目の前の出来事が、時々信じられなくなる事がある。
こういう事が初めてかと問われればそれは違うし、では慣れているかと言われればそれも違う。相当に特殊な状況であるという事は説明するまでもないし、歪んでいるのかと問われれば法律で認められている以上はそうとも言い切れない。
現在の状況を、簡単に説明しよう。
一夫多妻制によって正式に妻となった雪乃、結衣、いろはの三人はランジェリー姿というそれはそれは扇情的な格好になり、俺の衣服をひん剥こうとしているところである。
「ちょっと? なんか今日はがっついてない?」
「気のせいよ」
「あー、うん。今日はそりゃ、ね⋯⋯?」
「んふふ、今日も、ですよ」
三人は口々にそう答えるが、俺を脱がそうとするその手の動きを止める事はない。さっきまで飲んでいたワインの影響か、今日は雪乃まで積極的だ。
あれよあれよと最後の一枚まで脱がし取られると、ベッドの上で一人だけ全裸になっていた。せめて最後の抵抗にと晒されそうになった股間を左手で抑えながら、右腕で目を覆って言う。
「もうお婿にいけない⋯⋯」
「うわ⋯⋯。その言い方ちょっとキモい」
「三人もお嫁さん貰っといて何言ってんですか?」
「まったくね」
なんか一言だいぶ傷つく事を言われた気がするが、みんな笑み含みでこの状況を愉しんでいるようにさえ感じられる。勿論この状況はヘテロセクシュアルの男性の多くが羨むシチュエーションなのだろうが、実際三人も相手にするとなると大変なのだ。主に下半身と腰が。
「とりあえず結衣さんは明日も仕事なんで、ちゃちゃっと始めちゃいましょう」
いろははそう言うと、情け容赦の欠片もなく俺の左手を退かすとブルンと飛び出たモノが彼女たちの目の前に晒される。まったく自分でも呆れるぐらいに、今日も愚息は元気いっぱいである。
「やっぱりもう勃ってるし」
結衣はそう言いながら俺の右の乳首を舌で転がし──。
「雪乃さん、一緒に気持ちよくしてあげましょう」
いろはが竿の根本の方を咥え込むと──。
「ええ、いいわ」
雪乃がその小さな唇で、俺のはちきれんばかりの肉棒を先端から咥え込んだ。
「う、おぉ⋯⋯」
二人がかりのフェラチオで、俺のペニスはぐりんと弓なりになっていた。結婚してから四人でするのは初めてという状況も相まって、さっきから心臓はバクバクうるさいし、下着姿の彼女たちがいやらしすぎて色々と我慢できない。
「んっ⋯⋯。今日は結衣さんも、一緒にしてあげましょうよ」
「え⋯⋯うん。いいけど、三人でなんてできるかなぁ⋯⋯」
結衣はいろはに誘われると、戸惑いながらも嫌な顔ひとつせずに、雪乃の隣でペニスに口を寄せてくる。いろはが舐めるスペースを空けるように俺の玉袋を舌で転がし出すと、結衣は竿の根本から中腹までをペロペロと舐め上げだした。
「は、あぁ⋯⋯。すっげぇ光景だな⋯⋯」
俺は眼下に広がる光景に、思わず息を呑んだ。流石に三人がかりで性器を愛撫して貰うなんて初めてだったし、酒に火照った彼女たちはいつもに増して妖艶だった。
「んぅっ、ん⋯⋯は、んっ⋯⋯」
雪乃がジュプジュプと音を立てながらカリ首の辺りをしゃぶると、レロレロといろはが睾丸を舌先で突き、結衣は骨を咥えた犬のように俺の竿を咥えて舌で快感を与えてくる。流石に何度となく彼女たちと身体を重ねた俺でも──いや重ねてきたからこそ、まったく初めてのプレイには異常に興奮してしまう。
「ん⋯⋯。ふふっ。先輩、もう出ちゃいそうなんですよね?」
いろはは俺の陰嚢から口を離すと、心底愉しそうに俺に問いかける。
「ん、んんっ、はぁ、ん⋯⋯。八幡の、すごく張り詰めているわよ?」
雪乃が俺のペニスから口を離すと、唾液なのかカウパーなのか判然としない透明な液が亀頭の先からヘソの辺りに滴り落ちた。俺のペニスはこれ以上ないほどガチガチに勃起して、射精を堪えるようにビクビクと脈打っていた。
「このまま出してもらってもいいんですけどー。やっぱり最初は、いつもの結衣さんのですよね」
