※この作品はR-18です。

FGOで純愛イチャラブ尊厳破壊ドスケベセックスシリーズ   作:デイジー亭

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オナホ契約書……?

「さて、では立香……我が国民(オナホール)になる前に。雌として正しい姿を見せよう。モルガン」

 

「はい、陛下……♡ あれ、何をするの?」

 

「愛するお方に、全てを捧げるということ……その見本を見せよう」

 

「おー、アレか。楽しみだ……ご苦労、ちんぽケース。ちゃんと自分の立場を理解したか?」

 

「ふぎょっ……♡ ぶくぶくぶく……♡」

 

「「んちゅっ……♡ れろれろ……♡」」

 

 謁見の間の円卓にて。お馬さんから降りると、お馬さんが王様に早変わり。立ちあがりキリッとした顔を見せる陛下。その横でずぬるるる……ぽんっ♡ と生意気メスガキをおちんぽ様から引き抜いて、泡を噴くちんぽケースをぽいっと横に転がすお兄さん。受け止める……と思いきや華麗にスルー。跪いてお兄さんのおちんぽ様を舐め清める、白と黒の彼女たち。友情というものはおちんぽ様の前ではカス……それを体現するしぐさに、私は少しビビる。

 

「あ、アルトリア……♡ 我が夫に全てを捧げるのは、当然の義務だが……♡ 何も客人の前で見せずとも……♡」

 

「貢ぎマゾの頂点が、何を言う……さっさとやるがいい」

 

「ば、バーヴァン・シー……♡ トトロット。ここに……♡」

 

「ん? どったのお母様。げっ」

 

「モルガン、呼んだー? うひっ……またアレ? は、花嫁力が足りないから幾らやっても無駄だと思うなー?」

 

 陛下に何かを指示されると、アルトリアより少しばかり怜悧な美貌の中で……蒼い目が泳ぐ。しかし……念押しするように言われると、ぱんぱんと手を叩いて二人のサーヴァントを呼ぶ彼女。そして現れた二人。以前誘われたお茶会で、とても愛しい大切な存在だと……うっとりと語っていた、彼女が溺愛する二人。バーヴァン・シーとハベトロットが、がちゃりと扉を開き………室内でお兄さんに頭を下げるモルガンを見た瞬間に、とても嫌そうな顔をした。どうしたのだろうか。

 

「しょ、しょうがないのです……♡ 大事な貴女たちを捧げてこそ、私はおよめさんにきっとなれる……♡ わかったらまんこを出すがいい♡」

 

「うう……しょ、しょうがない。お母様の頼みだ……でもちょっとは手加減して欲しい……」

 

「モルガン。君ってさ……ボクに好かれたいの? 嫌われたいの? バーサーカーだからって、いつも発狂していていいわけじゃないんだぜ……?」

 

 そして……モルガンの指示に従い、私が狂っていくにつれて淫らに変化させていった服装。バーヴァン・シーはボンテージのショーツを降ろし。ハベトロットはかぼちゃぱんつを脱いだ裾をめくり上げて、自分のマゾまんこを丸出しにする。そして……頬をひくつかせながらモルガンの横まで歩いていき、彼女の横に立つと……意を決したようにがに股に。エロ蹲踞の姿勢で、不服そうな顔をする。……お兄さんの前で嫌そうな顔をするサーヴァントなんて、初めてみた。

 

「わ、我が夫っ♡ 私の大事な大事な物を捧げますッ♡ 唯一私に感謝をくれた妖精ッ♡ 一緒に旅した愛しい記憶っ♡ ぜんぶぜんぶ捧げますから、どうか愛してくださいっ♡」

 

「マジでクるわー、お母様に売られるの……」

 

「モルガンって、ほんっっっっとにどうしようもないよね……ボクのこと、大事に思ってるって嘘でしょこれ」

 

「う、うるさいっ♡ 我が夫に捧げられる光栄をオナホまんこで噛みしめろっ♡ はいどっちゅんっ♡」

 

