※この作品はR-18です。

ペットサキュバスの犯され学園生活~退魔師学園でエロスキル特盛の銀髪ロリ巨乳美少女サキュバスにTSしたダメ男が、性処理便所として犯されまくるようです~   作:クマノミの実

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03 ペロリといただきます。甘いケーキに淡い恋模様❤(逆寝取り・強制ガチ恋の目覚め)

 

「お゛っ゛っ゛❤❤❤❤イグッ❤❤❤❤イクっ❤❤❤イクぅ❤❤イグゥッッッ❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 

「おらっ!もっとイキ散らせッッ‼」

 

「やだやだやだぁっ❤❤❤❤❤もうオチンポっ❤❤❤❤❤❤じゅんじゅん❤❤❤❤❤❤しゃれるのやらぁっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 

 パンっ❤パンッ❤パンッ❤と、オマンコの奥にチンポを打ち付ける淫らな音が、寝心地の良いベッドがポツンと置かれた部屋――慰労係の個室――の中に鳴り響く。

 ベッドの上で嬌声を上げているのは、当然の如く夜であり、その夜を犯しているのは士郎であった。

 何せ1日目の昼から、多少の休憩は合ったがその後2日間連続で犯されて、慰労係を初めてから4日目となる今日も、朝から士郎に犯されているのである。

 夜の体も心も、大分滅茶苦茶にされており、体は、もはやコンマ数秒ごとに絶頂を繰り返し、心は見た目通り、幼い女児と淫らな娼婦の融合であるかのように、泣きわめいて淫猥な言葉を叫ぶだけの、雌犬と化していた。

 このまま、犯され続ければ、士郎の肉嫁となるまでそう日にちはかかるまい。

 だが、しかし――

 

「せーし❤❤どぴゅどぴゅ❤❤❤❤しゃれるのやぁああっっ❤❤❤❤わたひぃのあかひゃん部屋のなひゃ❤❤❤およぎっっ゛❤❤❤イグッ❤❤まわらないれぇぇっ❤❤❤❤❤」

 

「はっ!淫魔(サキュバス)で妊娠し難くかろーが、いずれ絶対孕ませて――――チッ、何だよ!」

 

 ――限界など、とっくに超えている夜に、救いの手?が差し伸べられる。

 それは、時刻が15:00を回った瞬間に、慰労係の部屋の中に鳴り響いたアラーム音であった。

 

「予約の上書きだと⁉糞っ、油断してたな……」

 

「ほへぇ?❤❤❤❤❤」

 

 それは、これからの夜の使用権限が、士郎以外にあると言う合図だった。

 つまり、学園のルールとして、士郎は部屋から出ていかなくてはならない。

 

「た、たひゅかった?❤❤❤」

 

「……………………」

 

 パンッ❤❤

 

「おひゅぅぅっっっ❤❤❤❤❤❤」

 

 取り敢えず、ムカついたので、最後にチンポを一突きして、夜をメスイキさせておいた、士郎だったが、学園のルールを破る気は無かった。

 

「んじゃあ、またな(・・・)」

 

「ひっ❤❤❤」

 

 最後に、執着心に満ちた言葉を残して、士郎が部屋を出ていく。

 夜は、それに対して、ただ恐怖して悲鳴を上げることしか出来なかった。

 暫し、震えていた夜だったが、ずっとそのままという訳にも行かなかった。

 

(ぁ❤❤しゃわー❤❤❤いかなひゃっ❤❤❤❤❤)

 

 夜の体が、半ば強制的に動かされる。

 慰労係が別の客を相手にする場合、その身を清めるというのも、学園のルールで合った。

 その時間で、霊術により部屋の清掃も行われるのである。

 夜は、備え付けられたバスタオルを巻いて裸体を隠し、フラフラとした足取りで、シャワー室へと向かっていった。

 

*

 

「――で?どういうつもりだ。テメェ」

 

 ペタペタと可愛らしい足音を響かせて、部屋を出ていく夜を尻目に、慰労係の部屋の前ではちょっとした衝突が繰り広げられていた。

 不機嫌であるのを隠そうともしない士郎にあたられているのは、その友人、友原 秀であった。

 

「どういうつもりって、何だよ」

 

「意味のねぇ、誤魔化ししてんじゃねぇーよ。何嫌味ったらしく、俺が使っている女の予約の上書きしてんだ、って聞いてんだよ」

 

 これが、偶然で合った。などと士郎は思わない。

 秀は、明らかに、故意に予約の上書きを行っていて、そしてそれは恐らく自分に用が合ったからだ、と士郎は確信している。

 

「……それじゃあ、言わせてもらうけどよ。お前、何か変だぞ。1人の慰労係にこんなにハマってさ」

 

 そう言って、秀は手に持った端末を士郎へと見せる。そこには、ここ数日間、士郎が夜を只管に使い続けたということの証左である、慰労係の使用状況が表示されていた。

 士郎の目が、鋭くなり、そして剣呑な光を宿す。

 

「――気持ち悪いことしてんじゃねーぞ」

 

 人の事を尾けて、探っていたのか、と士郎の思考が怒りに染まる。

 返答次第では、ただじゃおかない。と一触即発の雰囲気が2人の間で流れようとして――

 

「その、大丈夫なのかよ。相手、淫魔(サキュバス)の魂装(モード)持ち何だろ?……そりゃあお前が、8級の奴相手に簡単にどうにかされる、とは思っては無いけどよ、流石に火遊びが過ぎるんじゃねーか」

 

「………………」

 

 ――結局、これ以上、剣呑な雰囲気が流れ出ることは無かった。

 もしも秀が、唯の興味や、自らの愉悦の為に、自分を探っていたなら、士郎は更に不機嫌になっていただろう。

 しかし、秀の口から出て来るのは、徹頭徹尾、自分に対する心配の言葉だけであったのだ。こうなると、士郎としてもバツが悪く成ってくる。

 少し、冷静になって自分の行動を客観視してみれば、なるほど確かに不安に思われるような、行動をしている。と士郎は思った。

 

