※この作品はR-18です。

宴会のたびに女妖怪に喰われる人間くんの話   作:輝く羊モドキ

4 / 7
ひゃあがまんできねぇ
レイプだ!


妖怪達はもはや手段を選ばなくなった

 なんか凄い行き倒れ集団を拾ってから暫く。ようやく家は落ち着きを取り戻した。今まで俺と矢持伊勢ちゃんの二人だけで持て余しまくっていた広い家は、丁度良いというべきか狭くなったというべきか、適正な人数となった。

 物置にすらならなかった二階の空き部屋に新たな住人が住み始める。当然ひと様の住居に居候する以上居住費を払えと(何故か矢持伊勢ちゃんが)要求し、揃いも揃って金が無いから身体で払うと返す。

 

「えっちなやつ?」

 

「えっちなやつです!」

 

「許すかボケナス!!!」

 

 そういう事になった―――というのは冗談で。

 俺も結婚している身。そういう事を言われて心躍らん事も無いが、若い身空で自身の身体を粗末に扱うもんじゃない……と説教一つ口に出せば

 

「チンコおっ勃てながら説教とは随分偉いもんですなァ?ああ?」

 

 と矢持伊勢ちゃんに金玉蹴られながら睨み付けられ、俺は為すすべなく床に崩れ落ちた。俺が家主なんですが……。

 とまあそういう訳で居候達は身体(労働)で稼ぎ、居住費を払う運びとなった。

 で、余り気味だった金銭の使い道が居候達の食費へと消えたと思えば、それ以上の金額を居候達は稼いでくるので更に余り気味となってしまった。

 金銭に余裕が出ると無駄な散財をしたくなるのが人間の常である。そして無駄な散財と言えば……そう、魔法の森入口に店を構えている香霖堂である。……何、失礼過ぎる?古道具屋の癖に使用用途の分かった便利な物は非売品のコレクションにし、よく分からない物は適当に売るというスタンスを隠さない変人が経営する店だぞ。結論、妥当。

 

 そうして香霖堂に向かい、適当に使えそうで使えなさそうな物を物色し、なんだかよく分からない紋様が刻まれたり小さな宝石が埋め込まれたりしている指輪……?のようなものを買った。なんでも物理耐性?やら魔法耐性?が上がる装備品らしい。

 何故かその時、財布からお金を出そうとしている俺の手を見て店主が

 

「……その、君の着けている指輪は……」

 

「ん?ああ、霊夢との結婚指輪」

 

「ええ……」

 

 とドン引きしているような、出荷されていく豚を見るような目で見てきた事には納得がいかない。

 買い物を終えた俺は、買った指輪を眺めながら帰路につく。

 

 

 

 もうすぐ人里へ到着するという頃に里の方角から、金色の軌跡を残しながら超高速で飛びかかってくる八雲藍が見えた瞬間、俺の全身の毛がゾワッと逆立って逃走を始めた。

 ドゴォッ!と猪が突進してくる以上の衝撃を俺に与えながら八雲藍は俺を両腕で拘束し、俺は八雲藍と共に転がりながら地面に叩き付けられた。

 耐久力も回復力も人並み以上とは言え、妖怪の全力を無傷で耐えられる事は出来ない。一瞬で全身がズタボロになりながら、俺は八雲藍によって両腕を地面に押さえられる。

 

「貴方は……本当に、本当に理解らないヤツだ」

 

「ぐっ……いきなり、何……を……」

 

()()新しい女を囲ったな」

 

 そう言って、八雲藍は俺の肩に噛みついた。

 

「ッがァぁぁぁッ!!!?」

 

「臭う……臭うぞ……貴方から、貴方に近づく売女共の匂いが……鼻につく……!」

 

 肩の肉を噛み千切り、咀嚼し、飲み込む。

 どくどくと流れ出る血を浴びるように傷口へ顔をつけ、食いちぎった傷跡を舐める。

 