「んお゛ぉ゛っ♡ ぉ゛ぅ゛ッ♡ お、お母さまはげし……お゛っ♡ お゛ぉ゛っ♡ んぎゃっ……♡ ほぁ゛っ♡ う゛っほぉ゛ぉ゛ォ゛ぉ゛ンっ♡♡♡」

 

「ひ、ひどい……♡」

 

 モルガンがぐりぐりぐりぐり、床に頭を擦りつけたかと思うと……ボヤいていた大きい方。赤髪のオナホの腰をがしりと掴む。そして……床に寝転んだお兄さんのおちんぽ様に、渾身の力を籠めて振り下ろす。どっっっっちゅんっ♡ と思い切り突き刺さったかと思うと……モルガンの腕が高速で上下して。乱暴に……本物のオナホを扱うように。彼女曰く、命より大事な物を使って全力でお兄さんのおちんぽ様を悦ばせ始める。その動きに、一切の容赦は見えない。

 

「我が夫っ♡ 我が夫っ♡ 私の大事なバーヴァン・シーオナホの具合はいかがですかっ♡」

 

「あー、これこれ……たまにやらせると気持ちいいんだよな。ちっちゃい方も味わいたいな」

 

「わかりましたっ♡ 行きますよオナホ二号っ♡」

 

「んぎゃっ……ンッ……ぎょぉ゛ぉ゛ぉ゛っ♡♡♡」

 

「ま、待ってモルガン! やるたんびに、容赦が無くなってない!? ボク、壊れ……ン゛ごぉ゛っ♡♡♡♡♡」

 

 お兄さんに具合を聞くと、もう片方も使って悦ばせろという返答。それを聞いた途端目をぎらりと輝かせて……バーヴァン・シーをゴミのように引き抜いて投げ捨てて。いやいやと暴れるハベトロットを掴むと、さらに勢いを増した振り下ろし。ちっちゃな彼女のおなかが、お兄さんのおちんぽ様のカタチにぼっこんっ♡ と膨れる。し、子宮まで挿入(は)ってないあれ……? あんなにも大事にしていたのに。愛しそうに眺めていたのに……ぴくぴく♡ と震えるちいさなオナホで、執拗にぐぅり♡ ぐぅり♡ とお兄さんを悦ばせる。

 

「はぁーっ♡ 大事な物で我が夫に奉仕するの、やめられない……♡ 許せとは言いません♡ 座に還ったら、ちゃんと再召喚をお願いしますからっ♡ ブッ壊れるまで使いますっ♡」

 

「壊すまではせんでいいって……呆れた元王様だなマジで。お前はやっぱりおよめさん検定不合格だ……あー、射精(で)る」

 

「お゛っごぉ゛っ♡ ぶくぶくぶく……♡」

 

 そしてその奉仕の結果は……すげなくおよめさんにするのを断られ、肩とハベトロットを落としてさらにぐりぐりするモルガン。表情からすると、最初から無理なのはわかっていたらしい……無駄だと知りながらも、大事な物を消費物として扱うその姿。ちっちゃなオナホまんこから精液を。口から泡を噴いて痙攣するハベトロットでどっちゅん♡ どっちゅんっ♡ と奉仕するのを、やめようとしない……本当に座に還らせようとしているかのような、悪魔のような虐待ピストン。

 

「わかったか? リッカ……幸せになるためには、躊躇ってはいけない……全て貢いでも、愛されるとは限らない。だがそれこそが……持てる全部を投げ捨てて、旦那様に全てを捧げることこそが……女の幸せなのだ」

 

「は、はい……♡」

 

「うむ、いい返事だ……マシュ、入ってくるがいい」

 

「はい、陛下……♡」

 

「マシュ……♡ その、恰好……♡」

 

 そして……満足そうな陛下の声に従い、入ってきたのは……私の愛しい愛しい……強い絆で結ばれていたはずの、大事だった後輩。だが、彼女の身体がそれを全力で否定していた。そのボリュームアップした、ムチ肉に書かれている文言の数々。揉むと幸せになるマシュマロおっぱいには、左に『男根挟み専用器具』、右に『殿方専用ミルクタンク』。すべすべとしたおなかには、『ざーめん貯蔵場所♡』。そしてふとももには……『←おちんぽ様専用♡』の文字。私の物には絶対にならないと主張する……お兄さん専用オナホ宣言。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「先輩、一緒にオナホになりましょう……♡ ちゃんと、ペンも用意してあります♡ 油性ですから、安心ですね♡」