「…………ぁー。うん。まあ、何だ。心配かけたな」

 

「いや、俺も、いくら何でも強引過ぎたから、ワリィ」

 

 軽く息を吐きながら、気まずそうに、軽く頬を掻いて、士郎は秀へと謝罪した。

 冷静な態度に戻った、士郎の様子に、秀は安堵の溜息を吐いた。

 

「ま、お前が心配しているような事は無いよ」

 

「本当かよ?」

 

 尚も、疑問気に首をかしげる秀に、士郎は、さて、どう説明したものか。と頭を悩ませる。

 甘土 夜という人間に、秀が警戒している様な、吸精(ドレイン)や魅了(チャーム)と言った力は無い訳だが、それは一般的な淫魔(サキュバス)の魂装の常識から、外れた事柄だ。

 言っても信じて貰えるかどうか――と、思った所で、士郎は名案を思い付いて、ポンっと手を叩いた。

 

「そんなに疑うなら、お前も使ってみれば良いじゃねーか」

 

「え?」

 

「え?じゃねーよ。折角予約の上書きをしたんだ。俺の言葉を聞くより、自分の眼と体で実際に体験した方が、確実で信頼出来るだろ?」

 

「……それは、そうかもしれないけど」

 

「何度も言うけど、危険はねーよ。ほらっ!」

 

 そう言って、士郎は自分の体調が万全である事を示すように、その場で軽く体を動かした。

 それを見て秀も覚悟を決める。

 

 

 …………淫魔(サキュバス)とのセックスに興味が無いと言えば、嘘になると言うのも大きかったが。

 

「ま、まあ。折角だしな。うん、ポイント、勿体ないし」

 

「そうそう。勿体ない。勿体ない。――あん?そう言えば、お前、手に何持ってんだ?」

 

 色々と、衝突寸前だった所為で気が付いていなかったが、士郎は、秀が手に白い箱を持っていることに、漸く気が付いた。

 

「ん?ああ。これ、ケーキだよ」

 

「ケーキぃ?何でそんなもん持ってんだよ」

 

 士郎のその言葉に、秀は照れくさそうに頭を掻いた。

 

「いや、そのさ。色々と不安だったから、後日にでも観月ちゃんの笑顔を見て癒されたい。と思ってさ。良さ気なケーキ選んでたら結構時間が経っちゃってさ」

 

 へへっ。と屈託なく笑う秀を見て、士郎は悩まし気に唸りだした。

 

「あー。んー。いや、うーん」

 

「な、なんだよ」

 

「……それならやっぱり、夜の奴に会うのは止めておいた方が――、いや、あー」

 

 士郎らしからぬ歯切れが悪い様子に、秀はたじろいだ。

 

「……やっぱり、何か危険なのか?」

 

「いや、本当に危険は無いんだが……」

 

 そして、暫し悩んでいた士郎で合ったが、少し時間が経つと、もう面倒くせぇ!とばかりに、秀への対応を決めた。

 

「どっちが幸せなのか、俺にはわかんねぇから、もう流れに身を任せとけよ!」

 

「ちょっ⁉結局どういう事なんだよ⁉」

 

「知らん、知らん!会うのも、会わねぇのもテメェの意思で決めろよ。別にどっち選んでも、損はしねぇからよ」

 

 士郎はそこまで捲し立てると、宣言の通り、秀の静止の声に振り向くこともなく、後は知らん!とスタスタと歩いて去っていってしまった。

 1人残された秀の目の前には、慰労係の個室への扉。

 秀は、それを開くかどうか、少しの間、悩み――

 

「ま、まあ。ポイントが勿体ないし?」

 

 ――結局、その扉を開いてしまった。

 ……最終的な判断の決まり手は、やっぱり性欲である。

 

*

 

 意図的に薄暗くされた慰労係の個室の中、夜と、秀が遂に邂逅を果たしていた。

 秀の持っていたケーキが入っていた箱は、棚の上に置かれ、秀と、夜の2人は、互いにベッドの縁に腰掛けている。

 ついさっき迄、犯されっぱなしで、頭がパーに成っていた夜で合ったが、熱いシャワーで体を流したお陰か、多少は正気を取り戻していた。

 最も、未だ全身に甘い痺れが残っている他、赤らんだ顔をして、バスタオル1枚で体を隠している姿は、とても扇情的で合ったが。

 

「う、その。あ、アンタは?」

 

(……べ、別の客っ!アイツ以外のっ)

 

 下手に正気を取り戻した所為で、自分が新しい男に抱かれようとしている、という事に気がついてしまった夜は、何とか平静を装うとするが、その体は、内心の怯えを隠すことが出来ず、微かに震えていた。

 さてそんな夜に、相対している秀だが――

 

「………………」

 

 ――なんか、警戒して損したな。と意外にも、極めて気を抜いていた!

 昨夜から、あれほど不安に苛まれていた秀が、どうしてこうもアッサリと、警戒を解いたのか?

 その理由は単純で、夜に直接会って、その力を見たからである。

 

 例えば、バトル漫画や、アニメなどにおいて、底知れない実力を持つ敵のオーラによって、現実には何もされていないのに、自分が殺された姿を幻視して、恐怖してしまう――そんな展開は良くあるだろう。

 それと同じ様なことが、現実でも退魔師たちにも起こり得るのである。

 研ぎ澄まされた第六感により、相対した相手の格(・)を図る技術。

 それは、退魔師であれば――練度は兎も角として――大概の者が習得している基本技術である。

 秀は、その感覚を用いて、夜の格を図ったのである。

 そしてその結果は、先の例とは正反対。秀が図った、夜の格は、正しくゴミであった。

 確かに、容姿こそ凄まじいまでの美少女であるが、その内面と力は、唯の小物!

