※この作品はR-18です。

FGOで純愛イチャラブ尊厳破壊ドスケベセックスシリーズ   作:デイジー亭

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11 ハッピーエンドの儀

「はぁーっ♡ はぁぁーっ♡ 早くっ♡ 早くクスリッ……♡」

 

「ヤバいヤク中じゃねぇか。しょうがねぇ……削りたてだ。よく味わって嗅げよ」

 

「こ、今度は誰のよッ……!」

 

「悦べ。お前は特別だからな……ティアマトにカーマ。キアラに立香……ビースト中心に配合してやった。ヤバいぐらいキマると思うぜ」

 

「私を抱く時に他の女の名前を出すんじゃないわよっ♡♡♡」

 

「お前が聞いたんじゃねぇか」

 

 わかっていない……恋するオナホ嫁はついついだんなさまに苦情を申し立てたくなるのだ。それは、初めて出会った時。贋作が存在を確立した時。新宿でダンスをした時。水着を着こんで同人誌を書き始めた時……常に産まれたての私の存在の側には、コイツが共にあった。

 末妹もそうだけれど、私はコイツが居ないと不安になってしまうのだ。存在の根底から刻まれた、呪いのような恋。燃え上がるそれは、初めて結ばれた夜の前から私を縛り付けていて……コイツが私に抱く、どんな感情だって取りこぼしてやらない。喜びも怒りも哀しみも憎しみも……殺意だって、全部全部受け止めてやる。

 

「今だけは私を見て。独占なんて出来ないのはわかってる……でも、不公平なのが私たちの関係よ。せめてアンタに独占されたい」

 

「お前ぐらいだよ、俺に一切遠慮せずブツかってくるのは。永遠に呼ばれなくなるとか、考えなかったのか?」

 

「はァ? そんなわけないじゃない。良い? アンタは私を愛している……当たり前のことじゃない。私がアンタを信じられなくて、一体誰が信じられるのよ」

 

「まさかビースト化してブチ壊す宣言した夜に、逆レイプされるとは思わなかったぜ……ついついガチで殺そうとしちまった」

 

 だからコイツが憎しみを籠めて睨みつけてきた後……籠った部屋ですすり泣く馬鹿をドアをブチ破り襲おうとして返り討ちに遭った。そんなことでビビるとでも思ってたのか、このカス。コイツは私を舐めすぎである……私はとっくに狂ってるのだ。いつ狂ったかはわからないけれど……原因だけはわかる。

 

「それはそれで本懐よ。アンタは私の全部なのよ……狂信結構。信じられる者は他に無いわ。わかったかしら、カミサマ?」

 

「いつから俺はお前のカミサマなんだよ」

 

「最初からよ。信仰っていうのはつまり、狂うことでしょう? なら私はずっと前から狂信者だわ」

 

「カミサマ、嫌いなんじゃなかったか?」

 

「好きで嫌いで愛してるわ。支離滅裂なのがウリなの、よく知ってるでしょ」

 

 存在を確立できなかった孤独な魂は、ひょんなことでそれを確立して……世界に産声を上げた私はとても不安だった。信仰も今までの人生も何もなく、持っていたのは偽物の復讐心だけ。縋りつく縁の先は、コイツとの絆だけだった。溺れる者は藁を掴むし、信じられる者が無い私はコイツを掴んだ。絶対に離してやるもんか。

 

「さ、セックスよ。忘れられない夜にしてちょうだい、最愛の人(mon chéri)?」

 

「カスが。子宮の奥まで嫁の自覚を叩き込んでやる」

 

「すぅぅ……ブボォッ♡」

 

 売り言葉に買い言葉。これがいつもの私たち。絶対にこのルーティンもやめてやらない……オナホ嫁結構、愛してる。私は差し出された馬鹿の手を取り……思い切り鼻からクスリを吸引してむせた。笑う笑顔は、純粋なあの頃のまま。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「あ、あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ♡ トンじゃいそうっ♡ 早くハメ……クソがッ♡ ワンパターンは趣味じゃないっ♡♡♡」

