「そ、それは…まぁ…//」

 

○○○F(…この反応…… 誰か想い人でも出来たかな

こりゃ?)

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

影明「うぐおおおおお!!負けてばっかかよぉ〜!」

 

文香「あんた… 弱すぎ」

 

勝平「ホンットゲーム下手だよなぁ。スポーツは

べらぼうに強いのに、ゲームの方が好きって言う

皮肉よ」ゲラゲラ

 

影明「……そんな下手かなぁ?俺」

 

優「下手だね」

 

影明「」ガーン

 

瞬「へぇ、そうなんだ……いや、水無月さん中学の

頃からすごく人気高くて、俺にとっては高嶺の花

だったから、誰とも付き合った事が無いなんて

意外だな…」

 

楓「いやいや!そんな事ないよ!私なんてそんな

大したものじゃないし…//」

 

文香「………」じーっ

 

影明(っ!?こっわ!すげえ顔してんじゃん!)

 

勝平(まぁ、確かに……何なんだろなー?あの子。

誘ってもないのに勝手についてきてるし…

まぁ、グラドル並みのスタイルの上、顔も

半端ない美少女だから、眼福っちゃ眼福

なんだけどなー……)

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

ヒカル「今日も異常なく終わったねー!さぁ『家』に帰ると

しますかー!」

 

セイラ「私も『いつもの所』に訓練しに行きますわ」

 

ヒカル「セイラちゃんは真面目だなぁ… 別に……

げっ!!??」

 

セイラ「どうしましたの?」

 

ヒカル「あ!あそこ!しつこく私を誘ってくるかっぺえ

君がいるんだよ!」

 

セイラ「!ホントですわね…幸いこちらにはまだ気づい

てませんわ!今のうちに隠れますわよ!」

 

ユキ(あ、でも影明さんも一緒にいる……)

 

ヒカル「ふぅ〜!行ったみたいだね…」

 

セイラ「危ない所でしたわね」

 

ユキ「あ、あの、ヒカルさん……」

 

ヒカル「ん?何?ユキちゃん」

 

ユキ「その…今度巡回もなく、生徒会の仕事もない日

あるじゃないですか? その時に一度その石山さんの

誘いに乗ってあげてもいいんじゃないでしょうか?

向こうも皆と言ってますし…」

 

ヒカル「え!?」

 

ユキ「ほら!私たちもついて行きますから!

だからあんなに誘ってきてくれてるのを無視するのも

ちょっとかわいそうなんじゃないかと……」

 

セイラ「……どうもあなたらしくないですわね、ユキ」

 

ユキ「ふぇ?」

 

セイラ「本音は違うんじゃありませんの?あなたが緑川

さんと一緒にお出かけしたいからそういう提案をしてる

んじゃありませんの?」

 

ユキ「あ、あぅ……」

 

ヒカル「そうなの?ユキちゃん」

 

ユキ「だ、だってぇ……緑川さん皆にすっごく人気で…

もちろん何度か話せたんですけど……

お出かけするまではとても親密になれなくて……

頑張ってるんですけど……

 

だから、緑川さんと仲のいい石山さんの言う友達なら

きっと緑川さんも含まれてるだろうと思って……

それで……

 

こんな事言うのは不躾ですけど…どうかヒカルさん

石山さんの誘いに乗ってくれないでしょうか?

石山さんの誘いは私にとってチャンスなんです!」

 

ヒカル「あー……そういう事なら協力してあげたい

のは山々なんだけど…… ちょっとかっぺえ君はなぁ…」

 

セイラ「ユキ?そういう事は人の力を借りずに自分の

力だけで頑張るものではなくて?

