※この作品はR-18です。

春庭秋桜シリーズ   作:香風ゆう団長

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Q.どうしてこんな話を書いたんですか?
A.どうかしてました。

…このやりとり、前にやりましたっけ?←


団長(さま)が(メスに)堕ちた日

 ベルガモットバレー、桃源郷。

 所在こそベルガモットバレーだが国家には所属しておらず、独自に結成された腕利きの自警団が主となって自治を行っている歓楽街である。

 土地柄、花魁や忍者など、他ではそうそう見られない職業に就いている者が多く見受けられる。

 その地に、騎士団長と……この場には似つかわしくないであろう花騎士が一人。

「綺麗な大人の女性がいっぱい……何だか、気後れしてしまいますわ」

 彼女の名はハナモモ。

 外見上は幼く見えるが、最高位の実力を持つ立派な花騎士であり……公私共に団長を支える、唯一無二のパートナーである。

 出会った頃は見た目相応の言動も見られた彼女だが、団長との仲を深めていくうちに(彼女が目指している)淑女としての嗜みを身に付け、振舞いも淑女らしくなってきている。

 ……尤も、それは日が高い間の話であり、日が沈むと別の顔を見せるようにもなったのだが……それはさておき。

 まずは、彼等がこの場にいる理由から説明しなくてはならないだろう。

 

 切欠は、ブロッサムヒル女王からの依頼である。

 とはいえ公式のものではなく、女王からの個人的な要望によるものである。

 それもその筈……その依頼内容とは

 

「最近桃源郷に出来た施設を調査して欲しい……でしたわよね」

 若干気まずそうに、ハナモモが呟く。

 繰り返すが、桃源郷は歓楽街である。

 そこでの施設とくれば……推して知るべしである。

 その上、今回団長が調査を依頼されたのは……男女の性別を反転させるという、正気を疑う触れ込みの宿なのである。

 ……正気を疑うのだが、魔法やら世界花の加護やらが存在している時点で、そういうのもあるのか……(困惑)程度の話ではある。

 加えて、最近では害虫を幼体化させる研究が始まったというのだから、最早驚く気力も湧きはしない。

 非公式の依頼なので断ることも出来たが、相手はあの女王である。

 その場合、更なる難題をぶつけられる可能性が高いのだ。

 求婚したわけでもないのに、理不尽極まりない話である。

 しかし、少なくともこの国にパワーハラスメントという概念は無いのだった。

 閑話休題(それはさておき)。

 ベルガモットバレーの女王であるシュウメイギクや、桃源郷の顔役であるハナショウブ、ゲッカビジンといった面々にはしっかりと根回しがなされており、直々に地図や招待券まで渡される始末であった。

 見事なまでに外堀を埋められている。

 最早腹を括るしかなくなったものの、(色々な意味で)恐怖心があったため、知り合いのベルガモットバレー騎士団の団長から話を聞いてみたのだが

「お前……正気か? 悪い事は言わねぇ、引き返すなら今のうちだぞ……メスにされるからな、マジで……」

 と、嫌な予感しかしない体験談を頂いただけであった。

 

「殿方の身体になる……どんな風になるのか、気になりますわ。これも、愛を知るための勉強になると思いますの」

 意外にも、副団長様は乗り気であった。

 桃源郷の宿ということは……いわゆる、異性との情事を想定しているのだろう。

 無論、普通に宿泊することも可能だが……自分だけで行った場合、あらぬ疑いを持たれかねないだろう。

 ……そもそも渡された招待券が2枚であり、「(団長が)最も信頼する花騎士を同行させること」という条件を付けられているので、求められているのは「そういうこと」なのだろう。

 道中はハナショウブ達が同行すること、団長自身も魔法である程度障壁や攻撃などが行えること、それなりに戦果を挙げていたこと等を考慮して白羽の矢を突き立てられた……らしいのだが、真相は女王のみぞ知るといった所である。

 