 夜の、いつまで経っても本気に成れない、ド底辺クソ雑魚ナメクジ加減は、一定以上の実力を持つ退魔師からすれば、完全に丸わかりであり、秀はその一定以上に入っていた。

 それ故に、この部屋に入るまでは、秀の心の中に溢れていた疑念が、欠片程度を残して消え去ったのであった。

 

 何だかどうでも良くなったな、と秀はため息を吐いた。これでは、朝から不安がっていた自分が馬鹿みたいだ、とも。

 所詮は第8級相応程度の、目の前の少女(夜)に、何か大それたことが出来るとは、秀は思わなかった。士郎の言っていた通り、危険も無いだろうと、確信する。

 ま、杞憂なら杞憂で良いか。もう疲れたから、さっさと帰ろう。と余りに気が抜けた所為で、性欲すらどうでも良く、秀はそう思った。

 

 意外にも平和に話が終わる――

 

「あー。俺は、友原 秀。さっきまで、君が会っていた士郎の友人だよ。ここには、ちょっとした用で来たんだが、もうどうでも――」

 

「あの、クズ野郎の友人?」

 

「――8級のカスが、何だって?」

 

 ――筈だったのに、夜の不用意な発言によって、秀の感情のボルテージは一気に跳ね上がった。

 いきなり、相手に対して挑発をぶちかました夜。

 一体、どうしてそんなことをしてしまったのか。

 

(お、オレはどうしてこんな事を言ってしまったんだ⁉)

 

 何と、夜本人も自分の発言に、非常に混乱していた。

 まず、夜が士郎をクズ野郎と思っているのは本当のことだ。

 それは、まあ、そうだろう。何せ夜の主観では、男の自分を無理やり抱いてくる男である。嫌悪感を持つのは当然の事だ。

 だがしかし、同時に、夜は小物である。

 本人(士郎)と言い争いをしている時に、罵倒するなら兎も角、特に敵対的であった訳でもないその友人(秀)に、挑発的な言葉を投げかける度胸は、良くも悪くも、夜には無い。

 ……無いはずなのだが、現実問題口に出してしまっていた。

 無意識に。まるで(・・・)何かが(・・・)勝手に(・・・)口を(・・)動かしたか(・・・・・)のように(・・・・)。

 

「答えろよ。慰労係風情が、アイツのこと、なんつった?」

 

 しかし、そんな夜の事情など、秀が知る由もない。

 彼としては、平然と友人を侮辱した、目の前の相手を問い詰めるだけだ。

 或いは、ここで夜が平謝りしていれば、秀も矛を収めただろう。

 だが、しかし……

 

(何で、悪いのはアイツなのに、オレが謝らなくちゃならないんだ‼)

 

 日頃、誇り(プライド)もクソも無い行動ばっかりしているのに、肝心な時だけ自尊心を捨てられない。夜のダメ人間ポイントの1つである。

 

「ふんっ!人を無理やり抱くような男なんて、クズ扱いされて当然だろっ!」

 

 それは、正しい意見だろう……場所が、黄泉比良坂学園(此処)で無ければ。

 

「ハッ。人を無理やり抱く?お前は人じゃなくて、便器だろ?公衆便所を勝手に使って何が悪いんだ?」

 

「なっ――!」

 

「弱者は、人権すら失うってのが、此処の掟で、お前もそれを了承したんだろーが。それを今更そんな文句を言うなんて――ああ、お前元男なんだっけか?いやはや、男のプライドの欠片も無い。なるべくして女に成ったってやつだな」

 

「な、な、な。…………ふ、ふっ、ふふんっ!そのなるべくして女に成った奴に、ドハマリしてる男の友人は、流石に言うことが違うな!」

 

「あ゛?」

 

 売り言葉に買い言葉。

 ヒートアップした2人の雰囲気は、最早どちらにも止めることが出来なくなっていた。

 

「適当な事、言ってんじゃねーぞ」

 

「適当?適当なもんかっ!情けなくオレで射精しまくるアイツの姿、お前にも見せてやりたい位だよ!」

 

「ハッ、ただ珍しい相手だから、アイツも少し味わって見てるだけだろ?珍味ってやつだよ、珍味。それを勘違いするなよ、お前なんて所詮はゲテモノ料理だろっ」

 

 秀のその言葉に、夜は小馬鹿にした様な笑みを浮かべる。

 何せ、士郎が自分の体にドハマリしているのは、厳然たる事実なのだ。

 それを分かっていない、目の前の相手(秀)が滑稽で仕方がない。

 

「そう思うならそうなんじゃないですかぁ~?お前の中ではなっ!くふっ。でも現実は違うんだよねぇっ‼いやいや、オレは嫌だって言ってるのに、アイツが猿みたいに発情しまくって困るんだわ。カーッ、自分の才能が憎いわ~~」

 

「テメェ……」

 

 余裕綽々の、夜の態度に、秀の口が止まる。

 どうやら、口喧嘩の勝者は夜のようである。

 ……口喧嘩(・・・)は。

 

 トンッ!と、夜の肩が、秀の手によって勢い良く押されて、夜の体はベッドの上に押し倒された。

 

「……え?あの、え??」

 

「――そこまで、言うなら試させてくれよ!」

 

「あ、あの……。何を?」

 

「そんなに、ハマるほど具合が良いんだろ?……ああ、実際体験してみて、本当だったら、俺が謝るよ。ま、そうはならないだろうけどな」

 

(そ、そういう話に、なるの、か?)