「一人二人ならまだ許そう。……だがなんだ、これは。三人、四人……五人。、紫様と私を裏切り、霊夢に手を出す……腸が煮えくりかえりそうだが、我慢しよう。鬼や天狗に襲われる分には、理解をしてやろう。だが、だが、だが。そこらの弱小妖怪等に()()()()貴方じゃァ無いだろう?なんだ?おい。なんだこの悪臭は。……本当に、貴方は……私をどこまでも狂わせる」

 

 血まみれの顔が、俺の口を貪る。鮮血の匂いが漂い、辺りから獣と妖怪の息遣いが聞こえ始めた。

 ゴソゴソと俺の懐を探り、先程買った指輪を見つけた八雲藍の目は異様にギラギラと輝き始めた。

 

「なんだコレは。まさか、まさかとは思うが……貴方が囲っている売女共に渡すつもりじゃァないよな?……なあ、私はこれでも、誰よりも貴方の事を想っている。ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと。貴方が朽ちるその時まで私と紫様で貴方を愛し続けてやれる。貴方が望めば、この身体を好きに汚しても良い。貴方が望む限り、貴方の子を産み育て続けるのも構わない。何度も何度も何度も何度も何度だって言ってやろう。貴方は、猛毒だ。私は既に貴方という猛毒に犯されているというのに、貴方は私達の下へいつまで経っても来てくれない。何故だ?」

 

 そう言って八雲藍は俺の手に指輪を一つ握らせる。

 

「……手に入らないオモチャなど、壊れてしまっても構わない。私が言っている意味が分かるな?さあ……その手に握らせた指輪をどうすれば良いか、お前がこれからも生きたいと言うのなら、どうすれば良いか……理解るな?」

 

 そして、俺の眼の前にすらりと伸びた左手を差し出した。

 右手は……肩の傷口に鋭い爪を押し当て、筋肉や血管を直接その爪で撫でている。

 

「ぐ……ゥ……ぅ……」

 

 俺は震える右手を気合いで抑えながら、ゆっくり、ゆっくり、ナメクジが這うような速度で、八雲藍の左手に向かわせる。

 

「……そうだ、それで良い。それで良いんだ。私は、貴方を喰い散らかして腹を満たしたい……だが、それは今じゃない。決して。紫様と共にお前の子を孕み、産み育て、お前が老いて死ぬ直前まで愛し、愛され、そして……お前を看取った直後にお前の死体を喰ってやる。それまでお前は悩まなくていい、苦労しなくていい。絶対に、絶対に幸せにしてやるから……だから……もう……」

 

 抑えても抑え切れない震えを抱えた右手が、八雲藍の左手と重なる。手の甲、手のひら、そして……薬指。ゆっくりとした動きで、指輪を掴んだ右手が、震えながらその指に合わさり……

 

「……あぁ、この時をずっと―――」

 

 

 

「―――爆風魔弾ッ!!!」

 

 

 

 震える右手で放った魔法の爆弾が、八雲藍の眼前で炸裂した。

 暴風と共に八雲藍は空へ吹き飛び、反動で転がりながらも俺は人里へ向けて駆け出した。

 死にたくない。死にたくなければ、八雲藍の薬指に持っていた指輪を嵌めればいいだけの話だった。だが俺は、やっぱり俺は。

 

 薬指に確かに存在する()()の存在を、一欠片も忘れちゃいなかった。

 

 全身を駆け抜ける激痛を堪えながら人里へ走る俺は、空を吹き飛んで行く八雲藍へ捨て台詞を吐いて逃げた。

 

「痛ェんだよちくしょう覚えとけ!悩まなくていい生活なんてクソだ!!苦労しなくていい人生なんてカスだ!!テメェ(自分)の幸せは、テメェ(自分)の手で掴み取るッ!!!半ば無理矢理結婚させられたようなモンでも、今の俺は霊夢一筋だコノヤロー!!!!!」

 

 そうして必死で走った俺は、周りで様子を窺っていた獣や妖怪達を押し退け飛ばしながら人里へたどり着き、家の扉をブチ破るように開けた。

 

「ああああ痛ってェなぁぁァもぉぉぉぉッ!!!腕がもげそうだってんだドちくしょォ!!!」

 

