継母の連れ子が元カノだった、いまは僕の父親とヤってる 作:大中小太郎
断絶していた意識が戻ってくる。
ゆっくり瞼を開くと、どこかの部屋のベッドに寝ていた。
(ここは……?)
豪華な部屋の、広大なベッドの真ん中だ。
まだ夢の中なんだろうなと、おぼろげながら思う。
すると、周囲に人の気配を感じた。
「あ、起きた? お寝坊さん♡」
僕のすぐ傍に、白い下着姿の結女がいた。
ベッドの上に手と膝をついて、隣から僕を覗き込むように、艶然と微笑んでいる。
濡れ羽色の黒髪が清流のように降りてきて、僕の体にかかる。
真っ白な肌から立ち上る色香、吐息から感じる興奮。
男に抱かれたがっている女の顔で、結女が僕を見下ろしている。
「結女……?」
口から出た声に違和感があった。
喉が渇いているのか、なんだか別人の声であるように感じる。
「ねぇ、しよ?」
そんな僕に、結女は自分の肢体を誇示するように近付いて、
「お義父さん♡」
僕のことを――そう呼んだ。
僕を? 僕が? お義父さん? ぼく、ボクは――
(ああ、そうだ……)
彼女は伊里戸結女、『僕』の女だ。
この夢の中で、幾度となく体を重ねてきた、愛おしい子。
彼女はいま僕を求めてくれている。
であれば、それ以外のことなど、全て些細な問題だった。
だから今宵も、僕こと――伊里戸■■は、淫らなユメを見る。
○
淡い照明に照らされる、どこかの王城の寝室めいたベッドの上で、結女と唇を重ねる。
「ちゅっ♡ んっ♡ ちゅぱ……あぁ♡ んんっ♡」
互いの吐息を飲み込み合うようなディープキスだ。
仰向けになった僕に覆い被さった結女を、背中を撫でるように抱き寄せて、舌を絡める。
触れ合う唇、絡まり合う舌が心地よかった。
胸板に潰れる下着越しの胸が、重なる腹部が、絡み合う足が気持ちよかった。
結女という人間の感触を、これまでになくリアルに感じる。
「結女……」
「ぷあっ♡ お義父さん? なんだか、いつもと、感じが違うっていうか……」
僕の何が普段と違うというのか、結女は妙にドギマギした様子だった。
「いつも通りだよ。いつも通りの『僕』だ」
「あんっ♡ ふふ、本当……いつもの触り方、してくれてる♡」
そのまま彼女のブラを外して、その大きな胸を手で揉みながら、乳首を指先でつまむ。
途端にビクンッ! と震える敏感さに舌なめずりをして、僕は結女のショーツに手をかける。
脱がせる途中で糸を引いているのを見て、僕のペニスはますます硬く張り詰めた。
早く繋がりたい。
今度こそ――いや、改めて――とにかく彼女を僕のものにしたい。
強い情念のまま、結女と体を入れ替えて、柔らかいベッドで仰向けにする。
「お、お義父さん? やっぱり、なんか、興奮して……」
「結女、好きだ」
「っ、もう♡」
「ずっと好きだったんだ。君だけが欲しかった」
告白しながら、結女の首筋に吸い付く。
結女の味が、香りが、舌触りが、口から広がって脳を痺れさせた。
「ひゃうっ!?」
「君の全部が欲しい。僕のものにする」
思いが勝手に口をつく。
現実では照れや対面で言えないことも、この夢なら自然と言葉にできた。
「あ♡ おとう、さん♡ そんな、いまさら……嬉しいけど♡」
「今度こそ、僕を受け入れてくれ」
結女の足を左右に開くと、結女は僕の態度のせいか恥ずかしそうに応じた。
「もう……なんだか、今日のお義父さん、可愛い♡ いいよ? 好きなようにして♡」
結女は腕を伸ばして僕を受け入れた。
体が覚えているらしく、慣れた手付きで逸物を秘所にあてがい、先端を沈めて固定する。
そうして結女と抱き合い、キスをしながら、お互いの性器が引き寄せ合うように挿入した。
