※この作品はR-18です。

FGOで純愛イチャラブ尊厳破壊ドスケベセックスシリーズ   作:デイジー亭

2 / 90
支配者の影

「さて……では客人との謁見も、無事済んだことであるし……議題は残っていないな。卿らには悪いが、少々息抜きをしてこよう」

 

「アルトリア。我が夫を独占しようとは……私にも、少しは貸すがいい」

 

「モルガン。旦那様は物ではないし……呼び方を改めよ。またお仕置きされたいのか?」

 

「お、お仕置き……♡ 我が夫にお仕置き……♡ それも良いッ♡」

 

 ……不肖の姉は、ブリテンを愛するようになった代わりになんだかとても色ボケした。召喚当初は、愕然とした物である……どうやら私の本来の姉とは、ずいぶん違う道を歩んだモルガンのようであるが……少しは自覚を持って欲しい。彼女は私の姉では無いのと同様に……妖『妃』モルガンでは無いのだ。この国に妃は存在しない。王たる者の伴侶は、妃ではないのだ。羨む視線が突き刺さるのに優越感を感じながらも、謁見の間の後ろ。寝室の扉をがちゃりと開く。

 

「おう、お疲れ様。アルトリア……彼女たちの様子はどうだ?」

 

「戦場に向かう騎士のような……堅い決意を感じました。是が非でも、この世界から逃げおおせるという決意を」

 

 この国の主の寝屋として当然の、広々とした寝室の中央……天蓋付きのキングサイズのベッド。そこに座って、朗らかな笑顔を私に向けてくださるのは……聖槍を抱えて、茫洋と彷徨っていた私を拾い上げ。私が神霊と堕する前に、人に引き戻してくださった恩人にして……愛しい私の旦那様。この国の王に、妃は居ない。居るのは旦那様である。この国の真の支配者にして、最も尊きお方。この方が居なければ、ブリテンを再興して世界を統一することなど……不可能どころか。彼女たちが戦ったという『獅子王』と、この身は成り果てていただろう。

 

「そうか、2人は強情そうか……予想通りだな。さすがは人類最後のマスター」

 

「はい……あの……だ、旦那様……♡」

 

「ん? どうしたんだ、アルトリア……そんなまんこ面しやがって。ああ、ご褒美が欲しいのか?」

 

 欲しいに決まっている。王としての責務より、重要な物なのだ……愛する人の、お勃起解消というものは。王である前におよめさん。旦那様のおちんぽ様を、ずっぽしハメハメ♡ して頂いて。ガン突きおよめさんレイプで濃厚ザーメンを旦那様専用まんこ穴にびゅるびゅる♡ コキ捨てて頂くことが、最も重要な公務である。国が発展するにつれて、我が背に負った重さは増えて行ったが……およめさんとしての本分を忘れたことは無い。だと言うのに。

 

「はむっ♡ んちゅっ……♡ ご褒美ちんぽの味、たまらぬっ♡」

 

「ネロさん、ずるいですよっ♡ わたくしの良妻ちんぽしゃぶり穴にも、分け前をくださいませんと♡ ちゅっ♡ ちゅっちゅっ……♡」

 

 旦那様のおちんぽ様にしゃぶり付くのは、私ではなく別の……およめさんには決してなれぬ、オナホールども。人類最後のマスターを連れてきたネロと、玉藻……金髪オナホが嬉し気にしゃぶりつき、桃髪オナホがそれに苦情を言ってぱんっぱんに張った亀頭を取り合って……熱心なチンキス。見ているだけで涎が止まらない……おねだりしなくては。我が身を覆う王としての衣装。久しぶりの客人(獲物)を迎えるため、着込んだそれを脱ぎ捨てて……およめさんの一番おいしいハメ穴を、旦那様に見せびらかす。

 

「だ、旦那様っ♡ そんなカスオナホどもより、こっちっ♡ およめさんのおいし~い長年連れ添ったチンハメ穴っ♡ 逞しいおちんぽ様で、およめさんれーぷっ♡ 家庭内性暴力お願いいたしますぅっ♡」