 

「え、えーと。その」

 

「ああ、土下座でもするってんなら、許してやっても良いぜ?」

 

 夜はキレた。

 

「ふんっ‼上等だ。そっちこそ、謝罪の言葉を用意しておけよ‼‼‼」

 

*

 

(だ、大丈夫。何時も乱れるのは、偶々、アイツとの体の相性が良かったから、とかそういうことだから!だから、大丈夫、大丈夫。大丈夫……………………だよな?)

 

 夜は、柔らかいベッドの上、バスタオルをひん剥かれてその裸体をさらし、秀に馬乗りになられながら、内心自分を鼓舞し続けていた。

 今まで、セックスしてきた相手とは、違う男が相手なんだから、何時ものようにはならない筈!なんて、何の根拠も存在しない理論だけを頼りに、心の中の恐れを誤魔化している。

 

「じゃ、本当に良いんだな?謝るなら、これが最後のチャンスだぞ」

 

「…………そっちこそ!吠え面をかく、支度をしておけよっ‼」

 

 やっぱり無駄なプライドを捨てられない夜が、自分の背を自分で崖に突き落とす。

 

「――上等だ。後悔すんなよっ」

 

 苛つく秀の手が、性交の始まりを告げる合図の様に、夜の胸を掴んで――

 

「おっほぉ゛ぉ゛゛ぉ゛ぉ゛っっ゛゛゛゛❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 

「???????????????????」

 

 ――コンマ1秒で、即アヘ顔を晒した夜の姿に、直ぐに動きを止められることと成った。

 別の男相手ならば大丈夫?そんな都合の良いことは、当然無い。

 

「え、えーと。大丈夫、か?」

 

「ほっ❤ほっ゛❤イグッ❤❤」

 

 最初は、ふざけているだけかと思った秀だが、体を何度も痙攣させて、オマンコから潮を垂れ流している夜の姿に、これガチな奴じゃん……と思い直した。

 

「ええっ…………?」

 

 一体何が起こっているのか、秀には訳も分からなかった。

 

「あー。その。随分、感じやすい――んんっ。その、難儀な体をしてるんだ、な?」

 

「うっ。うううううううううううううっっ‼」

 

 夜の、速攻無様アクメの衝撃によって、秀の心に合った怒りの念は、跡形も無く霧散した。

 ここまで、ヤバい姿を見せられると、嘲りよりも、同情の念が湧いてくるほどである。

 まあ、この意味のわからない感度で弄られたら、悪態の1つも吐きたくなるよな、と夜に寄り添った思いすら出てくるほどである。

 すっかり、やる気が削がれた秀は、ここで止めてやろうか、と思ったが――

 

 ――自分の気の抜けた思考とは正反対に、何故か(・・・)媚薬でも(・・・・)盛られたか(・・・・・)の様に(・・・)、最高潮に勃起した自分のチンポに気がついた。

 

「……………………」

 

「ひっ❤❤や、やめっ❤❤❤」

 

 秀の勃起チンポが、夜の愛液を垂れ流すぷにマンに当てられる。

 夜の怯え声が、部屋に響くが、秀に止める気は無かった。

 そもそも、色々遠回りしたが、元々は、淫魔(サキュバス)である夜とのセックスに本当に危険が無いのかを調べる。という話であったのだ。

 可哀想ではあるが、此処までやったのなら確かめるべきだろうと、秀は思った。

 ……何より、此処でお預けを食らったら。自分の愚息の我慢が効かない、とも。

 

「ま、1回抜いたら、止めてやるから」

 

「い、いやっ❤❤❤」

 

 返答は聞いていない。

 秀は、ほんの少し胸を掴んだだけで、セックスの準備がアッサリ完了した、夜のドスケベマンコの中に、自身のイキり勃った肉棒を、勢いよく挿入した。

 

「おひゅぅぅぅぅぅう❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤いぐぅぅぅううぅぅぅうぅぅぅぅぅぅぅぅうううう❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 

 夜が何時ものように、嬌声を上げるが、これは、太陽が東から昇り西に沈むのと同じくらい、当たり前のことなので、特筆するものでは無いだろう。

 たった今、尋常ではない目にあっているのは、寧ろ秀の方であった。

 

「え?あ?えっ???」

 

 にゅるっ❤にゅるるっ❤❤

 夜のオマンコの肉壁が妖しく蠢き、秀のオチンポに、歓迎のドスケベダンスを披露する。

 どぴゅ❤どぴゅ❤どぴゅ❤❤

 

 挿入してから、そのままの体勢で約1分。

 それだけ経って、漸く秀は我に返り、自分が挿入してからのこの1分間、常に射精し続けている事と、自分が今覚えている感情の正体に気がついた。

 

 気持ち良い(・・・・・)。

 

 気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。

 

 ただ、それだけ。ただただ、それだけ。

 

「――凄え」

 

 秀の口から思わず感嘆の声が漏れ出した。

 夜のオマンコに挿入した途端に、秀は様々な事を悟った。

 夜とのセックスに危険性は、士郎が言っていた通り皆無である事。そして夜が、男に抱かれるために産まれてきたような、ドスケベ肉壷である事もである。

 この感覚。今、秀の感じているあり得ない快楽をどんな風に表せばよいのか。

 

 それは、例えるならば、アルコール度数100万%のお酒とでも言えば良いのかも知れない。

 そもそも、100%を超えているのだから、アルコールでは無い何かの筈で、よしんばそんな物が存在したとしても、それは1口舐めただけで、人を死に至らしめる劇薬である筈だ。

 ――だけど、死なない。

 1口どころか、樽一杯飲んだとしても、死ぬどころか、悪酔いすらせず、ただただ気分が良くなる、神酒(ソーマ)。

 夜とのセックスは、正しくそういう物だった。

 人間の許容限界を、遥かに超えた快楽を味わっているのに、苦しさを一欠片も感じない天上の性交。至福の快楽。

 それを味わっていると、秀は途端に申し訳なく成って来た。

 