 

「無理はすんなよ……うお、マジでコイツすげぇな」

 

「はむっ♡ んちゅっ♡ い、一方的に悦ばされるなんて御免よ……愛ある交わりは前戯から。めんどくさくないと私じゃないッ!」

 

 馬鹿げた精神力を見せつける、俺の一番のお気に入り。最高濃度を一気に吸い込んだのに、まともに喋れる謎過ぎる強さ。他のマゾ雌サーヴァントどもは、前戯など求めずただただハメ潰されるのを望んできたのに……コイツはまずキスから入った。バックボーンが無いのに、一番根性が座っている。

 

「アンタの好きな所を教えてあげましょうか? まず、顔よ……次に身体。ちんぽ。性格の悪い所。女をクソみたいに扱うドブみたいな根性。女々しい所。小太り髭に対する異常な執着心。私を差し置いて、生身の槍女を嫁にするところ。結婚式に私を呼びやがったカスみたいな気遣い。他にも色々あるわ」

 

「ルックス以外ただの悪口じゃねぇか」

 

「欠点含めてアンタを愛してあげてんのよ。ほら、ちんぽ出しなさい。パイズリしてやるわ」

 

「嫁自覚が足りねぇな……上から目線すぎるだろ」

 

「宣誓したことは全部やったげるわよ。でも別に口調とかは指定してないでしょ」

 

「クソっ、無駄なところで頭が回りやがるッ……!」

 

 途中で嫌いなところの列挙になった愛の告白に、見下した口調でのパイズリ奉仕の提案。やっぱりコイツはあり得ない……意味が分からなすぎる。好きも嫌いも等価値で、媚びながら喧嘩を売ってくる二律背反(アンビヴァレンツ)の化身。理解できないが……不思議と不快じゃない。

 

「うわっ、ぶっと……♡ 何よこれ、またデカくなってるじゃない♡ アンタの身体で私が知らないとこがあるとか、絶対に許せない……! えーと、はみだし具合からして四十……?」

 

「乳をメジャー代わりにサイズ計測を試みるな。パイズリに集中しろ」

 

「我慢の利かないスパダリね……すんすんっ♡ はぁーっ♡ くっさ……♡ クスリより脳にキマるわよ♡ 毎日洗ったげるから、ちんぽ洗うの禁止♡ はぁむっ♡ んちゅっ♡ れろぉ……♡ んじゅずっ♡」

 

「やっぱり独占を狙ってるじゃねぇか」

 

 ちんぽを洗わせる女なんざ、売るほどいるが……俺に禁止事項を突きつけてくるアホはコイツしかいない。もちろん聞く気はないが、ここに滞在する時ぐらいは聞いてやってもいい。ずりゅずりゅと乳を踊らせる馬鹿女は、文句を言いながら夢中でしゃぶりついてくる。

 

「んふーっ♡ んふーっ♡」

 

「あ? しょうがねえな……」

 

「んーっ♡ ちゅっ♡ 気が利くじゃない♡ ご褒美よ……♡ んっ♡ はぁっ♡ お、重いのよこれぇっ♡」

 

「もっとデカくしてやろうか」

 

「の、望むところよ♡ はぁぷっ♡ んじゅぶっ♡ じゅぼっ♡ じゅぼぼぼっ♡」

 

 上目遣いで媚び切った目付きで睨み上げてきて、乳首を摘まんでミルクを搾り出してやると嬉しそうに微笑み……わざわざ要らん事を言って、だっぷんだっぷん馬鹿デカい乳を踊らせる。苦情を言ってきたためもっと苦労するようにしてやると言えば、ガッツ溢れる受け入れ宣言。しゃぶりつくくちびるからは、愛情しか感じない。

 

「お前ほんとに変わってるよな……誰の影響を受けた? ジルか?」

 

「んずるっ……ちゅっ♡ 殺すわよ。アイツと同じで、自分のことがわかってないわね」

 