ましてや、ヒカル自身が嫌がってる男の誘いに乗れだ

なんて、親友としてどうかと思いますわよ?」

 

ユキ「うぅ……そうですね… ヒカルさん。ごめんなさい」

 

ヒカル「いや、いいよいいよ!気にしてないから!」

 

ヒカル「じゃ!私、『家』はこっちだから!」

 

セイラ「私も『訓練場所』に行きますわ」

 

ユキ「はい。皆さんさようなら」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

目黒川梨緒「すごいね。もうこんなに出来るように

なってたんだ。瞬君。」

 

瞬「いえいえ、僕なんてまだまだですよ!」

 

梨緒「もぅ♪そんな畏まらなくっていいよ♪もっと

気を抜いて?」

 

瞬「そんな、梨緒さんはもう1年以上は店で働いてる

ベテランさんな訳ですし…」

 

梨緒「もぅ、堅いなぁ。瞬君は」

 

店長「いやー!神崎君入ってくれてホント大助かり

だよ〜!紅藤君も超即戦力だし!しばらくは

これでうちも安泰だよ!」

 

瞬「そんな//褒めすぎですよ//」

 

木下絵梨香「いやいや、実際半端ないよ神崎君。

さすがにずっと1人で生活してたような暮らしを

してきただけあるわ〜」

 

瞬「あ、あはは//」

 

梨緒「そーだ♪最近の瞬君のめざましい活躍を

祝ってお姉さんがどこかに連れてってあげよーか?」

 

瞬「えぇ!?」

 

店長「コラコラ!神崎君困ってるじゃないか!

えっと、神崎君、本日もお疲れ様!この後

夜ご飯作るけど、良かったら食べていく?」

 

瞬「あ!是非!あ!!僕も手伝います!」

 

店長「ホント?いやぁ、助かるわ!調理に入れるように

仕込もうと思ってたからちょうど良かった!」

 

絵梨香「そんで梨緒?あんた完全に神崎君狙いでしょ?」

 

梨緒「あっは♪ばれてるかぁ。瞬君結構なイケメンだし、

すごく真面目だし、何より境遇がすっごく可哀想だからさ?

お姉さんが癒せたらなぁと思ったりして♪」

 

絵梨香「ふぅん。紅藤君はどうなの?神崎君も有能だけど

正直紅藤君のほうが超有能だし、顔も神崎君よりいいし、

あっちの方が優良物件じゃない?」

 

梨緒「いやぁ〜、確かにそうなんだけど紅藤君は背が低い

のが難t「ブゥン!!」」

 

ガッシャアアアアアアン!!!

 

梨緒(やばっ…聞こえてた…)サーッ

 

店長「ちょっと!?紅藤君何してんの!?」

 

優「ごめんなさい、店長。さっき投げたグラスは弁償

します。それより店長!あそこに活きのいい雌の家畜が

いますよ!

あ!でも内(なか)が腐り切ってるからとても食べられたもの

じゃないか!ましてやお客様に出すなんて事出来る

はずがありませんしね!!

ですが!店としては常に清潔に保つのは当然!!

ゴ○ブリと同じように!アレを店に放置しておくと

いうのは店の衛生面に関わります!!

店長!至急駆除と殺菌が必要に思われます!!

まずは迅速にアソコの汚物を始末した後!早急にアレが

触ったもの全てを殺菌しなくては!!

駆除は僕がやります!チェーンソーはどこにありますか!?

店長!!」

 

店長「お!落ち着いてええええええ!!紅藤君!!

言って聞かせるから!もう言わないように

言って聞かせるからあああああ!!」

 

瞬「りりりり梨緒さん!!逃げてええええ!!優が

暴走する前に早く逃げるんだあああああ!!」

 

優「離せええええ!!アイツだけはコ○ス!!

アイツだけはコ○さなければならないんだ!!」

 

絵梨香「……早く逃げたほーがいいよ。梨緒」

 

梨緒「う、うん!店長お疲れ様ああ!!」

 

店長「あ、うん!お疲れ様!梨緒ちゃん!!