「―――おかえり♥」

 

 そこで、目が覚めた。

 

 

 

 

 ◇

 

 

 

 

 全身が、まるで川に落ちたかのようにビッショリと汗で濡れていた。

 気が付けば、手足が一本ずつ石膏のようなモノでガチガチに固められ、その上から荒縄を巻かれ、更に封印の札が貼られている。

 布団の上で全裸にされて転がされていた俺は、全く見た事の無い部屋の中に閉じ込められていた。

 

「おはよう。よぉ~く眠れたみたいね」

 

「いったいいつから……って顔ですね。貴方が香霖堂で指輪を買って、のこのこと出てきた……その瞬間からですよ」

 

 完全に拘束されている俺を挟むようにして立つ美女二人。八雲紫と八雲藍。

 

「なんでこんな事を?それはね、貴方が本当に、ほんとぉ~に()()()()()だからですわ。貴方が新しい妾を、しかも複数人囲い込んだこと……知らないと思っていて?」

 

()()()()()()()()()貴方が見た夢で、私が語った事は全て本心だ。貴方があのまま、私に指輪を通してくれたら……現実の貴方が死ぬその時まで、延々と幸せな夢に溺れさせてやれたものを……」

 

「貴方の『小賢しさ』は、よ~く知ってるわ。頭の悪さと諦めの悪さも、ね。今だって必死に脱出する方法を探ってるでしょ?……無駄よ。無駄なの。貴方の努力は、ぜぇ~んぶ無駄。貴方より遥かに頭の良い私が、時間を掛けて、貴方の考えそうな事を一つ一つプチプチって潰すように、貴方が逃げられない『檻』を作ったのよ?」

 

 八雲紫は優しく添えるような手つきで俺の頬を両手で挟み、息を吹きかけるように囁いた。

 

「もう、良いじゃない。冒険とか、霊夢の事とか、全部忘れて……私達と一緒に生きましょ?」

 

 八雲藍は俺の身体を抱きしめながら、耳元を舐めるように囁いた。

 

「貴方が望めば手足の拘束は外します。此処から外に出してあげます。『自由』を与えてあげます。だから、私達と共に生きましょう……」

 

 矮小な人間一人に対し、精一杯の()()を行う上位者の二人。両手足を完全に封じられ、完全に命を握られている……否、始めっから詰んでいたのだ。上位者に目をつけられたその時から、ずっと。

 逃げるどころか、抵抗の一つすら行う事も出来ない。生き延びる道は、ただ首を縦に振るしか無い。

 

 

 

 それでも。

 

「俺は、霊夢を裏切らない……!」

 

「……それで、此処で死ぬとしても?」

 

「俺は……絶対に死なないし、最期まで諦めてやるもんかってんだよ!!!」

 

 例え手足が封じられようが、魔力のカスすら練れなかろうが、まだ俺の心臓は動いている。頭は回っている。魂は燃えている。

 なら、諦める理由は欠片だって無いよなァ!

 

「そう……残念ね。本当に……」

 

 そう言って、八雲紫はスキマからぬるぅと身の丈程もある抜き身の刀を取り出した。

 

「この妖刀に斬られたら、死んでも魂が残るの。あの世になんか行かせてあげない。死んで永遠に。ずっと。永劫。私が魂を弄んであげる。地獄に行くより苦しいわよ。だって終わりが無いもの。私が死ぬ時、そのまま一緒に()()()()()()()()()に連れて行ってあげる。死んでも、一緒。全てが終わる、その時まで……素敵でしょ?」

 

 見ているだけで心が潰れてしまいそうな程の妖気を携えた刀が振り上げられる。

 八雲藍は、縋るような目で俺を見続ける。今からでも遅くは無い、と。だから、どうか、と。

 それでも。それでもなんだ。下らない意地?愚かな見栄?そういうんじゃない。そういうもんじゃぁ、無いんだ。

 始まりはいきなりで突然、無理矢理だったけれど。それでも、一度心に定めた()()を自分から捨てるような男にはなりたくないから。

 だから、刀がブレ、俺の頭に振り下ろされ、真っ二つになろうとも。額を、脳を、首を、骨を、肺を、全てが痛みも無く離れ、完全に視界が二つに裂けようとも。

 割れた視界の端で、八雲藍が静かに泣き崩れようとも。

 

 最期の、最期まで。俺は屈しなかった。

 

 

 

 

 ◇

 

 

 

 

 そして目が覚めると、身体が縮んでいた!!!