 

「嫉妬のあまり、作法を忘れてやがる……おい、お前は何だ? ちゃんと言えなきゃお預けだぞ」

 

「ご、ごめんなさいっ♡ ロイヤルおよめさんまんこですっ♡ 王様としての責務より、旦那様のおちんぽ様を大事にする物分かりのいいおよめさんっ♡ ブリテン全部旦那様のものっ♡ ご厚意で王様させて頂いて、ありがとうございま~すっ♡」

 

「そうだな、ハメ穴が上。頭が下だ……およめさんとして、まんこ三つ指は基本。えらいぞカス♡」

 

「ふぎゅっ♡ ふみふみありがとうございましゅぅ……♡」

 

 へこっ♡ へこへこっ♡ とおまんこダンスを踊ったところ、旦那様に叱責される。作法をすぐに忘れるおよめさんなど、旦那様に捨てられてしまう……慌てて地面にひれ伏して、旦那様専用デカパイをむんぎゅぅぅ……♡ と潰して脚を伸ばし。両の人差し指と薬指で、がっぱぁっ♡ と掲げたハメ穴を開き。間の中指でぬちぬちぬちっ♡ と高速マンズリ。およめさんが、いつでも旦那様ちんぽウェルカムであることを示すまんこ三つ指。ぐりぐりと、頭を足裏で褒めて頂いてぷしぷしっ♡ と潮を噴く。

 

「でも駄目だな……新しいオナホが来ただろ? それを貢がないことには、ご褒美はあげれんなぁ」

 

「しょ、しょんなぁ……♡ 旦那様にハメ潰して頂ければ、すぐにでもっ♡」

 

「駄目だ。アイツらはサーヴァントじゃないから……丁寧にもてなしてやらんと。それに、旦那様をまだ働かせる気か? ちょっとは無い頭を絞って考えろ」

 

「はいぃ……ひんっ。ぐすっ……」

 

 そうだ……サーヴァントどもなら、旦那様が優しく囁きながらハメ潰せばすぐにオナホ宣言するから忘れていた。彼女たちは私と同じように、生身……旦那様の『チカラ』が通じない。泣き叫ぶ女をレイプするなんて、純愛嗜好のこの方には苦痛でしかない。大喜びでいちゃらぶレイプされる、トロつきオナホに仕上げなければならない……でも、どうすれば? 涙を零しながら考えるが……良い考えが浮かばない。

 

「ああ、泣くなよ。ごめん、ごめんなアルトリア……泣かないでくれ。泣き顔は苦手なんだ」

 

「旦那しゃまぁ……あんっ♡ すんっ♡ すんすんっ♡」

 

「よしよし、ちんぽを嗅がせてやるからな……嬉しいか?」

 

「うれしいれしゅぅ……♡ すんすんっ♡ はぁ~っ♡ くっさ……♡ んお゛っ♡ イくぅっ♡」

 

 そっと目尻を拭われて、さらに顎クイされて目の前にはおちんぽ様。およめさんとして、理想のシチュエーションに陶然とする。鼻先でびきびき……♡ とイラ勃つ、おちんぽ様の逞しさと来たらたまらない。さらにはオナホどものチンキス如きでは拭いとれぬ、あまりにも濃すぎる雄臭。ぷぅんと薫るそれに、脳が蕩けていき……夢中でチン嗅ぎに興じながらも、およめさんハメ穴をぐちゅぐちゅと穿り回して。自分勝手なアクメをキメてしまう。

 

「おいおい、およめさん三つ指でイくなんて自覚が足りねえな……俺はイッていいなんて言ってねぇぞ」

 

「ご、ごめんなさいっ♡ すんすんっ♡ 誠心誠意パイズリごほーししますからぁっ♡ およめさんゆるしてっ♡ すんすんっ♡ んぎゅっ……♡ あ゛っ♡ あ゛っあ゛ッ♡」

 