「ん⋯⋯。いつものって⋯⋯。まあ、いつもかぁ⋯⋯」
結衣も俺の竿から口を離すと、仕方のないといった表情を作る。これからの展開を心得ている雪乃といろはが場所を空けると、結衣は俺の脚の間に入って自らブラジャーを取った。
「ヒッキー⋯⋯いつもので、イかせてあげるね」
「⋯⋯ああ、頼む⋯⋯」
結衣はぷるんとその張りがあって形も良く、白い肌が芸術品のようにさえ思える乳房を俺の目の前に晒すと、その深い谷間に俺の発射寸前のペニスを誘い込んだ。
「ぅお、は、あぁっ⋯⋯」
結衣の乳房は正にマシュマロと表現すべき柔らかさで、もちもちの肌が竿にカリ首にと絡みついてくる。骨の髄まで染み渡るような、慈しみ深い快感に包まれていく。
「うわ、やっぱメッチャ勃ってる⋯⋯」
結衣は両サイドから胸を押さえつけて谷間を狭くすると、おもむろに激しく上下に動き出した。それに呼応するように雪乃は俺の右頬にキスをすると、指先で乳首を弄ってくる。
「⋯⋯胸でするのって、そんなに気持ちいいものなのかしら?」
「どうなんでしょう。後からわたしたちもしてみます?」
いろはは言いながら反対の頬にキスをしてくると、雪乃の動きを真似て乳首を愛撫してくる。両乳首責めにあいながらパイズリされて、射精を我慢できるはずがない。
「は、おぉっ、う、あ⋯⋯結衣、出るっ⋯⋯!」
「あ⋯⋯♡ うん、いいよ♡ ヒッキー、おっぱいの中で、思いっきり出してもいいからね♡ あ⋯⋯。あぁっ♡」
俺は結衣に許されるがままに、その大きくて深く、狭い谷間の中で射精した。ドクンドクンと激しく肉棒を脈動させ、巨乳と呼ぶに相応しい胸の中で快楽に飲まれていく。
「う、ぁ、あぁっ⋯⋯」
「うわー、今日もいっぱい出しますねぇ」
「⋯⋯凄いわね。いつもより勢いがいいみたい」
雪乃といろはに実況されながら、俺は結衣の胸の谷間で射精を続けていた。射出された精液は弧を描きながら俺の胸板や腹筋のあたりに降り注ぎ、
「あは⋯⋯すっごいね。なんかいつもより、濃い?」
「それはみんなで、確かめましょうか」
雪乃はそう言うと俺の鳩尾のあたりに溜まった白濁液を舌ですくい取り、コクンとその白くて細い喉を鳴らした。それに続いていろはは腹筋にかけられた精液を、結衣はいまだに鈴口から滴る雫を舐め取ると、雪乃を真似るようにコクンと嚥下する。
「んー、なんでしょう。⋯⋯なりたけっぽい?」
「いえ⋯⋯天一ね」
「二人が何言ってるかわかんない⋯⋯」
ラーメンの例えについてこられない結衣は口を尖らすが、そんな可愛らしい表情ですら俺を欲情させようとしているように見えてしまう。現に俺の興奮の象徴は未だビクビクと射精しているかのように脈打ち、出し足りないとほざいている。
「さて、今日はわたしからでよかったですよね?」
いろはがそう言うと、そうねと雪乃が返す。どうやら彼女たちの間で順番を決めるルールがあるようだが、傍から見ていてもよく分からない。順番通りというわけでもないようだし、こうして四人でする時は俺に選択肢がある方が稀なのだ。
「先輩はそのままでいいですよ」
そう言うといろははショーツを脱ぎ捨てて、薄ピンクのブラジャーだけという格好になる。胸が露わになっていないところが、妙にエロティックだった。
「よかったですね、先輩」
いろはは俺に跨ってそう言うと、蠱惑的に笑った。擦り付けられているそこを見ると、当然のようにそこには裸のままのペニスがある。
「今日からは、いつでも生でオーケーですよ?」
いろはは俺の頬にキスを落とすと、ゆっくりと腰を下げていく。避妊具を装着していない、赤裸々な生殖器がいろはの狭い膣内を満たしていく──。
「⋯⋯んっ、あ⋯⋯♡」
どうやらいろはは、また愛撫も何もしていないのに、十分にその中を濡らしていたらしい。全てが収まると四方八方から圧迫され、僅かに身動ぎするだけで
