だったら、人妻限定だったら、どうなるのか、面白そうだったので、思わず書いてしまいました。
皆様の応募、お待ちしています。
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異世界転生と言えば、多くの人が夢見る設定だろう。
胸躍るような冒険に、心揺さぶられるような出会いと別れ。
そんな異世界転生によくある展開に巻き込まれてしまい、俺――加藤明義も現在はその異世界転生した人物の1人である。
だが、俺には異世界転生する際に転生特典として渡されたのは、たった一つだけである。
充電必要なし、高画質、自動修復、アップグレートなど、現代生活においてはこれ程便利なスマホはなく、まさにチートアイテムとして問題ないだろうアイテムである。
「けど、異世界で、どうしろと」
そう言いながら、俺は呆然としながら、皮肉を込めるように笑う。
地図アプリなどで、こちらのファンタジー世界でも道案内なしでもできるし、日常生活を送るにはなんら不自由はない。
異世界転生特典で与えられたこのスマホではとても便利だ。
これだけだったら。
「もぅ、これをどうしろと言うのか」
そう言いながら、スマホに写されている画面を見る。
【命のカウントダウン】
命のカウントダウン、それは俺がこれがスマホでの転生特典と共に俺に無理矢理つけられた呪いである。
このカウントダウンを止める為には、どういう訳か、この世界の住人と恋愛しなければならないのだが、その条件がかなりきつい。
「人妻限定って、どういう訳だよぉ!!」
俺は思わずスマホを思いっきり地面に叩きつけてしまった。
高性能なので、並大抵の事では壊れず、この世界のどんな物よりも硬く、頑丈の為、わりと便利なスマホだから問題ない。
なので、思いっきり叩きつけても問題ない。
「さて、問題は誰を狙うかだよな」
俺はスマホの画面に映された命のカウントダウンを見ながら、考える。
そう、これは命のカウントダウンであり、恋愛しなければ俺の命が削られていくという呪いがかけられている。
その為、俺は人妻を寝取らないといけない。
だが、現実問題としては、この世界に俺が知っている人は誰もいない。
つまり、どうすればいいか分からない状況なのだ。
「とりあえず、誰かに相談したい所だけど、誰もいないから仕方ないか」
この異世界に転移してから、誰にも会っていないので、相談する相手がおらず、1人で悶々としていく。しかし、俺だって馬鹿ではないので、これからの事を考えないと行けない。
まず、このまま何もしないでいたら、確実に死ぬ事は間違いないだろう。
何故なら、この命のカウントダウンというのは、徐々に命を削っていくものであるからだ。
なので、何とかして俺はこの世界で生きなければならない。
その為にも、まずはこの世界で生き残る為の方法を探さないと行けないのだ。
その為にも情報収集をする必要があるのだが、生憎と誰も知り合いがいない状態だとそれも難しい。
「とにかく何か情報を集める手段が必要だよな」
流石にこのまま何もせずに死ぬわけにはいかない。
「・・・・とりあえず、このスマホでできる事を考えるか」
ファンタジー世界で、紙媒体などしかなく、連絡手段も少なすぎる。
なので、現状で何かをするにしても情報が圧倒的に不足しているのだ。
ならば、今できる事をしてみるしかないと思い、俺が真っ先に思いついたのは不倫証拠を掴む事。
「不倫は許されないからな。
寝取りは嫌いだからな。
とりあえず、俺が悪くなければ大丈夫だろ」
何だかんだいって、やはり一番の問題は、俺の倫理観。
だから、罪悪感なしで行動する。
しかし、俺の倫理観で、他人が不幸になっても、別にそこまで良心は痛まない。
ただ、俺にとって害がない範囲であればの話だが。
そんな事を思いながら、俺は異世界転生してから手に入れた能力を試す事にした。
異世界転生する前に持っていた知識や能力は引き継いでいるらしく、魔法に関しても色々使えるようになっているらしい。
まぁ、異世界ファンタジーの定番のチート能力だろう。