「ん……くぅっ♡」
膣内は狭くきつく、熱かった。
奥へ進めば進むほど、結女の中へと入っていく感覚が強くなる。
「結女……!」
やがて最深部まで辿り着いた時、僕たちは同時に果てていた。
「ふぁぁぁぁ♡ なに、これぇ♡ ぜったい、いつもと、違う……♡」
僕としては挿入しただけで果てた形だが、結女はそんな僕を咎めなかった。
怒張は一度出したくらいで萎えないし、同時に達したという事実の方が嬉しかったからだ。
「結女、結女……っ」
「んあっ♡ ああ♡ だめ♡ やっぱりすぐイっちゃう♡」
腰を打ち付ける度に、結合部からは愛液が飛び散ってシーツを濡らす。
結女の反応があまりにも良すぎるからだろう。僕はいつもより早いペースで射精感を覚え始めた。
「ごめん、また出る……っ」
「うん♡ 来て♡ いっぱい出して♡ わたしも一緒にイク♡」
結女の言葉に促され、限界を迎えて――僕は彼女の中に精を吐き出す。
「はふぅ♡ ふぁ♡ お義父さん、今日の私、変かも♡ イキかたが、いつもより柔らかくて♡
なんだか、幸せな気分になっちゃう。えへへ、ちょっと泣いちゃった……♡」
結女は目尻から涙を零していた。
「僕もだ。結女、愛してる」
結女を強く抱きしめる。
幸福感の理由は、なんとなく分かっていた。
いままでの『僕』は、言うなれば『半分』だったんだ。
それが、そうではなくなった。
より『完成』に近付いたことで、見えない何かが変わったんだろう。
荒々しいばかりだった以前までと比べて、より柔らかく、優しく、しかし快感の程度は前以上に。
雲の上の天国で抱きしめ合うように、愛し合える。
「お義父さん、もっと……♡」
「ああ、もちろんだ……っ!」
僕はさっきよりも速く、角度を変えながら、腰を振る。
子宮口に亀頭が当たるたび結女の体は跳ね上がり、そのたびに僕のペニスは大きく脈動する。
「ひぃんっ!♡ すごぉ♡ はげしいのに、優しくてっ、気持ちいいよっ♡」
思うがままに緩急をつけて、思いつくままに胸を愛撫し、結女の体のあちこちにキスをした。
結女の体は、愛される幸福感をそのままに昂ぶり、絶頂の間隔を短くしていく。
「おとうさぁん♡ すき♡ だいしゅき♡ あいしてりゅ♡」
舌足らずな告白を聞きながら、結女の体を持ち上げ、上下に揺する。
結女の体重と勢いで僕のペニスはさらに深く突き刺さり、結女はその刺激で何度目か分からないオーガズムを迎えた。
「あーっ♡ 深いのきたぁ♡ すごいのくるっ♡ 溶けちゃうっ♡ 頭真っ白になるっ♡」
「僕もそろそろ……くっ!!」
再び結女の中に吐精すると、結女は背筋を大きく仰け反らせ、一際大きな声で叫んだ。
「~~~っ!!♡」
声にならない叫びと共に、結女は僕に強く抱き着いて痙攣する。
「はぁっ……はぁっ……♡」
やがて脱力した結女の中から、僕はゆっくりと逸物を引き抜いた。
栓を失った秘所からは精液が溢れ出し、シーツの上に染みを作る。
「お義父さぁん♡」
結女は僕にもたれかかったまま、余韻に浸るように目を閉じていた。
(お義父さん……か……)
そう呼ばれることに、もはや抵抗感はなかった。
『僕』が『誰』であるかなんて、もうちっぽけな問題だった。
胡蝶の夢だ。
人であろうと蝶であろうと、『僕』が『僕』であることに違いはない。
呼ばれ方がなんであろうと、『僕』が結女を抱いていることに間違いはない。
その事実さえあれば、僕の表と裏とか、名前が水斗か峰秋かなんて、些細な問題だった。
「旦那様♡」
「お義父様♡」
「パパぁ♡」
振り返れば、ベッドの上に彼女らがいた。