「うわ⋯⋯本当に生で入っちゃった⋯⋯。いろはちゃんって、生でするの久しぶりだっけ?」
「生理前にしか許していないなら、二週間ぶりぐらいかしらね」
普通に人の生理周期まで把握している雪乃が、ちょっと怖い。たぶん結衣の分まで把握しているんだろうが⋯⋯。まあ別に困る事ではないからいいんだけど。
「あぁ⋯⋯♡ やっぱり生、いいですね♡ エッチっていうより、子作りって感じがして」
いろはのその一言に、俺は改めて結婚したのだという実感が湧いてくる。あくまでこれは彼女たちの意向次第ではあるが、"子作り"したっていいのだ。俺たちは、夫婦なのだから。
「それに、あ♡ やっぱり排卵日にするのが、一番気持ちい、あ♡ んんっ♡ あぁっ♡♡」
排卵日──という決定的な一言が、俺の心臓に早鐘を打たせる。いわゆる危ない日、妊娠しやすい日に、俺たちは避妊の一つもせず、ただただ無防備に愛し合っているのだ。
「先輩」
そう呼ばれて仰ぎ見ると、いろはは蠱惑的な笑みで俺を見詰めていた。
「好きな時に、好きな場所に出していいですよ♡」
妖艶に口角が上がり、バックンバックンと心臓がうるさい。あけすけに言わないところが俺のツボを心得ていて、余計に興奮してしまう。
「あはは⋯⋯。そうなんだよね。もう夫婦なんだし」
結衣はその乳房に先程出した精液を垂らしたまま、俺の右の乳首を弄ってくる。じっと見詰められると、酩酊するかのように頭がクラクラしてくる。
「それはそうなのだけど⋯⋯。もう少し四人の時間を楽しむのも、悪くないと思うわ」
雪乃は言いながら、空いている左の乳首をさわさわと触ってくる。代表する性感帯を全て抑えられてしまった俺は、息をするのも忘れてその光景に見入っていた。
「あぁ♡ ん♡ ⋯⋯だそうですけど、先輩」
いろははふわりと身体を倒すと、俺の耳元で呟くように言う。
「子作りの意味、分かりますよね?」
「⋯⋯⋯⋯っ!」
声すら出せずに俺は仰け反ると、射精までのカウントダウンが一気に進んでいく。脳は痺れ、思考力はひたすらに鈍り続ける。
「あ♡ んんっ♡ せん、ぱぁい♡」
不意に蕩けたような喘ぎ声が耳朶を震わせ、俺は思わず仰け反った。もう、こんなの、我慢できるわけが──。
「子作り、しませんか?」
「あ、は、あぁっ! う、あ⋯⋯出るっ!」
次の瞬間には、俺はいろはの膣内で呆気ないほど唐突に射精していた。重力に逆らい、彼女の最奥に届くように、ドクンドクンと子種を注ぎ込む。
「うわ⋯⋯本当に危険日に中に出しちゃったんだ⋯⋯」
「ええ⋯⋯」
「あ♡ はっ、ん♡ あ♡ 先輩っ、全部、中に、ください⋯⋯っ♡」
雪乃と結衣に見詰められながら、俺はいろはの膣内に最後の一滴まで生殖液を射出する。びくびくと性器を脈たせていると、いろはは俺に身体を密着させて唇を重ねてくる。
「んっ⋯⋯」
まるで性行為の感想を伝え合うような、濃厚で深いキス。その可憐な唇で舌をじゅっと吸われると、俺はまるで精液を吸い取られているように錯覚して、もう出ないと思っていた精液を溢れさせた。
* * *
「は、あぁ⋯⋯♡ 子作り、しちゃいましたね⋯⋯♡」
いろははそう言って腰を上げると、途端にブリュッと音を立てて精液が溢れ返った。勃起したままのペニスに、トロトロと中出ししたての白濁液が垂れていく。
「う、わぁ⋯⋯濃い⋯⋯。孕ませる気マンマンの濃さですよ、これ」
「お前がエロ過ぎるからだろ⋯⋯」
糸を引きながら垂れていく生殖液が、亀頭にカリ首にと絡みつく。今頃いろはの卵子に向けて俺の精子が必死に泳いでいっていると思うと、自然にペニスは脈打ち萎える事を知らない。
「次は結衣の番ね」
「あ、うん⋯⋯。明日、仕事になるかなぁ⋯⋯」
自らショーツを脱ぐ動きは緩慢で、どうにも明日も出勤しなければならない事に結衣はセーブをかけているような感じだった。
しかし今は仕事の事は忘れて、行為に集中して欲しい。どうせやるなら気持ちよく、だ。
「あ⋯⋯」