 ……こんな愛の勉強があってたまるかと思いながら、団長は意識を現実に引き戻したのだった。

 

 

 性転換の宿~夢の花園~

 

「ようこそ、お越し下さいました」

 ハナショウブ達と別れ(正確には見放され)、覚悟を決めて宿へと入ると、受付の女性が声をかけてきた。

「……承っております。お待ちしておりました」

 教育が行き届いているようで、こちらの素性を漏らすことなく、淡々と施設や制度の説明を行う。

 ハナモモはどこか落ち着かない様子でいたが、説明はしっかりと聞いていた。

 ……ちなみに、(流石に排卵等の機能はないため)妊娠することは無いらしい。

「説明は以上です。……ごゆるりと」

 事務的ではあるが、かえってその態度がありがたかった。

 

 指定された部屋は、宿の中でも一際特別な仕様であった。

 天蓋付きの、数人が一緒に寝転べそうな大きさのベッド(当然のように1つだけだが)。

 わざわざ中央に配置、かつどこからでも丸見えになっている浴室。

 そして、身に覚えのあるお香。

 入ったら最後、性行為をしないと出られないようになっている……かも知れない。

 逃げ場のない淫靡な雰囲気が、部屋全体から漂っていた。

 

 そうして、互いに諸々の準備を済ませ。

 今ここで、上司と部下……騎士団長と花騎士から、一組の男女になった二人は。

(大きい……少なくとも、自分のよりも……)

(大きいですわ……団長さまのおっぱい。あたしとは比べ物にならないくらい……)

 二人ともヘコんでいた。

 