紅藤君は僕たちが止めておくから今のうちに

逃げて!」

 

優「まぁてええええ!!逃すかああああああ!!!」

 

瞬「頼む!落ち着いてくれええええええ!!」

 

絵梨香(…まー、少なくとも梨緒は紅藤君の事眼中に

無いことを知れたのはもーけたな♪)

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

影明「あれ?こっちから何か行けなくなってね?」

 

勝平「は?何言ってんだ?そっちには行けなくて

当然だろ?」

 

影明「え?」

 

瞬「何言ってんだよ?そっちは渋谷方面じゃないか」

 

影明「???」

 

楓「…え?もしかして影明君知らないの?」

 

影明「…ふぁ?」

 

文香「……あんたマジ?こんな事小学生でも知ってる

ことなんだけど… 馬鹿な私でも知ってるよ?」

 

影明「……アー!ソウイエバアリマシタネー!

ウン!シブヤニハアリマシタネー!!」

 

勝平「……見苦しい棒読みやめろ… ったく、お前の

勉学不足がここまでだったとは…… 優、この馬鹿に

詳しく説明してやれ」

 

優「やれやれ……確か10年前だったかな?渋谷は

火災に見舞われて、今では危険なガスが立ち込める

国の特別指定危険区域になってるって学校でも習った

でしょ?まぁ、火災の原因は未だ謎らしいけど。

 

てゆーか、当時はニュースにもなってたんでしょ?

『普通は僕より詳しいはずなんだけどな…』」

 

影明「…そーだっけ?」

 

瞬「そーだよ!ったく…俺本気でお前の将来心配だよ…」

 

楓「影明君、正義感が強くて、人が好いのはすごく長所

だとは思うんだけど… ほどほどにしとかないと……

ほら?琴音先生も言ってたじゃない?」

 

影明「まー、そうなんだけど……困ってる人がいたら

ほっとけないってゆーかさ……」

 

文香「はぁ……初めて話した時も思ったけど、あんたって

ホント度を越したお人好しだよね。

『何かそれが生きがい』みたいすら思えてくる」

 

勝平「もーいいよ。こいつが馬鹿なのは今に始まった話

じゃないだろ?それより早くゲーセンに行こうぜ!」

 

優「そだねー、早く行かないとやる時間無くなっちゃうよ」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

琴音「なので、ヘルメス様により昔よりはずっと平和な

世になりました。だけど、『奴ら』はまだまだ現存して

います。いつこの平和な世が覆されるかもしれない、

というぐらいの気持ちで活動するように」

 

ヒカル「はい!死んだ両親に誓って、必ず今の平和を

守り抜いて見せます!」

 

琴音「……最近のヒカルさんの顔つき、とても良くなって

きましたわよ。ますますあなたの父に似てきたわ」

 

ヒカル「そんな、私なんてまだまだですよ!それに

琴音先生の指導のおかげでもあります!」

 

セイラ「ですが…最近『奴ら』の動きがどうも活発な

気がしますわ。これはもっと巡回を強化した方がいい

かもしれないですわね」

 

ユキ「はい。現在でも毎日の巡回に1日の所要時間は

3時間以上。これでも軽微だと思えてしまいますね…」

(……あれ?)

 

琴音「そうね……最近の『奴ら』を見てみると、

これでもまだ足りないと思えてくるわ……

ユキさんが軽微な巡回と言うのも頷けてしまい

そうだわ…」

 

琴音「だけど、無理は禁物よ。いたずらに巡回の時間

を増やせば良いと言うものではありません。

いざって時に『奴ら』と戦えなかったらそれこそ本末

転倒。巡回はこれまでと同じ時間で行う事とします。」

 

琴音「それと、巡回はヒカルさんの担当域、渋谷域を

重点的に行う事にします。セイラさんとユキさんも

明日から渋谷域の巡回に加わるように。

そして、ヒカルさんはよく分かってると思うけれど

渋谷内の巡回は決して無理をしてはいけないわ。

あそこはもう『奴ら』の根城と言っても良いのだから

自分の身の安全を最優先にする事」

 

ヒカル・セイラ・ユキ「はい!」

 

ショウ「お姉さん?まだ生徒会の会議中?」

 

ヒカル「あ!ショウ!今日はもう終わり?」

 

ショウ「うん」

 

ヒカル「ごめん、私まだ会議があるから。先に

学園寮に戻っててくれる?」

 