俺は結衣の身を起こすと、後ろ向きに押し倒して彼女を四つん這いにさせた。結衣が好きな体位がバックだという事は、もう随分前から知っている。
興奮しっぱなしの状況のまま見下ろす彼女の身体は、高校時代から変わらず肌はきめ細かく、胸は大きいのに腰は見事なくびれを描いていた。振り返った彼女の期待するような目に、俺の肉棒は否応なくビクンと反応した。
「このまま、入れるぞ」
「うん⋯⋯。⋯⋯あ♡ あぁぁっ♡」
後背位で結衣の入り口に精子まみれのペニスの先を擦り付けると、俺は一息にその肉壷を貫いた。ふわふわでトロトロなのに、ヒクヒクと
「は、あぁ♡ ヒッキーの、おっき、い♡ あぁっ♡」
「う、あぁ⋯⋯結衣、動くぞ」
俺はそう宣言すると、最初はゆっくりと腰を動かしだす。その快感に慣れていく度に段々と、速く激しくその最奥を突く。
「雪乃さん⋯⋯」
「⋯⋯ええ」
その行為を見ていた二人は頷き合うと、何を思ったのか結衣を挟むように雪乃といろはまで四つん這いになった。形の良いお尻が三つ、俺の眼下に広がる。
「先輩⋯⋯。結衣さんを気持ちよくしてるだけじゃ、駄目ですよ?」
「⋯⋯そうね。せっかく四人でしているのだし」
「⋯⋯今日は凄いな、マジで」
彼女たちの意図を汲むと、俺は結衣の腰を掴む手を離して、右手の指はいろはの膣内に、左手の指は雪乃の膣内に挿入した。いろはは指を挿れた瞬間にびくんと仰け反ると、さっき中に出した精液をまたトロッと溢れさせる。
「んんっ⋯⋯!」
今日はまだ一度も挿入されていない雪乃は、堪えるようにくぐもった喘ぎを漏らす。彼女の膣内はなんの愛撫をしていなかったはずなのに、不可思議なぐらいに濡れていた。
「あ♡ あぁっ♡ん♡ あ♡ ヒッキー、のっ♡ またおっきくなった♡ あぁぁっ♡」
腰を振る動きに合わせて、雪乃といろはの膣内に中指を出し入れする。結衣との結合部を見ると、バキバキに勃起したペニスが血管を浮かせながら、裸のまま彼女の膣に出し入れされていた。
「は、あぁ⋯⋯。結衣の中、すっげぇ締まる⋯⋯っ」
三つの白い尻が、くびれが、背中が、俺の腰の動きに合わせて艶かしく捩られ、視覚から俺を興奮させていく。結衣の膣内がキュウキュウと締めつけを増す度に、俺の睾丸はせり上がり発射の準備を始めている。
「うわ、すご⋯⋯。横から見ると、バインバイン揺れてますよ。⋯⋯あ♡」
「ん⋯⋯っ。本当、暴力的なサイズよね⋯⋯」
「ちょっ、あ♡ ん♡ 実況、しない、でっ♡ あ♡ あぁっ♡♡」
結衣の声の高さから、彼女も絶頂が近いことが分かる。ふわトロだった膣内はさっきからずっと締まりっぱなしで、精液を搾り取ろうとしているかのように蠕動していた。
「はぁ、はぁ⋯⋯結衣」
俺は雪乃といろはの膣内から指を引き抜くと、結衣に体重をかけて寝バックの体位になった。覆いかぶさったまま見下ろす結衣のおっぱいはベッドのシーツに押し付けられ、柔らかく形を変えている。
「こっち向いてくれ」
結衣は上半身でだけ振り返ると、目は潤ませ、口を半開きにしてすっかり快感の虜になっている表情のまま俺を見てくる。最近は随分と、この状態になりやすくなったと思う。ちょっといやらしくなり過ぎだ。俺も彼女も。
「は、あぁ⋯⋯。どこに出して欲しい?」
俺がそう聞くと、ひくんとまた膣内が狭くなった気がした。快楽に濡れた瞳が、唇が、俺の視線を捉えて離さない。
「⋯⋯なか」
「ん?」
「中に、出して⋯⋯」
懇願するような目で言われて、俺は思わずそれだけで出してしまうかと思った。本当にうちの奥さんたちは、エロ過ぎる。
「雪乃さん。結衣さんは⋯⋯?」
「いろはと三日違いぐらいだから⋯⋯十分妊娠の可能性がある日ね」
そんな気になる会話を聞きながらも、俺の腰は止まらない。俺は身を起こした結衣と深いキスを交わし、唾液を交換しながら寝バックで彼女の最奥を執拗に突く。段々とその快楽に支配され、敏感に反応しだす身体を存分に堪能していく──。