由仁さんが、いさなが、南さんが――艶やかな下着姿で、猫のように手足をついて寄ってくる。
頬を染めて、結女を羨ましそうに見ながら、今度は自分の番だと期待して。
「ああ、おいで」
結女を寝かせた僕は、彼女らに手を伸ばすのだった。
○
まずは由仁さんから、手を引いて抱き寄せた。
「あっ♡ 旦那様、私は最後でも……んっ♡」
彼女は遠慮しながらも、僕のキスを受け入れて、唇を啄む。
夢の中では被虐趣味に目覚めていた由仁さんだけど、今日は優しく抱きたかった。
「いいんだよ。君はいつも頑張ってくれてるからね。ご褒美だ」
「……はい♡」
蕩けた顔で微笑んだ由仁さんを、僕は押し倒す。
ブラジャーの上から彼女の乳房に触れてみると、布越しに柔らかさが伝わってきた。
「ふわぁ♡ 旦那様、なんだか、優しい♡」
「ああ、ごめんよ、僕は由仁さんに酷いことをしたね。許してくれ」
「ふふ、何を言ってらっしゃるの? でも、なんだか嬉しい♡ お姫様扱いされてる気分で……」
僕はそれこそ処女を扱うように、壊れ物のごとく由仁さんを愛撫する。
キスをして、胸を揉んで、ショーツの隙間に指を差し入れ、陰核に触れる。
「ああんっ♡」
そのたびに由仁さんは身を捩って感じてくれた。
「ねえ、もっと乱暴にしてもいいのよ?」
「ダメだよ。今日はお詫びも兼ねて、由仁さんに愛情表現するって決めたんだ」
「まあ♡」
「それに、こういうのも嫌いじゃないだろう?」
「うん♡」
素直に答える由仁さんの瞳には、ハートマークが浮かんでいるように見えた。
「旦那様になら、何されたって好き♡ だから、もっともっと愛して……♡」
「こらこら、興奮させるようなことを言わないでくれ」
由仁さんに触れる手に、加減が利かなくなってきた。
もう限界だ。
早くこの人の中に入りたい。
そんな僕の気持ちが伝わったのか、彼女は妖しく笑って言った。
「いいわ♡ きて……♡」
僕たちは再びひとつになる。
伊里戸水斗のときのように犯すのでもなく、かといってサディズムで支配するのでもなく。
ただ愛情を最優先にして注ぎ込み、その結果として燃え上がっていくように。
「うっ……!」
「ああぁっ……!♡」
僕はまたしても、挿入と同時に果てた。
どくん、と脈打つ僕のものを、由仁さんは膣全体で受け止めてくれる。
その射精が収まるのも待たず、僕は正常位で由仁さんを抱きしめ、腰を打ち付ける。
「あっ♡ やっ♡ まだ出てるのにぃ♡」
「ごめんよ、由仁さん。もっと、この気持ちを伝えたいんだ!」
「だめぇ♡ またイクぅ♡」
絶頂を迎えている最中なのに、さらなる快感を与えられて悶える由仁さん。
その姿はとても扇情的で、僕もまたさらに激しく彼女を責め立てる。
「あっ♡ すごぉい♡ 旦那様のが、奥まで届いてる♡」
「ああ、そうだよ。由仁さんの奥まで、僕が入ってるんだよ」
「嬉しい♡ いま、すごく、旦那様のお嫁さんしてる♡ 愛されてるっ♡
素敵、素敵です♡ いじめられるのも気持ちいいのに、優しいのも気持ちいいっ♡
二つ同時に起きてるみたいでっ、ドキドキしますっ♡ 旦那様っ、もっと来てぇ♡」
由仁さんは僕の手首を掴むと、自ら乳房を握らせて、腰をくねらせた。
僕もそれに応じて柔肉を包み、指先で乳首を押し込みながら、腰の動きを合わせる。
すると由仁さんは仰け反り、痙攣した。
「ふわぁっ♡」
「由仁さん、イったのかい?」
「はいっ♡ はい♡ いっぱいイッちゃいました♡」
「まだだよ、僕の気持ちはこんなもんじゃない」
由仁さんの体を横たわらせ、片足を持ち上げて、側位にしてからピストンを再開する。