 

「いやどういう事だよ!!!」

 

「『ドッキリ』でした~」

 

 めっちゃ笑顔の八雲紫が『ドッキリ大成功』という看板を両手で担いでいる。

 先程までボロボロと涙を零していた八雲藍は、何が起きたのか全く理解出来ていない表情で固まっている。ちょっと待って、状況が過去一理解出来ない。

 

「……えっ……あ、れ……死んだ筈では……」

 

「やーごめんね藍。敵を騙すにはまず味方からって言うでしょ?」

 

「ゆ、紫様……これは……こんな……ぁぁ……本当に殺してしまったのかと……いつものような、御戯れとはまるで……!」

 

「……ふふ、ごめんなさいね。でもそのおかげでしっかり見れたでしょう?彼の、最期の死に様(おわりかた)が。このままならきっと、そう遠くない未来に……彼は今日と同じように死ぬでしょう。万策尽きて、四肢を捥がれ、それでも最期の最期まで命乞いなんてせずに……圧倒的な暴力によって死ぬの」

 

「ぇ、ぇ……ええ……ですから、もう、彼をこのままにしておく訳には……」

 

 そうして、ぐっと目を閉じて零れ出る涙を拭った八雲藍は俺の手足を封じていた札を剥がし、封印を解いた。

 

「なんか良い話みたいにしてるけど納得してねえからな俺はァ!!!」

 

 封印が解けた瞬間、手足を拘束していた荒縄と石膏を内側から破壊して八雲紫と八雲藍の顔目掛け投げつける。

 

「いきなり殺されかけた上に背まで小さくしやがってどういうつもりだオラァ!」

 

「『殺されかけた』じゃなくて『死んだ』のよ。まあ、99%ほど」

 

「「えっ」」

 

「貴方の精神が、本当の最期の最期まで折れなかったから、今こうしてちっちゃくなって生きてるのよ。もし途中、ほんの僅かでも妖怪(わたしたち)に屈しちゃうようだったら……まあ、さっき言った通り永遠に貴方の魂を弄び続けてあげるつもりだったけど」

 

「「えっ」」

 

 まさに狐につままれるような表情を浮かべている俺と八雲藍。ドッキリでしたと油断させておいて一歩でもミスってれば死んでたとか言われてどう思うか考えたことあります?

 あれだよな、ほんと。頭の良すぎる奴の考えている事がまるで分からん。死生観が……死生観が違い過ぎる……。

 

「……もう、この際俺が死にかけた事に関してはいいとしよう。追求し続けてもしょうがねえ。だが、それはそれとしてなんで俺の身体が縮んでるんですかねぇ!?なんか、ガキに戻ったみたいな感じなんだが!?」

 

 チンチンに毛は生えてないし、子供サイズだし、包茎だし。どういう事なの。

 

「決まってるじゃない♥」

 

「ッ!?」

 

 にまぁ……と顔を歪めた八雲が俺の股間に手を伸ばし、皮をむりやり剥いた。ビリィッと電流が流れるような痛みと共に、子供亀頭が外気に晒されてゾクゾクとした刺激を脳に通達してくる。

 

「早漏チンポだったのに、此処最近で何度も何度も激しいエッチしたせいで遅漏気味になってきてて私は悲しいわ……」

 

「なんで知ってんだ……くぅッ!!?」

 

「だからこうやって……エッチ経験値ゼロの子供に戻してあげたのよ♥刺激に敏感な子供チンポ……触ってるだけでもうイきそうなのね♥」

 

 動かされてる訳でも無いのに、指先で優しく触れられているだけで射精してしまいそうになる。歯を食いしばって耐えるが、子供の時ってこんな射精しやすかったか?