「お前がパイズリしたいだけじゃねぇか……ペナルティが必要だな。デカパイだけは使ってやるから、反省乳アクメしろ。ネロ、玉藻」

 

「はぁいっ♡ 良妻おくちまんこをご所望ですかぁっ♡ ひぃんっ♡」

 

「余のねちっこいちんぽしゃぶり……♡ 味わわせてやろう♡ あぅんっ♡」

 

 自分勝手な絶頂をキメた無作法を、むんぎゅぅぅ……♡ ぐにっ♡ ぐにっ♡ と逞しいパイ揉みで分からせてくださる旦那様。およめさんの乳肉を知り尽くした匠の指遣いに、とぷとぷ……♡ とマゾちくびから零れ出す、ローションとして必要最小限の細母乳。てっぺんまでは届かない快楽に、脳がイラつきを覚え始める。そしてイラ立ちを助長する、オナホどもの嬉しそうな声は……おちんぽ様によるビンタで塞がれた。あまりの悦びに、倒れた二人がハメ頃オナホからぷしぷしっ♡ と潮を噴く。

 

「調子に乗るなよ、玉藻……お前はアルトリアと違って、およめさんじゃねぇだろ。ただのオナホが、図に乗るなよ? ネロは態度がでけぇ……誰に口を利いてるつもりだ。さっさとおよめさんと、お前たちのフェラホールで俺を悦ばせろ……二人は要らねぇな。ネロはケツでも舐めてろ」

 

「は、はいっ♡ 直ちにっ♡ 王様デカパイお借りしますねぇっ♡ んちゅっ……♡ はむっ♡ れろれろれろっ♡」

 

「け、ケツ穴様ッ♡ ケツ穴様にごほーしっ♡ こんなのご褒美であろうっ♡ ちゅぅっ……♡ んれろっ……♡ この苦さが堪らぬ……♡ ちゅこっ♡ ちゅこちゅこっ♡」

 

「あぅっ♡ あ゛っ♡ ふあぁ゛っ……♡」

 

 旦那様の采配には、頭が下がる。オナホどもの出過ぎた口を叱責するとともに、与えるご褒美。飴と鞭ではなく、飴と飴。おちんぽ様によるビンタも、ドスケベフェラもアナル舐めも……旦那様に与えられる物は、全てがご褒美。甘く脳をトロつかされて、二人の瞳に宿る淫欲にさらなる熱が籠る。私の旦那様専用デカパイを引っ掴んで、たぱんっ♡ たぱぱんっ♡ と全自動パイズリ奉仕に興じる玉藻と、旦那様のケツ穴様を舐めしゃぶるネロの蕩け声といったら……幸福以外の何も、声に含んでいない。

 

「ネロは本当に、アナル舐めが好きだよな……ちゃんと反省したか? アルトリア」

 

「はいっ♡ イくっ♡ イきますぅ……んぉ゛ッ♡ んぉ゛ぉ゛っ……♡ ごめんな……あ゛ぅ゛ぁ゛っ♡ はぉ゛っ……♡ もぉ゛ぉ゛~~~ッ♡♡♡」

 

「反省してねぇだろっ……! ちょっとマンほじされただけでイきやがって! ちゃんと許可取ってからイけって言っただろうが……!」

 

「じゅっぽじゅっぽっ♡ もぎゅもぎゅ……♡ おっごぉ゛っ♡!? ぐもぐもぉ゛っぐッ♡♡♡」

 

「う゛んもぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~~~~ッ♡♡♡」

 