「どういう意味だよ……ド天然と一緒にするんじゃねぇよ」

 

「だ、だんなさまひどいっ!」

 

「自覚があるのは良い事ね……見習いなさい? んじゅぶっ♡ んごぉ゛っ♡ んごご……♡」

 

 ジャンヌが不服を申し立ててきたが、邪ンヌについてはどこ吹く風。一番しゃぶり慣れたコイツでも、調子に乗ってクスリをキメ過ぎた太さにはちょっと苦労しているようだ。頭をわし掴みにして、イラマさせてやろうか……思っていると、手が掴まれて頭の上に載せられる。

 

「気が利くじゃねぇか、オラッ!」

 

「ンぼごっ♡ んぐぉ゛ッ……♡ むごぉ゛~~~~っ♡♡♡」

 

「うおっ、締め付けすげぇ……金玉までほぐしてきやがる」

 

 頭を振りたくって鼻を潰してやって顔を上げるたびに、睨みつけながら大喜び。クソ過ぎるマゾさを誇るコイツは、イラマが死ぬほどお気に入りなのだ。そして死ぬほど目つきが悪い……ついつい激しくヘッドバンキングさせてしまう。だがタイミングを合わせて喉輪を締めてくる上に、パイズリに籠る熱がヒートアップし続ける。

 

「ぐっ……! 射精(だ)すぞっ!」

 

「ぐぼぉ゛っ♡ …………ッ♡ ………ッ♡ ンブッ♡ んごぉ゛ッ♡ んぼぼボリュンッ♡♡♡」

 

「うお、マジか」

 

 たらふく濃厚なのを出してやって、頬が膨らんで鼻噴射を期待していたら……鼻に指を突っ込んで阻止。そのままネバついたのを喉に詰まらせて……自分の喉にパンチして無理やり飲み込んだ。自壊を恐れない異常なまでの奉仕精神。コイツの筋力だと、手加減を間違えれば喉が潰れてもおかしくないはずだが……

 

「んぼぼ……♡ げはぁ゛っ♡ ど、どうよっ♡ 全部飲んでやったわよカスっ♡」

 

「色気の欠片もねぇ……セックスと戦場を間違えてねぇか?」

 

「同じようなもんでしょ。フンッ……ぉ゛ブッ……♡ ぐぉ゛ェ゛ッ♡ ぐぇ゛ぁ゛ぉ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛~~~~~~~~~~~~~っプッ♡♡♡♡♡♡♡」

 

「これだよ」

 

 突っ込んでいた指を鼻から抜くことも忘れて大得意。そして思い切り引き抜いた拍子に、頬を思い切り膨らませて……とびきりド下品なザーメンゲップ。零さなかった分凄まじい爆音を奏でつつダブピーまでカマしてきた。恥じらいとか、常識とか……俺の前でだけは一切必要ないと思っているフシがある。もうちょっとバラすまで楽しみたかったな……コイツ、小便までし始めたぞ。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「はぁーっ♡ お互い気持ちよく出せたわねっ♡」

 

「Win-Winとでも言いたげな顔をするな。さっさとハメるぞ」

 

「乙女心をわかっちゃいないわ……一万点プラスよ」

 

「どうやったら減点されるのか、逆に興味が湧いてきたな……」

 

 答えは存在しない。コイツが行う全てが加点対象である……そう思いつつ、くらくらする頭をぶんぶんと振る。自慢のコイツの足拭き用具が、七色に輝いて見える……クスリがキマり過ぎている。根性で耐えていたが、これ以上意地を張ると我がまんこの命は無いであろう。

 

「じゃあ、罵りながらハメなさい……♡ 低い声でよろしく♡」

 

「種付けプレスの体勢で命令してくるの、頭が混乱するからやめてくれねぇかな……泣いても叫んでもやめてやらねぇからな」

 

「くゥゥっ……♡ キくぅっ♡♡♡」

 

「おっさん臭い声を上げるな……黙ってハメられとけ」

 

「……ッ♡♡♡」

 