 

「ん……れぇぇ……睾丸(こっち)の機能はそのままにしておいたから、すーぐビュルビュルしてもあっという間に回復出来ちゃうわよ……さあ、イけ」

 

「ッッッ!!!?」

 

 びゅるるっ!!!びゅるるるるっ!!!びゅくっ!!!

 

 八雲紫の長い舌でタマを舐められていたと思ったら、一瞬で視界が真っ白に染まって射精してしまった。

 どばどばっと飛び出した白い粘液は、俺の股間に顔をうずめている八雲紫の顔にぶちまけられる。

 

「ん~~~ッ♥♥♥精通ザーメン……濃ぉい♥顔が、とっても重いわぁ……♥」

 

 腰が砕け、床に座り込んでしまった俺はそのまま八雲紫に片手で押し倒された。

 必死にもがくが、まさに大人と子供並の体格となってしまった差を覆すには至らない。

 

「貴方が魔法を覚えたのは、もうちょっと成長してからだったわね。だから……今の身体じゃぁ、逆立ちしたって魔法を使う事は出来ないわ……♥」

 

 床に仰向けで押し付けられた俺の股座に胸を置き、その手は俺の両腕を押さえ込んだ。

 

「……♥このまま、ノーハンドパイズリで搾り取ってあげるわ♥んっ……♥」

 

「あっ……くっ……はぁッ……!」

 

 両手を押さえ付けたまま、身体ごと揺らすようにおっぱいをイチモツへ擦り付ける。

 俺が悶える姿を至近距離で見つめたままニヤニヤと嗤い続け、小声で何度も「イけ♥イけ♥」と命令する。

 

 ビュルルッ!ビュゥゥッ!!びゅぶるるるっ!!!

 

 あまりにも緩やかな刺激だったというのに、この小さな身体ではまるで堪える事が出来ずに二度目の射精に導かれた。

 ビュッ!ビュッ!と八雲紫の胸の谷間から精液が噴き出し、そのまま八雲紫の首を白く染めていく。

 

「ふっ……ふっ……。貴方、本当に……小さくなってもイイわねぇ♥らーん、いつまで呆けてるつもり?」

 

「ぁ、は、はい!」

 

 絶頂によってパチパチ弾ける視界の端から、八雲藍が覗き込んでくる。そのまま、その端正な顔が近づいてきて……口付けを交わした。

 

「ん……ふ……んむっ……ちゅ……♥」

 

「ッ……!―――ッッ!!!」

 

 にゅるにゅると舌が口内をしゃぶりつくし、それでも尚甘ったるいキスを止めようともしない。

 手足は八雲二人の柔らかい四肢によって挟まれるように拘束され続け、身じろぎ一つとて出来ないまま、舌を犯されただけで三度目の射精に誘われた。

 

 びゅるっ!びゅるるっ!びゅくびゅくっ!!!

 

「あんっ♥熱っつい……小さくても本当に素敵ね……♥おまんこでシてあげる前に……徹底的にイジメてあげるわ♥……れぇろぉっ♥」

 

「んぶッ!?」

 

 八雲紫が俺の身体の上にしだれかかるように倒れ込み、俺の乳首を舐め回す。舌先でつつくように舐めたかと思えば今度は舌全体で飴玉のように舐め上げてきたり、反対側の乳首を指先で撫で続けたかと思えば胸全体を揉むように攻めてくる。

 そんなふうに防御不可能な快楽を胸から送られ、四度目の射精を強要された。

 

 ぶびゅっ!びゅぶるるっ!びゅぶぶびゅるるっ!!

