タマモキャットを仲間にした立香は、彼女と共に早速行動を開始した。
彼が最初に取った行動は、帰還……集落の男たちに襲われて放棄せざるを得なかった元隠れ家へと舞い戻ったのである。
立香の行動目的の一つがマシュの奪還である以上、あの集落には絶対に近付かなければならない。
それに、森の中には立香が見たことのない猛獣がいるかもしれないし、決して安全というわけでもないのだ。
だからまず、ある程度の地理を把握している集落周辺まで戻り、使っていた寝床を再利用する。
幸いなことに男たちの警戒も緩んでいるようで、洞窟の周りには警備や罠といったものは見受けられず、すんなりと侵入することができた。
問題はここからだ。この次の行動は慎重に選ばなければならない。
目標である、男たちに連れて行かれたマシュをどうやって取り戻すかを、真剣に考える時がやって来た。
直接、村に乗り込んでタマモキャットと共に大暴れするのが手っ取り早いが、たとえサーヴァントがいたとしてもあちらの戦力がわからない以上は無理は禁物だ。
タマモキャットも受肉しているため、魔術を用いていない普通の人間の攻撃でも傷を負ってしまうし、ステータスが弱体化している可能性だってある。
そもそも立香が討たれたらその時点でゲームオーバーになる以上、不必要なリスクは背負うべきではないだろう。
ならばこっそりと村に侵入するのもありかと考えたが、あいにくと立香もタマモキャットも隠密行動には適していない。
ゴブリンは小柄だから隠れるにはうってつけだが、非力なのでマシュが檻に囚われていたりしたらその時点でアウトだし、見つかったら間違いなく袋叩きにされた上で殺されてしまうだろう。
それに、できれば村の人々の命を奪いたくないという気持ちもある。
制圧のために攻撃はしなければならないだろうが、あくまで彼らはゴブリンである立香を敵とみなしているだけで、マシュに危害を加えたりだとかの意思はないはずなのだ。
何の罪もない人々を殺めたくはないし、自分も死にたくない。
その上で、マシュをどう助けるべきなのか?
考えに考え、立香が辿り着いた結論は……
待ちといってものんびりと時間を無駄に過ごすのではない。罠を張り、相手を迎え撃つことを指している。
少しずつ、じわじわと相手の戦力を削り、好機を待つ。戦力や情報が少ない今、それが最上の策だと立香には思えていた。
……それに、この迎撃作戦にはもう一つの目的がある。
上手くいくとは限らないが、自分の予想が正しければきっとこうなるはずだという考えを立てた立香は、洞窟の周囲に罠を仕掛けた上でタマモキャットとの性交に励んでいた。
「オッッ♡ オッッ♡ オッッ♡ オオンッ♡ いいぞ、ご主人っ♡ キャットのまんこはご主人のニンジンを美味しくもぐもぐできて最高に幸せなのだなっ♡」
獣じみた嬌声を叫びつつも、前回とは違って理性を完全に融解させているわけではないタマモキャットが嬉しそうに尻尾と尻を振る。
どうやら野性の獣としての本能を持つ彼女は四つん這いになっての交尾が好きなようで、立香もそれに応えて激しく腰をタマモキャットの丸く大きな尻へと叩き込んでいた。
「ンオッ♡ オオッ♡ ンオォオッ♡ なんと猛々しい腰の振りだぁっ♡ しかし、これでアタシを孕ませるつもりがないというのだから、ご主人の精豪っぷりにはびっくりだワン♡」
タマモキャットの言う通り、立香にはこの交尾で彼女を孕ませるつもりはない。
雌を孕ませるための交尾とそうではない交尾の使い分けができるようになった彼は、膣内射精をしながらも敢えて雌に子を宿さないという選択を取れるようになっている。
では、彼は今、ただ楽しむだけの性交をしているのかと聞かれるとそうではない。
立香は今、集落の男たちへとエサを撒いているのだ。