「ゴメン。君の言っていたことが正しかったよ」

 

 約束だから謝っているのではなく、心の底から悪いと思って謝罪している。

 何せ、この凄まじいまでに快楽を与えてくれる夜の肉体を前に、士郎が我慢できる映像(ヴィジョン)が秀には、全く見えなかったのである。

 ならば当然、あの恐ろしいほどに感じやすい肉体を、隅々まで蹂躙されつくしたであろうことは、想像に難しくない。

 

「悪いひょっ❤❤❤❤思っへるんらったらっ❤❤❤❤しゃっしゃとっ❤❤❤お゛っ゛❤❤❤❤ぬけぇっ❤❤❤❤❤❤❤」

 

 息も絶え絶えに、イキ狂いながら、必死に喋る夜に対し、秀は唯々、申し訳なかった。

 なんせ、彼女の言っていたことが正しかったのに加え――約束を(・・・)破ること(・・・・)になるの(・・・・)だから(・・・)。

 

「あー。ゴメン。それ、無理」

 

「ふぇっ?❤❤」

 

 秀は、腰を弓の様に大きく引き絞り、夜のオマンコに挿入してから、そのままだったチンポを、子宮に届け!とばかりに、強く、深く、打ち付けた。

 こんなドスケベマンコを、たった1度抜いたら――つまり、もう使うのを止める?いやいや、それは無理でしょ。と秀は僅かな逡巡すらせずに決意した。

 

「オごっ゛゛っ゛゛゛゛❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 

 油断した所に、強力な一撃。

 余りの衝撃と快楽に、夜の小さくて華奢な肉体が、大きな痙攣と共に、跳ね上がろうとした。

 しかし、そこを馬乗りになった秀が、強引に抱きとめて、ベッドの上に縫い付ける。

 小学生と言われても、何ら違和感を覚えないほどに小さな夜の体は、高校生相当の体躯の秀の抱擁によって、完全に包み込まれて抑えられ、僅かたりとも、逃げることを許されなかった。

 そうして、体を強引に固定された夜に、秀による無慈悲な連続ピストンが襲いかかる。

 

 パンッ❤

 パンッ❤

 パンッッッ❤❤❤❤❤❤❤❤とリズミカルに、夜のオマンコの奥がほじられる。

 

「お゛っ゛♥♥お゛っ゛♥♥お゛っ゛♥♥お゛っ゛♥♥お゛っ゛♥♥お゛っ゛♥♥お゛っ゛♥♥お゛っ゛♥♥お゛っ゛♥♥お゛っ゛♥♥お゛っ゛~~~~~~~~~~♥♥❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 

 子宮をコンコン、とノックされると同時に、夜の可愛らしい口から、淫猥な絶叫が漏れ出す。その様は、まるで叩くと音が出る玩具の様!

 腰を打ち付ける音と、溢れ出す愛液の水音に、鈴の様な声から繰り出される雌犬の咆哮。それらが織りなす協奏曲(コンチェルト)、淫らな音楽会が、此処に繰り広げられていた。

 そして、当然のように、最初に秀のチンポを挿入された瞬間から、今に至るまで、本の僅かの途切れも無く、夜の子宮に秀の特濃精液が注がれ続けている。

 その勢いは、さながら水道の蛇口を目一杯捻ったかの様。

 これで、今まで1人の男のザーメンしか受けていなかった子宮に、見事2人目のザーメンが注がれた訳だ。とてもお目出度い話である。

 こうなると、3人目、4人目も、きっと直ぐだろう。

 

「ゆるっ♥♥♥♥♥♥♥♥ゆるひっ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥ゆるひぇ~~~~~っっ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥も゛う゛イ゛キ゛だく゛な゛い゛っ゛っ゛゛♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

 

 絶え間ない連続絶頂に、夜はアッサリと音を上げた。

 目から涙を流し、オマンコから潮を吹き散らしながら、哀願するその様子に、先ほどまでの秀に対する強気な態度も、元男としての誇りも、欠片すら見ることは出来なかった。

 まあ、そもそもこれまで数日間士郎に犯され続けて、何もかもを粉砕されていたのが、辛うじて修復されていただけなのだ。

 言ってしまえば、今の夜のプライドやらなんやらは、一度落として粉々になったお皿を、セロテープでささやかに繋げただけの様な状態だ。

 ちょっとした衝撃で、簡単に壊れるような有様であり、秀による高速無遠慮連続種付けピストンは、そのボーダーラインを完膚なきまでに踏み越えていた。

 

「ごめっ♥♥♥♥ごんなひゃぃっ♥♥♥♥♥♥♥♥なまいひっ♥♥♥♥♥♥♥いっへっっ♥♥♥♥♥♥ごめんなひゃいっっ♥♥♥♥♥♥♥♥イっっ♥♥♥♥へるんでふっ♥♥♥♥イグイグイグぅううう~~~~~~♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥もうひゃだぁぁっ♥♥♥♥♥♥♥♥ひぐっ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥うぇぇっ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

 

 さて、こんなに相手が泣き叫んでいれば、士郎より大分甘ちゃんである秀なら、躊躇の1つや2つ覚えそうなモノだが、夜にとっては残念なことに、そうはならなかった。

 秀は、秀で、余裕がない状態であったからである。

 

「はあっ、はあっ、はぁっっ!」

 

 ――気持ち良すぎるっっ‼そんな風に激しい快感を得ている秀の、荒い息遣いが狭い部屋の中で響き渡る。

 

「凄げぇ!凄げぇ!凄げぇっっ‼」

 

 語彙力が消失して、凄げぇ!botと、化している様子の秀であったが、それも無理からぬ事だろう。

 ただ挿入を果たしただけで、射精が止まらなくなり、過去最高――いや、これからの人生を含めた生涯最高の快楽を与えてくれるのが、夜とのセックスだ。

 にも関わらず、普通のセックスと同じ調子で、ピストン運動を始めてしまえばどうなるのか?そんな事、考えるまでも無い。

 

 にゅぷっ❤ぐにょっ❤ぬぷぷっ❤❤そんな音が、部屋の中を響き渡っているかの様!