 

「ん……ぁはッ♥射精する度に精液の量と濃さが増えてるんじゃないかしら♥」

 

 既に八雲紫の上半身は精液にまみれ、衣服ごとどろどろに汚れている。

 しかしそんな汚れを気にするどころか、まるでマーキングするかのように身体へ塗り広げる様は淫靡だ。

 

「ぢゅるるっ♥ぢゅぷっ♥ちゅるぅッ♥じゅぢゅるるるっ♥」

 

 もう二度と離さないとばかりに深く深くキスを続ける八雲藍は、何度目かも分からない唾液の交換を続けている。

 体勢を変え、両腕を俺の小さな頭に回して息もつかせる間を与えず。そのまま窒息死してしまいそうになる直前、ぱっと離れて耳元で囁きだす。

 

「生きろ。私達とずっと生きてくれ。ずっと、ずっと、永遠に。好きだ。好きだ。愛している。誰よりも愛している。お前の全てが欲しい。お前の命も。運命も。未来も。過去も。時間も。もうお前が死ぬ瞬間なんて見たくないんだ。なあ。一緒に生きてくれ。頼むから」

 

 そうして俺の呼吸が整った瞬間、唾液の交換を再開する。

 

 ジリジリと脳内の奥が灼ける。もはや絶頂から戻らなくなってしまったイチモツからは絶えずに精液が流れ出し、時折勢いよく八雲紫の腹へ向けて飛び出す。

 

 びゅるっ!びゅくびゅく!びゅぶぶっ!びゅるるっ!どびゅぶるるっ!

 

 身体中の水分が精液となって出てしまったのではないかと言う程に絞られ、意識が朦朧となっても尚小さなイチモツはギンギンと主張を続けていた。

 

「はぁ~っ♥♥♥はぁぁ~っ♥♥♥小さくてもこんなに絶倫だなんて……本当に人間かしら♥」

 

「はっ♥♥♥ハッ♥♥♥ゆ、紫様……私、もう……ッ♥♥♥」

 

「しょうがないわねぇ~……いいわよ、藍。貴方から、ぱっくり食べちゃいなさい♥」

 

 八雲紫の許可を得た八雲藍は俺の正面から覆い被さり、精液を漏らしながら震える小さなイチモツを自身の秘裂に一息で入れた。

 

「あっ、あぁぁっ♥♥♥ふっ……すッ♥♥♥ふぅぅッ……すぅぅッ♥♥♥」

 

「んぐッ……ぷっ……」

 

 八雲藍はそのまま身を丸めるように大きな胸を俺の顔に押し付けながら、自身の顔を俺の頭に埋めるように抱きつく。

 膣内は茹だったように熱く、腰を動かしていないにもかかわらず膣肉が蠕動しイチモツを刺激し続ける。

 

 びゅるるっ!びゅびゅっ!ぶびゅっ!びゅくびゅく!

 

 大動脈を切り裂いたかのように吹き出す精液を膣内で受け止めながら更に強く抱きしめ、頭の匂いを深く吸う八雲藍。

 

「はっ……ぁ……♥♥♥思えば、初めて貴方に出会った時がコレくらいだったな……♥♥♥あの時から貴方はずっと不躾な視線を隠そうともせず、いつか食べてやろう、いつか食べてやろうと思い続け……博麗の巫女なんかに掻っ攫われるとは思いもしなかったよ。だが、もう今は私のモノだ……♥お前の頭からつま先まで……全部、私の匂いで上書きしてやる……♥♥♥」

 

 そう言って俺の頭皮に鼻先をつけ、頭髪一本一本を味わうように舌で舐め始めた。

 顔を大きな胸で挟まれて呼吸すらままならない俺は何とか必死に息を吸おうともがき、辛うじて確保した隙間から息を吸えば純度100%の発情した雌の匂いが肺を犯す。

 

 びゅるっ!びゅっ!びゅるるっ!