「う、あぁ⋯⋯結衣、そろそろ、出る⋯⋯っ。本当に中に出していいんだな?」
「あっ♡あ♡ん♡ あぁっ♡ いい、よ⋯⋯っ」
絡め合わせていた舌を解くと、快感に蕩けた表情の結衣と目が合う。心臓が破れそうなほど暴れまわっているのは、もうピストン運動だけの所為ではなかった。
「ヒッキーの、全部このまま、中に出して⋯⋯♡ あ♡ あぁぁっ♡」
「は、あぁぁっ。結衣、ゆい⋯⋯っ!」
俺は結衣に覆いかぶさったまま強く抱きしめると、再びその唇を割って舌を絡ませる。喘ぎ声すら漏らせなくなって、結衣は興奮した鼻息で俺を高みに連れていく。
「う、あ、出るっ、でるぅ⋯⋯っ」
「ん♡ ふっ♡ ん♡ んんん──!」
舌で結衣の口内を蹂躙しながら、俺は彼女の中で盛大に射精した。肉竿をビクンビクンと暴れまわらせ、トロトロの膣内にドロドロの精液を注ぎ込む。
「⋯⋯なんか、わたしの時よりめっちゃイチャついてません?」
「当然でしょう。さっきのはあなたが八幡を犯していたみたいなものだったし」
真横から膣内射精する姿を見られながら、俺は何度も何度も結衣の体内に生殖液を射出していく。三度目の射精だというのに呆れるほど長い時間発射は続き、結衣の膣内に満たされていく温かいもので亀頭が包み込まれていた。
「は、⋯⋯あぁ⋯⋯。結衣、抜くぞ」
「んっ⋯⋯あ♡ あぁ⋯⋯っ♡」
返事を待たずに結衣の膣内から射精の終わったペニスを引き抜くと、次の瞬間にはコプッと音を立てて白濁液が溢れ出してくる。思っていた通り相当な量を中に出してしまったらしく、結衣は入り口をヒクヒクさせながらいつまでも生殖液を溢れさせていた。
* * *
「⋯⋯結衣さん、イキっぱなしになって戻って来れなくなってますね」
「たった一度であんなになるなんて⋯⋯。まるで性獣ね」
くすりと二人から呆れ混じりに笑われると、その表情が蠱惑的すぎてまたビクンと肉棒が反応する。雪乃の言う事は、あながち間違いではないかも知れない。
「流石にこのまま雪乃さんまで飛んじゃうと、わたしだけで相手するのは大変なんですよねー。だから⋯⋯」
いろははそう言うと、雪乃の耳元に口を寄せて何事かを囁く。それを聞き届けたらしい雪乃は、いろはから少し距離取った。
「あなた、本気で言っているの?」
「本気です♪ あ、絶倫モードに突入したダーリンに気絶するまでイかされまくりたいっていうのなら、話は別ですけど」
「そ、そういう訳では⋯⋯」
ゴニョゴニョと言い淀むと、ちらと雪乃は俺を見てくる。その流し目じみた視線を受けただけで、勃起したままのペニスがびくんびくんと反応する。
「ほら、雪乃さん」
「はぁ⋯⋯。分かったわ⋯⋯」
渋々ながら合意したらしい彼女たちは、俺の手を引くとベッドの上で立ち上がらせてくる。そして雪乃といろはは俺の正面で膝立ちになると、自らブラジャーを脱いだ。
「えいっ」
そう言っていろはが雪乃を抱き寄せると、俺の硬くなったままの肉棒は柔らかいもので包まれる。
「うおぉぉ⋯⋯」
いろはが雪乃に提案したのは、いわゆるダブルパイズリだった。普通はそこそこ胸の大きい二人でするものだと思っていたが、これはこれで──いい。むしろ良すぎるまである。
「ほら、わたしたちから動いてあげましょう」
「ええ⋯⋯」
雪乃といろはは自らの胸を寄せて上げるようにすると、その狭間で俺の肉棒が擦られる。中出ししてしまった精液と結衣の愛液をローション代わりに、漫画やAVの中でしか知らなかった光景が目の前で繰り広げられていた。
「は、あぁ⋯⋯うぉ」
「うわ、ダーリンのわたしたちの胸の中でメチャクチャびくびくしてますよ」
「まったく、どんな行為でも興奮するのね、あなたは」
雪乃は呆れるように言いながらも、その表情には確かな興奮が滲んでいた。
彼女たちの胸でしてもらうのは、快感の強さで言ったら膣内とは比べるまでもない。しかしその行為によって得られる興奮やら快感やらの総量で比べるなら、ただ結合するのと伯仲するだろう。