さっきよりも強く、僕の存在を改めて上書きしていくように。
「んあぁ♡ そんなっ、優しいのに、激しすぎます♡」
「ごめんよ、由仁さん。でも僕は、もっと君を愛したいんだ」
「嬉しいっ♡ 私も、もっと愛してほしいっ♡
きてっ、繊細なのも過激なのも、旦那様のしたいこと受け止めさせてぇ♡」
愛情たっぷりのセックスも喜んでもらえたが、由仁さんはそれに加えて強い刺激を欲していた。
「まったく、苛めたくなかったのに。仕方のない奥さんだっ!」
僕は由仁さんの体を反して、バックの姿勢にしてから、改めて挿入する、
今度は過激に、最初の一突きで尻を強く打ち鳴らすほどに、逸物を最奥部へ叩き付けた。
パンッ! という音が鳴り響き、結合部から愛液と精液が飛び散る。
「ひぎぃいいいん♡」
獣のような声を上げて、由仁さんは再び果ててしまった。
しかしそれで終わりではない。
間髪入れずに抽挿を繰り返し、子宮口をノックし続ける。
「あひっ♡ あっ♡ また来るぅ♡」
「何度だってイかせてやる! 僕がどれだけ君を愛しているか、その体に刻み込んでやるぞ!!」
「はい♡ わかりました♡ また、もう一度っ、旦那様のものにしてください♡
あなたのものになりますっ♡ してっ♡ 打って、イかせて、支配してくださいっ♡」
その求めに応じて、僕は由仁さんのヒップを平手で叩く。
パシン、という音が鳴るたびに、彼女の膣内が僕のものを締め上げた。
「あっ♡ お尻叩かれてるっ♡ 旦那様が、躾けてくれてるぅ♡」
最初は軽く、徐々に強く、音が大きくなるほどに、由仁さんの嬌声も甲高くなっていく。
四つん這いになった由仁さんを後ろから犯しながら、手を振り上げていた。
「どうだい? これが好きなんだろう?」
「好き♡ 好きです♡ もっと叩いてぇ♡ 愛情いっぱいのスパンキングっ、嬉しいのぉ♡」
「そうやって甘えてくるところも可愛いよ、由仁!」
可愛がる。
いじめると、溺愛するという二つの意味を同時に込めて、僕は由仁さんをたっぷり可愛がる。
途中で何度か射精しながら、しかし無尽蔵の精液と精力があるかのように、腰を止めることなく。
「んあっ♡ あふぅぅあああぁぁぁっ♡」
由仁さんはもうすっかり快楽に蕩けた表情で、されるがままになっていた。
僕はそんな彼女を抱きしめ、唇を重ねる。
「由仁さん、愛しているよ」
耳元で囁くと、彼女は半泣きで震えながら、一際激しいオーガズムに嬌声を上げるのだった。
――次に手を伸ばしたのは、いさなだった。
抱き寄せて胸に吸い付くと、甘い嬌声と共に体を震わせる。
「やっ、お義父様っ♡ 私にも、優しく……っ♡」
「ああ、ごめんよいさな。頼む、甘えさせてくれ」
いさなの爆乳に顔を埋めて、僕は赤ん坊か犬のように乳首を吸って、舌を踊らせた。
「んっ……んんっ♡ あぁっ♡」
僕の頭を撫で回したいさなが喘ぐ。
「お義父様、なんだか今日は、可愛いです♡」
「バカ言うんじゃない」
「だっていつもより、一生懸命というか……ふあああっ♡」
乳首を乳輪から抜こうとするように、いさなの乳首を口内で吸い上げた。
「ひゃうっ♡ ん~っ……♡」
そのまま、ちゅうっと音を鳴らして吸引を続ける。
母性の象徴たる豊かな膨らみを両手で揉んで、指先でも弄ぶ。
「あっ♡ ダメぇ♡ おっぱい、感じすぎちゃいます♡」
「じゃあやめるかい?」
「いやです♡ もっと触ってほしいんです♡ 私のこと、めちゃくちゃにしてください♡」
僕が口を離すと、いさなは自らの手で乳房を持ち上げて、乳首を舐めてみせる。
「お義父様、腰を振ってばかりじゃ、疲れちゃうでしょう?