 

 既に意識の半分は闇へ沈み、死神の手が俺の首に触れているのがわかる。命が刈り取られるのも時間の問題だろう。

 

「んっ……これほど射精して、干からびて死にたいのか?そんな事は絶対に許さない。もう愛しい人を失うつもりは無い。だから……ほら、飲め……♥♥♥」

 

 体勢が少し変わり、自身の乳首を俺の口に押し込む八雲藍。そしてそこから、甘味のある暖かい液体がぴゅーっと喉へ放り込まれた。

 

「ん……ふっ、まるで子育てだな……♥♥♥まあもっとも……私はお前を子ではなく夫とするつもりだが……どうだ?身体に染み渡るだろう?私の一部が、お前の体内で血肉となっているのが解かる……♥ほら、死にたくないのならしっかり飲み干せ……♥♥♥」

 

 口に胸を押し付けられ、呼吸をする為に必死で口内に放り込まれる液体を飲み込む。そうして飲み込んだ液体は、水分を精液として放出しきった身体に分解され染み渡っていく。

 そして染み渡った先で、再び精液として変換されてイチモツから勢いよく放出された。

 

 ぶびゅるるっ!びゅぶぶっ!びゅぶるる!!

 

「あらあら、射精の勢いが戻ってきたみたいね♥藍が頭から食べちゃうなら……私はお尻から食べちゃうわよ♥」

 

「んぶむッ!!?」

 

 突如腰より下が宙に浮いたような浮遊感に包まれたかと思えば、尻の穴に生暖かくヌメヌメとした何かが這い回っているような感覚を覚えた。

 バッと八雲紫の方に視線を向ければ、中空からぶら下がっている俺の下半身の後ろに回り込んで尻の間に顔をうずめていた。

 つぷっ、と音が鳴ったと思えば、何か長い生き物のようなモノが尻穴の中へ挿入ってくる。

 

「こら、よそ見をするな。お前は……私だけを見て、私だけを感じていれば良い」

 

 グイッと顔を強制的に動かされ、再び口の中へ乳首を押し付ける八雲藍。

 尻穴の中を舐られ、力も入らず碌な抵抗が出来ないまま何度目かも分からない射精を強要された。

 

 ぶびゅるっ!びゅぶぶっ!びゅるるるっ!!

 

「じゅるっ、じゅぷっ、ぢゅるるっ、本当に元気ね……えい♥」

 

 射精して震えているイチモツを掴まれ、更に激しくシゴかれる。

 

 びゅぶっ!ぶしゅっ!びゅるっ!

 

「お尻の穴と一緒におちんちん犯されるの気持ちいいでしょ?こんな事絶対霊夢はしないわよ?」

 

 ぶしゅっ!びゅるるっ!びゅぶぶっ!

 

「竿だけじゃなく亀頭もゴシゴシ磨いてあげるわね♥」

 

 びゅしゅっ!びゅるぶしゅっ!ぶしゅしゅっ!

 

 体内の水分が精液と潮として強制的に絞り出され、新たに口から液体を注がれる。身体の中から作り変えられていくかのようだ。

 もはや視覚はまともに機能せず、聴覚はいやらしい水音しか聞こえず、嗅覚は濃密な雌の体臭のみを脳内へ届ける。

 意識がさながらすり鉢ですり潰されるゴマのように、思考を拒絶し反応のみを起こす。もはや口内に放り込まれる液体を飲み続け、イチモツから精液をひり出すだけの存在となった。

 

 びゅるっ!ぶしゃっ!ぶびゅるるるっ!

 

「もう死なせない。もう忘れない。お前は、私達と永遠に―――」

 

「もう何も考えなくていいのよ。何もかもを私達にゆだねて、永遠に―――」

 

 八雲紫、八雲藍の二人が何かを言っているようだが、もはやそれを判別する思考力すらすり潰されてしまっていた。

 

 

 

 

 意識が完全に闇へと落ちる直前、何かが爆発するような音が聞こえた。

 

 

 

 

 ◇

 

 

 

 

 遠くで鳴く鳥の声によって意識が覚醒し、目を開ける。そこはもはや見慣れた場所である、博麗神社の一室だった。

 ガバッと音を立てて起き上がって自身の身体を確認すれば、いつも通りの大人な俺自身の姿だった。

 

「目が覚めたのね」

 

 凛とした声が響く。間違いなく霊夢の声だが、俺の耳にはまるで別人のモノかのように聞こえた。

 

「れ、霊夢……?」

 