 団長は、受付の女性が気になる事を言っていたのを思い出した。

 性転換薬を飲むと、潜在的に本人が理想としている異性の身体になるのだとか。

 つまり、ハナモモも団長も……無意識的に「大きい」ものを理想としていたのが、証明された形になる。

「……うぅ~……」

 ハナモモが恨みがましい目で、団長の方を睨む。

 何だかんだ言えども、潜在的な願望までは拭えないのであった。

 とはいえハナモモの方も……いわゆる巨根になっているため、強くは言えないのだが。

「だ……団長さま?」

 団長が下着を脱ぎ捨てる。

 今は女体化しているとはいえ、元々が男であるためか、羞恥心は薄い。

 これを機に、自分が興奮する行為を試してみても良いのではないか。

 そんな、半ば好奇心のような思いから、団長はその愛撫を開始した。

「団長さま!? 何を……はぁんっ!!」

 団長が、脱ぎ捨てた下着をハナモモの長物へと巻き付ける。

 そのまま、竿ごと扱き始めた。

「なっ……何ですのっ、これぇっ!? あたしの……おちんちん、団長さまに苛められてっ、悦んじゃってますのぉつ!」

 この宿でなければ、一生聴くことが無かったであろうフレーズが飛び出した。

 流石に下着までは男物のままであったが、女物とはいえ自分の下着でするのもどうかと思い、結果的にこうなったのだが、ハナモモには効果的だったようだ。

 ……ある意味性的嗜好のカミングアウトでもあるため、諸刃の剣だなとは思いつつも、団長は攻めの手を止めはしない。

「くぅんっ! はぁんっ! 気持ち良い……こんなの、始めてですのぉ……っ!!」

 本来のハナモモには存在し得ないモノだが、抵抗感は無かった。

 それどころか、他ならぬハナモモのペニスだと思うと、愛おしさすら感じる。

 ハナモモの方も未知の感覚に戸惑いながらも、しっかりと与えられる快感を享受している。

 その姿に、団長の加虐心はかつてないほどに昂っていった。

 元々は自分に存在している部位であり、弱点を攻めることなどはお手のものだ。

「ああぁ……団長さまのぱんつで、こんなっ……おちんちんゴシゴシされてっ……こんなのっ、ヘンになっちゃいますのぉっ!!」

 ハナモモの言葉を裏付けるように、先端からは透明な汁が涙のように漏れ出てきている。

 このまま攻めれば、そう遠くないうちに達するだろう。

 それも悪くないが……まだ試してみたいことがある。

 手を止める。

「えっ……? どうして……」

 そこまで口にして、しまったと言わんばかりに口を抑えるハナモモ。

 普段であれば「続けて欲しかったんですの?」と言葉攻めに繋げる流れだけに、失言であった。

 団長がその隙を見逃す筈もなく、意趣返しとばかりに同様の台詞を言われてしまった。

「……ううぅ……」

 これにはハナモモも、歯噛みして羞恥に耐えざるを得なかった。

 不慣れな身体と刺激に、内面が追い付いていないようである。

 そんなハナモモに追い討ちをかけるように、団長は更なる攻撃を加えた。

「ふやあんっ!?」

 豊満な乳房で熱杭を包み込む……俗に言うパイズリである。

 柔らかな肉の壁に挟まれ、擦られる度に、先端からは先走った涎がだらしなく垂れ流されていく。

 その雫を舌で弄びながら、躊躇い無く鈴口ごと口に含む。

 いつもはハナモモにされている側であり、この攻めをされて長く保った試しがない。

 ……そうであれば、彼女も。

「団長さまっ! あたしっ、もうっ、出ちゃいますのぉっ!!」

 目論見通り、限界を訴える切羽詰まった声が耳を震わせた。

 いつでも、好きな時に果てれば良い。

 止めといわんばかりに、熱杭を吸い上げていく。

「あ、あ、あっ……もぅっ……団長さまぁぁぁぁぁっ!!」

 後頭部を抑えられ、喉奥まで芯を押し付けられた。

 そこで、欲の塊は爆ぜた。

 小さな射出から始まったそれは、すぐに大きな奔流となって、団長の口内を侵していく。

「あっ……あっ……はぁぁ……」

 生まれて初めての……いや、本来は体験し得ない筈の射精は、ハナモモの理性を簡単に押し流し、蕩かしていく。

 腰はがくがくと震え、口の端からは涎を垂らし、押し寄せる快感の大渦になすすべなく酩酊する。

 ごぷっ、どぷっといった音が聞こえそうなほどに激しく、精を団長の喉奥へと吐き出していく。

 逃げ場のない団長は、ハナモモから与えられた快楽の証をただただ飲み下していくのだった。

 

「ごめんなさいですのっ!!」

 我を取り戻したハナモモが最初にしたのは、全力の謝罪。

 それこそ、土下座でもしかねない勢いであった。

 ただそれは、彼女が確かに男の快楽を身を以って知ったことの証明でもある。

 団長は息苦しさへの苦言は呈したものの、彼女を責めはしなかった。

 尤も、いつもは「して貰っている」側である以上、言えた立場ではないというのが大きな要因なのだが。

「でも、このままじゃあたしの気が収まりませんわ。ですから……」

 そこで気付く。

 ハナモモの目が、妖しい光を宿していたこと。

「今度はあたしが、団長さまを気持ち良くして差し上げますわ」

 ……そして、状況が既に手遅れであったことに。

 