前回の襲撃時、男たちは洞窟から獣のような雄叫びを聞いたと話していた。
それはゴブリンとなった立香の声……ではなく、彼に抱かれていたマシュが出していた嬌声だろう。
理性が飛んだ彼女の淫らな声を聴いて、そこに何か魔物が隠れていると判断した男たちは、部隊を作って様子見に来た、というわけだ。
であるならば、ここでまた同じことをすれば、同じようにあの集落の男たちが様子を見に来る可能性がある。
そこを待ち伏せしようというのが立香の作戦であった。
「オヒッ♡ アオオッ♡ ワオォオンッ♡ いいゾッ♡ ご主人っ♡ そのままアタシのことを貪り食らってくれっ♡」
立香という雄に忠誠を誓うタマモキャットは、彼の糧になれることを心の底から喜んでいるようだ。
先ほどから立香の肉棒を迎え入れるかのように尻を振り続けているし、本当に彼女は主思いの忠犬だな……と考えていた立香は、目の前にある尻の中心の窄まりがひくひくと痙攣している様を見て、ちょっとだけ悪いことを考えてしまった。
右手を尻から離し、人差し指を舐めてたっぷりと唾液を塗す。
そのまま、左手で軽くタマモキャットの肛門を開いた立香は、そこに人差し指を一気に捻じ込んでみせた。
「ンオッホォオオォオオォオオォオッ♡♡♡ オッ、オオッ……? ンオッ♡♡♡ ンアオォオォオオォオオオォオンッ♡♡♡」
完全なる不意打ちでアナルを穿られたタマモキャットの絶叫が洞窟内に響き渡る。
種付けをされた時のように理性を蒸発させ、その時よりも重く鈍い嬌声を上げて叫ぶ彼女の尻穴に挿入した指をぬぽぬぽと音を響かせるように出し入れしながら、腰を振り続ける立香。
膣も、尻穴も、どちらも強く立香のことを締め付けている。
余裕がなくなったことで主を迎え入れる尻の振りを止めてしまったタマモキャットであったが、立香の不意打ちには一切怒らず、それどころかむしろ彼の行動を喜んでいるような素振りを見せていた。
「オオッッホォオオォオッ♡♡♡ なんという、ことだっ♡ ご主人はアタシを孕ませて子を産ませるだけでは飽き足らずっ♡ 尻の穴まで貪り食らおうというのだなっ♡ いいっ、イイぞっ♡ どこまでも貪欲なその姿勢っ♡ 獲物を余すことなく食らおうとするその在り方こそ、真に強き雄へと覚醒するに必要なものだっ♡ そのままアタシを食らえ、ご主人っ♡ アタシの全ては、ご主人に食らい尽くされるためにあるのだからなっ♡♡♡」
タマモキャットが憧れる雄は、どこまでも強い存在であるようだ。
実際に強いだけではない。欲望に忠実で力を求め、そのために足掻き続ける貪欲さを持つこともまた、彼女が愛する雄の姿の一つなのだろう。
幸運なことに、そのイメージと今の立香の姿は驚くほどに一致していた。
マシュを助け出すために力を求める彼は、タマモキャットの望み通りに彼女を犯し、その女体を貪り尽くしていく。
「オホッッ♡♡♡ んいほぉんっ♡♡♡ ケツ穴にご主人の指が、にほぉおんっ♡♡♡ オンッ♡♡♡ オォオオオンッ♡♡♡ 肛門穿られながら子宮を叩きのめされるの、キクぅううっ♡♡♡ 絶頂が、とまらぬゾっ♡♡♡ ンオッホッッ♡♡♡ オオォオオオッッ♡♡♡ アオォオオォオオンッ♡♡♡」
「グオオオオオッ!!」
人差し指に続いて中指まで肛門に挿入しながら、何度も何度も束ねた指を出し入れする立香。
タマモキャットのキツいアナルを広げるように指を動かし、塗した唾液を直腸に吸収させるように奥まで突っ込んでは、排泄の悦びを思い出させるように思い切り引き抜く。
受肉しているが、サーヴァントである彼女は排便の感覚を長らく味わっていなかったのだろう。
生物として本能に刻まれている排泄の悦びを久方ぶりに思い出しながら、雌としての悦びをも貪る彼女は、段々とその本能を開花させて淫らに堕ちていく。