「ふふふ、これなら雪乃さんも胸でしてあげられますもんね」
「これならって⋯⋯。失礼ね。一人でもできるわ」
「あ、じゃあちょっとやってみます?」
何やら聞き捨てならない会話が交わされると、俺のペニスは二人の胸の間から開放される。雪乃だけ俺の真正面にくると、自ら胸を寄せ谷間を作ってブルンブルンと暴れている肉棒を挟み込んだ。
「ど、どう⋯⋯?」
上目遣いで聞いてくる雪乃が途轍もなく可愛くて、思わずびくんと射精するかのようにペニスを脈打たせた。これはアカン。エロ可愛すぎて死ぬ。射精する前に死んでしまう。
「お、おぉ⋯⋯。一応、挟めてはいるな」
そう、一応雪乃だってブラをしていたら谷間ができるぐらいのサイズはあるし、挟めてはいた。しかしパイズリと言えばすっぽり竿が包み込まれるものだと思う。それを定義にするならば、パイズリができているか言われると、答えは否であろう。
「⋯⋯気持ちいい?」
「あぁ⋯⋯」
雪乃は身体ごと揺らすようにして、その乳房で俺のペニスを扱き上げる。直接的な快感よりも、視覚からくる快感が物凄すぎて脳が蕩けてしまいそうだった。
「んー、それできてるって言うんですかねー」
ちょっと失礼、といろはは雪乃の肩を押すと、俺のペニスは再び開放された。それを名残惜しむようにビクビクと陰茎を脈打たせていると、次の瞬間それはいろはの乳房に包まれる。
「んふふ、これならできてるって言えますよねー?」
いろはは乳首がくっつくぐらいに胸を寄せると、すっぽりとその美乳の中に俺の肉棒を収めた。さっき雪乃がそうしたように身体を揺らすと、吸い付いてくるような快感が背中を駆け抜ける。
「う、おぉ⋯⋯」
「うわ、初めてしましたけど、これエッロいですね⋯⋯」
いろははそう言いながらも、上下に揺する動きを止めない。十代の時とまるで変わらないように思える白い肌と肉竿が擦れ合い、俺は思わず背中を仰け反らせた。
「先輩、これで出しちゃってもいいですよ?」
「ちょ、待っ⋯⋯。は、おぉ⋯⋯」
「⋯⋯⋯⋯」
思わず喘ぎを漏らした俺の横顔に、雪乃の冷たい視線が刺さる。気持ちいいけど、居心地はよろしくない。
「⋯⋯一人ずつもいいけど、やっぱ二人が一番だな」
「そうですか? ダーリンは欲張りですねぇ」
舐めるような視線に俺はゾクッと背筋を伸ばすと、また雪乃といろはが向かい合ってそのおっぱいでガチガチになったペニスを挟んでくれる。弓なりに反り返っている肉棒は、亀頭を天井に向けながら細かく震えていた。
「本当に⋯⋯呆れるぐらい性欲が強いわね」
「まあ、そのぐらいじゃないとわたしたちも満足できませんし。一発屋のダーリンなんてカスですよカス」
二人はそう言いながらビクビクと胸の中で暴れまわる肉棒を一頻り見ると、示し合わせたかのように俺を見上げてきた。愉悦混じりの蠱惑的な笑顔で見詰められると、どんどんと精液が尿道を駆け上がってくる。
「⋯⋯いやらしい目ね。イキそうなのかしら?」
「ですね。ほらほら、いつ出してもいいんですよ?」
むぎゅぅ、と雪乃といろはの胸の圧迫が強くなると、いよいよ俺は我慢できなくなってくる。このまま出したらどうなるかなんて分かっているのに、もうそれは止められない。
「は、あぁ⋯⋯、これ、出そう⋯⋯」
「いいですよ。思いっきり、イッちゃいましょう♡」
「ええ。⋯⋯射精を許可するわ。好きなだけ出しなさい」
情欲の炎を瞳に灯した彼女たちに見上げられながら、俺はぐっと下腹部に力を入れた。ここからの我慢は、最高に気持いい射精をする為だけのものだ。クラクラしそうなほどの快感と興奮に身も心も満たされながら、俺は最後の瞬間まで尿道に力を入れて、射精を堪える。
「は、あ⋯⋯っ! 出る、出るっ、は、うっ、おぉっ⋯⋯!」
雪乃といろはの胸に挟まれながら、俺は天に向けて思いっきりその興奮を開放した。ビュービューと吹き上がるように飛び出した夥しい量のザーメンが、雪乃の鼻に、いろはの眉間に、雪乃の前髪にと降り注ぐ。