「……こうしてじっくり見ると、ヘンな感じがしますの」

 団長はベッドに組み敷かれ、ハナモモの前で女性器を曝け出している。

 世界花の加護を受けた花騎士である。

 その気にさえなれば、(今は女性になっているが)成人男性など容易く組み伏せてしまう。

 団長であれば魔法である程度の抵抗は可能だが、そうする理由も無い。

 羞恥心は膨れ上がる一方なので、なるべく早く終わらせて欲しいのだが……彼女がそういう性格でないことは、嫌というほど思い知っている。

 であれば、されるがままになるより他にないのだった。

「えぇと……そうですわね、まずは……ちゅっ♡」

 少しの逡巡の後、秘裂に口付けを受ける。

 まるで、自分がいつも彼女にしている愛撫をなぞるように。

 それから休む間もなく、ハナモモの舌が侵入してくる。

 体内をほじくられる未知の感覚に、団長はたまらず矯声を上げた。

 自分のとは思えないほどの高い声に驚く。

「今のお声、とっても可愛かったですわ。もっと聞かせて下さいませ……♡」

 その声はハナモモの変なスイッチを刺激してしまったようで、舌で膣内を舐り回されていく。

 連続して襲い来る刺激に耐えるのは、団長には酷な話であった。

 恥ずかしい鳴き声が勝手に口から漏れ、秘部からは快感の証である蜜をだらしなく分泌し続けていく。

「とっても美味しいですわ……団長さまの、おまんこ♡」

 それもこの宿でなければ、一生聞くことは無かった台詞である。

 あまりの非現実的な光景に脳細胞はバグを起こし……しかし与えられる快楽が、これが現実であることを否応なく証明し続ける。

 現実と非現実が入り混じり、思考がぐちゃぐちゃになっていき……

「団長さまが夢中になるのも、分かりますわ」

 急遽、現実に引き戻された。

「初めての時も……あたしがイヤがっても、結局止めて下さいませんでしたもの。……気持ち良かったですけども」

 新手の言葉責めだろうか? 

 ちなみに、最後の言葉は団長には聞こえていなかった。

「ですからあたしも、止めませんわ♪」

 そう宣言し、口での愛撫を再開する。

 中の粘膜を舐め回され、無意識に声が漏れてしまう。

 奥からはとめどなく熱い飛沫が流れ、ハナモモの顔を汚していく。

 徐々に、全身の震えが大きくなっていく。

「団長さま……そろそろ、イっちゃいそうですの?」

 その変化を見逃さなかったハナモモが、そっと団長に囁く。

 団長が男性器の弱点を把握しているように、ハナモモは女性器の弱点を把握している。

 互いにより相手を昂らせられるのも、この宿の売りなのだとか。

 ともかく、団長の限界は近くに迫っていた。

 意識はぼやけ、次第に混濁していく。

 口からは先程のハナモモと同じく、涎が垂れている。

 その様子を確認したハナモモは、口の端を歪め

「……イっちゃえ、ですの♪」

 雌勃起した突起を親指と人差し指で挟み、抓み上げた。

 団長の身体が弓なりにしなる。

「ひゃんっ♪」

 同時に、淫肉からは断続的に愛液を噴き出していく。

 それは紛れもなく、団長が達した証だった。

「……あたしも、こんな風になってたのかしら。とっても可愛かったですわ、団長さま」

 全身の弛緩が治まるまで、ハナモモは団長を視姦し続けたのだった。

 

 数刻経ち、団長は意識を取り戻す。

 尤も、先程の絶頂の後遺症で思考は定まらず、縦筋からは雌汁をしとどに溢れさせているのだが。

「団長さま……あたし、そろそろ……したいですわ」

 焦れたように、ハナモモからお誘いの言葉をかけられる。

 何を……というのは、今更無粋だろう。

「ですから……」

 だが、ハナモモの言葉には続きがあり

「おねだり、して欲しいですわ」

 それを聞いた団長の思考は、今度こそ完全に停止した。

 

 一体どうしてこうなった? 

 恐る恐る理由を尋ねると、彼女は頬を膨らませた。

 普段であれば可愛らしいその仕草も、今だけは恐怖の方が先行していた。

「……忘れたとは言わせませんわ。あたしが他の団長さんに気があるそぶりをした時、団長さまはあたしにおねだりを要求しましたの。あの時は、あたしも悪かったので受け入れましたけど……恥ずかしかったんですのよ?」