 旦那様のおちんぽ様に、デカパイの高さを合わせるため行っていた蹲踞(そんきょ)の姿勢。がっぱぁぁ……♡ と見せびらかすおよめさんまんこに、愛情溢れる足指マンほじ。およめさんとして当然の嬉しがりアクメをキメて、マゾまんこをヘコつかせたことを見咎められ。お仕置きに、片手でまとめてデカ乳首握り。どぷどぷどぷっ♡ と溢れ出すおよめさんミルクに、雌牛咆哮を搾り出して頂いてしまう。さらにもう片方の手で玉藻の頭を引っ掴んで、がっぽんっ♡ がっぽんっ♡ と怒りのご褒美イマラチオ。デカパイがリズミカルに虐待されて、さらなる噴乳マゾアクメに姿勢が保てない。

 

「ちゅこっ……♡ ちゅむっ♡ ぬちぬちぬちぃっ♡」

 

「ぐっ……! 前立腺舐めがねちっこすぎる……! 射精(だ)すぞ! オラいつまでしゃぶってんだ玉藻ッ! およめさんにブッ掛けられねえじゃねぇかっ!」

 

「ん~~~ッ♡♡♡ ん~~~っ♡♡♡ おごげっ♡ ずぬるるるるっ……♡ じゅぼぼぼっ……ぽんっ♡ ああんっ♡」

 

「んぶぶぶぶ……♡」

 

 旦那様の苦し気な呻き声と共に、おちんぽ様から引き抜かれる玉藻の喉。いやいやと首を振り、必死に吸い付いてなんとかザーメンを頂こうとするも無駄。およめさんを想う旦那様の誠意の籠ったザーメンを、どっぷどっぷ♡ どびゅるるる……♡ と王冠の上からブっ掛けて頂く。飲ませて頂けないのは残念であるが……自慢の編み上げた金髪に、染み込んでいく旦那様のつよつよザーメン。無駄に高い鼻をどろどろ……♡ と垂れ落ちるのが堪らない。ザーメンシャンプーは、間違いなくご褒美である。

 

「はー、たらふく射精(で)た……どうだアルトリア、気持ち良かったか?」

 

「最高でしゅぅ、だんなさまぁ……♡」

 

「お前に、下ごしらえを任せる。うまくできたら、褒美をやろう……出来るな?」

 

「はいっ♡ あのオナホ候補どもも、幸せにしてあげますっ♡」

 

 そう……この理想国家・ブリテンに、不幸な者など居ないし……居てはならない。私には王として、全ての臣民を幸福に導く義務があり……およめさんとして、旦那様好みのオナホを貢がせて頂く権利がある。人理だかなんだかとうるさかったが……あのオナホ候補どもも、幸福にしてやればヨガり声しか上げれぬようになるだろう。うるさい口を快楽で塞いで幸せにしてやろう。さぁ……幸福への旅路を、始めよう。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「さて、では城内を案内しようかと思ったが……気が変わった。まずは城下町を案内しよう」

 

「あ、あの……アルトリアさん?」

 

「王様自ら案内してくれるの……?」

 

 こんこんこん、とノックの音。ゲストルームは分けられていたが……あまり離れるのも良くない。同じベッドで身を寄せ合って眠った翌日。共に眠ったマシュの心音は、どきどきと高鳴っていて……自分を先輩と慕う彼女と共に、なんとしてでもこの特異点を脱出して態勢を整えなければ。そう考え、作戦会議をしようとしていたらまさかの王様本人登場。あまりにも、フランクすぎてびっくりした。

 

「む? 私の案内では不満だろうか……」

 

「いえ、そうではなく……王様とは、多忙な物では?」

 

「王様とか皇帝って、過労死寸前なイメージなんだけど……ネロとかは別にして」

 

「王が多忙で身動き出来ないような国は、長続きしない。私は反省は活かす性分でな」

 

「正論……! 実感が籠ってます先輩!」

 

 ……いかん、これは手ごわい。彼女は獅子王とは違いすぎる……頑迷さが無く、自分の過ちを認めて糺(ただ)す柔軟性を持っている。おっぱいが柔らかそうなだけはある……マシュっぱいよりも大きい魅惑の果実に、目を奪われつつ先行きの困難さを悟る。何せ、特異点の主自身が出張ってこちらを監視してくるのだ……下手な動きをすれば、一瞬で蒸発させられることすらあり得る。今すぐにあちらがこっちを害そうとしていないのが、唯一の救いである。