「ンオォオオオォッ♡♡♡ ごしゅ、じんんっ♡ この駄犬のっ、願いをっ、聞いてくれないかっ♡♡♡ ご主人がこの交尾でアタシを孕ませるつもりがないことはっ♡ 重々っ♡ 理解して、いるがぁあああっ♡♡♡ ここまでされてはどうにもっ♡ 雌としての欲が止められんっ♡ どうかこのまま、キャットを孕ませ――ンオォオオオオオォオオオオオオッ♡♡♡」
タマモキャットの孕ませ懇願は最後まで言葉として紡がれることはなかった。
立香が今まで以上の勢いと強さを以て、彼女の子宮を奥へと押し込んだからだ。
彼女の子として転生したことで習得した【怪力】のスキルを発動した立香は、上昇した筋力を活かして凄まじい勢いでのピストンを繰り出し続ける。
無論、最低ランクのEランクである【怪力】スキルでは長くは効力はもたないだろうが……彼女を孕ませるまでならば十分過ぎる時間があるだろう。
肛門を指で穿りながら、逞しい腰の動きでピストンを繰り出しながら、凶悪なゴブリンペニスで膣全体を蹂躙しながら……タマモキャットの願望を叶えるために動き続ける立香。
自身の願いなど言葉にせずとも理解できていると、交尾の動きと激しい突き入れによって子宮を叩くことで主張する彼の考えを読み取ったタマモキャットは、快感と多幸感に身を震わせながら大声で吼える。
「オォオオォオオォオッ♡♡♡ オオオ~~ッ♡♡♡ ご主人っ♡ ごしゅじん~~っっ♡♡♡ 既にキャットの浅ましい欲を、ご主人は見抜いていたのだなっ♡ 計画を変更してでもアタシの願いを叶えようとしてくれるだなんてッ♡ ご主人に仕える雌として、これ以上の幸せはないっ♡ オッ♡ オオオッ♡♡♡ ンヘオオッ♡♡♡ ご、ごしゅじんにだけ奉仕させるだなんてのは、正妻メイドとしての名折れだワンっ♡♡♡ アタシもっ♡♡♡ 全力でっ♡♡♡ イかせてもらうゾッ♡♡♡ ンアオオォオオォオォオオォオオッッ♡♡♡」
本来奉仕すべき側の雌である自分が、主であり雄である立香に奉仕されている状況を快く思わなかったタマモキャットは、全ての力を振り絞って彼の想いに応えるための尻振りを再開する。
立香同様に【怪力】のスキルを発動した彼女が先ほどそうしていた時よりも激しく力強い尻の振りを以て立香の腰を受け入れれば、両者のぶつかり合いによって洞窟内に激しい打撃音とタマモキャットの嬌声が轟いていった。
「ンオアオォオオオオオォッ♡♡♡ オォオォオオオオォオオオォオンッ♡♡♡ ンオオォオオオオオッ♡♡♡ オオオォオオォオオオオオオッ♡♡♡ ンオ~~~~~ッッ♡♡♡」
もう、理性なんて彼女は捨てた。雌として孕まされ、生物として排泄の悦びに打ち震え、仕える者として主に奉仕するタマモキャットは、快感と幸せを存分に享受しながら本能のままに尻を振り、立香の肉棒を受け止め続けている。
これだけの咆哮を上げているのだから、間違いなく集落にもこの声は届いているだろう。
多分、明日には斥候が様子を見に来るだろうなと思いながら、立香は思い切りタマモキャットの肛門から二本の指を引き抜き、ぬぽぉんっという下品な音をとどろかせてみせる。
「ンオッホォオオオオオオオォオオオオオオォッ♡♡♡ アオォオォオオオォオォオォオオォオオオンッ♡♡♡ オ゛ッッ♡♡♡ ンオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッッ♡♡♡ アオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッッ♡♡♡」
立香に腸壁を引っかかれながら肛門を刺激されたタマモキャットは、その瞬間に大きな尻をぶるぶると震わせながら絶頂した。
続いて、フリーになった両手を激しく痙攣する彼女の尻へと叩きつけるスパンキングによって、追いアクメとでもいうべき絶頂に押し上げられてしまうタマモキャット。