ショウ「そっか… お姉さんが何してるのか僕には

分からないけれど、お姉さんの事、僕信じてるから」

 

ヒカル「うん、ありがとう。ショウ」

 

ヒカル(ごめんね、ショウ……本当はもっと一緒に

いてあげたい…… けど、私がやってる事は危険

だから……)

 

ヒカル(ショウは……私にとって最後の肉親。

どんな事を引き換えにしてもショウだけは

守る。

 

---そしていつか『あの人』にも……)

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

ショウ「……え?」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

そして、変わらぬ日常は、変化の時を迎える

 

 

 

 

------------------------

 

 

〜ある夜道の帰路〜

 

影明「くっそぉ〜!まぁた全然勝てんかった〜!」

 

入学式が行われてからもう3週間は経つだろうか。

時期は4月末となり、影明たちはすっかり学園生活に

馴染んでいた。

そして、いつも通り影明はゲーセンに負けて独り言ちり

ながら家への帰路へと着く

 

影明「……今日は久々に困ってる人と会わねえなあ。

今日こそは家で復習と予習とか出来そうだな」

 

影明も自らの学力の事は気にしているのである。

持ち前の人の好さゆえに、なかなかその時間が

取れずにいたが、今日は勉強の時間を取れそうで

久々に影明は内心で喜んでいた

 

だが、その希望は粉々に打ち砕かれてしまう

 

???「グフフ……まさか奴の弟を手に入れる事が出来る

とはなぁ」

 

???「運が良いですね。バルムス様」

 

???「1人でほっつき歩いてるとは…全く最近の

『○○○』どもは危機管理がなってねえんじゃねえ

かなぁww」

 

???「それで?どうするんじゃ?そいつの皮を剥いで

食べるのか?」

 

???「バーカ!こいつを使って奴を誘き寄せるんだよ!

こいつを人質にとりゃあ、奴らは手も足も出まい!」

 

???「なるほどぉー!さすがはバルムス様ですね!

名案です!」

 

???「そうと決まれば、こいつをアソコに運ぶぞ!

くっくっく…… 【姫野ヒカル】!今日がお前の

堕落の日だぜ!」

 

影明(……何だ?誘拐か?)

 

影明は遠くで会話する3人組と脇に少年と思われるものを

抱えて何処かへと行こうとする3つの人影を物陰に隠れて

見ていた。

 

 

いや、人影……というには少々奇妙であった。何故なら

3人組の影は明らかに人間の形をしていないように見えた

 

影明(暗くてそういう風に見えるだけか? いや、それに

しては……)

 

影明は混乱してるうちに、事態は前へと進み出す

 

影明(おいおい…!?あっちって優たちが言ってた

※特危区域じゃねえかよ! こりゃ事件性がより濃厚に

なってきやがったな……)

 

※特別指定危険区域の事。beliefers世間では略して

このように呼ばれています

 

影明(あの3人組のリーダー的な奴が姫野ヒカルって名前

出してたな…… 確か学園の生徒会長だっけ…

てゆー事はあの脇に抱えてるのはその会長の弟か!

確か弟とかって言ってたもんな……

そんで、向かってる場所が特危……誘拐にしろ何にしろ

犯罪関係なのはまず間違いねえな!)

 

影明「……じゃあ、行くしかねえだろ!」

 

 

------------------------

 

 

〜学園のある部屋〜

 

琴音「何ですって!?くっ!我々の油断が招いてしまった

結果ね…!」

 

ある凶報を白鳥琴音が受け取り、その内容に唇を噛む

その様子に聖徒会のメンバーたちが口々に聞く

 

ヒカル「琴音先生?一体どうしたんですか?」

 

セイラ「また学園でトラブルですか?」

 

ユキ「それともまさか『奴ら』関連ですか?」

 

その問いに、琴音は厳しい表情で口を開く。

 

琴音「単刀直入言うわ。ヒカルさん、あなたの弟

姫野ショウくんが何者かに連れ去られました。

おそらくは『奴ら』の仕業よ」

 