 夜のオマンコは、まるでイソギンチャクの口の中の様であった。

 やらしく蠢く媚肉が、秀のオチンポに、張り付き、吸い付き、そして擦りぬける。

 まるで、というか実際に、オマンコが、バキュームフェラと、手コキをやってくれているかの様な状態。

 これこそ正しく、淫魔(サキュバス)のオマンコ。男の一物を咥えこむ為だけに生み出された、ドスケベ性器!

 そんなオマンコが相手なのだ。秀には、自分の睾丸が急速生成した精子が、作り出された片っ端から、夜のオマンコに搾り取られていくのを止める事は、不可能だった。

 

 ……まあ、そもそも止めたい。と思っていないのだが。

 

「うっ!おっ!射精っ!止まんねぇっ~~‼」

 

「やっ❤❤あっ❤❤それっ❤❤❤やっ❤❤おほっ゛っ゛❤❤❤❤ぷりゅぷりゅっ❤❤❤じゃーめんっっ❤❤❤❤わたひのっっ❤❤赤ひゃんぶくりょ❤❤❤❤にイ゛゛゛っ゛゛゛❤❤❤❤❤しょひょがないれぇ~~❤❤❤❤しょれっっ❤❤❤だめなにょっ❤❤❤❤あたまっ❤❤❤❤❤おかひくなるにょぉ゛ぉ゛っ゛っ゛~~~~❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 

 鳴り響く嬌声。絶えず更新され続ける、生涯最高の快楽の値。そして永遠と注ぎ込まれる精液。

 現時点で、淫らに過ぎる有様であるが、しかし何ということだろう!今回の本番はこれからなのである‼

 

 友原 秀という男。

 彼は、退魔師という特別な存在ではあるが、久住 観月にデレデレとした態度を取っているのを見れば分かる通り、恋愛観に関しては、優しく親切な美少女を相手にすれば、割と簡単にコロっと行ってしまうような、一般的な男子高校生のモノに近い。

 

 さて、ここで、1+1より簡単な、小学1年生でも容易に解ける問題を1つ出そう。

 そんな、一般的男子高校生的恋愛観の持ち主である友原 秀君。今、そんな彼の目の前――いや、体の下には、彼のこれまでの人生で感じた物全てを合わせても、比較対象にならないくらいの、快楽と幸福を与えてくれる、空前絶後の美少女が居ます。この時、彼は、少女にどんな思いを抱くでしょうか。

 ――答えは自明の理だ。

 

 ヤバい、メッチャドキドキする‼

 秀の心臓が、快楽とは別の要因で、まるで爆発しそうな程に早鐘を打つ。

 それと同時に、秀の目に、元々比類のないほどの美少女であった夜の姿が、今や後光が差していると思わんばかりに、輝いて見えていた。

 秀の心を貫く、かつて無い程の甘い衝撃。

 その衝動に突き動かされて、秀は腰を振るのを一旦止めて、夜の華奢な身体を思いっ切り抱きとめ、その顔を引き寄せ、可愛らしい唇を無理やり奪った。

 

「んむっ。じゅるっ!ちゅっ」

 

「む~❤❤❤❤はぐっ❤❤ひっっ❤❤❤❤❤❤あひゅっ❤❤❤❤❤❤❤」

 

 夜の小さな口内を、秀のベロが思うがままに蹂躙する。

 甘露の如く美味に感じる夜の唾液を、秀は思いっきり吸い上げる。

 そして、秀に訪れる、未だかつて無い達成感・充足感・幸福感。

 それによって秀は、自身が夜に抱いた感情に気がついた――気づいてしまったのだ。

 

 俺、この子の事、好きに成っちまったっ!

 自覚と同時に膨れ上がる恋心、燃え上がる恋情。さながら世界の全てが薄桃色に光り輝いて見える。

 他の誰か(・・・・)の事など(・・・・)片隅にすら(・・・・・)思い浮かばなかった(・・・・・・・・・)。

 秀の恋という感情の全ては、根こそぎ夜へと注がれた。

 

「夜ちゃんっ!夜ちゃんっっ‼」

 

「ぉ゛っ゛❤❤❤❤まひゃっ❤❤❤❤❤じゅんじゅんっ❤❤❤❤❤しなっ❤❤❤❤い゛でぇ゛っ゛❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 

 そして、再開された抽挿。前と同じ行動に、しかし前以上の快楽が、秀を襲う。

 それは極めて当然の事だろう。ただの他人と、愛する少女とでは、セックスした時の満足感の桁が違う。

 重なる2つの体。互いの熱と、心臓の鼓動を交換するような情熱的な交尾。

 目の前の愛しい少女を、隅々まで味わい尽くしたい。秀の心の中がそんな衝動で埋め尽くされた。

 そして秀のその感情により、既に大概な状況であるこの場所に、さらなる淫風(いんぷう)が吹きすさぶ。

 

 夜の魂装、愛玩淫魔(ペットサキュバス)は、他人が自身に向ける感情を味わい、自らの強化に充てる魂装である。

 基本的に、欲望や、嗜虐心などと言った感情であっても、何ら問題なく受け取る愛玩淫魔だが、その中でも自身を守ってくれる様になる感情――恋心は大好物であった。

 

「⁉もっ、と。気持ちよくっ⁉っっ~~。夜ちゃんッッ‼」

 