 あー……覚えてらっしゃいましたかー……と、団長は内心で独りごちた。

 あの時は自分も色々キレてたので仕方ないといえばそれまでだが、思わぬ形でしっぺ返しが飛んできたものである。

「……いいんですのよ? ご自分で、女の子のカラダを慰めなさっても?」

 逡巡していると、ハナモモから挑発の言葉が飛んできた。

 そう強がっているが、彼女の方も辛抱たまらないはずである。

 発展途上の身体に不釣り合いの大きな淫棒から先走った雄汁を垂れ流し、小刻みに震えさせているのがそれを物語っている。

 とはいえ、彼女の目前で自慰行為に耽るというのもそれはそれで羞恥ではある。

 そのうち痺れを切らして彼女の方から襲い掛かってくる目算もあるが、一生の恥よりは一時の恥である。

 互いにもう、恥ずかしい姿は晒してしまっているのだ。

 どうせなら、とびきり厭らしく誘ってみよう。

 色々と覚悟を決めた団長は、見せつけるように自らの淫裂を開き。

 浅ましく媚びるように、自身の花弁に爛れた剣を突き刺すよう、最愛の少女が求める淫らな「おねだり」を敢行した。

「~~~~~~~~~ッ!!」

 言葉にならない歓喜の声がしたかと思った瞬間、肉食獣のごとき勢いでハナモモは団長に飛び掛かった。

 団長がハナモモにそれを求めた時と同じように、勢いのまま、いきり立ったペニスを淫裂へと押し込んでいく。

 これまで感じようが無かった種類の快感が双方に突き抜け……

「ああっ、あっ、あ~~~~~~~~~~~~~っ!!」

 一気に、頂きへと達した。

 亀頭を震わせ、先端の穴から間欠泉のように熱い飛沫を噴き出す。

 団長は身体を震わせながら、最奥でその噴出を受け止める。

 互いに相手を思いやる余裕はなく、ただただ快楽に流されるがままとなる。

 獣のような交わりでありながら、あるのはただひたすらな多幸感。

 むしろ、その多幸感に意識を押し流されそうにすらなっていた。

 モノが大きい分、射出も長く続き……飲み込みきれなかった分の獣液が結合部から逆流し、二人の性器を汚した。

「これぇ……気持ち良すぎですのぉ……団長さまおまんこ、さいこおぉ……♡」

 知能まで蕩けてしまったようなことを呟きながら、精を流し込み続けるハナモモ。

 その暴流が治まるまで、団長は身を震わせながら、ただひたすらに最奥で受け止め続けるのだった。

 

「はあぁ……挿入れただけで、出ちゃいましたのぉ……」

 まだ胡乱な状態のハナモモが、熱にうさなれたように呟く。

 団長も一生経験し得なかった膣内射精を受け、未だ意識は彼方に彷徨っている。

「射精って、こんなに気持ち良かったんですのね。……殿方はずるいですわ、こんな気持ち良い思いができるなんて」

 ハナモモはそう言うが、快楽の持続力に関しては女性の方がずっと強く、そもそも男は女性のオーガズムの刺激には耐えられず、最悪の場合死に至るのだ。

 団長であればそう反論していたであろう……まともな状態であればの話だが。

 返答もままならない団長に対して、ハナモモは。

「……ごめんなさい、団長さま。あたし、まだ収まりがつきませんの。ですから……」

 もう少し、お付き合い下さいませ。

 そう言い終わるか否かの内に、ハナモモは抽挿を開始した。

 その刺激に、団長は否応なく現実に引き戻される。

 身体を引き裂かれるような痛みこそない(オプションで処女膜の再現も出来るそうだが、諸々の恐怖心から流石に選ぶ気にはなれなかった)が、自分の身体に異物を挿れられている感覚に戸惑い、正常な思考はとうに彼岸へと飛ばされてしまった。