私のおっぱいでよかったら、いくらでも甘えていいですから、ご休憩してくださいね♡」
「ありがとういさな、優しい子だ」
「えへへ♡ どういたしまして♡」
いさなは嬉しそうに笑って、僕の頭を撫でた。
お礼といっては何だが、僕は徹底的に、いさなの胸を感じさせることにした。
まずは口に含んだり、吸ったりするやり方ではなく、掌全体で包むようにして、ゆっくり擦るように刺激していく。
「あんっ♡ はぁっ♡ んっ♡」
柔らかさと張りを兼ね備えた、瑞々しい果実のような感触を堪能しつつ、時折、親指と人差し指の間で挟んだ乳首をくりゅっと転がした。
「んぅぅっ♡ それっ、気持ち良すぎて、変になります……っ♡」
「なってくれ。たくさん乱れてくれ。僕には、こんなことしかしてやれない……っ」
なぜか申し訳なさのようなものが湧いてくる。
彼女を『一番』にしてやれなかったことについてだ。
その詫びの気持ちと、愛おしさを込めて、僕はいさなの胸をイかせることに専念した。
「あっ♡ んぅっ、ん~ッ♡」
「もっと、もっと、可愛い声を出してほしい……!」
「はいっ♡ お義父様に可愛いって言ってもらえるなら……! 私、頑張れますからっ♡ だからお願いします、いっぱい、いじめてくださいっ♡ お義父様の愛情、もうたっぷり伝わってますからっ♡ 私のおっぱいで、お好きなだけ、オオカミさんになっていいですからぁ♡」
これまでの度重なる情交で、いさなの乳首はポルチオ並みに敏感だ。
言うなれば子宮口を舌で舐められているかのような、常軌を逸したほどの悦楽を、彼女は胸から得られる。
そんないさなの両乳首を、僕は舌と指で際限なく感じさせる。
「あぁっ♡ イクっ♡ またイッちゃいます♡ おっぱいだけで何回もイカされちゃって、もうおかしくなりそうなのに……っ♡ お義父様が優しくて、嬉しいですっ♡」
「優しくなんて、ないよ。僕は君に……」
「もうっ、言わないで♡ お義父様は、なにも悪くないですからっ♡ 私が、お義父様に、女にしてもらってるだけだからぁ♡ ふあっ、あっ、あああぁぁぁっ♡」
いさなは僕の頭を掻き抱き、胸で口を塞ぐように、更なる刺激を求めた。
僕もこれ以上は言わず、いさなの胸に集中する。
「はひっ♡ 舌っ、したきもちいいっ♡ 乳首れろれろ転がされるのしゅごいっ♡ ああ抓ってるっ、もう片方を抓っちゃっ♡ ああイクまたイきましゅっ♡」
喉を反らして絶頂するいさなを、更に責める。
「ひぅぅぅ♡ しょんな、つよくっ、すっちゃだめぇ♡」
逆側の乳首をストローのように吸い上げれば、絶頂を追加されたらしく全身を震わせた。
「あああぁぁぁ♡ ふぁぁぁあああっ♡」
さっきまで舐めていた方の乳首を、豊乳の奥底へ指で押し込むと、獣めいた声を上げる。
「ひゃあああそこだめっ♡ クリトリスと一緒はしゅごいのっ♡ 三点責め弱いからぁぁぁ♡」
空いていた片手で陰核を擦ってやると、下着の中で愛液を噴きながら、いさなは腰を浮かせて仰け反った。
最後まで待っていた南さんを、結女と一緒に責める。
「ひゃうっ♡ 結女ちゃんっ、そこっ、敏感だからぁ♡」
僕の抽送を受ける南さんの陰核に、結女の細い指先が踊る。
南さんの横から覆い被さった結女は、南さんの耳を舐めながら、嗜虐的な笑みを浮かべていた。
「あら、暁月さん、私にこういうことされるのは嫌かしら?」
僕のピストンに合わせて、結女が指を小刻みに動かす。
膣壁越しに、その動きが伝わってきた。
「ひぅぅぅっ♡ らめらめらめイってりゅのぉぉぉ♡」
「ふふ、暁月さんってば可愛い。お義父さんのこれよりも感じてくれてるみたい♡」
結女はそう言って南さんの下腹部を手の平で押すと、膣内にある僕の逸物にも圧がかかる。
すると南さんのスポットが強く押し付けられ、南さんの華奢な体が大きく反り返った。
「あぁっ♡ それっ、ダメェッ! 押されたまま動かれたらっ、またすぐイっちゃうからっ♡」
南さんの足が僕の腰に絡み、両腕は結女にしがみつく。
「いいぞ、たっぷり感じてくれ。君には感謝してるんだっ」
僕は南さんの細い腰を両手で掴み上げて、より激しく腰を打ち込んでいく。
「君のおかげでっ、こんな素敵な夢を見られるんだからっ!」
南さんには聞こえていないだろう。
より強いピストンを受けながら、結女に乳首を舐められ、頭が白熱しているのだと顔で分かる。
「あっ、あっ、ああぁっ♡ んあぁぁ~っ♡ ああぁぁイクっ♡ またイグっ♡ パパと結女ちゃんに次々とイカされちゃうぅっ♡」
南さんが果てると同時に、僕も限界を迎えた。