 

「ん……? 変な匂いが」

 

「……では、ついてくるといい。言っておくが、逃げようなどとは思わないように。こちらに、貴女たちを害する気は無い……そちらが従順にする限りにおいて。私に槍を抜かせるな」

 

「先輩、ここは大人しくついていきましょう」

 

 少し目を細めた彼女が、ゆっくりと身を回してマントを翻すと……ふわりと、漂う何かの香り。カルデアの彼女からは嗅いだことの無い香りに、違和感を覚えるが……その正体は、分らない。彼女は女性としては、相当な長身を誇る……見上げる表情は、落ち着いていて。言葉通り、こちらに対する悪意は感じられない。しかし……いつも思うが、同じアルトリアなのにセイバーとはえらい違いである。女性的に過ぎる豊満な身体つきは、同性から見てもなんとも魅力的。

 

「じゅるり……」

 

「先輩、よだれよだれ」

 

「おっといけない」

 

 ……恥ずかしながらこの藤丸立香。わりと女の子も好みなタチである。もちろんかっこいい男の人も、大好きであるが……寝床に潜り込んでくる、静謐ちゃんに清姫に頼光ママ。極上の肢体を持つ彼女たちに、何度流されそうになったかわからない。昨日添い寝したときも、マシュぱいをちょっと揉んでしまったが……恐らく、バレていないだろう。だってしょうがないじゃん。マシュかわいいんだもん。

 

「そういえば、昨日はこちら側の自己紹介で終わってしまったな……知ってはいるが、改めて貴女たちの名前を。貴女たちの口から聞きたい」

 

「立香。藤丸立香だよ」

 

「マシュ・キリエライトと申します」

 

「ふむ……良い名前だ。では、リッカとマシュと。何せ、円卓は騒がしいのでな。議論が活発なのは良いことなのだが……最低限の会話にしておかないと、すぐにガールズトークが始まってしまう。ゆっくり話すにはこちらの方が良い」

 

 ……ガールズトーク。ガールズトークと来たか……とても伝え聞いた、アルトリアの治世には似つかわしくない言葉である。それが意味することは、明白。あの円卓は、とても風通しが良い環境であるということ。ぎすぎすとした雰囲気を、欠片も感じなかったし……軽口を叩いたXとXXにも、誰も冷たい目を向けていなかった。カルデアに似た雰囲気であり、円卓崩壊の予兆は無い。叛逆の騎士たるモーさんも、落ち着いていたし……モルガンも、話に聞く邪悪さは感じられなかった。

 

「円卓の騎士たちは、なんで全員女性なの?」

 

「うむ……それについては、その……つかぬことを聞くが、貴女たちの目から見てランスロット……うちのランスロットではない。本来のランスロットはどうだっただろうか」

 

「すみません、すごい勢いで納得しました」

 

「マシュ……」

 

 娘の反抗期に、全ランスロットが泣いた。王妃を連れて逃げたランスロパパが悪いとは思うけども……バーサーカーの方のランスロットなら、ワンチャンあると思うのだが。何せ彼は紳士的である。女性を口説くことも、物理的に出来ない。数少ないバーサーカーの利点である……でも会議には参加できないね。我ながら、結構ひどいことを考えている気がするが、残当というものである……いや待て。すごい勢いで誤魔化されそうになったが、この立香ちゃんはそこまでチョロい女ではない。

 

「いやいや。ガウェインとかトリスタンとかは?」

 

「ランスロットだけハブるというのも、道理が通っていないだろう? それに私は、面と向かって人の心がわからないと言ってくる騎士はちょっと……まぁ、他にも理由はあるが」

 

「ハブる」

 

「いや確かにそうなんだけど……んん? んんん?」

 