 真っ白な襦袢に身を包み、正座で障子の前に座っている霊夢はまるで異変解決に赴く時のような、緊張を感じる表情を浮かべていた。

 真っ白な服を着ているというのに、何故か濃い血の匂いが鼻についた。

 

「貴方は今、妖怪になりかけているわ。日常的に妖怪の血肉を食べてたりしなければ普通、生きた人間が妖怪になるなんて起こり得ないのだけれども……貴方は日常的に妖怪達と交わって、その上妖怪側から『お仲間』になるよう働きかけられ続ければ考えられない事じゃないわね」

 

「……退治、するのか?」

 

「されたいの?」

 

 凛とした目が俺を射抜く。

 俺の身体は、見た目はいつも通りだった……だが、目を閉じて自身の内側を探れば、魔力以外のゾワゾワとした何かが俺の中に渦巻いているのが理解できた。()()が分水嶺を超えれば、俺は妖怪の身として落ちていくという訳か。

 人間が、妖怪の身に落ちる事は許されない罪である。俺は何度か霊夢に忠告を受けたし、俺自身もそれを理解し注意してきたつもりだ。……所詮注意した()()()だったという事か。

 

 もし、俺が妖怪の身に落ちてしまえば、きっと霊夢に退治される事だろう。その後、博麗神社によく来る妖怪達と同じように俺もその一員となれるかは霊夢次第だろうが。

 出来れば人間のまま、一生を終えたい所なのだが……先の八雲の件もある。俺が俺として生きる限り、間違いなく妖怪達に狙われ続ける。今までも、先の件も、『運が良かったから』今こうして人間として生きているだけで、選択を一つ間違えてしまえば死ぬか、妖怪として生きる事になってしまう。

 それなら……そんな事になるのなら……今、俺が人間である内に、霊夢の手にかかるべきなのだろうか。

 

 それならば、俺は―――

 

 

 




つづく(断固たる決意)

前の話で出てきた行き倒れ集団、皆でハーレムセックスすると思った?残念!ただの当て馬要員でした!このクズがよぉ……

以下駄文

・八雲藍
人間くんがまだ幼い時からの付き合い。昔っから変わらない癖に、ずっとおいしそうな匂いさせてる癖に、簡単に靡きそうで靡かない癖に、同じ人間というだけで他所に婿へ行って、なんで?ねえなんで?貴方の匂いに他の女の匂いが混じるだけで不快なのに、なんで更に不快な事するの?なんで死に急ごうとするの?死んだらおしまいなんだよ?ならずっと生きていようよ、私達と。永遠に。
昔、愛した人がいた。その人が死んで、もうどれくらい経っただろうか。少なくとも、名前も顔も忘れてしまう程は経っているだろうか。ただ心にぽっかりと開いた穴だけがその人の存在を刻んでいる。死んだら、終わり。死んだら、新しい思い出なんて刻めず、ただ忘れてしまうのみ。だから、死んでしまうのはダメだ。でも、他の女のモノとなってしまうのは、もっとダメだ。

・八雲紫
かわいい従者がご執心の人間が少し気になったのが始まり。自称頭の良い人間を徹底的に負かし、這いつくばらせ、絶望の淵に叩き込むのが趣味だった。しかし理想郷を創り上げる事に没頭し、いつしか自身の妖怪らしさというモノを忘れ、幾何の時が経った。
あらゆる事象を観測して計算する頭脳をもってしても理解出来ない、愚かでも小賢しい人間に執着するかわいい従者を、()()()()()困らせてやろうという悪戯心から始まったやり取りは、長い時によって風化したと思っていた自身の妖怪らしさを想起させる鍵となった。そんな愚かで小賢しい人間を好きになった。もっと甚振りたい、もっと虐めたい、小賢しい頭をグチャグチャにして、何も考えられなくなった所をペットとして飼ってしまいたい。徹底的に管理して、私が居なければ生命活動すらマトモに出来なくしてしまいたい。

【ED分岐】浮気は許される?

  • 偶になら良いよね?
  • 絶対に許されない。絶対、絶対に。
  • ハーレム目指すべき
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