だが、そこで行為は終わらない。彼女の本懐は、まだそこでは遂げられていないのだから。
肛門と尻で味わった絶頂に加えて与えられるのは、激しいピストンによって子宮を押し込まれた後でその内部に熱く滾る雄の精を注ぎ込まれる雌としての悦び。
そして……その余韻が去らぬ間に味わわされる、受精したいという欲望を叶えてもらう幸せを享受したタマモキャットが、換気の咆哮を上げる。
以上、五つの絶頂をどう彼女が味わい、どのレベルの悦楽を感じているのかが、立香には手に取るように理解できていた。
びゅくびゅくと激しくタマモキャットの子宮内に精液を注ぎ込み、そこに収まり切らなかった白濁液が逆流する様と激しい五連続絶頂によって未だに痙攣を続けている彼女の丸い尻とぴーんと伸びた尻尾を見つめながら、立香は一仕事を終えたことによる充実感を胸に息を吐く。
「オッッ♡ ンオッッ♡ は、孕んだぁ♡ ケツ穴穿られながら、ご主人の子を孕んだぁ……♡ また、産むぞ♡ 強く逞しいご主人の子を、アタシは産む、ゾ……♡ オホッ♡♡♡」
タマモキャットが産んだ子供に意識を転送するまで、まだ少し時間がありそうだ。
そう考えた立香は再び彼女の緩んだ肛門へと指を挿入し、そこをぬぽぬぽと穿り始める。
いつか訪れる、彼女の全てを食らい尽くす日に備えての前準備を行っていく彼の容赦のない責めに、未だに絶頂の高みから降りることができないでいたタマモキャットは完全に陥落してしまっていた。
「オッホッ♡♡♡ ホッヒィッ♡♡♡ ンオッッ♡♡♡ アオォオッ♡♡♡ オ゛オ゛オ゛オ゛ンッ♡♡♡ ンヘオッゥッ♡♡♡ ゆ、ゆび、さんぼっ♡♡♡ ンホォオオォオォオオォオッ♡♡♡」
響く、轟く、雌の絶叫。その声は、天高くまで昇ると共に集落の人々へとゴブリンの帰還を確信させる。
少しだけ計画の変更が必要だとは思いながらも、ここで転生を行うことで明日からの戦いを寿命を気にせずに望めるなと考える立香は、そのままタマモキャットが限界を迎えるまでの間、彼女の尻穴を穿り続け、アナル開発を続けていくのであった。
――翌日の昼、立香の予想通りに村の男たち数名が斥候として立香が潜む洞窟へと接近してきた。
夜行性であるゴブリンは昼には寝ているという思い込みを利用した立香は、彼らを仕掛けてあった罠で撃退すると共に落としていった武器を全て回収する。
残念ながら、今の立香には人間用に作られた武器を使うことはできなかったが、これで向こうの戦力はわずかではあるが消耗させられたはずだ。
使えない武器を再び奪い返されることを拒否するために粗末な作りの棍棒や槍を火にくべた立香は、そこからも待ち伏せ戦法で男たちの攻撃を難なく凌いでいく。
翌日の襲撃は人数が増えたが、その分、罠にも引っかかりやすくなっていた。
誰かが罠にかかって混乱したところを適当に脅かしてやるだけで恐慌状態に陥った男たちは、武器を落としたり負傷しながら命からがら集落へと逃走していく。
そのまた翌日には罠探索のプロと屈強な男たちが立香の仕掛けたトラップを潜り抜けて遂に洞窟まで辿り着いたものの、残念ながらそこはもぬけの殻。
住処自体を囮にした立香が頭上や背後から急襲を仕掛ければ、不意を打たれた男たちはまたしても負傷者を出しながら敗走するほかなく、一切消耗することなく、立香は集落の男たちを追い詰めていった。
そして、四日目……何かが起きるならば今日だろうと考えている立香は、万全の迎撃態勢を整えながら周囲の気配を探り続ける。
この三日間の襲撃で、集落側は少なくはない打撃を受けたはずだ。
戦力となる男たちは傷付き、武器や防具を奪われ、戦いに必要な力はかなり低下している。
前に一度見たきりだが、あの集落はあまり大きくはなかったはずだ。