 それでも身体は本能的に雄から更なる精を搾り取ろうとするのか、洞内を窄め肉茎をきつく締め上げていく。

「ふあっ! 団長さまのナカ……すごくきついですわ。それに熱くて……おちんちんが火傷しちゃいそうですの」

 それに負けじと、腰を突き出し奥へ奥へと自身の淫らな剣を突き立てていくハナモモ。

 先程の射精が潤滑油となり、淫らな水音を鳴らしながら、腰同士をぶつけ合う音と併せて淫靡な曲を奏でている。

 団長の口からは、本人でさえ自覚し得ない喘ぎだけが漏れている。

 互いに繋がり、身体を揺らすことで、動きに合わせて二つの大きな果実が揺れる。

 その光景に嫉妬を拭えなかったハナモモだが、やがて邪な笑みを浮かべ……

「……えいっ、ですの!」

 たわわな双丘を、両手で思いっきり握り潰した。

 団長の声が一段高くなる。

 同時に膣内の窄まりも強化され、その刺激に一度は堪らず目を瞑ったハナモモだが、対抗するようにそのまま柔らかい山を揉みしだいていく。

「……ちょっと複雑ですけど、楽しいですわ。殿方がおっぱいに夢中になるのも、分かる気がしますの」

 やはり大きさは気にしているのだった。

 その鬱憤を晴らすかのように、八つ当たり気味に柔肉を揉みほぐす。

 団長はもう抑制も利かず、ただただ甘い声を発するだけの玩具に成り果てていた。

「……そういえば、まだキスもしていませんでしたの。というわけですので……ちゅっ♡」

 今更気味に口付けを交わす。

 だがそれも互いの性感を高めるための行為であり、ペニスはより太く脈動し、膣壁は逆に収縮を強めていく。

 ハナモモは左手を丘の頂に添え、右の頂を口に含みながら捏ね回す。

 ……普段、団長にされているように。

 効果は覿面、団長の音域は更に上昇し、身体を震わせ戦慄く。

 代償として、膣壁が擦りつけるように雄蕊へと絡み付き、

「あぁんっ! ♡」

 ハナモモにも甘い声を上げさせた。

 立場こそ逆転しているものの、互いにもう何度目かも分からない程に経験してきた営みである。

 互いにもう長くは持たないことを理解していた。

 時に強く、時に優しく。

 口と手の攻めを交代しながら、絶頂に向けてスパートをかけていく。

「団長さまっ……あたしっ、そろそろっ……!!」

 ハナモモが、限界が近い事を訴える。

 団長はされるがまま、それでも何とか頷きを返す。

 腰遣いは貪るように加速し、それに呼応して媚肉はぴったりと竿へと吸い付き、吸精の体勢に入る。

「団長さまっ……団長さまあっ!!」

 最後に、ハナモモは倒れ込むように胸へとダイブし、その勢いのまま乳頭に思い切り吸い付き……

「~~~~~~~~~~~~ッ!!」

 絶頂は、ほぼ同時に訪れた。

 膣内が痙攣し、噴き出す潮が二人の結合部を濡らしていく。

 同時に、鈴口からは勢いよく濁液が吐き出され、膣内を染め上げていく。

「ああぁ……♡しゃせぇ……びゅーびゅー……とまらない……ですのぉ♡」

 3度目の余韻に浸りながら、精を吐き出し続けるハナモモ。

 その目は快楽に蕩け、焦点が若干危ういまでになっていた。

「これぇ……クセになっちゃいそうですのぉ……なかだし、しゅきぃ……♡」

 ……訂正、思考も危うい。

「団長さま……だいしゅきぃ……♡」

 そう呟くと同時に、ハナモモの瞼は急速に落ちていき

「すぅ……すぅ……」

 規則正しい寝息を立て始めた。

 慣れない射精を3度も経験したのだ、無理もない。

 ただ、せめて服を直さなくては……と考えた所で、団長の意識も急速に霞んでいく。

 慣れない絶頂を経験したのは、団長も同じである。

 襲ってくる睡魔と倦怠感には抗えず……団長の意識もまた、夢の中へと沈んでいくのだった。

 

 

 Review

 

 ・ハナモモ

 最近ベルガモットバレーに出来た、夢の花園に行って来ましたわ! 