 王様の口から吐き出された、ナウい用語にちょっとビビる。この王様、結構流行にもうるさいのかもしれない。そして……トリスタンの生前の言動が、相当ヤバいことを思い出して納得する。確かに王様を面と向かって非難して自主退職する騎士など、リストラされてもしょうがないし……ガウェインが巻き添え喰らったのも仕方がないと思う。円卓のメンバーを一新した方が、政務が回るという判断は確かに現状を見るに正しそうであるが……だがしかし。

 

「モーさんとガレスちゃんと……モルガンは? 特にモーさんとモルガン。生前のことを言ったら、あの二人が一番ヤバくない?」

 

「モードレッドは簡単だ。私は反省を活かす性分だと言っただろう? ……正式に、嫡子として認めたのだ。もう叛逆する理由などありはしない」

 

「モルガンは?」

 

「そもそも貴女たちは、モルガンについてどこまで知っているのだろうか。……彼女ほど、ブリテンを愛している女は居ない」

 

「……ごめん。話だけで判断してた」

 

 確かに……モルガンと顔を合わせたことなどない。カルデアのアルトリアたちからの評判は、惨憺(さんたん)たる有り様だったが……だが。私はまだ、彼女と絆を結んでいないのだ。会ったこともないし、話したことも無いサーヴァント。こんなことでは、この特異点を脱出した後に……彼女と縁が繋がり召喚したときに、胡乱げな目で見てしまいかねない。聞いた話と、実物が違うのはよくあること。特にサーヴァントは……ナイチンゲールなど、天使要素が欠片もなかったじゃないか。立香ちゃん反省である。  

 

「……まぁそもそも彼女は、本来のモルガンとはだいぶ違う。実物がそのまま来たら、私とて聖槍で叩き出していた可能性はあるだろうな」

 

「……? あのモルガンは、何か違うの?」

 

「ああ、違う道を歩んだモルガンであり……ランスロット。ガウェイン。トリスタン。彼女たちと同一の由来を持つ。まぁ話すと長くなる……ご苦労。開門せよ」

 

「わかったワン! 陛下!」

 

「ここでキャット」

 

「全玉藻さん勢ぞろいの疑いも出てきましたね」

 

 ……もしかして、誰も召喚に応じてくれなかったのは。いや……まだ結論を出す時ではない。……でもキャット、門番なのに裸エプロンなんだね。そこはせめて……何というか。何というかちょっとは門番らしい服装をするべきじゃなかろうか。いや門番らしい服装って何? って聞かれたら返事に困るけども……少なくとも、おしり丸出しの門番は居ないと思う。しかしいいケツである……ちょっとぐらい撫でてもバレない可能性が微レ存。

 

「む? セクハラの予感……いかんぞお客人。ご主人以外はセクハラNGである」

 

「アルトリアってセクハラするの……?」

 

「うん? いや陛下はセクハラしないのである。何を訳のわからぬことを」

 

「キャット。さっさと開門せよ」

 

「相分かった! それ、ナナナナナナナッナ!」

 

「ダメージ受けてるの?」

 

 がらがらがらがら……と、爪とぎのような鎖捌きにより、重量がありそうな城門がぎぃぎぃと開いていく。贅沢な運用だが……利点が無くはない。以前見たキャメロットの城門よりも、壮麗かつ堅固に強化されていると思しき門。鎖と滑車を使っても、並大抵の人間では開け無さそうな重量である。……つまりこの門は、サーヴァントでないと単独で開くことが出来ない。こっそり内通者を潜ませて開けるのは難しいだろう。それがサーヴァントでない限りは。

 

「ふぅ~。開いたのである! 人参を所望する♡」

 

「お預けだ。いちいち門を開けた程度では、褒美など夢のまた夢……引き続き勤務に精励せよ」

 

「むー。わかったワン。では陛下、行ってらっしゃいなのである!」

 