「ほひょっ⁉❤❤❤❤こへぇっ❤❤❤おかひっ❤❤❤❤ほひょぉぉぉおおっっ~~~~❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 

 大好物を貰った愛玩淫魔が、狂喜乱舞して胎動する。

 元々、セックス中は常に上がり続けている、夜の性的感度とそれに伴った夜とのセックスによる快感の増幅の速度が桁違いに膨れ上がる。

 数分も経たないうちに、一般女性が平均的に感じる1000倍以上の性的感度が追加される。

 それによって何が起きるか。

 

 パブロフの犬と言う有名な実験がある。

 簡単に言えば、犬に餌をやる時に、同時にベルを鳴らしていると、何れはベルを鳴らすだけで、ご飯だと思い唾液を多く出すように成るというものである。

 要は、条件反射というものである。

 類似する事例で言えば心的外傷(トラウマ)などが、挙げられるだろう。

 幼い頃に、川で溺れて死にかけた事により、水に入ると錯乱してしまうなど、余りに強烈な感情の動きと事象が発生すると、人間の心には勝手に条件付けが成される事があるのだ。

 そして今此処に、恋心を向けることにより、人智の及ばない快楽を得られると言う事象が発生している。

 すると、一体どうなるか。

 

「夜ちゃん。好きだ、好きだっ。大好きだッッ‼」

 

「ぉ゛❤❤❤❤❤イグッ❤❤❤❤❤イグゥ❤❤❤❤❤❤いぐぅぅぅううぅぅぅうぅぅぅぅぅぅぅぅうううう❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 

 恋をすると快楽を得られる。快楽を得られると恋をすると言う、淫らな条件付け。淫猥なる感情の無限ループ。

 それが1度捕らえたら、もう2度と脱出させない蟻地獄の様に、秀の心を呑み込んでいく。

 時間にして、10数分。今や秀は、夜の事を恋では無く、愛してすらいた。

 そしてそれにより、夜の方にもさらなる変化が訪れる。

 

「はへょっ?❤❤❤❤❤ひゃにこへぇ~~~??❤❤❤❤❤」

 

(頭❤❤くらくらっ❤❤❤とまらないっ❤❤❤❤❤)

 

 今までの暴力的な快楽とは、また異なった感覚が、夜を襲う。

 例えるなら、それは酔い(・・)であった。

 さながら、脳みそ全てがアルコールに漬けられたかのような感覚。

 自分の全てを作り変えられるような感覚に、不味いと思えたのは一瞬だけで、夜の精神は、直ぐに甘い、甘い酔いに塗りつぶされていく。

 未だ完成には至っていないが、自分に向けられる恋心に反応する、夜の機能(・・)。

 それが産声を上げていた。

 ぴりぴり❤ぴりぴり❤と全身を心地良い痺れが走り続け、世界がぐわんぐわんと揺れ動く。

 何だか、何もかもが良く分からなくなって、切なくなる。

 その切なさを埋める為の行動を、夜は本能的に行いだした。

 

「ん~っ❤❤❤❤❤」

 

「あっ……」

 

 夜自ら、秀に体を預けて甘えだす。体をスリスリと擦り付けたり、所構わず、キスをしたりする。

 そんな事をされれば、秀はたまったもんじゃない。

 

「夜ちゃんっっ!愛してるッッ‼」

 

「ちゅっ❤❤はへっ?❤❤❤わらひっなにヲっ゛゛❤❤❤ぉへっ゛゛❤❤❤えへ~~❤❤❤❤❤ん~っ、ちゅっ❤❤❤❤はひっ!❤❤❤こへっ!❤❤❤なにかっ❤❤へんん゛ん゛っ゛っ゛゛❤❤❤❤❤❤❤えへへぇ~~~❤❤❤❤❤❤❤❤」

 

 ジェットコースターの様に揺れ動く、夜の正気と狂気。

 意味が分からなくなって甘えだし、圧倒的な快楽の衝撃によって一瞬正気を取り戻し、そして同等の快楽によって意識を半ば飛ばされて甘えだす、というのを繰り返す。

 甘土 夜という人格が、強引にかき混ぜられているかのような淫獄。

 

「夜ちゃんっ!夜ちゃんっっ‼」

 

「もっ❤❤❤やっ❤❤❤❤めないれぇ~~~❤❤❤❤ちがっ❤❤❤しょんなことおもっへ!❤❤❤❤りゅのぉ゛゛~~❤❤❤❤❤❤ほへぇっ❤❤❤❤いみっ❤❤❤❤わかんにゃっ❤❤❤❤❤❤❤――――――ぁ❤しゅき~❤❤❤❤」

 

 2時間たっぷりと。

 秀のガチ恋交尾が、夜をさらなる玩具へと堕としていった。

 

*

 

「ひぐっ。嘘つきぃっ。1度でっ、えぐっ。止めるって。ぅぅっ。いっ、たのにぃっ」

 

 柔らかいベッドの上。全身に性臭を塗り込められた夜がさめざめと泣いていた。

 もはや、元男のプライドなど見る影も無く、唯の幼い少女である。

 

「そ、そのっ。………………ごめん」

 

 しかし、当初の様子が微塵も見えないのは此方も同じだった。

 最初に覚えていた、猜疑心や、怒りなど、最早影も形もなく、秀はまるでお姫様に対するような態度で、夜へ接していた。

 

「ごめんでっ。済んだらっ、ひぐぅ。警察は、いるかぁっ。ぅぅ、こんなっ」

 

 別に学園の階級的には、うるせー便女が生意気言ってんじゃねーーと強気に出ても何も問題では無いのだが、好きな女の子にそんな事を言えるはずもない。

 

「――ぁ。そ、そうだっ!お詫びにこれっ!これやるからさっ!お願いだから泣き止んでくれよっ」

 