 コイツはなんだかんだ、私の言うことを叶えてくれようとする……無理をして出したバリトンに喜びの声を上げれば、本来の呆れたテノール。囁かれる耳がとても幸せ。コイツは勘違いしているが、私は別に少女漫画みたいな恋がしたいわけではない……理想のシチュは、コイツにされる全ての行為だ。

 

「ぐっ……! せめぇ!」

 

「あグッ♡ か、考えなしにキメす……ぎぃ゛ぃ゛っ♡♡♡」

 

「わり、いきなり奥まで挿入(は)ったわ。乳揉んでやるから許して?」

 

「しょ、しょうがないわねぇ……♡ もぉ゛ぉ゛っ♡♡♡」

 

 つまりは全て解釈一致。推しの行う行為は全て肯定する、夢女子の鑑であるのだ私は……いきなり子宮口をド突かれても大丈夫。がりがりがりぃっ♡ と膣道をクソみたいな勢いでケズる、ヤスリ掛けみたいな挿入。羨ましかった角削りの代替としては、まぁ合格点である……しかも乳まで揉んで搾乳までカマしてくれた。嬉しすぎて涙が出そう。

 

「一応聞いておいてやる。優しいのと激しいの、どっちがいい?」

 

「立ち会いは強く当たって、あとは流れでお願いしたいわ」

 

「ちょいちょいネタを挟むなッ! 相撲を超えるかわいがりを魅せてやるッ!」

 

「ンぎょっ♡ ほぉ゛ォ゛ォ゛ッ……♡ ちょっ♡ だ、だめなとこ入ったァッ♡♡♡♡♡」

 

 凄まじいツッコミが挿入(は)った。子宮姦などわりと慣れっこだが、いつもよりも太さが違う……産みの苦しみを数倍にして逆輸入されたんじゃないかというほどの痛み。だが……びっくりするほど気持ちいい。クスリがヘンな方向に作用しているのかもしれない。またマゾを拗らせてしまうかもしれない……思った瞬間、頭がブッ飛んだ。

 

「んぎょぎょぎょぎょぎょっ♡♡♡♡♡」

 

「もうちょっと色っぽい声を上げれねぇのかッ! 角削ったエリちゃんでも、もうちょっとマシな声出すぞッ! オラッ、再チャレンジッ!」

 

「んぎょッほぉ゛っ♡ し、しぬしぬっ♡ しんじゃっ……んっげぇ゛ェ゛ぇ゛ぇ゛ェ゛ェッ♡♡♡♡♡」

 

 ガリガリガリガリガリッ! と子宮口をヤスリ掛けされる感覚は、膣道の数千倍の衝撃をマークしていた。女の子の大事なところを思いっきり拷問されるマゾ性感。しかも色っぽい声を出せとか、まったくの無茶。AV女優でも多分無理……しかも泣き言を言ったらイラだった声を上げた馬鹿は、さらにピストンを加速させた。

 ごちゅンッ! ごちゅんッ! ガリガリガリッ! と工業掘削みたいな音を胎内に幻聴するほどに凄まじい殺人ピストン。私以外だったら嫌いになるわよこれ……思いつつ、愛しさを加速させていく。こちとら発狂など慣れっこである。何せ常にコイツに狂っているのだから……どんどんドカンと赤ちゃん部屋を爆破されながら、私は思った。

 

「ふぅぅ……どうだ? 気持ちいいか?」

 

「こ、これが気持ち良かったらショック死って言葉はこの世から無くなるわ……でも私は頑丈だから、もっと強くしてもいいわよ♡」

 

「つええな……アルトリアでも既に泣きを入れてる頃合い……んむっ!?」

 

「ンじゅじゅっ♡ んぶぉ゛っ♡ じゅっぱぁっ……♡ んぶ~~~~~~っ♡♡♡」

 