「うわぁ、すっご⋯⋯。噴水みたいに出てますよ、コレ♡」
「あつ⋯⋯。まだこんなに溜まっていたなんて⋯⋯やっぱり普段から搾り取った方がいいのかしら?」
顔中を白濁液でベトベトにされているのに、雪乃といろははどこかおかしそうに言葉を交わす。やがてまつ毛の上にまで精液が降り注ぐと、彼女たちは両目を開けることすらできなくなる。初めての行為に興奮して、我ながら呆れるほど大量に射精していた。
「やっぱりダーリンって、顔射するとき量が多くなりますよね」
「そうね⋯⋯。んっ⋯⋯」
いろははうっすらと目を開くと、雪乃の頬に舌を這わせた。鼻に、こめかみに、唇にとぶちまけられた精液を、その可愛い舌で舐め取り、コクンと小さな喉を鳴らした。
「はい。綺麗になりましたよ」
「⋯⋯じゃあ、いろはも」
一分ほどかけて雪乃の顔にかかっていたザーメンを舐め取ったいろはに、今度は雪乃が顔を近づけた。艶かしくそのザラつくしたがいろはの顔中を這い回り、白い喉が白濁を嚥下していく。──こんな光景を見せられて、我慢などできるわけがない。
「きゃ⋯⋯」
俺は気付いたら、雪乃をベッドに押し倒していた。まるでレイプでもするみたいだと思いながらショーツを脱がせると、強引に脚を開かせる。
「このまま入れるな」
「え、ちょっ⋯⋯あ♡ あぁぁっ♡♡」
俺は勃起したままだった肉棒を捻り込むように雪乃の膣内に挿入すると、彼女は弓なりに背中を仰け反らせた。先程までのダブルパイズリとは打って変わって、ペニスは強烈な締め付けに晒される。
「あー、なんかスイッチ入っちゃいましたねこれ。結衣さーん、そろそろ戻ってきて下さい」
「んんっ⋯⋯。え⋯⋯?」
いろはに身体を揺すられると、結衣はようやく快楽の向こう側から帰ってきたらしい。目をパチパチしながら、行為に及ぶ俺と雪乃の姿を見ている。
「あ、まだゆきのんの番だったんだ」
まあ、その前にもう一発出してしまっているんだけど⋯⋯と思いながら、俺は最初から激しく雪乃を求めていた。ズンズンと最奥に届くように肉棒を送り出し、カリ首を無数の襞で愛撫されるがままになっている。
「まって、あ♡ はち、まんっ♡ あ♡ 最初から、はげし、あ♡ あっ♡ あぁっ♡♡」
「ちょーっと、興奮させ過ぎちゃったみたいなんですけど」
「あー、うん⋯⋯。そうみたいだね」
そう言いながら彼女たちは、俺と雪乃の性行為を間近で見ようと両隣にやってくる。結衣は女の子座りで雪乃の左側に座ると、きゅっと彼女の手を握った。
「ゆきのん、頑張って。次はあたしが頑張るから」
「やっ♡ん♡ これ、む♡りぃっ♡ あ♡ あぁっ♡ ん♡あぁぁっ♡」
「っていうか雪乃さんイかせたら多分ダーリンもイキますよね?」
いろはは雪乃の右側に身を横たえると、精液がぬらりと光る乳首に舌を這わせた。いろはが雪乃の乳首を舌先で転がしだすと、膣内がキュンキュンと締め付けを増してくる。
「い、ろはっ♡ それ、だめ♡ あ♡ イ、クッ♡ あ♡ あぁぁっ♡♡」
また挿入して数分と経っていないのに、雪乃はビクンビクンと背中を仰け反らせて絶頂に達する。目を瞑り、快楽に口は半分開かれ、その奥からぷるぷると震える舌先が見えた。頭が沸騰しそうな興奮に、俺は腰の動きを止められない。
「はぁ、はぁっ⋯⋯雪乃っ、ゆきのっ⋯⋯!」
「おね、がいっ♡ 待って、ね⋯⋯? 私、まだイッてる、からぁっ♡♡」
気付けばパンパンと肉がぶつかり合う音と、雪乃の嬌声で寝室は満たされていた。いやいやと首を振る雪乃を見詰めながら、それでも腰は止まらない。止められない──。
「ふっ、うぅ♡ ひぁ♡ あぁぁ⋯⋯♡♡」
連続で絶頂しているのか、雪乃はびくびくと身体を震わせる。クタッと身体から力が抜けると、雪乃は肩で息をしていた。
「なあ、雪乃⋯⋯」
「あ♡ あぁっ⋯⋯♡」