 

「マシュ……うん♡ マシュに書いて欲しいな♡ えっとね、書いてもらいたいのは……♡」

 

「先輩、イヤらしい……♡ とんでもないマゾオナホですね♡」

 

「マシュだって♡ こんなにイヤらしい女の子だって、わたし気づかなかったよ……♡」

 

「もう、オナホだって言ってるじゃないですか……♡ 私もう、女の子じゃないです……♡ ちゃんとした、あの方専用オナホですから♡」

 

 二人の間に、言葉は要らなかった……裏切っただとか、どうしてだとか。そのような自覚の足りぬ言葉を吐き出すことなく。きゅっきゅっと、人類最後のマスターの身体に描かれていく誓いの言葉。マゾパイの右には『乳揉みフリーの揉まれたがり♡』、左には『ミルクも出せない産廃タンク♡』。おなかに描くは『腹パンにも興味あります♡』。そして、オナホ穴に描かれるのは……『人類の裏切者♡』。イチャイチャと仲良く描く、二人の絆を感じさせる……完全に頭がイかれていることを伺わせる、人間失格宣言。

 

「どれ……身体だけでは、足りなかろう。ちゃんと用意してある故……好きな条件を書くがいい」

 

「せ、自己強制証明(セルフギアススクロール)……♡」

 

「陛下っ♡ ありがとうございますっ♡ せ、先輩っ♡ どんな条件を書きましょうかっ♡」

 

「えっとね、えっとね……♡ 私たち、藤丸 立香とマシュ・キリエライトは……♡」

 

 その確信を補強するため、手渡す羊皮紙。渡した瞬間に見せた顔は……二人揃って、輝くような笑顔。苦労して、じっくりトロトロ煮込んでやった甲斐があった……カーマによる就寝時のマゾメス調教。解毒の追い付かない致死量の媚薬と睡眠薬を贅沢に使った昏睡アクメマッサージ。国を挙げた、集団圧力による常識のすり替え……やれることは全てやった。一秒も快楽から逃れる時間を与えない、国家総動員調教。これが、一丸となった我が国の力……処女ですら、夢見るオナホに変える我が国の真価。これから逃れることは、ビーストですら出来はしない。

 

「どれどれ……ふむ。まだ甘いな♡ ここは、こうした方が……」

 

「なるほどー! さすがは陛下♡ 確かに排泄管理は必須ですもんね♡」

 

「さすがはおよめさんです♡ こことか、こうするのはどうでしょう♡」

 

「何……? 天才か? わ、私も新しい自己強制証明(セルフギアススクロール)を書きたくなってきたな……♡」

 

 どれ、私も混じるとしよう……新しい臣下の華々しい門出(オナホデビュー)である。およめさんとして、旦那様に捧げる最新型オナホに不備があってはいけない。二人の和気あいあいとした人権投げ捨て誓約書に目を通すと……なるほど。まだまだ自覚が足りないところもあるが……光るものも感じる。やはり、新しい風というのは重要な物だ……この二人の知識を活用すれば、もっと旦那様を悦ばせて差し上げられるに違い無い。

 

「よーし、出来たッ♡ お兄さん、確認お願いしまーすっ♡」

 

「ど、どうでしょう……♡ ご不満なら、色々書き加えてもらっても……♡」

 

「私としては、問題ないと感じます……オナホとして不足の無い条件かと」

 

「おう。どれどれ……」

 

 手渡された旦那様が、目を通す自己強制証明(セルフギアススクロール)。読み進めるたびに頬が緩むのを見ると、満足して頂けているようだ……とても嬉しい。苦労が報われた瞬間である……描いた条件は、以下の通り。

 

『束縛術式 

 

 対象:藤丸 立香

 

 カルデアの令呪が命ず。

 各条件の成就を前提とし、制約は戒律となりて、例外無く対象を縛るものなり。

 

 制約:

 人類最後のマスター、藤丸 立香に対し、病める時も健やかなる時も永久にその心身を逞しくてかっこよいお兄さん♡ にその身が持つ人権を含む全ての権利をオナホとして譲渡することを命ずる。具体的な権利としては、肉体の管理権(好き放題に改造してください♡)。生理的欲求の解消権(ご命令が無ければ一生オナニーもしません♡ トイレに行くなと言われればその場でおもらしを披露します♡)。服飾の選択権(素っ裸でも乳首ピアスでもクリピアスでも♡ お好みのマゾメス衣装を着こみます♡)、後輩に関する全ての権利(マシュも好きにしてくだーい♡ お兄さんにあげます♡)。etcetc……

 

 条件:

 特になし♡ おまんこでスタンプ押したら効力発揮♡』

 

 マシュについても、同様。素晴らしい条件である……特に服飾の選択権などは、考えていなかった。そして……一つだけ不備があるが、これは旦那様ご自身に直して頂くべきだろう。旦那様の名前は、彼女の前で語ることが禁じられている……何せオナホサーヴァントに限らず、私も言論の自由は既に自己強制証明(セルフギアススクロール)にておまんこスタンプぺったん♡ して捧げている。褐色ロリオナホが口を滑らせかけたのは危なかった……旦那様の楽しみを、一つ奪いかけたあのぷにあなは別途制裁すべきだろう。

 

「ほう、良い条件だ……よし、ここをこうして……できた。ほれ」

 

「わぁいっ♡ 何を書き加えてくれたのっ♡ ……え」

 

「な、何でしょうっ♡ ああ、先輩は知らないんでしたね……♡ ……嘘」

 

「ふふ、秘密だったからな……♡ ん……? 何故マシュまで驚いて……旦那、様……?」

 

 脳が理解を拒む……名前の部分は良いだろう。だが……だが。これは……魔力が心臓からあふれ出る。心臓が破裂しそうなほどに……そこには、例え旦那様といえど。およめさんとして認めがたい文言が書き加えられていた。……条件は、以下の通り。

 

『束縛術式 

 

 対象:藤丸 立香

 

 カルデアの令呪が命ず。

 各条件の成就を前提とし、制約は戒律となりて、例外無く対象を縛るものなり。

 

 制約:

 人類最後のマスター、藤丸 立香に対し、病める時も健やかなる時も永久にその心身を逞しくてかっこよい先(・)代(・)人(・)類(・)最(・)後(・)の(・)マ(・)ス(・)タ(・)ー(・)、(・)藤(・)丸(・) (・)立(・)夏(・)♡ にその身が持つ人権を含む全ての権利をお(・)よ(・)め(・)さ(・)ん(・)第(・)二(・)号(・)として譲渡することを命ずる。具体的な権利としては、肉体の管理権(好き放題に改造してください♡)。生理的欲求の解消権(ご命令が無ければ一生オナニーもしません♡ トイレに行くなと言われればその場でおもらしを披露します♡)。服飾の選択権(素っ裸でも乳首ピアスでもクリピアスでも♡ お好みのマゾメス衣装を着こみます♡)、後輩に関する全ての権利(マシュも好きにしてくだーい♡ お兄さんにあげます♡)。etcetc……加(・)え(・)て(・)、(・)夫(・)た(・)る(・)藤(・)丸(・) (・)立(・)夏(・)の(・)赤(・)ち(・)ゃ(・)ん(・)を(・)、(・)ポ(・)ン(・)ポ(・)ン(・)産(・)み(・)散(・)ら(・)か(・)す(・)権(・)利(・)と(・)す(・)る(・)。

 

 条件:

 お(・)よ(・)め(・)さ(・)ん(・)第(・)一(・)号(・)。(・)ア(・)ル(・)ト(・)リ(・)ア(・)・(・)ペ(・)ン(・)ド(・)ラ(・)ゴ(・)ン(・)の(・)許(・)可(・)を(・)得(・)た(・)上(・)で(・)、おまんこでスタンプ押したら効力発揮♡』

 