 そして……分かったことが一つ。昨日の『決めて頂いた』という言葉と、今のキャットの言葉。間違いない……オルレアンで、ジャンヌが黒幕では無かったように。この特異点においても、目の前でこつこつと靴音を鳴らす彼女は恐らく黒幕ではない。立香ちゃんは、些細な違和感を聞き逃さないのだ。昨今流行の、難聴系主人公などとは物が違う……レムレムしていない限りにおいて。さて、では敵情視察と行こう。協力者になりそうな相手が、見つかるといいのだけれど。

 

 ◇◇◇◇◇

 

(……とでも、思っているのだろうな)

 

 背後で考え込む気配と、きょろきょろとあたりを見回す気配。とりあえず我が身を以て一当てしてみたが……必要以上に緊張する様子が無い。相当に場慣れしている……さすがは人類最後のマスター……最後の希望を名乗るだけはある。いまいちこの身には、実感が無いが……我が身と同じ、『獅子王』を名乗るアルトリア・ペンドラゴンを打破してのけたという女傑である。油断してはいけない……我が身は獅子王ではないが、獅子は兎を狩るにも全力を尽くすとも言う。油断など一切する気は無い。

 

「綺麗な街並みだねー、マシュ」

 

「はい、整然として活気があふれています……ですが、男性の姿が見えないような」

 

「それが円卓に男性騎士が居ない理由の、一つでもある……この世界の男性は庇護対象(雑魚ちんぽ)だ。皆家の奥で細々と暮らしている」

 

「何でそんなことを? 理想の国じゃなかったの?」

 

「理想の国だとも……庇護される生活が不幸だとでも? 主夫生活(弱雄奴隷)というのも、なかなか楽しいものらしい」

 

 まあ真実は、男など旦那様以外に必要ないからであるが。だが、旦那様のおちんぽ様は一本しかない……それ故男どもは旦那様ちんぽにありつけぬ、かわいそうな国民のための竿役として飼いならしている。田舎の方に行けば、その限りではないが……この聖都においては、旦那様以外の男に人権は無い。この制度には、利点が多いが……最も重大な利点は一つ。この聖都の国民は、弱くてかわいそうな男を舐めている。ちょっとフェラするだけで射精をするような男しか居ないため、旦那様ちんぽで一瞬でわからされる……はずである。

 

「主夫かー。ね、マシュは結婚するなら引っ張ってくれる男の人がいい? それともおうちで待ってくれる人がいい?」

 

「えっ、わ、私はその……」

 

「ちなみにわたしは、おうちで待っててくれる人がいいなー!」

 

「……そう、ですか」

 

 ……背中に聞こえる、元気な声と対照的に沈む声。ふむ……この二人、なかなか関係性が複雑らしい。どうやら……マシュと名乗るデミ・サーヴァントはただならぬ好意を、人類最後のマスターに抱いているようであるし……好意を向けられている方も、まんざらではなさそうだ。彼女の沈んだ声を聴いて、声に喜色が混じった。なんということだ……お互いに秘めた感情は、とても非生産的である。矯正してやらなければ……オナホとしての幸せを知らぬままに、その生を終えかねない。

 

「どうやら、二人はとても仲が良いようだ……仲が良いというのは、重要なことだ。聖剣を握っていた(旦那様を知らなかった)頃の私にも、見習わせたいほどに」

 

「ジョークがブラック過ぎない? やっぱりイギリス人なんだね」

 

「孔明さんを思い出しますね……」

 

「ふむ? そちらの世界にも紳士が居るようだ……良ければ、貴女たちの世界……汎人類史だったか。その話を聞きたい。何せ私は、生身故に……サーヴァント(オナホ)と違い、座から情報を受け取れないのでな。サーヴァント(オナホ)越しの情報では、実感が得られない」

 

「聞いてどうするの?」

 

「もちろん良い部分は取り入れ、悪い部分は反面教師(旦那様に奉仕するための、貴重な知見)とするのだ」

 

「つまりランスロットですね」

 

「マシュまでブラックジョークを」

 

