優柔不断は切り捨てろ:周りの美少女は全員他人のモノ 作:エルサイズ
――――――――――――――圭介視点
「...」
ぼんやりと壁を見ている。
もう...何も考えたくない。
「っ...」
昨夜は夕華の嬌声をおかずに自慰行為を致してしまった。
....それも、心を切り裂かれるような...夕華が寝取られている光景を妄想しながら。
更に一瀬さんが先生に寝取られている妄想をしながらもう一度自慰行為をしてしまい、挙句の果て気絶して遅刻だ。
なんとも情けないというかなんというか...
「はぁ...」
パソコンを立ち上げ、気分転換に適当なサイトで成人向けの漫画や動画を見ても...何も興奮しない。
「あ...」
ふと行き当たったのは...濃厚な寝取られモノの漫画を紹介しているサイトだった。
紹介されている作品のタイトルを見ていると...
「..."幼馴染はあの日の約束を覚えていませんでした"..."初めて出来た彼女は調教済みでした"..."バイト先の気になるあの子~あの子は皆の
ああ...なんということだ。
タイトル、表紙、サンプル画像だけで果ててしまいそうだ。
僕は何も迷わずに電子書籍版で先程タイトルを読み上げた作品を購入した。
僕は...好きになったヒロインが誰かに犯される姿でないと興奮出来ない。
黒い性欲で肉棒が隆起している。
回線が遅いのか、はたまたPCのスペックが低いのか...なかなかダウンロードが終わらない。
『ぁ...ん...』
「え?」
遠くに聞こえた"声"。開いたままの成人向け動画サイトのタブで勝手に動画が再生されたのだろうか?
僕は慌ててパソコンを確認した。
「...違う」
動画は再生されておらず、そもそも音量が0だった。
『ぁぁっ...きもち...ぃぃ...♡』
くぐもった嬌声。
これは...壁の向こうからだ。
ゆっくりと立ち上がり、僕は壁に耳を押し当てた。
『ああっ...先生っ...
「............え?」
冷水が喉奥から一気に全身に広がるような感覚。
寒気がするのに脂汗が止まらない。
『あああっ...♡♡...すき...っ...すきぃ...♡♡...んっ...ちゅ...ちゅ...る...♡♡♡』
より強く壁に耳を押し当てると...ぴちゃぴちゃと湿った音と、まるで口を何かで塞がれているような声。
この声は....
この声は....っ....
「一瀬...さん...」
僕の恋人...の"はず"である女の子。
そして...恐らく...相手はお兄さんだ。
脳内で描かれる光景は...驚くほど解像度が高かった。
美しい顔を快楽で歪ませながら、ベッドの上で先生の肉棒を捻じ込まれているのだろう。
そして...恋人である僕も許されていないキス...それも舌と舌を絡め合う濃厚なキスをしているのだ。
「くっそぉ...」
悔しい...腹が立つ...悲しい...様々な負の感情が沸いてくるのだが...
どういうワケか...
全てが肉棒へと集まる血液へと変換されていった。
「あっ...あああっ...」
右手が言う事を聞かない。
壁に耳を押し当てながら勝手に竿を
『せんせ...だ...め....あああああっっっ♡♡♡♡♡♡』
一際大きな嬌声。
僕は聞いたことがない...本当に気持ち良さそうな...発情した雌の鳴き声。
しかし...ギシギシと凄い速さで軋む音は止まらなかった。
『せ、せんせ...らめ...もうイッた...もうイッたから...っ...あああああっっっ♡♡♡♡♡♡』
ああ...一瀬さん...一瀬さん...
絶頂したにもかかわらず、イジワルなお兄さんは一瀬さんを責め続けているらしい。
「うっ...!」
パタパタと壁紙を穢す白い粘液。
イカ臭い欲望の塊は無惨にも壁のシミになっていくのだろうか。
「あっ...あっ...」
しかし...どういうわけか...
『あああっっ♡♡♡♡♡』
僕以外の男に犯されている恋人の声を聞いていると...
「ううっ...ううっ...」
ゴシゴシと肉棒を扱いてしまう。
既に射精しているので、腰が抜けそうな程敏感になっている肉棒を...更に更にと扱いている。
ああ...
ああ......
気持ち良い...!!
僕の性癖は...完全に破壊されてしまった。