「旦那様……旦那様ッ!? わ、私に何か至らない所がっ!? 捨てないで……捨てないでくださいっ!!」

 

「おいおいアルトリア、落ち着けよ……いいか、良く読め。お前の許可を得た上で、だ……それによく考えろ。こいつらとサーヴァント(オナホール)の違いは何だ?」

 

「違い……? 私以外は、全員オナホのはずでは……いや。生(・)身(・)の(・)人(・)間(・)……!」

 

「そうだ。こいつらは、マシュはデミ・サーヴァントとは言え……お前と同じ、生身の人間だ。およめさんの義務を十分に果たせる。そうは思わないか?」

 

「あ、ああ……! ああああああ……!」

 

 世界が崩れ去るような衝撃。そうだ、私は何で気づかなかったのか……こいつらは、生身の人間……生理的現象が存在する。つまり今まで私が持っていた、私だけの……権利にして、最大の義務。ほっかほかのおよめさん卵子を旦那様に貢いで、旦那様のつよつよ精子を受精(ぷっちゅん♡)して……愛しき我が国民(赤ちゃん)を産む機能が存在する……! 

 

「え? えっ? 藤丸 立夏(・)? 先代人類最後のマスター? お兄さんが? およめさん? 何? ま、マシュッ! わたし、わかんない! でも……♡ お、およめさん……♡ お兄さんのおよめさん……♡ えへへ、シンデレラ……♡」

 

「せ、先輩っ♡ 陛下の前ですよっ♡ 二号さん、三号さんとして慎みを持ってぽんぽん産み散らかしましょうっ♡」

 

「……認めぬ」

 

「へ? 陛下……?」

 

「ッ! 先輩ッ! 私の後ろにッ! 『遥か遠き理想の城(ロード・キャメロット)』!!」

 

「認められるかァァァァァァァッ!!! 『最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)』ッ!!!」

 

 よし、こいつらをブチ殺そう。私はそう思い、聖槍を抜錨した。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「おー、すっげぇ……アルトリアのマジ切れ、ひさしぶりに見たな……」

 

「へ、陛下ッ! 待ってくださいッ! 話せばわかりますっ!」

 

「暴力反対ー! 陛下の心の広いところ、立香ちゃん見たいな―!」

 

「せ、先輩ッ! 煽らないで……ひぃぃッ!?」

 

「死ねェェェェイッ!」

 

 どんどん、どがんどがんと謁見の間が廃墟と化していく。アルトリアは生身の方が強い……なんたって、龍の心臓持ちだからな。だから、この異聞帯は成り立っている……龍の心臓を持つ、アルトリアと国民……俺(・)が(・)ア(・)ル(・)ト(・)リ(・)ア(・)に(・)産(・)ま(・)せ(・)た(・)子(・)供(・)た(・)ち(・)……劣化版龍の心臓から搾り出した魔力を税として徴収して、全サーヴァントの現界を維持。あとはギルの宝物庫から出したダグザの大釜と、藤太の無尽俵で食料問題を解決。他にも色々、使える物はあるし……戦闘機一機分が腐るほど。俺が絆を繋いだ全サーヴァントを、俺を触媒にして召喚してコキ使えばできないことなんて無い。

 

「おーおー、張り切っちゃって……しかし、目の保養にもなるな……」

 

「マシュッ! さくせんっ! 『いのちだいじに』ッ! 瞬間強化ッ!」

 

「先輩ッ! それは作戦ではな……ひゃぁぁっ! およめさんになる前に死ぬのは嫌ァッ!」

 

「一秒でも早く死ねッ! この不快な害虫共がッ! 貴様らの屍を喰らって、我が糧とすればセーフッ! 旦那様の二号三号として、我が腹の中で生き続けろォッ!」

 

「カニバリズムッ!?」

 

 ガリガリガリガリィッ! と、マシュの盾が火花と悲鳴を上げる。天元突破しそうなほどに、高速で回転する最果ての槍。殺伐とした戦闘であるが……三人とも裸と、それに近い服装で跳ね回っているせいでひと昔前のえっちな格ゲーになってやがる……ぶるんっ! ばるんっ! と、激しいアクションをするたびに乳が揺れる……とても見ていて楽しい。こんなんで慌ててたら、人類最後のマスターはできねぇ……だが愛すべき後輩たちは、経験が浅い。ここは助けてやるべきだろう……宝具、開帳。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「落ち着けよカス。『全てを統べる絆(ラスト・ヒーロー)』」

