優柔不断は切り捨てろ:周りの美少女は全員他人のモノ 作:エルサイズ
――――――――――――――――――――主人公視点
夕飯時を過ぎた頃。今日は美咲がアルバイトにて勤務中なので少し寂しい食卓であった。
この後は美咲をスーパーまで迎えに行くことになっている。
「そろそろ迎えに行くか...何か買い足すモノは有る?」
キッチンにていちごジャムを作っている茜に尋ねた。
「そうね...砂糖とドレッシングが少ないから買ってきてくれる?」
特に何も確認せずに答える茜。今現在、うちの台所はほぼほぼ茜の管理下にあると言っても過言ではない。そんな彼女が言うのだから間違いないだろう。
「わかった。買ってくるよ」
ちなみに他の2人はそれぞれシャワータイムで、夕華はウチの風呂で華織さんは隣の部屋の風呂に入っている。
「茜」
「なあに?」
鍋をヘラでかき混ぜながら返事をする茜。
そんな彼女に近寄り―――
「行ってくるよ。ん...」
「んっ...いってらっしゃい...♡」
軽く唇を重ね合わせ、去り際に茜の頭を撫でて部屋を後にした。
...............................
「さて...」
車をスーパーまで走らせ、駐車場の端に停める。そして店内へと向かい、食品コーナーを目指した。
「砂糖...あったあった」
上白糖を手に取り、カゴの中に放り込む。次は...ドレッシングか。
俺と茜が使う胡麻ドレッシングはまだまだストックが有るはずだから...夕華が好きな和風ドレッシングだな。
「えっと...これか」
いつも購入している商品を手に取り、再びカゴの中に放り込んだ。
「他には...おっ」
何となくお酒コーナーに足を運ぶと、そこには白い缶に青文字が印字された北海道限定のビールが陳列されていた。
「これ好きなんだよなぁ...ケースで買うか」
ケースの上面が半分に開かれて6缶パックを取り出しやすいように陳列してあるのだが、俺はその下のケースを引き抜いて肩に担いだ。
「...よし」
これ以上の買い物はやめておこう。"また無駄遣いして..."と茜に怒られてしまうからな。
「さて...」
レジに向かうとしよう。
と、思ったその時...
「あっ...!」
【レジ締め用】と書かれたポーチを片手に持った美咲がそこに立っていた。
「迎えに来たよ、美咲」
「ぁ...えへへ...ありがとうございます、兄さん♡」
蕩けるような甘ったるい声で返事をする美咲。新しい店長を通じて迎えに行く旨を伝えてあったのだ。
...ちなみに、新しい店長は桜の部下だ。俺の事も"兄貴"と呼んで慕ってくれているという実に信頼できる男だ。
「外で待ってるからな」
「はーい♪」
心なしか美咲の足取りが軽くなっている気がする。...喜んでもらえて何よりだ。
その後、精算を済ませて俺は車へと戻った。
「...」
そして待つこと十数分。裏口から美咲がトコトコと歩いてきた。
きょろきょろと駐車場の中を見回し、こちらに気が付くと表情を明るくしてパタパタと駆けてきた。
「お待たせ、兄さん」
早速助手席に乗り込む美咲。
「おかえり、美咲」
「ただいま。ふふふっ...ありがとうございます、迎えに来てくれて」
はにかみながらお礼を言う姿が愛らしい。
「いえいえ。寧ろ俺が来たかったんだよ」
「えへへ...あっ、そうだ」
何か思い出したらしい。
「どうした?」
そう尋ねるものの、美咲は何やら言い辛い様子だ。
「あの...翔太さんのこと...なんですけど」
少し不安そうに俺の顔色を窺う美咲。
「まさか...何かされたのか?」
小井川の性格上その可能性は低いと思いたいが...先日の公園にて美咲に無理やり抱き着こうとしていたので油断は出来ない。
「あ、いえ。そうじゃないんですけど...この後、公園に来てほしいって言われちゃって...」
どうしたものか、と悩んでいる様子だ。
「俺も一緒に行こうか?」
「良いんですか...?」
申し訳なさそうな表情の美咲。
「もちろん。遠慮することはないさ」
「でも...元はといえば私が翔太さんとの関係をきちんと終わらせてないのが原因ですし...」
それは...どうだろう。確かに明確に破局を言葉にしていないが、それでも察する事は出来るだろう。
だというのに、しつこく言い寄る様は女々しくて見苦しい。そんなことで漸く落ち着きを取り戻してきた美咲の精神状態を乱すことが許せない。
「美咲は悪くないさ。それに、あの状況で関係が終わった事を察する事が出来ない方が問題なんだ」
「...そう...ですか...?」
自信無さげな様子だ。自分にも非があるのではないか、と思っているのだろう。
「ああ。...よし、俺も一緒に行くよ。美咲を一番愛している男が誰なのかわからせてやるよ」
...正直、キザが過ぎる言葉だとは思った。
「ふふふっ...じゃあ、よろしくお願いしますね♡」
それでも美咲は喜んでくれた。...それなら良いか。
「待ち合わせは何処だ?」
「あ、家の近くの公園です。駐車場が有る方の」
マンションのすぐ近くではなく、少し離れた広い公園だ。以前、美咲が住んでいたアパートの近くだな。
「よし。時間は?」
「まだまだ余裕です。あと...1時間以上あります」
それなら大丈夫か。
「よし、行こうか」
「はいっ」
エンジンを始動し、俺たちは公園へと向かった。
...............................