俺はストロークを深く、ゆっくりにしながら、雪乃の唇にキスを落とした。焦点が合わなくなってきている彼女の目を見詰めながら、俺はわざと低い声で訊ねる。
「妊娠しやすい日まで、あと何日だ?」
「ん、あ⋯⋯♡ あと、二日⋯⋯。もう十分、危ない日だけれど⋯⋯」
ごくんと生唾を飲み込むと、俺はそれを聞き届けた上で、別の質問を重ねる。
「じゃあ、どこに出して欲しい?」
「あぁっ♡」
ズン、と一気に肉棒を最奥まで突き出す。いつの間にかいろはは雪乃の乳首を舐めるのを止めていて、結衣がそうしているように彼女の手を握っていた。
「⋯⋯⋯⋯」
雪乃はパクパクと口を動かして何事かを言ったようだったが、小さすぎて何も聞こえなかった。俺はもう一度パァンッ! と腰を打ち付ける。
「ひぁぁっっ♡♡」
「聞こえなかった。もう一度言ってくれ」
「⋯⋯⋯⋯か」
「ん?」
「⋯⋯なか」
そのキーワードに、ゾクリと背中が震えた。ついでに肉棒も強烈な刺激に、ビクンと一際大きく脈打つ。
「中に出して、ください⋯⋯」
雪乃は恥ずかしさから顔を手で覆い隠そうとしたが、結衣といろはに手を握られている所為でそれも叶わない。恥辱にまみれたその表情は俺の嗜虐心を
「妊娠させてもいいんだな?」
俺が確かめるようにそう訊くと、雪乃は僅かな逡巡もなくこくりと頷いた。その瞬間から無尽蔵に湧き出してくる性欲に身を委ね、俺は激しく腰を振り始める。
「あ♡ ん♡ あ♡あぁっ♡ は、あ♡ん♡ あぁぁっ♡♡」
ギシギシとベッドが軋み、再び腰を打ち付け合う音が響く。雪乃の喘ぎは一層高く甘くなり、耳朶が犯されていくかのようだった。
「はぁ、はぁっ、雪乃っ、出すぞ⋯⋯。は、あ⋯⋯っ、このまま、中にっ!」
「んっ、ふっ♡あ♡ あぁっ♡ 出してっ♡ あ♡あ♡ん♡あ♡ はちまんの、中にっ♡ 中に出してぇっ♡♡」
ビクンともう何度目かの分からない、雪乃の絶頂。結衣といろはに見詰められながら、イキ続ける雪乃に覆いかぶさったまま、俺は全速力で腰を振る。
「雪乃っ、は、あ、でる、出るっ、イ、くっ⋯⋯!」
「ひぁ♡ん♡ あ♡はぁ♡んっ♡ あぁ──♡ ああぁぁっ♡♡」
もはや人の言葉を忘れたかのように嬌声を上げ続ける雪乃の中に、俺は昂りのままその精を放出した。雪乃の卵子に精子が届くように、彼女の最奥で、何度も何度も生殖液を射出する。
「すごい、ね⋯⋯。ゆきのんまで、中に出されちゃった⋯⋯」
「ちょっと、ダーリン出しすぎじゃありません? 雪乃さんのお腹、ちょっと膨らんだみたいに見えましたけど」
二人に実況されながら、俺は何度も己の内に滾っていた性の塊を雪乃の中に注ぎ込む。久々の、雪乃への膣内射精。もう今日だけで五度目の発射だというのに、俺のペニスはその勢いを衰えさせる事を知らない。
「ん⋯⋯ふっ、あ⋯⋯。はぁ、あ♡ ん⋯⋯♡」
雪乃は目を瞑ったまま、俺の精液を最後の一滴までその膣内に受け止めていた。時折びくんと身体が跳ね、まだ絶頂の最中にいる事が分かる。
「ゆきのん、大丈夫?」
「だい、じょうぶ⋯⋯じゃない」
酷く幼い口調だったが、一応まだ気絶するまでには至っていないらしい。一昔前ならとっくに戻って来られなくなっているところだったが、雪乃も多少は慣れてきたという事だろう。
「はぁ、はぁ⋯⋯。抜くな⋯⋯」
「ん⋯⋯。あ♡」
俺はヌルンと雪乃の膣内からペニスを引き抜くと、途端にコポォっと音を立てて精液が溢れ出した。明らかに先程の射精よりも量が多く、濃さは変わっていないように思える。そしてそれが当然であると主張するかのように、俺の肉棒は反り返り──。
「あはは⋯⋯。ヒッキー、お手柔らかにね⋯⋯?」
雪乃の隣で脚を開いた結衣の膣内からは、後背位で出した精液が未だに溢れ──。
「私は、ちょっと休憩⋯⋯」
雪乃の入り口からは、出したての生殖液が滴り落ち──。
「そんなこと言っても休ませてくれませんよ。ね、ダーリン?」
誘うように開かれたいろはの膣口は、トロッと大量に、白濁したものを垂らしていた──。