 

「宝具ッ!? お兄さんは人間じゃっ!?」

 

「元、な。じゃなきゃお前が産まれるわけがねぇ……セイヴァー(救世主)のサーヴァント、藤丸 立夏。よろしくな」

 

「ぶげっ」

 

 目の前で暴れ狂う悪龍(私の道を阻む物は、だいたい悪。マシュが言ってた)をブチ殺して成り代わる算段を考えつつ、後輩を盾にしていると……およめさんドラゴンの後ろで、膨れ上がる魔力。眼を向けると、ぴかぴか光るお兄さん。光魔法・かっこいいポーズまで使えるなんて、やっぱりお兄さんはすごい。そう現実逃避していると……心の狭い陛下がブッ潰れていた。さすがはお兄さん……ちんぽだけじゃなくて、物理的にも強いとは。惚れ直すというものである。

 

「単騎でラスボス陛下を倒すなんて……お兄さんに夢中で見てなかったけど、どんな宝具なの?」

 

「お前、結構余裕あるよな……毒が抜けてきたか。何……俺自身に、戦闘能力はねぇ。一向に雑魚だよ俺は……今のは最大サイズのプロテアとバニアン。あいつらをアルトリアの上に召喚して落としただけだ。全ての女サーヴァントは、俺に絶対的命令権がある。普通は死ぬけど、頑丈だから生きてるぞ。頭は冷えただろうが」

 

「えー。生きてるの……立香ちゃん女王様計画が」

 

「ほんと、いい性格してるよ……存在は争えねぇな。だからお前らを、およめさんにしようと思ったんだが」

 

「わぁい」

 

 話が合うはずである……なんたって、自分自身。恐らくアルトリアたちと同じ、違う道を歩んだ私なのだろう……立香ちゃんにしては、多少外道気味であるが……何、かっこいいからセーフである。おちんぽ様が生えているだけはある。しかし何で、アルトリアは急にキレたのだろうか。あと私、死後サーヴァントになるの……? 急速に頭が冷えていく……あと毒って言ったぞ、この人。私たちは、毒は効かないはずでは……?

 

「ああ、不思議そうな顔してるな……俺たちは、毒が効かないわけじゃねえ。分解が異常に早いだけだし……媚薬はわりと効く。あと呪いとか含んでると駄目だな。コヤンスカヤに毒を盛られてみろ。マジで死ねるぞ」

 

「コヤンスカヤって、誰」

 

「コイツ。おっと、媚薬壺に漬けてたんだったか……すまんすまん、三か月延長」

 

「ひぃぃ……♡ た、たしゅけてっ♡ たしゅけてくださ……嫌ァァァッ♡♡♡」

 

「何したの? 今の人」

 

「特に何もやってねぇよ? ただの暇潰し。ビーストだから、超頑丈。いいおもちゃだよな」

 

「外道すぎる……ビーストのイメージ、壊れるぅ」

 

 お兄さんが、ずるりと王の財宝っぽい空間から引きずり出したのは……ピンク髪の、玉藻っぽいサーヴァント。どうやらマジで、全玉藻が揃っているらしい……でろんと舌を垂らしてアへっていたかと思うと、すぐにまた没シュート。というかビースト……? ゲーティアと同格なの、今の……? にしては扱いが雑すぎる。お兄さんはマジで私なんだろうか。どこをどうすれば、ビーストをオナホ扱いできるのだろうか。

 

「ビーストなら売るほどいるぞ? フォウはサーヴァントじゃねぇから、ここには召喚出来なかったが……キアラとか、お前の調教に使ったカーマもそうだし……ティアマトも飼ってる。お前はドラコ―は知らないんだっけ」

 

「ティアマトって、飼えるんだ……知らなかった、そんなの」

 