「ああイクっ♡ パパのお精子いっぱい出されちゃってるっ♡ どくんどくんってっ♡ ああぁぁあぁっ♡」
子宮口に押し当てられた亀頭から、大量の精液を流し込む。
南さんは一滴残らず受け止めようと、ただでさえキツめな膣内を万力のように締め上げた。
「はぁ……はぁ……はぁ……♡」
南さんはベッドの上で、肩で息をしながら余韻に浸っていた。
「はひぃ♡ 私も、しあわせぇ♡ 結女ちゃんとこんな関係、夢じゃなきゃ無理だもん♡」
「ごめんなさいね、現実は分からないけど、こっちでならいくらでもキスしてあげるから」
結女と南さんが唇を交わす。
舌と唾液の交わる音が響いた。
結女の愛撫を受けていた南さんの身体からは力が抜け、今や完全に結女に任せきりになっている。
「……ふぅ」
結女は満足げに微笑むと、ようやく口を離した。糸を引く銀橋が、二人の間を渡って途切れる。
濃厚なレズの気配に、見ている僕も興奮が湧き上がる。
この夢ではタブーなんかない。
親子だろうと同性だろうと、愛し合う者同士が触れ合えば快感だった。
「お義父さぁん♡ もう一回、お願い♡」
「旦那様、私もまだ、苛められ足りなくて……♡」
「お義父様、よかったら私も、中出し欲しいです♡」
「パパぁ♡ 私もまだできるよ?」
結女、由仁さん、いさな、南さんが、膝立ちになった僕のペニスに群がってくる。
結女と由仁さんが左右から亀頭に舌を這わせ、いさなと南さんは玉袋を揉みながら根元を舐める。
四人の女たちに奉仕されながら、僕は思う。
(ああ、これでいいんだ……)
ここに『伊里戸水斗』はいない。少なくとも誰もそう認識していない。
でも、『僕』がここにいるなら、それは間違いなく僕の体感だった。
彼女らは僕だと知らず、僕に抱かれてきた。
僕自身すら僕とは思わず、彼女らを抱いてきた。
僕たちは……なんて滑稽で、なんて欺瞞に満ちていて、なんて愛し合っているのだろう。
名前も、姿かたちすらも越えて、魂で愛し合う。
現実では諸々のことに阻まれて叶わない、真の悦楽だった。
「ふああっ♡ お義父さんっ、騎乗位やっぱり最高っ♡」
「旦那様っ、乳首っ、乳首を噛んでください♡」
「お義父様、私まだ、おっぱい吸われ足りないの♡」
「ふふ、結女ちゃん、今度は私がイクの手伝ってあげる♡」
仰向けになった僕の上で、結女が騎乗位で腰を振り、南さんがそんな彼女を背後から愛撫する。
由仁さんといさなは左右から僕の顔に乳房を寄せて、僕は首を左右に振るように二人の乳首を口に含めた。
四人の女の淫らな姿が、薄暗い部屋にいつまでも揺れ動く。
「あぁイクっ♡ イクのっ、もうイクぅううっ♡」
結女が絶頂を迎えると、南さんが手を止めずに責め立てる。
「あぁっ!? だめっ、イクっ♡ イクイクイクイクイクっ♡」
絶頂の時間を引き延ばされた結女が仰け反り、南さんと共に仰向けに倒れていく。
「ふぁぁぁ旦那様ぁ♡ 私もイっちゃう♡」
「お義父様っ、私もですっ、またおっぱいイかせてくださいっ♡」
手と口で乳首を責められていた由仁さんといさなも、ほぼ同時に絶頂の声を上げた。
終わらない。
それぞれの位置を変えて、互いの体を絡み合わせる。
いさなに挿入しながら、左右の結女と由仁さんを抱いて、背後から抱き付く南さんを感じる。
結女と由仁さんを抱き合うように重ね合わせ、交互に挿入して果てさせる。
南さんの小さな口にイラマチオしたと思えば、いさなにパイズリフェラさせて、由仁さんの胸を鷲掴みにしながら突きまくり、結女の膣内に射精した。
「ああああっ♡」
「いいっ、しゅごいいっ♡」
「あひっ、もっろ、もっろぉ♡」
「ふあああイクのぉぉぉ♡」
もう、喘ぎ声を聞き分けることもできない。
いま抱いている女が誰なのか、さっきまでどんな体位だったかも、上手く認識できない。
順番に抱いているはずなのに、頭の中では全員同時に抱いているかのようだ。
「お義父さんっ♡ おとぉさんっ♡」
「旦那様ぁ♡」
「お義父様っ♡ おとうさまぁ♡」
「パパぁ♡ パパぁ♡」
結女たちも同じなのだろう。
自分が挿入されても、隣で誰かが挿入されても、もう我が事も同然に感じてしまっている。
テレパシーのような感覚共有で、彼我の境界が失われつつあった。
まるで全員の体が液状化して、一つの瓶の中でカクテルにされているかのよう。
それが苦痛でも恐怖でもなく、どこか原初の海で混ざり合うような、非日常的な快感だった。
「んああぁぁぁ♡」
「イクっ、いぐぅぅ♡」
「はひっ♡ あああぁぁぁ♡」
「んおっ♡ おおおおっ♡」
現実ではどのくらいの時間が経ったのだろうか?