 ……ランスロットは、全人類史共通でクズ。別に必要もない情報が手に入ってしまったが……年頃女子から得られる情報に、興味があるのは当然である。何せこの身に汎人類史の情報を入れるのは、カビの生えたようなサーヴァント(古代のオナホ)どもばかりである……現代の情報など、座から受け取った情報以外に持っているものが殆どいない。……例外といえば、あのぷにあなオナホどもであるが……彼女たちは少しばかり、幼過ぎる。旦那様のおちんぽ様を受け入れられるようにまで慣れさせるのには、少しばかり苦労した。

 

「あら? 陛下じゃない! ご機嫌麗しゅう! ヴィヴィ・ラ・ブリテン(ブリテン万歳)!」

 

「マリーか。息災なようで何よりだ」

 

「……マリーさんまで。先輩」

 

「うん……思った以上に、根が深そう。というか、本当にマリー? おっきくない?」

 

 ……人類最後のマスターは、何を言っているのであろうか。マリー・アントワネットといえば、赤くて大きいやたら派手な帽子に、メートル超えのデカパイが特徴のオナホである。ぶるんっ♡ ぶるんっ♡ と服に収まりきるはずも無い大きな雌牛爆乳を振り乱し、走ってくる彼女はいつも通りの姿だ。彼女のミルクは、旦那様の大のお気に入りである。私自身も、彼女のデカパイオナホを象ったグラスいっぱいに搾乳して頂いた時など……恥ずかしながら、途中で泣きを入れたほどである。

 

「あら? 見ない顔ね……ご機嫌麗しゅう! マリー・アントワネット。市井の一市民よ!」

 

「やっぱり……マリーさん。ブルボン王朝の記憶などは?」

 

「? もちろんあるけど……今の私は、召喚して頂いたサーヴァント(雌牛オナホ)。王妃を名乗ることなんて、できはしないわ」

 

「……マリーは、それを誰かに言われたの?」

 

「自主的な物よ? 断頭台なんか、この国には無いけれど……己の分際を知るの(オナホ自覚)は、大切なことだわ♡」

 

 どうやら、認識のすり合わせを行っているようだが……無駄なことである。この国に召喚されたサーヴァントは、旦那様の忠実なオナホしか居ない。つまり……表向きはこの私を君主として、ブリテンを礼賛し。その実旦那様を熱狂的に愛しておちんぽ様を礼賛する、まんこで物を考えるオナホ―ルどもである。マリーのようなデカパイオナホについては、そのデカ乳で物を考えている節がある……搾乳して頂くと知能指数が下がるのは、恐らくそのせいだと考えられる。

 

「あら? お仕事(搾乳)の時間だわ……では皆様、ご機嫌よう!」

 

「あっ、マリーさん!」

 

「マリーって、なんか仕事してるの? 似合わないんだけど」

 

「しているとも。確か……働かざる者、食うべからずだったか? サーヴァントは皆、それぞれの仕事でこの国に貢献してくれているのだ」

 

「本当に、定着しているんですね……」

 

 ちなみにマリーの仕事は雌牛である。そのデカパイに搾乳機を取り着けられ、野太い雌牛咆哮をも~っ♡ も~っ♡ と上げて、旦那様の喉を潤し。ついでに臣民たちに振舞うためのミルクを出す消費資源。まったく、サーヴァント(オナホール)とは便利な物である……食事が無くとも、魔力さえあれば資源を無限に生み出せるのだから。どんな苛烈な搾乳を受けても、彼女が笑顔を崩すことは無い。旦那様に飲んで頂くミルクをどっぴゅどぴゅっ♡ 射乳(だ)すことより、幸せなことなど無いと言い切る自覚有る雌牛オナホである。

 




少しでも面白いと思って頂ければ、筆者の他の小説もお読みいただけたり。

お気に入り登録・感想・評価など、反応を頂ければ幸福の絶頂であります。

お気に入り
感想
評価
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。