 殿方の……が生えるという、すごい経験をしてしまいましたの。

 それで団……いえ、愛する方と共に愛を育みましたわ。

 最初は戸惑いましたけど……とても熱い夜を過ごさせて頂きました。

 じょ……依頼者の方には、とても感謝してますわ。

 ……できれば、また行きたいですの。

 

(総合)評価:10(10段階)

 

 ・ブロッサムヒル団長

 最初に、点数はあくまで店のシステムの評価であることを了承して頂きたい。

 ……まさか、自分が(複数の意味で)雌になる日が来るなどとは思いたくもなかった。

 同行者が異様な乗り気だったこともあり、終始混乱が納まらず……端的に言うと、雌にされた。

 間違いなく貴重な体験ではあったが……なるべく思い出したくはない部類であり……詳細は勘弁して頂きたい。

 

 評価:4

 

 

 ・??? (花騎士:ベルガモットバレー所属)

 大好きな方と行って来ました! 

 男の人の……が生えることに最初は戸惑いましたが、あの人がベッドで気持ち良さそうに悶える姿を見て……その、とっても興奮しちゃいました。

 とっても可愛くて……すごく萌えちゃいました。

 異性の感覚も経験できますので、勉強にもオススメですよ! 

 

 評価:9

 

 

 ・?? (ベルガモットバレー所属)

 穢された……。

 もぉマジ無理……死にたい。

 ……と言うと怒られるから撤回するが、正直この経験自体を撤回したい。

 未知の感覚は味わえるが……行くのであれば、相手から一生からかわれることは覚悟した方がいい。

 何故人は羞恥心では死ねないのだろうか……

 

 評価:2

 

 シュウメイギクから送られたものを含め、一通りの評価を読み終えた女王は……静かな笑みを浮かべた。

 それは、来る日全てを仕事に忙殺されている女性が、久しぶりに浮かべた笑み。

 飼われた鳥のように、生活を保障される代わりに一生の自由を失う立場……それが女王である。

 害虫が跋扈する状況ともなれば、余程の事が無い限り外出も許されはしない。

 加えて娯楽も少ないとなれば、精神を摩耗させるなという方が無理な話だろう。

 しかし、女王は聡明な人物である。

 彼女はその頭脳を仕事の時以上に稼働させ……やがて、ある結論に到達する。

 

 娯楽が無いのであれば、自分で作り出せば良いのであり。

 自分が動けないのであれば、動ける人に動いて貰えば良いのだ。

 

 ……そうした結果、生じたのが今回の件である。

 その笑みは深く、やがて堪えが利かなくなり……とうとう、声を上げて笑い始めた。

 結論から言えば、今回の企みは大成功であった。

 悪趣味の極みであることは百も承知。

 しかし、これほど面白い娯楽もそうそうありはしないだろう。

 人々から祭り上げられ、害虫の被害に頭を悩ませ、内外の公務に自身の全てを削がれる日々。

 女王の宿命とはいえど、これ位の愉しみがあっても罰は……当たってもおかしくはないが、それくらいの愉しみが無いとやっていられないではないか。

 女王同士の繋がりがある以上、この手の話は国内で(自分の耳に入らないよう)規制を敷いた所で無意味である。

 それに……互いに深く愛し合っている団長と副団長を選んだのだし、出来るだけのお膳立てはしたのだから恨まれはしないだろう……恐らく。

 極力自分に都合良く、女王は自身の考えを纏めた。

 彼女は女王である前に人間であり、人間とは得てしてそのようなものである。

 とはいえ、楽しませてくれた分の礼は別途必要であろう。

 伝説の兜とかは無いけれど。

 加えて、彼等は旅芸人でもないけれど。

 

 さて、次はどんなものを企画しようか。

(半ば強制的に)協力してくれた団長達への礼を考えるのと並行して、女王は次の娯楽について思考を巡らせ始めるのだった。




全部異種族なんちゃらって奴の仕業なんです←
この話があるから、予め性転換タグを入れておく必要があったんですね(例の構文)
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