もう一晩中ずっとセックスしている気分だが、現実では数分かもしれない。
このままでは快感のあまり、精神が変容してしまうのではないかとすら思う。
それも構わなかった。だって気持ちいいから。
あまりに快感であまりに悦楽であまりに恍惚であまりに幸福だったから。
或いは、このまま二度と目覚めなかったとしても――
○
あれから、どれほどの月日が経ったのだろうか?
僕は相変わらず、結女たちと爛れた生活を送っていた。
あの日から変わったことと言えば、いさなや南さんが、伊里戸家で同居し始めたことと――
「ただいま」
結女たちが全員、僕の子を妊娠したことだ。
玄関を開けると、そこには、妊婦特有のぽっこりしたお腹をした妻たちが待っていた。
「おかえりなさい、あなた♡」
「お疲れ様です、あなた♡」
「今日もいっぱいしましょうね、あなた♡」
「ふふ、こんなお腹でも、愛してくれるんですね。あなた♡」
ボテ腹と裸身を晒しながら、彼女たちはベッドの上で待っていた。
僕も服を脱いで全裸になり、彼女らの中心で仰向けになる。
「ほら、お義父さん♡ おかえりのおっぱいですよ♡」
「ちゃんと、私たちの母乳、飲んでくださいね♡」
視界を埋め尽くす、妻や娘たちの乳房と、先端から零れる母乳。
結女も由仁さんも、いさなも南さんも、いまや湯水のようにミルクを供給する体になっていた。
僕はそんな彼女らの乳首に、思い思いにしゃぶりついて、一日の疲れを癒やすのだ。
「あんっ♡ 吸われてますっ、私のおっぱい、またお義父様のものにされてますっ♡」
「あぁっ♡ パパ? 私も結構大きくなってきたよ? いくらでも飲ませてあげるからね♡」
いさなと南さんが嬌声を上げ、結女と由仁さんも自ら搾乳して、僕の体に母乳を零す。
こんな関係を咎める者は、誰もいない。
この世界にあるのは、この伊里戸家と、その住人だけ。
僕たちとこの家を残して、世界が全て滅んでしまったかのようだ。
「ふふ♡ 赤ちゃんが動いてる♡ 早くお義父さんに会いたいのね♡」
「きっと女の子ね♡ 旦那様に愛されたくて堪らないみたい♡」
「お義父様、娘が生まれたらちゃんと可愛がってくださいね♡」
「きっとこの子たちも、パパのお嫁さんになりたがるよ♡」
彼女たちの口から、幸福な未来が語られる。
僕は義理の娘を孕ませ、再婚相手を孕ませ、息子の親友を孕ませ、同級生を孕ませた。
産まれる子たちも、きっと彼女たちに似た淫らな娘となって、僕と愛し合うだろう。
そうして、この楽園で、新たな人類の祖となるように繁栄していくのだ。
この覚めることのない夢の世界で、この命が終わるまで。
一生を終えるまでの夢を見た、邯鄲の枕のように。
ならその後は?
決まってる、また夢を見るのだ。
一炊の夢で終わった人生を、また最初から。
僕は結女を襲い、由仁さんやいさなや南さんを手籠めにするのだ。
今回の経験を活かして、今度は父に擬態せず水斗として。
それが終わったら?