「ひぐっ。なに、これ?」

 

 そう言って秀は、棚においてあった白い箱を、夜の目の前に差し出した。

 開かれた箱の中には――

 

「んっ?――ケーキ?」

 

 ――可愛らしい一口サイズの色とりどりのケーキ。

 保存用の霊術が箱にかかっていたため、未だ出来たてホヤホヤの状態であった。

 

「迷宮(ダンジョン)産の材料とかも使われてて、結構高いんだぜ!」

 

「そんな物でっ」

 

 ぐ~。とタイミング良く、夜のお腹が可愛らしく音を鳴らす。

 夜は、真白い肌を、赤く染め上げた。

 可愛い。秀はそう思った。

 

「………………じゃあ、1個頂戴」

 

「どうぞ、どうぞ!」

 

 夜の小さな手が、美味しそうなプチショートケーキを掴み、可愛らしい口へと運んでいく。

 そして、そのケーキを女の子らしい小口で微かに食べると。

 

「……ぁ。美味しい」

 

 思わず、夜の口からそんな言葉が漏れ出して、顔が自然とほころんだ。

 ダンジョン産の材料が使われているからか、それとも女の子になった影響か、はたまた別の要因か。

 元々、別に大好物と言う訳でも無かったケーキが何故か(・・・)とても美味しく感じる。

 夢中になって、パクパクと食べ進める内に、夜の顔に笑顔が浮かんでいた。

 その光景に、やっぱり心を持っていかれた秀が、ケーキの箱を夜に差し出す。

 

「ほらっ。全部やるからさっ!家ででも食べてくれよ!!」

 

「ん?何か理由が合って、買ってた物じゃないの……?」

 

 夜視点、いきなり親切になった秀に対し、当然の疑問を投げかける。

 

「ああっ。良いんだよ!別に大した(・・・・・)理由で買った(・・・・・・)んじゃないからさっ(・・・・・・・・・)!」

 

 その返答に、一瞬の躊躇すら見られない。

 

「それなら、貰うけど。…………ぁりがと」

 

「――‼どういたしましてっ!」

 

 少しは機嫌が良くなった夜。秀は、彼女にどうしても言いたいことが有った。

 

「あ、あのさっ!」

 

「?」

 

「また、来ても良い、か?そのっ!こういう差し入れ、持ってくるからさ!」

 

「おま――」

 

 結局それか、と怒鳴ろうとした夜だったが、その言葉が声になる寸前に、ピタっ、と口の動きを止めた。

 そして、それと同時に、夜の、小ズルい事、自分の利益に繋がる事にだけは敏感な、頭の中の算盤が、全速力で駆動する。

 

(こいつ、使えるんじゃ――)

 

 そもそも、前提条件として、夜より秀の立場の方が上だ。

 夜が、もう来るな!といった所で、秀がそれを聞く義務は微塵もない。

 よしんばもしも仮に、秀が夜の言うことを聞いて、2度とやって来なくなったとしよう。それによって、夜が楽になるだろうか?

 答えは否、だ。

 何故なら、慰労係の拘束時間は、決められている。秀が来なくなった所で、士郎か、はたまた別の誰かがやって来るというだけの話だ。

 故に、此処で秀を怒鳴って帰した所で、利益は何もない。

 寧ろ折角、勝手に罪悪感を感じてくれている上に、何か色々と貢いでくれると言うのだ。おだてるだけおだてて、自分に利する様に動いて貰った方が得だろう。

 これが、夜の脳内算盤が弾き出した、計算の答えだった。

 此処まで、僅か2秒。

 

 …………そういうとこだぞ。

 

 そうと決まれば、自分の都合よく動いて貰えるように、出来る限り好印象を与えておくべきだ。

 そう決意した夜であったが、とても不思議な事に(・・・・・・・・・)、どんな風な態度と言葉を使えば、秀の好感をより得られるのか、それが手に取るように分かるのである。

 夜は、頬を薄っすらと紅く染め、上目遣いで、か細く声を出した。

 

「ぁの、ゃさしく、してくれるならっ」

 

 そう言って、顔を下げて、頬を更に赤らめる。

 

「わ、わかった!もう、今日みたいにはしないからっ!!」

 

(チョロっ♪)

 

 それはもう、効果覿面であり、弾んだ声を出して喜ぶ秀の様子に、夜は内心ほくそ笑んだ。

 しかしながら、そうやって得意げになってるのは良いけど、今のお前の姿、元男としての誇りの欠片も無いぞ。と突っ込んでくれる人間は、残念ながら存在しなかった。

 だって居ないのである――友達。

 




 TIPS

■夜ちゃんの機能紹介コーナー

〇【精神連動雌堕ち】:夜の精神状態に応じて、メス堕ちして、淫語を話すようになる機能。夜の1人称で、現在どんな状態か大体判別でき、
俺(通常状態)→オレ(ちょっと、不安だけど、イキってる)→ぉれ(折れる一歩手前)→わた、ぉれ(折れてるけど、少しだけ虚勢を張れてる)→私、わたし(メス堕ち)→名前呼びetc(特殊な状態)
となる。
 ただし、セックスをしていると直ぐに体が痺れて呂律が廻らなくなるので、この通りに喋れていないこともある。
 尚、チンポを突っ込まれると数分もしないうちに、メス堕ちする。


〇【趣味嗜好の拡大】:色んな男の趣味や、貰ったプレゼントに喜べるように、様々な物事が楽しくなり、色んな食べ物が美味しく感じるようになる。
 (使用方法を考えなければ)愛玩淫魔の機能の中で、非常に、ひっっっっっっっじょうに珍しく、夜にメリットが大きい機能であり、色んな物事が楽しく感じるので人生が色鮮やかになることだろう。
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