ヒカル「……え?ショウが?うそ…ですよね?」

 

その最悪な答えにヒカルは一瞬思考が真っ白になる

 

琴音「こうなっては悠長に構えてはいられないわ。

大至急出動し、ショウ君の行方の捜索、そして救出

へと向かいます!」

 

 

------------------------

 

 

影明「うそだろ……?何だよあいつら……!?」

 

影明は3人組に気づかれないように後をつけ、廃工場に

入っていった所をすかさず追跡し、中まで来ていた。

 

そして、物陰に隠れ、3人組の近くまで来た彼は見て

しまったのだ。

 

???「グハハハハ!やったぞ!後はヒカルども

聖徒会が来るのを待つだけよ!」

 

???「ケーッケッケッケ!この弟の様を見た

奴らの顔を想像したら笑いが止まりませんね!」

 

???「ヒーッヒッヒッヒ!さて、こやつをどうして

やろうかのぅ!」

 

 

あの時、緑川影明が見た影と勘は間違いなく当たって

いたのだ。

 

 

 

緑川影明の目に人間ではない異形の者ーー

 

 

ーー『奴ら』…【妖魔】が少年の前に佇むのを映していた

 

 

 

 

 

 




やーーーーーーーっと! 妖魔さん達出せましたわ!
いやぁ!テンション上がりますね!beliefers主人公と
原作の敵との邂逅!やっと描きたいところにやってきた
って感じです!
次回は、原作の大ボス、バルムスさんと主人公影明君が
戦う予定です!
はぁ〜、やっとバトル展開になりそうですヨォ
そして、誠に申し訳ないと思うんだけど、ヒカルさん
たちはあんまり戦闘しないかもしれない……
原作キャラなのに…… うん、ヒカルさんたち戦闘させる
と一瞬で決着つきそうなんでね?
戦わせるの難しいんですよ。

『理性』『歪み』『歪んでいる』
はい!出ましたね!神崎瞬君の歪み関連!こいつの歪みに
関しては明らかになるのはまだまだ先になりそうですね
まぁ、一見普通そうに見えるんだけどね、神崎君



『○○』
これは妖気です。隠すほどの事ではないのですがね
まぁ理由は前の話のあとがきで述べた通りです
○○○も退魔士が入ります

『奴ら』
もうね、言う必要ないっしょ!最後にちゃんと妖魔
って書いたんだから!


『軽微』
うん、あの場で言ってた通りの意味です。普通に
巡回が少ないって意味ですヨー。(誤魔化し)



『家』
い、家は家です! それ以上でも以下でもありません!
(逃げ)


『いつもの所』『訓練場所』
こいつも後々明らかになってくるのですが、まぁセイラ
ちゃんが日本に来た目的と関連してます

ぶっちゃけると『軽微』『家』『訓練場所』これは
これからの話の謎を解く上で【今】必見なワードです


『普通は僕より詳しいはずなんだけどな…』
これも紅藤君の素性がちょっと関係してますね。
まぁこれも近いうちに分かりますよ!

『何かそれが生きがい』
当たらずとも遠からず、影明君の歪みの1つを
端的に当ててるんですよね、フミフミは
もしかして、意外と洞察力鋭い?

『あの人』
beliefersの追加設定です。
ヒカルたち姉弟を救ってくれた誰かがいます。

しかし、その人物とヒカルはとても悲劇的な結末
を迎えてしまう事になります


『避妊』
ごめんなさい、割と重要な奴を見落としてました
現実世界では確実な避妊方法というものは存在
してないですよね?
コン○ームつけても、妊娠の可能性を0にすることは
出来ないと

ですが、beliefers世界ではそれを超えるノーリスク
で100%の確率で避妊出来る画期的な薬が存在する
のです。
だってそういう設定つけないとエロ小説なのに
イチャラブエッチしまくれないじゃん!!
そこのご都合主義は許して!マジで!

あ、その薬の開発元は後々大きく主人公たちに
関わってくる事になります

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