きっとまた夢を見る。三度目ともなれば、もっと色んなことができるだろう。
何度でも、何度でも、何度でも。
終わることのない夢を見る、真夏の夜の夢を永遠に、一炊の夢を延々と。
無限に繰り返される極楽を、何度でも――
(違う)
ピシィ――と、情景に亀裂が走る。
時間が止まったように、結女たちの姿も静止する。
あまりに長々と味わったせいか、ようやく僅かな『飽き』が来て、それを足がかりに目が覚めた。
(これじゃ、何も、変わらない……)
夢の世界に亀裂が広がると、音を立てることなく砕け散った。
鏡のように砕けた景色の向こう側は、星空を泳ぐように暗い空間だった。
(ここには、『僕たちだけ』しかいないじゃないか……っ)
この夢は、僕を対象とした呪いによって作られた夢だ。
僕が現実世界で出会った、性の対象となりうる女性だけが招かれる、酒池肉林だ。
正しく男の夢、誰だって夢想する世界だろうけど――
(世界が狭すぎる、浅すぎる……)
この夢は伊里戸家で閉じている。セックスに限定されている。
人の心にあるもっと様々なものが無視されている、新たな人間との出会いが狭められている。
(僕の、心とか、人生とかは、こんなものだけで完結するほど薄っぺらくない!)
もっとあるはずなのだ、これからの人生には。
まだ現実では夏休み中だけど、それが開ければ秋が来る。
文化祭がある、体育祭がある、冬が来ればクリスマスがあり、年末年始がある。
新しい友人が増えるかもしれない、僕らの間に何か関係の変化があるかもしれない。
継母の連れ子が元カノだったことから始まる日々には、まだ続きがあって、新たな出会いと出来事があるはずだ。
そこにあるのはきっと『男と女』だけではない。
でもこの夢は、それら価値あるものを無視して、淫らな夢に変換してしまう。
そんなもの、僕はもちろん『あいつ』すら望んでいなかった。
だからダメだ、この夢に溺れ続けていてはダメなんだ。
「もう、終わらせないと……」
ようやく――僕こと、伊里戸水斗は、淫らな夢から目を覚ます。
「で? また元の自分に戻るのかよ?」
真っ暗な空間の中で、背後に『僕』の気配を感じた。
「現実に向き合ってやるのは僕の方だ」
振り返らない。向こうもそうだろう。
「お前がしたがってる、本能の充足だとか自己実現の方法だとかも、僕が決める」
背中合わせになって、僕と『僕』は言葉を交わす。
やっぱりこいつの言うことに唯々諾々とはなれない。
人間は結局、剥き出しになった本能のままでは生きていけず、不満足を抱えながら生きるのだ。
そうして我慢を重ねながら、現実との折り合いをつけて少しずつ、自分の『夢』を叶えるのだ。
だから、情動の権化に過ぎない方の『僕』に、この身の主導権は渡さない。
「けど……」
しかし、いままでの夢のように、二つに別れた状態にもしない。
それはそれで、過度の欲求不満による不健康な状態だから。
「僕の中に、お前がいるってことだけは、ちゃんと覚えておく」
目覚めるのは、二人で一緒にだ。
思えばこれまでの夢は、僕が受け入れがたい『僕』を統合するためのものだったのかもしれない。
少なくとも僕にとっては。
「そうかよ」
そんな僕の胸中は伝わったのか、背後の『僕』は、力の抜けたような息をつく。
たぶん、微笑していたのではないか。
「ならこれからは、ちょっとは男らしく決めろよな」
すうっと――背後で『僕』が消えて、代わりに僕の内側が満たされるような感覚がした。
(言われなくても、そうするさ)
そう決意すると、夢の終わりが訪れる。
暗闇の世界に薄い光が差し込んでいる。朝日だ――と、直感的に理解した。
心理学に曰く――
心というものの最も健康な状態は、対立するものが結合され、バランスのとれた状態だという。
表と裏、理想と現実、情熱と賢明、意識と無意識。
自分の中の相反するものを正しく認識して、己の意思を天秤とし、均衡を保ちながら前に進む。
難しいことじゃない。
欲にだけ流されてはいけないし、かといって欲そのものを全否定してもいけないということ。
そのバランスを上手に保ちながら、我慢しつつも情熱的に、己の清濁を制御しながら生きること。
まあ要するに……大人になる、ということだ。
ご一読いただきありがとうございました。
幸せな夢から覚める系のあれで締めさせていただきました。
最後にちょろっとエピローグを付け足して終わりたいと思います。
思い出した頃におまけでも書き足すかも知れません。