「ここか?」
「はい。ここの...多分、広い通路に有るベンチだと思います」
広い通路...
「モニュメントがある所?」
「はい。空がよく見えるところです」
なるほど...なんとなく想像は付いた。しかし、どうしてその場所を指定しているのだろうか?
「ねえ、兄さん...」
その事を尋ねようとしたそのとき、先に美咲が口を開いた。
「うん?」
小さく袖を引く彼女に視線を向ける。
「後ろのシートに...行きませんか?」
少し頬を紅潮させている美咲。
「...ああ」
懇願するようなその表情を前に、断る理由は無かった。
エンジンを切り、運転席から外に出た。そして、ジャケットを脱いで運転席の背もたれに掛け、後部座席に乗り込んだ。
「よいしょ...と」
するりと後部座席に座り込む美咲。
「...」
そして、何となく...本当に何となく、スマートキーを手に取った。
「ぁ...」
電子音の後、カシャンと音を立ててドアがロックされた。
美咲は短く声を漏らし、この空間が外界から遮られた密室であることを理解した。
「おいで」
「はい...♡」
床下をプロペラシャフトが通るセンタートンネルを跨ぎ、ぴったりと密着するように身を寄せてきた美咲。
そんな彼女の腰を抱きながら、お互いの体温を共有した。
「兄さん...」
「美咲...」
潤んだ瞳でこちらを見上げている美咲。そんな彼女と視線を絡めあい、ゆっくりと顔を寄せていく。
「ん...」
「んっ...♡」
そっと唇を重ね合わせ、段々と口付けを深くする。
「んぅ...っ...♡」
粘質のある水音が響く車内。
舌を甘く絡め合うと、次第に身体の芯が熱くなってきた。
「んっ...はぁ...はぁ...兄さん...っ...♡♡」
頬を紅潮させて切ない表情を浮かべる美咲。
夜、今は他に誰も居ない二人きりの空間、身体を寄せ合う密室。このシチュエーションの中、俺たちの脳内は桃色に染まり始めていた。
「み、美咲...今はやめておこう。後で、家に帰ってから―――っ!?」
説得しようとしたのだが、美咲は既に固くなり始めていた俺の股間を優しく撫で始めていた。
「ふふふっ...でも、この子は元気いっぱいですよ...?」
甘ったるい声で囁く美咲。
返事をする前に、制服姿の美少女は靴を脱いでシートに横たわっていた。
「ほら...やっぱり...♡」
美咲はジジジとズボンのチャックを下ろし、手慣れた手つきで勃起した肉棒をさらけ出した。
「おくちでシてもいいですか...?」
亀頭に吐息がかかる程の距離で尋ねる美咲。...そんな問いかけをされては"イエス"としか答えることが出来ないだろう。
「ああ...頼む」
「はぁい♡...んぅっ...♡♡」
柔らかい舌を亀頭に這わせ、歯が当たらないように大きく口を開いて肉棒を咥え込む美咲。
唾液を口腔内に溜めて、じゅぽじゅぽとイヤらしい音を立てながら頭を上下にゆっくりと振り始めた。
「んっ...んっ...んっ...♡♡んぅ...んんっ...♡♡」
ちゅぽちゅぽと音を立てながら肉棒に舌を絡めている。そのままゆっくりと上下運動をするものだから気持ち良くて仕方ない。
「気持ち良いぞ...美咲...っ...」
「んぅ...
口に肉棒を咥えたまま話す美咲。
「っ...!」
熱い吐息と蠢く舌のせいで更に甘い快楽が肉棒を襲う。
「んっ...ふふふっ...♡♡」
満足げな声を漏らしている。
「っ...!」
夜の公園の駐車場、車の後部座席にて制服姿の美少女にフェラチオをさせる。そんな背徳的な状況が堪らない。
「んっ...んっ...んっ...んっ...♡♡」
じゅぽじゅぽと音が響く車内。
「くっ...!」
俺が声を漏らす度に激しさを増す美咲のオーラルセックス。
「んっ...はぁ...はぁ...ちょっと...休憩...」
顔を真っ赤にして息を切らせている美咲。
どうやら彼女の方も夢中で咥えていたらしい。
「ふぅ...凄く気持ちいよ、美咲。ほら、おいで?」
まだ顔が赤い美咲を抱き上げて、腕の中で横抱きにした。
「えへへ...嬉しいです...♡」
俺が気持ち良くなってくれる事が嬉しいと、以前に身体を重ねた際に話していた。このような献身的な性格が本当に愛おしい。
「よしよし。ほら、こっちを向いてごらん?」
柔らかい頬に手を添えて、顔を上に向かせた。
「ぁ...ま、待ってください...まだお口濯いで無いから...」
つい先ほどまでフェラチオをしていたから、とキスを遠慮する美咲。
...まあ、俺はそんなことを気にするタイプではない。
「構わないさ。んっ...」
「んぅっ...♡」
深い口づけを交わし、舌を絡めあう。
「ん...はぁ...はぁ...ねえ、兄さん。1回だけ...シない?」
姿勢を変え、両足を開いて俺に跨る美咲。
「約束は良いのか?」
「うん...兄さんとエッチする方が大事...♡」
律儀で真面目な理性は吹き飛び、本能的な快楽に溺れる哀れな雌に成り果ててしまったようだ。
「...それなら仕方ないな」
まあ、それに応じる俺も同じか。
「えへへ...んっ...♡」
再び舌を絡めあうディープキスを交わし、唾液で繋がりながら見つめあう。
「美咲、腰を浮かせてごらん」
「はい...♡」