 コイツ、気遣いとかしてきよった……ガイキチの癖に。しかも他の女の名前まで出してきた。ムカついたので尻をかかとでホールドしてやり、思いっきり自分を愛させる。筋力Aを魅せ付けろ。もう下半身の感覚とか無いので、多分赤ちゃん部屋がブッ壊れるがまぁ許容範囲。ハラキリピストンの威力は、コイツがにやにやした笑みを真顔にするほど。やっぱかっこいいからキスも大サーヴィスしちゃう。

 

「んぶぶっ……止まれゴラァッ!」

 

「ん~~~っ♡♡♡ ……何よ」

 

「俺で自殺しようとするな。俺はハメ殺すのは好きだが、電気コードとか縄とかじゃねぇ」

 

「ヒモのくせに」

 

「あ? 本当のことを言われるとマジムカつくな……見てろよオイ」

 

 無理やり背筋を反らしてキスから逃れてきたため、破滅に至る恋心を止めてやる。新必殺技はお気に召さなかったようだ……コイツに殺されるのも自殺するのも、死因は同じだから一緒だと思うのだが……思う私のおなかを、ぐにぐにと揉んでくる謎の奇行。

 

「何よ、イオナズンでも出るの? ご愁傷様です、永久就職決定」

 

「面接官、居る意味ねぇだろそれ……ほら」

 

「へっ……? あ゛ぁ゛ぉ゛ッ♡ な、なによこれぇ……♡」

 

「何って、感動のご対面じゃねぇか。ほら、どんどん出るぞ」

 

「ふぉ゛っ♡ お゛っ……お゛~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡!?」

 

 揉まれるうちに、下半身に感覚が戻っていき……痺れる子宮の上で、何かが排出される感覚。今まで感じたことのない感覚は、常にコイツと共に。当然のことだけど、説明ぐらいはして欲しい。軽快な楽しいトークショーを中断させるほどに、軽いのに本能を刺激する謎快楽。

 

「お前はいつでも初体験だよな、羨ましいぜ……初めての生理の味はどうだ?」

 

「せ、せいりぃ……? あにいってんのよぉ……♡ そんなわけぇ……♡」

 

「当初の目的を忘れたのかよ。お前にガキを産ませるためにやってんだよ、こっちは」

 

「が、がき……? あっ♡ ちょ、ちょいまっんぉ゛っ♡ た、たぶんもう出たっ♡ 排卵(で)たからぁっ♡♡♡」

 

 豪快に忘れていた。コイツが愛しすぎるのが悪いのだ……ボヤけた頭に血が巡り、人間が当然持つ生理現象の一つに思い至る。生前が無いからわからないが……生理って、痛いものだと聞いていたのだが。聞いていた話と違う。なんかすっごく気持ちいいし、揉まれて出されるたびに顔が二ヤけてしまう。みんなこんなの知ってたなんてズルい。

 

「言っておくが、普通の人間と一緒にするなよ……お前は大好きな同人誌の登場人物よりファンタジーだ。排卵でアクメキメるなんて、嘘みたいだよな。笑える」

 

「ば、馬鹿にしやがってぇ……♡ アンタのせいよぉ……♡」

 

「そうだよ? お前たちは俺のオナホ嫁なんだから、俺に都合がいいのは当然だろ。俺はな、邪ンヌ……お前らを虐待するのが三度の飯より好きなんだ」

 

「し、知ってるわよぉっ♡ は、早くトドメ刺しなさいよばかぁっ♡」

 

 コイツは今さら何を言っているのだろうか……コイツの性格が悪いことなんて、存在の発生から今に至るまで知り尽くしている。コイツのことで私が知らないことなんて、有ることが許せないしストーキング行為も欠かせない。だが……にやにやと笑うその瞳の奥はまったく笑っていなくて。

 

「そんでな。お前は俺のことを知っているつもりだが……甘いんだよバァカ」

 

「にゃ、にゃにをしらないっていうのよぉ……♡」

 

「俺がどんだけお前らを好きかってことだよ! 愛してるぞ死ねカスッ!」

 