「飼えるぞ。まぁサーヴァントになってからだが……俺自身もビーストだし、出会っちまえば女型でサーヴァントなら絶対に勝てる」

 

「私、将来ビーストになるの……?」

 

 なんと、このお兄さん。サーヴァントどころか、ビーストまで兼業しているらしい。本当に私と同一人物なのだろうか……人生が波乱万丈すぎる。セイヴァーはまぁ……私も世界を一回救っている。言われてみればまぁ納得はするが……ビーストなんて、どうやったらなれるんだろうか。なりたいとも思わないけれど……というか、ビーストって人類史の最大の敵じゃなかったか。まぁ私も裏切る気まんまんだけど。

 

「お前はならねぇ。ならせねぇ……ビーストⅢ/P。真ん中に角が生えてるのは、俺だけでいい」

 

「LでもなくRでもなく、真ん中なのにP……? Pennis(おちんぽ様)!?」

 

「司るは、『淫欲』。救世主が成り果てた、人類を最悪の手段で救う大災害……お前がビッチなら、Vになってたかもな」

 

「絶対いや……お兄さんがいい。普通のおんなのこに戻りまーす」

 

 だいたい、女性体だとキアラさんとカーマと丸被りである……あの二人とネタが被らないビッチ。そんな特色ある変態女に、なりたいとは思わない……お兄さんのおよめさんになっておくのが吉と見た。だいたい私、もう世界救ってるし。この特異点も世界を脅かす物ではない……脅かしたのは、私とマシュの尊厳ぐらいである。もうゴールしてもいいよね。ここならなんか、幸せにしてもらえそうだし。

 

「ああ、お前まだ知らないんだもんな……世界、また滅びるぞ」

 

「えっ」

 

「しかも敵は、もっとヤバい。アルトリアとかかわいいもんだぞ」

 

「えっえっ」

 

「俺たちに休みなんかねーぞ? ネロ祭何回やったと思ってんだ」

 

「死ぬ……死んじゃう」

 

「出来上がったのが俺です」

 

「嫌ァァァッ!」

 

 お兄さんの口からは、出るわ出るわ。クリプターに異聞帯。モルガンとかは見たことないと思ったら、異聞帯の王だったらしい……しかもその世界がえげつなさ過ぎて、途中で謀殺されたとか。……妖精とか、この世界は神秘が溢れるブリテンなのにいないと思ったら。モルガンが駆逐していたらしい……完全にトラウマになっているそうだ。そりゃあ王さまなんて、やりたくなくなるよね。話を聞くだけで気分が悪くなってきたもん。

 

「お前はこのままだと、十中八九ロクな目に合わん。俺は男だから大丈夫だったが……ここよりもエロひどい目に合う可能性は十分ある。かわいそうにな」

 

「未来のネタバレって、残酷ぅ……」

 

「だ、大先輩ッ! 私は!? 私はどうなるんですか!?」

 

「言いたくないぐらいには、ひどいことになる」

 

「先輩。ここに住みましょう……お外の世界は怖いです」

 

 この世界に、マシュは存在しない……お兄さんの時にもいたらしいのに、今ここにいないということは……ドクターと同じような末路をたどった可能性がある。マシュも同じことを考えたのだろう。滅茶苦茶顔色が悪くなっている。その提案に、立香ちゃんも同意見だ……ダ・ヴィンチちゃんには悪いけれど、ここに骨をうずめよう。元々そのつもりだったけれど、決意が一層硬くなった。マシュと一緒に、かっこよくて強いお兄さんに守ってもらおう。

 

「ちなみに、ここにしがみつこうとしても無駄だぞ。救世主の不在を、世界は許してくれん。お前たちは最終的に、元の世界に戻される」

 

「詰んでるじゃんっ! お、お兄さんッ! 何とかしてッ!」

 

「いいぞ。俺がついて行ってやる。イージーモードで世界を救わせてやろう」

 

「えっ」

 

「問おう。お前が俺の、マスター(およめさん)か?」

 

 にんまりと笑い、こちらに手を差し伸べる先輩救世主にして……女をゴミのように扱う、最低最悪の大災害(ビースト)。私の答えなんて、決まり切っていた。




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