ここまで与えた被害から考えても、もう守りを固めるので手一杯で攻めにくるだけの戦力を保持しているとは思えない。
だが、あの集落の人々は立香を放置などしないだろう。
狡猾な罠を張り巡らせ、幾度となく襲撃を切り抜けたゴブリンがすぐ近くにいる……しかも自分たちはそいつが捕えていた雌を奪ってしまったのだから、復讐されてもおかしくないと怯えているはずだ。
だから彼らは立香を無視できない。どうにかして、立香を殺さねば安心して過ごせないから。
しかし、先に述べた通りに彼らにはもう攻撃に打って出るだけの戦力はない。となれば……打つ手はたった一つだけ。
呼ぶのだ、外部から戦力を。
狡猾で凶悪なゴブリンを討伐してくれる傭兵とでもいうべき人物を雇い、その人物に全てを託すしかない。
そして立香は、その人物にサーヴァントがあてがわれるのではないかと考えていた。
色々と、条件はそろっている。あまり大きくはない集落に大規模な傭兵団を雇える余裕があるとは思えないし、そもそも敵として認定されているのは立香一人だけなのだから、必要以上の経費をかけようとは思わないはずだ。
となれば……そこそこに腕の立つ傭兵を一人、この洞窟に送るというのが集落の人間たちからすれば最も効率的な選択に思えるだろう。
問題はその人物が誰になるかという部分で、ここまで考えておきながらも別に立香にも確信があるわけではなかった。
それでも、もしもこの考えの通りに話が進んだ場合、自分はタマモキャットに続いてもう一人の女性サーヴァントを傘下に加えることができるかもしれない。
そのサーヴァントに子供を産んでもらえば、自分は更に強いゴブリンに転生できると……決して分が悪いわけではない賭けの内容に対して思いを馳せていた立香は、傍に立つタマモキャットの声を聞いて、はっと顔を上げた。
「……誰かが近付いてくるな。人間の臭いがする」
くんくん、と鼻をひくつかせたタマモキャットの言葉を耳にした立香が彼女へと指示を出す。
洞窟の陰に隠れるように無言で指示を出せば、タマモキャットはこくりと頷いて打ち合わせ通りの場所に身を潜めてくれた。
あとは、自分が役目を果たすだけだ。そう考えながら、夜の闇を照らす篝火の傍で油断なく入り口を見つめていた立香の前に、武器を手にした女性が姿を現す。
堂々とゴブリンの住処に踏み込む勇気を持ったその女性は、直剣と小型のバックラーを構えながら討伐対象である立香を睨みつけてきた。
「あんたが村人たちを困らせてるゴブリンだね? 悪いけど、ここで倒させてもらうよ!」
「ゴグッ……!?」
自分に対して敵意と殺気を向ける彼女は、油断なく立香を睨みつけながら戦いの構えを取っている。
そんな彼女の姿を見た立香は、どうにも複雑な感情を抱きながら小さく呻いた。
……予想は正しかった。あの集落の人々は、自分の下に腕利きの傭兵としてサーヴァントを送り込んでくれた。
だが、そのお陰で見知った顔である彼女から殺気を向けられる状況に追い込まれていることは、間違いなく立香にとって良くないことだ。
胸の谷間どころか上乳の半分以上を曝け出し、下半身もまるで下着のような布面積しか持たない服で大事な部分をギリギリ隠しているだけの彼女。
格好だけ見れば、完全にゴブリンに襲われるためだけに送り込まれた女戦士としか思えない彼女の名前はブーディカ……かつてローマ帝国に反旗を翻し戦った、優しく強い女王である。
そんなブーディカと相対する立香は心臓の鼓動を整えるように深く息を吐くと、彼女を己のものとするための戦いに臨むのであった。
藤丸立香(ゴブリン)
ステータス
筋力D
耐久E
敏捷E
魔力E
幸運E
宝具E
最大寿命 五日
スキル
【ゴブリン】
【無限転生】
【怪力:D】
従属させた雌
タマモキャット(絆2)