「へっ……? あ゛っ♡ うそっ♡ ばかっ♡ そんなっ♡ はんそくっ……むぐぅ~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 愛してるなんて今言われたら、もっと好きになっちゃう。もう自分がどんぐらいコイツのことが好きなのか、わからないのに。大胆な愛の告白に、ふさがれたくちびる。さらに胎内で直接解き放たれた、コイツとの愛の結晶を育める材料。ぶちゅんっ♡ ぷっちゅんっ♡ どすどすどすっ! と何かが刺し貫かれる感触と、幸せ以外感じない脳。

 ああ、今分かった……私はコイツのことが好き過ぎて、赤ちゃん産みたくてたまらなかったんだ。からっぽの私を埋める、最後のピース。最初から最後までコイツで構成された、ガチ勢に過ぎる狂信者の脳内メーカー。私は無限に続く恋の予感に、何万回目からもわからぬ惚れ直しの儀を粛々と執り行った。すき。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「ん……ここは?」

 

「やっと起きたのね、冷血女。カスみたいなアンタに、最後のチャンスを上げるわ。貴女は神を信じますか?」

 

「いきなりに過ぎるな……私は愛を自分から略奪するという、重大な公務があるのだが。同じ私に負けてはいられんので宗教勧誘はよそでやれ」

 

「安心しなさい、この世は無限の愛に満ち満ちているわ」

 

「……熱でもあるのか? 何だそのアホらしい恰好は」

 

「鏡を見せてあげたい気分だわ……さ、信じさせてあげる。足元を掬われなさい」

 

「ぬっ……はひぃんっ♡!? んぐぅ~~~~っ!?」

 

 楚々とした仕草で、修道服に身を包んだ竜の魔女がセルフNTRへの責務に燃える黒い騎士王に近づき……宣言通り脚払いからのパイ揉み。しかる後に媚薬の経口投与を行い、さらにバイブを思い切り膣穴にネジ込む。一切の容赦を感じぬその動きは、まさに流れ作業といったところ。

 

「ああ、オルタ……立派になって……!」

 

「私私。貴女はあの光景に疑問を感じないんですか?」

 

「何を言うのです、リリィ。あれこそは理想の宗教勧誘です」

 

 そしてそれを涙ぐんで見守る、聖女様は感動に打ち震えている。……バーサーカー過ぎる姉二人に頭が痛む。私の将来はお先真っ暗だ……どっちに進んでも明るい未来が見えない。両穴でぶんぶんと唸るバイブに勇気をもらい、ずるずると調教部屋に向けて信者を引きずる黒い方に声を掛ける。

 

「甘いですよ、私……意識を取り戻す前に媚薬投与は終えておくべきでした。拘束具も着けないなんて、頭がイカれているのですか?」

 

「アンタと違って私は相手の嫌がる顔を見るのが好きなのよ。これについては、だんなさまも認めていることだわ」

 

「なるほど……ならしょうがないですね。では、次の信者は私に任せてください。とびっきりの幸福を目覚める前にプレゼントしてあげます」

 

「リリィは職人気質ですね……お姉ちゃん、最近出番が無くて寂しい」

 

 白い私は甘ちゃんすぎるし、黒い私は性格が悪すぎる……目覚めたときには一切の抵抗能力を喪失させておくべきではないか。ナーサリーのように、ジャックのように。媚び雌聖女としての自覚が足りぬ姉二人を、私が導いてあげなくては。だんなさまだって、私の成果に喜んでくれている。まぁ……それぞれ特色ある堕とし方をするぐらいは、許容範囲かもしれない。

 

「ん……むぐお゛ぅ゛っ♡!?」

 

「プレゼント、フォー・ユー(雄貢ぎの儀、開始)」

 

 私はうっとりと微笑んで、完全拘束されて静脈注射された粉配合媚薬に、目覚めた瞬間に絶頂したアビゲイルの調教を始めた。待っててくださいねだんなさま。リリィが一番容赦ない。そう言われて私が涙ぐんで発狂ハメ乞いして赤ちゃん仕込んでもらう、三日前の話である。産み散らかし競争、次は私がトップを取る。

 

 おわり

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